JPH09512188A - ゴムローラ駆動装置を装備した衣料ドライヤ - Google Patents

ゴムローラ駆動装置を装備した衣料ドライヤ

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JPH09512188A
JPH09512188A JP7527370A JP52737095A JPH09512188A JP H09512188 A JPH09512188 A JP H09512188A JP 7527370 A JP7527370 A JP 7527370A JP 52737095 A JP52737095 A JP 52737095A JP H09512188 A JPH09512188 A JP H09512188A
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ガイガー,フリードリッヒ
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ベベ−パサト ライニングス−ウント ベシェライテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明は駆動ユニット(24)により回転する乾燥ドラム(12)を装備した衣料ドライヤに関し、前記ドラムは回転する摩擦リング(14)上でドライヤハウジング(18)内に取付けられており、前記摩擦リングは乾燥ドラム(12)上のトラックリング(20)と接触する。摩擦リング(14)の少なくとも一部は、駆動装置(24)により一方向へ駆動する駆動面(22)と接触し、かつ摩擦リング(14)の反転により乾燥ドラム(12)の前記駆動面(22)と同一方向への運動を可能にすると共に、乾燥ドラム(12)の少なくとも一部の支持を提供する作用をする。その結果として、本発明の装置は信頼性があり、製造費が低廉で、メインテナンスの必要のない衣料ドライヤを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 ゴムローラ駆動装置を装備した衣料ドライヤ 本発明は駆動装置により回転する乾燥ドラムを有する衣料ドライヤに関し、前 記乾燥ドラムはドライヤのハウジング内で回転する摩擦リング上に取付けられ、 前記摩擦リングは前記乾燥ドラムのレースと接触する。 かかる衣料ドライヤは数年前から市販されている。摩擦リングを備えたゴムロ ーラ駆動装置は乾燥ドラムの回転のために使用されている。摩擦リングは実質的 に静かで低メイテンナンスである。ゴムローラ駆動装置は一般的にドライヤの中 心面の下に相互に対峙して配設された2対の摩擦リングで構成され、摩擦リング 間で乾燥ドラムの両端部域において乾燥ドラムを支持し、摩擦リングは乾燥ドラ ム上の支持面を形成するレースに沿って回転する。ドラムの回転のために、1対 の摩擦リングが回転軸を介して電動モータとして具体化された駆動装置へ連結さ れ、駆動装置は駆動ユニットおよびチェーン駆動装置により、その端部に対の摩 擦リングがしっかりと固定された特定駆動軸に対する基準速度比まで減速された 駆動回転速度を伝達する。反対方向への回転駆動により、摩擦リングはレースと 共に乾燥ドラムを摩擦接触により駆動し、かつその回転軸は乾燥ドラムのハウジ ングの一部上の伝統的ローラベアリング上を回転するように配設される。 既知駆動ユニットのチェーン駆動装置に加えて速度伝達または減速に必要とさ れる駆動ユニットは衣料ドライヤの製造において著しい経費要因となる。更に、 時にチェーン駆動装置は磨耗および磨滅を起こし、そのためにメインテナンスの 補充作業を必要とし、衣料 ドライヤの時間遅延に繋がる。更に、既知構造において乾燥ドラムの単独支持が ドライヤの水平中心面下で2対の摩擦リングにより行われることを考えると、軸 受は乾燥ドラムの端部でドラム回転軸と一直線に設置されなければならず、かつ 更に加わる力を支持できるだけの強度を有する必要がある。付加的軸受力を乾燥 ドラムへ付与するために、金属シート板は−この金属板それ自体は剛性である− ドライヤの後方排出側上に起立させなければならず、その結果その壁厚を厚くし なければならない。これらの手段は衣料ドライヤの製造費を更に増大させること になる。 当分野のかかる状態から出発して、本発明の課題は運転信頼性、低製造コスト 、および低メインテナンスの衣料ドライヤを開示することにある。この課題は請 求項1の特徴を有する衣料ドライヤにより解決される。 