JPH0951382A - アナログ値伝送方式 - Google Patents

アナログ値伝送方式

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JPH0951382A
JPH0951382A JP20254395A JP20254395A JPH0951382A JP H0951382 A JPH0951382 A JP H0951382A JP 20254395 A JP20254395 A JP 20254395A JP 20254395 A JP20254395 A JP 20254395A JP H0951382 A JPH0951382 A JP H0951382A
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JP
Japan
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value
analog
signal
central monitoring
monitoring device
Prior art date
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JP20254395A
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Inventor
Seiki Kaneko
清貴 金子
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は各信号入出力装置から中央監視装置
にアナログの計測値などを伝送する際などに、通信デー
タ量が増大するのを防止して、デジタル信号を含めた全
体の伝送速度が極端に遅くなってしまうのを防止する。 【解決手段】 各信号入出力装置3aによって収集され
たアナログ形式の計測値を中央監視装置2aに伝送する
際、今回の計測値が前回の計測値と値が異なっているか
どうかをチェックし、値が異なっているとき、前記中央
監視装置2aに対して、値変化報知信号を送信して、値
が変化していることを知らせた後、今回の計測値を中央
監視装置2aに伝送して処理させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中央監視システム
などにおいて、現場側の各信号入出力装置で収集された
アナログ信号の値を中央側の中央監視装置に伝送する際
に使用されるアナログ値伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】監視対象となる各現場のデータを収集し
て、これを中央側に設けられた中央監視装置で管理する
中央監視システムなどにおいては、現場側に設けられた
各信号入出力装置によって監視対象となる部分から出力
されるアナログ信号、デジタル信号などの計測値を収集
し、これを専用線、公衆回線などによって構成される通
信回線を介し、中央側に設けられた中央監視装置に伝送
し、この中央監視装置によってこれらアナログ信号やデ
ジタル信号の内容を分析して、監視対象となる部分を総
合的に管理するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
中央監視システムでは、現場側に設けられた各信号入出
力装置と、中央側に設けられた中央監視装置とを専用線
や公衆回線などの通信回線で接続し、一定の周期で、各
信号入出力装置に送信動作を行なわせて、アナログ信号
の大きさを表わすカウント値(例えば、800〜400
パルス)や生データ形式(工学単位値)で各計測値を通
信回線上に送出させながら、中央監視装置によってこれ
を取り込ませるようにしている。
【0004】このため、各信号入出力装置で収集された
アナログ信号の値が大きいときなどに、これら各信号入
出力装置から中央監視装置に伝送されるデータの量が大
きくなり、デジタル信号を伝送する量より、アナログ信
号を伝送する量の方が多いシステムでは、デジタル信号
を含めた全体の伝送速度が極端に遅くなってしまうとい
う問題があった。
【0005】同様に、中央側に設けられている中央監視
装置から各信号入出力装置に対し、アナログ形式の制御
