JPH09502254A - 粒子分析のための改良型粒子センサ及び方法 - Google Patents

粒子分析のための改良型粒子センサ及び方法

Info

Publication number
JPH09502254A
JPH09502254A JP6510412A JP51041294A JPH09502254A JP H09502254 A JPH09502254 A JP H09502254A JP 6510412 A JP6510412 A JP 6510412A JP 51041294 A JP51041294 A JP 51041294A JP H09502254 A JPH09502254 A JP H09502254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
mirror
sensor
particles
particle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6510412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3436539B2 (ja
Inventor
クライケバウム,ゲルハード
チャンドラー,ディヴィッド,エル.
Original Assignee
ヴェンチュアダイン,リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴェンチュアダイン,リミテッド filed Critical ヴェンチュアダイン,リミテッド
Publication of JPH09502254A publication Critical patent/JPH09502254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3436539B2 publication Critical patent/JP3436539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/47Scattering, i.e. diffuse reflection
    • G01N21/49Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid
    • G01N21/53Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid within a flowing fluid, e.g. smoke
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume, or surface-area of porous materials
    • G01N15/02Investigating particle size or size distribution
    • G01N15/0205Investigating particle size or size distribution by optical means, e.g. by light scattering, diffraction, holography or imaging
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
    • G01N21/64Fluorescence; Phosphorescence
    • G01N21/645Specially adapted constructive features of fluorimeters
    • G01N2021/6463Optics
    • G01N2021/6469Cavity, e.g. ellipsoid

Abstract

(57)【要約】 粒子センサ(10)はマスク等により遮られぬミラー空洞部(79)を有する。光検出装置(75)は前記ミラーの第二次焦点(16)に配され、該ミラー空洞部(79)の充分外側にある。別種の粒子センサにはビーム・スプリッタ(105)と第二光検出装置(77)とが含まれ、より大きな粒子(29)を検出すべく改良がなされている。第二の実施例には光ビーム(31)に沿い片寄りを設けて配した一組の楕円形ミラー(11a、11b)が含まれる。第二ミラー(11b)で反射した光はレーザー装置電力の変動とガス分子(161)により散乱された光だけを表す。前記ミラーから光が反射された結果、形成された信号は第一ミラー(11a)が形成した信号から差し引かれ、微粒子(29)の分析に有用な比較的「クリーン」な信号が得られる。