JP2006211236A - プレゼンス流通システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】数値的情報を含むプレゼンス情報の初回入力時は数値的情報をそのまま、2回目以降は先の所定時点での数値をキー情報とし、このキー情報との差分値を送信するプレゼンス発信端末と、プレゼンス情報が先のプレゼンス情報と比べ変化しているかを判断し、変化しているときはプレゼンス発信端末よりの情報であることを付加して保管すると共に配信先受信端末を探索し送信するプレゼンス・サーバと、受信したプレゼンス情報がキー情報か、差分値情報かを判断し、差分値情報の時は元の数値的情報に戻して利用者に報知するプレゼンス受信端末を備える。
【選択図】図1
Description
従来のプレゼンス・システムは、プレゼンス・サーバ上で利用者のプレゼンス情報を事前にデフォルト値として設定し、その値を必要とする他の利用者へ通知しておき、プレゼンス情報の変化時には即座に通知せず、その変化した情報が他の利用者から必要とされるときまで変化した情報を通知しないことによって、プレゼンス・サーバの処理負荷や通信量を抑制することを行っていた(例えば、特許文献1)。
さらに、通信の抑制を行うために通知先の同じプレゼンス情報を集約しているため、プレゼンス・サーバでの配信回数は減少するが通信量そのものが同様に減少しているものではないという問題点もあった。
数値的情報を含むプレゼンス情報を入力し、数値的情報は初めての入力時は数値的情報をそのまま、2回目以降の時は以前に送信済みの所定時点における数値をキー情報とし、このキー情報との差分値を送信するプレゼンス発信端末と、
プレゼンス発信端末より送信されたプレゼンス情報を入力し、先に入力したプレゼンス情報と比べ変化しているか否かを判断し、変化しているときはプレゼンス発信端末よりの情報であることを付加して保管すると共に配信する受信端末を探索し送信するプレゼンス・サーバと、
受信したプレゼンス情報がキー情報か、差分値情報かを判断し、差分値情報の時は元の数値的情報に戻して利用者に報知するプレゼンス受信端末を備える。
数値的なプレゼンス情報について発信端末では、初めての時は数値的情報をそのまま配信するが、2回目以降は変化のある場合に差分値を求めて差分値を配信し、受信側では数値的情報そのままか差分値かを判定し、差分値の場合は元の数値的情報に戻すようにしているので、情報量を減らすことなく通信量を削減することができる。
図1はこの発明の実施の形態1を示すプレゼンス流通システムの構成図である。
図1において、ネットワーク4上にプレゼンス発信端末2、プレゼンス・サーバ1及びプレゼンス受信端末3が配置されている。
プレゼンス発信端末2は数値的なプレゼンス情報の値を測定するプレゼンス測定部24と、発信するためのプレゼンス情報を生成するプレゼンス情報生成部23と、数値的なプレゼンス情報の通信量を削減するための演算を行う通信量削減部22と、プレゼンス情報をネットワーク4へ発信するプレゼンス情報発信部21から構成される。
まず、プレゼンス発信端末2はプレゼンス測定部24においてセンサの測定値や位置座標などの数値的なプレゼンス情報の値を測定する。プレゼンス情報生成部23ではプレゼンス測定部24によるセンサの測定値や位置座標などのプレゼンス情報、および数値的なもの以外のプレゼンス情報は従来通りの方法で入力する。そしてそれらのプレゼンス情報に基づきプレゼンス発信端末2の発信するプレゼンス情報を構築する。
また、後者は、前者よりも差分値が大きくなりにくいが、キー情報と現在の値の間の距離が増えることで差分の誤差が累積する場合がある。
以上の実施の形態1では、プレゼンス発信端末2が発信した数値的なプレゼンス情報をすべてプレゼンス受信端末3へ配信するようにしたものであるが、次に必要な情報のみ必要な時に通信量を削減した流通を可能とする実施の形態を示す。
プレゼンス受信端末3が、事前にプレゼンス・サーバ1に対してプレゼンス発信端末2のプレゼンス情報の配信を依頼するとき、数値的なプレゼンス情報について閾値も一緒に設定し、その閾値を超えた場合にのみ通知するように依頼する。プレゼンス・サーバ1ではその設定を収集・配信先管理部14に記憶する。
上記の実施の形態2では、プレゼンス受信端末3が配信を必要とする数値的なプレゼンス情報について閾値により特定の段階などを設定するようにしたものであるが、次にプレゼンス発信端末2による設定を行うことで数値的なプレゼンス情報をあいまい化可能とし、発信する端末側の許可する範囲で必要な情報量は保ちつつ通信量を削減した流通を可能とする実施の形態を示す。
