JPH09509161A - ポリラクチド被覆ミクロスフィアの状態にある薬物類、ワクチン類及びホルモン類 - Google Patents

ポリラクチド被覆ミクロスフィアの状態にある薬物類、ワクチン類及びホルモン類

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JPH09509161A JP7521481A JP52148195A JPH09509161A JP H09509161 A JPH09509161 A JP H09509161A JP 7521481 A JP7521481 A JP 7521481A JP 52148195 A JP52148195 A JP 52148195A JP H09509161 A JPH09509161 A JP H09509161A
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Abstract

(57)【要約】 種々の薬物類、ワクチン類又はホルモン類との使用のための制御された徐放性調製物が、ミクロスフィアの形状で生成される。該薬物、ワクチン又はホルモン、例えばウシのソマトロピン、肝炎ワクチン、はポリマーマトリックス中に懸濁される。該ポリマーマトリックスは、例えばでんぷん、架橋でんぷん、フィコル(ficoll)、ポリスクロース、ポリビニルアルコール、ゼラチン、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル−エチルセルロース、ヒドロキシプロピル−メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、酢酸セルロース、アルギン酸ナトリウム、無水ポリマレイン酸エステル類、ポリオルソエステル類、ポリエチレンイミン、ポリエチレングリコール、メトキシポリエチレングリコール、エトキシポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(1,3ビス(p−カルボキシフェノシキ)プロパン−コ−無水セバシン酸、N,N−ジエチルアミノアセテート、ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレンのブロック共重合体類から選ばれた、少なくとも2種類の水溶性の生分解可能なポリマー類から生成される。該ミクロスフィアは(d,lラクチド−グリコリド)共重合体によりコートされる。該コーティングは該ミクロスフィアに、酵素による分解に対してより抵抗性を与える。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリラクチド被覆ミクロスフィアの状態にある薬物類、ワクチン類及びホルモン 類 本発明は、ヒトを含む、動物で使用するための薬物類、ワクチン類及びホルモ ン類の投与のための、改善された送達システムに関する。背景 多数の薬物類及びホルモン類、例えば大部分の、ペプチド及び蛋白質からなる 薬物は、投与部位において分解されやすいことが知られている。更に数種の蛋白 質及びペプチドからなる薬物類は非常に短いインビボの半減期を有する。その結 果、望ましい治療を達成するためには複数の注射又は複数の経口投与が必要であ る。これらの薬物の治療効果を、制御された徐放性の送達システムを使用するこ とにより、増強させることが望ましい。錠剤又はカプセル剤により、制御された 放出をもたらす試みがなされて来た。しかしこれらのどの方法も完全に満足する ものではない。 多数の感染症に対する感作に適した抗原の確認について、集中的な努力が費や されてきた。しかし、これらのワクチン類の効果は、抗原類の早急な分解及びそ れらの非常に短いインビボの半減期のために、しばしば低い。胃腸の表面に局在 する急性の感染症によりそれらの病理生理学的効果をもたらす生物体に関して、 有効な予防接種法の必要性は特に緊急である。しかし、胃腸管のパイヤー斑にお いて適切な局所濃度を達成するためには大量投与が必要とされて来た。従って、 アジュバント類を必要とせずに免疫を高めそして経口投与により有効であるよう なワクチ ンの送達システムを提供する必要がある。 本発明は、従来の方法よりも経費効率が良く、そして前記の効能の欠点を軽減 するような送達システムを提供することを目的としている。本発明は注射用及び 経口ワクチン類に適しているが、経口投与が好ましい。薬物、ワクチン又はホル モンは時々本明細書中で、活性成分として言及される。ワクチンはまた本明細書 において抗原としても言及されるかも知れない。発明の開示 従って本発明は、それらの中で、薬物、ワクチン又はホルモンがポリマーマト リックス中に懸濁されている、生分解性ポリマーのミクロスフィアからなる、制 御された徐放性調製物を提供し、該ポリマーマトリックスは少なくとも2種の水 溶性の、生分解可能なポリマー類から生成され、そして該ミクロスフィア類は( d,lラクチド−グリコリド)共重合体でコートされている。 