JP3181475B2 - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性表面波装置に関
し、さらに詳細には、多段接続された複数の弾性表面波
フィルタと、隣合う弾性表面波フィルタの間に配置され
たインピーダンス整合素子とを備える弾性表面波装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、近年普及がめざましい移動体通
信分野では、通信装置の中間周波数として70MHz 〜4
00MHz の周波数帯域が使用されている。従来、このよ
うに50MHz 以上の周波数帯域での通過帯域フィルタと
しては、LCフィルタ、圧電バルク波を利用したモノリ
シック水晶フィルタ(以下MCFと称することがあ
る)、弾性表面波(以下SAWと称することがある)フ
ィルタなどが知られており、近年においては、なかでも
弾性表面波多重モードフィルタが多く使用されている。
【0003】弾性表面波多重モードフィルタは、その動
作原理が一般によく知られているMCFの動作原理と類
似するものであり、圧電基板とこの圧電基板上に形成さ
れたインターディジタル・トランスデューサ(以下ID
Tと称することがある)とを備える共振器を複数隣接し
て配置することにより、音響的結合で基本モードと高次
モードが励振するが、この基本モードの反共振周波数と
高次モードの共振周波数を一致させるようにパターン設
計して構成されたものである。
【0004】弾性表面波多重モードフィルタとしては、
横結合型多重モードフィルタと縦結合型多重モードフィ
ルタがある。横結合型多重モードフィルタは、図1の
(a)に示されているように、伝搬方向に垂直方向(横
方向)に存在する1次モード(以下対称モードと称す
る)および2次モード(以下斜対称モードと称する)の
変位分布を利用したものである。一方、縦結合型多重モ
ードフィルタは、図1の(b)に示されているように、
伝搬方向(縦方向)に存在する対称モードと斜対称モー
ドの変位分布を利用したものである。このような、弾性
表面波多重モードフィルタは、帯域外減衰量を向上する
ため、通常、複数個を多段接続して用いられる。なお、
一般的に、横結合型、縦結合型ともに、Qを向上させる
ため、素子の両側に反射器を備えている。横結合型、縦
結合型ともにその動作原理は同じなので、簡略のため以
下は横結合型についてのみ述べる。
【0005】このような弾性表面波多重モードフィルタ
の通過帯域幅は、通常、対称モードの共振周波数frs
と斜対称モードの共振周波数fraの周波数差△fを中
心周波数fで除した値である比帯域幅(△f/f)で示
される。2つのモードの周波数差△f(=fra−fr
s)は、IDTの電極設計あるいは反射器のパターン配
置などによってある程度設計できる幅があるが、基本的
には圧電基板材料の電気機械結合係数K2 によって上下
限が決まる。
【0006】上記圧電基板材料としては通常水晶が用い
られ、そのK2 が0.14〜0.16%であるので、従
来の弾性表面波多重モードフィルタの比帯域幅(△f/
f)は、特開昭59−131213号公報の第8図に示
されるように0.01〜0.06%くらいまでが限界で
あった。図2の(a)、(b)、(c)に、水晶基板を
用いた比帯域幅(△f/f)0.05%の横結合型多重
モードフィルタのフィルタ特性、対称モードおよび斜対
称モードのインピーダンス特性、およびスミスチャート
での特性を示す。
【0007】このように従来の弾性表面波多重モードフ
ィルタの比帯域幅(Δf/f)は、0.06%が限度で
あった。なお、弾性表面波多重モードフィルタにおい
て、帯域幅を基板材料の能力を越えて無理に広げようと
すると、例えば、比帯域幅(Δf/f)を0.1%にす
ると、図3の(a)に示したフィルタ特性となって、中
心周波数帯域において大きなリップルが生じ、最早フィ
ルタとは呼べない状態となってしまう。これは、図3の
(b)の対称および斜対称モードのインピーダンス特性
から分かるように、帯域幅を基板材料の能力を越えて無
理に広げ、対称モードの反共振周波数と斜対称モードの
共振周波数の差が大きくなったために、図3の(c)の
