JPH09505973A - 閾値拡大fm復調器およびこれを具える受信機 - Google Patents

閾値拡大fm復調器およびこれを具える受信機

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JPH09505973A JP8511557A JP51155796A JPH09505973A JP H09505973 A JPH09505973 A JP H09505973A JP 8511557 A JP8511557 A JP 8511557A JP 51155796 A JP51155796 A JP 51155796A JP H09505973 A JPH09505973 A JP H09505973A
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Abstract

(57)【要約】 90度の位相関係にあるFM入力信号が供給される2つの入力端子(11,12)を有するFM復調器は、位相比較器(1)と可同調移相手段(2)と具え、この可同調移相手段(2)はループフィルタ(3)を有するフィードバック経路を経てFM復調器の出力信号により同調される。同調制御ループに補償フィルタ(5)を追加することにより同調制御ループから移相手段を有効に打消し、これにより同調制御ループを移相手段(2)の帯域幅をは無関係とする。これがため、移相手段(2)の帯域幅が閾値拡大に対し縮小され得るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】 閾値拡大FM復調器およびこれを具える受信機 発明の技術分野 本発明は90度の位相関係にあるFM変調入力信号を受信する第1および第2入 力端子および並びに復調FM信号を供給する出力端子を有するFM復調器におい て、第1および第2入力端子並びに出力端子を有し、第1入力端子を前記FM復 調器の第1入力端子に結合するとともに出力端子を前記FM復調器の出力端子に 結合する位相比較器と、前記FM復調器の第2入力端子および前記位相比較器の 第2入力端子間に結合され、同調周波数が制御される同調制御入力端子を具える 第1可同調移相手段と、ループフィルタを具え前記位相比較器の出力端子から前 記同調制御入力端子に至るフィードバック経路とを具えるFM復調器に関するも のである。 また、本発明はRF段、IF段、FM復調器およびLF段を具え、FM信号を 受信する受信機に関するものである。 発明の背景 上述したFM復調器はヨーロッパ特許出願公開EP-A 574 083から既知である. このヨーロッパ特許出願では第1および第2に対応する並びに出力端子を有する FM復調器が記載されている。これら入力端子には90度の位相関係を有するFM 変調入力信号が供給されている。この既知のFM復調器では、第1および第2移 相手段を同相兼直角位相入力端子および出力端子並びに同調周波数を制御する同 調制御入力端子を有する多相フィルタに組合せるようにする。この多相フィルタ の同相兼直角位相入力端子を第1および第2入力端子にそれぞれ結合するととも にこの多相フィルタの同相兼直角位相出力端子を第2および第1位相比較器の第 2入力端子にそれぞれ結合する。第1および第2位相比較器の出力端子はフィー ドバック経路を経て多相フィルタの同調制御入力端子に結合する。この多相フィ ルタの同調周波数はこのフィードバック経路を経てFM入力信号の瞬時周波数を 追跡する。これがため、同調制御ループが達成される。第2移相手段、第2位相 比較器および減算段を省略することによって、非対称FM復調器が得られるよう になる。その理由はこれらの構成素子が特にそれ自体FM復調機能には重要では ないからである。この非対称FM復調器では、移相手段、位相比較器およびルー プフィルタを具える同調制御ループを同一とすることができる。FM復調器のF M閾値は移相手段の帯域幅によってa.o.決定されるようになる。これがため、移 相手段の帯域幅を減少すると、FM閾値が減少する。しかし、かかる減少は同調 制御ループで不安定となり、従って既知のFM復調器が実際の用途に不適当とな る。 発明の概要 本発明の目的は同調制御ループの安定性が移相手段の帯域幅とはほぼ無関係と なるようなFM復調器を提供せんとするにある。 本発明FM復調器はベースバンドにトランスポーズされた前記第1可同調移相 手段の逆伝達特性にほぼ相当する伝達特性を有する補償フィルタを前記フィード バック経路にさらに設けるようにしたことを特徴とし、これにより上記目的を達 成する。 