JPH0951366A - コードレス電話 - Google Patents

コードレス電話

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JPH0951366A
JPH0951366A JP7200044A JP20004495A JPH0951366A JP H0951366 A JPH0951366 A JP H0951366A JP 7200044 A JP7200044 A JP 7200044A JP 20004495 A JP20004495 A JP 20004495A JP H0951366 A JPH0951366 A JP H0951366A
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真一 浦坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子機間直接通話中の外線着信を可能にし、し
かも低コストのコードレス電話を提供することを目的と
する。 【解決手段】 PLL部20は、子機間で通信チャネル
上で直接通信する際に、タイミング指示部34aからの
パラメータ設定に従って、その通信チャネルを親機から
の制御情報が送信される制御チャネルに定期的に切り換
える。その結果受信回路21は、子機間直接通話中であ
っても間欠的に制御チャネルを受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親子式電話機にお
いて子機間の直接通話など多機能のディジタルコードレ
ス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、簡易な携帯型電話システムとして
PHS(Personal Handy phone System)が実用化され
つつある。PHSは、上り下り各々4タイムスロットか
らなるフレームをキャリア上に構成して通信するTDM
A/TDD方式を採用している。各キャリアは、4チャ
ネル(上り下りのタイムスロットの組み)を確保してい
る。チャネルには、呼設定などの制御用に用いられる制
御チャネルと、通話などに用いられ情報チャネルとが使
い分けられる。基地局(親機)と子機間では比較的小電
力で無線通信を行うので無線エリアの範囲が半径数百メ
ートル程度であるが、親機を経由して外線通話する以外
に、親機を経由しない子機間での直接通話も可能になっ
ている(参考:「RCR STD−28」規格)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によれば、子機間の直接通話をしている際中に、外
線着信があったとしても、子機は受けることができない
という問題があった。というのは、情報チャネルと制御
チャネルとは別キャリアであり、子機はTDMA/TD
D方式での通話路を1チャネルしか使用できないのから
である。
【0004】また、仮に子機の通話路を2チャネル独立
して設けるとすれば、子機間直接通話中であっても外線
着信が可能になると考えられるが、製品の価格上昇をも
たらすという問題が生じる。本発明は上記の点に鑑み、
子機間直接通話中の外線着信を可能にし、しかも低コス
トのコードレス電話を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、電話回線に接続された親機と、
複数の子機からなり、親子間通信及び子機間直接通信を
行う親子式電話装置に用いられる子機たるコードレス電
話であって、子機間で通信チャネル上で直接通信する際
に、その通信チャネルを親機からの制御情報が送信され
る制御チャネルに定期的に切り換えて受信する受信手段
と、自局宛の外線着信を示すデータが制御チャネルから
受信された場合に、子機間直接通話を中断させる中断手
段とを備える。
【0006】請求項2の発明では、前記受信手段は、通
信チャネルと制御チャネルの何れかのチャネルに対応す
る局部発振周波数を生成するPLL回路と、局部発振周
波数に対応するチャネル上のデータを受信する受信回路
と、子機間直接通信の際中に、制御チャネルの送信周期
に相当する周期毎に所定幅のパルスを生成するタイミン
グ回路と、パルスタイミングにおいて制御チャネルに局
部発振周波数をPLL回路に指定し、それ以外のタイミ
ングにおいて子機間直接通信の通信チャネルに対応する
局部発振周波数をPLL回路に指定することにより受信
チャネルを切り換えすチャネル切り替え回路とを備え
る。
【0007】請求項3の発明では、前記中断手段は、前
記外線着信データが受信された場合に、子機間直接通話
の相手方子機に対して切断データを送信する送信回路を
備え、前記チャネル切り換え回路は、切断データ送信
後、前記チャネル切り換え動作を停止し、制御チャネル
に対応する周波数をPLL回路に指定するよう構成され