スミスチャートに示されているように通過帯域内のフィ
ルタの動作インピーダンスが容量性リアクタンスになっ
て外部回路とのインピーダンス整合、および複数個のフ
ィルタを多段接続した場合の隣合うフィルタ間のインピ
ーダンス整合がとれなくなり、挿入損失が増すからであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】弾性表面波多重モード
フィルタの通過帯域幅を広げた場合の上記の問題を解消
ため、従来は、図6および図8に示されているように、
外部回路とインピーダンス整合をとるための整合回路を
設けていた。すなわち、弾性表面波多重モードフィルタ
1の容量性リアクタンスをキャンセルするだけのインダ
クタンスLa、Lb、Lcを、整合回路として複数の弾
性表面波多重モードフィルタ1を多段接続している接続
点、および弾性表面波多重モードフィルタの入出力端子
に付加していた。現実には、200MHz以上の周波数
帯では、インダクタンスのL値が数百nHとなること、
L値の微調整が困難なことより、コイルであるインダク
タンスLaとコンデンサCを組み合わせて全体で弾性表
面波多重モードフィルタの容量性リアクタンスをキャン
セルする方法がとられている。
【0009】しかしながら、この場合、電気的特性に問
題が発生する。前記のインピーダンス整合の方法では、
通過帯域では、インピーダンス整合がとれるが、広帯域
のフィルタ特性をみると、インピーダンス整合が、ちょ
うど大きなLC共振となるために、帯域外特性はLC共
振のレスポンスが支配的になり、帯域外減衰量が劣化し
てしまう。対策として、図6および図8の(a)に示し
たように、L、Cに並列に抵抗Rを付加してLC共振の
Qを下げて帯域外減衰量を大きくする方法もあるが、あ
まり大きな効果が得られない。実際、図8の(b)、
(c)と図3(a)を比較すれば分かるように、インピ
ーダンス整合回路を設けた場合は、帯域外減衰量が20
dB程度劣化してしまっている。
【0010】また、フィルタの使用上においても、イン
ピーダンス整合をとるためにL、C、Rなどが必要とな
り、部品点数が増えること、それぞれのインピーダンス
整合点で微調整が必要なことから非常に扱い難いデバイ
スとなってしまう不具合がある。
【0011】また、高周波領域では、プリント基板のま
わりの浮遊容量成分あるいはインピーダンス整合用のイ
ンダクタンス、コンデンサなどの配置が帯域外減衰量に
大きく影響するため、実用上では帯域外特性が不安定と
なる。
【0012】そこで、本発明は、比帯域幅(△f/f)
が大きく、かつ帯域外減衰量の大きなフィルタ特性を安
定に得ることのできる弾性表面波装置を提供することを
目的とする。
【0013】本発明の他の目的は、フィルタ部分とイン
ピーダンス整合素子を1つのパッケージの中に内蔵化し
て、部品点数の削減、整合回路の微調整および周辺回路
の影響をなくすことのできる弾性表面波装置を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(5)の本発明により達成される。 (1)多段に接続された複数の弾性表面波フィルタと、
インピーダンス整合素子と、を備えた弾性表面波装置に
おいて、前記インピーダンス整合素子を弾性表面波共振
器で構成され、隣り合う弾性表面波フィルタの間に並列
に介在されており、該弾性表面波共振器の圧電基板の電
気機械結合係数を前記弾性表面波フィルタの圧電基板の
電気機械結合係数より大きく設定することにより前記弾
性表面波共振器の誘導性帯域を前記弾性表面波フィルタ
の通過帯域より広く設定し、且つ前記弾性表面はフィル
タの阻止帯域では前記弾性表面波共振器が容量性リアク
タンスとなっていることを特徴とする弾性表面波装置。 (2)前記多段の各段を、並列接続された同数の複数の
弾性表面波フィルタで構成し、隣合う段の間にインピー
ダンス整合素子である弾性表面波共振器が配置されてい
る上記(1)の弾性表面波装置。 (3)前記弾性表面波フィルタと前記弾性表面波共振器
を1つのパッケージに搭載したことを特徴とする上記
(1)または(2)の弾性表面波装置。 (4)前記弾性表面波フィルタが弾性表面波多重モード