もう一つの別種粒子センサにはガス分子(161)によって散乱された光を集光する結像システム(209)が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】 粒子分析のための改良型粒子センサ及び方法関連出願 本出願は現在放棄されてはいるが、1993年1月22日に出願された特許出 願第08/007,958号の一部継続出願である。発明の技術分野 本発明は一般に空気の品質に関するが、より詳細には、空気によって運ばれる 粒子を分析する装置に関する。発明の技術的な背景 流体の流れ、例えば、空気の流れに連行した粒子により散乱された光の検出に は粒子カウンタと粒子センサが使用される。このようなカウンタとセンサは、例 えば、部屋からエアー(連行粒子と共に)を引き込み、このエアーをチューブに 沿って流し、照明されたセンサの「観察体積部(VIEW VOLUME)」内 を通過させ、連行粒子の数とサイズについての情報を求める。このような情報は 光が観察体積部内部を進行するときに連行粒子によって「散乱された」極く少量 の光の分析から結果的に得られる。 あるタイプのセンサでは密封透明チューブ内部に粒子連行エアーを流す。別種 タイプのセンサでは一つのチューブから開放空間を介し別なチューブに特定の流 速(多くの場合、毎分当たりの立方フィートで測定)でエアーと連行粒子とを「 投射(project)」する。後者タイプのセンサには光の散乱と集光を阻害する管壁 (いかに透明度の高いものであっても)は存在しない。即ち、粒子が開放空間を 「飛ぶ」ときに粒子は微小 径の光ビームにより短時間照明される。 別な用途では、粒子センサを内蔵する粒子カウンタは、ある特定量の空気、例 えば、1立方メートル中の空気に存在する粒子の数とサイズに関する情報を形成 することでエアーの品質測定値を求めることに使用される。人間の観察でクリー ンに感じられる事業所、製造施設等の作業環境でもかなりの数の空気によって運 ばれる粒子を取り込んでしまうことがある。その内部空間を占有する人間にとっ ては、このような粒子は普通、厄介な問題にはならないが、ある種の製造運転を 実行する上で現実の問題となる。 例えば、半導体や集積回路チップはエアーが非常によく濾過された公知の「ク リーン・ルーム」で製造される。実際に、クリーン・ルームは普通、周囲環境か らの粒子を連行したエアーが内部に浸入せぬよう極めてクリーンなエアーを使用 し、僅かに加圧されている。しかも、半導体/集積回路チップ製造産業では製品 のサイズが益々小さくなってゆく傾向にある。製造時に製品に混入される小さな 異物粒子は不慮の欠陥が生じる原因となったり、取引先への出荷前であっても、 即座に不良品としてはねられてしまう製品が作り出されることになる。空気によ って運ばれる粒子の数とサイズを従来の許容レベル以下に確実に下げるようにす るため、サイズ微小化の継続的進行に対応してクリーン・ルーム環境(および関 連する各測定装置)の改善が求められる。こうした条件に関し、公知の粒子カウ ンタと粒子センサは完全に満足すべきものではなかった。 米国特許第4,606,636号(Monin、その他)には密閉チューブ「 観察体積部」の内部に粒子を導入する粒子分析装置が記載されている。放物面反 射体が提示され、楕円面反射体が解説され、ミラー空 洞部はマスクで遮られている。粒子搬送チューブでの光の屈折は予測し難く、こ のため装置の光学系は一層複雑な構成にすることが必要になる。米国特許第4, 523,841号(Brunsting、その他)には生物細胞の相の検査に用 いたシステムが記載されている。このシステムには楕円面反射体と、広領域検出 器と、「円錐形」タイプの光トラップとが使用されている。米国特許第4,18 9,236号(Hogg、その他)には血球等の相の分析に用いた放射線コレク ターが記載されている。このようなコレクターには例えば細胞によって散乱され 、検出器が受光する前に二度反射された光が用いられる。米国特許第3,248 ,551号(Frommer)には埃や花粉のような微粒子を検出する光学装置 が記載されている。 公知の粒子カウンタとセンサの別な短所は、例えば、0.1ミクロン及びそれ 以下の微粒子を検出しようとするとき、あるいは比較的大流量体積、例えば、毎 分1立方フィートの空気の流れに存在する粒子を検出しようとするときに顕著に なる。粒子が非常に微細であること及び/又は、粒子が比較的高速で移動するこ と(その結果、照明中の観察体積部の内部を高速で通過する)のために、この粒 子は光をごくわずかしか反射し散乱させない。