JPH04364284A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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Publication number
JPH04364284A
JPH04364284A JP2787891A JP2787891A JPH04364284A JP H04364284 A JPH04364284 A JP H04364284A JP 2787891 A JP2787891 A JP 2787891A JP 2787891 A JP2787891 A JP 2787891A JP H04364284 A JPH04364284 A JP H04364284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide roller
support shaft
diameter
tape
tape cassette
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2787891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugio Fukawa
府川 亜夫
Shigeyasu Nishimura
西村 重泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2787891A priority Critical patent/JPH04364284A/ja
Publication of JPH04364284A publication Critical patent/JPH04364284A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープが巻回されたテ
ープリールを収納したビデオテープカセット等のテープ
カセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているテープカセット
として、家庭用ビデオテープレコーダ(VTR)に使用
されるテープカセットの一例を図3に示す。
【0003】図3に示したテープカセットは、ビデオテ
ープレコーダに装填されローディングされた状態を示す
斜視図であり、内部構造を判り易くするために上ハーフ
と磁気テープ保護用の開閉蓋は、省略してある。同図に
示すテープカセットは、下ハーフ1に回動自在に取付け
られた供給リール5aに巻付けられた磁気テープ4が、
ガイドローラ3a,3bの間を通ってビデオテープレコ
ーダ内部に設けられている記録再生ヘッド(図示せず)
に当接するようにローディングされており、この磁気テ
ープ4は、ビデオテープレコーダの周知の走行経路を経
た後ガイドローラ3c〜3eの間を通ってテープカセッ
ト内に入り、巻取りリール5bに巻取られている。
【0004】このテープカセットに設けられたガイドロ
ーラ3(3a〜3e)は、図3のA−A断面図である図
4(A)に示すように、下ハーフ1と一体成形された樹
脂製の細長い円筒状の支持シャフト2(2a〜2e)を
軸として回動する金属製の部品である。そして、磁気テ
ープ4の摺動と共にガイドローラ3が回動することによ
り、磁気テープを痛めずに、ローディングすることがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ガイドローラ3(3a
〜3e)を支持する支持シャフト2(2a〜2e)は、
原料コスト、組付けコストを削減するために、下ハーフ
1と一体成形されているが、下ハーフ1とは直角に起立
した細長い円筒状であるため、金型にて成形する際の金
型からの取出し時に、支持シャフト2が金型内に残るよ
うに引張られて変形・切断されるのを防ぐために、金型
側から図4(B)に示すような突出しピン6で支持シャ
フト2の先端部を突きながら、金型から取外している。
【0006】ところが、まだ、支持シャフト2を形成す
る樹脂が固まっていないうちにその先端部を突くため、
図4(B)に示すように支持シャフト2が圧縮されてそ
の先端部付近が凸状に変形(2f)することがあった。 このため、ガイドローラ3の回転が鈍くなり、磁気テー
プ4を傷付けたり、変形が大きい場合には、ガイドロー
ラ3を支持シャフト2に挿入することができないという
課題があった。
【0007】そこで、本発明は、突出しピンによって変
形してもガイドローラの回転に支障をきたさない構造の
支持シャフトを有するテープカセットを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、上ハーフと下ハーフとより形成されたカ
セット本体内に回動自在に収納された一対のテープリー
ルと、前記カセット本体内に設けられ、このテープリー
ルに巻回されたテープを前面開口部に導くガイドローラ
とを有し、このガイドローラを回動可能に支持する支持
シャフトが前記下ハーフと樹脂成形によって一体成形さ
れたテープカセットにおいて、前記ガイドローラを円滑
に回動軸支可能なように、成形時に突出しピンによる前
