JPH09505175A - 駆動装置及びそのような駆動装置を具えているx線装置 - Google Patents

駆動装置及びそのような駆動装置を具えているx線装置

Info

Publication number
JPH09505175A
JPH09505175A JP8508589A JP50858996A JPH09505175A JP H09505175 A JPH09505175 A JP H09505175A JP 8508589 A JP8508589 A JP 8508589A JP 50858996 A JP50858996 A JP 50858996A JP H09505175 A JPH09505175 A JP H09505175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control system
drive device
drive
nominal
nominal position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP8508589A
Other languages
English (en)
Inventor
マルセル アントニウス ヘラルダス ボーム
Original Assignee
フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ filed Critical フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
Priority claimed from PCT/IB1995/000666 external-priority patent/WO1996007128A1/en
Publication of JPH09505175A publication Critical patent/JPH09505175A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 非常に大きいダイナミック速度レンジを有するモータ駆動装置が瞬時位置xaと名目位置xsとの間の差に基づいてモータ位置が再調節されるPID位置制御システム2,3を具えている。名目位置Xsの系列は速度制御ユニット5において名目速度vから決定される。系列内の連続する名目位置xs(t)は互いに対して一定の差Δxを示し、一定の間隔ΔtでPID位置制御システムへ提供される。この種の駆動装置は、例えば、X線装置のビームコリメータに用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 駆動装置及びそのような駆動装置を具えているX線装置 本発明は、モータ軸を有するモータと、名目位置にモータ軸を位置決めするた めのフィードバック制御システム、及び名目位置に入るための入力端子を具えて いる駆動装置に関するものである。本発明は、X線源及び調節できる絞り、ある いは前に配設された移動可能なシャッタを有するコリメータを具えているX線装 置にも関係している。 この種の装置は特開昭5-11850号の抄録から既知である。引用された明細書は 差動制御サイクルが速度に依存するスイッチによって変えられ、それ故に非常に 低い速度において円滑な運動を可能にする電気的制御システムを記載している。 多数の応用に対して移動が行われる速度を制御することが必要である。速度の 非常に大きい差が必要な場合には、この目的のために歯車箱が用いられる。X線 装置内のビームコリメータ内のリードシャッタの移動のために、充分に正確且つ 円滑な設定の小さい変化を実行するように及び時間の非常に短い期間内に大きい 変化を実行するように、要因3000のダイナミックレンジが要求される。既知の装 置においては歯車箱が必要になる。歯車箱は比較的大きい質量が動かされねばな らないと言う欠点があり、それはまた相当な大きさの空間を必要とする。この種 の機械的装置は歯車比が変えられる場合に位置決めの遊びと不正確さとの欠点を も有し、且つそれは付加的な保守も必要とする。 約要因1000以上の非常に大きいダイナミックレンジが、歯車箱の使用無しにそ れにより実現され得る駆動装置を提供することが、なかんずく本発明の目的であ る。 この目的のために、本発明による駆動装置は、前記入力端子が、ほぼ等しい時 間間隔を提供される名目位置の系列をフィードバック制御システムに供給するた めに配設された速度制御ユニットへ結合されており、連続して提供される名目位 置の間の差は実質的に同じ値を有することを特徴としている。モータ軸の遅い動 きは、先の名目位置に対する小さい差を毎回現す新しい名目位置を、毎回そのよ うに間欠的に入れることにより達成される。モータ軸は大きい差が入れられた場 合に高速で大きいレンジにわたって移動され得る。モータの速度は、二つの連続 する名目位置間の差を変えることにより、且つ時間間隔を変えることにより制御 され得る。 非常に遅い動きを可能にするために、本発明による駆動装置は、速度制御ユニ ットが、二つの連続する名目位置に、提供された位置の系列から、名目位置にモ ータ軸を位置決めするように駆動装置により要求される時間にほぼ等しい時間間 隔を提供するために配設されていることを特徴としている。モータが次の名目位 置が入れられる前に停止にならない場合には、円滑な動きが低速の場合にも可能 である。その時最低の可能な円滑な速度は、まだ行われているモータの動きに応 答する二つの連続する名目位置間の最小差により決定される。 本発明による駆動装置の別の実施例は、フィードバック制御システムが比例積 分微分(PID)制御システムであることを特徴としている。そのような制御システ ムは特性が周知である標準システムである。 本発明による駆動装置は好適には、フィードバック制御システムがディジタル 制御システムであることを特徴としている。アナログ位置制御の場合には、駆動 信号の最大値がモータの回転数を制限する。ディジタル制御の場合には、この制 限が駆動信号の基数を用いることにより除去され得るので、モータの回転数は制 限されない。 本発明による駆動装置は好適には、フィードバック制御システムが増分エンコ ーダを具えていることを特徴としている。増分エンコーダ、例えば光学エンコー ダの使用が、そのようなエンコーダが非常に正確であり且つそれのレンジが制限 されないので有利である。 本発明による駆動装置はX線装置のコリメータ内のシャッタの移動のために好 都合に用いられ得る。 これらの及びその他の、本発明のもっと詳細な態様を、図面を参照して、実例 によって、以下に詳細に説明しよう。 図において、 図1は本発明による駆動装置を図式的に示しており、 図2はアナログフィードバックシステムにおける時間の関数としての名目位置 を示しており、 図3はディジタルフィードバックシステムにおける時間の関数としての名目位 置を示しており、且つ 図4は本発明によるX線装置を示している。 