JPH09511050A - 軸受シェルおよび軸受キャップを備えた軸受本体に組み込まれたラジアル滑り軸受 - Google Patents

軸受シェルおよび軸受キャップを備えた軸受本体に組み込まれたラジアル滑り軸受

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JPH09511050A JP7526009A JP52600995A JPH09511050A JP H09511050 A JPH09511050 A JP H09511050A JP 7526009 A JP7526009 A JP 7526009A JP 52600995 A JP52600995 A JP 52600995A JP H09511050 A JPH09511050 A JP H09511050A
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Abstract

(57)【要約】 クランクハウジングと連接棒の寸法変化を考慮するために、軸受下方シェル(9)が組み込まれてない状態で、外側プロフィルが半径raの円弧の形状を有しかつ内側プロフィルが半軸aiとbiの半楕円の形状を有し、その際軸受半軸aiが軸受下方シェル(9)の頂点(19)を通って延びている。組み込んだときに、軸受上方シェル(8)の内側プロフィルが変わらないままであるが、軸受下方シェル(9)は、軸受下方シェル(9)の外側プロフィルが半軸aaとbaの半楕円の形状を有するようにほんのわずかだけ変形し、その際短い半軸baが軸受下方シェル(9)の頂点(19)を通って延びている。

Description

【発明の詳細な説明】 軸受シェルおよび軸受キャップを備えた軸受本体に組み込まれたラジアル滑 り軸受 本発明は、請求の範囲1の上位概念による軸受シェルに関する。本発明は、ま た内燃機関の支承部のための、特にクランクハウジング内のクランク軸および連 接棒を支承するための軸受上方シェルと軸受下方シェルを有しかつ軸受キャップ を備えている軸受本体に組み込まれたラジアル滑り軸受にも関し、このラジアル 滑り軸受では大きさと方向が一定のサイクルで変化する軸受負荷を生じ、その際 軸受下方シェルの壁厚が円周の頂点から分離面に向かって増大しかつその内側プ ロフィルが半径riの円弧の形状を有する。 そのようなラジアル滑り軸受は、例えば原動機付き車両のエンジンで使用され ており、フランジ軸受、主軸受および連接棒軸受と区別されている。軸受上方シ ェルは、クランクハウジングまたは連接棒に配置されているその軸受シェルであ るが、軸受下方シェルはハウジングキャップに組み込まれかつ上方部分でねじ止 めされている。そのような軸受の場合、原動機付き車両のエンジンの寿命に一致 する走行時間を目指して努力されている。100 000km以上の走行能力を有するト ラック用エンジンでは、軸受を早期に交換しなければならない場合が多い。 それ故、軸受の寸法にわたって、改善された潤滑、したがってより高い走行能 力を達成しようと試みられている。 ドイツ連邦共和国特許公開公報第14 25 125 号から各シェルの壁厚が走行長さ にわたって変化する多シェル軸受が知られており、その際シェル内径のそれぞれ の中心がシェルの外径の中心に対し偏心して支承されかつシェル内径のための中 心がシェル円周角度の角度二等分線上に存在している。もっぱら二つの軸受シェ ルからなることができるそのような軸受では、軸受面が全く円形の横断面を有し ない。なぜなら、シェル内径が全ての場合に共通の中心を有しないからである。 したがって、各軸受シェルには固有の曲率半径が付設されており、このため分離 面で壁厚が急増することになる。分離面の範囲の壁厚が同じ厚さである場合は、 多シェル軸受の両方のシェルが頂点でそれらの最大壁厚を有する。