1つの態様において、該ポリマー類はでんぷん、架橋でんぷん、フィコル(fic oll)、ポリスクロース、ポリビニルアルコール、ゼラチン、ヒドロキシメチルセ ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド ロキシプロピル−エチルセルロース、ヒドロキシプロピル−メチルセルロース、 カルボキシメチルセルロースナトリウム、酢酸セルロース、アルギン酸ナトリウ ム、無水ポリマレイン酸エステル類、ポリオルソエステル類、ポリエチレンイミ ン、ポリエチレングリコール、メトキシポリエチレングリコール、エトキシポリ エチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(1,3ビス(p−カルボキ シフェノシキ)プロパン−コ−無水セバシン酸、N,N−ジエチルアミ ノアセテート、ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレンのブロック共重合 体類からなる群から選ばれる。 適切なポリオルソエステルの例は、3,9−ビス(メチレン)−2,4,8, 10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン/1,6ヘキサンジオールポリ (オルソエステル)である。 2種のポリマー類の重量比は20:80から80:20に範囲内にあることが 好ましい。 もう1種類の態様において、該ポリマーマトリックスは、でんぷん及びフィコ ル、でんぷん及びポリスクロース、でんぷん及びポリビニルアルコール、でんぷ ん及びゼラチン、でんぷん及びヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチル セルロース及びヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン及びヒドロキシエチル セルロース、ゼラチン及びポリビニルアルコール、ポリスクロース及びポリビニ ルアルコール、並びにカルボキシメチルセルロースナトリウム及びアルギン酸ナ トリウムから選択される。 該ポリマーマトリックスがでんぷん及びフィコルを含んでなる場合、でんぷん 対フィコルの好ましい重量比は、好ましくは85:15から60:40で、より 好ましくは75:25から65:35である。 該ポリマーマトリックスがでんぷん及びポリビニルアルコールを含んでなる場 合は、でんぷん対ポリビニルアルコールの好ましい重量比は35:65から65 :35の範囲に、より好ましくは、40:60から60:40の範囲にある。約 50:50のでんぷん対ポリビニルアルコールの比を有するミクロスフィアは約 10日間に渡る活性成分の放出に適している。でんぷんは比較的早急に分解する 傾向をもち、ポリビニルア ルコールはミクロスフィアに硬度を与える傾向があり、酵素による分解に対して より抵抗性を与える。ワクチン類の場合、ポリビニルアルコールはまた、酵素に よるそして蛋白分解による分解に対して安定性を与える傾向がある。ポリスクロ ース及びポリビニルアルコールに対しては同様な比率が適切である。 該ポリマーマトリックスがセルロース類の内の1種類及びフィコルを含んでな る場合は、該セルロース対フィコルの好ましい重量比は80:20から65:3 5の範囲内にある。セルロース類、例えばヒドロキシメチルセルロース、ヒドロ キエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル−エ チルセルロース、ヒドロキシプロピル−メチルセルロース、カルボキシメチルセ ルロースナトリウム、酢酸セルロース、は柔らかく安定なミクロスフィアを与え る傾向がある。 具体的な(d,lラクチド−グリコリド)共重合体の選択は、大部分、該ミク ロスフィアがどの位の期間、活性成分を放出する目的をもつかに依存する。例え ば、約80%の乳酸及び20%のグリコール酸からなる、(d,lラクチド−グ リコリド)共重合体は非常に安定であり、そして数週間に渡る活性成分の放出に 適切なミクロスフィアを提供するであろう。50%の乳酸及び50%のグリコー ル酸からなる(d,lラクチド−グリコリド)共重合体は安定でそして、数日間 に渡り活性成分を放出するのに適切なミクロスフィアを提供するであろう。20 %の乳酸及び80%のグリコール酸からなる(d,lラクチド−グリコリド)共 重合体は比較的容易に分解しそして、1−2日間に渡り活性成分を放出するのに 適切なミクロスフィアを提供するであろう。該コーティングはミクロスフィアに 、酵素による分解に対し、より抵抗性を与える。 もう1つの態様において、該活性成分は、ウシのソマトロピン、(時々BST と称される),エストロゲン類、アンドロゲン類、インスリン、インスリン成長 因子類(時々IGFと称される)、インターロイキン−I、インターロイキン− II及びサイトカイン類(cytokins)からなる群から選ばれる。