信号を伝送する際にも、中央監視装置から出力されるデ
ジタル信号形式の制御信号より、アナログ形式の制御信
号の方が多いとき、同様な理由により、デジタル信号を
含めた全体の伝送速度が極端に遅くなってしまうという
問題があった。
【0006】本発明は上記の事情に鑑み、各信号入出力
装置から中央監視装置にアナログの計測値などを伝送す
る際や中央監視装置から各信号入出力装置にアナログの
制御信号を伝送する際などに、デジタル形式の信号よ
り、アナログ形式の信号が多いときにも、通信データ量
が増大するのを防止して、デジタル信号を含めた全体の
伝送速度が極端に遅くなってしまうのを防止することが
できるアナログ値伝送方式を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、各現場側に設けられた複
数の信号入出力装置によってアナログ信号を収集し、こ
れを通信回線を介し、中央側に設けられた中央監視装置
に伝送する際、使用されるアナログ値伝送方式におい
て、前記各信号入出力装置によって収集された今回のア
ナログ信号の値が前回のアナログ信号の値と異なるとき
にのみ、信号入出力装置側から中央監視装置側に信号の
値が変化したことを通知した後、今回のアナログ信号を
予め設定されている通信形式の通信信号にして、通信回
線上に送出し、前記中央監視装置に伝送し、登録させる
ことを特徴としている。
【0008】また、請求項2では、各現場側に設けられ
た複数の信号入出力装置によってアナログ信号を収集
し、これを通信回線を介し、中央側に設けられた中央監
視装置に伝送する際、使用されるアナログ値伝送方式に
おいて、前記各信号入出力装置によって収集された今回
のアナログ信号の値と、前回のアナログ信号の値との差
分を計算するとともに、この差分を予め設定されている
通信形式の通信信号にして、通信回線上に送出し、前記
中央監視装置に伝送し、この中央監視装置側で前回のア
ナログ信号の値と、今回の差分の値とに基づき、今回の
アナログ信号の値を再現させることを特徴としている。
【0009】また、請求項3では、各現場側に設けられ
た複数の信号入出力装置によってアナログ信号を収集
し、これを通信回線を介し、中央側に設けられた中央監
視装置に伝送する際、使用されるアナログ値伝送方式に
おいて、前記各信号入出力装置によって収集された今回
のアナログ信号を各桁毎に分離し、これら各桁のうち、
変化した桁の値のみを予め設定されている通信形式の通
信信号にした後、通信回線上に送出して、前記中央監視
装置に伝送し、この中央監視装置側で前回のアナログ信
号の各桁の値と、伝送された桁の値とに基づき、今回の
アナログ信号の値を再現させることを特徴としている。
【0010】上記の構成において、請求項1では、各現
場側に設けられた複数の信号入出力装置によってアナロ
グ信号を収集し、これを通信回線を介し、中央側に設け
られた中央監視装置に伝送する際、使用されるアナログ
値伝送方式において、前記各信号入出力装置によって収
集された今回のアナログ信号の値が前回のアナログ信号
の値と異なるときにのみ、信号入出力装置側から中央監
視装置側に信号の値が変化したことを通知した後、今回
のアナログ信号を予め設定されている通信形式の通信信
号にして、通信回線上に送出し、前記中央監視装置に伝
送し、登録させることにより、各信号入出力装置から中
央監視装置にアナログの計測値などを伝送する際や中央
監視装置から各信号入出力装置にアナログの制御信号を
伝送する際などに、デジタル形式の信号より、アナログ
形式の信号が多いときにも、通信データ量が増大するの
を防止して、デジタル信号を含めた全体の伝送速度が極
端に遅くなってしまうのを防止する。
【0011】また、請求項2では、各現場側に設けられ
た複数の信号入出力装置によってアナログ信号を収集
し、これを通信回線を介し、中央側に設けられた中央監
視装置に伝送する際、使用されるアナログ値伝送方式に
おいて、前記各信号入出力装置によって収集された今回
のアナログ信号の値と、前回のアナログ信号の値との差
分を計算するとともに、この差分を予め設定されている
通信形式の通信信号にして、通信回線上に送出し、前記
中央監視装置に伝送し、この中央監視装置側で前回のア