フィルタである上記(1)ないし(3)のいずれかの弾
性表面波装置。 (5)前記弾性表面波フィルタがトランスバーサル型弾
性表面波フィルタである上記(1)ないし(3)のいず
れかの弾性表面波装置。
【0015】
【作用】上記のように構成された弾性表面波装置は、弾
性表面波共振器の圧電基板の電気機械結合係数が弾性表
面波フィルタの圧電基板よりも大きいので、図5に示す
ように弾性表面波共振器は、弾性表面波フィルタの通過
帯域幅よりも大きい帯域幅のインピーダンス特性を示
す。また、弾性表面波共振器のインピーダンスは、ある
周波数帯で位相が90°の誘導性リアクタンスとなり、
他の周波数帯では位相−90°の容量性リアクタンスと
なる。すなわち、周波数帯域制限されたインダクタンス
を構成できる。このことより弾性表面波フィルタの通過
帯域と弾性表面波共振器の誘導性帯域を設計により一致
させると、通過帯域のみの弾性表面波共振器のインダク
タンスでインピーダンス整合ができ、阻止帯域では容量
性リアクタンスとなるため不整合となる組合せが可能と
なる。したがって、従来のようなLC共振による帯域外
特性の悪化が起きず、高い帯域外減衰量が確保できる。
【0016】また、前記弾性表面波装置を並列接続する
ことによりフィルタの入力インピーダンスを低下させる
ことができ、フィルタの前後でインピーダンス変換して
整合がとりやすくなる。
【0017】さらに、弾性表面波共振器は弾性表面波フ
ィルタと全く同一製造工法により形成されるので、小型
のインピーダンス整合素子が容易に作成できる。これに
より、弾性表面波フィルタと弾性表面波共振器を1つの
パッケージに収容することが可能となり、取扱い易くな
るとともに、周辺回路などの影響を受けにくくなる。
【0018】
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成について詳細
に説明する。
【0019】本発明の弾性表面波装置の一例を図7およ
び図9に示す。この弾性表面波装置Dは、70〜400
MHz程度の周波数帯域のフィルタとして用いられるも
のであり、複数の弾性表面波フィルタ(以下弾性表面波
多重モードフィルタを代表して説明する)1が多段(図
においては2段のものを示した)接続され、これらの2
つの弾性表面波多重モードフィルタ1の接続部にインピ
ーダンス整合素子としての弾性表面波共振器2が接続さ
れた構造を有している。なお、弾性表面波フィルタとし
ては、上記の弾性表面波多重モードフィルタの他、トラ
ンスバーサル型弾性表面波フィルタ等も好ましく用いる
ことができる。
【0020】弾性表面波多重モードフィルタの接続段数
は、2以上、好ましくは2〜3に設定される。これらの
弾性表面波多重モードフィルタは全て同じ構造のもので
あり、IDT部10と、このIDT部10の両側に配置
された反射器20を備えている。IDT部10は、圧電
基板11と、この圧電基板11上に形成配置されたID
T電極12とを備えている。
【0021】上記圧電基板11としては、通常、温度特
性の良好なカット角30〜43°程度のSTカット水晶
基板が用いられ、その電気機械結合係数K2 は、0.1
4〜0.16 %程度である。圧電基板材料としては、上
記の水晶の他、K2 が0.64%のXカット112°回
転Y方向伝翻LiTaO3 基板(以下、X−112LT
と称することがある)等を用いることができる。電極材
料としては、導電性の良好な金属や合金であるならどの
ようなものでも用いることができるが、通常高純度アル
ミニウム、あるいはCuやTiなどを少量添加したアル
ミニウム合金等が使用される。電極は、通常蒸着等によ
って形成され、その膜厚は、フィルタの中心周波数によ
って異なるが、例えば、250MHz帯フィルタの場
合、2000〜5000Aが好ましい。
【0022】また、上記反射器20は、上記IDT部1
0と共通の圧電基板11上に多数の電極22を形成配置
した構造のものである。
【0023】弾性表面波多重モードフィルタは、主とし
て、図12の(a)に示したIDT部10のIDT電極
12のIDT対数、電極ピッチλIDT、交差幅W、結
