JPH09505706A - 倍モード表面波共振器 - Google Patents

倍モード表面波共振器

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JPH09505706A JP7515305A JP51530595A JPH09505706A JP H09505706 A JPH09505706 A JP H09505706A JP 7515305 A JP7515305 A JP 7515305A JP 51530595 A JP51530595 A JP 51530595A JP H09505706 A JPH09505706 A JP H09505706A
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Abstract

(57)【要約】 圧電気基板(10)の表面上で反射回折格子(22,24)の間に隣接して並んで設けられた2つのIDT(ディジタル間トランスデューサ)を含み、その間で表面波の結合が生じ、各IDTが2つのIDT間の共通レール(26)から、およびIDTの各外部レールから延びるインタリーブ電極を有する倍モード表面波共振器。各IDTとその外部レールの一つあるいはおのおのが二等分部分(34,44;36,46;38,48;40,50)に分割され、共振器に差動信号(42;52)を供給する。IDTの電極は、反射回折格子の隣接するフィンガと空間的に同期して設けられ、スプリアス長手方向モードを減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 倍モード表面波共振器技術分野および産業適用性 本発明は、倍モード表面波共振器に関するものである。ここで、「表面波」に は表面音響波(SAW)および表面をスキミングするバルク波の両方が含まれる 。倍モード表面波共振器は、導波管結合共振器および直交結合SAW共振器と呼 ばれている。背景技術 例えば、Nakazawa等による、1985年9月17日発行の米国特許第4,542,35 6、「高周波狭帯域多モードフィルタ」や、M.Tanaka等による、1984年発行 の第38回年度周波数制御シンポジウム、286〜293頁、「石英上の倍モー ドSAW共振器を用いた狭帯域バンドパスフィルタ」によれば、2つのディジタ ル間トランスデューサ(IDT)が並行して互いに他に隣接するように圧電気基 板上に供給され、両者間に表面波結合がおこり、各IDTが好ましくは長手方向 に2つの接地反射回折格子間に配置され、それを介して2つのIDTの共通バス のバーあるいはレールが接地接続されるような倍モード表面波共振器が供給され る。一つのIDTの外部レールは接地との間で共振器の入力を構成し、他の一つ のIDTの外部レールは接地との間で共振器の出力を構成する。 このような共振器は、高周波フィルタとして、例えば、セルラ無線装置のIF (中間周波数)フィルタとして用いられる。しかしながら、共振器はシングルエ ンドあるいは不平衡入出力であるが、一般に無線回路では、好ましくは、差動あ るいは平衡信号を扱い、それによってより優れた線形性と広い帯域が得られる。 このような平衡回路で既知の共振器を用いるためには、バラン(平衡信号から不 平衡信号への変換器)が必要となる。しかしながら、大規模生産におけるバラン の使用は、信頼性および電磁放射の観点から望ましくない。さらに、比較的サイ ズの大きなバランを使用すれば、マルチ・チップ・モジュールを用いた製品への 適用が不可能となる。セルラ無線装置において、サイズが小さいということは重 要な要因である。 さらに、P.S.Cross等による、1979年発行の1979年度超音波シンポジ ウム、824〜829頁、「10,000以上のQを有する同期IDT・SAW共振器 」によれば、IDT電極が反射回折格子のフィンガと空間的に同期して配置され て短共振空洞を形成し、それにより本質的にスプリアス長手方向モードを阻止す るような表面音響波共振器を供給することが知られている。 本発明の目的は、バランを使用せずに平衡回路で用いられる、より優れた表面 波共振器を供給することである。発明の開示 本発明の一側面によれば、表面波共振器は、圧電気基板と共通レールを有する 基板表面に並んで設けられた2つのIDT(ディジタル間トランスデューサ)と を備え、IDT間で表面波が結合し、各IDTは共通レールからおよび各外部レ ールから延びたインタリーブ電極を有し、外部レールが共振器に信号を供給する 表面波共振器において、少なくとも一つのIDTとその外部レールが2つの二等 分部分に分割され、共振器に差動信号を供給する。 