JPH09512945A - 特に三極構成の真空電力遮断器の駆動装置 - Google Patents

特に三極構成の真空電力遮断器の駆動装置

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JPH09512945A
JPH09512945A JP7525390A JP52539095A JPH09512945A JP H09512945 A JPH09512945 A JP H09512945A JP 7525390 A JP7525390 A JP 7525390A JP 52539095 A JP52539095 A JP 52539095A JP H09512945 A JPH09512945 A JP H09512945A
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JP7525390A
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ミュックシュ・ディートマール
グラン・ヴォルフガング
ミルク・ディーター
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ホレック・ホーランド・ナムローゼ・フェンノートシャップ
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Abstract

(57)【要約】 「開」作動軸が回転し、閉切換レバーのローラが「開」作動軸を通過する結果、「開」作動軸に設けたピンにより、例えば電磁石を動作させた後に開切換過程が始まる周知の駆動装置では、閉切換レバーが戻り回転し、トグルレバー系が伸びた位置から外れると、開切換過程が生じる。「開」作動軸(6)に生じる磨耗を減らし、「開」作動軸(6)に付属する拭取接点(11′)が開切換過程の間にのみ動作させて、非常に大きな回数の切換を達成できるため、閉切換レバー(1)は「開」作動軸(6)が閉切換レバー(1)のどんな位置でも動作接続する周面(9)のある円形セグメント(7)を有する。拭取接点(11′)を付けたり外したりする作動フレーム(11)が「開」作動軸(6)に脱着可能に取り付けてある。この駆動装置は油の小容量の電力遮断器にも使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 特に三極構成の真空電力遮断器の駆動装置 この発明は、引張バネとして形成された閉切換バネの力を受ける閉切換回転軸 に装着された曲がり円板が閉切換過程で前記閉切換回転軸に設けてある爪から外 れて約 180°回転し、閉切換レバーが回転中心点の周りを回転する時、遮断器の 第一極のトグルレバー系が伸び位置に押圧されるように、前記曲がり円板が閉切 換レバーのロールに動作連結し、閉切換レバーをロックするため、前記閉切換レ バーに固定支承されている第二のロールが前記閉切換レバーにあり、前記ロール が戻しバネの力を受けている「開」作動軸の半波領域を先ず通過し、閉切換レバ ーが逆回転すると、「開」作動軸の半波領域に接触する、特に三極構成の真空電 力遮断器用の駆動装置に関する。 電気開閉装置、つまり高電圧の電力遮断器では、この遮断器により閉切換過程 や開切換過程が確実に制御されることが問題になる。これに対する前提条件は、 特に電磁石あるいはプッシュボタンを操作して切換過程を作動指せる場合に、投 入と開切換過程の経過を確実に保証する駆動装置を準備することにある。この駆 動装置を構成する場合、切換開閉回数を多くする可能にする点が重要である。こ れ等の前提条件を満たす駆動装置が種々の構成で知られている。例として、欧州 公開特許第 0 450 194号明細書および欧州公開特許第 0 521 585号明細書による 駆動装置のみを提示しておく。 ホレック(Holec)社の出版物“Vacuum circuit breakers”(真空回路遮断器) 3994.047/E 3.10.1-1-103-20-TP-GP の第 18図から部分的に分かるように、3極 真空電力遮断器の更に周知の駆動装置では、先ず「閉」作動回転軸に連結するピ ンを介して電磁石またはプッシュボタンにより閉切換過程を作動させて、この作 動回転軸を回転させる。この場合、「閉」作動回転軸はその中心で半波に形成さ れ、真空電力遮断器の後壁に回転可能に支承されているラチェットに連結してい る。