ナログ信号の値と、今回の差分の値とに基づき、今回の
アナログ信号の値を再現させることにより、各信号入出
力装置から中央監視装置にアナログの計測値などを伝送
する際や中央監視装置から各信号入出力装置にアナログ
の制御信号を伝送する際などに、デジタル形式の信号よ
り、アナログ形式の信号が多いときにも、通信データ量
が増大するのを防止して、デジタル信号を含めた全体の
伝送速度が極端に遅くなってしまうのを防止する。
【0012】また、請求項3では、各現場側に設けられ
た複数の信号入出力装置によってアナログ信号を収集
し、これを通信回線を介し、中央側に設けられた中央監
視装置に伝送する際、使用されるアナログ値伝送方式に
おいて、前記各信号入出力装置によって収集された今回
のアナログ信号を各桁毎に分離し、これら各桁のうち、
変化した桁の値のみを予め設定されている通信形式の通
信信号にした後、通信回線上に送出して、前記中央監視
装置に伝送し、この中央監視装置側で前回のアナログ信
号の各桁の値と、伝送された桁の値とに基づき、今回の
アナログ信号の値を再現させることにより、各信号入出
力装置から中央監視装置にアナログの計測値などを伝送
する際や中央監視装置から各信号入出力装置にアナログ
の制御信号を伝送する際などに、デジタル形式の信号よ
り、アナログ形式の信号が多いときにも、通信データ量
が増大するのを防止して、デジタル信号を含めた全体の
伝送速度が極端に遅くなってしまうのを防止する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるアナログ値伝
送方式の第1の実施の形態を示す中央監視システムの一
例を示すブロック図である。
【0014】この図に示す中央監視システム1aは、監
視室などの中央側に設けられる中央監視装置2aと、各
現場側などに設けられる複数の信号入出力装置3aと、
これらを接続する通信回線4とを備えており、各信号入
出力装置3aによって監視対象となる部分から出力され
るデジタル形式の計測値を収集し、これを専用線、公衆
回線などによって構成される通信回線4を介し、中央監
視装置2aに伝送するとともに、前記各信号入出力装置
3aによって監視対象となる部分から出力されるアナロ
グ形式の計測値を収集し、これが変化しているときにの
み、通信回線4を使用した、中央監視装置2aとの通信
回路を確立して、新たな計測値を伝送する。そして、こ
の中央監視装置2aによってこれらアナログ信号やデジ
タル信号の内容を分析して、監視対象となる部分を総合
的に管理し、この管理結果に基づいて制御信号を生成
し、これを通信回線4を介して各信号入出力装置3aに
伝送して、これら各信号入出力装置3aにより、監視対
象となっている部分を制御する。
【0015】各信号入出力装置3aは、監視対象となる
部分に設けられたアナログ形式のセンサなどから出力さ
れるアナログ信号(計測値)を取り込んだり、アナログ
形式の制御信号を出力して制御対象となる部分に設けら
れたアナログ形式の電気機器を制御したりするアナログ
入出力回路5と、監視対象となる部分に設けられたデジ
タル形式のセンサなどから出力されるデジタル信号(計
測値)を取り込んだり、デジタル形式の制御信号を出力
して制御対象となる部分に設けられたデジタル形式の電
気機器を制御したりするデジタル入出力回路6と、各種
のデータ処理を行なうCPU(例えば、マイクロプロセ
ッサなど)やこのCPUの動作を制御するタイミング発
生回路などを備えたCPU回路7と、前記中央監視装置
2aと前記CPU回路7との間の通信をサポートする通
信回路8と、前記CPU回路7で使用される定数データ
やプログラムなどが格納場所として使用されるROM回
路9と、前記CPU回路7の作業エリアなどとして使用
されるRAM回路10とを備えている。
【0016】そして、監視対象となる部分のセンサなど
から出力されるデジタル形式の計測値を収集し、これを
通信回線4を介し、前記中央監視装置2aに伝送すると
ともに、監視対象となる部分から出力されるアナログ形
式の計測値を収集し、これが変化しているときにのみ、
通信回線4を介し、前記中央監視装置2aに値変化報知
信号を伝送した後、計測結果を伝送する。またこの中央