好ましくは、各IDTおよびその外部レールが2つの二等分部分に分割され、 共振器に差動信号を供給し、共通レールも、2つの二等分部分に分割される。こ のように、本発明は、本発明は少なくとも一つが平衡している入出力信号を供給 する表面波共振器を供給する。 一方、一方のIDTとその外部レールのみが差動信号を共振器に供給するため に二分割されるならば、他のIDTの外部レールおよび共通レールが不平衡な信 号を共振器に供給し、それによって平衡/不平衡信号間の変換がなされる。 共振器は好ましくは、反射回折格子を有し、その間に2つのIDTが配置され 、各IDTに対する共振空洞を形成する。2つのIDTは反射回折格子から異な る距離で分離され、好ましくは、各々が約0.625λ+nλ/2となる。ここ で、λは伝播される表面波の波長であり、nはゼロまたは正の整数である。よっ てI DT電極は、基板に結合される最大値に対して、定在波ポテンシャルが最大にな る中央部に設けられる。 一方、IDTの一つまたは各々の電極が、隣接する反射回折格子のフィンガと 空間的に同期して設けられ、好ましくは、結果として共振空洞の長さが約0.4 375λ+nλ/2となるようにする。ここで、λは伝播される表面波の波長で あり、nはゼロまたは正の整数である。 本発明の他の見地によれば、本発明の倍モード表面波共振器は、反射回折格子 の間に隣接して圧電気基板の表面上に並んで設けられた2つのIDT(ディジタ ル間トランスデューサ)を含み、その間で表面波の結合が生じ、各IDTが2つ のIDT間の共通レールから、およびIDTの各外部レールから延びるインタリ ーブ電極を有する倍モード表面波共振器において:少なくとも一つのIDTの電 極が各グループ間に共振空洞を有する2つのグループに分割され、各グループの 電極は隣接する反射回折格子の隣接フィンガと空間的に同期して設けられる。図面の簡単な説明 本発明を、添付の図面を参照し、以下に詳しく説明する。 図1は、従来の倍モードSAW共振器を示す概要図である。 図2は、本発明の実施例による倍モードSAW共振器を示す概要図である。 図3および図4は、図2の共振器のフィンガまたは電極と関連する定在波の波 形を示す図である。 図5は、図2の共振器と同等の回路を示す概要図である。 図6乃至図13は、本発明の他の実施例による倍モードSAW共振器を示す概 要図である。本発明の実施例 図1は、上記の米国特許第4,542,356の倍モードSAW共振器を示す図である 。本倍モードSAW共振器は、圧電気材からなる基板10とその上に並行して互 いに隣接して設けられた2つのIDT12,14からなる。IDT12の外部レ ール16は共振器のシングル・エンドあるいは不平衡入力(または出力)18の 接 続され、IDT14の外部レール19は共振器のシングル・エンドあるいは不平 衡入力(または出力)20に接続される。IDT12および14は、長手方向に 2つの接地反射回折格子22,24の間に設けられ、それを介してIDT12お よび14の共通あるいは内部レール26は接地される。 各反射回折格子22,24は、フィンガを有し、そのフィンガは2つの外部レ ール28,30のうちの一つと、IDT12および14の内部レール26に接続 され、その内部レール26と連結される内部レール32との間に延びている。図 1に示されるように、外部レール30は接地される。その代わりとして、あるい は、それに加えて、外部レール28および/または内部レール32を接地しても よい。 IDT12および14は、IDT開口と称される幅λ/4、ピッチλ/2を有 するディジタル間電極あるいはフィンガを有する。ここでλは伝播されるSAW の波長である。電極は反対側のレールからWだけ互いに重複するように延びてい る。2つのIDT12および14の開口は横方向に、互いに距離Gだけ離れて設 けられる。距離Gは比較的小さく、IDT間に所望の表面波結合が起こるように なっている。反射回折格子22および24もまた、幅λ/4、ピッチλ/2を有 するフィンガを有する。このピッチは、共振器内のスプリアスモードレベルを減 らすために、増減される。 例えば、基板10は36度回転したYカット石英からなり、λは86MHzの 中心周波数に対応する。導電電極およびフィンガは厚さ0.02λのアルミニウ ムからなり、ここでW=10λ、G=1.75λである。各IDT12,14は 約360個の電極を有し、各反射回折格子22,24は230個のフィンガを有 する。これらパラメータは単に例として挙げられたものであり、これら、あるい は異なるパラメータでも、以下に述べる発明の全ての実施例に、同様に適用され る。電極およびフィンガがこのような数であるので、図1および図6〜図13中 の電極およびフィンガは、種々の構成の詳細な説明を簡単にするために、概略的 に描かれている。 