検出され、正確に測定できるこの ような光の量は往々にして既存のセンサと検出器の解像度限界と検出感度限界に 近似する値か、それ以下である。しかも、当然のことながら、検出器はレベルの 低い固有のノイズを発する。 この問題を解決する一見尤もらしい方法は光ビームの強度を大きくすることで 微粒子及び/又は高速移動粒子により反射され散乱された光の量を増大させるこ とである。より大きな強度の光源を用いると、より高いレベルの偶発電子ノイズ 又は「ショット」ノイズが発生するため、こ うした努力は意図とは遥かにかけ離れた逆な結果がもたらされることは証明済み である。そして、光ビームの強度が更に大きくなるにつれ、ガス分子によって散 乱される光の量は粒子が観察体積部の内部に存在すると否とに関わらず増大する 傾向がある。ショット・ノイズとガス分子によって散乱される光の量の増加は粒 子散乱光の効果を一部又は全体的に不明瞭にする傾向がある。 問題を一層複雑にするのはレーザー光源に於いて動作時に僅かではあるが出力 電力が変化する傾向がある。その結果、ガス分子により散乱される光の量は電力 の変動に伴い変化する。微粒子を大きな流速で検出するために用いた高出力レー ザー装置の場合、このような出力の変動はショット・ノイズ又は電子検出装置に 固有なノイズよりも遥かに大きな値になる。以上の各現象のために達成し得る検 出感度は大幅な制約を受けることになる。 微粒子によって散乱される光の大きな百分比量を集めて分析し、光源に於ける 出力電力の変動とガス分子による光の散乱からの影響を解消する上で役に立つ改 良型の粒子センサは当該分野では重要な技術の進歩となろう。発明の概要 本発明は空洞部と、長軸と、この長軸に沿った第一次及び第二次焦点とを有す る楕円面ミラーを備えたタイプの粒子センサに於ける改良である。この粒子セン サにはある波長を有し、第一次焦点に交差するビーム軸に沿って延びる光の粒子 照明ビームが含まれる。センサの「観察体積部」の内部には入口チューブから粒 子が導入され、出口チューブでは観察体積部の内部を通過した粒子を回収してい る。 この改良型センサではミラー空洞部はマスク等によって遮られること はなく、一次光検出装置はミラー空洞部の充分外側に位置する第二次焦点にある 。この光検出装置は、微粒子が光ビーム内を通過するときに、この粒子によって 散乱する低エネルギー強度の光等を検出するよう「最適化」されている。更に詳 しく述べるならば、この光センサは約0.05ミクロンのサイズまで粒子を検出 する。 微粒子は観察体積部の内部、例えば、光ビームと粒子通過路とが交差する非常 に狭い通常円筒形をした領域を通過する。前記改良型センサの場合、観察体積部 は無境界の空間領域、例えば、粒子搬送チューブ又は同様な構造体の壁部と境を 接しない領域である。粒子はチューブによりそこを通してガイドされるというよ りはむしろ発射体のようにこの領域内を「飛ぶ」。センサをこのように構成する と、最大サイズが光の波長よりもかなり小さな粒子の検出が効率よく行われる。 本改良型のセンサでは、ビーム軸とミラーの長軸とが約90°の夾角を画定し 、このような各軸は、好適には、粒子通過路に対し90°の角度を成すことであ る、即ち各軸と粒子通過路は直交する。しかし、各軸と粒子通過路は相互に対し 垂直である必要はなく、僅かな非垂直度であれば採用することができる。即ち、 粒子通過路とミラーの長軸と、前記の二軸相互及び/又は前記両軸と粒子通過路 とに於けるように粒子通過路とビーム軸とが90°以下の夾角を画定できる。 非常に好適な実施例に於いて、センサは拡大した粒子検出エリアを有する。即 ち、このセンサでは一次検出装置が検出するようなビーム波長の約60〜65% のサイズよりも大きな粒子が検出される。従って、センサにはビーム・スプリッ タ(分割)・プレートと二次検出装置をも含めることができる。二次検出装置は ビーム・スプリッタ・プレートで反射した光を受光し、そのため、センサのより 大きな粒子を検出する機能 が改善される。好適には、ビーム・スプリッタ・プレートと二次検出装置がミラ ーの長軸と一致し、ビーム・スプリッタ・プレートが前記検出装置間にあること である。 光トラップ装置は粒子に衝突せずに、従って、粒子が反射しない光を「捕捉」 する。本発明の他の態様に於いて、光トラップ装置は光ビームの波長を有する光 を吸収する一次プレートから成る。非常に好適な実施例に於いて、このプレート は規格の帯域波長範囲を有する光帯域フィルタから成り、光ビームの波長はこの ような波長範囲外にある。