JPH0950697A - 不揮発性半導体記憶装置の制御回路 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の制御回路

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JPH0950697A
JPH0950697A JP19863895A JP19863895A JPH0950697A JP H0950697 A JPH0950697 A JP H0950697A JP 19863895 A JP19863895 A JP 19863895A JP 19863895 A JP19863895 A JP 19863895A JP H0950697 A JPH0950697 A JP H0950697A
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erase
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JP19863895A
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Yoshito Nishimura
嘉人 西村
Hirobumi Nakagawa
博文 中川
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベリファイ結果による動作の分岐を容易に確
認できる不揮発性半導体記憶装置の制御回路を得る。 【構成】 書き込みベリファイ動作のパス/フェイル信
号20と外部からの強制設定信号27の一方を選択して
シーケンス制御回路6に入力する書き込みベリファイ結
果の強制/非強制切り換え回路31と、消去ベリファイ
動作のパス/フェイル信号25と外部からの強制設定信
号27の一方を選択してシーケンス制御回路6に入力す
る消去ベリファイ結果の強制/非強制切り換え回路33
とにおける選択の切り換えを、高電圧検出回路29が外
部から入力される動作モード切り換えのための制御信号
28に基づいて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気的に書き込みお
よび消去が可能で、電源のオフなどによって記憶内容が
失われることのない不揮発性半導体記憶装置の制御を行
う不揮発性半導体記憶装置の制御回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、不揮発性半導体記憶装置(フラッ
シュメモリ)の開発段階において、制御回路内部の書き
込み、消去、書き込みベリファイ、消去ベリファイを制
御する信号が設計者の希望するとおりに発生しているか
どうかを確認するためには、パシベーションなしのサン
プルの、任意のノードにタングステンなどによる針を当
てて外部コマンドを入力し、その針の当たっているノー
ドの電圧波形を確認する手段をとっていた。
【0003】図4は従来の不揮発性半導体記憶装置の制
御回路を示すブロック図である。図において、1は図示
を省略したI/Oバッファからの入力線であり、2はこ
の入力線1から入力されたデータをラッチするデータラ
ッチ回路、3はこのデータラッチ回路2の出力線であ
る。4はデータラッチ回路2の出力をデコードするコマ
ンドデコーダ、5はこのコマンドデコーダ4の出力線で
あり、6はコマンドデコーダ4のデコーダ出力に基づい
て書き込み、消去、書き込みベリファイ、消去ベリファ
イの順序を決定するシーケンス制御回路である。7は内
部クロックを発生する内部クロック発振器であり、8は
シーケンス制御回路6よりこの内部クロック発振器7に
送られるイネーブル信号、9は発生した内部クロックを
シーケンス制御回路6に送る内部クロック発振器7の出
力線である。
【0004】10は図示を省略したフラッシュメモリの
書き込みを制御する書き込み制御回路であり、11はシ
ーケンス制御回路6からこの書き込み制御回路10へ送
られる書き込み許可信号、12はフラッシュメモリにこ
の書き込み制御回路10の出力を伝達する出力線であ
る。13はフラッシュメモリの消去を制御する消去制御
回路であり、14はシーケンス制御回路6からこの消去
制御回路13へ送られる消去許可信号、15はフラッシ
ュメモリにこの消去制御回路13の出力を伝達する出力
線である。
【0005】16は前記フラッシュメモリの書き込みベ
リファイを制御する書き込みベリファイ制御回路であ
る。17はシーケンス制御回路6からこの書き込みベリ
ファイ制御回路16へ送られる書き込みベリファイ許可
信号であり、18は書き込みベリファイ時にフラッシュ