本発明は、FM入力信号の変調用の移相手段の伝達特性をベースバンドにトラ ンスポーズされた移相手段の伝達特性に等しい伝達特性を有する低域通過フィル タによって概算することができる。これがため、この低域通過フィルタの伝達特 性は同調制御ループの一部分となる。移相手段の帯域幅がループフィルタの帯域 幅に近い値に低減すると、不安定性が生ずるようになる。本発明手段を用いるこ とにより同調制御ループの移相手段の伝達特性は前記補償フィルタによってほぼ 打消されるようになる。これがため、移相手段は最早同調制御ループの一部分と はならず、従って、同調制御ループの安定性は移相手段によって最早影響を受け なくなる。 本発明FM復調器の対称的な例は請求項2に記載された通りである。 この手段によって搬送周波数の高調波は減算段の出力側で自動的に打消される ようになる。多相フィルタの対称伝達特性は復調されたFM信号の歪みを減少す るために有利に用いられる。共振増幅器は一次帯域通過伝達特性を有する多相フ ィルタの集積化を容易とするものである。 本発明FM復調器の一例は請求項3に記載されている。 補償フィルタを追加することにより、同調制御ループの次数はループフィルタ によって決まる。本発明手段を用いることによってFM復調器の出力信号の振幅 が同調制御ループの利得を低減させて同調制御ループの帯域幅を低減させること により殆ど悪影響を受けないようにした一次同調制御ループを得ることができる 。 本発明FM復調器の他の例は請求項4に記載されている。 この積分器はループフィルタの特定の達成例である。積分器を用いることによ り、出力信号の振幅はループ帯域幅内にある変調周波数の同調制御ループの利得 とはほぼ無関係となる。さらに、低い周波数での利得を極めて高くすることによ り変調のない場合でも移相手段を正しく同調させることができる。 本発明FM復調器の一例は請求項5に記載されている。 本発明手段によって補償フィルタと組合せた積分器を得るための簡単な回路を 提供することができる。かかる積分器と補償フィルタとの組合せは一次低域通過 フィルタ、例えば請求項2に記載の共振増幅器を具える移相手段と共同して用い られる。 同調制御ループ、従ってFM復調器の帯域幅を外部的に調整し得る本発明FM 復調器の一例は請求項6に記載されている。 同調制御ループの帯域幅はループの利得を変化させることによって変更するこ とができる。FM復調器では、このループ利得はFM復調器に可変ループ利得を 供給するとともに適切な制御信号を第1制御端子に供給する手段を追加すること によって変化させることができる。この手段は、ループ利得の変化によって同調 制御ループの帯域幅のみを変化させる際に、FM復調器の出力信号の振幅に悪影 響を及ぼすことなく、積分器を具える一次同調積分器ループに特に有利である。 本発明FM復調器の一例は請求項7に記載されている。 この手段によって、移相手段の帯域幅を連続的に変化させることができる。移 相手段の帯域幅のかかる連続的な制御させるためには、補償フィルタの伝達特性 を適宜調整して移相手段の伝達特性を補償フィルタによって正しく補償し得るよ うにする。 本発明によるFM信号を受信する受信機はRF段と、IF段と、請求項1,2 ,3,4,5,6または7に記載のFM復調器と、LF段とを具えることを特徴 とする。本発明FM復調器は受信機の信号対雑音比をa.o.改善するために受信機 に有利に用いることができる。 本発明によれば、FM復調器の帯域幅を変化し得るようにしたFM信号を受信 する受信機は、RF段と、IF段と、請求項6に記載のFM復調器と、LF段と を具え、さらに前記FM復調器の第1制御端子に結合され、このFM復調器の帯 域幅を制御する復調器帯域幅制御手段を具えることを特徴とする。 本発明によれば、FM復調器の帯域幅を変化し得るようにしたFM信号を受信 する受信機は、RF段と、IF段と、請求項7に記載のFM復調器と、LF段と を具え、さらに前記FM復調器の第2制御端子に結合され、帯域幅制御信号を前 記第2制御端子に供給する帯域幅制御手段を具えることを特徴とする。 図面の簡単な説明 図1は本発明FM復調器の第1例の構成を示すブロック図、 図2は第1移相手段の振幅対周波数特性を示すグラフ、 図3は第1移相手段とともに使用する補償フィルタの振幅対周波数特性を示す グラフ、 図4は本発明FM復調器の第2実施例の構成を示すブロック図、 図5は本発明FM復調器の第3実施例の構成を示すブロック図、 図6は本発明FM復調器に用いられる積分器および補償フィルタの組合せを示 すブロック回路図、 図7は本発明受信機の一例を示すブロック回路図である。 