一次プレートで反射される極く僅かな量の光を吸収す るために二次プレートも含めることができる。 光の「捕捉」がミラー空洞部の外部で行われるとき、検出装置回路系に電子「 ノイズ」を他の態様に発生させる可能性もある迷光量が減少することは既に確認 されている。従って、プレートが一枚であれ、二枚であれ、光トラップ装置はミ ラー空洞部の外部に配される。少なくとも一次プレートは光ビーム軸に対し角度 をなして方向設定し、吸収されなかった光が反射してミラー空洞部に戻るのを防 止する。 本発明センサの第二の実施例は微粒子、特に流速の大きなエアー流に連行され た微粒子の検出と分析(例えば、微粒子のサイズと数の決定)に特に便利である 。この第二の実施例では、空気によって運ばれる粒子とガス分子とによって散乱 された光を集める第一の装置を備え、しかも、実質上、ガス分子だけで散乱され た光を集める第二の装置も設備されている。 前記第一の装置には観察体積部にほぼ一致する第一次焦点と長軸とを有する楕 円形光反射第一ミラーが含まれる。前記センサには各装置に用意された第一、第 二検出装置がある。ミラーで反射された光は第一出力 信号を形成する第一検出装置上に入射し、第二の装置で反射された光は第二出力 信号を形成する第二検出装置上に入射する。前記センサには前記の各信号を差し 引く回路が含まれる。 別種の第二の実施例に於いて、前記第二の装置は少なくとも一個のレンズを有 する結像形成システムから成る。このレンズは空気によって運ばれる粒子とガス 分子とによって散乱された光を集める。前記第二の装置の検出装置には中央部分 と、レンズが集光した光の一部がこの中央部分に入射するのを防止する不透明マ スクとが用意されている。発明の詳細な説明で述べたように、マスクで「遮られ る」光は実質上ガス分子のみで反射される光よりはむしろ粒子とガス分子とで反 射される光である。ガス分子のみで反射する光は前記検出装置への入射が許容さ れる。 もう一つの別種第二の実施例に於いて、前記第二の装置は観察体積部から変位 させた、好適には光ビーム軸に沿って変位させた焦点を有する第二ミラー(好適 には、長軸をもつ楕円形)を備える。この第二ミラーはガス分子で散乱した光を 反射する。前記センサには第一、第二検出装置があり、非常にに好ましい構成に 於いて、前記第一検出装置は第一ミラーの長軸に一致し、前記第二検出装置は第 二ミラーの長軸に一致する。 第二の実施例に於けるセンサの更に別の各態様に関して、前記第一光検出装置 は空気によって運ばれる粒子とガス分子とで散乱した光を受光し、他方、前記第 二光検出装置は実質上ガス分子のみで散乱し、前記第二ミラーが反射した光を受 光する。各検出装置は出力信号(第一、第二の各信号)を形成し、第一、第二の 両出力信号には(a)ショット・ノイズ(以下に説明)と、(b)偶発検出装置 ノイズと、(c)レーザー装置電力の変動から生じる成分が含まれる。減算回路 は第一出力信号からレーザー装置電力の変動から生じる第二出力信号の変動成分 を差し引 く。 以下に詳しく説明するように、レーザー光源からは必ずしも一定した強度の光 が出力されない。これはレーザー装置電力が恐らく1パーセント程の僅かな部分 だけが変動し、光強度がこの変化に従い変動するためである。前記第一検出装置 が受光した光(粒子とガス分子とによって散乱したもの)と前記第二検出装置が 受光した光(ガス分子のみで散乱したもの)は共に「散乱信号」強度に見られる 同量の変化からレーザー装置電力に以上のような変動のあることが確認される。 各前記検出装置からの信号は散乱信号強度の変動分を排除する(分析しようと するもので、検出装置で形成された信号から)ために減算回路で処理される。回 路の名称から判るように、ガス分子のみで散乱した光から形成される信号を「差 し引く」ことで減算回路は減算処理を行う。従って、レーザー装置電力の変動か ら生じる散乱信号に於ける変分を実質上含まぬ出力信号が減算回路から送出され る。即ち、このような出力信号は実質上、(以下に説明する僅かな例外はあるが )空気によって運ばれる粒子により散乱された光のみを表している。 更に詳しくは、第二の実施例の改良型粒子センサには光ビーム軸に交差し、こ れにより光ビーム軸をもつ観察体積部を決定する粒子流路がある。このような観 察体積部の一般的な形状が図面に図解されている。 好適な個々のミラーは楕円形をしたもので、それぞれ長軸と第一次、第二次焦 点とを有する。それぞれのミラーの長軸は、好適には、相互に実質上平行である ことである。非常に好適な構成のセンサ第二の実施例では、第一、第二検出装置 はそれぞれ実質上第一、第二ミラーの第二次焦点に配されている。 