JPH09507691A - コポリマーの水溶液または分散液 - Google Patents
コポリマーの水溶液または分散液Info
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Abstract
(57)【要約】
A1)C6〜C40−モノオレフィンまたはC6〜C40−アルキルビニルエーテルまたはC6〜C40−アルキルビニルエーテルと、成分A1の全重量に対して50モル%までのC6〜C40−モノオレフィン40〜60モル%と、B1)モノエチレン系不飽和C4〜C8−ジカルボン酸無水物60〜40モル%とのラジカル共重合によってかまたはA2)C6〜C40−アルキルアクリレートまたはC6〜C40−アルキルメタクリレートあるいはC6〜C40−カルボン酸のビニルエステルまたはこれらの混合物50〜90重量%と、B2)モノエチレン系不飽和C3〜C12−カルボン酸、モノエチレン系不飽和C4〜C12−ジカルボン酸無水物、モノエチレン系不飽和C4〜C12−ジカルボン酸の半エステルまたは半アミド、モノエチレン系不飽和C3〜C12−カルボン酸のアミドまたはこれらの混合物10〜50重量%とのラジカル共重合によって、500〜30000の分子量を有するコポリマーにして得られるコポリマーの水溶液または水性分散液、この場合、水性媒体中に存在するカルボキシル基は、少なくとも部分的に中和され、カルボキシル基の一部分はアミド化されて存在していてもよく、かつコポリマーの量に対して0.5〜40重量%の乳化剤の含量によって特徴付けられる。この水溶液または水性分散液は、皮革および毛皮類の加脂および充実化に適している。
Description
【発明の詳細な説明】
コポリマーの水溶液または分散液
本発明は、コポリマーの新規水溶液または水性分散液に関する。更に、本発明
は、皮革および毛皮類の加脂および充実化のための前記水溶液または分散液の使
用に関する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3926167号明細書(1)の記載から、
C8〜C40−モノオレフィンとエチレン系不飽和C4〜C8−ジカルボン酸無水物
とのラジカル共重合の方法により、80〜300℃で、500〜20000の分
子量を有するコポリマーにし、引き続き、塩基を有する水性媒体中での該コポリ
マーの無水物基のソルボリシスおよびソルボリシスの際に生じたカルボキシル基
の少なくとも部分的な中和によって得られ、かつ水溶液または分散液の形で存在
するコポリマーを、皮革および毛皮類の疎水化のための薬剤として使用すること
は公知である。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3926168号明細書(2)の記載から、
C8〜C40−アルキルビニルエーテルまたはC8〜C40−アルキルビニルエーテル
および50モル%までのC8〜C40−モノオレインとの混合物とエチレン系不飽
和C4〜C8−ジカルボン酸無水物のラジカル重合によって、500〜20000
の分子量を有するコポリマーにし、引き続き、水性媒体中で、該コポリマーの無
水物基のソルボリシスおよびソルボリシスの際に生じるカルボキシル基の少なく
とも部分的な中和によって得られ、かつ水溶液または分散液の形で存在するコポ
リマーを、皮革および毛皮類の疎水化のための薬剤として使用することは公知で
ある。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3931039号明細書(3)の記載から、
C8〜C40−アルキル(メト)アクリレートおよび/またはC8〜C40−カルボン酸
のビニルエステル50〜90重量%およびモノエチレン系不飽和C3〜C12−カ
ルボン酸、エチレン系不飽和C4〜C12−ジカルボン酸無水物および/またはそ
