JPH0950683A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH0950683A
JPH0950683A JP19825995A JP19825995A JPH0950683A JP H0950683 A JPH0950683 A JP H0950683A JP 19825995 A JP19825995 A JP 19825995A JP 19825995 A JP19825995 A JP 19825995A JP H0950683 A JPH0950683 A JP H0950683A
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JP
Japan
Prior art keywords
guide roller
tape
roller shaft
pin
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP19825995A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Sasaki
純 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドローラ軸に回転自在に取り付けられて
いるガイドローラが磁気テープの走行により上,下動
し、上,下ハーフに接触して、接触音を発生するのを抑
制する。 【解決手段】 カセットケース4の内面にガイドローラ
軸嵌合部22を設け、該ガイドローラ軸嵌合部22にガ
イドローラ軸21の端部を嵌合して、ガイドローラ軸2
1を支持するとともに、該ガイドローラ軸21の外周に
ガイドローラ12を回転自在に嵌合し、該ガイドローラ
12で磁気テープ15の走行をガイドするテープカセッ
ト1において、上記ガイドローラ軸嵌合部22の外周に
ピン26を立設し、該ピン26の先端に上記ガイドロー
ラ12の端面を接触させる構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガイドローラ軸の
外周に回転自在に取り付けたガイドローラで磁気テープ
の走行をガイドするようになっているテープカセットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガイドローラによって磁気テープの走行
をガイドするようにしたテープカセットが知られてい
る。
【0003】従来は、図7に示すように、カセットケー
ス101を構成する上,下ハーフ102,103の内面
の対向部に筒状のガイドローラ軸嵌合部104,105
を設け、これらローラ軸嵌合部104,105にガイド
ローラ軸106の上,下端部を嵌合するとともに、上記
ガイドローラ軸106の外周にガイドローラ107が回
転自在に取り付けられていて、該ガイドローラ107で
磁気テープ108の走行をガイドするようになってい
る。
【0004】上記ガイドローラ107の長さLは、上記
上,下ハーフ102,103のガイドローラ軸嵌合部1
04,105の間隔Dよりも若干、短尺に形成されてい
て、該ガイドローラ107の上端部とガイドローラ軸嵌
合部104の間には、所定のクリアランスCが発生する
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ガイド
ローラ107は、磁気テープの走行によって上,下動す
ることがある。ガイドローラ107が上,下動すると、
該ガイドローラ107の上,下端面は、上記ガイドロー
ラ軸嵌合部104,105の端面に接触し、摩擦抵抗を
発生させたり、接触音を発生させる。
【0006】上記摩擦抵抗や接触音の発生を抑制するた
めに、ガイドローラ107の上,下端面に、環状の突起
を設け、該突起の先端を上記ガイドローラ軸嵌合部10
4,105の端面に接触させるようにしたテープカセッ
トも開発されている(例えば実開昭55−23583
号)。
【0007】しかし、上述のガイドローラ107の上,
下端面に、環状の突起を設けたものは、突起の先端が、
ガイドローラ軸嵌合部104,105の端面に面接触或
は線接触するために、摩擦抵抗や接触音の発生を抑制す
る効果が不充分であった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決し、ガ
イドローラ軸嵌合部との間の摩擦抵抗や接触音の発生を
より確実に抑制することのできるテープカセットを提供
することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、カセットケー
スの内面にガイドローラ軸嵌合部を設け、該ガイドロー
ラ軸嵌合部にガイドローラ軸の端部を嵌合して、ガイド
ローラ軸を支持するとともに、該ガイドローラ軸外周に
ガイドローラを回転自在に嵌合し、該ガイドローラで磁
気テープの走行をガイドするテープカセットにおいて、
上記ガイドローラ軸嵌合部の外周にピンを立設し、該ピ
ンの先端に上記ガイドローラの端面を接触させ、両者間
の接触を所謂点接触にすることにより、両者間の摩擦抵