メモリのセンスアンプやデコーダの電源等を制御するた
めの信号を伝送する、当該書き込みベリファイ制御回路
16の出力線である。19は書き込みベリファイ時にセ
ンスアンプから入力される書き込みベリファイデータの
入力線であり、20は書き込みベリファイ制御回路16
からシーケンス制御回路6へ送られる書き込みベリファ
イ動作のパス/フェイル信号である。21はフラッシュ
メモリの消去ベリファイを制御する消去ベリファイ制御
回路である。22はシーケンス制御回路6からこの消去
ベリファイ制御回路21へ送られる消去ベリファイ許可
信号であり、23は消去ベリファイ時にフラッシュメモ
リのセンスアンプやデコーダの電源等を制御するための
信号が伝送される、当該消去ベリファイ制御回路21の
出力線である。24は消去ベリファイ時にセンスアンプ
から入力される消去ベリファイデータの入力線、25は
消去ベリファイ制御回路21からシーケンス制御回路6
へ送られる消去ベリファイ動作のパス/フェイル信号で
ある。なお、26はデータラッチ回路2の内容をリセッ
トするために、シーケンス制御回路6からデータラッチ
回路2へ送られるリセット信号である。
【0006】次に動作について説明する。I/Oバッフ
ァより信号入力線1を介して入力されたデータは、デー
タラッチ回路2に送られ一旦そこにラッチされる。この
データラッチ回路2にラッチされたデータは出力線3を
介してコマンドデコーダ4に入力される。コマンドデコ
ーダ4は入力されたデータをデコードしてどのコマンド
が入力されたかを識別し、得られたコマンド出力を出力
線5よりシーケンス制御回路6に伝達する。シーケンス
制御回路6は与えられたコマンド出力の内容に従って、
必要に応じて内部クロック発振器7のイネーブル信号8
を活性化し、その出力線9に同期して書き込み、消去、
書き込みベリファイ、消去ベリファイの順序を決定す
る。
【0007】例えば、前記コマンド出力の内容がフラッ
シュメモリの書き込みを指示するものであれば、書き込
み制御回路10に書き込み許可信号11を送り、フラッ
シュメモリの書き込みの動作を制御する。また、それが
消去を指示するものであれば消去制御回路13に消去許
可信号14を送ってフラッシュメモリの消去を行い、書
き込みベリファイであれば書き込みベリファイ制御回路
16に書き込みベリファイ許可信号17を送って書き込
みベリファイの制御を、消去ベリファイであれば消去ベ
リファイ制御回路21に消去ベリファイ許可信号22を
送つて消去ベリファイの制御を行う。なお、書き込みベ
リファイおよび消去ベリファイの場合には、シーケンス
制御回路6は書き込みベリファイ制御回路16より送ら
れてくる、書き込みベリファイ動作のパス/フェイル信
号20あるいは消去ベリファイ制御回路21より送られ
てくる消去ベリファイ動作のパス/フェイル信号25の
内容によって次の動作への分岐を決定してそれを実行す
る。
【0008】なお、このような従来の不揮発性半導体記
憶装置の制御回路に関連のある技術についての記載がな
されている文献としては、例えば特開平5−33488
8号公報などがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の不揮発性半導体
記憶装置の制御回路は以上のように構成されているの
で、書き込みベリファイ動作のパス/フェイル信号2
0、および消去ベリファイ動作のパス/フェイル信号2
5を、外部より強制的にパスあるいはフェイルのいずれ
かに固定する機能を備えておらず、パスまたはフェイル
によって分岐する動作の確認が困難であるという問題点
があった。また、開発中のサンプルにおいて、その動作
シーケンスの一部に異常があり、同一の動作を終了する
ことなく繰り返したり、最後まで実行せずに途中で終了
してしまうような場合、その後に実行されるはずであっ
た制御動作については、その確認、検証をまったく行う
ことができないという問題点もあった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、第1の目的は、ベリファイ結果
による動作の分岐を容易に確認することができる不揮発
性半導体記憶装置の制御回路を得ることにある。
【0011】また、第2の目的は、同一の動作を繰り返
したり、動作が途中で終了してしまうような場合でも、
その後に実行されるはずの制御動作についての確認、検
証が可能な不揮発性半導体記憶装置の制御回路を得るこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る不
揮発性半導体記憶装置の制御回路は、書き込みベリファ