3種類のこれらのサ イトカイン類はインターフェロン−β,インターフェロン−γ及びタフトシンで ある。 ウシの乳の産生を増加させるための好ましいホルモンはBSTである。 もう1つの態様において、抗原は、MMR(おたふくかぜ、はしか及び風疹) ワクチン、チフスワクチン、A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、単純庖疹ウ イルス、細菌性トキソイド類、コレラトキシンB−サブユニット、インフルエン ザワクチンウイルス、百日咳ワクチンウイルス、痘疹ウイルス、アデノウイルス 、カナリア痘疹、ポリオワクチンウイルス、マラリヤワクチンウイルス、カルメ ットゲラン桿菌(BCG)、肺炎桿菌、HIV膜糖蛋白類及びサイトカイン類か らなる群から選ばれる。細菌性トキソイド類の例は、破傷風、ジフテリア、シュ ードモナスA、ヒト結核菌である。HIV膜糖蛋白類の例は、AIDSワクチン 類に対するgp120及びgp160である。 該調製物は、注射用形態にすることができるが、好ましくは経口形態にある。 本発明はまた、生分解可能なポリマーマトリックス中に懸濁された薬物、ワク チン又はホルモンのミクロスフィアを含んでなる、制御された徐放性調製物の製 法を提供し、前記製法は a)少なくとも2種類の、水溶性で生分解可能なポリマー類の水溶液を生成し、 それにホルモン、ワクチン又は薬物の活性成分を添加すること、 b)該溶液及び活性成分を乳化媒体と混合して、ホモジナイズさせた微小液体粒 子の懸濁液を生成すること、 c)該微小液体粒子懸濁液及び溶媒を撹拌しながら、前記のホモジナイズさせた 微小液体粒子懸濁液を、低濃度の第1の界面活性剤を含有する第1の有機溶媒に 緩徐に添加し、これによりミクロスフィアを沈澱させること、d)該ミクロスフ ィアを第1の溶媒から分離させ、そして低濃度の第2の界面活性剤を含有する第 2の有機溶媒中の(d,lラクチド−グリコリド)共重合体の溶液を添加するこ と、並びに e)該溶媒を緩徐に蒸発させて、被覆ミクロスフィアを残すこと、 の段階を含んでなる。 段階b)は室温以下で実施することができるが、−5℃から10℃の温度が好 ましく、0℃から5℃の範囲の温度がより好ましい。これらの温度範囲は該懸濁 液を容易に生成するためにより適切である。 第1の有機溶媒は第2の有機溶媒と同一でも又は異なってもよい。好ましい第 1の溶媒はアセトンであり、好ましい第2の溶媒はアセトンとクロロホルムの混 合物である。 同様に第1の界面活性剤は第2の界面活性剤と同一でも異なってもよい。好ま しい界面活性剤類はソルビトール無水物類の脂肪酸の部分エステル類のポリオキ シエチレン誘導体類であり、それらのうちの幾つかはTweenの商品名で販売され ている。界面活性剤の好ましい濃度は溶媒の2から3%v/vである。より高い濃 度においては、最終ミクロスフィアの形状が不規則になる傾向がある。 1つの態様において、該ポリマー類は、でんぷん、架橋でんぷん、フィコル(f icoll)、ポリスクロース、ポリビニルアルコール、ゼラチン、ヒ ドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル セルロース、ヒドロキシプロピル−エチルセルロース、ヒドロキシプロピル−メ チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、酢酸セルロース、ア ルギン酸ナトリウム、無水ポリマレイン酸エステル類、ポリオルソエステル類、 ポリエチレンイミン、ポリエチレングリコール、メトキシポリエチレングリコー ル、エトキシポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(1,3ビ ス(p−カルボキシフェノシキ)プロパン−コ−無水セバシン酸、N,N−ジエ チルアミノアセテート、ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレンのブロッ ク共重合体類からなる群から選ばれる。 2種類のポリマー類の重量比は20:80から80:20の範囲に、より好ま しくは40:60か60:40の範囲にあることが好ましい。 該ポリマーマトリックスがでんぷん及びフィコルを含んでなる場合、でんぷん 対フィコルの好ましい重量比は、好ましくは85:15から60:40であり、 より好ましくは、75:25から65.35である。 該ポリマーマトリックスがでんぷん及びポリビニルアルコールを含んでなる場 合は、でんぷん対ポリビニルアルコールの好ましい重量比は35:65から65 :35の範囲に、より好ましくは40:60から60:40の範囲にある。約5 0:50の、でんぷん対ポリビニルアルコールの比を有するミクロスフィアは、 約10日間に渡る活性成分の放出に適する。同様な比率がポリスクロース及びポ リビニルアルコールに対して適切である。 該ポリマーマトリックスがセルロース類のうちの1種類及びフィコルを含んで なる場合、該セルロース対フィコルの好ましい重量比は80: 20から65:35の範囲にある。