請求項1の開示部によれば、衣料ドライヤにおいて、摩擦リングの少なくとも 一部は駆動面と接触し、この駆動面を駆動装置により摩擦リングに対して一方向 へ駆動しかつ摩擦リングの逆転により乾燥ドラムの回転を該駆動面と同一方向へ 誘導し、かつ前記摩擦リングの少なくとも一部が乾燥ドラムの支持を提供し、駆 動伝達を可能にするために使用されるこの駆動面が直接的に使用され、それによ りチェーン駆動に伴うコスト、メインテナンス−慎重運転の問題は完全に解消さ れうる。更に,駆動は対応する前記駆動面上の電動モータにより直接的に行われ 、その場合、速度比またはギア比は対応する摩擦リングを介在してドラムの直径 に対する駆動面の直径比について決定される。摩擦リングの直径は、従って、そ の式に関与しない。適切な駆動面により駆動モータの駆動速度とドラム速度との 所定速度比又はギヤ比が決定されると共に、駆動面は乾燥ドラムの支持力を受け る作用をし、それによりドラムの長軸と一致する軸受 点に加わる力を減少、または完全に解除し、衣料ドライヤの全体的製造コストを 低減する。 本発明による衣料ドライヤの好適態様において、前記駆動面は駆動軸または駆 動軸に連結された駆動車の外周面により形成され、電動モータの形態の駆動装置 はその長手の一直線上に直接的に設置されている。コスト面から、普通、この電 動モータは駆動軸と一直線にその端部に取付けられる。ただし、駆動軸の中間に 電動モータを設置して駆動軸の端部から電動モータを制御するようにできる。こ の解決法は、電動モータがドライヤのハウジング内の余分な空間内に設置できる 点で好ましい解決法である。駆動軸が直接的に−換言すれば駆動ピニオンを使用 することなく−対応する摩擦リングを駆動するために使用される点で、この解決 法は特に低コストでありかつ通常の空間を必要とするのみである。 本発明による衣料ドライヤの他の好適態様において、摩擦リングの少なくとも 1部は揺動装置上の摩擦車と一体化されかつアキュムレータ装置の作用下で、ド ラムのレースと係合し前記レースは摩擦リングと連動する。前記摩擦リングがゴ ム製であり、そのために対応する摩擦リングの直径を結果的、終極的に減少させ る磨耗および磨滅を受ける。アキュムレータ装置の影響下での揺動装置の使用は 、調節およびセッティング運動により摩擦リングをそれと連動するレースの走行 面上に連続的に保持することを可能にし、その結果として衣料ドライヤのメイン テナンス費用の支出を低減する。 本発明の衣料ドライヤの特に好ましい態様において、駆動軸、および該駆動軸 により駆動される摩擦リングの対応する回転軸は垂直線に対してドラム回転軸と 共に30°未満の角度を形成する。このような配置により、乾燥ドラムにより生 じる力およびトルクは前記駆動軸および前記摩擦リングにより特に効果的に支持 される。この 場合、前記駆動軸を、その駆動軸により駆動する摩擦リングの回転軸よりも、ド ラム回転軸を通過する垂直面へより一層接近させることが特に有利であることが 立証されている。 本発明の衣料ドライヤの他の好適態様において、摩擦リングは前記駆動軸と平 行に走る固定軸上に対で配設される。この配置により、対応する対の摩擦リング の心あわせは構造的に簡単な方法により達成される。 本発明の衣料ドライヤの他の好適態様において、ドラム回転軸が通る水平面よ り下方に2対の対峙した摩擦リングが設置され、各対の摩擦リングはドラムの端 部上に配設されたレースと接触する状態で固定軸へ相互に連結される。この配置 により、均一かつ安定したドラムの摩擦リング上への取付けが可能になる。 更に、ドラムに対する一種の4輪駆動を可能にするために、各対の摩擦リング のための連動駆動軸に分離駆動装置を設けることが好ましく、それによりドラム の特に円滑かつ均一な駆動を達成する。 以下に本発明の衣料ドライヤを図面を参照して更に詳細に説明する。 図面において、図1は排出点から後方を見た衣料ドライヤの後方図、 図2は図1の衣料ドライヤの側面図、 図3は衣料ドライヤの他の態様の斜視図を示す。 図面に示した衣料ドライヤは全体を10で示した駆動装置により回転する回転 乾燥ドラム12を有する。乾燥ドラム12は衣料ドライヤのハウジング18内に 摩擦車16の一部として回転する複数の摩擦リング14上に設置されている。摩 擦リング14はFirma Continental Aktiengesellschaftから“ROTAFRIX”の商標 名で市販されている。