イ時に書き込みベリファイ制御回路より送られてくる書
き込みベリファイ動作のパス/フェイル信号と、外部か
ら入力される強制設定信号とを切り換えてシーケンス制
御回路に入力する書き込みベリファイ結果の強制/非強
制切り換え回路、消去ベリファイ時に消去ベリファイ制
御回路より送られてくる消去ベリファイ動作のパス/フ
ェイル信号と、外部から入力される強制設定信号とを切
り換えてシーケンス制御回路に入力する消去ベリファイ
結果の強制/非強制切り換え回路、およびこれら書き込
みベリファイ結果の強制/非強制切り換え回路と消去ベ
リファイ結果の強制/非強制切り換え回路における切り
換えを、外部からの動作モード切り換えのための制御信
号に基づいて制御する高電圧検出回路を設けたものであ
る。
【0013】請求項2の発明に係る不揮発性半導体記憶
装置の制御回路は、データをデコードしたコマンドデコ
ーダによって選択されたコマンド動作について、当該コ
マンド動作における前の制御動作を実行することなく、
その制御動作に続いて実行される制御動作から処理を開
始させるための冗長デコーダ出力を、コマンドデコーダ
に持たせたものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明における高電圧検出回路は、外
部から入力される動作モード切り換えのための制御信号
に基づいて、書き込みベリファイ動作のパス/フェイル
信号と外部から入力される強制設定信号のいずれか一方
を選択し、それをシーケンス制御回路に入力する書き込
みベリファイ結果の強制/非強制切り換え回路、および
消去ベリファイ動作のパス/フェイル信号と外部から入
力される強制設定信号のいずれか一方を選択し、シーケ
ンス制御回路に入力する消去ベリファイ結果の強制/非
強制切り換え回路における選択の切り換えを制御するこ
とにより、ベリファイ結果による動作の分岐を容易に確
認することが可能な不揮発性半導体記憶装置の制御回路
を実現する。
【0015】請求項2の発明におけるコマンドデコーダ
は、冗長デコーダ出力を発生させて、選択したコマンド
動作における前の制御動作を行わずに、それに続く制御
動作から処理を開始させることにより、同一の動作を繰
り返したり、動作が途中で終了してしまうような場合に
おいても、その後に実行されるはずの制御動作につい
て、その確認・検証を行うことができる不揮発性半導体
記憶装置の制御回路を実現する。
【0016】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1による不揮発性半導体
記憶装置の制御回路を示すブロック図である。図におい
て、1は入力線、2はデータラッチ回路、3は出力線、
4はコマンドデコーダ、5は出力線、6はシーケンス制
御回路、7は内部クロック発振器、8はイネーブル信
号、9は出力線、10は書き込み制御回路、11は書き
込み許可信号、12は出力線、13は消去制御回路、1
4は消去許可信号、15は出力線、16は書き込みベリ
ファイ制御回路、17は書き込みベリファイ許可信号、
18は出力線、19は入力線、20は書き込みベリファ
イ動作のパス/フェイル信号、21は消去ベリファイ制
御回路、22は消去ベリファイ許可信号、23は出力
線、24は入力線、25は消去ベリファイ動作のパス/
フェイル信号、26はリセット信号であり、図4に同一
符号を付した従来のそれらと同一、もしくは相当部分で
あるため詳細な説明は省略する。
【0017】また、27は外部より外部アドレス線の任
意の1本(以下、単に外部アドレス線という)を介して
入力される、ベリファイ結果を強制的に設定するための
強制設定信号である。28は外部から動作モードを切り
換えるための制御信号(以下、外部CE信号という)で
あり、29はこの外部CE信号28の高電圧レベルを検
出する高電圧検出回路、30はこの高電圧検出回路29
が外部CE信号28の高電圧レベルを検出したときにハ
イレベル(以下、Hレベルという)となる、当該高電圧
検出回路29の出力線である。31は高電圧検出回路2
9の出力線30がHレベルであれば外部アドレス線より
入力された強制設定信号27の値を、ローレベル(以
下、Lレベルという)であれば書き込みベリファイ制御
回路16からの書き込みベリファイ動作のパス/フェイ
ル信号20の値をそれぞれ切り換えて選択する、書き込
みベリファイ結果の強制/非強制切り換え回路であり、
32はこの書き込みベリファイ結果の強制/非強制切り
換え回路31の出力をシーケンス制御回路6に伝達する
出力線である。33は高電圧検出回路29の出力線30
がHレベルであれば外部アドレス線より入力された強制