前述のように、セルロース類、例えば、ヒド ロキシメチルセルロース、ヒドロキエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル ロース、ヒドロキシプロピル−エチルセルロース、ヒドロキシプロピル−メチル セルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、酢酸セルロース、は柔ら かく安定なミクロスフィアを与える傾向がある。 もう1つの態様において、該ポリマーマトリックスは、でんぷん及びフィコル 、でんぷん及びポリスクロース、でんぷん及びポリビニルアルコール、でんぷん 及びゼラチン、でんぷん及びヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセ ルロース及びヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン及びヒドロキシエチルセ ルロース、ゼラチン及びポリビニルアルコール、ポリスクロース及びポリビニル アルコール、並びにカルボキシメチルセルロースナトリウム及びアルギン酸ナト リウムから選択される。 もう1つの態様において、該活性成分は、ウシのソマトロピン、(時々BST と称される),エストロゲン類、アンドロゲン類、インスリン、インスリン成長 因子類(時々IGFと称される)、インターロイキン−I、インターロイキン− II及びサイトカイン類から選ばれる。3種類のこれらのサイトカイン類はインタ ーフェロン−β,インターフェロン−γ及びタフトシンである。 ウシの牛乳の産生を増加させるための好ましいホルモンはBSTである。 もう1つの態様において、該抗原はMMR(おたふくかぜ、はしか及び風疹) ワクチン、チフスワクチン、A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワク チン、単純庖疹ウイルス、細菌性トキソイド類、コレラトキシンB−サブユニッ ト、インフルエンザワクチンウイルス、百日咳ワクチンウイルス、痘疹ウイルス 、アデノウイルス、カナリア痘疹、ポリオワクチンウイルス、マラリヤワクチン ウイルス、カルメットゲラン桿菌(BCG)、肺炎桿菌、HIV膜糖蛋白類及び サイトカイン類から選ばれる。細菌性トキソイド類の例は、破傷風、ジフテリア 、シュードモナスA、ヒト結核菌である。HIV膜糖蛋白類の例は、AIDSワ クチン類に対するgp120及びgp160である。 製法の第1段階において、該マトリックスに使用されることを意図されるポリ マー類を水に添加して水溶液を生成し、薬物、ワクチン又はホルモンを該溶液に 添加する。この混合物を撹拌し、次いで乳化媒体、例えばトウモロコシ油、ナタ ネ油、植物油と混合する。乳化媒体の量は該ポリマー溶液の量よりも多いことが 好ましい。例えば、ポリマー溶液の4倍もの量の乳化媒体が存在する可能性があ る。前述のように、該混合物及び乳化媒体は室温より低い温度で、そして好まし くは−5℃から10℃の間で、特には約0℃から約5℃で保存することが好まし い。該ポリマー、水、乳化媒体及び薬物、ワクチン又はホルモンを、粗製の前乳 化物が生成されるまで、撹拌又はそうでなければ混合する。該前乳化物を更にホ モジナイズすると、例えば高速度混合により、微小液体粒子の懸濁液が生成され る。実験室では、このような高速度の混合は音波処理により実施することができ る。商業的な製造においては、高速度ブレンダー又はタービンミキサーが好まれ るであろう。第3段階において、該微小液体粒子懸濁液を、好ましくは高速度で 撹拌しながら、低濃度の界面活性剤、例えば約2%v/vのTween(R)80界面活性 剤を含有する、大 量の、アセトンのような有機溶媒中に緩徐に注入する。Tween界面活性剤は米国 のAtlas Chemical Industriesから市販されている。該ポリマーマトリックス中 の薬物、ワクチン又はホルモンのミクロスフィアは沈澱する。該界面活性剤の目 的は、ミクロスフィア大の粒子をもたらす、ポリマーマトリックスのアグロメレ ーションを予防することである。 該沈澱物の粒子の大きさは100nmから100μmの次元に、より具体的には 10nmから10μmの範囲にある。 第4段階において、第2の界面活性剤を含有する第2の有機溶媒中の該共重合 体の溶液中に、該ミクロスフィアを移動させることにより、(d,lラクチド− グリコリド)共重合体で、該ミクロスフィアを更にコートさせる。例えば、該ミ クロスフィアを、1%v/vのTween(R)80を含有する1:1のアセトン/クロロ ホルム混合物中(d,lラクチド−グリコリド)共重合体の2%溶液に添加する ことができる。 最後の段階において、第2の溶媒及び残りの第1の溶媒を蒸発により除去し、 (d,lラクチド−グリコリド)共重合体のコーティングが該ミクロスフィアの 表面上に残る。該蒸発過程を補助するために軽度の真空を使用することができる 。 