このようにし て、一種のレモン状孔が得られる。 中心が分離面の両側で同じ間隔を置いて半径方向平面に存在し、この半径方向 平面は主負荷の平面から或る角度だけねじられている同様な軸受がドイツ連邦共 和国特許明細書第16 75 743 号から知られている。 また、ドイツ連邦共和国特許公開公報第31 36 199 号から、より大きな耐変形 強度をもつ支承部の部分を円筒形半部で占め、かつ小さい耐変形強度をもつ支承 部の部分を卵形の軸受シェル半部で占めることが知られている。円筒形の軸受シ ェルは一定の壁厚を有し、一方卵形軸受シェルの壁厚は分離面に向かって減少す るので、分離面の範囲で壁厚の急増が生ずる。 米国特許第4,311,349 号には、二つの同一の軸受シェルを有する一組の軸受シ ェルが記載されており、それらの壁厚は分離面の範囲で減少しているので、同様 に一種のレモン状孔が形成される。 米国特許第4,307,921 号から、一方の分離面の範囲のシェルの壁厚が他方の分 離面の範囲の壁厚よりいっそう大きい軸受が知られている。軸受シェルの内側プ ロフィルには、二つの層をなして重ねられた軸受孔により、ずらされた中心が形 成される軸受が知られている。 米国特許第4,488,826 号には、偏心して配置された軸ジャーナルが一方の側に わずかな隙間を有しかつ他方の側に大きな隙間を有する偏心した軸受孔が記載さ れている。偏心した軸受の中心が小さい負荷の範囲に移されているので、潤滑油 供給のための既存のいっそう大きな隙間を利用できる。同一である両方の軸受シ ェルは一方の分離面の範囲に、シェルの周方向に連続的に減少する大きな壁厚を 有するので、他方の分離面の範囲で最小になる。大きな隙間を小さい負荷の範囲 に設けなければならないので、分離面平面は連接棒の長手方向軸線に対し垂直に は存在せず、このためさらに斜めに分割された連接棒が必要になる。 ドイツ連邦共和国特許明細書第698002号から、分割された滑り軸受が知られて おり、この軸受では、軸受上方シェルが軸受下方シェルより大きいので、軸受本 体に対して突出している先細になる軸受上方シェルの両方の端部が良好な心出し 部を形成する。最大負荷の範囲に対応する軸受シェルを頑丈に形成することがで きるために、両方の軸受シェルの共通の内径が両方の軸受シェルの不変のままで ある共通の外径軸受キャップに対して偏心して変位されているので、頂点の範囲 の軸受下方シェルはそれらの分離面の範囲の壁厚よりいっそう小さい壁厚を有す る。この周知の軸受では、寿命のはっきりした増加を達成できなかったことが明 らかになっている。 本発明の課題は、内燃機関の寿命中交換ができるだけ必要でないように非常に 長い寿命により際立っている、軸受シェルならびにラジアル滑り軸受を準備する ことである。 この課題は、請求の範囲1の特徴による軸受シェルで解決される。また、組み 込まれたラジアル滑り軸受の対象は請求の範囲4である。 軸受受容孔は、クランクハウジングと連接棒の場合、軸受受容孔の中心がクラ ンク軸の軸ジャーナルの中心と同じであるようにもたらされ、その際軸ジャーナ ルとそれぞれの軸受シェルとの間に一定の隙間が設けられる。軸受受容孔を設け た後、キャップのねじが弛められ、軸受シェルが挿入されそして再びキャップが ねじで止められるが、これは確定された引締めの規定で実施される。 本発明は、最初の取外しと引き続くねじでの固定後、キャップは寸法変化を受 けているが、ハウジング部分における軸受孔の範囲は大きく変化しないままであ る。この寸法変化はキャップの頂点範囲に限定されかつキャップの形状と材料に 依っている。この寸法変化は0.1mmまでになる。寸法変化は、以後キャップの寸 法変化と呼ぶことにするが、このキャップの寸法変化のため軸受下方シェルとク ランク軸の間の隙間が減少し、このため軸受下方シェルの負荷がいっそう高くな り、したがって磨耗が増加することになり、結局は軸受が早期に破損する原因と なる。 