の誘導体10〜50重量%を含有し、500〜30000の分子量を有するコポ
リマーを、水溶液または分散液中での少なくとも部分的に中和された形で、皮革
および毛皮類の疎水性化のための薬剤として使用することは公知である。
文献(1)〜(3)からのコポリマーを含有する皮革疎水化剤は、付加的な乳
化剤を含有していない。その上更に、前記薬剤は、疎水性化作用とともに、更に
一定の加脂作用および皮なめし作用(nachgerbende wirkung)を有している。
欧州特許出願公開第372746号明細書(4)には、水不溶性の両親媒性コ
ポリマーの水性分散液が、
なめし加工された皮革の処理のための助剤として記載されている。この両親媒性
コポリマーは、疎水性モノマー、例えば長鎖状アルキル(メト)アクリレート、
第一級アルケンまたは長鎖状アクリルカルボン酸のビニルエステルの相対的に多
くの量と親水性モノマー、例えば(メト)アクリル酸、マレイン酸およびその無
水物の相対的に少ない量とから構成されている。この薬剤は、皮革の耐水性の改
善のために使用される。分散液は、付加的な乳化剤なしに使用される。
ドイツ連邦共和国特許第2629748号明細書(5)の記載から、C10〜C30
−オレフィンおよび無水マレイン酸からなる、アルカリ金属塩基またはアミン
で鹸化されたコポリマーの、皮革および毛皮類の充実化および加脂のための使用
は、公知である。加水分解されたコポリマーは、更にアルカリ金属重亜硫酸塩と
反応させることができる。コポリマーは、有機溶剤中で製造され、かつ除去され
ないので、これから製造された水性重合体分散液は、著量の有機溶剤、例えばキ
シロールまたはドデシルベンゾールを含有している。
本発明の課題は、改善された性質を有する皮革加脂剤を提供することである。
この場合、有機溶剤は、環境保護の観点から望ましくないので、有機溶剤を一緒
に使用することは全く不要でなければならない。殊にこの薬剤は、純粋な加脂作
用および充実化作用を有していなければならず、かつ通常この種の薬剤の場合に
一緒に観察される疎水性の効果は、皮革加脂および皮革疎水化が、この種の後処
理剤の2つの原則的に異なる使用方向のことであるので、完全に抑制されている
かまたは少なくとも無視できるほどに僅かなものでなければならない。
従って、
A1) C6〜C40−モノオレフィンまたはC6〜C40−アルキルビニルエーテル
あるいはC6〜C40−アルキルビニルエーテルと、成分A1の全重量に対して50
モル%までのC6〜C40−モノオレフィンとからなる混合物40〜60モル%と
、
B1) モノエチレン系不飽和C4〜C8−ジカルボン酸無水物60〜40モル%
とのラジカル共重合によってかまたは
A2) C6〜C40−アルキルアクリレートまたはC6〜C40−アルキルメタクリ
レートあるいはC6〜C40−カルボン酸またはこれらの混合物50〜90重量%
と、
B2) モノエチレン系不飽和C3〜C12−カルボン酸、モノエチレン系不飽和C4
〜C12−ジカルボン酸無水物か、モノエチレン系不飽和C4〜C12−ジカルボン
酸の半エステルまたは半アミド、モノエチレン系不飽和C3〜C12−カルボン酸
のアミドまたはこれらの混合物10〜50重量%
とのラジカル共重合によって、500〜30000の
分子量を有するコポリマーにすることによって得られるコポリマーの水溶液また
は水性分散液が見出され、この場合、水性媒体中に存在するカルボキシル基は、
少なくとも部分的に中和されており、カルボキシル基の一部分は、アミド化され
て存在していてもよく、かつコポリマーの量に対して、0.5〜40重量%の乳
化剤の含量によって特徴付けられている。
本発明で使用される、成分A1およびB1もしくはA2およびB2からなるコポリ
マーは、文献(1)〜(3)の記載から公知である。従って、本発明は、前記コ