次いで該ミクロスフィアを経口用形態又は注射用形態に製造することができる 。経口用形態が好ましい。明らかに、薬物又はホルモンの量及び種類は、必要な 治療又は感作及び治療されるヒト又は動物に依存する。 ホルモン類及び薬物類に対して、該微小カプセル化の利点は、それが、蛋白分 解性の又は酵素による分解に対して防御することにより、多数のペプチド及び蛋 白質からなる薬物類又はホルモン類のインビボの半減期を増加させることである 。もう1つの利点は、長期間にわたる、制御さ れた様態での活性成分の放出の結果として、それらの治療効果が増強される可能 性があることである。その他の利点は、それらが経口形態で、胃腸管を通過する 時の該活性成分の分解を予防することである。 ワクチン類に対しては、該微小カプセル化の利点は、それがHIVの、小さな 、合成の又は組み替えのペプチド類のような、弱い抗原類の能力を増強すること である。その他の利点は、それが免疫反応の速度、強度及び持続性を増強するこ とである。更にその他の利点は、それが抗体の貧欲性、特有性、量、同型像及び 亜綱を変化させることである。更にそれは、防御に必要な抗原の量を減少させ、 それにより経費を減少させ、ワクチン類の生物学的利用性を高める。更にワクチ ンのミクロスフィア形態は水性ワクチンよりも効果的である。 BSTを含む、本発明のミクロスフィア調製物類は、ウシの牛乳産生を増加さ せるために使用することができる。通常、該調製物はウシの飼料と混合され、従 って経口で摂取されるであろう。このような組成物類は、天然又は組み替えBS Tの継続した放出の結果、長時間、例えば約30日間に渡り、BSTの高い血中 濃度を与えることができる。 本発明はポリマーマトリックス中にその他の成長ホルモン類、例えばエストロ ゲン類、アンドロゲン類、インスリン、IGF、インターロイキン−I及びイン ターロイキン-II、を取り込むために使用することができる。骨粗しょう症、糖 尿病及び多発性硬化症のような疾患の治療に使用される、インターフェロン−β 及びインターフェロン−γのような、サイトカイン類もまた本発明から利益を得 ることができる。 これらすべての成分が動物、例えばヒトによる摂取に適さねばならないことは 、当業者には理解されるであろう。このことは、もちろん、本 明細書に記載の、名称を上げられた化学群の文字どおりの範囲内に入る、毒性の 成分は選択されないことを意味する。 本発明は下記の、限定を与えない実施例により具体的に示される。実施例I でんぷん0.1gをジメチルスルホシキド(DMSO)1mlに溶解させ、この 溶液に、水1mlに溶解させたエチルヒドロキシセルロース0.5g及びミオグロ ビン蛋白0.1gを添加した。該溶液を撹拌すると均一な溶液が得られた。この 溶液に、0℃で植物油10mlを添加し、生成された混合物を音波粉砕すると、微 小液体粒子の懸濁液が生成された。該微小液体粒子懸濁液を、2%v/vのTween(R ) 80界面活性剤を含有するアセトン200mlに緩徐に添加した。ミクロスフィ アを該アセトンから沈澱させた。該アセトンをデカント除去し、ミクロスフィア を乾燥させた。 該ミクロスフィアのサンプル0.1gを採取し、蒸留水3mlに懸濁させた。こ の懸濁液をUVセルに移した。280nm波長におけるミオグロビン蛋白の吸収を 120日間に渡り観察し、ミオグロビン放出の百分率を計算した。結果を表Iに 示す。 これは長期間に渡るミオグロビンの緩徐な放出を示す。実施例2 ミオグロビン蛋白を、蛍光化させたヒト血清アルブミン(FHSA)で置き換 えたことを除いて、実施例Iの実験を繰り返した。動物において通常は使用され ないが、放出の特徴を示すために、本実験でFHSAを使用した。動物の薬物類 及びホルモン類は同様な様態で反応することが期待される。FHSAの吸収を9 0日間に渡り390nm波長において監視し、放出FHSAの百分率を計算した。 結果を表IIに示す。 これはFHSAの緩徐なそして殆ど完全な放出を示す。実施例III でんぷん0.5gをジメチルスルホキシド(DMSO)1mlに溶解させ、この 溶液に、水1ml中に溶解させた、エチルヒドロキシセルロース0.5g及び蛍光 化ヒト血清アルブミン(FHSA)0.1gを添加した。 該溶液を撹拌すると均一な溶液が得られた。この溶液に、0℃で植物油10mlを 添加し、生成された混合物を音波粉砕すると微小液体粒子の懸濁液が生成された 。該微小液体粒子懸濁液を、2%v/vTween(R)80界面活性剤含有のアセトン2 00mlに緩徐に添加した。ミクロスフィアをアセトンから沈澱させた。該アセト ンをデカント除去して、該ミクロスフィアを乾燥させた。 該ミクロスフィアのサンプル0.1gを採取して、蒸留水3mlに懸濁させた。 この懸濁液をUVセルに移した。390nm波長におけるFHSAの吸収を90日 間観察した。該吸収は放出FHSAの量を示す。結果を表IIIに示す。 表IIIはFHSAの緩徐な放出を示す。