図2は、本発明の実施例による倍モードSAW共振器を示す図である。共振器 は一般に、基板10に上記のような反射回折格子22および24を有する。この 場合は、反射回折格子22および24は接地されなくてもよい。図1のIDT1 2は、図2において2つの差動二等分部分34および36に分割され、図1のI DT14は、図2において2つの差動二等分部分38および40に分割される。 図2から明らかなように、IDTの二等分部分34の電極は内部レール26と 外部レール44の間に延びている。IDTの二等分部分36の電極は内部レール 26と外部レール46の間に延びている。内部レール26は図2において、中心 で二分割されて示されているが、必ずしもその必要はなく、共振器の全長に渡っ て連続であってもよい。さらに図2に示されるように、IDTの二等分部分34 および36の電極は2つのIDT二等分部分内、および共振器中心部の2つのI DT二等分部分間において一定のピッチλ/2を有するが、この2つの二等分部 分間には位相反転が起こる。このことは、図2において、IDT二等分部分34 および36の隣接する端部電極の双方が内部レール26から延びるように示され 、IDT二等分部分34および36は差動信号を扱う動作のために設けられたも のである。したがって、差動、あるいは、平衡した信号42がレール44および 46に接続される。 同様に、IDTの二等分部分38の電極は内部レール26と外部レール48の 間に延びている。IDTの二等分部分40の電極は内部レール26と外部レール 50の間に延びている。IDTの二等分部分38および40の電極は2つのID T二等分部分内、および2つのIDT二等分部分間において一定のピッチλ/2 を有し、この2つの二等分部分38および40の間には、図2に示されるように 上記と同様の方法で、位相反転が起こる。IDT二等分部分38および40は差 動信号を扱う動作のために設けられたものである。したがって、差動、あるいは 、平衡した信号52がレール48および50に接続される。 図2に示すように、反射回折格子22および24のフィンガはIDT二等分部 分34および36の電極からls1だけ、IDT二等分部分38および40の電極 からls2だけ離れている。この分離間隔ls1およびls2は、図2が概要図である ために同様に示されているが、好ましくは、共振器内のスプリアスモードおよび より高次モードのSAWのレベルをキャンセルするために、あるいは、減らすた めに異なるように設定される。この分離間隔は図3、図4を参照して以下に詳細 に説明する。 反射回折格子22および24はその間にギャップあるいは空洞を形成し、その 中でIDT電極によって決定されるSAWが共振し、それにより、定在波のパタ ーンが作られる。図3および図4は54で示される定在波と、そのパターンとの 関係で、IDT二等分部分の電極および反射回折格子のフィンガの位置を示す図 である。図3は、IDT二等分部分34の電極を示し、従来通り+および−符号 によりその相対極性が示され、反射回折格子22の隣接フィンガおよび分離間隔 ls1が示されている。反射回折格子24のフィンガに対するIDT二等分部分3 6の電極構成は上と対称的である。同様に図4はIDT二等分部分38の電極、 反射回折格子22の隣接するフィンガ、および分離間隔ls2を示し、反射回折格 子24のフィンガに対するIDT二等分部分40の電極構成はこれと対称的であ る。 図3を参照すると、IDT二等分部分34の電極は、SAWポテンシャルの定 在波の最大部分に集まっている。反射回折格子22のフィンガはこれよりオフセ ットして設けられ、各フィンガの端が定在波の最大部分になるように位置してい る。図3はSAWの反射係数を、この端において正となり、破壊反射よりも構造 反射が形成されることを想定している。その結果、分離間隔ls1は0.625λ となる。図4は分離間隔がλ/2だけ増加し1.125λとなる点を除いて同様 である。一般に、各分離間隔ls1、ls2は式0.625λ+nλ/2で表される 。ここで、nはゼロあるいは正の整数である。 図5は、図2のSAW共振器の等価回路を示す図である。この等価回路におい て、抵抗R1およびR2、誘導子L1およびL2、コンデンサC1およびC2は 、方程式R1=Ra/4、R2=Rs/4、L1=La/4、L2=Ls/4、 C1=4CaおよびC2=4Csによって与えられる大きさを有する。ここでR s,LsおよびCsは、それぞれ共振器の対称振動モード共振周波数Fsの抵抗 性、誘導性、おび容量性運動要素(すなわち、非静的な)であり、Ra、La、 およびCaは、非対称振動モード共振周波数Faに対する各要素である。