この場合において摩擦リング14は乾燥ドラム12の端部 に配 設されたレース20と接触する(図2参照)。図1の右側で、摩擦リング14は 駆動装置10の一部としての駆動面22と接触し、駆動面22は電動モータ24 の形態の駆動装置により矢印の方向において半時計方向へ駆動する。回転駆動に より、摩擦リング14は駆動面22と接触することにより反対方向へ回転し、そ れにより矢印で示されたように時計方向へ回転する。乾燥ドラム12の端部レー ス20は摩擦リング14上でそれに沿って回転することにより、摩擦リング14 の回転の結果として乾燥ドラム12は反転を受けて、駆動面と同一方向である半 時計方向へ回転する。 本態様において、相対駆動面22が駆動軸28の外周面により形成され、その 長手延長線上に特に図2に示されたように、駆動装置24が電動モータの形態で 設置される。ただし、この代わりに、駆動軸28は図示されていない動輪を具備 し、そこへ連結されて摩擦リング14と接触し、かつ乾燥ドラム12の回転駆動 を伝達するようにしてもよい。駆動軸28はその端部で電動モータ24の駆動軸 へ横ピン連結具により連結されかつ反対側で自動調心玉軸受32内へ案内されて いる。電動モータ24は自動調心玉軸受32と同様にドライヤのハウジングへ取 付けられたモータフランジ34により支持されている。 図1において、ドライヤの垂直面の左側上に配設された摩擦リング14を具備 した摩擦車16は全体が36で示された揺動装置上に設置されており、それによ り摩擦リング14を具備した対応する摩擦車16は引張ばね38の形態のアキュ ムレータ装置の作用によって揺動装置36により調整かつセットされる。揺動装 置36は摩擦リング14と連動するレース20を摩擦リング14に対して付勢、 保持する。この場合において、揺動装置は可動ジョイント44により相互に連結 された2つの実質的同一形態のレバーアーム40と42を端部 に有し、それによりレバーアーム40の自由端部は摩擦車16を受ける受器を形 成しかつ他方のレバーアーム42の自由端部は引張はね38の形態のアキュムレ ータ装置の端部上に軸着され、このアキュムレタ装置は他端部で衣料ドライヤの ハウジング18の部分に緊密に連結、維持されている。 対応するレバーアーム42を枢軸46を中心に回転させるために、その端部は 自在軸受48によりハウジングの部分上に同様に設置されている。レバーアーム 対42上で横部材50へ働く引張ばね38の影響下で、対応レバーアーム42は 自在軸46を中心に時計方向へ回動して、可動ジョイント44を介して一対の摩 擦車16は上向に面した状態に調整され、下レバーアーム40上で対応レース2 0に対してセット又はブロックする。このような調整作用は駆動軸28に沿った 展開するので、セットまたはブロック運動中でさえ駆動面22は対応する摩擦リ ング14の外周面との連続的接触を維持し、それにより磨耗の結果として摩擦リ ング14または摩擦車16の直径が縮小する場合であっても揺動装置36を用い て摩擦リング14または摩擦車16をドラム12のレース20と連続的に接触し た状態で保持することができる。 特に、図2に示されたように、摩擦車16は固定軸54上に回転自在に設置さ れた伝統的溝付き玉軸受52上の端部上に配設され、固定軸はその端部でドライ ヤのハウジング18上へ軸受箱56により固定されている。ここで、『固定軸』 の用語は、軸54は回転しないが、揺動装置36により移動してセットまたはブ ロック運動により外周レース20と整列する限りにおいて運動するように保持さ れることを意味する。ピボット軸46、固定軸54および駆動軸28は相互に対 して実質的平行にある。長軸を有する固定軸54は、また、結果的にその上に設 置された摩擦リング14を具備した摩擦車 16の回転軸を形成する。 ドラム回転軸60は衣料ドライヤを垂直面62と中心面64に分割している( 図1)。ドラム回転軸60を仮想線66上で固定軸54と結合する場合、垂直面 62に対して仮想線66により形成される角度は30°未満であるのが好ましい 。更に、図1に示されたように、摩擦リング14の回転軸、この場合固定軸54 に関連して、摩擦リング14を駆動する駆動軸28はドラムの回転軸60を通る 垂直面62に接近して設置される。この配置は乾燥ドラム12の支持を改良し、 それにより固定軸54および駆動軸28の軸受における支持力および支持受け方 向は矢印と直線で示されている。