JPH09510896A - 身体マッサージ器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 一端において取手（２２）に対して横方向に伸びたマッサージヘッド（２０）の付いた細長い取手（２２ａ、２２ｂ）を有するケーシング（２４）を含む身体マッサージ器。マッサージヘッド（２０）は、中心面に対して対称に形成された外部マッサージ表面を有し、その中心面内での軸の周りに揺動するように取付けられている。取手（２２）は、その長手方向の軸がその中心面内にあって、そのマッサージ器が中心面においてバランスが取られている。このマッサージヘッド（２０）は、上部のモータ取付ブラケット（５３）から吊り下げられた状態にある電気モータ（５４）により駆動される。このマッサージヘッド（２０）の揺動は、ヘッドのピボット軸の両側にある一対の弾性のある圧縮型のスリーブで制限されている。マッサージ面は半球状の成形体（３４、３６）により形成され、それには、取り外し可能なカバー（４６）が取付けられ、異なったマッサージ効果が得られるように内部クッション材を変更できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 身体マッサージ器 発明の技術分野 本発明は、電動身体マッサージ器に関するものである。発明の背景 伝統的に、医者、指圧師、その他の治療専門家は、身体構造の処置・治療に電 動マッサージ器を使用している。例えば、運動選手などの筋肉の緊張や疲労の治 療をこのような器具を使用することが有効であることが分かっている。先行技術の説明 従来の身体マッサージ器は、概して、身体の上で軌道を回るような擦り動作を する構造のものがほとんどであった。しかし、そのようなタイプのマッサージ器 は、往々にして、患者にイライラ感や不快感を与えることが多かった。この擦る ようなマッサージ動作に必ずしも治療効果が期待できず、むしろ、衝撃的な動作 をするほうが治療上のメリットが大きいとも言われる。この衝撃式の動きをする マッサージも提案されている。その例が米国意匠特許第２６１，４２８号と米国 特許第４，１５０，６６８号である。１９８８年３月１５日に、Edward D.Noble とDuke Hardingが取得し、Wellness Innovations 社に譲渡された米国特許第４ ，７３０，６０５号には、衝撃式マッサージ器が開示されている。これは主とし て家庭用というよりも健康関連の専門家向けに設計されたものである。このマッ サージ器は、両側にそれぞれ１個づつの取手が付いたケーシングから成っており 、両手で操作するように設計されたものである。しかし、これは、人の手を借り ないで自分だけで操作することが難しく、しかも、身体の前面部以外のマッサー ジができないものである。身体を異常にねじって使う場合は別として、このマッ サージを握ったまま背中に使うことは不可能である。 従って、本発明の目的は、人の手を借りないで、自分１人で操作できるマサー ジ器を提供することにある。 本発明の別の目的は、従来の衝撃式マッサージ器に改良を加えたものを提供す ることにある。発明の概要 本発明の一態様によれば、マッサージされる表面を表す想像面に対して直角の 中心面に関して左右対称な外部マッサージ面を有するマッサージヘッドをその本 体に含むマッサージ器であって、上記の中心面上にある軸の周りに揺動可能に基 部構造に連結されて、身体に対して衝撃式マッサージをする機器が提供される。 基部構造により支持された駆動ユニットは、ヘッドの必要な揺動のためにマッサ ージヘッドに連結されている。この基部構造には、マッサージ器を操作する細長 く伸びた取手を有するケーシングが設けられ、この取手は、上記中心面に配置さ れた長手方向の軸の周りに延びている。 このような特徴を持つマッサージは、特に自己操作用として適しており、家庭 用として使用できる。この取手の形状が細長く伸びた状態になっているので、ユ ーザは片手で操作でき、マッサージを必要とする身体のどの箇所でも使用できる 。このマッサージ器は、その保持が難しいほどに振動したり揺れたりすることが ないので使いやすい。このマッサージ器の動きは、中心面の周りでバランスが取 れるようになっており、その中心面にマッサージヘッドのピボット軸と取手の長 手方向の軸があり、マッサージをしている間、揺動がマッサージヘッドに加わり 、その軸の周りで取手が前後のねじれ動作をするようになっている。