JPH09505283A - N−置換アザビシクロアルカン誘導体、その製造および使用 - Google Patents

N−置換アザビシクロアルカン誘導体、その製造および使用

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JPH09505283A JP7513562A JP51356295A JPH09505283A JP H09505283 A JPH09505283 A JP H09505283A JP 7513562 A JP7513562 A JP 7513562A JP 51356295 A JP51356295 A JP 51356295A JP H09505283 A JPH09505283 A JP H09505283A
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Abstract

(57)【要約】 式I 〔式中、B、R1、R2、n、R3、A、X、YおよびZは、明細書中に記載のものを表す〕の化合物、ならびにこれらの製造が記載されている。この新規の化合物は、神経遮断薬(殊には非定型)、抗うつ薬、鎮静薬、催眠薬、中枢神経系保護薬または筋遮断薬として応用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 N−置換アザビシクロアルカン 誘導体、その製造および使用 本発明は、新規のN−置換アザビシクロアルカン誘導体、その製造および薬剤 有効成分の製造のための使用に関する。 塩基性置換5−または6−員複素環状窒素誘導体は、神経遮断薬としての作用 を有することは公知である〔欧州特許(EP)第196132号、欧州特許(E P)第70053号、ドイツ特許(DE)第4243287号の各明細書。 その際、ドーパミン受容体亜型親和性の他に、セレトニン受容体に対して観察 された高い親和性が、特別の役割を果たすように考えられる。 式I; 〔式中、 Bは、窒素原子1個および/または酸素原子1個および場合によれば二重結合 を有していてもよい3−、5−または6−員環であり、 R1は、ハロゲン原子、C1〜C4−アルキル、トリフルオロメチル−、ヒドロキ シ−、C1〜C4−アルコキシ −、アミノ−、モノメチルアミノ−、ジメチルアミノ−、シアノ−またはニトロ 基により、モノまたはジ置換されていてもよいフェニル基を表し、 R2は、水素原子、ハロゲン、メトキシ、ヒドロキシたはアミノで置換されて いてもよいフェニル基であり、 nは、数0、1、2、3または4を表し、 R3は、水素原子、ヒドロキシ−、C1〜C4−アルキル−またはC1〜C4−アル コキシ基であり、または隣接する炭素原子と一緒になってC=O−またはC=S −基を表し、 XおよびYは、炭素原子、CH−、CH2−、NH−またはC1〜C4−アルキル −N−基または窒素原子を表し、 Zは、直接結合、CO−基、CS−基またはその中の水素原子がヒドロキシ− 、アミノ−またはC1〜C4−アルコキシ基またはハロゲン原子と交換されていて もよいCH−あるいはCH2−基、を表し、かつ Aは、水素原子、ヒドロキシ−、アミノ−、メルカプト−、C1〜C4−アルキ ルアミノ−、ジ−C1〜C4−アルキルアミノ−、C1〜C4−アルキルチオ−また はC1〜C4−アルコキシ基または隣接する炭素原子と一緒になってC=O−基を 表し、または Aは、Yと結合されたC3〜C4−アルキル基を表し、これは非累積二重結合1 個または2個を有していて もよく、かつCH−またはCH2−基の中で、窒素−または硫黄原子またはNH −またはN−CH3−基により置換されていてもよく、かつその際、環はフッ素 −または塩素原子またはメチル−、メトキシ−、ニトロ−またはアミノ基により 一置換されているか、またはベンゼン環の場合には、これらはフッ素−または塩 素原子またはメチル−、トリフルオロメチル−、ニトロ−、ヒドロキシ−、メト キシ−、アミノ−、モノメチル−まはたジメチルアミノ基により−または二置換 されていてもよく、 かつ、その際、式Iの右部分中の環は、窒素原子1において、C1〜C4−アル キル基を有し、かつ非累積二重結合1〜3個を有していてもよい〕のN−置換3 −アザビシクロアルカン誘導体、およびその塩が薬理学的に許容性の酸と一緒に なって、価値のある薬理学的性質を有することを発見した。 置換R1、R2、R3およびnとしては、殊には下記のものが挙げられる: R1:フッ素、塩素、メトキシ、ニトロ、トリフルオロメチル、ヒドロキシま たはアミノにより置換されていてもよいフェニル、 R2:水素、メチル、 R3:メチル、ヒドロキシ、 n:2。 式Iの左部分中の二環式環系は、殊には、 である。 式Iの右部分中の環系は、殊には、 である。 有利には、殊に R1:有利にはp−位にフッ素および塩素、またはm−位にフッ素または塩素 で置換されておいるフェニル、 R2:水素またはメチル、かつ R3:メチルまたはヒドロキシ、 の化合物であり、かつ、分子の右部分中の環系は、7−メチル−5H−トリアゾ ロ〔3,2−a〕ピリミジン−5−オン、 2(3H)−ベンゾイミダゾロン、 インドリノン−2、 2,4−(1H,3H)−キナゾリンジオン、2(1H)−キノロン、 2−メチル−4H−ピリド〔1,2−a〕ピリミジン−4−オン、または 2−メチルアミノ−3,6−ジメチル−4(3H)ピリミジノン から誘導される。 本発明による式Iの化合物は、式II: 〔式中、n、R3、X、Y、ZおよびAは、上記の意味を有し、Nuは求電子性( nukleofuge)脱離基を表す〕の化合物を、式III: 〔式中、B、R1およびR2は、上記の意味を有する〕の3−アザビシクロアルカ ン誘導体と一緒に反応させ 、このようにして得られた化合物を場合によれば生理学的に許容性の酸の酸付加 塩に誘導して製造できる。 Nuのための求電子性脱離基は、有利にはハロゲン原子、殊には臭素または塩 素が該当する。 この反応は、酸結合剤として不活性塩基、例えばトリエチルアミンまたは炭酸 カリウムの存在下で、不活性溶剤、環状飽和エーテル、殊には、テトラヒドロフ ランまたはジオキサン、またはベンゼン系炭化水素、例えばトルエンまたはキシ レン中で行うと有利である。 この反応は、通常、温度20〜150℃、殊には80〜140℃において行い 、かつ一般に1〜10時間以内に終了する。 本発明による式Iの化合物は、通常の有機溶剤、有利には低級アルコール、例 えばエタノールからの再結晶により晶出させるか、またはカラムクロマトグラフ ィーにより精製することができる。 ラセミ体は、簡単な分割方法で、光学活性カルボン酸、例えば酒石酸誘導体を 用いる古典的分割法により、不活性溶剤、例えば低級アルコール中で鏡像異性体 に分離できる。 式Iの遊離の3−アザビシクロアルカン誘導体は、通例の方法により、薬理学 的に許容性の酸の酸付加体に誘導でき、有利には対応する酸の当量を含む溶液と 混合させる。薬理学的に許容性の酸は、例えば塩酸、 リン酸、硫酸、メタンスルホン酸、アミドスルホン酸、マレイン酸、フマル酸、 シュウ酸、酒石酸またはクエン酸である。 本発明による化合物は、価値のある薬理学的性質を有する。これらは、神経遮 断薬(殊には非定型)、抗うつ薬、鎮静薬、催眠薬、中枢神経系防御薬または筋 遮断薬として応用できる。上記の作用性の多くは、本発明による化合物の場合に 組み合わせて発現させることができる。薬理学的作用の証明は、生体内でも生体 外でも行われ、その際、物質の特性試験は、殊には受容体亜型、例えばドーパミ ンD1、D2、D3およびなかでもD4受容体;セロトニン1A−、1D−および2 −受容体、アルファ1−および2−受容体;ヒスタミン1−ならびにムスカリン 受容体に対する部分的に非常に高く選択的な親和性により可能である。 生体内特定試験のために下記の方法を利用した: a)オリエンテーション自発運動性の影響 マウスは、新しい環境において、増進した運動活性として現れる探査行動の増 大を示す。この運動活性は、遮光性ケージ内で、動物(NMRIマウス、雌)を ケージに入れた後0〜30分間で測定する。ED50:プラシーボとして処置し た対照群と比較して運動活性が50%低下する投与量。 b)アポモルヒネ拮抗作用 雌NMRIマウスにアポモルヒネ1.21mg/k gを皮下投与する。アポモルヒネは、この投与により運動活性化を起こし、これ は、動物を金網ケージ中に収容している場合に、継続的なよじ登り行動として表 れる。このよじ登り行動は、採点して評価する(30分間に、2分毎)。 0:動物が足4本を床に着けている。 1:動物が足2本を金網にかけている。 2:動物が足4本を金網にかけている(よじ登り)。 抗精神病薬の前処置により、よじ登り行動を抑制できる。 ED50:プラシーボとして処置した対照群と比較した動物のよじ登り行動が 50%抑制される投与量。 c)メタンフェタミン拮抗作用 雌NMRIマウスにメタンフェタミン1mg/kgを経口投与し、30分後に 運動活性測定のために遮光ケージ内に収容する(動物2匹/ケージ、4ケージ/ 投与群)。試験物質は、メタンフェタミンの30分前に経口投与する。メタンフ ェタミンによる活性上昇は、動物を測定用ケージに収容の後15〜60分間にお ける、メタンフェタミン対照群とプラシーボ対照群との差異を算出し、100% とする。EDI00は、活性上昇が完全に抑制された試験物質の投与量である。 d)L−5−HTP拮抗作用 雌スプレーグ−ドーリー−ラット(Sprague-Dawley-Ra tten)にL−5−HTPを316mg/kgを腹腔内投与する。これにより、動 物は興奮症候群を現し、その中で、 −足踏み、および −振せん の症状を点数(0=存在せず、1=中程度、2=顕著に発生)を用いて、L−5 −HTP投与後20〜60分間に10分毎に評価する。平均して、L−5−HT P投与後に17点に達する。試験物質は、L−5−HTP投与前60分に経口投 与する。ED50としては、対照群点数平均の50%に低下した投与量を算出す る。 