Claims (10)
- 数値的情報を含むプレゼンス情報を入力し、数値的情報は初回の入力時は数値的情報をそのまま、2回眼以降の時は以前に送信済みの所定時点における数値をキー情報とし、このキー情報との差分値を送信するプレゼンス発信端末と、
プレゼンス発信端末より送信されたプレゼンス情報を入力し、入力済みプレゼンス情報がある時はそのプレゼンス情報と比べ変化しているか否かを判断し、変化しているときはプレゼンス発信端末よりの情報であることを付加して保管すると共に配信する受信端末を探索し送信するプレゼンス・サーバと、
受信したプレゼンス情報がキー情報か、差分値情報かを判断し、差分値情報の時は元の数値的情報に戻して利用者に報知するプレゼンス受信端末を
備えたことを特徴とするプレゼンス流通システム。 - プレゼンス発信端末の所定時点におけるキー情報は、過去の任意の時点の値であることを特徴とする請求項1記載のプレゼンス流通システム。
- プレゼンス発信端末の所定時点におけるキー情報は、直前の時点の値であることを特徴とする請求項1記載のプレゼンス流通システム。
- プレゼンス発信端末は、その送信するプレゼンス情報を、差分値のみではなく所定の間隔で差分値ではないそのままの値を送信する構成にされたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のプレゼンス流通システム。
- プレゼンス発信端末は、プレゼンス情報が差分値ではないそのままの値であるとき、その数値的情報は差分値との区別を可能にする数値的情報の最大桁数表記として送信することを特徴とする請求項4記載のプレゼンス流通システム。
- プレゼンス発信端末は、差分値ではないそのままの値を所定間隔で送信するときに、所定時点は過去の任意の時点か直前の時点かを通知することで、所定時点の変更を可能とする構成にされたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のプレゼンス流通システム。
- プレゼンス受信端末は数値的情報を含むプレゼンス情報の受信に際し、事前にプレゼンス・サーバへ配信を受けるための閾値を設定し、プレゼンス・サーバは閾値を超えた時点でプレゼンス受信端末にプレゼンス情報の配信する、または閾値に達するまでプレゼンス受信端末にプレゼンス情報の配信をし、閾値を超えた時点でプレゼンス情報の配信を止める構成にされたことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のプレゼンス流通システム。
- プレゼンス受信端末は数値的情報を含むプレゼンス情報の受信に際し、事前にプレゼンス・サーバへ配信を受けるための複数の閾値を設定し、プレゼンス・サーバは各閾値を超えた時点でプレゼンス受信端末にプレゼンス情報の配信をする構成にされたことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のプレゼンス流通システム。
- プレゼンス発信端末は数値的情報を含むプレゼンス情報の発信に際し、事前にプレゼンス・サーバへプレゼンス受信端末に対し配信をするための閾値を設定し、プレゼンス・サーバは閾値を超えた時点でプレゼンス受信端末にプレゼンス情報の配信する、または閾値に達するまでプレゼンス受信端末にプレゼンス情報の配信をし、閾値を超えた時点でプレゼンス情報の配信を止める構成にされたことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のプレゼンス流通システム。
- プレゼンス発信端末は数値的情報を含むプレゼンス情報の発信に際し、事前にプレゼンス・サーバへプレゼンス受信端末に対し配信をするための複数の閾値を設定し、プレゼンス・サーバは各閾値を超えた時点でプレゼンス受信端末にプレゼンス情報の配信をする構成にされたことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のプレゼンス流通システム。
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- 2005-01-27 JP JP2005019910A patent/JP2006211236A/ja active Pending
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