合長さG、および反射器20の電極本数(図には反射器
本数と示した)、電極ピッチλREF、ならびにIDT
電極12と反射器20の間の間隔等が総合的に調整され
て、そのフィルタの中心周波数が上記の範囲に設定さ
れ、かつその比帯域幅(Δf/f)が0.06〜0.1
5%に調整される。
【0024】上記トランスバーサル型弾性表面波フィル
タは、図1の(c)に示したように、送信側と受信側に
IDT電極を配し、各電極指の励振強度に重みを付けて
フィルタ特性を得るフィルタである。IDTは、入力端
子が電気系で出力端子が音響系、またはその逆の回路と
して非常に疎な電気音響結合状態で考えると、図1の
(d)のように書き表される。図の各要素をデルタ関数
モデルを使って説明すると、重み関数値Wi は各電極端
部の振源の強度に相当し、遅延時間τi は(i−1)番
目の振源とi番目の振源間を弾性表面波が伝搬する時間
である。このフィルタの周波数特性Hωは、下記数1に
より表される。
【0025】
【数1】
【0026】このような、トランスバーサル型弾性表面
波フィルタにおいても、上記の弾性表面波多重モードフ
ィルタと同様の問題が生じ、本発明は、このトランスバ
ーサル型弾性表面波フィルタについて生ずる問題の解消
についても有効である。
【0027】上記弾性表面波共振器2としては、図4の
(a)、(b)、(c)にそれぞれ示したキャビティ型
弾性表面波共振器、多対型弾性表面波共振器、折り返し
型弾性表面波共振器等を用いることができる。図4の
(a)のキャビティ型弾性表面波共振器は、IDTの両
側に反射器を配置し、IDTから放射された表面波を反
射器により反射させて、共振空洞を形成するタイプのも
のである。図4の(b)の多対型弾性表面波共振器は、
IDTの電極本数を多くし、IDT自体の電極反射によ
り共振させるタイプのものである。また、図4の(c)
の折り返し型弾性表面波共振器は、図4の(a)、
(b)の共振器のIDTを折り返すことにより、インピ
ーダンスを高くしたタイプのものである。図7には、多
対折り返し型共振器を用いた例を示した。
【0028】これらの弾性表面波共振器は、図5を参照
して説明したように、そのインピーダンス特性の誘導性
帯域を用いてインピーダンス整合素子として機能するも
のである。なお、本明細書においては、この弾性表面波
共振器の誘導性帯域の幅を単に帯域幅と称し、この帯域
幅を中心周波数で除した値を共振器比帯域幅と称するこ
ととする。
【0029】弾性表面波共振器2は、上記の弾性表面波
多重モードフィルタのIDT部10と同様、圧電基板3
と、その上に形成配置されたIDT電極4とを備えてい
る。上記圧電基板3は、上記IDT部10の圧電基板1
1の電気機械結合係数Kより大きな値の電気機械結合
係数Kを有する材料が使用される。この圧電基板の電
気機械結合係数Kは、特に2〜15%が好ましく、例
えば、Kが6.5%の36°回転YカットX伝搬Li
TaO基板(以下36LTと称する)、Kが11.
3%の64°回転YカットX伝搬LiNbO基板(以
下64LNと称する)、Kが5.5%の128°回転
YカットX伝搬LiNbO基板(以下128LNと称
する)等を用いることができる。
【0030】弾性表面波共振器の上記共振器比帯域幅
は、上記弾性表面波多重モードフィルタ1の比帯域幅
(△f/f)の5〜70倍の範囲、特に10〜50倍の
範囲であることが好ましい。例えば、弾性表面波多重モ
ードフィルタの中心周波数が250MHzで、通過帯域
幅が250kHzである場合には、比帯域幅(△f/
f)は0.1%であるが、弾性表面波共振器の共振器比
帯域幅は0.5〜7%、特に1〜5%であることが好ま
しい。したがって、弾性表面波共振器の帯域幅は、1.
25〜17.5MHz、特に2.5〜12.5MHzの
範囲であることが好ましい。弾性表面波共振器の帯域幅
は、主として上記圧電基板3の電気機械結合係数K2
より決定され、図12の(b)に示したIDT対数、電
極ピッチλIDT、交差幅W等を総合的に調整することに
より微調整される。例えば、中心周波数が250MHz
の場合には、弾性表面波共振器の帯域幅は、K2 が6.