図1は本発明による駆動装置を図式的に示す。負荷Lを駆動するための、直流 モータ又は交流モータであってもよい、モータ1がPID制御システム2から発生 するモータ電流Imにより付勢される。PID制御システムにおいては、モータ電流 Imの値が、モータ軸の瞬時位置xaと名目位置xaとの間の差に比例する入力信 号に基づいて決定される。xaとXaとを表現している信号の間の差は、微分回路 3おいて決定される。モータ軸の瞬時位置は、例えばモータ軸上に取り付けられ た回転エンコーダ4によって測定される。この位置測定はモータ軸上のみで実行 され得るのではなく、負荷Lの移動を測定することによっても実行され得る。 本発明によると、モータ軸の速度は、速度制御ユニット5における名目速度v から、異なる瞬時tにおいて微分回路3へ提供される名目位置xs(t)の系列を 決定することにより制御される。名目速度vから、増分Δx及び時間間隔Δtが 速度制御ユニット5において、例えばマイクロプロセッサ6内で決定される。こ れら二つの値は、例えば位置発生器7において、互いに対して一定の差Δxを現 し、且つ一定の時間間隔Δtを微分回路3の名目位置用の入力端子へ続いて印加 される名目位置xs(t)の系列へ次に変換される。かくして、平均速度Δx/Δ t(=v)を有する移動が得られる。この速度の最大値は、最大モータ速度と、 負荷を有するモータのイナーシャによりまだ円滑である最低速度と、エンコーダ の分解能、及び移動がまだ起こるΔxの最小可能値により決められる。ディジタ ルシステムの場合には、若し必要ならば、より大きい数の異なる平均速度が、Δ xとΔtとの値を一定に維持する代わりに、ΔxとΔtとの双方又はいずれか一 方の値を変えることにより実現され得る。名目速度vが変えられる場合は、Δx とΔtとの双方又はいずれか一方の値がマイクロプロセッサ6により変えられる だろう。 遅いが円滑な動きのためには、なるべくΔxの可能なかぎり小さい値が用いら れ、Δtは所望の速度をえるように変えられる。高速に対してはΔtと同時にΔ xが変えられ得る。高分解能回転エンコーダを用いることにより、毎分1回転以 下の速度が、最大速度が毎分約8000回転を数えるモータに対して実現され得る。 回転当たり1500ラインを有するエンコーダを用いる場合には毎分0.3回転が可能 である。 図2はアナログ制御システムに対する名目位置xsと時間tとの間の関係を示 している。速度は線の傾斜により表現される。アナログ制御システムにおいては 名目位置xsは電圧により与えられ且つ電圧が無制限に増加できないことで制限 される。この電圧が電圧の最大値に達した場合には、モータは停止する。それ故 に、好適にはディジタル制御システムが用いられ、そのシステムでは名目位置が エンコーダ4の回転の整数を法として入れられ得る。 図3はディジタルシステムに対する時間tの関数として名目位置xsを示して いる。ここで、時間は、例えば5ms毎の持続期間の多数のクロックパルスとして 表現され得て、位置は多数のエンコーダ増分として表現され得て、1回転は典型 的なエンコーダに対して1000〜2000増分に対応している。二つの名目位置間の増 分の数の増加は速度の増加を意味し、時間間隔内のクロックパルスの数の増加は 速度の減少を意味する。 本発明による駆動装置は、正しい位置決めと大きいダイナミック速度レンジと の組み合わせが望ましい場合に好都合に用いられ得る。これは、例えばプロッタ ー、ウェーハステッパ、電子構成部品用取り付け機械、等の場合である。X線装 置における特定応用が図4に示されている。 図4はX線ビーム11を発生するX線源10を示している。X線ビーム11がX線検 出器13、例えば写真板、光増幅器の入口スクリーン、又は半導体検出器上に患者 12の陰影映像を形成する。X線映像の形成の間には形成されるべき映像へビーム 11の断面を適合させることが必要であり、残りのX線は、例えば患者の一部を遮 蔽するため又は検出器13の局部的過大露出を防止するために、停止されねばなら ない。遮蔽はX線源10の近くに配設された、且つモータ14cによって移動され得 る多数の移動できるリードシャッタ14a及び14bを具えているコリメータ14によ って達成される。正しいシャッタ調節はX線源10へのコリメータ14及び患者11か らの距離の差から生じる増加計数の故に、シャッタの遅く且つ制御された駆動が 必要である。一つの可能なモータ速度は毎分2.5回転である。これに反して、例 えば露出に対する新しいフォーマットが調節される場合に、標準設定へのシャッ タの移動はX線装置の他の部分の調節よりももっと時間消費してはならない。こ のことが毎分約8000回転のモータ速度を必要とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.モータ軸を有するモータと、名目位置にモータ軸を位置決めするためのフィ ードバック制御システム、及び名目位置に入るための入力端子を具えている駆動 装置において、前記入力端子が、ほぼ等しい時間間隔を提供される名目位置の系 列をフィードバック制御システムに供給するために配設された速度制御ユニット へ結合されており、連続して提供される名目位置の間の差は実質的に同じ値を有 することを特徴とする駆動装置。 2.請求項1記載の駆動装置において、速度制御ユニットが、二つの連続する名 目位置に、提供された位置の系列から、名目位置にモータ軸を位置決めするよう に駆動装置により要求される時間にほぼ等しい時間間隔を提供するために配設さ れていることを特徴とする駆動装置。 3.請求項1又は2記載の駆動装置において、フィードバック制御システムが比 例積分微分(PID)制御システムであることを特徴とする駆動装置。 4.請求項1〜3のうちのいずれか1項記載の駆動装置において、フィードバッ ク制御システムがディジタル制御システムであることを特徴とする駆動装置。 5.請求項1〜4のうちのいずれか1項記載の駆動装置において、フィードバッ ク制御システムが増分エンコーダを具えていることを特徴とする駆動装置。 6.X線源及び請求項1〜5のうちのいずれか1項記載の駆動装置により駆動さ れる、それの前に配設された移動出来るシャッタを有する、調節できる絞り、又 はコリメータを具えている、X線装置。
JP8508589A 1994-09-01 1995-08-21 駆動装置及びそのような駆動装置を具えているx線装置 Ceased JPH09505175A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL9420250 1994-09-01
NL94202500.8 1994-09-01
PCT/IB1995/000666 WO1996007128A1 (en) 1994-09-01 1995-08-21 Drive and x-ray device comprising such a drive