発明を実施するための最良の形態 図1は本発明FM復調器の第1例を示す。このFM復調器は同相および直角位 相関係にあるFM入力信号を受信する第1入力端子(11)および第2入力端子( 12)を具える。さらにFM復調器はFM復調器の復調されたFM出力信号を供給 する出力端子13を具える。また、FM復調器は第1入力端子が復調器の第1入力 端子11の結合された出力端子が復調器の出力端子13に結合された位相比較器1と 、復調器の第2入力端子12および位相比較器1の第2入力端子間に結合された第 1可同調移相手段2を具える。この第1可同調移相手段2はその同調周波数を制 御する同調制御入力端子17を具え、位相比較器1の出力端子はループフィルタ3 および補償フィルタ5を具えるフィードバック経路を経て本発明による同調制御 入力端子17に結合する。第1移相手段2の同調周波数はこのフィードバック経路 を経てFM入力信号の変調を追跡する。これがため、第1可同調移相手段2、位 相比較器1、ループフィルタ3および補償フィルタ5を具える同調制御ループは 同一とすることができる。 補償フィルタ5はベースバンドにトランスポーズされた前記第1可同調移相手 段2の逆伝達特性にほぼ相当する伝達特性を有する。前述したヨーロッパ特許出 願公開EP-A 574 083から既知のFM復調器では、第1移相手段2の帯域幅を減少 することによりFM閾値の拡大を行っている。しかし、この帯域幅を減少するこ とは、同調制御ループが不安定となり得ると云う事実のために、制限される。移 相手段2の帯域幅が同調制御ループの帯域幅と同一の大きさを有する場合には、 同調制御ループのリンギングまたは不安定性をも発生するようになる。これがた め既知のFM復調器はFM閾値の拡大には不適当である。 FM入力信号に含まれる変調周波数に第1移相手段2が及ぼす影響はベースバ ンドにトランスポーズされた前記移相手段2の伝達特性を有するフィルタの影響 とほぼ同様となる。本発明による補償フィルタ5を同調制御ループの設けること によって前記移相手段2の伝達特性を同調制御ループから有効に除去することが できる。これがため、同調制御ループの安定性および次数は移相手段2の帯域幅 とは無関係となり、同調制御ループの次数はループフィルタ3の次数によって決 まる。図2および3は上述した補償の影響を示す。 図2は、第1移相手段2、本例では帯域通過フィルタの振幅対周波数特性の関 係を示す。この第1移相手段2はFoの中心または同調周波数およびBWに等し い帯域幅を有する。 図3はベースバンドにトランスポーズされた第1移相手段2の振幅対周波数特 性の関係を破線で示し、補償フィルタ5の振幅対周波数特性の関係を実線で示す 。両曲線の積は周波数軸に閉口な水平ラインとなり、従って補償フィルタ5の振 幅対周波数特性がベースバンドにトランスポーズされた第1移相手段2の振幅対 周波数特性とは逆となることを示す。図3から明らかなように、補償フィルタ5 は第1移相手段2のロールオフを補償する。これは前記追跡が第1移相手段2の 帯域幅によって最早悪影響を受けないことを示す。従って第1移相手段2の帯域 幅を減少することによって不安定性の危険なくFM閾値を拡大することができる 。 図4は本発明FM復調器の第2の例を示す。増幅器4をループフィルタ3に直 列に配置する。しかし、増幅器4の位置は本質的なものではなく、これを同調制 御ループの任意の箇所に設けることができ、かつ、同調制御ループに利得を設け る手段として用いることができる。ループフィルタ3はFM変調された入力信号 の変調の最低周波数よりも低いカット−オフ周波数を有する一次低域通過フィル タを具える。米国特許4,079,330 に記載されているように、カット−オフ周波数 の高い低域通過フィルタは、増幅器4の利得を減少することにより、同調制御ル ープの帯域幅を減少するだけでなく、同調制御ループの帯域幅内にある変調周波 数に対するFM復調器の出力信号の振幅をも減少し、更には第1移相手段2の同 調制御に対応する17に供給される信号に振幅をも減少する欠点を有する。これは 、低域通過フィルタのカット−オフ周波数を高く選定し過ぎると云う事実に起因 するものである。これがため、同調制御ループの帯域幅を減少することによって 追跡性能を減少するようになる。