抗および接触音の発生をより一層抑制することができる
ようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明を図1〜図6を参照し
て説明する。図1は、テープカセットの上ハーフの一部
を切欠して示す平面図である。テープカセット1は、上
ハーフ2と下ハーフ3とからなるカセットケース4内に
第1,第2のテープリール5,6が回転自在に収容され
ている。
【0011】上記カセットケース4は、前面側(ドライ
ブ装置に充填した場合に該ドライブ装置に設けたヘッド
ドラム側を向く面)にテープ引出用凹部7を有してい
て、該凹部7の両側部には、第1,第2のテープ出入口
8,9が設けられている。上記第1のテープ出入口8に
臨んで第1のテープガイド11が設けられているととも
に、その内側には第1のガイドローラ12が設けられて
いる。また、上記第2のテープ出入口9に臨んで第2の
テープガイド13が設けられているとともに、その内側
には第2のガイドローラ14が設けられている。
【0012】上記第1のテープリール5に巻付けられて
いる磁気テープ15は、上記第1のガイドローラ12お
よび第1のテープガイド11に掛けられて、これら第1
のガイドローラ12および第1のテープガイド11によ
りガイドされながら第1のテープ出入口8からテープ引
出用凹部7内に引出される。上記テープ引出用凹部7に
引出された磁気テープ15は、第2のテープ出入口9か
ら再びカセットケース4内に導入され、上記第2のテー
プガイド13および第2のガイドローラ14に掛けられ
て、これら第2のガイドローラ13および第2のテープ
ガイド14によりガイドされながら第2のテープリール
6に巻付けられるようになっている。
【0013】上記カセットケース4の前面側には、前面
蓋16が回動可能に取り付けられている。上記前面蓋1
6は、スプリングのばね力で上記テープ引出用凹部7を
閉じる方向に付勢されていて、テープカセット不使用時
は、上記テープ引出用凹部7を閉じた状態に維持してい
る。そして、テープガイドをドライブ装填に装填する
と、該ドライブ装置に設けられた蓋開放部材により押圧
されて、上記前面蓋16は、テープ引出用凹部7を開放
する位置に移動するようになっている。
【0014】上記第1のガイドローラ12および第2の
ガイドローラ14の近傍には、それぞれテープ弛み防止
部材17が配置されていて、これら弛み防止部材17に
より、上記磁気テープ15を上記第1のガイドローラ1
2および第2のガイドローラ14に押し付けるようにし
て、上記磁気テープ15の弛みを除去するようになって
いる。
【0015】また、上記第1のガイドローラ12および
第2のガイドローラ14の近傍には、それぞれリールロ
ック部材18が配置されていて、これらリールロック部
材18を上記テープリール5,6の下フランジの周縁部
に設けた歯車状の係合部19に係合させることにより第
1,第2のテープリール5,6の不必要な回転を阻止す
るようになっている。
【0016】図2は、図1のA−A線断面図である。上
記第1のガイドローラ12は、ガイドローラ軸21の外
周に回転自在に嵌合されている。上記ガイドローラ軸2
1は、その上,下端部を上記上,下ハーフ2,3の内面
の対向部に設けた上,下一対のガイドローラ軸嵌合部2
2,23に嵌合することにより、上記上,下ハーフ2,
3に跨って取り付けられている。
【0017】上記上,下一対のガイドローラ軸嵌合部2
2,23は、上,下ハーフ2,3の内面に筒状のリブ2
4,25を突出させることにより形成されていて、これ
ら筒状のリブ24,25の内周側が上記ガイドローラ軸
嵌合部22,23になっている。上記筒状のリブ24,
25の先端面には、上,下一対のピン26,27が突設
されている。上記上,下一対のピン26,27の先端部
26a,27aは半球形状に形成されている。上記上,
下一対のピン26,27の先端部26a,27a間の間
隔Dは、ガイドローラ12の長さLよりも大に設定され
ている。そして、上記ガイドローラ12の下端面が上記
下方のピン27の先端部27aで支持されている状態に
おいて、上記ガイドローラ12の上端面と上記上方のピ
ン26の先端部26aとの間には所定のクリアランスC
が発生するようになっている。
【0018】上記上,下一対のピン26,27は、ガイ
ドローラ軸21を中心にして、磁気テープ15がガイド
ローラ12に接触する位置(テープパス系)と反対側に
配置されている。
【0019】なお、図4は、上ハーフ2の要部の平面図
であり、筒状のリブ24の外周側は円形状に形成されて
いて、その内周側は円形状のガイドローラ軸嵌合部22
になつている。31はビス穴、32はテープガイド取付
穴、33はリールロック取付穴である。
【0020】また、図5は、下ハーフ3の要部の平面図
であり、筒状のリブ25の外周側は円形状に形成されて
いて、その内周側は四角形状のガイドローラ軸嵌合部2
3になっている。41はビス穴、42はテープガイド取
付穴、43はリールロック取付穴、44はリッドロック
取付穴である。なお、第2のガイドローラ14も、第1