結合は 4つのトランスによって表され、図5の点で表されるように、各トランスは1: 1の巻数比、巻線感度を有する。コンデンサCtは、IDTの静的な静電容量を 表す。簡略化のために、例えば、それぞれ入出力における平衡信号線42と52 の間の 他の静的な静電容量は、図5中に示されていない。 上記したSAW共振器は、例えば、広帯域の無線受信器における、IF(中間 周波数)バンドパスフィルタとして用いられる。平衡入力42は整合回路を介し てバッファ段階の平衡出力と結合され、その平衡出力52は整合回路を介して低 ノイズ増幅器段階の平衡入力と結合される。各整合回路は、平衡構成された直列 静電容量および分路インダクタンスからなり、SAW共振器を正しく終端して、 静的な静電容量Ctを補償する。このような構成において、FsおよびFaはフ ィルタ通過帯の上限、下限に対応する。より高次のスプリアスモードは、通過帯 により30デシベル以上も減衰し、SAW共振器自体の整合挿入損失はおおよそ 1.5dBとなる。 図3および図4に示された定在波のパターン54に対する電極とフィンガの位 置により、共振空洞に最も強い電気機械的結合が起こる。しかし、石英のような 結合の弱い物質上で強力な(すなわち、損失の少ない)結合を得るためには、長 いIDTが必要となる。これにより空洞が長くなる好ましくない結果を生じ、長 手方向のスプリアスモード間隔を減少させ、スプリアスモードが反射回折格子の 停止帯に現れる。この影響は図6に示される本発明の他の実施例によって、すな わち、スプリアス長手方向空洞モードを本質的に抑制することによって回避され る。 図6を参照すると、IDTの二等分部分34および36の電極、IDTの二等 分部分38および40の電極はSAW共振器の中心から離れて設けられ、反射回 折格子22および24のフィンガと空間的に同期して置かれる。したがって、反 射回折格子22とIDTの二等分部分34および36との間およびその内部、反 射回折格子24とIDTの二等分部分38および40との間およびその内部に、 フィンガおよび電極の一定ピッチλ/2が存在し、IDT電極により回折格子ア レーの一部が構成される。よって共振空洞の長さは、IDTの二等分部分間の長 さlsにまで減少し、これら二等分部分は平衡信号線42,52を介して上記した ように別々に励起される。空洞の長さを短くすることによって、共振器は図2、 図4の構成に比べて、製造工程の変化の影響を受けにくいものとなる。 図6に示された構成による平衡SAW共振器は、分離間隔lsによっては、最大 定在波とスプリアスモード抑制に妥協点が生ずる。例えば、nがゼロまたは正の 整数の時、ls=0.4375λ+nλ/2の値で、SAW共振器自体の整合挿入 損失をわずか2dB増加させるだけで、所望の特性が得られた。図2の共振器の ように、図6のSAW共振器では、IDTの二等分部分38および40間のlsの 値はIDTの二等分部分34および36間のそれとは異なる。 図2および図6の構成は、例えば、図7に示されるように、組み合わせること が可能である。図7のSAW共振器において、IDTの二等分部分34および3 6は図6で述べたように構成され、IDTの二等分部分38および40は図2お よび図4で述べたように構成される。 各図2、6および7において、内部レール26は二分割して示されているが、 既に述べたとおりその必要はなく、SAW共振器の全長にわたり連続していても よい。この場合、SAW共振器は、以下に図8、図11を参照して詳述されるよ うに平衡/不平衡結合を供給する。 図8のSAW共振器において、IDTの二等分部分34および36の間に結合 が起こる。IDTの二等分部分34および36は、平衡信号線42と図2および 図3で述べたように接続される。IDT14は、図1で述べたように、不平衡信 号20に接続される。 図9のSAW共振器において、IDTの二等分部分34および36の間および IDTの二等分部分38および40に結合が起こる。IDTの二等分部分34お よび36は、平衡信号線42と図6に述べたように接続される。この場合、ID Tの二等分部分38および40は、図6に示された方法と同様に構成されるが、 双方は同じ外部レール19に結合され、図1の共振器のように不平衡信号20に 接続される。したがって、図9の共振器において、2つのIDTの二等分部分3 8および40間には位相反転が生じない。よって図9では、IDTの二等分部分 38の電極は、共振器の空洞あるいは中心に近く配置され、内部レール26から 延びるように示され、IDTの二等分部分40の隣接電極は外部レール19から 延びるように示される。 