監視装置2aから要求信号や制御信号などが出力され、
これが通信回線4を介して供給されたとき、これを取り
込んで、要求信号に応じた処理を行なったり、制御対象
となっている電気機器を制御したりする。
【0017】また、中央監視装置2aは、キーボード装
置11と、フロッピーディスク12と、CRT装置13
と、データ処理装置14とを備えており、キーボード装
置11の操作内容に基づき、システム全体の動作を設定
したり、各信号入出力装置3aから伝送される各計測値
を受けて、管理データを作成し、これを登録したり、前
記管理データに基づき、要求信号や制御信号を生成し、
これを前記各信号入出力装置3aに伝送したりする。
【0018】キーボード装置11は、薄箱状に形成され
るキーボード筐体と、このキーボード筐体の上面側に配
置される複数のキーと、前記キーボード筐体内に配置さ
れ、前記各キーが操作されたとき、この操作内容に応じ
たキー信号を生成するエンコーダ回路と、このエンコー
ダ回路から出力されるキー信号を前記データ処理装置1
4に伝送するカールコード等とを備えており、オペレー
タによって各キーのいずれかが操作されたとき、この操
作内容に応じたキー信号を生成して、これを前記データ
処理装置14に供給する。
【0019】また、フロッピーディスク12は、外部機
器によって入力された各種の指令や各種のデータ、また
は前記データ処理装置14によって作成された各種の指
令や各種のデータを格納する記録媒体であり、前記デー
タ処理装置14にセットされて、外部機器によって入力
された各種の指令や各種のデータをデータ処理装置14
に供給したり、このデータ処理装置14によって作成さ
れた各種の指令や各種のデータを外部機器に伝えたりす
る。
【0020】また、CRT装置13は、前記データ処理
装置14上やこのデータ処理装置14の近傍などに載置
される箱状のCRT筐体と、このCRT筐体の前面に形
成され開口部から表示面が露出するように、前記CRT
筐体内に配置されるブラウン管と、前記CRT筐体内に
配置され、前記データ処理装置14から出力される表示
信号を取り込んで、これを前記ブラウン管上に表示させ
る表示信号処理回路などとを備えており、前記データ処
理装置14から出力される表示信号を取り込むととも
に、この表示信号に基づき、ブラウン管上に操作画面や
管理画面、制御画面などを表示する。
【0021】データ処理装置14は、キーボードインタ
フェース回路15と、CRTインタフェース回路16
と、フロッピーディスク機構17と、大容量記憶機構1
8と、通信回路19と、CPU回路20と、ROM回路
21と、RAM回路22とを備えており、操作画面用の
表示信号などを生成してCRT装置13に操作画面など
を表示しながら、前記キーボード装置11の操作内容に
基づき、これらの各信号入出力装置3aから伝送される
計測値を取り込んで、システム全体の管理を行なった
り、要求信号や制御信号を生成し、これを通信回線4を
介し、各信号入出力装置3aに伝送して、制御対象とな
っている電気機器に要求を出したり、制御したりする。
【0022】キーボードインタフェース回路15は、前
記キーボード装置11から出力されるキー信号を取り込
んで、各種の指令や各種のデータを作成する回路を備え
ており、作成した各種の指令や各種のデータを前記CP
U回路20に供給する。
【0023】また、CRTインタフェース回路16は、
前記CPU回路20から出力され表示データを取り込ん
で、表示信号を生成する回路を備えており、生成した表
示信号を前記CRT装置13に供給して、画面表示させ
る。
【0024】フロッピーディスク機構17は、前記フロ
ッピーディスク12がセットされているとき、このフロ
ッピーディスク12に対して読み出し動作、書込み動作
を行なうドライブ機構などを備えており、前記フロッピ
ーディスク12がセットされている状態で、前記CPU
回路20から読み出し指令が出力されたとき、この読み
出し指令によって指定されたファイル名のファイルに格
納されているデータを読み出し、これを前記CPU回路
20に供給し、また前記CPU回路20から書込み指令
が出力されたとき、この書込み指令とともに出力される
データを取り込んで、指定されたファイル名のファイル