上記の方法は、物質を抗精神病薬として特性試験するために好適である。殊に は、メタンフェタミンにより誘発された運動性興奮の抑制は、抗精神病作用の評 価として用いられる。L−5−HTP症候群の抑制作用を用いてセロトニン拮抗 作用を表示でき、これはいわゆる非定型神経遮断薬の特徴となる作用特性である 。 これらの試験において、この新規の化合物は良好な作用を示す。 本発明は、このように、式Iの化合物またはその薬理学的に許容性の酸付加塩 を作用物質として通例の担体および希釈剤の他に含むことを特徴とする治療薬、 ならびに疾患の治療の際のこの新規の化合物の応用に も関する。 本発明による化合物は、通例の方法により、経口または非経口、静脈内または 筋肉内に投与できる。 投与量は、患者の年齢、状態および体重により、また投与方法に依存する。通 例、作用物質の日用量は、経口投与の場合には1〜100mg/kg(体重)、 非経口投与の場合には0.1〜10mg/kg(体重)である。 この新規の化合物は、通常の製剤の適用形で固体または液体で投与でき、例え ば錠剤、フィルムコーティング錠剤、カプセル剤、粉剤、顆粒剤、糖衣錠、座薬 、液剤、軟膏剤、クリーム剤またはスプレー剤である。これらは、通例の方法で 製造される。作用物質は、その際、通例の製剤助剤、例えば錠剤結合剤、充填剤 、保存剤、錠剤崩壊剤、流れ調整剤、柔軟剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、溶剤、 遅延剤、抗酸化剤および/または噴射ガスを用いて製剤できる。ズッケルら[H. Suckeretal:PharmazeutischeTechnologie,Thieme-Verlag,Stuttgart,1978)参照 ]。このようにして得られた適用剤型は、作用物質を通常1〜99重量%含む。 新規化合物の合成のための出発物質として必要な式IIおよびIIIの物質は、公 知であるか、または献記載の製造方法により類似の出発物質から合成できる。 下記の実施例は、本発明の説明のためのものである。 一次製品の製造: A.エキソ−2−フェニル−3−メチル−1,5−シス−3,7−ジアザビシ クロ〔3,3,0〕オクタン a)6−フェニル−7−メチル−1,5−シス−3,7−ジアザビシクロ〔3 ,3,0〕オクタン−2.4−ジオン サルコシン17.8g(200mM)、ベンズアルデヒド15.2ml(15 0mM)およびマレインイミド9.7g(100mM)をトルエン500ml中 に懸濁し、3時間、デイーン−シュタルク (Dean-Stark)装置内で還流しながら 加熱した。その後、再びサルコシン17.8g(200mM)、ベンズアルデヒ ド15.2ml(150mM)を加え、さらに1時間還流しながら加熱した。冷 却した後、硫酸ナトリウム50gを加え、数分間攪拌し、濾過した。濾液を濃縮 し、残留した濃厚な油状物(37.2g)をカラムクロマトグラフィー(シリカ ゲル、溶離液:ジクロロメタン/メタノール98/5)により精製した。このよ うにして濃縮エンド付加物(エンド:エキソ=80:20)4.2g(18%) および濃縮エキソ付加物(エキソ:エンド=80:20)10.7g(47%) を得た。 b)エキソ−2−フェニル−3−メチル−1,5−シス−3,7−ジアザビシ クロ〔3,3,0〕オクタ ン 純テトラヒドロフラン180ml中の水素化アルミニウムリチウム7.0g( 185mM)の懸濁液に、室温において良く攪拌しながら、25分以内に、純テ トラヒドロフラン130ml中の濃縮エキソ−6−フェニル−7−メチル−1, 5−シス−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,0〕オクタン−2.4−ジオン8 .5g(37mM)の溶液を滴下した。弱い発熱反応が鎮静した後に、さらに1 8時間室温で攪拌した。その後、氷で冷却し、強く攪拌しながら、10%カセイ ソーダ70mlをゆっくりと加え、攪拌しながら室温に戻した。析出した水酸化 物を吸引濾過し、数回テトラヒドロフランを用いてさらに洗浄し、一緒にした濾 液を濃縮した。淡色の油状物6.3g(84%)を単離した。 B.エンド−2−フェニル−3−メチル−1,5−シス−3,7−ジアザビシ クロ〔3,3,0〕オクタン 手順A.b)と同様にして、濃縮エンド−6−フェニル−7−メチル−1,5 −シス−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,0〕オクタン−2.4−ジオン4. 2g(18mM)および水素化アルミニウムリチウム3.5g(91mM)から 、濁った油状物3.0g(81%)を得た。 C.3−フェニル−1,5−シス−3,7−ジアザ ビシクロ〔3,3,0〕オクタン a)7−ベンジル−3−フェニル−1,5−シス−3,7−ジアザビシクロ〔 3,3,0〕オクタン−2,4−ジオン N−ベンジル−グリシン塩酸塩20.1g(100mM)、パラホルムアルデ ヒド7.5g(250mM)およびN−フェニル−マレインイミド8.7g(5 0mM)をトルエン500ml中に懸濁し、最後にN−エチル−ジイソプロピル アミン17.4ml(100mM)を加えた。反応混合物を30分間ディーン− シュタルク装置中で還して濾過し、濾液を濃縮した。残留した粘度が高い油状物 (18.6g)をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:ジクロロメ タン)を用いて精製した。淡色の油状物8.7g(56%)を得た。 b)7−ベンジル−3−フェニル−1,5−シス−3,7−ジアザビシクロ〔 3,3,0〕オクタン 純テトラヒドロフラン75ml中の水素化アルミニウムリチウム2.65g( 71mM)の懸濁液に、室温においてゆっくりと純テトラヒドロフラン100m l中の7−ベンジル−3−フェニル−1,5−シス−3,7−ジアザビシクロ〔 3,3,0〕オクタン−2.4−ジオン8.7g(28mM)の溶液を滴下した 。その後、さらに2時間還流しながら攪拌した。引き続き、氷で冷却し、強く攪 拌しながら、10%カセイ ソーダ30mlをゆっくりと滴下し、析出した水酸化物を吸引濾過した。テトラ ヒドロフランでさらに洗浄し、一緒にした濾液を濃縮すると濁った油状物7.2 gが得られ、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン/ メタノール97:3)を用いて精製した。収量:5.8g(73%)透明な油状 物。 c)3−フェニル−1,5−シス−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,0〕オ クタン 7−ベンジル−3−フェニル−1,5−シス−3,7−ジアザビシクロ〔3, 3,0〕オクタン5.8g(21mM)をメタノール170ml中に溶かし、活 性炭担持パラジウム(10%)0.7gを加えた。次いで、攪拌しながら水7m l中のギ酸アンモニウム6.6g(104mM)の溶液を滴下した。その後、3 時間、50℃で攪拌し、引き続き、さらに活性炭担持パラジウム(10%)0. 5gを加え、さらに1時間、50℃で攪拌した。触媒を吸引濾過し、メタノール で良く洗浄し、一緒にした濾液を乾燥するまで濃縮した。残留物を水中に取込み 、pH9〜10に調整し、ジクロロメタンを用いて3回抽出した。有機相を乾燥 および濃縮すると、白色固体3.0gが得られ、これを少量のエーテル中に温浸 した。吸引濾過および乾燥して、無色の微細結晶1.7g(43%)を得た。 D.エキソ−6−フェニル−3−アザビシクロ〔3 ,1,0〕ヘキサン a)シス−1,2−ビス(ヒドロキシメチル)−トランス−3−フェニル−シ クロプロパン 純テトラヒドロフラン150ml中の水素化アルミニウムリチウム7.9g( 213mM)の懸濁液に、氷で冷却しながら0℃でゆっくりと純テトラヒドロフ ラン250ml中のトランス−3−フェニル−シス−1,2−シクロプロパン− ジカルボン酸−ジメチルエステル20.0g(85mM)の溶液を滴下した。ゆ っくりと室温に戻し、さらに18時間攪拌した。引き続き、氷で冷却しながら、 ゆっくりと10%カセイソーダ70mlを滴下し、析出した水酸化物を吸引濾過 し、テトロヒドロフランを用いてさらに洗浄した。濾液を濃縮して、粘度が高い 黄色の油状物14.7g(97%)を得た。 b)シス−1,2−ビス(メタンスルホニルオキシメチル)−トランス−3− フェニル−シクロプロパン 純ピリジン350ml中の32.2g(281mM)の溶液に、−5℃におい て、純ピリジン70ml中のシス−1,2−ビス(ヒドロキシメチル)−トラン ス−3−フェニル−シクロプロパン14.7g(82mM)の溶液を内部温度が 0℃を超えないようにして加え、さらに3時間、−5℃で攪拌した。引き続き、 低温の反応混合物をあらかじめ濃硫酸60mlと混合しておいた氷水に注いだ。 さらに1時間攪拌し、上部 の溶液を析出した油分が付着した沈殿からデカンテーションして分離し、これを 少量のジメチルホルムアルデヒド中に取込み、この溶液を攪拌しながら氷水に注 いだ。1時間攪拌した後、微細な結晶性沈殿を吸引濾過し、水で洗浄し、乾燥し た。淡色粉末19.6g(78%)を得た。 c)3−(4−メトキシフェニルメチル)−エキソ−6−フェニル−3−アザ ビシクロ〔3,1,0〕ヘキサン シス−1,2−ビス(メタンスルホニルオキシメチル)−トランス−3−フェ ニル−シクロプロパン5.0g(16.6mM)を4−メトキシ−ベンジルアミ ン6.8g(50mM)中に取込み、2時間、よく攪拌しながら100℃に加熱 した。冷却した後、内容物を塩化メチレン中に溶かし、有機相を水を用いて2回 洗浄し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥させた後に濃縮した。粗製品(4.9g) をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:塩化メチレン/メタノール 99/1)により精製した。