この動きは 、ユーザ側で取手を握ることで容易に制御できる。マッサージを保持することを 難しくするような反動力は生じない。 すでに説明したようなマッサージとは別のマッサージに適用できる本発明の態 様によれば、駆動ユニットに電気モータが付いており、これが縦軸の周囲に伸び 、このモータの位置が、その周りを揺れるマッサージヘッドが中心面を横切るよ うに配置されている。このモータは、取手の上方に伸びている取付けブラケット により、マッサージのベース構造物に連結され、このブラケットがモータを収容 することで、モータがこれらのベース構造物から吊り下げられた状態にしている 。このモータを支えているブラケットが、マッサージヘッドがピボットシャフト を移動させる。本発明の態様では、このモータは、基本的にマッサージのベース 構造物の一部を形成するものである。 マッサージの他の形態に適用される本発明のマッサージ器では、すでに説明し たような一般的な形のマッサージヘッドを有しており、ピボット軸の周りのヘッ ドの揺動が、マッサージヘッドのピボット軸の両側に配置され、ヘッドと基部構 造の間に延びた１組の弾性のある圧縮型エレメントまたはバンパーによってその 動きが制限を受けるようになっており、そのために、そのエレメントが、マッサ ージヘッドの揺動により、交互に、しかも、反対方向に圧迫されたり解放された りするようになっている。 本発明のさらにもうひとつの目的は、マッサージ面の形状に工夫をしたマッサ ージ器を提供することである。少なくとも２個の半球状面が、それぞれが中心面 を隔てて向かい合うように配置されている。これらの半球状面を形成する形成体 は、比較的硬いドーム状の内部ベース材、そのベース材に連結された半球形の外 部カバー、そのベース材とカバーとの間にあってカバーによりベース材に保持さ れているクッション材から成っている。所望のマッサージ効果が得られるような 特性を持つクッション材を選択できるようになっている。このクッションは、そ のカバーを外し、中身を別の特性のあるクッションに変えることにより、マッサ ージ効果そのものを変えることが可能である。このようにして、マッサージ器全 体のマッサージ特性を容易に変更できるのである。図面の簡単な説明 本発明をさらに明確に理解するために、添付図面を参照して、実例により本発 明の特に好ましい実施の形態を示して説明する。 図１は本発明の好適な実施例でのマッサージ器の部分的組立分解斜視図である 。 図２は図１に対応するマッサージ器の組立側面図であり、ケーシングの一部破 断面を示している。 図３は図２の線３−３で切断した場合の断面図である。 図４、５はマッサージの他の特徴を示した略組立分解斜視図である。好ましい実施形態の説明 図面は、片手で扱える「自己操作型」マッサージ器を示したものである（勿論 、自己操作型に限定されるものではない）。全体の形状はＴ−型でその一方の先 端に横向き部分の付いた細長い伸びた取手から成る。 図１において、参照番号２０は、マッサージヘッドであり、ここでは部分的に しか見えない。この取手には、固定下部取手部２２ａと、取り外し可能な上部取 手部２２ｂが付いており、この２２ｂは、参照番号２４の大きなプラスチック成 形部分の一部を構成している。組立てられた状態では、成形部分２４はベース構 造物にはめ合わされた形になっており、ネジで止められている（図には示してい ない）。この成形部が、マッサージ器の作用部分を収容したシュラウドまたはケ ーシングを形成している。参照番号２６は、電気で動くスライドスイッチで成形 部に組み込まれてマッサージ器の電源をオンオフする。 下部取手部２２ａもプラスチックの成形品で、その他の電気的構成部品用のハ ウジング２８として使用している。グロメット３２を通して、取手の端部からパ ワーコードが伸びている。マッサージ器が組立てられた状態では、スイッチ２６ は電気的構成部品２８と一緒に動作して、マッサージ器（以下で説明する）の駆 動ユニットをオンオフさせる。この電気的構成部品やスイッチなどは本発明の部 分を構成しないもので、従来からあるものであり、その詳細はここでは説明しな い。 図２は、本発明のマッサージが組立てられた状態を図示しており、取手の細長 い伸びた形状がよく分かる図である。