ただし、直線の長さは実際の力−比率を示すも のでなく、単に軸54に沿って2つの異なる方向へ発生する支持の基本タイプを 示すのみである。 図1の垂直面62の右側に配設された対の摩擦リング14に加えて、摩擦リン グ14を具備した他の対の摩擦車16が図面左側に設置されており、右側の摩擦 車16と同様に乾燥ドラム12の支持を提供する。かかる摩擦車16はドライヤ のハウジング18上で矢印方向へ直接的に回転するために他の回転軸68により 関節結合されてよい。ただし、2つの回転軸68は、同様に他の連結部と共に図 示されていない他の揺れ腕を形成し、この揺れ腕は自動運動により摩擦車16を レース20へ供給するものであってよい。更に、この摩擦車16は右側の装置と 同様に構成されて図示されていない独立の駆動装置を有し、それにより乾燥ドラ ム12のための一種の4輪駆動を達成するものであってよい。 図2において図面の中央から外方へ見て左側へ衣料は載置でき、その後に図示 されていない後方へ衣料を取り出することのできる、衣料ドライヤの一般的構造 に形成される。この後方域において乾燥 ドラム12は軸方向かつ遠心方向の軸受70上に従来法により更に支持されてお り、それにより軸受70の長軸はドラム回転軸60と一致している。駆動面22 によりこの後方域で付加的支持が生じるのでこの軸受70はドラム12の後方域 よりも小さい直径を有するものにできる。更に、下方域においてドライヤは全体 が72で示された送風器を有する。送風器72はドライヤの底部上で2対の摩擦 リング14間に設置されており、衣料ドライヤ内で従来法により空気を送る作用 をする。 図3には他の態様の本発明による衣料ドライヤが示されている。これについて は図1および2に示した第1態様と顕著に異なる点のみを説明する。図3におい て、第1態様と同一の構造部材は同一参照番号に100を乗じて表されている。 図1および2の態様に対応する基礎構成部材は図3の態様に参照する。 図3の衣料ドライヤにおいて、第1態様の乾燥ドラム12用の半径方向の軸受 70は完全に省略されている。この改変態様において、乾燥ドラム112は2対 の摩擦リング114上に設置され、2対の摩擦リング114はドラムの底部上で 相互に対面して設置されかつその間にレース120により乾燥ドラム112を受 けかつ保持している。ドラム回転軸160と対応する対の摩擦リング114の固 定軸154の長軸との間に仮想連結線166が図示されており、この仮想線16 6はドライヤの垂直面162と35から40°の角度を形成している。駆動軸1 28は固定軸154の下に実質的垂直に配設されかつこの仮想垂直面からハウジ ング内の参照結合点へ向かって略2から5°の角度で配設されるのが好ましい。 かかる構成により駆動面122を有する駆動軸128は駆動装置124の領域に おいて乾燥ドラム112を単独で支持する。衣料ドライヤの他の構成において駆 動装置124が図3に示された他の対の摩擦リング114に使 用される場合には、前記駆動面に加えて存在する駆動軸上に完全な支持が形成さ れる。図3の態様により、2対の摩擦リング114が回転自在に設置される2つ の固定軸154は乾燥ドラム112のレース120に対して圧縮部材または固定 支柱によりセットまたはつブロックされ、それにより図3に図示された対の支柱 174はドライヤハウジング118上へ対峙方向において働く仮想線166に沿 って加わる力を支持する。図3において、仮想線166に沿って加わる力は図1 の装置と同様に、2方向へ分割され、1方向が圧縮部材または支柱174に沿っ て生じかつ他方向が固定軸154と駆動軸128の結合部中心に生じる。圧縮部 材または支柱174は種々の長さに形成されてよく、その結果として対応する対 の摩擦リング114のレース120に対するセッティグまたはブロッキング運動 を可能にし、そのようにしてかかる調整および調節運動により摩擦リング114 の磨耗の証が同様に補填されうる。 2対の摩擦リング114に関する図3の取付けによりドラム112の半径方向 の支持を可能にする。同様に、ドラムの回転軸160に平行にドラム112を軸 支するためにレース120は作業側に図示されていないフランジ部を有し、その フランジ部は図示されていない少なくとも1対の案内車間に案内され、案内車は ハウジング118部分へ堅く固定される構成であってよい。この装置により乾燥 ドラム112の軸方向を含むスムーズな回転が保証される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年4月12日 【補正内容】 明細書 ゴムローラ駆動装置を装備した衣料ドライヤ 本発明は請求項1の開示部における特徴を有する衣料ドライヤに関する。 