斯様に追跡性能を減少することはFM入力信号 の搬送波が第1移相手段2の通過帯域の中央に最早位置せず、従って、通過帯域 の傾斜を余分に減衰するようになることを意味する。これがため、信号電力、従 って第1移相手段2の出力側の信号対雑音比を低減し、その結果FM復調器の信 号対雑音比をも低減しする。これは、ループ帯域幅が減少してもFM閾値を更に は拡大しないことを意味する。 本発明によれば、ループフィルタ3はFM変調された入力信号の変調の最低周 波数よりも低いカット−オフ周波数を有する一次低域通過フィルタを具える。こ れがため、低域通過フィルタは積分器として機能する。一次ループの積分器はこ のループの帯域幅が、同調制御ループの帯域幅内にある変調周波数に対しFM復 調器の出力信号の振幅に悪影響を与えることなく、増幅器4の利得によって制御 されると云う主な利点を有する。これは、ループ帯域幅がカーラジオの受信状態 の変化に応答して例えばダイナミックに変化する箇所に適用する際に本質的な特 徴となる。これがため、増幅器4の利得を低減することによりループ帯域幅が減 少する際に、上記追跡が影響されず、第1移相手段2の出力信号の信号電力は同 調制御ループの帯域幅内にある変調周波数に対し減少しなくなる。これはループ 帯域幅が低くなる際に低い変調周波数が高い変調周波数よりも通常強くなるため 、特に有利である。従ってループ帯域幅が減少するとFM閾値がさらに拡大され るようになる。更に、低い変調周波数での利得が比較的高いため、これら低い周 波数での追跡が改善されるようになる。理想的な積分器の場合には、積分器の直 流利得が極めて高いため、変調が行われない場合でも、FM入力信号の周波数を 正確に追跡することができる。 本発明によれば、補償フィルタ5と一次低域通過フィルタ(または積分器)3 を組合せることによって移相手段の帯域幅または同調制御ループの帯域幅のいず れか、あるいは両帯域幅をも互いに独立して減少し、ひいてはFM閾値を拡大さ せることができる。図5は本発明FM復調器の第3例を示す。図1のFM復調器 は他の位相比較器6、第2移相手段7および減算段8を追加することによって対 称FM復調器に拡大したものである。他の位相比較器6の第1入力端子を第2入 力端子12に結合し、位相比較器1の出力端子を減算段8の第2入力端子に結合す る。位相比較器1の出力端子を減算段8の第1入力端子に結合する。第2移相手 段7は第1入力端子11および第2位相比較器6の第2入力端子間に結合する。第 1および第2移相手段2,7 の同調制御入力端子17および18の双方を減算段8の 出力端子に結合する。復調器の構成を対称とすることによって、FM入力信号が 正弦波信号である場合には、FM入力信号の搬送波周波数の高調波を減算段8の 出力側で除去することができる。図示のFM復調器のフィードバック経路は積分 器3および補償フィルタ5の双方を具える。この組合せによって同調制御ループ の次数をフィードバック経路の次数によって決めるようにする。このフィードバ ック経路が補償フィルタとは異なり積分器を具えるため、同調制御ループは一次 となる。この積分器は、直流におけるその高利得のため移相手段2の同調周波数 によってこの信号が変調されていない場合でもFM入力信号の周波数を正確に追 跡するようになる。 また、図5の実施例は可変ループ利得を提供する手段を具える。この可変ルー プ利得を提供する手段は可変利得段4の形態で実施し、この可変利得段の利得は 可変利得段の利得制御入力端子を経て帯域幅制御信号を供給することにより制御 し、この利得制御入力端子はFM復調器の第1制御端子14を構成する。これによ り同調制御ループの帯域幅、従って可能にはFM復調器の帯域幅を外部的に制御 する。可変ループ利得を提供する手段は種々の態様で実行することができる。即 ち、可変利得段4は第1移相手段2の前後または入力端子11および位相比較器1 の第1端子間にも設けることができる。実際上、図4の他のブロックの任意のも のの利得を変化させて可変ループ利得を得ることができる。積分器3(または図 4の低域通過フィルタ)および同調制御ループの補償フィルタ5の双方を設ける ことにより、同調制御ループの帯域幅を既知のFM復調器の場合よりも広い範囲 に亘って変化させることができる。その理由は補償フィルタ5を同調制御ループ に加えることにより同調制御ループが移相手段2の帯域幅とは無関係とするから である。 