実施例IV 該蛍光化ヒト血清アルブミン(FHSA)をミオグロビン蛋白で置き 換えたことを除いて、実施例IIIの実験を繰り返した。ミオグロビン蛋白の吸収 を120日間にわたり、280nm波長において監視した。結果を表IVに示す。 これはミオグロビン蛋白の緩徐なそして安定した放出を示す。実施例V HSAを蛍光化させなかった点を除いて実施例IIIと同様に、ヒト血清アルブ ミン(HSA)のミクロスフィアを生成させた。該ミクロスフィア50mgをBa lb−Cマウスに経口的に胃管投与した。該マウスから定期的な間隔をおいて採 血し、該血液サンプルを遠心分離して血漿を単離させた。該血漿をELISA法 を使用して分析し、抗体力価(IgG)値を算定した。結果を表Vに示す。 実施例VI HSAを蛍光化せず、ヒドロキシエチルセルロースをポリビニルアルコールで 置き換えたことを除いて、ヒト血清アルブミン(HSA)ミクロスフィアを実施 例IIIと同様に生成させた。該ミクロスフィア50mgをBalb−Cマウスに経 口胃管投与した。該マウスから定期的に採血し、血液サンプルを遠心分離して血 漿を単離した。該血漿をELISA法を使用して分析し、抗体力価(IgG)値 を算定した。結果を表VIに示す。 実施例VII でんぷん0.1gをジメチルスルホキシド(DMSO)0.2mlに溶解させ、 この溶液に、水1ml中に溶解されたエチルヒドロキシセルロース0.5g及びブ ロモフェノール青染料0.051gを添加した。該溶液を撹拌すると均一な溶液 が生成された。この溶液に、0℃で植物油10mlを添加し、生成された混合物を 音波粉砕すると、微小液体粒子懸濁液が生成された。該微小液体粒子懸濁液を、 2%v/vTween(R)80界面活性剤含有のアセトン200mlに緩徐に添加した。ミ クロスフィアをアセトンから沈澱させた。該アセトンをデカント除去し、ミクロ スフィアを 乾燥させた。 該ミクロスフィアを更に、約80000の分子量をもつ、ポリ(ラクチド−コ −グリコリド)共重合体(75:25のラクチド:グリコリド比)でコートさせ た。そのコーティングは、1%v/vTween(R)80を含有する1:1アセトン/ク ロロホルム混合物中の、ポリ(ラクチド−コ−グリコリド)共重合体の2%溶液 中に該ミクロスフィアを移動させることにより実施した。該アセトン及びクロロ ホルムを蒸発除去すると、(d,lラクチド−グリコリド)共重合体のコーティ ングが該ミクロスフィアの表面上に残された。該蒸発過程を補助するために軽度 の真空を使用した。 コートされたミクロスフィア0.1gを水3mlに懸濁させ、表VIIに示すように 、放出の特性について評価した。 この実験は該コーティングがインビボの状態におけるミクロスフィア の早期の分解を予防したことを示している。従ってそれはこのようにコートされ たミクロスフィアがペプチド類/蛋白質類の持続性の放出をもたらすであろうこ とを示す。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.薬物、ワクチン又はホルモンがポリマーマトリックス中に懸濁されている、 生分解可能なポリマーのミクロスフィアを含んでなる、制御された徐放性調製物 であって、前記ポリマーマトリックスが少なくとも2種の、水溶性で生分解可能 なポリマー類から生成され、そして前記ミクロスフィアが(d,lラクチド−グ リコリド)共重合体により被覆されている調製物。 2.前記ポリマー類が、でんぷん、架橋でんぷん、フィコル(ficoll)、ポリスク ロース、ポリビニルアルコール、ゼラチン、ヒドロキシメチルセルロース、ヒド ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル −エチルセルロース、ヒドロキシプロピル−メチルセルロース、カルボキシメチ ルセルロースナトリウム、酢酸セルロース、アルギン酸ナトリウム、無水ポリマ レイン酸エステル類、ポリオルソエステル類、ポリエチレンイミン、ポリエチレ ングリコール、メトキシポリエチレングリコール、エトキシポリエチレングリコ ール、ポリエチレンオキシド、ポリ(1,3ビス(p−カルボキシフェノシキ) プロパン−コ−無水セバシン酸、N,N−ジエチルアミノアセテート、ポリオキ シエチレン及びポリオキシプロピレンのブロック共重合体類からなる群から選ば れる、請求の範囲第1項に記載の調製物。 3.前記の2個のポリマー類の重量比が20:80から80:20の範囲内にあ る、請求の範囲第1項に記載の調製物。 4.前記ポリマーマトリックスがでんぷん及びフィコル、でんぷん及びポリスク ロース、でんぷん及びポリビニルアルコール、でんぷん及びゼラチン、でんぷん 及びヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチル セルロース及びヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン及びヒドロキシエチル セルロース、ゼラチン及びポリビニルアルコール、ポリスクロース及びポリビニ ルアルコール、並びにカルボキシメチルセルロースナトリウム及びアルギン酸ナ トリウムから選択される、請求の範囲第3項に記載の調製物。 