黄色の油状物として製品2.2g(48%)を単離 した。 d)エキソ−6−フェニル−3−アザビシクロ〔3,1,0〕ヘキサン 3−(4−メトキシフェニルメチル)−エキソ−6−フェニル−3−アザビシ クロ〔3,1,0〕ヘキサン2.2g(7.9mM)をメタノール70ml中に 溶かし、活性炭担持パラジウム(10%)0.6gを加えた。次いで、攪拌しな がら水3ml中のギ酸アンモニウム2.5g(39mM)の溶液を滴下した。そ の後、1時間、50℃で攪拌した。触媒を吸引濾過し、さらにメタノールを用い てよく洗浄し、一緒にした濾液を乾燥するまで濃縮した。残留物を水中に取込み 、pH9〜10に調整し、3回ジクロロメタンを用いて抽出した。乾燥し、浴温 度最高30℃において有機相を注意して濃縮して、黄色の油状物として製品1. 1g(88%)を得た。 E.6−(4−フルオロ−フェニル)−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3 ,3,0〕オクト−6−エン a)3−ベンジル−6−(4−フルオロフェニル)−6−ヒドロキシ−1,5 −シス−3−アザビシクロ〔3,3,0〕オクタン 純テトラヒドロフラン20mlに窒素雰囲気中でまずマグネシウム切削片1. 4g(56mM)を加え、その後、純テトラヒドロフラン55ml中の4−ブロ モ−1−フルオロベンゼン9.4g(54mM)の溶液を滴下した。弱い発熱反 応が鎮静した後に、さらに1時間攪拌した。その後、純テトラヒドロフラン40 ml中の3−ベンジル−6−オキソ−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3,3 ,0〕オクタン[K.Miyajima,M.TakemotoandK.Achiwa,Chem.Pharm.Bull.39,3175 (1991)]1 0.5g(49mM)の溶液を滴下し、引き続き5時間還流しながら加熱した。 次いで、氷で冷却しながら飽和塩化アンモニウム溶液50mlを滴下し、析出し た水酸化物を吸引濾過し、テトラヒドロフランを用いてさらに洗浄した。一緒に した濾液を濃縮し、残留物を水中に取込み、10%カセイソーダを用いてpH1 1に調整し、ジクロロメタンを用いて2回抽出した。有機相を飽和塩化ナトリウ ム溶液を用いて1回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮した。残留した油 状物(14.8g)をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:ジクロ ロメタン/メタノール98.5/1.5)により精製した。黄色の油状物11. 5g(75%)を得た。 b)6−(4−フルオロフェニル)−6−ヒドロキシ−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3,2,0〕オクタン 3−ベンジル−6−(4−フルオロフェニル)−6−ヒドロキシ−1,5−シ ス−3−アザビシクロ〔3,3,0〕オクタン9.0g(29mM)をメタノー ル250ml中に溶かし、活性炭担持パラジウム(10%)2.0gを加えた。 次いで攪拌しながら水11ml中のギ酸アンモニウム9.1g(145mM)の 溶液を滴下し、添加が終わった後、さらに3時間還流しながら加熱した。触媒を 吸引濾過し、メタノールを用いてよく洗浄し、一緒にした濾液を乾燥するまで濃 縮した。残留物を水中に取込み、10%カセイソーダを用いてpH9〜10に調 整し、ジクロロメタンを用いて2回抽出した。有機相を乾燥および濃縮して、黄 色の油状物5.4g(84%)を得た。 c)6−(4−フルオロフェニル)−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3, 3,0〕オクト−6−エン 6−(4−フルオロフェニル)−6−ヒドロキシ−1,5−シス−3−アザビ シクロ〔3,3,0〕オクタン6.9g(31mM)を半濃塩酸50ml中に取 込み、5時間還流しながら加熱した。引き続き氷で冷却しながら水で薄め、濃カ セイソーダを用いてpH11に調整し、ジクロロメタンを用いて2回抽出した。 有機相を乾燥および濃縮すると暗色の油状物(5.9g)が得られ、これをカラ ムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:メタノール/アンモニア水溶液9 5/5)により精製した。褐色油状物5.3g(84%)を得た。 F.6−(4−フルオロフェニル)−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3, 3,0〕オクタン 6−(4−フルオロフェニル)−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3,3, 0〕オクト−6−エン5.3g(26.1mM)をメタノール100ml中に溶 かし、活性炭担持パラジウム(10%)1.0gを加えた。反応混合物を標準条 件下で触媒により水素化した。触媒を吸引濾過し、メタノールを用いてさらによ く洗浄し、一緒にした濾液を乾燥するまで濃縮した。エキソ/エンド鏡像異性体 混合物として製品4.4g(82%)を単離し、これをカラムクロマトグラフィ ー(シリカゲル、溶離液:メタノール/水酸化アンモニウム90/10)により 分離した。 G.エキソ−7−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3,3,0〕 オクタン ジメチルホルムアルデヒド100ml中の3−ベンジル−1,5−シス−3− アザビシクロ〔3,3,0〕オクト−6−エン[K.Miyajima,M.TakemotoandK.Ac hiwa,Chem.Pharm.Bull.39,3175(1991)]9.9g(50mM)、ヨードベンゼン 14.0ml(125mM)、酢酸パラジウム(II)0.9g(4.0mM) 、トリフェニルホスフィン2.1g(8.0mM)、ピペリジン4.3g(50 mM)およびギ酸2.3g(50mM)から成る反応混合物を6時間、よく攪拌 しながら80℃に加熱した。内容物を油ポンプ真空中で濃縮した後、残留物を水 と塩化メチレンの間に分配し、10%塩酸を用いて酸性化し、有機層を硫酸ナト リウムを用いて乾燥した後に濃縮した。粗製品をカラムクロマトグラフィー(シ リカゲル、溶離液:酢酸エステル/n−ヘキサン1/1)により精製した。N− ベンジル誘導体3.6g(26%)が単離され、これを実施例Fと同様にして接 触水素化すると、最終製品(黄色の油状物)に転換できた。 同様にして、下記が製造できる(実施例O.参照)エキソ−7−(p−フルオ ロ−フェニル)−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3,3,0〕オクタン H.エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ 〔4,3,0〕ノナン a)エンド−3−p−フルオロ−フェニル−シクロヘキソ−4−エン−シス− 1,2−ジカルボン酸無水物 トルエン100ml中のトランス−1−p−フルオロ−フェニル−1,3−ブ タジエン53.0g(358mM)を無水マレイン酸34.3g(350mM) と一緒にゆっくりとよく攪拌しながら100℃に加熱し、1.5時間この温度に 保持した。冷却した後、半分に濃縮し、氷浴中で冷却して製品を晶出させた。結 晶を吸引濾過し、少量の冷トルエンを用いてさらに洗浄した。融点88〜90℃ の製品59g(69%)を単離した。 b)シス−3−p−フルオロ−フェニル−シス−1,2−ビス(ヒドロキシメ チル)−シクロヘキセン−4 純テトラヒドロフラン170ml中の水素化アルミニウムリチウム3.5g( 92mM)に、室温でよく攪拌しながらテトラヒドロフラン60ml中のエンド −3−p−フルオロ−フェニル−シクロヘキソ−4−エン−シス−1,2−ジカ ルボン酸無水物12.0g (49mM)の溶液を45分以内に滴下して加えた。1.5時間さらに攪拌した 後に、さらに2時間還流温度に加熱した。冷却した後に、氷で冷却しながら注意 してよく攪拌しながら10%カセイソーダを滴下して加え、析出した水酸化物を 吸引濾過した。濾液を乾燥するまで濃縮し、残留物を10%カセイソーダとメチ ル−t−ブチル−エーテルとの間に分配した。水層をメチル−t−ブチル−エー テルを用いて2回抽出し、その後、有機相を硫酸ナトリウムを用いて乾燥した後 に濃縮した。透明な油状物として製品8.9g(77%)を単離した。 c)シス−3−p−フルオロ−フェニル−シス−1,2−ビス(メタンスルホ ニルオキシメチル)−シクロヘキセン−4 ピリジン70ml中のシス−3−p−フルオロ−フェニル−シス−1,2−ビ ス(ヒドロキシメチル)−シクロヘキセン−4 19.7g(84mM)を、0 ℃においてよく攪拌しながらピリジン100ml中のメタンスルホニルクロリド 28.6g(250mM)の溶液に滴下し、2時間、0℃においてさらに攪拌し た。引き続き、あらかじめ濃硫酸64mlと混合してある氷水中に混合物を注入 し、塩化メチレンを用いて2回抽出した。有機相を10%硫酸を用いて2回洗浄 し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥した後に濃縮した。淡色油状物として製品30 .3g(92%)を単離し た。 d)3−ベンジル−エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3 −アザビシクロ〔4.3.0〕ノネン−7 シス−3−p−フルオロ−フェニル−シス−1,2−ビス(メタンスルホニル オキシメチル)−シクロヘキセン−4 21.8g(56mM)をベンジルアミ ン20ml(183mM)中に少しづつ、よく攪拌しながら加えた(発熱反応) 。