対応する衣料ドライヤは数年前から市販されている。摩擦リングを有するゴム ローラ駆動装置が乾燥ドラムの回転のために使用されている。摩擦リングは実質 的に静かで低メイテンナンスである。ゴムローラ駆動装置は、概ね、ドライヤの 中心面の下方に相互に対峙して配設された2対の摩擦リングで構成され、摩擦リ ング間で乾燥ドラムを支持し、乾燥ドラムの両端部域において摩擦リングは乾燥 ドラム上の支持面を形成するレースに沿って回転する。ドラムの回転のために、 1対の摩擦リングが回転軸により電動モータとして具体化された駆動装置へ連結 され、駆動装置は駆動ユニットおよびチェーン駆動装置により、その特定駆動軸 に対する基準速度比まで減速された駆動回転速度を伝達し、対の摩擦リングはそ の端部で前記駆動軸へ設置、固定されている。駆動方向の逆転により、摩擦リン グはレースと共に乾燥ドラムを摩擦接触により駆動し、かつその回転軸は乾燥ド ラムのハウジングの一部上の伝統的ローラベアリング上を回転するように配設さ れている。 既知駆動ユニットのチェーン駆動装置に加えて速度伝達または減速に必要とさ れる駆動ユニットは衣料ドライヤの製造において著しい経費要因となっている。 更に、時にチェーン駆動装置は磨耗に繋がり、そのためにメインテナンスの補充 作業を必要とし、衣料ドライヤの時間遅延に繋がる。更に、既知構造において乾 燥ドラムの単独支持が2対の摩擦リングによりドライヤの水平中心面下で行われ ることを考えると、軸受は乾燥ドラムの端部でドラム回転軸と一直線に設置され なければならず、かつ付加的力を支持できるようにするための適当な強度が必要 となる。付加的軸受力を乾燥ドラムへ効果的に加えるためには、ドライヤの後方 排出側上の金属シート板を更に剛性にしてその壁厚を更に厚くする必要がある。 これらの手段は衣料ドライヤの製造費を更に増大させることになる。 当分野の現状において、ゴムローラ駆動装置を具備したこのタイプの衣料ドラ イヤはUSA2552849により知られており、ここでは駆動面は摩擦リング と直接的に係合しないで、第1に連動する摩擦リングと同一軸上で連結された摩 擦車と接触し、この摩擦車を駆動して乾燥ドラムを回転させる。構成部品数が多 いために既知衣料ドライヤの製造コストを増大しかつメインテナンス費用を増大 させる。 当分野のこの状態から出発して、本発明の課題は運転信頼性、低製造コスト、 および低メインテナンスの衣料ドライヤを開示することにある。この課題は請求 項1の特徴を有する衣料ドライヤにより解決される。 請求項1の開示部によれば、衣料ドライヤにおいて、乾燥ドラムの支持として 少なくとも1部が作用する摩擦リングの少なくとも一部が駆動面と接触し、この 駆動面は駆動伝達のために直接的に使用される。それによりチェーン駆動装置、 または対の摩擦車、および軸に相互に連結された摩擦リング等の複数の駆動要素 に伴うコスト高、メインテナンス−慎重運転は完全に解消されうる。更に、電動 モータによる駆動は対応する駆動面に直接的に行われ、それにより速度比または ギア比はドラムの直径に対する駆動面の直径比に関して対応する摩擦リングを介 在して決定される。摩擦リングの直径は、従って、その式に関与しない。電動モ ータの駆動速度と対応する 駆動面によるドラムの駆動速度との間に必要な速度比またはギア比の決定に加え て、これは?乾燥ドラムの支持力を受ける作用をし、それによりドラムの長軸と 一直線になる軸受点に加わる力を減少、または完全に解除し、衣料ドライヤの全 体的製造コストを低下させる。 本発明による衣料ドライヤの好適態様において、前記駆動面は駆動軸または駆 動軸に連結された駆動車の外周面により形成され、電動モータの形態の駆動装置 は駆動軸の長手に一直線上に直接的に設置されている。コスト面から、普通、こ の電動モータは駆動軸と一直線にその端部に取付けられる。ただし、駆動軸の中 間に電動モータを設置して駆動軸の端部から電動モータを制御するようにできる 。この解決法は、電動モータがドライヤのハウジング内の余分な空間内に設置で きる点で好ましい解決法である。・・・・される点で、 請求の範囲 1.