第1および第2移相手段は多相フィルタ9の一部とすることができ、この多相 フィルタ9はその同調周波数を中心とする対称帯域通過特性を有し、かつ、同相 兼直角位相入出力端子を具えるとともに同調制御入力端子17を具える。これを第 1および第2移相手段2,7を囲むブロック9で示す。斯様に同調周波数を中心 とする対称帯域通過特性を有する多相フィルタを用いることによって非対称によ り生ずる歪みを防止することができる。かかる多相フィルタは米国特許 4,914,4 08から既知である。多相フィルタに対する注意を引く解決策は米国特許 5,220,6 86から既知のように共振増幅器である。 かかる共振増幅器は一次帯域通過特性を有する。可変ループ利得を提供する手 段のような図5に示す手段および積分器(または図4の低域通過フィルタ)およ び補償フィルタの双方を同調制御ループに含めることは対称構成の例に限定され るものではなく、例えば図1および図4のFM復調器に適用することができるこ と勿論である。 図6は本発明FM復調器に用いる積分器および補償フィルタの組合せを示す。 このFM復調器は可同調一次帯域通過フィルタを移相手段として具える。かかる 一次帯域通過フィルタを上述した共振増幅器とすることができる。かかる積分器 および補償フィルタの組合せは可制御電流源43を具え、この可制御電流源43の電 流は前後RCフィルタの入力信号に比例して接合する。積分器および図5の補償 フィルタは以下に説明するように組合せる場合には、かかるRCフィルタの入力 信号は可変利得段4の出力信号となる。さらに、積分器および補償フィルタの組 合せには電流源43に結合された抵抗42に直列に設けられたコンデンサ41を具える RCフィルタを設ける。このRCフィルタは一次帯域通過フィルタのロールオフ を補償するに好適な一次フィルタとする。この目的のため、抵抗42およびコンデ ンサ41の値の積によって決まるRCフィルタのカット−オフ周波数を一次帯域通 過フィルタの帯域幅の1/2に等しくなるように選択する。RCフィルタの出力 信号は電流源43の両端間の電圧に比例し、この出力電圧を共振増幅器9の同調制 御入力端子17に供給し得るようにする。図7において、電流源43の利得も利得制 御端子14を経て制御可能とする。斯様にして可変ループ利得を提供する手段を積 分器3および補償フィルタ5と組合せて図5のブロック3,4および5を簡単且 つ有効に得るようにする。 図7は本発明FM信号を受信する受信機を示す。この受信機は周波数変調され た入力信号を受けるRF段10を具え、この入力信号をIF周波数に変換するとと もにIF段20に通過させ、ここでこの信号をフィルタ処理し次いで前述したよう に第1制御端子14を具えるFM復調器30に通過させるようにする。さらに、この 受信機には第1制御端子14に結合され受信状態に応答してFM復調器30の帯域幅 を制御する復調器帯域幅制御手段50を設ける。良好な受信状態では、かかる帯域 幅は高い変調周波数で良好に追跡し得るに充分な大きさに保持することができる が、悪い受信状態のもとでは、FM復調器30の変調された出力信号の干渉はFM 復調器30の帯域幅を減少することにより低減することができる。悪い受信状態と は、例えばFM入力信号が(特に、FM入力信号の電界強度が低い際)雑音、強 い隣接チャネルまたは多重経路からの干渉を受けることを意味するが、良好な受 信状態とは、例えばFM入力信号が“明瞭”で、干渉を殆どあるいは全く受けな いことを意味する。FM復調器の帯域幅を自動制御するためには、復調器帯域幅 制御手段50には受信状態の情報を含む信号を受信するための入力端子を設ける。 この信号はIF段20の電界強度出力端子により供給される電界供給されるに依存 する信号とすることができ、またこれをFM復調器の出力信号とすることができ る。例えば、FM復調器の出力信号は悪い受信状態のもとでは、FM入力信号の オーディオ情報のみを含むようになる。これは、例えばオーディオ情報以上の周 波数帯域に存在し得る出力信号の他の成分が干渉から発生し、この成分の電界強 度は干渉の量の目安となる。これらの成分の強度を評価し、且つこれに従ってF M復調器30の帯域幅を調整することにより、復調器の帯域幅を連続的に制御して 干渉を減少することができる;干渉の強度が増大する場合には復調器の帯域幅は 減少するか、またはその逆となる。復調器の帯域幅を制御する電界強度依存信号 も同ように評価することができる。 また、FM復調器をパルス状雑音の除去に適用することができる。この目的の ために、パルス状雑音が検出されると直ちにFM復調器の帯域幅をほぼ零に減少 する。