引き続き、さらに2時間、130で加熱した。冷却した後、反応混合物をメチ ル−t−ブチル−エーテル200mlと混合し、結晶化するまでさらに攪拌した 。結晶を吸引濾過し、メチル−t−ブチル−エーテルを用いてさらに洗浄した後 、濾液をアンモニア水溶液を用いて2回よく洗浄し、有機相を硫酸ナトリウムを 用いて乾燥した後に濃縮した。粗製品(16.5g)をカラムクロマトグラフィ ー(シリカゲル、溶離液:酢酸エステル/n−ヘキサン6/4)により精製した 。淡色油状物として製品10.5g(61%)を単離した。 e)エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ 〔4.3.0〕ノナン メタノール200ml中の3−ベンジル−エンド−6−p−フルオロ−フェニ ル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノネン−7 10.0g( 32mM)を活性炭担持パラジウム(10%)1.3 gの存在下でで室温で接触水素化した。触媒を吸引濾過した後、メタノールを用 いて洗浄すると、濃縮の後、淡色油状物として粗製品7.8gを単離し、これを カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:メタノール/アンモニア水溶 液85/15)により精製した。融点76〜78℃の製品4.6g(66%)を 単離した。 同様にして下記が製造できる。 f)エンド−6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕 ノナン g)エンド−6−p−トリフルオロメチル−フェニル−1,5−シス−−3− アザビシクロ〔4.3.0〕ノナン I.エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ 〔4.3.0〕ノネン−7 トルエン100ml中のシス−3−p−フルオロ−フェニル−シス−1,2− ビス(メタンスルホニルオキシメチル)−シクロヘキセン−4 7.6g(19 .4mM)に、0.31攪拌式オートクレーブ中で、アンモニア20mlを圧入 し、混合物を5時間自発圧力において150℃に加熱した。引き続き反応生成物 を氷水に注入し、有機相を不溶性部分から吸引濾過した後に、水でさらに洗浄し た。乾燥、濃縮して、粗製品4.4gを単離し、これをカラムクロマトグラフィ ー(シリカゲル、溶離液:メタノール/アンモニア水 溶液85/15)により精製した。無色の油状物として製品0.9g(21%) 。 K.6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3 .0〕ノネン−6 a)エンド−3−p−フルオロ−フェニル−シクロヘキソ−4−エン−シス−1 ,2−ジカルボン酸イミド トルエン100ml中のトランス−1−p−フルオロ−フェニル−1,3−ブ タジエン50.0g(338mM)をマレイン酸イミド32.0g(330mM )と一緒にして、よく攪拌しながらゆっくりと100℃に加熱し、2時間この温 度に保持した。冷却した後、半分に濃縮し、氷浴中で冷却して製品を晶出させた 。結晶を吸引濾過し、少量の冷トルエンを用いてさらに洗浄した。融点184〜 186℃の製品69.7g(86%)を単離した。 b)3−p−フルオロ−フェニル−シクロヘキソ−3−エン−シス−1,2− ジカルボン酸イミド ジメチルホルムアミド100ml中のエンド−3−p−フルオロ−フェニル− シクロヘキソ−4−エン−シス−1,2−ジカルボン酸イミド9.8g(40m M)を少しづつよく攪拌しながら水素化ナトリウム(80%)2.4g(80m M)と混合させた(発熱反応)。さらに2時間45℃でさらに攪拌し、引き続き 混合物を冷却した後、氷水に注いだ。10%塩酸を用いて酸性化した後、メチル −t−ブチル−エーテル1 00mlと混合し、強く攪拌した。淡色の固体を吸引濾過し、少量のメチル−t −ブチル−エーテルおよび水を用いてさらに洗浄し、50℃、真空中で乾燥した 。粗製品をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:塩化メチレン/メ タノール97/3)により精製した。融点197〜199℃の製品(極性の主要 ゾーン)6.7g(68%)を単離した。 c)6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3 .0〕ノネン−6 純テトラヒドロフラン60ml中の水素化アルミニウムリチウム1.96g( 51mM)に、室温において、よく攪拌しながらテトラヒドロフラン50ml中 の3−p−フルオロ−フェニル−シクロヘキソ−3−エン−シス−1,2−ジカ ルボン酸イミド4.0g(16.4mM)の溶液を45分以内に滴下して加えた 。さらに1.5時間攪拌した後に、さらに3時間還流温度に加熱した。冷却した 後、氷冷却下で注意して10%カセイソーダをよく攪拌しながら滴下して加え、 折出した水酸化物を吸引濾過した。濾液を乾燥するまで濃縮し、残留物を水とメ チル−t−ブチル−エーテルの間にpH10において分配した。有機相を5%塩 酸で抽出し、濃カセイソーダを用いてアルカリ性に調整し、メチル−t−ブチル −エーテルを用いて2回抽出した。乾燥、濃縮して、淡色油状物として製品1. 6g(45%)を単離した。 同様にして下記が製造できる。 d)6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノネン− 6 L.エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ 〔4.3.0〕ノナン a)エキソ−3−p−フルオロ−フェニル−シクロヘキソ−4−エン−シス− 1,2−ジカルボン酸イミド ジメチルホルムアミド100ml中のエンド−3−p−フルオロ−フェニル− シクロヘキソ−4−エン−シス−1,2−ジカルボン酸イミド15.0g(61 mM)を少しづつよく攪拌しながら微細に粉砕した炭酸カリウム12.9g(9 4mM)と混合し、2時間100℃に保持した。引き続き、冷却した後、混合物 を氷水に注いだ。濃塩酸を用いて酸性化した後、メチル−t−ブチル−エーテル を用いて抽出し、有機相を10%塩酸を用いてさらに洗浄した。乾燥、濃縮して 粗製品18.1gを単離し、エーテル50mlから攪拌析出させた(ausruehren) 。融点119〜121℃の無色結晶12.1g(81%)を単離した。製品の形 態は、結晶構造解析により確認した。 b)エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ 〔4.3.0〕ノン−7−エン 純テトラヒドロフラン120ml中の水素化アルミ ニウムリチウム3.2g(84mM)に、室温でよく攪拌しながら、テトラヒド ロフラン60ml中の3−p−フルオロ−フェニル−シクロヘキソ−4−エン− シス−1,2−ジカルボン酸イミド6.5g(26mM)の溶液を45分以内で 滴下して加えた。さらに1.5時間攪拌した後、さらに3時間還流温度に加熱し た。冷却した後、氷冷却下で注意して10%カセイソーダをよく攪拌しながら加 え、析出した水酸化物を吸引濾過した。濾液を乾燥するまで濃縮し、残留物を1 0%塩酸とメチル−t−ブチル−エーテルとの間に分配した。水相をメチル−t −ブチル−エーテルを用いて洗浄し、濃カセイソーダを用いてアルカリ性に調整 し、メチル−t−ブチル−エーテルを用いて2回抽出した。乾燥、濃縮の後、淡 色油状物として製品3.6g(64%)を単離した。 c)エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ 〔4.3.0〕ノナン 実施例F.の手順により、エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シ ス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−7−エンを接触水素化して得られる 。収率:89%。 同様にして、下記が製造できる。 d)エキソ−6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕 ノナン M.エキソ−7−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−8−エン a)エキソ−4−フェニル−シクロヘキソ−5−エン−シス−1,2−ジカル ボン酸イミド ジメチルホルムアミド200ml中のシクロヘキソ−4−エン−シス−1,2 −ジカルボン酸イミド15.1g(100mM)、ヨードベンゼン28.0ml (250mM)、酢酸パラジウム(II)1.8g(8.0mM)、トリフェニ ルホスフィン2.1g(8.0mM)、ピペリジン8.5g(100mM)およ びギ酸4.6g(100mM)から成る反応混合物を、6時間、よく攪拌しなが ら80に加熱した。油ポンプ真空中で生成物を濃縮した後、残留物を水と塩化メ チレンとの間に分配し、10%塩酸を用いて酸性化し、有機相を硫酸ナトリウム を用いて乾燥した後に濃縮した。粗製品(31g)をカラムクロマトグラフィー (シリカゲル、溶離液:酢酸エステル/n−ヘキサン1/1)により精製した。 2主要画分を単離した。極性ゾーンは、黄色の油状物として製品3.9g(17 %)であった。 b)エキソ−7−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕 ノン−8−エン テトラヒドロフラン150ml中のエキソ−4−フェニル−シクロヘキソ−5 −エン−シス−1,2−ジカルボン酸イミド3.0g(17.2mM)に、少し づつ水素化アルミニウムリチウム1.0g(26mM )を室温でよく攪拌しながら加えた。0.5時間さらに攪拌した後、さらに還流 温度で3時間加熱した。