ポリマーの正確な組成、モノマー成分の例およびその製造法並びにソルボリシス
、中和およびアミド化についての詳細は不要であり;これらの常法は、文献(1
)〜(3)により確認することができる。
モノマーA1としては、C8〜C30−モノオレフィン、殊にC10〜C24−オレフ
ィン並びにC8〜C30−アルキルビニルエーテル、殊にC10〜C24−アルキルビ
ニルエーテルが特に好適である。
モノマーA2としては、C8〜C30−アルキル(メト)アクリレート、殊にC10
〜C24−アルキル(メト)アクリレート並びにC8〜C30−カルボン酸、殊にC1 0
〜C24−カルボン酸のビニルエステルが特に好適である。
モノマーB1もしくはB2としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸お
よび就中、無水マレイン酸
が特に好適である。
記載されたコポリマーの分子量は、好ましくは500〜20000、殊に10
00〜12000である。
本発明による水溶液または分散液は、コポリマーの重量に対して、0.5〜4
0重量%、好ましくは3〜35重量%、殊に10〜30重量%の含量を有してい
る。乳化剤としては、原理的には、非イオン性、陰イオン性、陽イオン性または
両性の性質の、水性系中で界面活性の全ての化合物を使用することができる。特
に良好な結果は、乳化剤の以下の群の代表物を用いて達成される:
(a)一般式I:
R1─(OX)m─(OY)n─OH (I)
〔式中、
R1は、直鎖状または分枝鎖状のC6〜C30−アルキル基またはアルケニル基、殊
にC8〜C20−アルキル基またはアルケニル基を表し、
XおよびYは、それぞれ互いに独立に、エチレンまたはプロピレンを表し、
mおよびnは、それぞれ互いに独立に、0〜100の数を表し、この場合、m+
nの総和は、2〜100でなければならない〕
で示されるアルコキシル化された脂肪アルコールまたはオキソアルコール;
この場合、これらの中では、酸化エチレン(EO)単
位5〜90個、就中、15〜80個を有するエトキシル化された脂肪アルコール
またはオキソアルコールは、有利であり、例えばEO8個を有するイソトリデカ
ノール(Lutensol(登録商標)AO 8およびTO 8、BASF Aktiengesellschaftの製
品、その他の点では全て以下に記載された市販の製品と同様)またはEO11個
、18個、25個、50個または80個を有するタルク脂肪アルコール(Lutens
ol AT 11、AT 18、AT 25、AT 50およびAT 80もしくはSiligen(登録商標)WL)
;更に、プロポキシル化された(PO)脂肪アルコールおよびエトキシル化され
た脂肪アルコールまたはオキソアルコールの混合物、例えばPO5.5個+EO
8.3個を有するC8/C10−オキソアルコール(Plurafac(登録商標)LF 601
)、EO21個+PO4個を有するC13/C15−オキソアルコール(Plurafac L
F 401)またはEO12個+PO6個を有するC13/C15−オキソアルコール(P
lurafac LF 600)も好適であり;
(b)分子量500〜15000、殊に1000〜10000を有するエチレン
オキシ単位およびプロピレンオキシ単位からなるブロックコポリマー;この例は
、EO10重量%およびPO90重量%からなるブロックコポリマー(Pluronic
(登録商標)RPE 2510);
(c)一般式II:
〔式中、
R2は、直鎖状または分枝鎖状のC5〜C29−アルキル基またはアルケニル基、殊
にC7〜C19−アルキル基またはアルケニル基を表し、
XおよびYは、それぞれ互いに独立に、エチレンまたはプロピレンを表し、
kおよびlは、それぞれ互いに独立に、0〜40の数を表し、この場合、k+l
の総和は、2〜50でなければならない〕