この図２から、この取手が縦軸の周りを取 り巻くように伸びていることが分かる。図３は、このマッサージ器のヘッド部分 を詳しく示してものである。このヘッドには、外部マッサージ表面部が付いてお り、これは、中心面Ｐを中心にして左右対称になっており、この中心面は、実際 のマッサージをする表面部を示した想像面Ｎに対して直角になっている。この実 施例では、マッサージヘッドの実際のマッサージをする表面は、１組の半球体３ ４、３６の構造をしており、これは中心面Ｐを中心として左右対称となっている 。この２個の半球体は、その一方が、マッサージ器の駆動ユニット３８に連結さ れている点を除いては、基本的には同じものである。 この実施例では、マッサージ表面部として、２個の半球体で構成されているが 、この中心面Ｐを中心として対称にすれば、もっと大きな半球体を採用してもか まわない。多様な半球体のマッサージ表面体については、本出願人の米国特許第 ４、７３０、６０５号に開示されている。 マッサージヘッドにはベース４０が含まれており、これは比較的硬いプラスチ ック成形品で１組のドーム型内部ベースエレメント４２、４４を構成しており、 これはマッサージ表面半球態４、３６の中に収まっている。実施例の半球体３４ は、半球型カバー４６と中間クッション材４８から成っており、これらが、ベー スエレメント４２とカバー４６との間のスペースの大部分を占めている。カバー ４６は、ゴムまたはその他の弾性のある成形品で半球型であり、その内側にフラ ンジ４６ａが半球の周囲から出ており、これは、ドーム型のベースエレメント４ ２の基礎部の周りで補助グルーブ５０に噛み合うようになっている。このカバー は、そのカバーを歪めてフランジ４６ａをグルーブ５０から引き出すことによっ て、取り外しが可能である。クッション材４８は、フォームラバーまたはその他 の弾性のある素材で形成されており、マッサージ表面Ｓに適当なマッサージ効果 が得られるような特性のある素材が選択されている。このカバーを取り外し、ク ッション材を別の特性のある材質に取り替えることにより、所望のマッサージ効 果が得られる。例えば、親指などで、カバーの周囲で上方向の回転動作をさせる ことにより、カバー４６がグルーブ５０からはずれて回転する。このマッサージ は逆転の状態でも使用できる。図５は、半球体３４にカバー４６、クッション４ ８がついている状態の分解図である。グルーブ５０の隣の成形部分４０には、面 取りした表面５２を設けてあり、これは、カバーの取り外しが容易になるように するためのものである。 本発明は、ここで特に説明や図示をした例以外のマッサージ器に適用できるも のである。例えば、本発明の態様は、上記の米国特許第４、７３０、６０５号で 開示している形態のマッサージにも適用が可能である。 再度、図面３で説明すれば、駆動ユニット３８は電気モータ５４から成り、こ れには、中心面Ｐに対して直角である軸Ｂの周りから伸びているｂ出力シャフト ５６が付いている。別の言い方をすれば、このモータは、その軸がマッサージの 取手２２の縦方向軸Ａを横切る形に配置されている（図１の例を参照）。このモ ータ５４は、モータ取付けブラケットにより、マッサージ器の下方取手部２２ａ に取付けられ、このブラケットは、下方取手部から下方に広がり、電気モータの ケーシングの周りを取り囲んで曲がるような配置になっており、モータを有効に 収納できるようになっている。ブラケットの端部５８（そのうちの一つが参照番 号６０として見える）は、モータケーシングのそれぞれの端部を横切るように伸 びており、その後、ネジ６２により固定され、モータがブラケット５８から有効 に吊り下がるような状態になるようにしてある。この実施例では、このモータ取 付ブラケット５８は、下部取手部２２ａとして、同じプラスチック成形部の一部 として一体成形されている（但し、これは本発明の本質的な方法ではない）。こ のモータを吊り下げるための取付け法は、ここで説明した実施例以外のマーッサ ージ器でも採用されていることに注意する必要がある。 さらに、図１からも分かるように、このモータ出力シャフト５６は、リンク６ ４により、マッサージヘッドに連結されており、このリンクは、シャフト５６の 外側端に留められた状態になっている。シャフトは、このシャフトの外側端の範 囲内で回転する。