設定信号27の値を、Lレベルであれば消去ベリファイ
制御回路21からの消去ベリファイ動作のパス/フェイ
ル信号25の値をそれぞれ切り換えて選択する、消去ベ
リファイ結果の強制/非強制切り換え回路であり、34
はこの消去ベリファイ結果の強制/非強制切り換え回路
33の出力をシーケンス制御回路6に伝達する出力線で
ある。
【0018】次に動作について説明する。外部CE信号
28がローレベルまたはVccレベルであるとき、すな
わち高電圧レベルではないときには、高電圧検出回路2
9の出力線30はLレベルとなる。そのため、書き込み
ベリファイ結果の強制/非強制切換回路31は書き込み
ベリファイ制御回路16からの書き込みベリファイ動作
のパス/フェイル信号20の値を選択して、それを出力
線32よりシーケンス制御回路6に伝達する。また、消
去ベリファイ結果の強制/非強制切り換え回路33も同
様に、消去ベリファイ制御回路21からの消去ベリファ
イ動作のパス/フェイル信号25の値を選択して、それ
を出力線34よりシーケンス制御回路6に伝達する。従
って、それ以降は従来の場合と全く同様に動作する。
【0019】一方、外部CE信号28が高電圧レベルに
なると、高電圧検出回路29の出力線30はHレベルと
なる。そのため、書き込みベリファイ結果の強制/非強
制切り換え回路31および消去ベリファイ結果の強制/
非強制切り換え回路32は、ともに外部アドレス線の値
を選択して、それを出力線32あるいは出力線34にて
シーケンス制御回路6に伝達する。従って、この外部ア
ドレス線より入力された強制設定信号27の値を変化さ
せることにより、書き込みベリファイおよび消去ベリフ
ァイの結果を外部より強制的に、パスあるいはフェイル
の状態にすることができるようになる。
【0020】このように、この実施例1による不揮発性
半導体記憶装置の制御回路によれば、書き込みベリファ
イおよび消去ベリファイの結果を、任意に外部より強制
的に設定することが可能となり、ダングステンなどによ
る針によって各部の電圧や波形を測定することにより、
ベリファイ結果による動作の分岐を容易に確認すること
ができるようになる。
【0021】実施例2.図2はこの発明の実施例2によ
る不揮発性半導体記憶装置の制御回路の要部を示すブロ
ック図であり、相当部分には図1と同一符号を付してそ
の説明を省略する。図において、5a〜5hはコマンド
デコーダ4のデコーダ出力であり、特に5gはオートイ
レーズの動作を実行するためのデコーダ出力(以下、オ
ートイレーズ信号という)である。また、5hはオート
イレーズ用の冗長デコーダ出力(以下、冗長オートイレ
ーズ信号という)であり、この実施例2による不揮発性
半導体記憶装置の制御回路は、コマンドデコーダ4がこ
の冗長オートイレーズ信号5hを出力できるようになっ
ている点に特徴を有するものである。
【0022】また、40a〜40cは入力の立ち下がり
時に数10nsecのローパルスを出力するローパルス
発生回路であり、41a〜41fはナンド(NAND)
ゲート、42a〜42bはインバータ回路である。43
はオートイレーズの動作時に全メモリセルに“0”デー
タを書き込むための制御信号(以下、オール0プログラ
ム信号という)であり、44はこのオール0プログラム
信号43をリセツトするためのリセット信号が入力され
る入力線である。45はオートイレーズの動作時におけ
る消去前書き込み後の消去および消去ベリファイを、消
去が完了するまで実行するための制御信号(以下、イレ
ーズ+ベリファイ信号という)であり、46はこのイレ
ーズ+ベリファイ信号45をリセツトするためのリセッ
ト信号が入力される入力線である。
【0023】次に動作について説明する。ここで、図3
は図2に示した不揮発性半導体記憶装置の制御回路の動
作例を示すタイミングチャートであり、図3(a)は正
常に動作しているとき、図3(b)はオール0プログラ
ム信号43のリセットがかからなくなったとき、図3
(c)は冗長オートイレーズ信号5hが選択されたとき
の各信号の時間変化をそれぞれ示している。
【0024】まず、図3(a)を用いて正常時の動作に
ついて説明する。データラッチ回路2にラッチされたデ
ータをデコードしたコマンドデコーダ4によって、オー
トイレーズの動作が選択されるとオートイレーズ信号5
gがHレベルになる。その時、冗長オートイレーズ信号
5hはLレベルであるため、ナンドゲート41aの出力
はLレベルに変化し、ローパルス発生回路40aの出力
が瞬間的にLレベルとなる。これにより、ナンドゲート
41bおよび41cで形成された保持回路がセットされ
て、オール0プログラム信号43もHレベルとなる。オ