で前記データを書き込む。
【0025】また、大容量記憶機構18は、前記CPU
回路20によって作成された各計測値や管理データなど
を格納するハードディスク機構や光磁気ディスク機構な
どの記憶機構を備えており、前記CPU回路20から読
み出し指令が出力されたとき、この読み出し指令によっ
て指定された番地に格納されているデータを読み出し、
これを前記CPU回路20に供給し、また前記CPU回
路20から書込み指令が出力されたとき、この書込み指
令とともに出力されるデータを取り込んでこれを指定さ
れた番地に格納する。
【0026】また、通信回路19は、各信号入出力装置
3aと、前記CPU回路20との間の通信をサポートす
る回路を備えており、前記CPU回路20から各信号入
出力装置3aに対する要求データや制御データが出力さ
れたとき、これを取り込んで、通信信号に変換した後、
通信回線4上に送出し、またこの通信回線4を介して各
信号入出力装置3aから報知信号や計測値などが供給さ
れたとき、これを取り込んで、コンピュータ処理に適し
た信号に変換した後、前記CPU回路20に供給する。
【0027】CPU回路20は、各種のデータ処理を行
なうCPU(例えば、マイクロプロセッサなど)やこの
CPUの動作を制御するタイミング発生回路などを備え
ており、前記キーボードインタフェース回路15から出
力される指示内容に基づき、システム全体の設定などを
行なう処理、要求信号や制御信号を生成し、これを前記
通信回路19に供給し、前記各通信入出力装置3aに伝
送させる処理、前記通信回路19に取り込まれた計測値
を前記大容量記憶機構18などに登録する処理、この大
容量記憶機構18などに登録されている計測値を処理し
て、監視対象となっている部分の状態を判定する処理、
操作指示画面データや処理結果画面データを作成して、
前記CRTインタフェース回路16に供給する処理など
を行なう。
【0028】また、ROM回路21は、前記CPU回路
20で使用される各種の定数データなどを格納している
回路であり、前記CPU回路20から読み出し指令が出
力されたとき、この読み出し指令によって指定された番
地に格納されているデータなどを読み出し、これを前記
CPU回路20に供給する。
【0029】また、RAM回路22は、前記CPU回路
20で行われるデータ処理の作業エリアやデータの一時
格納場所などとして使用される回路であり、前記CPU
回路20から読み出し指令が出力されたとき、この読み
出し指令によって指定された番地に格納されているデー
タを読み出し、これを前記CPU回路20に供給し、ま
た前記CPU回路20から書込み指令が出力されたと
き、この書込み指令とともに出力されるデータを取り込
んでこれを指定された番地に格納する。
【0030】次に、図1に示すブロック図および図2に
示す模式図を参照しながら、この実施の形態におけるア
ナログ信号の送受信動作について説明する。
【0031】まず、各信号入出力装置3aの1つによっ
て、監視対象となる部分に設けられたアナログ形式のセ
ンサなどから出力されるアナログ信号(計測値)が取り
込まれて、これが記憶されるとともに、前回の計測値と
の差分が演算され、この差分が零でないとき、値変化報
知信号が生成され、これが通信回線4を介し、前記中央
監視装置2aに供給される。
【0032】そして、この中央監視装置2aによって前
記値変化報知信号が認識され、この認識結果に基づき、
この中央監視装置2aから値読込み要求信号が出力さ
れ、これが通信回線4が介して供給されたとき、前記値
変化報知信号を出した信号入出力装置3aによってこれ
が取り込まれて、従来と同様な方法で、今回の計測値が
パルス化されて通信信号に変換された後、通信回線4上
に送出されて、前記中央監視装置2aに伝送される。
【0033】これにより、図2(a)に示す如く監視対
象となる部分に設けられたアナログ形式のセンサの1
つ、例えば室内温度センサから出力される前回の室温検
出値が“25.3℃”である状態で、今回の室温検出値
が“25.4℃”になれば、この室内温度センサからの
計測値を収集している信号入出力装置3aによってこの
変化が検知されて、値変化報知信号が生成され、これが