本発明の他の態様には光ビームで照明された粒子を分析する方法が含 まれる。このような方法には粒子とガス分子により散乱された光の第一量を集光 するステップと、実質上ガス分子だけで散乱された光の第二量を集光するステッ プとが含まれる。観察体積部に於けるような第一の場で散乱する光の第一量は好 適にはこの第一の場に第一次焦点を有する第一ミラーから前記散乱光を反射させ ることで集光する。第二の場で散乱する光の第二量は、好適には、この第二の場 に焦点をもつ第二ミラーから前記散乱光を反射させて集光する。 この方法には、また、第一光量を表す第一信号を形成するステップと、第二光 量を表す第二信号を形成するステップと、前記の各信号を差し引いて分析しょう とする粒子により散乱された実質上散乱光だけを表す「クリーン」な出力信号を 形成するステップとが含まれる。 第一信号形成ステップには好適には、第一ミラーから散乱光が前記ミラーの第 二次焦点にある第一検出装置に反射されるよう、第一次焦点と前記第二次焦点と を有する楕円形の前記第一ミラーを位置決めするステップが含まれる。同様に、 第二信号形成ステップには、好適には、第一次、第二次焦点を有する楕円形の第 二ミラーを準備し、この第二ミラーから前記ミラーの前記第二次焦点にある第二 検出装置に散乱光が反射されるよう前記第二ミラーを位置決めするステップが含 まれる。 楕円形のミラーが好ましいが、条件に適した合焦特性又は結像特性を有する別 タイプの反射光集光システムを本発明の実施に用い得ることを理解すべきであり 、このような集光システムは本発明の技術範囲内にあると考えられる。本発明に ついての更なる詳細は付属図面に関して行われた以下の詳細な説明に述べられて いる。発明の目的 本発明の目的は従来技術の抱える問題と欠陥の幾つかを克服した改良 型粒子センサを提供することである。 本発明の他の目的は微小空気中浮遊微粒子の検出に役立つ改良型の粒子センサ を提供することである。 本発明の更に他の目的は一度反射した光を活用し、これにより信号強度を改善 するするもので、風媒の微粒子の検出に役立つ改良型の粒子センサを提供するこ とである。 本発明の他の目的はより大きな空気中浮遊微粒子を検出するべく検出範囲を拡 大した改良型粒子センサを提供することである。 本発明の更に他の目的はサイズが1ミクロンの端数値で与えられる粒子を検出 する改良型粒子センサを提供することである。 本発明の他の目的はレーザー装置の出力電力変動による影響を解消するのに役 立つ改良型粒子センサを提供することである。 本発明の更に他の目的は改良された小粒子検出感度をもつ改良型の粒子センサ を提供することである。 本発明の更に他の目的は未反射光を効率よくトラップする改良型の粒子センサ を提供することである。 上記の各目的とそれ以外の目的をいかに達成するかは図面に関して行った以下 の説明から明らかになろう。図面の簡単な説明 図1は改良型センサが有する一定の相を等長の空間で表示したもので、パーツ の表示は省略してある。 図2は図1の観察軸2−2の斜視図から見たもので、幾つかのハウジング要素 を含み、明快な提示のため他の要素は省略した改良型センサの断面図である。 図3は図2の観察軸3−3の斜視図から見た改良型センサの端部正面 図である。 図4は帯域光フィルタの特性をグラフ表示したものである。 図5は図3に示す図に類似する改良型センサの図で本明細書に記述した角度の 関係が解説している。 図6は図2に示す図に類似する改良型センサの図で本明細書に記述した角度の 関係を解説している。 図7は図2に示す図に類似する改良型センサの断面を示す側面図で、前記セン サの別種第一の実施例が解説されている。 図8は図2に示す図に類似する改良型センサの図で、個々のパーツを分解して 提示し、前記センサの更にもう一つの別種第一の実施例が解説されている。 図9は観察体積部を形成する光ビームと粒子通過路との交点を空間的に示す図 である。光ビームと粒子通過路は破線輪郭ラインで示し、長さが短縮されている 。 図10は図2に示す図に類似する図で、光源として活性空洞型レーザー装置を 使用したセンサの更にもう一つの別種第一の実施例を示す。 図11は図2と同一の全体斜視図から見た図で、パーツの提示は省略し、二つ の反射ミラーを使用したセンサの前記別種第二の実施例が提示されている。提示 を明快にするため、パーツの記載は省略している。 図12は図11に示す観察軸12−12の斜視図から見た図11のセンサの図 である。 図13はセンサ・ハウジングと他のセンサ要素を記載した図11、図12のセ ンサのもう一つの図である。 図14は信号処理回路の簡略図である。 