冷却した後、氷で冷却しながら注意して10%カセイソ ーダをよく攪拌しながら加え、析出した水酸化物を吸引濾過してテトラヒドロフ ランを用いて洗浄した。濾液を乾燥するまで濃縮し、残留物を水とメチル−t− ブチル−エーテルとの間にpH10において分配した。乾燥および濃縮の後に、 暗色の油状物として粗製品3.2gを単離した。粗製品をカラムクロマトグラフ ィー(シリカゲル、溶離液:塩化メチレン/メタノール1/1)により精製した 。淡色の油状物として製品1.1g(32%)を単離した。 N.7−フェニル−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−1−エン a)4−フェニル−シクロヘキソ−1−エン−1,2−ジカルボン酸イミド 実施例M.a)のカラムクロマトグラフィーの非極性主画分は、無色の油−結 晶混合物として製品3.2g(15%)となった。 b)7−フェニル−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−1−エン 実施例M.b)と同様にして、水素化アルミニウムリチウムを用いて還元する と、淡色の油状物として製品0.7g(25%)が得られた。 O.エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5 −シス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノナン a)4−p−フルオロ−フェニル−シクロヘキソ−1−エン−1,2−ジカル ボン酸イミド ジメチルホルムアミド600ml中のシクロヘキソ−4−エン−シス−1,2 −ジカルボン酸イミド45.3g(300mM)、p−ブロモ−フルオロベンゼ ン82.5ml(750mM)、酢酸パラジウム(II)5.4g(24mM) 、トリフェニルホスフィン6.3g(24mM)、ピペリジン29.7ml(3 00mM)およびギ酸11.4ml(300mM)から成る反応混合物を、6時 間、よく攪拌しながら95〜100℃で加熱した。油ポンプ真空中で生成物を濃 縮した後、残留物を水と塩化メチレンとの間で分配し、10%塩酸を用いて酸性 化した後、有機相を10%塩酸を用いて洗浄し、有機相を硫酸ナトリウムを用い て乾燥した後に濃縮した。粗製品(71g)を酢酸エステル350ml中で攪拌 し、褐色の固体を吸引濾過し、酢酸エステルを用いてさらに洗浄した。濾液を濃 縮すると、粗製品56gが得られ、、これをカラムクロマトグラフィー(シリカ ゲル、溶離液:酢酸エステル/n−ヘキサン40/60)により精製した。2主 画分を単離した。非極性ゾーンは、製品13.3gとなり、これを酢酸エステル とn−ヘキサンとの1:1混合物から攪拌析出させた。融点136〜137℃の 製品8.9g(12%)を単離した。 b)7−p−フルオロ−フェニル−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−1 −エン テトラヒドロフラン300ml中の4−p−フルオロ−フェニル−シクロヘキ ソ−1−エン−1,2−ジカルボン酸イミド9.4g(38mM)に、少しづつ 水素化アルミニウムリチウム4.5g(118mM)を45分間、室温でよく攪 拌しながら加えた。さらに0.5時間攪拌した後、さらに6時間還流温度で加熱 した。冷却した後、氷で冷却しながら注意して10%カセイソーダをよく攪拌し ながら加え、析出した水酸化物を吸引濾過し、テトラヒドロフランを用いてさら に洗浄した。濾液を乾燥するまで濃縮し、残留物を水とメチル−t−ブチル−エ ーテルとの間にpH10において分配した。引き続き、有機相を10%塩酸を用 いて2回抽出し、次いで酸性の水相を濃カセイソーダを用いて再びアルカリ性に 調整した。引き続き、メチル−t−ブチル−エーテルを用いて2回抽出した。乾 燥および濃縮の後、淡色の油状物として製品1.8g(22%)を単離した。 c)エキソ−4−p−フルオロ−フェニル−シクロヘキソ−5−エン−シス− 1,2−ジカルボン酸イミド 実施例O.a)のカラムクロマトグラフィーの極性主画分から製品9.2gが 得られ、これを少量のエーテルの中に温浸した。融点139〜142℃の製品4 .3g(6%)を単離した。 d)エキソ−7−p−フルオロ−フエニル−1,5−シス−3−アザビシクロ 〔4.3.0〕ノン−8−エン 実施例O.b)と同様にして、水素化アルミニウムリチウムを用いて還元して 、淡色の油状物として製品2.4g(63%)を得た。 e)エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ 〔4.3.0〕ノナン 実施例F.と同様に接触水素化して、黄色の油状物として製品2.2g(92 %)を得た。 P.6−フェニル−1,5−シス−8−オキサ−3,7−ジアザビシクロ〔3 .3.0〕オクト−6−エン 塩化メチレン50ml中のベンズアルデヒドオキシム5.0g(41mM)を 1−トリフルオロアセチル−3−ピロリン6.8g(41mM)と混合した。引 き続き、よく攪拌しながら15%次亜塩素酸ナトリウム溶液36.9g(74m M)を滴下して加えた(発熱反応)。さらに2時間攪拌した後、反応混合物を氷 水に注ぎ、濃アンモニア溶液を用いてアルカリ性に調整し、塩化メチレンを用い て2回抽出した。一緒にした有機相を水を用いて洗浄し、硫酸ナトリウムを用い て乾燥した後に濃縮した。粗製品(13.1g)をカラムクロマトグラフィー( シリカゲル、溶離液:塩化 メチレン)により精製した。トリフルオロアセチル誘導体3.5g(30%)を 単離し、これをさらに30分間室温で2nメタノール性カセイソーダ中で鹸化し て、融点78〜80℃の最終製品とした。 水素化シアノホウ素ナトリウムを用いて還元すると、エキソ/エンド−6−フ ェニル−1,5−シス−8−オキサ−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オ クタンが淡色油状物として得られた。 同様にして、下記が製造できる: 6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−8−オキサ−3,7−ジアザビシ クロ〔3.3.0〕オクト−6−エン エキソ/エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−8−オキサ−3 ,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン 実施例1 3−β−〔エキソ−6−フェニル−7−メチル−1,5−シス−3,7−ジア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3 H)−キナゾリンジオン キシレン50ml中のエキソ−6−フェニル−7−メチル−1,5−シス−3 ,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン2.5g(12.4mM)を3− β−ブロモ−エチル−2,4−(1H,3H)−キナゾリンジオン3.95g( 14.9mM)ならびに微 細な粉末炭酸カリウム2.0g(14.9mM)およびヨウ化カリウム0.5g と混合し、よく攪拌して6時間還流しながら煮沸した。 冷却した後、回転蒸発機を用いて濃縮し、残留物を塩化メチレンと水との間に 分配した。 水相を塩化メチレンを用いてさらに2回抽出し、次いで有機相を硫酸ナトリウ ムを用いて乾燥した後に濃縮した。粗製品(7.1g)をカラムクロマトグラフ ィー(シリカゲル、溶離液:塩化メチレン/メタノール95/5)により精製し た。融点128〜130℃の製品2.5g(52%)を単離した。 同様にして、下記が製造できる。 2.3−β−〔エンド−6−フェニル−7−メチル−1,5−シス−3,7− ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H ,3H)−キナゾリンジオン、融点211〜213℃、 3.3−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−7−メチル−1,5− シス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル− 2,4−(1H,3H)−キナゾリンジオン、分解温度230℃(二塩酸塩)、 4.3−β−〔エキソ−6−p−トリフルオロメチル−フェニル−7−メチル −1,5−シス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕 −エチル−6−フルオロ−2,4−(1H,3H)−キ ナゾリンジオン、 5.3−β−〔エキソ−6−m−クロロ−フェニル−7−メチル−1,5−シ ス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2 ,4−(1H,3H)−キナゾリンジオン、 6.3−β−〔エキソ−6−p−メトキシ−フェニル−7−メチル−1,5− シス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル− 6−メチル−2,4−(1H,3H)−キナゾリンジオン、 実施例7 5−β−〔エキソ−6−フェニル−7−メチル−1,5−シス−3,7−ジア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ− 3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン キシレン50ml中のエキソ−6−フェニル−7−メチル−1,5−シス−3 ,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン2.5g(12.4mM)を5− β−クロロ−エチル−2−メチルアミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリ ミジノン3.2g(14.9mM)ならびに微細な粉末状炭酸カリウム2.0g (14.9mM)およびヨウ化カリウム0.5gと混合し、よく攪拌して5時間 還流しながら煮沸した。 