5%の36LTを用いると、2〜8MHz程度が可能と
なり、K2 が11.3%の64LNを用いると、5〜1
5MHz程度が可能となり、K2 が5.5%の128L
Nを用いると、1〜6MHz程度が可能となる。
【0031】弾性表面波共振器の共振器比帯域幅を上記
のように設定した理由は、上記の範囲未満である場合、
すなわち共振帯域幅が小さ過ぎる場合には、インピーダ
ンス整合の役割を果たす誘導性(Lの値)が急峻な周波
数特性を持つために、フィルタの帯域内特性が悪化し、
一方、上記の範囲を超える場合、すなわち共振帯域幅が
大き過ぎる場合には、誘導性リアクタンスの帯域制限効
果が小さくなり、帯域外減衰量が劣化するからである。
【0032】上記の例では横結合多重モードフィルタで
行ったが縦結合型多重モードフィルタの場合でも帯域幅
を無理に広げて通過帯域内が容量性リアクタンスとなっ
た場合には本発明は有効である。また、弾性表面波トラ
ンスバーサル型フィルタを複数多段接続する場合にも、
通常、弾性表面波トランスバーサル型フィルタの入出力
インピーダンスが容量性リアクタンスとなるので、本発
明は有効である。
【0033】なお、弾性表面波共振器として、図4にキ
ャビティ型、多対型、折り返し型を示したが、帯域幅が
比較的狭いときにはキャビティ型を用い、比較的広いと
きには多対型を用いることが望ましい。なお、フィルタ
とのインピーダンス整合を行なうため、共振器を折り返
す場合がある。この中では、共振器の帯域幅を大きくと
り易い多対型共振器が特に望ましい。共振器のL値は図
5のように周波数依存性をもつために動作点でのL値が
ばらつき易い欠点があるが、共振器の帯域幅が大きくな
ればL値の周波数変動率が小さくなり、ばらつきにくく
なるからである。また、同じ理由で共振器のQは低く抑
えたほうがよい。
【0034】弾性表面波共振器は、弾性表面波フィルタ
と同一製造工法(フォトプロセス)により作成でき、小
型化が容易である。前記の例では2×1mmの寸法ででき
た。したがって、1つのパッケージの中にフィルタデバ
イスと整合用共振器デバイスを入れることが実現でき
た。図10にセラミック・パッケージに弾性表面波(S
AW)フィルタと弾性表面波(SAW)共振器を入れた
簡略図を示す。これは、1つのパッケージの中でインピ
ーダンス整合を行っているので、周辺回路、プリント基
板などの影響を受けずに安定に帯域外減衰量を維持する
効果がある。
【0035】なお、図7に示した構成、すなわち弾性表
面波共振器によりインピーダンス整合を行なった構成の
弾性表面波装置Dは、図11の(a)、(b)に示した
ように、各段の弾性表面波フィルタ1を複数個並列接続
した構成とすることが好ましい。このとき、各段を構成
する弾性表面波フィルタの数は、同数とし、2〜5個、
特に2〜3個が好ましい。これにより、例えば、各段を
2つの弾性表面波フィルタで構成したとき、1つの弾性
表面波フィルタだけのときの入力インピーダンスが10
00Ωだったものが、500Ω以下と2分の1に低下さ
せることができ、例えばPIIS用IFの場合、フィルタ
の前後でインピーダンス変換して整合が取りやすくなる
からである。
【0036】
【実施例】表1に示す構造および特性を有する弾性表面
波多重モードフィルタと、表2に示す構造および特性を
有する3つの弾性表面波共振器を組み合わせて図7およ
び図9の構造の実施例1ないし3の弾性表面波装置を作
製した。一方、比較例として、図6に示した従来の構造
の弾性表面波装置を準備した。この比較例の弾性表面波
装置においては、上記したようにインピーダンス整合素
子としてLC素子を用いた。L素子としては、Lが47
nHで、Qが40の捲線タイプのLチップを用いた。ま
た、C素子としては、Cが5pFの通常のチップを用い
た。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】以上の実施例1ないし3の弾性表面波装置
と比較例の弾性表面波装置を用いて実際にフィルタ特性
等を調べた。その結果を、図13、図14、図15およ
び図16に示した。これらの図から分かるように、本実
施例の弾性表面波装置においては、比較例の弾性表面波
装置に比べて、帯域外減衰量を12〜19dB改善する
ことができた。
【0040】次に、表1に示す構造および特性を有する
弾性表面波多重モードフィルタと、表3に示す構造およ
び特性を有する3つの弾性表面波共振器を組み合わせて
図11の(a)、(b)の各段を並列に接続した複数の
弾性表面波フィルタで構成した構造の実施例4ないし6
の弾性表面波装置を作製した。これらのフィルタ特性等
を調べたところ、図17、図18および図19に示した
ように、それぞれ実施例1ないし3と同等もしくはそれ
以上の特性が得られた。また、実施例1ないし3の弾性
表面波装置においては、入出力インピーダンスが100
0Ωであったものが、実施例4ないし6の弾性表面波装
置では、500Ωと半減できた。
【0041】
【表3】
【0042】なお、本実施例では、弾性表面波フィルタ
を水晶基板を用いて形成した場合についてのみ示した
が、他の材料、例えば、X−112LT等を用いた場合