この動作連結により前記ラチェットが解放される間、同時に閉切換回転軸に 座っている第二ラチェットが自由になり、閉切換回転軸は引張バネに形成されて いる閉切換バネの力を受ける。しかし、これは偏心器が取り付けてある閉切換 回転軸が回転することを意味する。従って、閉切換回転軸に固定取付されている 曲がり円板も約 180°回転し、この曲がり円板は閉切換レバーのローラを押圧す る。従って、二重レバーに形成されているこの閉切換レバーは回転中心点の周り を回転し、遮断器の第一極のトグルレバー系を伸び位置に押圧する。このトグル レバー系が伸び位置に押圧されると、二つの切換棒により第二および第三開閉極 のトグルレバー系も伸び位置に押圧される。従って、遮断器の各極に付属する関 節片と同じように遮断器の各極に付属する切換ロッカー(揺れ子)により閉切換 過程が行われるという上記の状態に対する前提条件が与えられる。この場合には 、閉切換レバーに同じように固定支承されているローラが「開」作動軸の半波領 域を通過し、この作動軸が戻しバネの力に逆らって回転し、閉切換レバーがロッ クされる。このローラが通り過ぎると、閉切換レバーが回転し、ローラは「開」 作動軸の半波領域に当たり、閉切換過程がロックされる。 開切換過程の作動は、この周知の駆動装置でも、電磁石によるか、あるいはプ ッシュボタンで行われる。この場合、「開」作動軸に固定されているピンにより 、ローラが「開」作動軸の上で近くを通過するまで、この「開」作動軸が回転す る。こうして、閉切換レバーが元に向けて回転し、トグルレバー系が伸び位置か ら離れる。従って、切換ロッカーが回転し、遮断器の3つの極の各可動接点に付 属し、閉切換過程で緊張する圧縮バネとして形成されている遮断バネの作用によ り、開切換過程が行われる。 真空電力遮断器に対するこの周知の駆動装置により、この真空電力遮断器の閉 切換過程および開切換過程が確実に制御され、所定回数の切換開閉が得られる。 しかし、「開」作動軸の磨耗は、閉切換レバーが傍を通過する時、この閉切換 レバーが「開」作動軸に当たることにより相当影響される。 切換過程中に信号を出力するために必要となり、「開」作動軸に付属する拭取 接点の操作が閉切換過程でも開切換過程でも行われる。 この発明の課題は、閉切換レバーが閉切換過程を実施したのちロックのために 「開」作動軸の半波領域に接し、閉切換レバーのロールに動作連結し、閉切換回 転軸に取り付けてある曲がり円板を前提として、閉切換レバーが傍を通過するこ と、およびこれに結び付く当接から生じる「開」作動軸の磨耗を低減でき、更に 「開」作動軸に付属する拭取接点を開切換過程の時のみに操作するため、もっと 多数の切換開閉回数を保証する真空遮断器を使用できる、特に3極構成の真空電 力遮断器の駆動装置を提供することにある。 この発明によれば、上記の課題は、閉切換レバーが回転中心点の上部の「開」 作動軸の方に向く側に拡大部を有し、「開」作動軸が閉切換レバーの各位置や、 ロック状態でも、円形セグメントの周面に動作連結するように、前記拡大部を円 セグメントとして形成し、拭取接点を付けたり外したりするために「開」作動軸 から取り外すことのできる作動フレームが「開」作動軸に支承され、開切換過程 を動作させる時「開」作動軸に連結する当接部材により閉切換レバーのロックを 外すため、半波領域を有する「開」作動軸が回転することによって達成されてい る。 閉切換レバーが「閉」切換位置にあるか、「開」切換位置にあるかに無関係に 、「開」作動軸が占める各位置で「開」作動軸が閉切換レバーの円セグメントの 周囲面に載っていることによって、「開」作動軸は閉切換レバーが傍を通過する 時にこの閉切換レバーが「開」作動軸に当たることがない。これは、駆動装置内 の「開」作動軸に磨耗部分がないので、切換開閉回数が実に 40,000 の程度に達 することに対する駆動装置のこの個所に関する条件が提供されることを意味する 。閉切換レバーに設けてある第二ローラが円セグメントの周囲面の上の領域に配 置されていると有利である。その結果、閉切換レバーの円セグメントの周面上に 「開」作動軸の動きを導入すると、小さい摩擦抵抗を克服できる。 他方、「開」作動軸に付属している拭取接点にも要求が少ない。何故なら、拭 取接点を開閉するため「開」作動軸から外せ、「開」作動軸に支承されている作 動フレームにより、「開」作動軸に接続する当接部材と連動して、拭取接点を開 切換過程の時のみ操作することが達成されるからである。