ール0プログラム信号43がHレベルになると、全メモ
リセルへの“0”データの書き込み動作が開始され、当
該書き込み動作が終了すると入力線44にリセット信号
が入力され、ナンドゲート41b、41cによる保持回
路がリセットされて、オール0プログラム信号43はL
レベルとなる。
【0025】オール0プログラム信号43がLレベルに
なると、ローパルス発生回路40bの出力が瞬間的にL
レベルとなり、それがナンドゲート41d、インバータ
回路42aを経てナンドゲート41eに入力される。こ
れにより、当該ナンドゲート41eとナンドゲート41
fとで形成される保持回路がセットされて、イレーズ+
ベリファイ信号45がHレベルとなる。イレーズ+ベリ
ファイ信号45がHレベルになると、消去前書き込み後
の消去および消去ベリファイの動作が、消去動作が完了
するまで実行され、この消去動作が完了するとナンドゲ
ート41e、41fによる保持回路の入力端子46にリ
セット信号が入力され、さらに、データラッチ回路2に
もリセット信号26が入力される。従って、ナンドゲー
ト41e、41fによる保持回路がリセットされてイレ
ーズ+ベリファイ信号45がLレベルに戻るとともに、
データラッチ回路2もリセットされオートイレーズ信号
5gもLレベルとなる。
【0026】次に、図3(b)および図3(c)を用い
て、オール0プログラム信号43のリセットがかからな
くなった場合の動作について説明する。オートイレーズ
信号5gの立ち上がりによって、オール0プログラム信
号43がHレベルにセットされるまでの動作は、前述の
正常動作の場合と同様である。ここで、開発中のサンプ
ルにおいて、回路上の不具合等によってリセット信号が
入力線44に入力されなくなると、ナンドゲート41b
および41cによる保持回路はセット状態をそのまま継
続して、オール0プログラム信号43はHレベルのまま
となる。従って、消去前書き込みの動作が終了しないた
め消去およびベリファイの動作には移行せず、当該消去
およびベリファイ動作の確認、検証を行うことが不可能
となる。
【0027】そのような場合、図3(c)に示すように
コマンドデコーダ4において、オートイレーズ信号5g
の代わりに冗長オートイレーズ信号5hを選択し、オー
トイレーズ信号5gをLレベル、冗長オートイレーズ信
号5hをHレベルにする。この冗長オートイレーズ信号
5hはインバータ回路42bを介してローパルス発生回
路40cに入力され、その出力を瞬間的にLレベルとす
る。それがナンドゲート41d、インバータ回路42a
を経てナンドゲート41eおよび41fで形成される保
持回路に送られてそれをセットする。このようにして、
オール0プログラム信号43をセットすることなくイレ
ーズ+ベリファイ信号45をHレベルにセットすること
が可能となり、従って、消去前書き込みの動作が終了し
なくなった場合でも、少なくとも消去およびベリファイ
動作の確認、検証を行うことができるようになる。
【0028】以上、オートイレーズの動作について、消
去前書き込みの動作を行わずに消去の動作から始める場
合について説明したが、他のコマンドによる他のコマン
ド動作についても、当該コマンド動作における前の制御
動作を行わずに、それに続く制御動作から処理を開始す
るための冗長デコーダ出力を、コマンドデコーダ4に持
たせるようにすれば、オートイレーズ以外のコマンド動
作においても、開発中のサンプルの動作のシーケンスの
一部に異常があって、同一の動作を終了することなく繰
り返したり、途中で動作を終了してしまうような場合で
も、その後に実行されるはずであった制御動作について
確認、検証を行うことが可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、高電圧検出回路によって、書き込みベリファイ動作
のパス/フェイル信号と外部から入力される強制設定信
号の一方を選択してシーケンス制御回路に入力する書き
込みベリファイ結果の強制/非強制切り換え回路と、消
去ベリファイ動作のパス/フェイル信号と外部から入力
される強制設定信号の一方を選択してシーケンス制御回
路に入力する消去ベリファイ結果の強制/非強制切り換
え回路とにおける選択の切り換えを、外部から入力され
る動作モード切り換えのための制御信号に基づいて制御
するように構成したので、書き込みベリファイおよび消
去ベリファイの結果を、外部から強制的に任意に設定す
ることが可能となって、ベリファイ結果による動作の分
岐の確認を容易に行うことができる不揮発性半導体記憶
装置の制御回路が得られる効果がある。
【0030】請求項2の発明によれば、コマンドデコー
ダに、それが選択したコマンド動作における前の制御動