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のコードレス電話
システムの概略構成を示すブロック図である。このコー
ドレス電話システムは、親機1、子機2〜4からなる。
親機1は、「RCR STD−28」に準拠する機能
と、本発明に関する機能とを有するTDMA/TDD方
式の基地局である。
【0009】まず、親機1の上記準拠する機能の概略を
説明する。親機は、公衆網や自営用の内線網などに接続
され、親機の無線エリア内に存在していて位置登録して
いる複数の子機に対して、制御チャネル及び情報チャネ
ルを用いて子機との呼制御及び通信を行う。ここで位置
登録とは、無線エリア内に移動してきた子機からその存
在を通知する旨のデータを受信した場合に、親機の管理
配下に置くための登録をいう。また、制御チャネルと
は、発着信などの呼制御などに用いられるチャネルであ
る。情報チャネルとは、音声通話やデータ通信等に用い
られるチャネルである。親機1は、制御チャネルにおい
て定常的に同期用の情報等の間欠送信を行っており、例
えば、外線から子機に対する着信を受けると、着信先の
子機と音声通話に移行すべき情報チャネルとを報知する
一斉着信データを制御チャネル上で送信し、その後、情
報チャネル上で、当該子機と外線と間で音声通話等中継
を行う。
【0010】次に、親機1の本発明に関する機能を説明
する。親機1は、制御チャネル上で子機から内線要求デ
ータを受信した場合、内線通話の相手方子機に対して内
線要求データを送信する。子機2〜4のそれぞれは、
「RCR STD−28」に準拠する機能に加えて、本
発明に関する機能を有する。
【0011】まず、子機の上記準拠する機能の概略を説
明する。各子機は、親機から定常的に送信される制御チ
ャネルのみを間欠的に監視する待ち受けモードと、制御
チャネルの監視に加えて10キャリア分の情報チャネル
をスチャンして監視する家庭トランシーバモードとを有
する。この待ち受けモードは、スーパーフレームと呼ば
れる制御情報のみを間欠的に受信し、家庭トランシーバ
モードに比べると受信回路の消費電力が格段に少なくな
るので、バッテリセーブモードとも呼ぶ。子機は、通常
は待ち受けモードにて動作し、他の子機を直接呼び出す
場合には、家庭トランシーバモードにて動作し、親機を
経由しないで直接子機間通話を開始することができる。
【0012】次に、各子機の本発明に関する機能を説明
する。各子機は、内線通話の開始に当たって、上記家庭
トランシーバモードにて他の子機を直接呼び出すこと以
外に、親機を経由して他の子機を呼び出すことができ
る。より具体的には、親機の無線エリア内に位置登録し
ている子機間で直接通話を開始する場合に、待ち受けモ
ードにおいて、子機間直接通話要求を制御チャネルにて
親機に送信し、その後、家庭トランシーバモードに移行
して、内線通話の相手方から呼出データを受信してから
子機間直接通話状態に入る。さらに、各子機は子機間直
接通話状態であっても外線着信をうけることができる。
具体的には、各子機はにおいて、情報チャネルにおける
子機間直接通話状態通話の最中に、間欠的に制御チャネ
ルを受信することにより外線着信を受ける。
【0013】図2は、親機1の構成を示すブロック図で
ある。同図のように親機1は、アンテナ18、ネットワ
ーク回路3、着信検出回路4、スピーカ5、アンプ6、
マイクロフォン7、アンプ8、受信回路9、送信回路1
0、切り換え回路11、スピーカ12、入力部13、制
御回路17から構成される。ネットワーク回路3は、公
衆網や構内交換網などの外線を接続する接続回路と保留
回路とを有し、切り換え回路11を介して子機、又は、
内部のスピーカ5とマイクロフォン7の組みと接続す
る。
【0014】着信検出回路4は、外線からの着信を検出
する。スピーカ5、マイクロフォン7は、それぞれアン
プ6、アンプ8を介して切り換え回路11に接続される
ハンズフリー用のスピーカー、マイクロフォンである。
受信回路9は、アンテナ18から入力される制御チャネ
ル用キャリア、情報チャネル用キャリアを受信し、キャ
リア上のデータを復調する。
【0015】送信回路10は、切り換え回路11から入
力されるデータを制御チャネル用キャリア、情報チャネ
ル用キャリア上に変調してアンテナ18から送信する。
切り換え回路11は、受信回路9と送信回路10の組み
と、アンプ6とアンプ8の組みの何れかをネットワーク
回路3に接続する。入力部13は、保留ボタン14、テ
ンキー15、内線ボタン16を備え、ユーザの操作指示
を受け付ける。
【0016】制御回路17は、マイクロプロセッサから
なり、親機としての機能を実現するため各回路を制御す
る。例えば、子機に対する同期用の情報等の制御情報を
定常的に生成し送信回路10を介して制御チャネル上に
送信し、子機との間で受信回路9、送信回路10におい