従って、閉切換過程で は拭取接点を操作しなくてもよいので、信号を出力するための拭取接点の負担が 半分に低減し、全体として多数の切換開閉回数、およびこの発明で形成された駆 動装置による真空遮断器の長寿命に対して良好な影響を与える。 この発明の他の構成では、「開」作動軸に脱着可能に支承されている作動フレ ームが「開」作動軸の栓に回転可能に支承され、「開」作動軸自体が真空遮断器 の中間壁や前壁に回転可能に支承されている。この場合、作動フレームには閉切 換レバーの回転中心点を向く上側に、作動フレームを操作する電磁石あるいはプ ッシュボタンが嵌まる切欠があり、作動フレームが下に押された時に確実に案内 される。この場合、作動フレームは切欠と対向する側に圧縮バネと接続し、この 引張バネは作動フレームの下で好ましくは真空電力遮断器の中間壁に固定されて いる。その結果、作動フレームを操作する電磁石あるいはプッシュボタンが作動 フレームの切欠に嵌まらないなら、この作動フレームが引張バネにより初期位置 に戻されることが保証される。 半波領域を有する「開」作動軸に連結する当接部材に対して、当然任意な構造 部品をそれぞれ使用できる。この構造部品は「開」作動軸の回転により開切換過 程を導入するため「開」作動軸上で作動フレームを回転させると「開」作動軸を 作動フレームのストッパーで連行させるのに適している。しかし、当接部材とし て半径方向に通しで「開」作動軸に接続するピンが有利である。 最後に、駆動装置の構造部品の磨耗に対して悪影響を低減するため、トグルレ バー系の軸受がローラ軸受であり、トグルレバー系のレバーが閉切換レバー自体 で形成されているなら効果的である。 以下、この発明を一つの実施例に付いてより詳しく説明する。添付図面に示す のは、 第1図、「閉」位置での閉切換レバーの領域の駆動装置の平面図、 第2図、「開」位置での閉切換レバーの領域の駆動装置の平面図、および、 第3図、第1図と第2図の駆動装置の「開」作動軸に支承された作動フレーム の平面図、 である。 第1図に示すように、回転中心点2の周りに中心を回転可能に配設された閉切 換レバー1はその上部領域にロール3を有する。このロールは閉切換過程を行う 時に閉切換回転軸4上にある曲がり円板5と一緒に動作する。「開」作動軸6に 向く側には、閉切換レバー1が円セグメント7として形成された拡大部を備えて いる。 第2図からも分かるように、半波領域8を有する「開」作動軸6は閉切換レバ ー1の各位置で円セグメント7の周面9の上に載っているので、閉切換レバー1 が通り過ぎると、この閉切換レバー1は「開」作動軸6に当たらない。閉切換レ バー1の投入位置では、「開」作動軸6がロール10の上にある。このロール1 0は円セグメント7の周面9の上部領域に配置されているので、「開」作動軸6 の図示する位置では、閉切換レバーがロックされている。 第3図に関連して分かるように、「開」作動軸6の上には作動フレーム11が 支承されている。この作動フレーム11は拭取接点11′を付けたり外したりす ため「開」作動軸6から取り外せる。この取り外しは、作動フレーム11を「開 」作動軸6の栓12に回転可能に支承して達成されている。その場合「開」作動 軸6は真空遮断器の中間壁13や前壁14に回転可能に支承されている。「開」 作動軸6には、ピンの形状をしている当接部材15が連結している。この当接部 材15は、開切換過程を導入するため、電磁石11″が作動フレーム11の切欠 16に嵌まる時、作動フレーム11に当たる。これにより、作動フレーム11は 中間壁13に固定されている引張バネ17の力に逆らって「開」作動軸6の方に 回転し、ピンの形の当接部材15により「開」作動軸6も回転させて、この「開 」作動軸6を連行する。その結果、閉切換レバー1のロックが外れる。このロッ クを外すことにより、閉切換レバー1が自由になり、回転中心点2の周りで第2 図から分かる位置に回転する。第二レバー19と共にトグルレバー系20を形成 する閉切換レバー1の下部レバー18は、ローラ軸受である軸受24を介して遮 断器の隣の極のトグルレバー系20に通じる切換棒25に接続し(切換棒による この接続は遮断器の第三極にも存在する),第二レバー19が回転中心点21に 支承され、この回転中心点21に案内レバー22が嵌まり、この案内レバー22 が回転中心点23に支承されているので,閉切換レバー1のロックを止めると、 「開」作動軸6により真空遮断器の3極全てをほぼ同時に遮断することが保証さ れる。 