冷却した後、回転蒸発機を用いて濃縮し、残留物を塩化メチレンと水との間に 分配した。 水相を2回塩化メチレンを用いてさらに抽出し、次いで有機相を硫酸ナトリウ ムを用いて乾燥した後に濃縮した。粗製品(5.4g)をカラムクロマトグラフ ィー(シリカゲル、溶離液:塩化メチレン/メタノール93/7)により精製し た。溶融すると67℃以上で分解する製品1.6g(36%)を単離した。 同様にして、下記が製造できる: 8.5−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−7−メチル−1,5− シス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル− 2−メチルアミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 9.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−7−メチル−1,5− シス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル− 2(3H)−ベンゾイミダゾロン、 10.5−β−〔エキソ−6−p−ニトロ−フェニル−7−メチル−1,5−シ ス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2 −メチルアミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 11.5−β−〔エキソ−6−フェニル−7−メチル−1,5−シス−3,7− ジアザビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−イル〕−エチル−2−メチルア ミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン 、 12.5−β−〔エンド−6−フェニル−7−メチル−1,5−シス−3,7− ジアザビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−イル〕−エチル−2−メチルア ミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 13.3−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−7−メチル−1,5− シス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル− 2−メチル−4H−ピリド〔1,2−a〕−ピリミジン−4−オン、 14.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−7−メチル−1,5− シス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル− インドリン−2−オン、 15.6−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−7−メチル−1,5− シス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル− 7−メチル−5H−チアゾロ〔3,2−a〕−ピリミジン−5−オン、 16.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−7−メチル−1,5− シス−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル− 2(1H)−キノロン、 17.3−β−〔7−フェニル−1,5−シス−3, 7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2.4−( 1H,3H)−キナゾリンジオン、融点 215〜216℃、 18.3−β−〔7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3,7−ジアザ ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2.4−(1H,3H )−キナゾリンジオン、 19.5−β−〔7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3,7−ジアザ ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3 ,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 20.3−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−3−アザビシクロ〔3 .1.0〕ヘキサン−3−イル〕−エチル−2.4−(1H,3H)−キナゾリ ンジオン、 21.3−β−〔エキソ−6−フェニル−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキ サン−3−イル〕−エチル−2.4−(1H,3H)−キナゾリンジオン、 22.3−β−〔6,6−ジフェニル−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキサ ン−3−イル〕−エチル−2.4−(1H,3H)−キナゾリンジオン、 23.5−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−3−アザビシクロ〔3 .1.0〕ヘキサン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3,6−ジメチ ル−4(3H)−ピリミジノン、 24.6−β−〔エキソ−6−m−クロロ−フェニル−3−アザビシクロ〔3. 1.0〕ヘキサン−3−イル〕−エチル−7−メチル−5H−トリアゾロ〔3, 2−a〕−ピリミジン−5−オン、 25.3−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシク ロ〔3.3.0〕オクト−6−エン−3−イル〕−エチル−2.4−(1H,3 H)−キナゾリンジオン、融点265〜267℃、 26.5−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシク ロ〔3.3.0〕オクト−6−エン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ− 3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 27.6−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシク ロ〔3.3.0〕オクト−6−エン−3−イル〕−エチル−7−メチル−5H− チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン−5−オン、 28.1−β−〔6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3.3.0 〕オクト−6−エン−3−イル〕−エチル−2(3H)−ベンゾイミダゾロン、 29.1−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシク ロ〔3.3.0〕オクト−6−エン−3−イル〕−エチル−インドリン−2−オ ン、 30.1−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシク ロ〔3.3.0〕オクト− 6−エン−3−イル〕−エチル−2(1H)−キノロン、 31.3−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2.4−(1H,3 H)−キナゾリンジオン、融点129〜130℃、 32.5−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ− 3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 33.6−β−〔エキソ−6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3 .3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−7−メチル−5H−チアゾロ〔3, 2−a〕ピリミジン−5−オン、 34.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−インドリン−2−オ ン、 35.