このキャップの寸法変化は、本発明により、特別に形成された軸受シェルによ り考慮される。それ故、キャップに組み込まれる軸受シェルの内側プロフィルが 、半軸aiとbiの半楕円の形状を有し、その際長い半軸aiが軸受シェルの頂点 を通って延びているようにする。 軸受シェルは支持材料と軸受材料から構成されているので、軸受シェルの寸法 は、軸受シェルの支持材料が円周にわたって一定の厚さを有しかつ支持材料に取 りつけられた軸受材料が異なる厚さを有することにより形成されるのが好ましい 。 20mm〜1000mmの軸受外径の場合、頂点と分離面の範囲の壁厚の差が0.1mmまでに なる。キャップの寸法変化はそれぞれの材料およびキャップの形状に依っている ので、壁厚の差はこのキャップ特性に適応させなければならない。この目的のた めに、例えば各エンジン形式毎にその都度のキャップの寸法変化を前もって決定 しなければならない。 軸受下方シェルとしてのそのような軸受シェルがラジアル滑り軸受を形成する ために軸受上方シェルと共にクランクハウジングに組み込まれると、以前に楕円 形の内側プロフィルが円弧状の内側プロフィルに移行するようにキャップの寸法 変化に依りほんのわずかだけ変形し、その際同時に円弧状の形状の外側プロフィ ルが楕円形に移行する。この場合、軸受下方シェルの外側プロフィルが水平に延 びる楕円の形状を取り、すなわち短い半軸baが軸受下方シェルの頂点を通りか つ長い半軸aaが分離面平面に存在する。 軸受上方シェルと軸受下方シェルの内側プロフィルは、二つの軸受シェルが同 一のときにかつキャップの寸法変化がないときに得られるような円に一致する共 通の円上に存在する。軸受シェルと軸ジャーナルの間に必要な隙間は、キャップ の寸法変化にもかかわらず、このキャップの寸法変化を考慮する軸受下方シェル の寸法に依り完全に維持されたままであるので、キャップの寸法変化に依る付加 的な磨耗は全く発生することはできない。 軸受下方シェルは、軸受上方シェルの外径の中心と軸受下方シェルの内径の中 心とが一致するように形成されるのが好ましい。 軸受上方シェルは円周にわたって一定の壁厚を有することができる。軸受孔に いわゆるレモン状孔をかぶせることにより、軸受上方シェルも頂点で分離面の範 囲の壁厚よりもいっそう厚い壁厚を有することも可能である。 同じことが、連接棒にねじで止められている連接棒キャップにも当てはまる。 全ての場合に、軸受シェルの分離面がキャップの分離面に存在するように軸受シ ェルを組み込むことが好ましい。 分離面の範囲に壁厚の急増が生じないために、軸受壁厚が軸受上方シェルと軸 受下方シェルの分離面の範囲で同じ大きさであるのが好ましい。 本発明によるラジアル滑り軸受では、これを装備したエンジンにおいて走行能 力の著しい上昇が問題なく達成された。 有利な構成を次に図面により詳細に説明する。 第1図は軸受受容孔の寸法を示す。 第2図は組み込み前の軸受上方シェルと軸受下方シェルを側面図で示す。 第3図は、第2図に示した軸受上方シェルと軸受下方シェルを組み込まれた状 態で示す側面図である。 第4図は連接棒を正面図で示しかつその中の軸ジャーナルを断面図で示す。 第5図はクランクハウジングを正面図でかつその中の軸ジャーナルを断面図で示 す。 第6図はレモン状の孔を有する軸受上方シェルと軸受下方シェルの側面図であ る。 第1図には、連接棒またはハウジングの軸受受容孔の寸法を示してあり、その 際L1は、クランクハウジングまたは連接棒がボーリング機械により加工された 後の円形の軸受受容孔を描く。 軸受受容孔の下方半部を形成するキャップがねじをゆるめられて、引続き軸受 シェルの組み込み後再び引締め規定により固定されると、内側プロフィルがキャ ップの寸法変化により変わる。