図15は簡略化した光の散乱線図である。 図16は活性空洞型レーザー装置から発せられた偏光を示す線図である。 図17は垂直偏光に対応する光の角度散乱強度を示すグラフである。 図18は平行偏光に対応する光の角度散乱強度を示すグラフである。 図19は一つの光反射システムと一つの光結像システムを使用したセンサのも う一つの別種第二の実施例を示す図である。提示を明快にするため、パーツの提 示は省略し、観察体積部は大きく拡大してある。 図20は図19に示すセンサの検出装置の一部の拡大図で、検出装置の一部を 遮蔽した不透明マスクが提示されている。好適な実施例の詳細な説明 改良型センサ10の各実施例を理解する一助に先ず図1〜図6を参照し、特に センサ10の若干の要素があたかも空間につり下げられたように示す図1を参照 する。これら要素の相対位置を正しく認識すると、上記以外の図に記載した内容 が容易に理解されよう。 センサ10にはミラー長軸13と、第一次焦点15と、第二次焦点16とを有 する楕円形ミラー11が含まれる。図1に於いて、ミラー11は理解を容易にす るため透明であるかのように提示した。事実、ミラー壁部19は剛性であり、不 透明で、その内面21は大きな反射性を有する。光源17からの光はミラー11 の壁部19に設けたビーム入口開口部23を通過する。同時に、サンプル・エア ー(例えば、部屋から吸引した)は入口チューブ25から出口チューブ27に到 るまで流動する。このエアーに連行された粒子29は光ビーム31の内部を通過 し、ミラーの反射面21に向けて光33aを散乱させる。ミラー11で一度反射 した光33bは第一次焦点35で収斂し、その結果形成された電気信号が分析さ れ、粒子29に付いての分析情報や、その他、例えば、粒子サ イズやエアーの体積測定値当たりの粒子数カウント値に関する情報が得られる。 粒子29による散乱を免れた光33cは一次、二次プレート39、41を有する 光トラップ装置37に吸収される。センサ10(以下説明する)の第二の実施例 の場合、光トラップ装置37に代えてヘリウム/ネオン活性空洞型レーザー装置 に反射出力ミラーが使われている。 特に、図2、図3を参照する。改良型粒子センサ10にはボデー壁部45と、 前部カバー及び後部カバー47、49を有し、多少細長く、通常円筒形をした中 空ボデー43が含まれる。壁部45の内面51にはミラー支持リング55が隣接 する階段形状部53が含まれる。階段形状部53はボデー43の長軸57と同心 であり、長軸57に通常垂直な面59を有する円を決定する。 リング55はボデー43の内部にきちんと収納され、リング/ボデーの相対的 な動きが防止され、楕円形ミラー11をショルダ前端に受け、確実に保持するた めの直径サイズを持つ階段状の通常円形をしたショルダ61がこのリングに含ま れる。階段形状部53と同様、ショルダ61はボデー43の長軸57に同心であ り、長軸57に対し通常垂直な面を有する円を決定する。前記ミラーには長軸5 7に通常一致する長軸13が含まれる。以下に説明する比較的小さな若干数の開 口部を別とすればミラー11はボデー43の内部を後部空間65と前部空間67 とに分割する。 ミラー11には共にミラー長軸13とボデー長軸57に一致する第一次焦点1 5と第二次焦点16がある。本明細書に於ける以下の各態様を理解する上で楕円 形ミラー11の公知特性についての簡単な説明が一助になろう。このようなミラ ー11にはその長軸13に沿った二つの焦点(焦点15、16のような)がある 。第一次焦点15で散乱を生じた光 線33aは第二次焦点16に反射される。 一つの好適な実施例に於いて、ミラー11は「フル・ジェネレーション(全一 体形成)、ハーフ・リフレクタ型」ミラーと呼ばれる。即ち、そのミラーの内側 反射面21は通常(その内部に形成された開口部23、24、103のような若 干数の小さな開口部がなければ)軸13を中心に楕円を360°回転させること で、あるいは軸を中心に360°の範囲に亘り楕円を形成し、次いで、前記の回 転等で得られる形状(フット・ボールの形状に類似)を面63に沿い、例えば、 軸13に垂直な面に沿って1/2に分割するすることで決定され、面端相互間に 位置決めされる。ミラー11は「フル・ジェネレーション」ミラーにする必要の ないことを理解する。即ち、それぞれが360°範囲以下に形成された(更に、 勿論のことではあるが、360°を超えぬ範囲までの合計値に形成された)一つ 又はそれ以上の区分ミラー11をフル・ジェネレーション・ミラーの代わりに使 用することができる。 