で示されるアルコキシル化された脂肪酸;
この場合、これらの中では、殊に2〜50個の酸化エチレン単位を有するエトキ
シル化された脂肪酸、例えばEO5.5個を有する油酸(Emulan(登録商標)A
)、EO3〜10個を有するトール油脂肪酸またはEO35〜48個を有するヒ
マシ油が有利であり;
(d)一般式III:
〔式中、
R2は、上記の意味を有し、
R3は、水素原子または式─(C2H4O)p─Hで示される基を表し、
pは、2〜30の数を表す〕
で示されるエトキシル化された脂肪酸;
これについての例は、例えばEO10個を有する油酸アミド−モノエトキシレー
ト(R3=H)(Lutensol FSA 10)または例えばEO5〜10個を2回有する油
酸アミド−ビスエトキシレート(R3=(C2H4O)5〜10H)である;
(e)一般式IV:
〔式中、
R2は、上記の意味を有し、
R4は、水素原子または式─(CH2)q─OHで示される基を表し、
qは、2〜4、殊に2または3の数を表す〕
で示される脂肪酸アルカノールアミド;
これについての例は、油酸−モノエタノールアミドおよび油酸−ジエタノールア
ミド(Lupritan(登録商標)HDF)である;
(f)トリ−C1〜C4−アルキルアミンまたはテトラ−C1〜C4−アルキルアン
モニウム陽イオンを有する飽和または不飽和C6〜C30−脂肪酸、殊にC8〜C20
−脂肪酸、この場合、C1〜C4−アルキル基は、双方の場合に、付加的にヒドロ
キシル基を有する;
(g)一般式V:
〔式中、
R1は、上記の意味を有し、
双方の基R5は、互いに独立に、水素原子またはC1〜C4−アルキル基を表し、
この場合、基R5の少なくとも1つは水素原子ではない〕
で示される脂肪アルコールホスファート;
(h)C6〜C30−アルキルグルコシド;
これについての例は、C10〜C14−モノアルキルグルコシド(Lutensol GD 70)
である;
(i)一般式(VI):
〔式中、
R6は、直鎖状または分枝鎖状のC1〜C20−アルキル基、殊にC4〜C13−アル
キル基を表し、
X、Y、mおよびnは、上記の意味を有する〕
で示されるアルキルフェノールアルコキシレート;
この場合、これらの中で、殊に2〜60個の酸化エチレン単位を有するアルキル
フェノールエトキシレート、例えばEO5個、7個または23個を有するp−イ
ソオクチルフェノール(Lutensol AP 6)またはEO4個、5個、8個、9個、
10個、14個、20個または58個を有するp−イソノニルフェノール(Emul
an PO、Lutensol AP 8、AP 9、AP 10、AP 14、AP 20、Emulan NP 50)が有利で
あり;
(j)2−スルホコハク酸−モノ−C5〜C20−アルキルエステルまたは2−ス
ルホコハク酸−ジ−C5〜C20−アルキルエステル;
これについての例は、2−スルホコハク酸−ジイソアミルエステル−ナトリウム
塩(Lutensit(登録商標)ABp)および2−スルホコハク酸−ジ(2−エチルヘ
キシル)エステル−ナトリウム塩(Lutensit ABO)であり;
(k)アミノ酸−基体中にC原子2〜6個を有するN−(C9〜C20−アシル)
アミノ酸;
このN−(C9〜C20−アシル)アミノ酸の中で、C原子2〜4個を有し、塩の
形で存在するカルボキシル基に対してα−位でアミノ基を有するモノおよびアミ
ン窒素原子で付加的にメチル基によって置換されているものが有利であり;これ
らの中で、C原子9〜20個、殊に16〜18個を有する飽和または不飽和脂肪
酸
の脂肪酸サルコシドは、特に有利な作用を有し;塩としては、アルカリ金属塩、
殊にナトリウムまたはカリウムの塩、アンモニウム塩またはアルカノール基中に
C原子2〜4個を有するモノアルカノールアミン、ジアルカノールアミンまたは