軸受の組み込み後は、軸受受容孔が曲線L2によ り描かれており、この曲線L2は水平に延びる楕円の形状を有する。頂点範囲の 軸受受容孔の直径の減少は、キャップの寸法変化Dにより引き起こされる。 第2図には、ラジアル滑り軸受を形成する二つの軸受シェル8、9が組み込ま れてない状態で示されている。軸受上方シェル8ならびに軸受下方シェル9は支 持材料22を有し、この支持材料に軸受材料23が取りつけられている。軸受上 方シェル8はその円周にわたって一定の壁厚を有する。軸受下方シェル9は、壁 厚が軸受上方シェル8の壁厚に一致する分離面11の範囲よりも頂点19におい ていっそう薄い壁厚を有する。頂点の範囲の壁厚の減少は軸受材料23の負担に なるので、支持材料22は円周にわたって一定の厚さを有する。軸受下方シェル の内側プロフィルは、立っている半楕円の形状を有するように形成されており、 すなわち長い半軸aiが軸受下方シェルの頂点19を通るのに対し、短い半軸bi が分離面11の平面に存在しかつ軸受上方シェル8の内径の半径riと同じで ある。 これらの両方の軸受シェル8、9がクランクハウジングに組み込まれると、軸 受上方シェル8の形状は変わらないままであるが、軸受下方シェル9はキャップ の寸法変化によりほんのわずかだけ変形する。軸受ハウジングも軸受キャップも 第3図には示してない。キャップの寸法変化により、頂点19の範囲で長い半軸 aiが短縮するかまたは軸受下方シェル9の外径raの半径が短縮することになる 。このように短縮すると、軸受下方シェルの以前に楕円形の内側プロフィルがい まや円弧状の内側プロフィルに移行し、その結果長い半軸aiが軸受上方シェル 8の内径の半径riの値を有する。同時に、軸受下方シェル9の壁厚が異なるこ とにより、軸受下方シェル9の以前に円弧状の外側プロフィルが水平に延びる楕 円の形状に移行し、その短い半軸baが頂点19を通りそしてその長い半軸aaが 分離面11の平面に存在しかつ軸受上方シェル8の外径の半径raと同じである 。 第4図には、連接棒キャップ3を有する連接棒2を示してあり、この連接棒2 は連接棒ねじ4a、bにより結合されている。軸受受容孔20には、分離面11 が連接棒キャップ3の平面21に存在するように軸受上方シェルおよび軸受下方 シェル8、9が挿入されている。軸受受容孔に収容後のキャップ3の外側および 内側プロフィルは一点鎖線で書きこんだ曲線Iにより示してある。軸受組み込み 後、キャップが頂点19で変化し、そしてキャップの新しい内側および外側プロ フィルが今や曲線IIにより描かれる。キャップの寸法変化D(第1図参照)を調 整するために、頂点19における軸受下方シェル9の壁厚がそれに応じて減らさ れた。軸受下方シェル9の壁厚は分離面11から頂点19まで減少する。 壁厚の急増が発生しないようにするために、軸受下方シェル9の壁厚は、分離 面11の範囲では、円周に沿って一定の壁厚を有する軸受上方シェル8の壁厚と 同じである。 軸ジャーナル1は、その長さが軸受下方シェル9の減少した壁厚により変化し ていないので、今や軸受下方シェル上に隙間なしで載っている。 軸受上方シェル8と軸ジャーナル1との間の軸受隙間12は変わらないままで 存在し得る。軸受下方シェル9の壁厚が減少したことにより、キャップの寸法変 化Dだけ両方の軸受シェル8、9の共通の外径DAが減少するが、一方軸受孔1 3の直径D1は変わらないままである。 第5図には、ハウジングキャップ6を有するクランクハウジング5を示してあ り、このクランクキャップ6はキャップねじ7a、bにより固定されている。こ の実施の形態においても、軸受シェル8、9およびピン10の組み込み前後のキ ャップ6の形状を曲線IとIIにより示してある。軸受シェル8、9の構成は、第 2図〜第4図と関連して述べた軸受シェルの構成に一致する。 