それぞれ、ネジ付きのファスナ71を一個又はそれ以上使用してボデー43に 固定する複数の支持ブラケット69がボデー43の前部空間67の内部に取り付 けられている。各支持ブラケット69には半径内側方向に突起するアームがあり 、その各アームは共に機能して一次光検出装置35を含む検出装置取り付けアセ ンブリ73を支持する。第二次焦点16に一致する検出装置35の検出面76が ミラー軸13、ボデー長57に通常垂直になり、鏡面21で一度反射した光33 bをピックアップすべく後部に面して位置決めされるように各ブラケット69と 、検出装置取り付けアセンブリ73と、検出装置35とを配している。しかも、 この配列構成はボデー43の内部に僅かな真空を維持しながら、しかも検出面7 6が前記の位置まで調整自在に移動ができるようにしたもので ある。 検出装置35及び/又は検出装置77は比較的広いエリア又は「点状」の検出 装置で受けた光を受光し、この光に反応するような構造にできることを理解すべ きである。本明細書に採用されているように、「点状」なる用語は点に近い、又 は近似する非常に狭隘な「インパクト・エリア」内の検出面76で受けた光を検 出すべく「最適化」した検出装置(検出装置35又は二次検出装置77に類似) を指す。点状検出装置は高速で動作し、発生する背景ノイズのレベルが低く、し ばしば経費が安いため、多くの用途に用いられるセンサ10に使用することが好 ましい。 検出装置35も約0.8ミクロン又はこれよりも短い波長の光を受光すると電 圧信号を発生するように最適化されており、この最適化は好適には特定の光波長 に対して行う。検出装置35は粒子サイズと数に関する情報を得るために検出装 置電圧を用いる電子回路(図示省略)に接続していることを理解する必要がある 。好適な検出装置35はIR光源用のソリッド・ステート・フォト・ダイオード 又はブルー/グリーン・カラーの光源に適した光電子増倍管である。 好適な一実施例に於いて、ミラー11には光ビーム31がミラー空洞部79を 出入りするときに通過する一組のビーム用開口部23、24が含まれる。以下に 更に説明しているように、このようなビーム用開口部23、24は光源17から 放射され、光トラップ装置37まで進行する光ビーム31に対して心合わせされ ている。ミラー11には、また、入口チューブ25と出口チューブ27をそれぞ れ貫通させる一組のチューブ用開口部81、83が含まれる。 ミラー11のむしろ急角度に湾曲させた端部85の近傍に於いてボデー43に は光源用開口部87と光トラップ用開口部89が含まれる。こ れらの開口部87、89はボデー43の内部を通り、ミラーの第一次焦点15を 通過する光ビーム軸31aに心合わせしてある。光アセンブリ91は光源用開口 部87に近接させて取り付けられ、ある光合焦装置、例えば、適正なレンズ系9 3と共に光源17を内部に支持している。光がボデー43の内部に入り、粒子の 検出と粒子数のカウントに支障が生じぬよう、光アセンブリ91自体と該アセン ブリ91とボデー43の接合部は光漏れのない構成である。 多くの用途に活用する上で、レーザー・ダイオードは好適な光源であるが、こ れはサイズが比較的小さく、低い電源レベルで機能し、経費が比較的安く、しか も、以下に詳しく解説するように、観察体積部95の内部に於いて、通常、光強 度を均一にする出力特性をもつためである。光源17(検出装置35で検出され る反射光33bの原点)に代えて用いる製品の幾つかを例に引用すると、今日の 各赤外線レーザー・ダイオードは約0.78ミクロンの波長の光を発し、ヘリウ ム/ネオン・レーザー装置は約0.63ミクロン波長の光を放射し、アルゴン・ レーザー装置からの光は約0.5ミクロンの波長を有する。 そして本発明は本明細書に記載した各光源17と検出装置35、77に対する 用途だけに限定されるものではない。前文に述べたものとは別のタイプの光源や 検出装置も共に継続的に技術的な進歩が達成され、この進歩は本発明の範囲内に あると考えられよう。図1を考察する。光源17からの光は焦点に集中するため 、光焦点97はミラーの第一次焦点15と観察体積部95に一致する。図9に記 載する拡大図は光ビーム31と、粒子通過路99を決定するエアー流との交差に よって形成される観察体積部95の全体形状を理解する上で役に立つ。図9に於 いて、粒子29は大きなドットで表し、粒子29の近傍にあるガス分子161は 小さなドットで提示されている。 光漏れのないトラップ・アセンブリ37aはトラップ開口部89に取り付け、 このトラップ・アセンブリには光トラップ装置37が含まれる。改良型センサ1 0には独特なものと考えられ、非常に有効なトラップ装置37が使われている。 