図10のSAW共振器において、IDTの二等分部分34および36の間で結 合が起こる。IDTの二等分部分34および36には、平衡信号線42が図16 に述べたように接続される。IDT14は、図1に述べたように、不平衡信号2 0と接続される。 図11のSAW共振器において、IDTの二等分部分34および36の間およ びIDTの二等分部分38および40で結合が起こる。IDTの二等分部分34 および36は、平衡信号線42と図2および図3に述べたように接続され、ID Tの二等分部分38および40は、図9に述べたように接続され不平衡信号20 に接続される。 図6において、上記したSAW共振器中に供給される短共振空洞の利点は不平 衡な入出力信号を有するSAW共振器にも供給できる。このようなSAW共振器 は発振回路のような平衡接続を必要としない回路に特に有用である。図12、図 13はこのようなSAW共振器を示す。 図12のSAW共振器において、図1で述べたように、2つのIDTの二等分 部分34および36とIDT14との間で結合が起こる。図9の共振器のIDT の二等分部分38および40について上記したように、2つのIDTの二等分部 分34および36は、共通外部レール16、不平衡信号18、2つのIDT二等 分部分間の中心共振空洞と接続され、この空洞に隣接する電極の位相反転は生じ ない。 図13のSAW共振器において、2つのIDTの二等分部分34および36、 2つのIDTの二等分部分38および40間で結合がおこり、それぞれ図12、 図9のように接続される。 発明の特定の実施例について述べてきたが、数々の変更、変形、適用が可能で あることは言うまでもない。 例えば、IDTの二等分部分38および40が上述の図9、11および13に 示され、IDTの二等分部分34および36が上述の図12、13に示されてい るが、不平衡信号のIDTの電極を、より一般的に2つの異なるサイズのグルー プに分割し、その間に共振空洞を設けてもよい。 さらに、本発明は倍モードSAW共振器との関連で述べられてきたが、表面音 響波ではなく表面をスキミングするバルク波を用いる他の表面波共振器であって も、本発明を同様に適用できる。2つまたはそれ以上のSAW共振器を、従来例 で知られるように、縦列に接続して所望の応答特性を得ることも可能である。こ のような共振器は別々の基板、あるいは間に所望の分離間隔を有する一つの基板 上に設けられる。既に示したように、反射回折格子22および24のフィンガは IDT電極とは異なるピッチを有し、従来例で知られるように、反射回折格子は 基板上のフィンガの代わりに基板上の溝によって構成され、あるいは、IDTが 十分に長くその間に適当な結合が生ずるのであれば、完全に省略することが出来 る。加えて、異なるサイズの共振空洞を用いることもでき、同様に共振器のパラ メータも必要に応じて変化させることが出来る。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年3月30日 【補正内容】 請求の範囲 1. 圧電気基板(10)と;共通レール(26)を有する基板表面に並んで設 けられた2つのIDT(デジタル間トランスデューサ)(34,36;38,4 0)とを備え、IDT間で表面波が結合し、各IDTは共通レールからおよび各 外部レール(44,46;48,50)から延びたインタリーブ電極を有し、外 部レールが共振器に信号を供給する表面波共振器において: 少なくとも一つのIDTとその外部レールが逆位相となる2つの二等分部分( 34,44;36,46)に分割されることを特徴とする表面波共振器。 2. 請求項1の表面波共振器において、各IDTおよびその外部レールが逆位 相となる 二等分部分(34,44;36,46;38,48;40,50)に分 割されることを特徴とする表面波共振器。 3. 請求項2の表面波共振器において、共通レール(26)が、2つの二等分 部分に分割されることを特徴とする表面波共振器。 4. 請求項1の表面波共振器において、一つのIDTとその外部レールのみが逆位相となる 二等分部分に分割され、IDT(14)の外部レール(19)およ び共通レール(26)が不平衡信号(20)を共振器に供給することを特徴とす る表面波共振器。 5. 請求項1から4のいずれかの表面波共振器において、反射回折格子(22 ,24)を含み、その間に2つのIDTが各IDTの共振空洞を形成するように 設けられることを特徴とする表面波共振器。 6. 請求項5の表面波共振器において、λを伝播される表面波の波長、nをゼ ロまたは正の整数とした時に、各IDTが、隣接する反射回折格子から、約0. 625λ+nλ/2の間隔で分離されることを特徴とする表面波共振器。 7. 