5.前記ポリマーマトリックスがでんぷん及びフィコルを含んでなり、そしてで んぷん対フィコルの重量比が85:15から60:40である、請求の範囲第4 項に記載の調製物。 6.前記重量比が75:25から65:35である、請求の範囲第5項に記載の 調製物。 7.前記ポリマーマトリックスがでんぷん及びポリビニルアルコールを含んでな り、そしてでんぷん対ポリビニルアルコールの重量比が35:65から65:3 5の範囲にある、請求の範囲第4項に記載の調製物。 8.前記重量比が40:60から60:40である、請求の範囲第7項に記載の 調製物。 9.前記ポリマーマトリックスがポリスクロース及びポリビニルアルコールを含 んでなり、そしてポリスクロース対ポリビニルアルコールの重量比が35:65 から65:35である、請求の範囲第4項に記載の調製物。 10.前記ポリマーマトリックスがフィコル並びに、ヒドロキシメチルセルロー ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ プロピル−エチルセルロース、ヒドロキシプロピル−メチルセルロース、カルボ キシメチルセルロースナトリウム及び酢酸セルロースからなる群から選ばれた1 種類のセルロース、を含んでなり、 そして該セルロース対フィコルの重量比が80:20から65:35の範囲にあ る、請求の範囲第4項に記載の調製物。 11.前記活性成分がウシのソマトロピン、エストロゲン類、アンドロゲン類、 インスリン、インスリン成長因子類、インターロイキン−I、インターロイキン −II及びサイトカイン類からなる群から選ばれる、請求の範囲第1項又は第2項 に記載の調製物。 12.前記活性成分が、MMR(おたふくかぜ、はしか及び風疹)ワクチン、チ フスワクチン、A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、単純庖疹ウイルス、細菌 性トキソイド類、コレラトキシンB−サブユニット、インフルエンザワクチンウ イルス、百日咳ワクチンウイルス、痘疹ウイルス、アデノウイルス、カナリア痘 疹、ポリオワクチンウイルス、マラリヤワクチンウイルス、カルメットゲラン桿 菌(BCG)、肺炎桿菌、及びHIV膜糖蛋白類からなる群から選ばれる、請求 の範囲第1項又は第2項に記載の調製物。 13.生分解可能なポリマーマトリックスポリマー中に懸濁されている薬物、ワ クチン又はホルモンのミクロスフィアを含んでなる、制御された徐放調製物の製 法であって、 a)少なくとも2種類の水溶性の生分解可能なポリマー類の水溶液を生成し、そ してそれにホルモン、ワクチン又は薬物の活性成分を添加すること、 b)前記溶液及び活性成分を乳化性媒体と混合してホモジナイズされた微小液体 粒子懸濁液を生成すること、 c)前記微小液体粒子懸濁液及び溶媒を撹拌しながら、低濃度の第1の界面活性 剤を含有する第1の有機溶媒に、前記のホモジナイズされた微 小液体粒子懸濁液を緩徐に添加し、それによりミクロスフィアを沈澱させること 、d)第1の溶媒から前記ミクロスフィアを分離し、低濃度の第2の界面活性剤 を含有する第2の有機溶媒中の(d,lラクチド−グリコリド)共重合体の溶液 を添加すること、並びに e)前記溶媒を緩徐に蒸発させ、コートされたミクロスフィアを残すこと、 の段階を含んでなる製法。 14.段階a)において使用されたポリマー類が、でんぷん、架橋でんぷん、フ ィコル、ポリスクロース、ポリビニルアルコール、ゼラチン、ヒドロキシメチル セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ ドロキシプロピル−エチルセルロース、ヒドロキシプロピル−メチルセルロース 、カルボキシメチルセルロースナトリウム、酢酸セルロース、アルギン酸ナトリ ウム、無水ポリマレイン酸エステル類、ポリオルソエステル類、ポリエチレンイ ミン、ポリエチレングリコール、メトキシポリエチレングリコール、エトキシポ リエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ(1,3ビス(p−カルボ キシフェノシキ)プロパン−コ−無水セバシン酸、N,N−ジエチルアミノアセ テート、ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレンのブロック共重合体類か らなる群から選ばれる、請求の範囲第13項に記載の方法。 15.段階a)において使用された2種類のポリマー類の重量比が20:80か ら80:20の範囲内にある、請求の範囲第13項に記載の方法。 16.