トリアルカノールアミン、殊にモノエタノールアミン、ジエタノールアミンまた
はトリエタノールアミンが該当し;特に有利なサルコシドは、油酸サルコシドま
たはN−オレオイルサルコシン(メジアラン酸)であり;更に殊にそれぞれ上記
の塩の形でのN−ステアロイル−サルコシン、N−ラウロイル−サルコシンおよ
びN−イソノナノイル−サルコシンが傑出している。
(a)〜(k)群の乳化剤からなる混合物を使用する場合、いくつかの場合に
、更に作用増強をすることができる。この種の混合物は、例えばそれぞれ5:9
5〜95:5、殊に20:80〜80:20の重量比での乳化剤(a)および(
c)、(a)および(h)または(a)および(k)からなる混合物である。
コポリマーへ乳化剤を混合することは、本発明による水溶液または分散液の製
造工程の種々の段階で行うことができる。コポリマーが塊状重合によって製造さ
れた場合、乳化剤をコポリマーの溶融液に入れ、引き続き、ソルボリシス、中和
および/またはアミド化を実施することができる。更に、乳化剤を、中和剤、例
えばアルカリ金属ヒドロキシド、例えばNaOHまた
はKOHの水溶液と混合し、かつこの溶液をコポリマーに添加することができる
。また、乳化剤を、ソルボリシス化し、中和しおよび/またはアミド化されたコ
ポリマーの水溶液または分散液の製造後に最後にようやく添加することができる
。また事情によっては、乳化剤を、モノマーA1およびB1もしくはA2およびB2
の共重合の間に既に添加することも可能である。
本発明による水溶液または水性分散液は、卓越した方法で、皮革および毛皮類
の加脂および充実化に適している。この場合、有機溶剤は一緒に使用されず、か
つ顕著な疎水性効果も一緒に観察されない。
皮革および毛皮類の加脂は、常法により、従って、当業者に公知の方法で行わ
れるものであり、それ故、本明細書中では詳細に記載される必要はない。
常用の加脂剤を用いる加脂とは異なり、この生成物は、皮革の横断面図におい
てより良好に分布している。例えば水溶液または分散液に対して、2〜3重量%
の活性物質だけを用いる加脂の際に、前記の使用量の従来の加脂剤と比べて、極
めて柔軟な皮革が得られる。従って、得られた皮革はより柔軟になり、このこと
は、場合によっては一緒に使用された他の加脂剤を節約することになる。このこ
とによって、および例えばクロムなめしされた繊維へのポリマーの著しく堅固な
結合によって、加脂後の廃水の明らかに減少された負荷が得られ、即ち、この生
成物は、加脂浴液を極めて
良好に使用しつくしている。
硬水および/または残留したクロム(III)塩に対する感度は、驚異的なこと
に明らかに減少している。錯化合物形成剤は添加される必要はなく、錯化合物形
成剤がタンニン除去作用を有しており、即ち、クロムは、クロムなめしされた皮
革から溶解し、更に、着色を損なうことがあるので、このことは、極めて有利で
ある。
本発明による水性コポリマー溶液もしくは分散液で加脂された皮革は、極めて
良好な堅牢性並びに皮革中での助剤の良好な固着、ひいては、僅かな抽出性を有
し、このことは、皮革の良好な耐水性を生じることになる。
実施例
以下の乳化剤を、0.97:1のモル比でC20/C24−α−オレフィンと無水
マレイン酸とからなる、鹸化しかつ50%までNaOHで部分的に中和されたコ
ポリマーの25重量%の水性分散液に添加した:
(1)EO25個を有するタルク脂肪アルコール(天然のC16/C18−脂肪アル
コール)
(2)EO80個を有するタルク脂肪アルコール
(3)EO5.5個を有する油酸
(4)EO8個を有するイソトリデカノール
(5)EO10個を有する油酸アミド−モノエトキシ
レート
(6)油酸サルコシド
(7)油酸−ジエタノールアミド
(8)EO4.5個を有するp−イソノニルフェノール
(9)EO/PO−ブロックコポリマー(EO10重量%+PO90重量%)