第6図には、二つの軸受シェル8、9が組み込まれてない状態で示してある。 この実施の形態は、第2図に示した実施の形態とは、本発明による軸受寸法を有 する軸受孔にレモン状の孔が層をなして重ねられている点により相違している。 軸受下方シェル9の寸法は、第2図に示したものと比較してほんのわずかだけし か変えられていない。軸受下方シェルの内側プロフィルを描く楕円は維持された ままであり、その際半軸についてai′<aiおよびbi′>biがai′>bi′と 共に当てはまる。この場合、最大の変化は、その壁厚が今や頂点18で最大であ りかつ分離面11に向かって減少する軸受上方シェル8によりなされる。ここに 示した実施の形態では、支持材料22が一定の厚さを有しかつ軸受材料が異なる 厚さを有する。レモン状の孔は、軸受上方シェル8において、内側プロフィルが 水平に延びる楕円になり、そのとき長い半軸bi′と短い半軸ci′を有する。 参照数字 1 軸ジャーナル 2 連接棒 3 連接棒キャップ 4a,4b 連接棒ねじ 5 ハウジング 6 キャップ 7a,b キャップねじ 8 軸受上方シェル 9 軸受下方シェル 10 ピン 11 分離面 12 組み込み隙間 13 軸受孔 18 頂点 19 頂点 20 軸受受容孔 21 キャップの平面 22 支持材料 23 軸受材料

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内燃機関のラジアル滑り軸受用の軸受シェル、特に軸受下方シェルであって 、その外側プロフィルが半径raの円弧の形状を有しかつ軸受壁厚が頂点から周 方向に分離面に向かって増大している軸受シェルにおいて、 内側プロフィルが半軸aiおよびbiを有する半楕円の形状を有し、その際長い 半軸aiは軸受下方シェル(9)の頂点(19)を通って延びていることを特徴とする軸 受シェル。 2.軸受シェル(9)の支持材料(22)が円周にわたって一定の厚さを有しかつ支持 材料(22)に取りつけられた軸受材料(23)が異なる厚さを有することを特徴とする 請求の範囲1の軸受シェル。 3.20mmから1000mmまでの軸受外径において、頂点(19)でおよび分離面(11)の範 囲で壁厚の差が0.1mmまでになることを特徴とする請求の範囲1または2による 軸受シェル。 4.内燃機関の支承部用の、特に大きさと方向が一定のサイクルで変化する軸受 負荷を生ずるクランク軸を支承するための軸受上方シェルおよび軸受下方シェル を有しかつ軸受キャップを備えている軸受本体に組み込まれたラジアル滑り軸受 であって、軸受下方シェルの壁厚が頂点から円周に沿って分離面に向かって増大 しかつ軸受下方シェルの内側プロフィルが半径riの円弧の形状を有するラジア ル滑り軸受において、 軸受下方シェル(9)の外側プロフィルが半軸aaとbaの半楕円の形状を有し、 その際短い半軸baが軸受下方シェル(9)の頂点(19)を通って延びていることを特 徴とするラジアル滑り軸受。 5.軸受上方シェル(8)の外径および軸受下方シェル(9)の内径の中心が一致する ことを特徴とする請求項4のラジアル滑り軸受。 6.軸受壁厚が軸受上方シェルと軸受下方シェル(8,9)における分離面(11)の範 囲で同じ大きさであることを特徴とする請求の範囲4または5のラジアル滑り軸 受。 7.軸受孔(13)には、軸受上方シェル(8)の頂点(18)の壁厚が分離面(11)の範囲 の壁厚より厚いようにレモン状の孔が層をなして重ねられていることを特徴と する請求の範囲4から6までのうちの一つによるラジアル滑り軸受。 8.軸受シェル(8,9)にスラストフランジが設けられていることを特徴とする請 求の範囲4から7までのうちの一つによるラジアル滑り軸受。
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