請求項5または6の表面波共振器において、2つのIDTが異なる間隔に よって反射回折格子から分離されることを特徴とする表面波共振器。 8. 請求項5の表面波共振器において、少なくとも一つのIDTの電極が隣接 する反射回折格子のフィンガと空間的に同期して設けられることを特徴とする表 面波共振器。 9. 請求項8の表面波共振器において、各IDTの電極が隣接する反射回折格 子のフィンガと空間的に同期して設けられることを特徴とする表面波共振器。10.請求項9の表面波共振器において、2つのIDTの共振空洞が異なった長 さであることを特徴とする表面波共振器。 11. 請求項8,9または10の表面波共振器において、λを伝播される表面波 の波長、nをゼロまたは正の整数とした時に、電極が隣接する反射回折格子のフ ィンガと空間的に同期して設けられる各IDTの共振空洞の長さが、約0.43 75λ+nλ/2であることを特徴とする表面波共振器。12. 反射回折格子(22,24)の間に隣接して圧電気基板(10)の表面上 に並んで設けられた2つのIDT(デジタル間トランスデューサ)(34,36 ;14)を含み、その間で表面波の結合が生じ、各IDTが2つのIDT間の共 通レール(26)から、およびIDTの各外部レール(16,19)から延びる インタリーブ電極を有する倍モード表面波共振器において: 少なくとも一つのIDTの電極が各グループ間に共振空洞を有する2つの逆位 相の グループ(34,36)に分割され、各グループ(34,36)の電極は隣 接する反射回折格子(22,24)の隣接フィンガと空間的に同期して設けられ ることを特徴とする倍モード表面波共振器。13. 請求項12の表面波共振器において、各IDTの電極がグループ間に共振 空洞を有する2つの逆位相のグループ(34,36;38,40)に分割され、 各グループの電極は隣接する反射回折格子の隣接するフィンガと空間的に同期し て設けられることを特徴とする表面波共振器。14.請求項13の表面波共振器において、2つのIDTの共振空洞が異なった 長さであることを特徴とする表面波共振器。 15.請求項12,13または14の表面波共振器において、λを伝播される表 面波の波長、nをゼロまたは正の整数とした時に、電極が隣接する反射回折格子 のフィンガと空間的に同期して設けられる各IDTの共振空洞の長さが、約0. 4375λ+nλ/2であることを特徴とする表面波共振器。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月17日 【補正内容】 請求の範囲 11.請求項8,9または10の表面波共振器において、λを伝播される表面波 の波長、nをゼロまたは正の整数とした時に、電極が隣接する反射回折格子のフ ィンガと空間的に同期して設けられる各IDTの共振空洞の長さが、約0.43 75λ+nλ/2であることを特徴とする表面波共振器。 12.反射回折格子(22,24)の間に隣接して圧電気基板(10)の表面上 に並んで設けられた2つのIDT(デジタル間トランスデューサ)(34,36 ;14)を含み、その間で表面波の結合が生じ、各IDTが2つのIDT間の共 通レール(26)から、およびIDTの各外部レール(16,19)から延びる インタリーブ電極を有する倍モード表面波共振器において: 少なくとも一つのIDTの電極が各グループ間に共振空洞を有する2つの逆位 相のグループ(34,36)に分割され、各グループ(34,36)の電極は隣 接する反射回折格子(22,24)の隣接フィンガと空間的に同期して設けられ ることを特徴とする倍モード表面波共振器。 13.請求項12の表面波共振器において、各IDTの電極がグループ間に共振 空洞を有する2つの逆位相のグループ(34,36;38,40)に分割され、 各グループの電極は隣接する反射回折格子の隣接するフィンガと空間的に同期し て設けられることを特徴とする表面波共振器。 14.請求項13の表面波共振器において、2つのIDTの共振空洞が異なった 長さであることを特徴とする表面波共振器。 15.請求項12,13または14の表面波共振器において、λを伝播される表 面波の波長、nをゼロまたは正の整数とした時に、電極が隣接する反射回折格子 のフィンガと空間的に同期して設けられる各IDTの共振空洞の長さが、約0. 4375λ+nλ/2であることを特徴とする表面波共振器。16.