通信回線4を介して、中央監視装置2aに伝送される。
【0034】そして、この中央監視装置2aによって、
この値変化報知信号が取り込まれて、値が変化したこと
が検知され、この検知結果に基づき、図2(b)に示す
如く値読取要求信号が生成され、これが通信回線4を介
して、前記値変化報知信号を出した信号入出力装置3a
に伝送される。
【0035】そして、この値読取要求信号を受けた信号
入出力装置3aによって今回の室温検出値“25.4
℃”がパルス化されて通信信号に変換され、図2(c)
に示す如く前記通信信号が通信回線4を介し、中央監視
装置2aに伝送されて、処理される。
【0036】また、中央監視装置2aから各信号入出力
装置3aに対し、アナログ形式の制御信号などを伝送す
る際にも、上述した伝送手順と同様な手順で、アナログ
形式の制御信号などが伝送される。
【0037】このようにこの実施の形態においては、各
信号入出力装置3aによって収集されたアナログ形式の
計測値を中央監視装置2aに伝送する際、今回の計測値
が前回の計測値と値が異なっているかどうかをチェック
し、値が異なっているときにのみ、今回の計測値を中央
監視装置2aに伝送して、処理させるようにしたので、
各信号入出力装置3aから中央監視装置2aにアナログ
の計測値などを伝送する際や中央監視装置2aから各信
号入出力装置3aにアナログの制御信号を伝送する際な
どに、デジタル形式の信号より、アナログ形式の信号が
多いときにも、通信データ量が増大するのを防止して、
デジタル信号を含めた全体の伝送速度が極端に遅くなっ
てしまうのを防止することができる。
【0038】図3は本発明によるアナログ値伝送方式の
第2の実施の形態を示す中央監視システムの一例を示す
ブロック図である。なお、この図において、図1の各部
と同じ部分には、同じ符号が付してある。
【0039】この図に示す中央監視システム1bが図1
に示す中央監視システム1aと異なる点は、中央監視装
置2aに代えて、プログラム内容を変更した中央監視装
置2aを使用するとともに、各信号入出力装置3aに代
えて、プログラム内容を変更した各信号入出力装置3b
を使用し、各信号入出力装置3bによってアナログ形式
の計測値を収集し、これを中央監視装置2bに伝送する
際、前回の計測値と、今回の計測値の差分のみを中央監
視装置2b側に伝送し、この中央監視装置2b側で、前
回の計測値と、今回の差分とを加算して、今回の計測値
を再生させるようにしたことである。
【0040】この場合、各信号入出力装置3bから中央
監視装置2bにアナログ形式の計測値を伝送する前に、
これら各信号入出力装置3bに記憶されている各計測値
の初期値と、中央監視装置2bに記憶されている各計測
値の初期値とを一致させておく。
【0041】そして、各信号入出力装置3bの1つで、
収集されたアナログ形式の計測値を中央監視装置2bに
伝送する際、前回の計測値と、今回の計測値との差分を
演算し、この差分をパルス化して、通信信号を生成し、
これを通信回線4を介し、中央監視装置2bに伝送し
て、この中央監視装置2b側で、前回の計測値と、今回
の通信信号で示される差分(増減値)とを加算させて、
今回の計測値を再生させる。
【0042】これによって、図4(a)に示す如く監視
対象となる部分に設けられたアナログ形式のセンサの1
つ、例えば室内温度センサから出力される前回の室温検
出値が“25.3℃”である状態で、今回の室温検出値
が“25.7℃”であれば、この室内温度センサからの
計測値を収集している信号入出力装置3bによってこれ
ら室温検出値“25.3℃”と、室温検出値“25.7
℃”との差分“0.4℃”が計算され、この差分“0.
4℃”が予め設定されている極性表現方式および温度/
パルス変換式、例えば温度が増加する方向のときには、
温度“0.1℃”について、2ビットのパルス“10”
を割り当て、温度が減少する方向のときには、温度
“0.1℃”について、2ビットのパルス“01”を割
り当てるという極性表現方式および温度/パルス変換式
で、パルス化されて、通信信号が生成され、これが通信
回線4を介して、中央監視装置2bに伝送される。
【0043】そして、図4(b)に示す如くこの中央監
視装置2bによって前記通信信号で示される差分“0.