リンク６４は、プラスチックの成形部品で、その上部には、シ ャフト５６用の偏心ベアリング６６が付いている。従って、このシャフト５６が 回転する時には、リンク６４がマッサージヘッドに上下の振動を与えることにな る。シャフト５６には、偏心釣合いおもりが付いており、駆動ユニットのバラン スを取り、駆動ユニットが作動している間に好ましくない振動が起きないように している。図３によく示すように、リンク６４には、その下部に、拡大ヘッド７ ０が付いており、これには、直径を小さくしたシャンク７０ａがついており、そ の中に弾性のある環状ディスク７１がはめ合わされている。ディスク７１は、３ 本のネジで成形部に固定されているリング７２によって、マッサージヘッドのプ ラスチック成形部４０の中の凹部に収容されており、その一つが参照番号７３と して見える。リング７２は、通常は、環状であるが、その外部の周囲端を横切る ように配置された平らな形状のものである。 モータ５４は、モータ取付ブラケットに吊り下げられていることはすでに述べ た。マッサージヘッド２０がブラケット７４（図３）により、モータから吊り下 げられている。このブラケット７４は、モータ取付けブラケット５８と同じ方法 でモータケーシングにボルト締めされている（図１）。ブラケット７４は、マッ サージヘッド成形品４０の上の１組の類似スリーブ（図示していない）と直線上 に並んでいる従属スリーブ７６を移動させる。成形部品上にあるスリーブは、ス リーブ７６の反対端についており、ピボットピン７８がこの３個のスリーブに連 結されており、ブラケット７４上のマッサージヘッドのピボット取付けに使われ ている。ピボット７８は、マッサージヘッドの中心面Ｐ上に配置されている。 ピボットの周りのマッサージヘッドの揺動は、１対の弾性のある圧縮スリーブ ８０、８２で制限されている。これらのスリーブは、ピボットピン７８の反対側 に配置され、マッサージヘッド成形部４０とモータブラケット７４との間に伸び ている。図３から分かるように、マッサージヘッド２０がピボットピン７８の周 りを揺れる度に、この２個のスリーブ７８と８０が交互に、しかも、反対方向に 圧迫されたり解放されたりするようになっている。スリーブは、この揺動を制限 する作用をする。このスリーブの寸法と特性を適当に選択することにより、制動 の量、衝撃マッサージ動作の性質を適切にコントロールできるのである。 図４には、スリーブ８０が例として示され、このスリーブがモータブラケット ７４と成形部４０との間にどのように配置されているかを図示している。円錐形 のくぼみまたは「へこみ」８４がブラケット７４から下方にスリーブの上端まで 伸びているのが見える。その下端部で、成形部４０の環状形状部８６にスリーブ ８０が収納される。このような配置にすることにより、スリーブを必要な時に簡 単に変更をすることが可能となる。 すでに述べたように、本発明の重要な特徴は、このマッサージ器は、マッサー ジヘッドの中心面に存在する縦軸を囲むように広がっている細長い伸びた取手か ら成り、その中心面にはヘッド用のピボット軸もある点である。図２で示したよ うに、この取手の軸Ａは、駆動ユニットモータ５４の縦軸Ｂと交差するように配 置されている。重要なことは、このマッサージでは、適当な設計により、各部品 を適当に配置し、特に、モータの位置に工夫をして、中心面Ｐを中心にして全体 が左右対称にバランスがとれるようになっていることである（図３）。 上記で説明してきたことは、この発明の、ある特定の好ましい実施の形態に関 するものであり、本発明の範囲内でこれを変更して実施できることは明白である 。変更した部分のいくつかについては、すでに説明をしており、その他の点につ いても、発明の範囲内で変更して実施できることは当業者には明かである。本発 明の特徴をそれぞれ別の実施例とは別に独立して使用可能であることは注目すべ き である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．基部構造、 マッサージされる面を表す想像面に対して直角である中心面に関して対称な 外部マッサージ面を有し、衝撃式マッサージ効果を与えるようにピボット軸の周 りに前記中心面内で揺動をする前記基部構造に結合されたマッサージヘッド、お よび 上記基部構造上に設けられ、ヘッドの上記揺動を可能とするように上記マッ サージヘッドに連結された駆動ユニットからなり、 上記ベース構造がそのマッサージ器を操作する長手方向の軸に沿って延び、 上記軸と共に上記中心面に配置された細長い取手を有するケーシングを含み、上 記中心面に関してマッサージ器のバランスが取られていることを特徴とする身体 マッサージ器。 ２．上記駆動ユニットが偏心ベアリングを有する駆動回転出力シャフトを有する 電気モータと、上記シャフトと上記マッサージヘッドの間に延びたリンクとから なり、上記リンクが出力シャフトの回転運動を上記ピボット軸の周りのマッサー ジヘッドの揺動に変換するように上記中心面から所定の間隔をおいた位置におい てマッサージヘッドに取り付けられ、上記電気モータは、その出力シャフトが取 手の上記長手方向の軸上にある請求の範囲第１項記載のマッサージ器。 ３．上記取手は固定下部部分と分離できる上部部分を有し、上記上部部分は上記 駆動モータを含むケーシングの一部を構成する請求の範囲第２項記載のマッサー ジ器。 ４．上記取手下部部分から上方向に伸び、上から上記駆動モータを囲むように延 び、モータを吊り下げる状態になっているモータ取付ブラケットをさらに備え、 上記ケーシングが上記モータとブラケットを囲むように構成されている請求の範 囲第３項記載のマッサージ器。 ５．上記モータに連結され、モータから下方に伸び、上記ピボット軸の周りでの 揺動を可能とするように上記マッサージヘッドを取り付ける手段を提供するブ ラケットをさらに備えた請求の範囲第４項記載のマッサージ器。 ６．上記の動きを制限するために、マッサージヘッドの上記揺動の結果として交 互にしかも反対方向に圧迫したり解放したりするように、上記マッサージヘッド と上記モータブラケットとの間に配置された一対の弾性部材をさらに備えた請求 の範囲第５項記載のマッサージ器。 ７．上記弾性部材が円筒状のスリーブであり、各スリーブの第１の先端が上記マ ッサージヘッドの凹部に収容され、第２の先端が上記モータブラケットの位置決 め部を収容している請求の範囲第６項記載のマッサージ器。 ８．上記マッサージ面が、上記中心面を中心して互いに向かいあった位置に対称 に配置されている少なくとも２つの半球面状マッサージ面形成体を形成している 請求の範囲第１項記載のマッサージ器。 ９．各マッサージ面形成体がドーム形の内部ベースエレメントを有し、上記ベー スエレメントに結合され取り外しが可能な外部カバー、上記ベースエレメントと カバーとの間にある分離した交換可能で、所望のマッサージ効果を与えるために 弾性特性を選択できる中間クッション材から成る請求の範囲第８項記載のマッサ ージ器。 10．衝撃式マッサージ効果を与えるマッサージヘッドを有し、少なくとも一個の 半球体から構成されている外部マッサージ表面を有する身体マッサージ器におい て、各半球体には、ドーム型の内部ベースエレメント、上記ベースエレメントに 連結されて取り外しが可能な外部カバーが付いており、さらに、上記ベースエレ メントと上記カバーとの間に分離した交換可能な中間クッション材があり、その クッション材は特定の所望のマッサージ効果を与えるように、特別な弾性特徴の あるクッションを選択できる点で改良されている身体マッサージ器。 11．ピボット軸の周りにベース構造体に対して揺動するように取付けられたマッ サージヘッドを有し、そのマッサージヘッドが上記軸に関して対称に形成された マッサージ面を有する身体マッサージ器において、上記揺動を制限するために、 上記マッサージヘッドが上記軸の周りを揺動する度に、交互に、かつ反対方向に 圧迫され解放される、上記マッサージヘッドと上記ベース構造との間に 延びて上記軸の両側に配置された１対の弾性部材を使用していることを特徴とす る身体マッサージ器。 12．ベース構造体、身体に衝撃式マッサージ効果を与える外部マッサージ表面を 有するマッサージヘッド、ピボットの周りに揺動するベース構造体に連結された マッサージヘッド、上記ピボットに対して直角な軸の周りに延び、上記ベース構 造体に支持され、上記揺動のためにマッサージヘッドに連結された電気モータを 有する駆動ユニットから成る身体マッサージ器において、上記ベース構造体の一 部を形成し、上方向に伸び上記電気モータを収容して、上からモータを吊り下げ るようにしたモータ取付ブラケットを有することを特徴とする身体マッサージ器 。