て送受信される情報チャネル上の通話データを、切り換
え回路11、ネットワーク回路3を介して外線に中継す
る制御等を行う。さらに、制御回路17は、受信回路9
において受信された制御チャネル上の子機から内線要求
データが入力されると、そのデータに指示される内線通
話の相手方子機に対して内線要求データを生成し、送信
回路10を介して送信する。
【0017】図3は、各子機の構成を示すブロック図で
ある。同図のように子機は、アンテナ19、PLL部2
0、受信回路21、スピーカ22、アンプ23、送信回
路24、アンプ25、マイクロフォン26、コーデック
27、入力部28、外線ボタン29、内線ボタン30、
テンキー31、保留ボタン32、ベル33、制御回路3
4、タイミング指示部34a、送受切り換え回路36、
チャネル切り換え回路37から構成される。
【0018】PLL部20は、受信回路21及び送信回
路24に対して制御チャネルと情報チャネルの何れかに
相当する局部発振周波数信号を生成する。この局部発振
周波数信号は、チャネル切り換え回路37によるチャネ
ル指定パラメータの設定によりその周波数が決められる 受信回路21は、PLL部20からの局部発振周波数に
相当する制御チャネル又は情報チャネルを受信し、送受
切り換え回路36から指定されるタイミングのタイムス
ロットのデータを復調する。
【0019】スピーカ22は、受信回路21からコーデ
ック27、アンプ23を介して入力されたデータを音声
信号として出力する。送信回路24は、制御回路34か
らのデータ、又は、コーデック27からのデータを、送
受切り換え回路36から指定されるタイミングのタイム
スロットのデータにおいて、PLL部20からの局部発
振周波数に相当する制御チャネル又は情報チャネルから
に変調しアンテナ19を介して送信する。
【0020】マイクロフォン26は、ユーザの音声をア
ンプ25を介してコーデック27に入力する。コーデッ
ク27は、受信回路21から得られる音声圧縮されたデ
ータを複号し、マイクロフォン26からアンプ25を介
して入力される音声を音声圧縮符号化する。
【0021】入力部28は、保留ボタン14、テンキー
15、内線ボタン16を備え、ユーザの操作指示を受け
付ける。ベル33は、は着信報知用である。制御回路3
4は、マイクロプロセッサからなり、子機の各回路を制
御する。例えば、待ち受けモードでは、受信回路21が
バッテリセーブの周期毎に5mS(TDMAフレーム時
間)の間だけ制御チャネルを受信するようにPLL部2
0、送受切り換え回路36、チャネル切り換え回路37
を制御し、家庭トランシーバモードでは、受信回路21
が制御チャネルと情報チャネルを順次受信するようにP
LL部20、送受切り換え回路36、チャネル切り換え
回路37を制御する。また、親機又は他の子機との通信
では、受信回路21、送信回路24が情報チャネルでコ
ーデック27のデータを送受信するように制御する。特
に、子機間直接通話では、受信回路21、送信回路24
が情報チャネルでコーデック27のデータを送受信する
ように制御するとともに、受信回路21がバッテリセー
ブの周期毎に5mS間制御チャネルを受信するよう制御
する。
【0022】タイミング指示部34aは、子機間直接通
話においてはバッテリセーブの周期を表すタイミング信
号を出力する。バッテリセーブ周期は、本実施例では約
1秒であるものとする。送受切り換え回路36は、親機
1または他の子機との通信におけるTDMAフレームに
おける受信タイムスロット、送信タイムスロットのタイ
ミングで、それぞれ受信回路21、送信回路24の動作
をオンにする。
【0023】チャネル切り換え回路37は、子機間直接
通話の際中に、タイミング指示部34aからのタイミン
グ信号が示す周期毎に、受信回路21における受信チャ
ネルを情報チャネルから制御チャネルに切り換える。具
体的には、前記タイミング信号の周期毎に、PLL部2
0に対して、制御チャネルに対応するパラメータ設定を
行い、5mS後に情報チャネルに対応するパラメータ設
定を行う。
【0024】以上のように構成された本発明の実施例に
おけるコードレス電話システムについて、その動作を
(1)待機中、(2)子機間直接通話への移行、(3)子機間直
接通話中における外線着信、(4)外線通話中の保留動作
に分けて説明する。 (1) 待機中の動作。 子機2〜4は、それぞれ親機1に位置登録し、相互に通
信可能な位置にあるものとする。各子機は、親機からの
制御チャンネルに上記スーパーフレームに同期して間欠
的に受信する待ち受けモードにある(図5)。 (2) 子機間直接通話への移行動作。
【0025】図4(a)は、子機間直接通話への移行、
及び、子機間直接通話における外線着信を表す親子間の
送受信シーケンス図を示す。同図(a)において、子機
2−3間で子機間直接通話をする場合、子機2で内線ボ