作を実行することなく、その制御動作に続く制御動作か
ら処理を開始させるための冗長デコーダ出力を持たせる
ように構成したので、同一の動作を際限なく繰り返した
り、最後まで動作が実行されず途中で終了してしまうよ
うな場合でも、その後に実行されるはずの制御動作につ
いて、その確認、検証を行うことが可能な不揮発性半導
体記憶装置の制御回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による不揮発性半導体記
憶装置の制御回路を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施例2による不揮発性半導体記
憶装置の制御回路の要部を示すブロック図である。
【図3】 上記実施例における不揮発性半導体記憶装置
の制御回路の動作例を示すタイミングチャートである。
【図4】 従来の不揮発性半導体記憶装置の制御回路を
示すブロック図である。
【符号の説明】
4 コマンドデコーダ、5g オートイレーズ信号(デ
コーダ出力)、5h冗長オートイレーズ信号(冗長デコ
ーダ出力)、6 シーケンス制御回路、16書き込みベ
リファイ制御回路、20 書き込みベリファイ動作のパ
ス/フェイル信号、21 消去ベリファイ制御回路、2
5 消去ベリファイ動作のパス/フェイル信号、27
強制設定信号、28 外部CE信号(制御信号)、29
高電圧検出回路、31 書き込みベリファイ結果の強
制/非強制切り換え回路、33 消去ベリファイ結果の
強制/非強制切り換え回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込みベリファイ時に、書き込みベリ
    ファイ制御回路より送られてくる書き込みベリファイ動
    作のパス/フェイル信号、あるいは消去ベリファイ時
    に、消去ベリファイ制御回路より送られてくる消去ベリ
    ファイ動作のパス/フェイル信号の内容によって、シー
    ケンス制御回路が次の動作への分岐を決定する不揮発性
    半導体記憶装置の制御回路において、前記書き込みベリ
    ファイ動作のパス/フェイル信号と外部からの強制設定
    信号の一方を選択して、前記シーケンス制御回路に入力
    する書き込みベリファイ結果の強制/非強制切り換え回
    路と、前記消去ベリファイ動作のパス/フェイル信号と
    前記外部からの強制設定信号の一方を選択して、前記シ
    ーケンス制御回路に入力する消去ベリファイ結果の強制
    /非強制切り換え回路と、外部から入力される動作モー
    ドを切り換えるための制御信号に基づいて、前記書き込
    みベリファイ結果の強制/非強制切り換え回路および前
    記消去ベリファイ結果の強制/非強制切り換え回路にお
    ける選択の切り換えを制御する高電圧検出回路とを設け
    たことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の制御回
    路。
  2. 【請求項2】 コマンドデコーダがデータをデコードし
    て選択したデコーダ出力に対応したコマンド動作につい
    て、当該コマンド動作における複数の制御動作を、シー
    ケンス制御回路の制御によって順番に実行してゆく不揮
    発性半導体記憶装置の制御回路において、前記コマンド
    デコーダが、前記コマンド動作における前の制御動作を
    行わずに、当該制御動作に続く制御動作から処理を開始
    させるための冗長デコーダ出力を有することを特徴とす
    る不揮発性半導体記憶装置の制御回路。
JP19863895A 1995-08-03 1995-08-03 不揮発性半導体記憶装置の制御回路 Pending JPH0950697A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100624595B1 (ko) * 2004-06-14 2006-09-15 가부시끼가이샤 도시바 불휘발성 반도체 기억 장치, 불휘발성 반도체 기억 장치의데이터 기입 방법 및 메모리 카드

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KR100624595B1 (ko) * 2004-06-14 2006-09-15 가부시끼가이샤 도시바 불휘발성 반도체 기억 장치, 불휘발성 반도체 기억 장치의데이터 기입 방법 및 메모리 카드

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