(10)C12/C14−アルキルグルコシド
(11)2−スルホコハク酸−ジ(2−エチルヘキシル)エステル−ナトリウム
塩
(12)油酸−トリエタノールアミン−塩
(13)EO21個+PO4個を有するC13/C15−オキソアルコール
(14)EO12個+PO6個C13/C15−オキソアルコール
この場合、乳化剤の量は、水性分散液の量に対して、それぞれ5.3重量%で
あった。
前記の乳濁液とともに、酸を除去されたクロムなめしされた牛革に、それぞれ
3重量%の活性物質を用いる加脂を実施した。仕上げられた皮革の柔軟性を、標
準としての乳化剤なしにこれと同じコポリマー分散液を用いる処理と比較して以
下のように評価した:
皮革の柔軟性についての評価尺度:評点1(硬い)〜評点10(極めて柔軟)
注:
柔軟性の差は、乳化剤を用いる柔軟性−乳化剤なしの柔軟性である。
得られた皮革は柔軟であり、かつ心地よい手触りであった。
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フロントページの続き
(72)発明者 ペーター ダーニシュ
ドイツ連邦共和国 D−67065 ルートヴ
ィッヒスハーフェン アン デア ミッタ
ークスヴァイデ 123
(72)発明者 ヴァルター デンツィンガー
ドイツ連邦共和国 D−67346 シュパイ
アー ヴォルムザー ラントシュトラーセ
65
(72)発明者 アクセル キステンマッハー
ドイツ連邦共和国 D−67061 ルートヴ
ィッヒスハーフェン グリューナーシュト
ラーセ 14
(72)発明者 ハインリッヒ ハルトマン
ドイツ連邦共和国 D−67117 リムブル
ガーホーフ ヴァインハイマー シュトラ
ーセ 46
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.A1) C6〜C40−モノオレフィンまたはC6〜C40−アルキルビニルエ ーテルあるいはC6〜C40−アルキルビニルエーテルと、成分A1の全重量に対し て50モル%までのC6〜C40−モノオレフィンとからなる混合物40〜60モ ル%と、 B1) モノエチレン系不飽和C4〜C8−ジカルボン酸無水物60〜40モル% とのラジカル共重合によってかまたは A2) C6〜C40−アルキルアクリレートまたはC6〜C40−アルキルメタクリ レートあるいはC6〜C40−カルボン酸またはこれらの混合物50〜90重量% と、 B2) モノエチレン系不飽和C3〜C12−カルボン酸、モノエチレン系不飽和C4 〜C12−ジカルボン酸無水物か、モノエチレン系不飽和C4〜C12−ジカルボン 酸の半エステルまたは半アミド、モノエチレン系不飽和C3〜C12−カルボン酸 のアミドまたはこれらの混合物10〜50重量% とのラジカル共重合によって、500〜30000の分子量を有するコポリマー にすることによって得られるコポリマーの水溶液または水性分散液(この場合、 水性媒体中に存在するカルボキシル基は、少なくとも部分的に中和されており、 カルボキシル基の一部分は 、アミド化されて存在していてもよい)において、コポリマーの量に対して、0 .5〜40重量%の乳化剤の含量によって特徴付けられる、コポリマーの水溶液 または水性分散液。 2.(a)一般式I: R1─(OX)m─(OY)n─OH (I) 〔式中、 R1は、直鎖状または分枝鎖状のC6〜C30−アルキル基またはアルケニル基を表 し、 XおよびYは、それぞれ互いに独立に、エチレンまたはプロピレンを表し、 mおよびnは、それぞれ互いに独立に、0〜100の数を表し、この場合、m+ nの総和は、2〜100でなければならない〕 で示されるアルコキシル化された脂肪アルコールまたはオキソアルコール; (b)分子量500〜15000を有するエチレンオキシ単位およびプロピレン