記支持シャフトの先端部の膨出変形量が挿入されるガイ
ドローラの案内部より小となるよう、この支持シャフト
の先端部付近の直径をこのガイドローラの案内部の直径
よりも小としたことを特徴とするテープカセットを提供
しようとするものである。
【0009】
【実施例】本発明のテープカセットは、既述し、図3に
示したテープカセットと略同じ構造をしているので、そ
の説明を省略し、本発明の特徴である支持シャフト部分
の構造についてのみ、以下詳細に説明する。
【0010】本発明のテープカセットの一実施例に使用
される支持シャフトの拡大断面図を図1(A)に示す。
【0011】この支持シャフト7(7a〜7e)は従来
の支持シャフト2(2a〜2e)の先端部7gの形状を
一部変更したものであり、その先端部7gの長さL1 
の範囲を直径D1 とし、それ以外の案内部7hの直径
をD2 とし、常にD1 <D2 となる段突き状とし
たものである。
【0012】本出願人が種々の実験を行った結果、直径
D2 が2.2mm、下ハーフ1からの高さが17mm
程度の樹脂製の支持シャフトの場合、先端より5mm(
L1 )の範囲内に0.02〜0.04mmの膨み(D
3 −D1 ,膨出変形量)が発生することが判った。 したがって、図1(A)に示した実施例では、L1 =
5.0mm、D1 =2.0mmとして段突き構造にし
ており(D2 =2.2mm)、図1(B)に示すよう
に、突出しピン6で支持シャフト2の先端部7gを突き
ながら、金型から取外すことによって膨み7fが生じて
も、その膨み7f部分の直径D3 は、D3 <D2 
であり、ガイドローラ3の回動に支障をきたすことはな
い。
【0013】また、段突き構造とすることにより、膨み
7fが案内部として機能するためガイドローラ3の挿入
がしやすくなるという相乗的な効果もある。
【0014】図2に示した支持シャフト8(8a〜8e
)は、本発明の他の実施例であり、先端部8gを段突き
構造にする代わりにテーパー状にして、先端部8gの直
径を小としたものであり、その膨み8f部分の直径D4
 が、D4 <D2 となるようにテーパー部分の長さ
L2 を採ることにより、ガイドローラ3の回動に支障
をきたさない支持シャフトとなる。そして、この支持シ
ャフト8は、先の実施例のものよりもガイドローラ3の
挿入がよりしやすい構造となっている。
【0015】
【発明の効果】本発明のテープカセットは、支持シャフ
トの先端付近の直径を下ハーフ付近の直径よりも小径に
したので、金型成形時に突出しピンにて支持シャフトの
小径部分に膨みが生じても、その膨みが下ハーフ付近の
直径から突出することがないので、ガイドローラの回動
に支障をきたしたり、ガイドローラが挿入することがで
きないということがなくなる。
【0016】また、膨出部によりガイドローラが挿入し
やすくなるので、組立てが容易になるという効果もある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープカセットの一実施例に使用され
る支持シャフトを示す拡大断面である。
【図2】本発明の他の実施例に使用される支持シャフト
を示す拡大断面である。
【図3】テープカセットの一例を示す斜視図である。
【図4】(A),(B)はそれぞれ従来のテープカセッ
トに使用される支持シャフトを示す拡大断面及び正面図
である。
【符号の説明】
1  下ハーフ 2,7,8  支持シャフト 2f,7f,8f  膨み 3  ガイドローラ 4  磁気テープ 5a  供給リール 5b  巻取りリール 6  突出しピン 7g,8g  先端部 7h,8h  案内部 D1 〜D4   直径

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ハーフと下ハーフとより形成されたカセ
    ット本体内に回動自在に収納された一対のテープリール
    と、前記カセット本体内に設けられ、このテープリール
    に巻回されたテープを前面開口部に導くガイドローラと
    を有し、このガイドローラを回動可能に支持する支持シ
    ャフトが前記下ハーフと樹脂成形によって一体成形され
    たテープカセットにおいて、前記ガイドローラを円滑に
    回動軸支可能なように、成形時に突出しピンによる前記
    支持シャフトの先端部の膨出変形量が挿入されるガイド
    ローラの案内部より小となるよう、この支持シャフトの
    先端部付近の直径をこのガイドローラの案内部の直径よ
    りも小としたことを特徴とするテープカセット。
JP2787891A 1991-01-29 1991-01-29 テープカセット Pending JPH04364284A (ja)

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JP2787891A JPH04364284A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 テープカセット

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