4℃”と、前回の計測値である室温検出値“25.3
℃”とが加算されて、今回の計測値である室温検出値
“25.7℃”が再生される。
【0044】また、中央監視装置2bから各信号入出力
装置3bに対し、アナログ形式の制御信号などを伝送す
る際にも、上述した伝送手順と同様な手順で、アナログ
形式の制御信号などが伝送される。
【0045】このようにこの実施の形態においては、各
信号入出力装置3bによって収集されたアナログ形式の
計測値を中央監視装置2bに伝送する際、今回の計測値
と、前回の計測値との差分を計算し、この差分を中央監
視装置2bに伝送して、前回の計測値と、今回の差分と
に基づき、今回の計測値を再生させるようにしたので、
各信号入出力装置3bから中央監視装置2bにアナログ
の計測値などを伝送する際や中央監視装置2bから各信
号入出力装置3bにアナログの制御信号を伝送する際な
どに、デジタル形式の信号より、アナログ形式の信号が
多いときにも、通信データ量が増大するのを防止して、
デジタル信号を含めた全体の伝送速度が極端に遅くなっ
てしまうのを防止することができる。
【0046】図5は本発明によるアナログ値伝送方式の
第3の実施の形態を示す中央監視システムの一例を示す
ブロック図である。なお、この図において、図1の各部
と同じ部分には、同じ符号が付してある。
【0047】この図に示す中央監視システム1cが図1
に示す中央監視システム1aと異なる点は、中央監視装
置2aに代えて、中央監視装置2cを使用するととも
に、各信号入出力装置3aに代えて、各信号入出力装置
3cを使用し、各信号入出力装置3cによってアナログ
形式の計測値を収集し、これを中央監視装置2cに伝送
する際、計測値の各桁を各々、2進数で表わして4ビッ
トのコードにした後、これをパルス化して変化があった
桁の値のみを中央監視装置2c側に伝送し、この中央監
視装置2c側で、前回の計測値と、今回の桁内容とに基
づき、今回の計測値を再生させるようにしたことであ
る。
【0048】この場合、図6(a)に示す如く監視対象
となる部分に設けられたアナログ形式のセンサの1つ、
例えば室内温度センサから出力される前回の室温検出値
が“25.3℃”である状態で、今回の室温検出値が
“25.7℃”であれば、まず前回の室温検出値“2
5.3℃”の各桁が2進数化されて、下記に示す如く各
桁がコード化された後、 “10”の桁…“0010” “1”の桁…“0101” “0.1”の桁…“0011” 今回の室温検出値が“25.7℃”の各桁が2進化され
て、下記に示す如く各桁がコード化される。
【0049】“10”の桁…“0010” “1”の桁…“0101” “0.1”の桁…“0111” そして、前回の室温検出値“25.3℃”のコードと、
今回の室温検出値“25.7℃”のコードとが比較さ
れ、これらコードのうち、異なる値を持つ桁のコード、
すなわち“0.1”の桁の、新たな値を示すコード“0
111”がパルス化されて、中央監視装置2c側に伝送
され、図6(b)に示す如くこの中央監視装置2c側
で、前回の計測値と、今回の桁内容とに基づき、今回の
計測値が再生される。
【0050】また、中央監視装置2cから各信号入出力
装置3cに対し、アナログ形式の制御信号などを伝送す
る際にも、上述した伝送手順と同様な手順で、アナログ
形式の制御信号などが伝送される。
【0051】このように、この実施の形態においては、
各信号入出力装置3cによってアナログ形式の計測値を
収集し、これを中央監視装置2cに伝送する際、計測値
の各桁を各々、2進数で表わして4ビットのコードにし
た後、これをパルス化して変化があった桁の値のみを中
央監視装置2c側に伝送し、この中央監視装置2c側
で、前回の計測値と、今回の桁内容とに基づき、今回の
計測値を再生させるようにしたので、各信号入出力装置
3cから中央監視装置2cにアナログの計測値などを伝
送する際や中央監視装置2cから各信号入出力装置3c
にアナログの制御信号を伝送する際などに、デジタル形
式の信号より、アナログ形式の信号が多いときにも、通
信データ量が増大するのを防止して、デジタル信号を含
めた全体の伝送速度が極端に遅くなってしまうのを防止
することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1〜3では、各信号入出力装置から中央監視装置に
アナログの計測値などを伝送する際や中央監視装置から
各信号入出力装置にアナログの制御信号を伝送する際な
どに、デジタル形式の信号より、アナログ形式の信号が
多いときにも、通信データ量が増大するのを防止して、
デジタル信号を含めた全体の伝送速度が極端に遅くなっ
てしまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアナログ値伝送方式の第1の実施