ドライヤのハウジング(18,118)内で回転する摩擦リング(14, 114)上に取付けられた駆動装置(24,124)により回転する乾燥ドラム (12,112)を有し、前記摩擦リングが乾燥ドラム(12,112)のレー ス(20,120)と接触し、摩擦リング(14,114)の少なくとも1部が 駆動面(22,122)と接触し、前記駆動面が駆動装置(24,124)によ り摩擦リング(14,114)上で1方向へ駆動されかつ前記摩擦リングの反転 により乾燥ドラム(12,112)の回転を駆動面(22,122)の回転と同 一方向へ誘導する衣料ドライヤにおいて、前記摩擦リング(14,114)の少 なくとも1部は前記乾燥ドラム(12,112)を支持する作用をすると共に前 記駆動面(22,122)と接触することを特徴とする衣料ドライヤ。 2.前記駆動面(22,122)は駆動軸(28,128)または前記駆動軸 に連結された駆動車の外周面(26,126)により形成され、前記駆動装置( 24,124)は電動モータの形態で前記駆動軸の長手に直接的に設置されてい ることを特徴とする、請求項1の衣料ドライヤ。 3.前記摩擦リング(14)の少なくとも一部は揺動装置(36)に取付けら れかつアキュムレータ装置(38)の作用により前記レース(20)に対して調 整かつセットされる摩擦車(16)と一体化されていて、前記レースは前記摩擦 リングと連動することを特徴とする、請求項1または2の衣料ドライヤ。 4.前記駆動軸(28)およびその駆動軸により駆動する前記摩擦リング(1 4)の対応する回転軸は前記乾燥ドラムの回転軸(60)を通る垂直線(62) に対して30°満の角度を形成している ことを特徴とする、請求項2または3の衣料ドライヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ドライヤのハウジング(18,118)内で回転する摩擦リング(14, 114)上に取付けられた駆動装置(24,124)により回転する乾燥ドラム (12,112)を有し、前記摩擦リングが乾燥ドラム(12,112)のレー ス(20,120)と接触する衣料ドライヤにおいて、摩擦リング(14,11 4)の少なくとも1部は駆動面(22,122)と接触し、前記駆動面は駆動装 置(24,124)により摩擦リング(14,114)に対して1方向へ駆動さ れかつ摩擦リング(14,114)の逆転により乾燥ドラム(12,112)の 回転を駆動面(22,122)の回転と同一方向に誘導し、かつ前記摩擦リング の少なくとも1部は乾燥ドラム(12,112)を支持する作用をすることを特 徴とする衣料ドライヤ。 2.対応する前記駆動面(22,122)は駆動軸(28,128)または前 記駆動軸に連結された駆動車の外周面(26,126)により形成され、前記駆 動装置(24,124)は電動モータの形態で前記駆動軸の長手に直接的に設置 されていることを特徴とする、請求項1の衣料ドライヤ。 3.前記摩擦リング(14)の少なくとも一部は揺動装置(36)上に取付け られかつアキュムレータ装置(38)の作用によりレース(20)に対して調整 かつセットされる摩擦車(16)と一体化され、前記レースは摩擦リング14と 連動することを特徴とする、請求項1または2の衣料ドライヤ。 4.前記駆動軸(28)およびその駆動軸により駆動する摩擦リング(14) の対応する回転軸はドラム回転軸(60)を通る垂直面(62)に対して30° 未満の角度を形成していることを特徴とす る、請求項2または3の衣料ドライヤ。 5.前記摩擦リング(14)は回転軸に関連して前記駆動軸により駆動し、前 記駆動軸(28)はドラム回転軸(60)を通る垂直面(62)により一層接近 していることを特徴とする、請求項4の衣料ドライヤ。 6.前記摩擦リング(14,114)は前記駆動軸(28,128)と平行に 走る固定軸(54,154)上で対で回転するように設置されていることを特徴 とする、請求項2から5いずれか1の衣料ドライヤ。 7.前記ドラム回転軸(60,160)が配置される水平線(64,164) の下方には2対の摩擦リング(14,114)が相互に対面して設置され、前記 対の摩擦リングはそれぞれ固定軸(54,154))へ連結されかつドラム(1 2,112)の端部に配設されたレース(20,120)と接触することを特徴 とする、請求項6の衣料ドライヤ。 8.分離駆動装置が各対の摩擦リング(14,114)と連動する前記駆動軸 (28,128)に装備されていることを特徴とする、請求項7の衣料ドライヤ 。
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