作動フレーム11が電磁石11″により操作されて再び自由になると、引張バ ネ17により作動フレーム11は第2図から分かる位置へ戻る。これは、それに 続く閉切換過程で、閉切換回転軸4が回転して、閉切換レバー1がこの閉切換レ バー1にある曲がり円板5によりロール3を介して第2図の位置から第1図の位 置に、つまり投入位置に押圧されるが、「開」作動軸6が再び回転しても、作動 フレーム11が操作されないことを意味する。こうして、拭取接点11′も閉切 換過程では操作されないことが保証される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT, UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ミルク・ディーター ドイツ連邦共和国、デー−02953 バー ト・ムスカウ、プリンツェンヴェーク、9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.引張バネとして形成された閉切換バネの力を受ける閉切換回転軸に装着され た曲がり円板が閉切換過程で前記閉切換回転軸に設けてある爪から外れて約 180 °回転し、閉切換レバーが回転中心点の周りを回転する時、遮断器の第一極のト グルレバー系が伸び位置に押圧されるように、前記曲がり円板が閉切換レバーの ロールに動作連結し、閉切換レバーをロックするため、前記閉切換レバーに固定 支承されている第二のロールが前記閉切換レバーにあり、前記ロールが戻しバネ の力を受けている「開」作動軸の半波領域を先ず通過し、閉切換レバーが逆回転 すると、「開」作動軸の半波領域に接触する、特に三極構成の真空電力遮断器用 の駆動装置において、閉切換レバー(1)が回転中心点(2)の上部の「開」作 動軸(6)の方に向く側に拡大部を有し、「開」作動軸(6)が閉切換レバー( 1)の各位置や、ロック状態でも、円形セグメント(7)の周面(9)に動作連 結するように、前記拡大部を円セグメント(7)として形成し、拭取接点(11 ′)を付けたり外したりするために「開」作動軸(6)から取り外すことのでき る作動フレーム(11)が「開」作動軸(6)に支承され、開切換過程を動作さ せる時「開」作動軸(6)に連結する当接部材(15)により閉切換レバー(1 )のロックを外すため、半波領域(8)を有する「開」作動軸(6)が回転する ことを特徴とする駆動装置。 2.作動フレーム(11)は「開」作動軸(6)の栓(12)に回転可能に支承 され、「開」作動軸(6)は真空遮断器の中間壁(13)や前壁(14)にも回 転可能に支承されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の駆動装置。 3.作動フレーム(11)は閉切換レバー(1)の回転中心点(2)の方を向く 上側に切欠(16)を有し、この切欠(16)に作動フレーム(11)を操作す る電磁石(11″)あるいはプッシュボタンが嵌まることを特徴とする請求の範 囲第1項または第2項に記載の駆動装置。 4.作動フレーム(11)は切欠(16)に対向する側で引張バネ(17)と連 動し、この引張バネ(17)が作動フレーム(11)の下で好ましくは真空遮断 器の中間壁(13)に固定されていることを特徴とする請求の範囲第1〜3 項の何れか1項に記載の駆動装置。 5.半波領域(8)を有する「開」作動軸(6)に連結する当接部材(15)は ピンであることを特徴とする請求の範囲第1〜4項の何れか1項に記載の駆動装 置。 6.閉切換レバー(1)にある第二ロール(10)は円形セグメント(7)の周 面(9)の上部領域に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載 の駆動装置。 7.閉切換レバー(1)に接続するトグルレバー系(20)の軸受はロール軸受 であり、トグルレバー系(20)のレバー(18)が閉切換レバー(1)自体で 形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の駆動装置。
JP7525390A 1994-03-30 1995-03-23 特に三極構成の真空電力遮断器の駆動装置 Pending JPH09512945A (ja)

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