の形態を示す中央監視システムの一例を示すブロック図
である。
【図2】図1に示す中央監視システムにおける、アナロ
グ信号の伝送動作例を示す模式図である。
【図3】本発明によるアナログ値伝送方式の第2の実施
の形態を示す中央監視システムの一例を示すブロック図
である。
【図4】図3に示す中央監視システムにおける、アナロ
グ信号の伝送動作例を示す模式図である。
【図5】本発明によるアナログ値伝送方式の第3の実施
の形態を示す中央監視システムの一例を示すブロック図
である。
【図6】図5に示す中央監視システムにおける、アナロ
グ信号の伝送動作例を示す模式図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c 中央監視システム 2a、2b、2c 中央監視装置 3a、3b、3c 信号入出力装置 4 通信回線 5 アナログ入出力回路 6 デジタル入出力回路 7 CPU回路 8 通信回路 9 ROM回路 10 RAM回路 11 キーボード装置 12 フロッピーディスク 13 CRT装置 14 データ処理装置 15 キーボードインタフェース回路 16 CRTインタフェース回路 17 フロッピーディスク機構 18 大容量記憶機構 19 通信回路 20 CPU回路 21 ROM回路 22 RAM回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各現場側に設けられた複数の信号入出力
    装置によってアナログ信号を収集し、これを通信回線を
    介し、中央側に設けられた中央監視装置に伝送する際、
    使用されるアナログ値伝送方式において、 前記各信号入出力装置によって収集された今回のアナロ
    グ信号の値が前回のアナログ信号の値と異なるときにの
    み、信号入出力装置側から中央監視装置側に信号の値が
    変化したことを通知した後、今回のアナログ信号を予め
    設定されている通信形式の通信信号にして、通信回線上
    に送出し、前記中央監視装置に伝送し、登録させる、 ことを特徴とするアナログ値伝送方式。
  2. 【請求項2】 各現場側に設けられた複数の信号入出力
    装置によってアナログ信号を収集し、これを通信回線を
    介し、中央側に設けられた中央監視装置に伝送する際、
    使用されるアナログ値伝送方式において、 前記各信号入出力装置によって収集された今回のアナロ
    グ信号の値と、前回のアナログ信号の値との差分を計算
    するとともに、この差分を予め設定されている通信形式
    の通信信号にして、通信回線上に送出し、前記中央監視
    装置に伝送し、この中央監視装置側で前回のアナログ信
    号の値と、今回の差分の値とに基づき、今回のアナログ
    信号の値を再現させる、 ことを特徴とするアナログ値伝送方式。
  3. 【請求項3】 各現場側に設けられた複数の信号入出力
    装置によってアナログ信号を収集し、これを通信回線を
    介し、中央側に設けられた中央監視装置に伝送する際、
    使用されるアナログ値伝送方式において、 前記各信号入出力装置によって収集された今回のアナロ
    グ信号を各桁毎に分離し、これら各桁のうち、変化した
    桁の値のみを予め設定されている通信形式の通信信号に
    した後、通信回線上に送出して、前記中央監視装置に伝
    送し、この中央監視装置側で前回のアナログ信号の各桁
    の値と、伝送された桁の値とに基づき、今回のアナログ
    信号の値を再現させる、 ことを特徴とするアナログ値伝送方式。
JP20254395A 1995-08-08 1995-08-08 アナログ値伝送方式 Pending JPH0951382A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211236A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Mitsubishi Electric Corp プレゼンス流通システム
JP2015007824A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 富士電機株式会社 データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理用のプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006211236A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Mitsubishi Electric Corp プレゼンス流通システム
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