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2(1H)−キノロ ン、 36.3−β−〔エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3 H)−キナゾリンジオン、融点182〜183℃、 37.5−β−〔エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ− 3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 38.6−β−〔エンド−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3.3 .0〕オクタン−3−イル〕−エチル−7−メチル−5H−チアゾロ〔3,2− a〕ピリミジン−5−オン、 39.1−β−〔エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−インドリン−2−オ ン、 40.1−β−〔エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2(1H)−キノロ ン、 41.3−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3 H)−キナゾリンジオン、 42.5−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ− 3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 43.6−β−〔エキソ−7−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔3 .3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−7−メチル−5H−チアゾロ〔3, 2−a〕ピリミジン−5−オン、 44.1−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−インドリン−2−オ ン、 45.1−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イル〕−エチル−2(1H)−キノロ ン、 46.3−β−〔エンド−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3H) −キナゾリンジオン、融点200〜202℃、 47.5−β−〔エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3, 6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、融点68〜70℃、 48.3−β−〔エンド−6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4 .3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3H)−キナゾリンジ オン、融点100〜101℃、 49.5−β−〔エンド−6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4 .3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3,6−ジメチル− 4(3H)−ピリミジノン、融点182〜184℃(二塩酸塩)、 50.3−β−〔エンド−6−p−トリフルオロメチル−フェニル−1,5−シ ス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2,4−(1 H,3H)−キナゾリンジオン、 51.5−β−〔エンド−6−p−トリフルオロメチル−フェニル−1,5−シ ス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2−メチルア ミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 52.3−β−〔エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3H) −キナゾリンジオン、融点174〜176℃、 53.5−β−〔エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−2−メチルア ミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 54.1−β−〔エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕 ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−2(3H)−ベンゾイミダゾロン、 55.1−β−〔エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−インドリン− 2−オン、 56.3−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシク ロ〔4.3.0〕ノン−6−エン−3−イル〕−エチル−2.4−(1H,3H )−キナゾリンジオン、融点237〜239℃(フマル酸塩)、 57.5−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシク ロ〔4.3.0〕ノン−6−エン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3 ,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、融点189〜192℃(二塩酸塩 )、 58.3−β−〔6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3.0 〕ノン−6−エン−3−イル〕−エチル−2.4−(1H,3H)−キナゾリン ジオン、 59.5−β−〔6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3.0 〕ノン−6−エン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3,6−ジメチル −4(3H)−ピリミジノン、 60.3−β−〔6−p−トリフルオロメチル−フェ ニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−6−エン−3−イ ル〕−エチル−2.4−(1H,3H)−キナゾリンジオン、 61.5−β−〔6−p−トリフルオロメチル−フェニル−1,5−シス−3− アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−6−エン−3−イル〕−エチル−2−メチル アミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 62.1−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシク ロ〔4.3.0〕ノン−6−エン−3−イル〕−エチル−2(3H)−ベンゾイ ミダゾロン、 63.1−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシク ロ〔4.3.0〕ノン−6−エン−3−イル〕−エチル−インドリン−2−オン 、 64.1−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−アザビシク ロ〔4.3.0〕ノン−6−エン−3−イル〕−エチル−2(1H)−キノロン 、 65.3−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−2,4−(1 H,3H)−キナゾリンジオン、融点142〜143℃(フマル酸塩)、 66.5−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−2−メチルア ミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、融点63〜65℃、 67.3−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−2−メチル− 4H−ピリド〔1,2−a〕ピリミジン−4−オン、 68.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−2(1H)− キノロン、 69.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−2(3H)− ベンゾイミダゾロン、 70.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−インドリン− 2−オン、 71.3−β−〔エキソ−6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4 .3.0〕ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3H)−キ ナゾリンジオン、 72.5−β−〔エキソ−6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4 .3.0〕ノン−7−エン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3,6− ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 73.3−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3H) −キナゾリンジオン、融点103〜105℃、 74.5−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3, 6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、融点68〜70℃、 75.3−β−〔エキソ−6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4 .3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3H)−キナゾリンジ オン、 76.5−β−〔エキソ−6−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4 .3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3,6−ジメチル− 4(3H)−ピリミジノン、 77.6−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−7−メチル−5H−トリ アゾロ〔3,2−a〕−ピリミジン−5−オン、 78.