オキシ単位からなるブロックコポリマー; (c)一般式II: 〔式中、 R2は、直鎖状または分枝鎖状のC5〜C29−アルキル 基またはアルケニル基を表し、 XおよびYは、それぞれ互いに独立に、エチレンまたはプロピレンを表し、 kおよびlは、それぞれ互いに独立に、0〜40の数を表し、この場合、k+l の総和は、2〜50でなければならない〕 で示されるアルコキシル化された脂肪酸; (d)一般式III: 〔式中、 R2は、上記の意味を有し、 R3は、水素原子または式─(C2H4O)p─Hで示される基を表し、 pは、2〜30の数を表す〕 で示されるエトキシル化された脂肪酸; (e)一般式IV: 〔式中、 R2は、上記の意味を有し、 R4は、水素原子または式─(CH2)q―OHで示される基を表し、 qは、2〜4の数を表す〕 で示される脂肪酸アルカノールアミド; (f)トリ−C1〜C4−アルキルアミンまたはテトラ−C1〜C4−アルキルアン モニウム陽イオンを有する飽和または不飽和C6〜C30−脂肪酸、殊にC8〜C20 −脂肪酸、この場合、C1〜C4−アルキル基は、双方の場合に、付加的にヒドロ キシル基を有する; (g)一般式V: 〔式中、 R1は、上記の意味を有し、 双方の基R5は、互いに独立に、水素原子またはC1〜C4−アルキル基を表し、 この場合、基R5の少なくとも1つは水素原子ではない〕 で示される脂肪アルコールホスファート; (h)C6〜C30−アルキルグルコシド; (i)一般式(VI): 〔式中、 R6は、直鎖状または分枝鎖状のC1〜C20−アルキル基を表し、 X、Y、mおよびnは、上記の意味を有する〕 で示されるアルキルフェノールアルコキシレート; (j)2−スルホコハク酸−モノ−C5〜C20−アルキルエステルまたは2−ス ルホコハク酸−ジ−C5〜C20−アルキルエステル; (k)アミノ酸−基体中にC原子2〜6個を有するN−(C9〜C20−アシル) アミノ酸 の群からなる乳化剤の含量によって特徴付けられる、請求項1に記載のコポリマ ーの水溶液または水性分散液。 3.コポリマーの水溶液または水性分散液を製造するための方法において、 A1) C6〜C40−モノオレフィンまたはC6〜C40−アルキルビニルエーテル あるいはC6〜C40−アルキルビニルエーテルと、成分A1の全重量に対して50 モル%までのC6〜C40−モノオレフィンとからなる混合物40〜60モル%と 、 B1) モノエチレン系不飽和C4〜C8−ジカルボン酸無水物60〜40モル% または A2) C6〜C40−アルキルアクリレートまたはC6〜C40−アルキルメタクリ レートあるいはC6〜C40−カルボン酸またはこれらの混合物50〜90重量% と、 B2) モノエチレン系不飽和C3〜C12−カルボン酸、モノエチレン系不飽和C4 〜C12−ジカルボン酸無水物か、モノエチレン系不飽和C4〜C12−ジカルボン 酸の半エステルまたは半アミド、モノエチレン系不飽和C3〜C12−カルボン酸 のアミドまたはこれらの混合物10〜50重量% とを、ラジカル重合させて、500〜30000の分子量を有するコポリマーに し、水性媒体中に存在するカルボキシル基を、少なくとも部分的に中和させ、カ ルボキシル基の一部分をアミド化させ、かつコポリマーの量に対して、0.5〜 40重量%の乳化剤の含量を添加することを特徴とする、コポリマーの水溶液ま たは水性分散液の製造法。 4.請求項1または2に記載のコポリマーの水溶液または水性分散液の、皮革 および毛皮類の加脂および充実化への使用。 5.皮革および毛皮類の加脂および充実化法において、皮革および毛皮類へ請求 項1または2に記載のコポリマーの水溶液または水性分散液を使用することを特 徴とする、皮革および毛皮類の加脂および充実化法。
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