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09505175A true JPH09505175A (ja) 1997-05-20

Family

ID=19865170

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8508589A Ceased JPH09505175A (ja) 1994-09-01 1995-08-21 駆動装置及びそのような駆動装置を具えているx線装置
JP8509337A Pending JPH09504938A (ja) 1994-09-01 1995-08-23 ディジタル的に可変の相互コンダクタンスを有する相互コンダクタンス増幅器並びに可変利得段及びこのような可変利得段を具える自動利得制御回路

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8509337A Pending JPH09504938A (ja) 1994-09-01 1995-08-23 ディジタル的に可変の相互コンダクタンスを有する相互コンダクタンス増幅器並びに可変利得段及びこのような可変利得段を具える自動利得制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JPH09505175A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034959A (ja) * 2000-05-19 2002-02-05 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 位置決めの正確性と繰り返し精度を向上させた可変自己補償式移動止め制御システム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189413A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Niigata Seimitsu Kk 自動パワー出力制御回路
JP4710849B2 (ja) * 2007-02-27 2011-06-29 ソニー株式会社 増幅回路、受信機および受信機用ic
US8212619B2 (en) * 2009-07-23 2012-07-03 Qualcomm, Incorporated Split-biased current scalable buffer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034959A (ja) * 2000-05-19 2002-02-05 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 位置決めの正確性と繰り返し精度を向上させた可変自己補償式移動止め制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09504938A (ja) 1997-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0718268U (ja) エンジン速度測定装置
SU822772A3 (ru) Устройство дл регулировани синхронногоХОдА зубООбРАбАТыВАющЕгО CTAHKA
US4320330A (en) Apparatus and method for determining step motor drive pulse timing by rotor displacement
US4245298A (en) System for creating a servo control signal
SU656550A3 (ru) Машина дл автоматического измерени профил поперечного сечени зуба и винтовой линии поверхности зуба зубчатого колеса
EP0727059B1 (en) Drive and x-ray device comprising such a drive
JPH09505175A (ja) 駆動装置及びそのような駆動装置を具えているx線装置
US4227150A (en) System for indicating measured values
KR930002719B1 (ko) 인코더 출력의 정확도를 증가시키는 방법 및 장치
EP0571759A2 (de) Kontrollierte Mikroschrittsteuerung für einen Schrittmotor
US4642542A (en) Velocity control systems
US3893011A (en) Numerical control system controlling a machine and provided with a system for compensating a position-error in the numerical control of the machine
DE69726460T2 (de) Verfahen und gerät zur steuerung der linearen geschwindigkeit zwischen einenoptischen kopf und eine rotierende scheibe
JP2670871B2 (ja) フレキシブル・フィードバック方法
JP2001004320A (ja) 駆動列のバックラッシュを測定する方法および装置
JPH02130538A (ja) 測量写真の撮影カメラ用のシヤツタ
US4095157A (en) Digital servomechanism control system
JP2602096B2 (ja) リニヤパルスモータ駆動制御装置
EP0200314A2 (en) Electric motor control system
JPH04136704A (ja) 位置検出装置
US4914474A (en) Speed control for film and document transport drives in a microfilm camera
DE4200607A1 (de) Verfahren und schaltungsanordnung zur steuerung eines elektromotors
JPS5844783B2 (ja) 経編機の柄出し装置の為のガイドバ−補正装置
JPS61286664A (ja) 移動体の駆動制御装置
JPH0449045B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20050926

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051108