この帯域幅の減少はパルス状雑音の持続幅中継続する。斯様に帯域幅を瞬 時に零値に減少させることによってFM復調器30の出力側の機能を“保持”する ;即ち、帯域幅を零値に減少するため、FM復調器30の出力信号は一定値に保持 される。斯様にして従来の受信機の場合のように、個別のミュート回路を用いる ことなく、干渉吸収回路をFM復調器と組合せて用いることができる。かかる使 用のため、例えばフィリップスTDA 1001またはTDA1592/1592型集積回路から既知 のように、高域通過フィルタ兼検出回路を用いることによりパルス状雑音の検出 に復調器帯域幅制御手段50を最適化することができる。 図7においては、他の制御手段60をFM復調器30の第2制御端子15に結合し、 この第2制御端子15を移相手段(図示せず)の帯域幅制御端子に結合する。これ がため、この他の制御手段60によってFM復調器30の移相手段の帯域幅を制御す る。前述したように、移相手段の帯域幅を減少することによってFM復調器30の 出力側の信号対雑音比を改善する。さらに、これによって強力な隣接チャネルの 影響を減少する。その理由はこのチャネルが移相手段の伝達特性の傾斜を減少す るからである。しかし、斯様に移相手段の帯域幅を減少すると、特に高い変調周 波数においてFM復調器の出力側の歪みが増大するようになる。その理由は補償 フィルタ5が移相手段の変調周波数に及ぼす影響のみをほぼ補償するからである 。かかる歪みの増大にもかかわらず、帯域幅の減少によって聴取者の知覚のオー ディオ品質をも増大する。その理由は移相手段の帯域幅が減少されない場合に存 在する干渉にこの歪みが変換されるからである。従って、これら受信状態のもと で移相手段の帯域幅を減少させる必要がある。さもないと、重大な干渉が生ずる ようになる。この目的のため、他の制御手段60には、FM復調器の出力側に結合 され、またはIF段20の電界強度出力端子に結合され、受信状態を表わす信号を 受信する入力端子を設ける。この他の制御手段60は帯域幅制御手段50と同様では なく、隣接するチャネルの干渉、多重経路の干渉または他の種類の干渉を検出す る干渉検出器の形態とすることができる。 本発明は上述した例にのみ限定されるものではない。図2および図3は発明を 明瞭とする例として示した。図3の2つの曲線の積は図示のような利得1で水平 ラインとする必要はなく、このラインが水平である限り任意の値の利得とするこ とができる。 移相手段は使用される補償フィルタ5を提供する任意の次数および型のフィル タとすることができる。 フィードバックループにおける機能ブロックの順序は任意に選択することがで きる。さらに、数個のブロックを1つのブロックに組合せることができ、その1 例を図6に示す。 FM復調器の出力信号の振幅は、位相比較器1の第2入力端 子または両入力端子の前段にリミッタ(図示せず)を設けることによりFM入力 信号の振幅の変化とは無関係とすることができる。 同調制御ループに追加の低域通過フィルタ(図示せず)を設けて搬送波周波数 の高調波を除去することができるが、これはFM復調器の対称配置には必要ない 。追加の低域通過フィルタを用いる場合には、この低域通過フィルタのカット− オフ周波数は不安定性を防止するために同調制御ループの帯域幅よりも高くなる ように選択するのが好適である。 また、本発明受信機は本発明FM復調器を具えるが、復調器の帯域幅またはF M復調器の移相手段の帯域幅を制御することはない。さらに、本発明受信機は図 7に示すような復調器の帯域幅制御手段50および他の制御手段60の一方または双 方を具える。その理由はこれら復調器の帯域幅制御手段50および他の制御手段60 が互いに独立して作動し得るからである。 また、本発明受信機の帯域幅制御手段50および/または他の制御手段60には、 第2同調器または第2FM復調器の出力のような受信状態に関する情報を含む他 の情報源に結合された入力端子を設けることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.90度の位相関係にあるFM変調入力信号を受信する第1および第2入力端子 (11)および(12)並びに復調FM信号を供給する出力端子(13)を有するFM 復調器において、第1および第2入力端子並びに出力端子を有し、第1入力端子 を前記FM復調器の第1入力端子(11)に結合するとともに出力端子を前記FM 復調器の出力端子(13)に結合する位相比較器(1)と、前記FM復調器の第2 入力端子(12)および前記位相比較器(1)の第2入力端子間に結合され、同調 周波数が制御される同調制御入力端子(17)を具える第1可同調移相手段(2) と、ループフィルタ(3)を具え前記位相比較器(1)の出力端子から前記同調 制御入力端子(17)に至るフィードバック経路とを具えるFM復調器において、 前記フィードバック経路にはベースバンドにトランスポーズされた前記第1可同 調移相手段(2)の逆伝達特性にほぼ相当する伝達特性を有する補償フィルタ( 5)をさらに設けるようにしたことを特徴とするFM復調器。 