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2(3H)−ベンゾイミ ダゾロン、 79.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−インドリン−2−オン、 80.1−β−〔エキソ−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2(1H)−キノロン、 81.3−β−〔エキソ−7−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4 .3.0〕ノン−8−エン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3H)−キ ナゾリンジオン、 82.5−β−〔エキソ−7−フェニル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4 .3.0〕ノン−8−エン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3,6− ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、融点75〜77℃(二塩酸塩xH2O) 、 83.3−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−8−エン−3−イル〕−エチル−2,4−(1 H,3H)−キナゾリンジオン、融点159〜162℃(フマル酸塩)、 84.5−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニ ル−1,5−シス−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−8−エン−3−イル 〕−エチル−2−メチルアミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン 、融点240〜243℃(二塩酸塩)、 85.3−β−〔7−p−フルオロ−フェニル−3−アザビシクロ〔4.3.0 〕ノン−1−エン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3H)−キナゾリン ジオン、融点75〜77℃、 86.5−β−〔7−フェニル−3−アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−1−エ ン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3,6−ジメチル−4(3H)− ピリミジノン、融点155〜157℃(二塩酸塩xH2O)、 87.5−β−〔7−p−フルオロ−フェニル−3−アザビシクロ〔4.3.0 〕ノン−1−エン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3,6−ジメチル −4(3H)−ピリミジノン、融点175〜177℃(二塩酸塩)、 88.3−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2,4−(1H,3H) −キナゾリンジオン、 89.5−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2−メチルアミノ−3, 6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 90.1−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−2(3H)−ベンゾイミ ダゾロン、 91.1−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕ノン−3−イル〕−エチル−インドリン−2−オン、 92.1−β−〔エキソ−7−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−3−ア ザビシクロ〔4.3.0〕1ン−3−イル〕−エチル−2(1H)−キノロン、 93.3−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−8−オキサ−3 ,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクト−6−エン−3−イル〕−エチル− 2,4−(1H,3H)−キナゾリンジオン、融点90〜92℃、 94.5−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−8−オキサ−3 ,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕オクト−6−エン−3−イル〕−エチル− 2−メチルアミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、融点231 〜233℃、 95.3−β−〔エキソ/エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス −8−オキサ−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−イル〕 −エチル−2,4−(1H,3H)−キナゾリンジオ ン、 96.5−β−〔エキソ/エンド−6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス −8−オキサ−3,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−イル〕 −エチル−2−メチルアミノ−3,6−ジメチル−4(3H)−ピリミジノン、 97.1−β−〔6−p−フルオロ−フェニル−1,5−シス−8−オキサ−3 ,7−ジアザビシクロ〔3.3.0〕−オクト−6−エン−3−イル〕−エチル −インドリン−2−オン、 98.6−β−〔6−フェニル−1,5−シス−8−オキサ−3,7−ジアザビ シクロ〔3.3.0〕−オクト−6−エン−3−イル〕−エチル−7−メチル− 5H−トリアゾロ〔3,2−a〕ピリミジノン−5−オン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C07D 487/04 144 9271−4C C07D 487/04 144 (72)発明者 リーリアネ ウンガー ドイツ連邦共和国 D―67065 ルートヴ ィッヒスハーフェン ヴォルシュトラーセ 129 (72)発明者 ハンス−ユルゲン テシェンドルフ ドイツ連邦共和国 D―67373 ドゥーデ ンホーフェン ゲオルク―ヌス―シュトラ ーセ 5 (72)発明者 トーマス ヘーガー ドイツ連邦共和国 D―68535 エーディ ンゲン―ネッカーハウゼン ラーテナウシ ュトラーセ 12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I 〔式中、 Bは、窒素原子1個および/または酸素原子1個および場合によれば二重結 合を有していてもよい3−、5−または6−員環であり、 R1は、ハロゲン原子、C1〜C4−アルキル、トリフルオロメチル−、ヒド ロキシ−、C1〜C4−アルコキシ−、アミノ−、モノメチルアミノ−、ジメチル アミノ−、シアノ−またはニトロ基により、モノまたはジ置換されていてもよい フェニル基を表し、 R2は、水素原子、C1〜C4−アルキル基、またはハロゲン、メトキシ、ヒ ドロキシたはアミノで置換されていてもよいフェニル基であり、 nは、数0、1、2、3または4を表し、 R3は、水素原子、ヒドロキシ−、C1〜C4−アルキルまたはC1〜C4−ア ルコキシ基であり、または隣接する炭素原子と一緒になってC=O−またはC= S−基を表し、 XおよびYは、炭素原子、CH−、CH2−、NH−またはC1〜C4−アル キル−N−基または窒素原子を表し、 Zは、直接結合、CO−基、CS−基またはその中の水素原子がヒドロキシ −、アミノ−またはC1〜C4−アルコキシ基またはハロゲン原子と交換されてい てもよいCH−あるいはCH2−基を表し、かつ Aは、水素原子、ヒドロキシ−、アミノ−、メルカプト−、C1〜C4−アル キルアミノ−、ジ−C1〜C4−アルキルアミノ−、C1〜C4−アルキルチオ−ま たはC1〜C4−アルコキシ基または隣接する炭素原子と一緒になってC=O−基 を表し、または Aは、Yと結合されたC3〜C4−アルキル基を表し、これは非累積二重結合 1個または2個を有していてもよく、かつCH−またはCH2−基中で、窒素− または硫黄原子またはNH−またはN−CH3−基により置換されていてもよく 、かつその際、環はフッ素−または塩素原子またはメチル−、メトキシ−、ニト ロ−またはアミノ基によりモノ置換されているか、またはベンゼン環の場合には 、これらはフッ素−または塩素原子またはメチル−、トリフルオロメチル−、ニ トロ−、ヒドロキシ−、メトキシ−、アミノ−、モノメチル−まはたジメチルア ミノ基によりモノまたはジ置換されていてもよく、 かつ、その際、式Iの右部分中の環は、窒素原子1において、C1〜C4−ア ルキル基を有し、かつ非累積二重結合1〜3個を有していてもよい〕のN− 置換3−アザビシクロアルカン誘導体、およびこれらの生理学的に許容性の酸と の塩。 2.疾患の治療への応用のための請求項1記載の式Iの化合物。
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