タン30と、内線相手先として子機3を示すテンキー3
1がユーザにより押下されると、制御回路34から送信
回路24を介して、子機2−3間内線通話を指示する内
線モード指示データ(A)が制御チャネル上に送信され
る(図6)。
【0026】親機1は、内線モード指示データ(A)を
受信すると、子機3に子機間直接通話指示データ(B)
を制御チャネル上で送信する(図7)。子機3は、子機
間直接通話指示データ(B)を受信すると、子機間直接
通話用チャネルに移行し、親機と同じスロットタイミン
グで子機2に呼出応答データ(C)を送出する(図
8)。これにより子機2と子機3は、子機間直接通話に
移行する。この移行後、子機2は、バッテリーセーブの
周期毎に親機からの制御チャネルも受信する。ただし、
制御チャネルを受信する間(5mS)は、子機間通話の
音声データが途切れるが、実用上ほとんど影響が無い。 (3) 子機間直接通話中における外線着信動作。
【0027】図4(a)において、例えば子機間直接通
話中に親機1から子機2に対する外線着信を受けた場
合、親機1は、一斉着信データ(D)を送出する(図
9)。子機2は、これを受信すると、子機3に対して子
機間直接通話の強制終了データ(E)を送信し、待ち受
けモードに移行する。また、子機3は、強制終了データ
(E)を受信しすると、待ち受けモードに移行する。こ
れにより、子機2は、待ち受けモードにおいて引き続き
一斉呼出データを受信し、ベル33を通じてユーザに着
信を報知する。この後、ユーザ操作による応答(外線ボ
タン押下)を受けて、外線接続に移行する。 (4) 外線通話中の保留動作。
【0028】図4(b)は、外線通話の保留、子機間直
接通話への移行、及び、保留解除の親子間の送受信シー
ケンス図を示す。同図(b)では子機2が外線通話中
に、子機3と内線通話した後、外線通話を子機3に転送
する場合の動作を表している。外線通話中の子機2は、
ユーザにより内線ボタン30が押された後子機3を指定
する番号のテンキー31が押下されると、子機2−3間
で内線通話する旨を示す内線モード指示データ(F)、
回線保留開始データ(G)、保留解除機指定データ
(H)を通話チャネル上で送信し、家庭トランシーバモ
ードに移行する(図10)。ここで保留解除機指定デー
タ(H)は、親機1がどの子機からの保留解除を受け付
けるべきかを表すデータであり、この例では子機2と子
機3が指定されているものとする。
【0029】親機1は、上記データ(F)〜(H)を受
信すると、子機2に応答データ(I)を送信して、回線
を保留する(図11)。このとき親機1は、保留解除機
指定データ(H)で指定された子機2、3を保留解除機
として一時的に記憶しておく。さらに親機1は、子機2
−3間の子機間直接通話指示データ(J)を子機2〜4
に送信する(図12)。
【0030】子機3は、子機間直接通話指示データ
(J)を受信すると、家庭トランシーバモードに移行
し、応答信号(K)を親機1に送信する(図13)。親
機1は、応答信号(K)を受信すると、子機2、3を解
除機とするシステム保留に移行する。さらに子機3から
子機2に対する上記応答信号(C)により子機間の直接
通話が開始する(図14)。この間、親機1は、子機
2、3の何れかからの保留解除データを受け付けるが、
子機4からのは受け付けない。例えば、子機3から子機
2への子機間切断指示データ(L)により子機間直接通
話が終了した後、子機3からの親機1に保留解除データ
(M)が通知された場合には、親機1は、保留を解除し
子機3に応答データ(N)を送信して子機3を外線接続
する。また、家庭トランシーバモードは最大3分間なの
で、親機1は、3分を越えると子機2〜4、親機1のど
れからも解除可能な保留に移行する。
【0031】なお、上記実施例において子機間直接通話
中に制御チャネルを受信するタイミングをバッテリーセ
ーブの周期毎としたが、これに限らない。例えば、子機
間直接通話時のみにTDMAフレーム毎に交互に制御チ
ャネルと情報チャネルを切り換えるようにしてもよい。
この場合の子機の構成を示すブロック図を図16に示
す。図16のような構成となる。図16においてコーデ
ック27aは、音声データの圧縮符号化方法として、3
2kbpsに圧縮するモードと、16kbpsに圧縮するモード
とを備えるコーデックであり、子機間直接通話中は制御
回路34の指示により16kbpsモードで動作する。此れ
は、情報チャネルの情報転送速度が通常の32kbpsから
実質的には半分の16kbpsになるからである。タイミン
グ指示部34bは、子機間直接通話時のみにTDMAフ
レーム毎にPLL部20に対して制御チャネルと情報チ
ャネルに対応する局部発振周波数を指定するパラメータ
設定を交互に行う。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコードレ
ス電話によれば、子機の価格上昇をもたらすことなく、
子機間で直接通話している際中に親機を経由する外線着
信を受けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるコードレス電話システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例における親機1の構成を示すブロック
図である。
【図3】同実施例における各子機の構成を示すブロック
図である。
【図4】(a)同実施例における子機間直接通話の開
始、及び、子機間直接通話における外線着信を表す親子
間の送受信シーケンス図である。 (b)同実施例における外線通話の保留、子機間直接通
話への移行、及び、保留解除の親子間の送受信シーケン
ス図である。
【図5】同実施例における動作説明図である。
【図6】同実施例における動作説明図である。
【図7】同実施例における動作説明図である。
【図8】同実施例における動作説明図である。
【図9】同実施例における動作説明図である。
【図10】同実施例における動作説明図である。
【図11】同実施例における動作説明図である。
【図12】同実施例における動作説明図である。
【図13】同実施例における動作説明図である。
【図14】同実施例における動作説明図である。
【図15】同実施例における動作説明図である。
【図16】同実施例における親機1の他の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 親機 2 子機 2〜4 子機 3 ネットワーク回路 4 着信検出回路 5 スピーカ 6 アンプ 7 マイクロフォン 8 アンプ 9 受信回路 10 送信回路 11 回路 12 スピーカ 13 入力部 14 保留ボタン 15 テンキー 16 内線ボタン 17 制御回路 18 アンテナ 19 アンテナ 20 PLL部 21 受信回路 22 スピーカ 23 アンプ 24 送信回路 25 アンプ 26 マイクロフォン 27 コーデック 27a コーデック 28 入力部 29 外線ボタン 30 内線ボタン 31 テンキー 32 保留ボタン 33 ベル 34 制御回路 34a タイミング指示部 36 送受切り換え回路 37 タイミング指示回路
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 和彦 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された親機と、複数の子
    機からなり、親子間通信及び子機間直接通信を行う親子
    式電話装置に用いられる子機たるコードレス電話であっ
    て、 子機間で通信チャネル上で直接通信する際に、その通信
    チャネルを親機からの制御情報が送信される制御チャネ
    ルに定期的に切り換えて受信する受信手段と、 自局宛の外線着信を示すデータが制御チャネルから受信
    された場合に、子機間直接通話を中断させる中断手段
    と、 を備えることを特徴とするコードレス電話。
  2. 【請求項2】 前記受信手段は、 通信チャネルと制御チャネルの何れかのチャネルに対応
    する局部発振周波数を生成するPLL回路と、 局部発振周波数に対応するチャネル上のデータを受信す
    る受信回路と、 子機間直接通信の際中に、制御チャネルの送信周期に相
    当する周期毎に所定幅のパルスを生成するタイミング回
    路と、 パルスタイミングにおいて制御チャネルに局部発振周波
    数をPLL回路に指定し、それ以外のタイミングにおい
    て子機間直接通信の通信チャネルに対応する局部発振周
    波数をPLL回路に指定することにより受信チャネルを
    切り換えすチャネル切り替え回路とを備えることを特徴
    とする請求項1記載のコードレス電話。
  3. 【請求項3】 前記中断手段は、 前記外線着信データが受信された場合に、子機間直接通
    話の相手方子機に対して切断データを送信する送信回路
    を備え、 前記チャネル切り換え回路は、切断データ送信後、前記
    チャネル切り換えを停止し、制御チャネルに対応する周
    波数をPLL回路に指定する。を備えることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のコードレス電話。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012120032A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Buffalo Inc 無線通信システム

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