のガイドローラ12と同様の構成で取り付けられている
ので重複する説明は省略する。
【0021】本発明のテープカセット1は上述のような
構成であり、上,下ハーフ2,3の筒状のリブ24,2
5の端面に設けたピン26,27の先端がガイドローラ
12の上,下端面に接触するので両者間の摩擦抵抗は極
めて小さなものになり、ガイドローラ12を円滑に回転
させることができるとともに、両者間の接触音を減少さ
せることができる。
【0022】また、上記ピン26,27、特に下ハーフ
3側のピン27をガイドローラ軸21を中心にして、磁
気テープ15と反対側に配置したので、図6に示すよう
に、磁気テープ15にテンションが掛かっていない場合
には、ガイドローラ12は、上端部が磁気テープ15側
に向かって傾斜した状態になる。故に、テープカセット
1が記録再生装置に装填されて、磁気テープ15にテン
ションが掛かると、図2に示したように、磁気テープ1
5によってガイドローラ12は押圧されて傾斜は補正さ
れて、直立した状態になり、ガイドローラ12としての
本来の機能を発揮する。なお、上記ピン27を、図3の
2点鎖線で示したように、筒状のリブ25の内周側に配
置すればガイドローラ12の傾斜を抑制することができ
る。
【0023】なお、図面に示した実施の形態において
は、上,下の筒状のリブ24,25に、それぞれ一本つ
づピンを設けた場合を示したが複数本のピンを設けても
よい。
【0024】上記ピンは、プラスチック又は金属で形成
されている。上記ピンをプラスチックで形成する場合に
は、上,下ハーフ2,3をプラスチックで成形する際に
これと一体に形成される。また、金属製のピンを用いる
場合には上,下ハーフ2,3をプラスチックで成形する
際に、所謂インサート成形により上記金属製のピン10
上,下ハーフ2,3に植立される。
【0025】また、本発明のテープカセットは、ビデオ
テープカセットに限定されない。
【0026】
【発明の効果】本発明のテープカセットには次に述べる
ような効果がある。
【0027】(1)請求項1のテープカセットは、ピン
の先端をガイドローラの端面に接触させる構成としたの
でガイドローラの回転を円滑にすることができるととも
に、接触音の発生を減少させることができる。
【0028】(2)請求項2のテープカセットは、ピン
の先端を半球形状に形成したので、より円滑にガイドロ
ーラを回転させることができる。
【0029】(3)請求項3のテープカセットは、ピン
によりガイドローラの上端部が磁気テープ側に向かって
傾斜するようにしたので、磁気テープにテンションが掛
かると、該磁気テープによって押圧されてガイドローラ
は傾斜を補正され、ガイドローラとしての本来の機能を
発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカセットの一部破断平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図2のB−B線断面図。
【図4】上ハーフの要部の平面図。
【図5】下ハーフの要部の平面図。
【図6】ガイドローラが傾斜している状態の断面図。
【図7】従来例の断面図。
【符号の説明】
1…テープカセット 4…カセットケース 12,14…ガイドローラ 15…磁気テープ 21…ガイドローラ軸 22,23…ガイドローラ軸嵌合部 24,25…筒状のリブ 26,27…ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットケースの内面にガイドローラ軸
    嵌合部を設け、該ガイドローラ軸嵌合部にガイドローラ
    軸の端部を嵌合して、ガイドローラ軸を支持するととも
    に、該ガイドローラ軸の外周にガイドローラを回転自在
    に嵌合し、該ガイドローラで磁気テープの走行をガイド
    するテープカセットにおいて、 上記ガイドローラ軸嵌合部の外周にピンを立設し、該ピ
    ンの先端に上記ガイドローラの端面を接触させる構成に
    したことを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記ピンの先端は、半球形状に形成されていることを特
    徴とするテープカセット。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記ピンは、ガイドローラ軸を中心にして磁気テープが
    ガイドローラに接触する位置と反対側に配置されている
    ことを特徴とするテープカセット。
JP19825995A 1995-08-03 1995-08-03 テープカセット Pending JPH0950683A (ja)

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JP19825995A JPH0950683A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 テープカセット

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