2.前記FM復調器は、第1および第2入力端子並びに出力端子を有し、第1入 力端子が前記FM復調器の第2入力端子(12)に結合された他の位相比較器(6 )と;前記FM復調器の第1入力端子(11)および前記他の位相比較器(6)の 第2入力端子間に結合され、前記第1可同調移相手段(2)にほぼ相当する同調 周波数が制御される同調制御入力端子(17)を具える第2可同調移相手段(7) と;前記フィードバック経路に設けられた第1および第2入力端子並びに出力端 子を有する減算段(8)とを具え、この減算段はその第1入力端子を前記位相比 較器(1)の出力端子に結合し、第2入力端子を前記他の位相比較器(6)の出 力端子に結合し、出力端子を前記第1および第2移相手段(2,7)の双方の同 調制御入力端子(17,18)にフィードバックし、前記第1および第2移相手段( 2,7)は共振増幅器(9)の一部とし、この共振増幅器はその同調周波数を中 心とする対称伝達特性を有するとともに同相兼直角位相入力端子および出力端子 を有する多相フィルタ(9)とし、この多相フィルタの同相兼直角位相入力端子 を前記FM復調器の第1入力端子(11)および第2入 力端子(12)に夫々結合するとともに同相兼直角位相出力端子を前記第1および 第2移相手段(2,7)の第2入力端子に夫々結合するようにしたことを特徴と する請求項1に記載のFM復調器。 3.前記ループフィルタ(3)はFM変調された入力信号の変調の最低周波数よ りも低いカットオフ周波数を有する一次低域通過フィルタ(3)を具えることを 特徴とする請求項1または2に記載のFM復調器。 4.前記一次低域通過フィルタ(3)を積分器とすることを特徴とする請求項1 に記載のFM復調器。 5.前記積分器(3)および前記補償フィルタ(5)はRCフィルタに組合せ、こ のRCフィルタは、電流がこのフィルタの入力信号に比例して制御される電流源 (43)と、抵抗(42)に直列接続されたコンデンサ(41)とを具え、電流源(43 )の両端の電圧を前記共振増幅器(9)を同調するRCフィルタの出力端子に前 記同調制御入力端子(17)を経て印加するようにしたことを特徴とする請求項2 または4に記載のFM復調器。 6.FM復調器は可変ループ利得を提供する手段(4)と、第1制御端子(14) とを具え、この制御端子(14)を前記可変ループ利得手段(4)の可変利得制御 入力端子に結合するようにしたことを特徴とする請求項3,4または5に記載の FM復調器。 7.FM復調器は前記第1および第2移相手段(2,7)の帯域幅制御入力端子 に結合されこの帯域幅を制御するとともに前記前記補償フィルタ(5)の制御入 力端子に結合され前記第1および第2移相手段(2,7)の帯域幅に従って前記 補償フィルタ(5)の伝達特性を整合する第2制御端子(15)を具えることを特 徴とする請求項1,2,3,4,5および6に記載のFM復調器。 8.RF段(40)と、IF段(20)と、請求項1,2,3,4,5,6または7に 記載のFM復調器(30)と、LF段(40)とを具えることを特徴とするFM信号 を受信する受信機。 9.RF段(40)と、IF段(20)と、請求項6に記載のFM復調器(30)と、L F段(40)とを具え、さらに前記FM復調器(30)の第1制御端子(14)に結合 され、このFM復調器(30)の帯域幅を制御する復調器帯域幅制御手段(50 )を具えることを特徴とするFM信号を受信する受信機。 10.RF段(40)と、IF段(20)と、請求項7に記載のFM復調器(30)と、 LF段(40)とを具え、さらに前記FM復調器(30)の第2制御端子(15)に結 合され、帯域幅制御信号を前記第2制御端子(15)に供給する帯域幅制御手段( 60)を具えることを特徴とするFM信号を受信する受信機。
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