前記ポリマーマトリックスがでんぷん及びフィコル、でんぷん及 びポリスクロース、でんぷん及びポリビニルアルコール、でんぷん及びゼラチン 、でんぷん及びヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース及び ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン及びヒドロキシエチルセルロース、ゼ ラチン及びポリビニルアルコール、ポリスクロース及びポリビニルアルコール、 並びにカルボキシメチルセルロースナトリウム及びアルギン酸ナトリウムから選 択される、請求の範囲第15項に記載の方法。 17.前記ポリマーマトリックスがでんぷん及びフィコルを含んでなりそしてで んぷん対フィコルの重量比が85:15から60:40である、請求の範囲第1 6項に記載の方法。 18.前記重量比が75:25から65:35である、請求の範囲第17項に記 載の方法。 19.前記ポリマーマトリックスが、でんぷん及びポリビニルアルコールを含ん でなり、そしてでんぷん対ポリビニルアルコールの重量比が35:65から65 :35の範囲内にある、請求の範囲第16項に記載の方法。 20.前記重量比が40:60から60:40である、請求の範囲第19項に記 載の方法。 21.前記ポリマーマトリックスがポリスクロース及びポリビニルアルコールを 含んでなり、そしてポリスクロース対ポリビニルアルコールの重量比が35:6 5から65:35である、請求の範囲第16項に記載の方法。 22.前記ポリマーマトリックスがフィコル並びに、ヒドロキシメチルセルロー ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ ース、ヒドロキシプロピル−エチルセルロース、ヒドロキシプロピル−メチルセ ルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム及び酢酸セルロースからなる 群から選ばれる1種類のセルロースを含んでなり、そして該セルロース対フィコ ルの重量比が80:20から65:35の範囲にある、請求の範囲第16項に記 載の方法。 23.前記活性成分がウシのソマトロピン、エストロゲン類、アンドロゲン類、 インスリン、インスリン成長因子類、インターロイキン−I、インターロイキン −II及びサイトカイン類から選ばれる、請求の範囲第13項又は第14項に記載 の方法。 24.前記活性成分がMMR(おたふくかぜ、はしか及び風疹)ワクチン、チフ スワクチン、A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、単純庖疹ウイルス、細菌性 トキソイド類、コレラトキシンB−サブユニット、インフルエンザワクチンウイ ルス、百日咳ワクチンウイルス、痘疹ウイルス、アデノウイルス、カナリア痘疹 、ポリオワクチンウイルス、マラリヤワクチンウイルス、カルメットゲラン桿菌 (BCG)、肺炎桿菌及びHIV膜糖蛋白類から選ばれる、請求の範囲第13項 又は第14項に記載の方法。 25.制御された徐放調製物が動物又はヒトに投与される、動物又はヒトの治療 法であって、その際該調製物は、動物への投与に適切な薬物、ワクチン又はホル モンが、ポリマーマトリックス中に懸濁されている、生分解可能なポリマーのミ クロスフィアを含んでなり、該ポリマーマトリックスは少なくとも2種類の水溶 性の生分解可能なポリマー類から生成され、そして前記ミクロスフィアは(d, lラクチド−グリコリド)共重合体でコートされている。 26.ウシの牛乳産生の増加が、ウシのソマトロピンの制御された放出により助 長される、請求の範囲第25項に記載の治療方法であって、前記のウシのソマト ロピンは生分解可能なポリマーのミクロスフィアの形状で投与され、そして、で んぷん、架橋でんぷん、フィコル、ポリスクロース、ポリビニルアルコール、ゼ ラチン、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル−エチルセルロース、ヒドロキシプ ロピル−メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、酢酸セル ロース、アルギン酸ナトリウム、無水ポリマレイン酸エステル類、ポリオルソエ ステル類、ポリエチレンイミン、ポリエチレングリコール、メトキシポリエチレ ングリコール、エトキシポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ (1,3ビス(p−カルボキシフェノシキ)プロパン−コ−無水セバシン酸、N ,N−ジエチルアミノアセテート、ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレ ンのブロック共重合体類からなる群から選ばれた、少なくとも2種類の水溶性の 生分解可能なポリマー類から生成されるポリマーマトリックス中に懸濁されてお り、そして前記ミクロスフィアは(d,lラクチド−グリコリド)共重合体によ りコートされているような治療方法。
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