でも同様の効果が得られた。また、上記実施例では、弾
性表面波フィルタとして、弾性表面波多重モードフィル
タを用いた例について示したが、トランスバーサル型弾
性表面波フィルタの場合にも同等の効果が得られ、LC
素子を用いたときと比較して、帯域外減衰量を10dB
以上改善することができた。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、従来の弾性表面波フィルタよりも大きな帯域外減衰
量(約10〜20dB改善)を確保できる。
【0044】また、製造工法が容易なこと、整合素子が
小型にできることより整合素子内蔵化弾性表面波フィル
タデバイスが可能になった。これにより、従来必要であ
った2素子の接続点でのインピーダンス整合のための部
品(L、C、R)をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な弾性表面波フィルタのパターン構成を
示す図である。
【図2】従来の比帯域幅0.05%の多重モードフィル
タの例を示す図である。
【図3】従来の比帯域幅0.1%の多重モードフィルタ
の例を示す図である。
【図4】一般的な弾性表面波共振器のパターン構成を示
す図である。
【図5】弾性表面波共振器のインピーダンス特性、L−
Q特性および弾性表面波フィルタとの帯域幅比較を示す
図である。
【図6】従来の多重モードフィルタのパターン接続例を
示す図である。
【図7】本発明の多重モードフィルタのパターン接続例
を示す図である。
【図8】従来のインピーダンス整合によるフィルタ特性
を示す図である。
【図9】本発明の弾性表面波共振器のインピーダンス整
合によるフィルタ特性を示す図である。
【図10】本発明のパッケージ内部構成を示す図であ
る。
【図11】本発明の並列接続による低インピーダンス化
実施例を示す図である。
【図12】弾性表面波装置の構造を説明するための図で
ある。
【図13】実施例1の弾性表面波装置のフィルタ特性等
を示す図である。
【図14】実施例2の弾性表面波装置のフィルタ特性等
を示す図である。
【図15】実施例3の弾性表面波装置のフィルタ特性等
を示す図である。
【図16】比較例の弾性表面波装置のフィルタ特性等を
示す図である。
【図17】実施例4の弾性表面波装置のフィルタ特性等
を示す図である。
【図18】実施例5の弾性表面波装置のフィルタ特性等
を示す図である。
【図19】実施例6の弾性表面波装置のフィルタ特性等
を示す図である。
【符号の説明】
1 弾性表面波多重モードフィルタ 2 弾性表面波共振器 3 圧電基板 4 IDT電極 10 IDT部 11 圧電基板 12 IDT電極 20 反射器 22 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 勝男 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−129884(JP,A) 特開 昭57−129512(JP,A) 特開 平1−260911(JP,A) 実開 昭61−139016(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段に接続された複数の弾性表面波フィ
    ルタと、 インピーダンス整合素子と、 を備えた弾性表面波装置において、 前記インピーダンス整合素子を弾性表面波共振器で構成
    され、隣り合う弾性表面波フィルタの間に並列に介在さ
    れており、 該弾性表面波共振器の圧電基板の電気機械結合係数を前
    記弾性表面波フィルタの圧電基板の電気機械結合係数よ
    り大きく設定することにより前記弾性表面波共振器の誘
    導性帯域を前記弾性表面波フィルタの通過帯域より広く
    設定し、且つ前記弾性表面はフィルタの阻止帯域では前
    記弾性表面波共振器が容量性リアクタンスとなっている
    ことを特徴とする弾性表面波装置。
  2. 【請求項2】 前記多段の各段を、並列接続された同数
    の複数の弾性表面波フィルタで構成し、隣合う段の間に
    インピーダンス整合素子である弾性表面波共振器が配置
    されている請求項1の弾性表面波装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性表面波フィルタと前記弾性表面
    波共振器を1つのパッケージに搭載したことを特徴とす
    る請求項1または2の弾性表面波装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性表面波フィルタが弾性表面波多
    重モードフィルタである請求項1ないし3のいずれかの
    弾性表面波装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性表面波フィルタがトランスバー
    サル型弾性表面波フィルタである請求項1ないし3のい
    ずれかの弾性表面波装置。
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