圧電気基板(10)と;その基板の表面上に設けられた2つのIDT(デ ジタル間トランスデューサ)(34,36;38,40)とを備え、IDT間で 表面波が結合し、各IDTは2つのレール(26,44,46;26,48,5 0)から延びたインタリーブ電極を有し、このインタリーブ電極がIDTの各側 にある倍モード表面波共振器において: 電極および少なくとも一つのIDTの少なくとも一つのレールが、逆位相とな る二等分部分(34,44;36,46)に分割されることを特徴とする表面波 共振器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キャメロン・トーマス・フィリップ アメリカ合衆国,ジョージア州 30243, ローレンスビル,メドーソング サークル 930 (72)発明者 サザーズ・マーク・スペンサー カナダ国,ケイ0ジー 1ケイ0,オンタ リオ,ラナーク,アール.アール.#1 (72)発明者 ニスベット・ジョン・ジャクソン カナダ国,ケイ2イー 6ケイ9,オンタ リオ,ネピーン,ウィガン ドライブ 17 (72)発明者 ティラー・サミュエル・アルフレッド カナダ国,ケイ1エヌ 5イ−8,オンタ リオ,オタワ,エスティー.アンドリュー ストリート 49

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 圧電気基板(10)と;共通レール(26)を有する基板表面に並んで設 けられた2つのIDT(ディジタル間トランスデューサ)(34,36;38, 40)とを備え、IDT間で表面波が結合し、各IDTは共通レールからおよび 各外部レール(44,46;48,50)から延びたインタリーブ電極を有し、 外部レールが共振器に信号を供給する表面波共振器において: 少なくとも一つのIDTとその外部レールが2つの二等分部分(34,44; 36,46)に分割され、共振器に差動信号(42)を供給することを特徴とす る表面波共振器。 2. 請求項1の表面波共振器において、各IDTおよびその外部レールが2つ の二等分部分(34,44;36,46;38,48;40,50)に分割され 、共振器に差動信号(42,52)を供給することを特徴とする表面波共振器。 3. 請求項2の表面波共振器において、共通レール(26)が、2つの二等分 部分に分割されることを特徴とする表面波共振器。 4. 請求項1の表面波共振器において、一つのIDTとその外部レールのみが 差動信号を共振器に供給するために2分割され、IDT(14)の外部レール( 19)および共通レール(26)が不平衡信号(20)を共振器に供給すること を特徴とする表面波共振器。 5. 請求項1から4のいずれかの表面波共振器において、反射回折格子(22 ,24)を含み、その間に2つのIDTが各IDTの共振空洞を形成するように 設けられることを特徴とする表面波共振器。 6. 請求項5の表面波共振器において、λを伝播される表面波の波長、nをゼ ロまたは正の整数とした時に、各IDTが、隣接する反射回折格子から、約0. 625λ+nλ/2の間隔で分離されることを特徴とする表面波共振器。 7. 請求項5の表面波共振器において、2つのIDTが異なる間隔によって反 射回折格子から分離されることを特徴とする表面波共振器。 8. 請求項5の表面波共振器において、少なくとも一つのIDTの電極が隣接 する反射回折格子のフィンガと空間的に同期して設けられることを特徴とする表 面波共振器。 9. 請求項8の表面波共振器において、各IDTの電極が隣接する反射回折格 子のフィンガと空間的に同期して設けられることを特徴とする表面波共振器。 10.請求項8の表面波共振器において、λを伝播される表面波の波長、nをゼ ロまたは正の整数とした時に、電極が隣接する反射回折格子のフィンガと空間的 に同期して設けられる各IDTの共振空洞の長さが、約0.4375λ+nλ/ 2であることを特徴とする表面波共振器。 11.反射回折格子(22,24)の間に隣接して圧電気基板(10)の表面上 に並んで設けられた2つのIDT(ディジタル間トランスデューサ)(34,3 6;14)を含み、その間で表面波の結合が生じ、各IDTが2つのIDT間の 共通レール(26)から、およびIDTの各外部レール(16,19)から延び るインタリーブ電極を有する倍モード表面波共振器において: 少なくとも一つのIDTの電極が各グループ間に共振空洞を有する2つのグル ープ(34,36)に分割され、各グループ(34,36)の電極は隣接する反 射回折格子(22,24)の隣接フィンガと空間的に同期して設けられることを 特徴とする倍モード表面波共振器。 12.請求項11の表面波共振器において、各IDTの電極がグループ間に共振 空洞を有する2つのグループ(34,36;38,40)に分割され、各グルー プの電極は隣接する反射回折格子の隣接するフィンガと空間的に同期して設けら れることを特徴とする表面波共振器。
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