トラップ装置37は好適には、ある波長の、あるいは光源17から放射される光 の波長を含む波長範囲内の光を吸収する一次プレート39として実施される。大 変好適な実施例では、一次プレート39は厚さが約1mmのガラスで作成した光 帯域フィルタであるが、その意図する方式とは別な様式で用いられる。 図4を参照する。図に引用例として記載された一つの帯域フィルタは括弧「P 」で括って表した0.35〜0.6ミクロンの「帯域」範囲を有する構造である 。即ち、波長が光帯域範囲内の光の大部分は入射してフィルタを通過する。他方 、波長が0.7〜0.9ミクロン範囲(括弧「A」で表示)の大部分の光はフィ ルタを通過するよりはむしろ吸収されてしまう。 一次プレート39はミラー空洞部79の外部にあり、ビーム軸31aに対して は方向が角度設定されている。即ち、一次プレート39はビーム軸31aに対し 非垂直である。このような一次プレートの位置決めと方向設定によって大きな利 便が得られる。光トラップ装置37をミラー空洞部79の外部に位置決めするこ とで、一次プレート39からのいかなる反射光(いかなる場合でも非常に少量の 光)も事実上ミラー空洞部79に再度進入し、疑似光信号を形成するする機会は 与えられない。疑似光信号は電子検出回路内で電気的な「ノイズ」となる。そし て、角度を成した方向設定は反射光のミラー空洞部79内への再侵入を防止する 上で役に立つ。 もう一つの好適な実施例に於いて、光トラップ装置37には一次プレート39 からの反射光を吸収する二次プレート41も含まれる。光トラップ装置37の使 用目的は粒子29に当たらぬ光33cを「消し去る」ことであるため、二次プレ ート41は光ビーム31の波長に等しい波長の光を吸収するようなものが選択さ れる。 更に図3を参照する。入口チューブ25と出口チューブ27は分析のために空 気中浮遊微粒子29が進行する通過路99を形成する。各粒子29が入口チュー ブ25の末梢端101からチューブ外に出ると、観察体積部95の内部を通過し 、出口チューブ27に内部に引き入れられ(出口チューブ内の僅かな真空度によ って)、最終的に処分される。図1、図2、図3に記載する前記種別のセンサ1 0にあっては、通過路99はビーム軸31aとミラー長軸13に対し約90°の 夾角を決定し、通過路99とミラー長軸13及びビーム軸31aとはそのために 直角になると言われる。しかし、改良型センサ10はミラー長軸13及びビーム 軸31aと通過路99とが直角でなくても機能することができる。即ち、ミラー 長軸13及びビーム軸31aと通過路99のいずれか二つ、あるいはこれら総て は前記それぞれの軸と前記通過路相互間に90°よりも多少小さな夾角を決定す ることができ、それにもかかわらず本発明の範疇に属する。このような関係は図 5、図6に於いて大幅に誇張されている。 図7に記載する別種の第一の実施例では、入口チューブ25と出口チューブ2 7は共にミラー空洞部79の内部に突き出し、前者チューブはミラー端85にあ る小さな開口部103を貫通している。入口チューブ25と出口チューブ27と で規定される粒子通過路99同様、前記チューブ25、27はミラーの長軸13 に一致する。チューブ25、27は 直径が充分小さいため、ミラー空洞部79を遮ることはなく、殊に粒子29が散 乱させた光線33aの進行を著しく妨げることはない。チューブ25、27と他 のハードウエアのボデー43への接続は個々のアセンブリの付属装置37a、9 1と同様、周囲光がボデー43の内部に入らぬように行われることを理解する必 要がある。 図8に記載する更にもう一つの別種第一の実施例では、センサ10は粒子検出 範囲が拡大されている。即ち、センサ10はビーム波長の約60〜65%以下の サイズの粒子よりも大きな粒子29を検出することができる。センサ10には厚 さが1〜1.5mmなるオーダーで表される通常の光学的特質を有し、無被覆ガ ラスで形成した比較的平坦なプレートを有するビーム・スプリッタ105が含ま れる。ビーム・スプリッタ105は僅かなパーセント値、例えば、ビーム・スプ リッタ上に入射する光33bの4%を反射し、この反射光33bは二次検出装置 77に向かう。二次検出装置77は好適には粒子29からの反射光パルスを非常 に大きな値に「処理」するように選択したゲインの小さな検出装置であるため、 散乱が生じ、反射した光33a,33bは一次検出装置35の動的電圧範囲以上 になることが考えられる。前記プレートの厚さは受け入れ得るプレート・コスト と、両プレート面から光が反射するときに生じることのある「二重画像」問題が 実質上避けられるプレートとの間に於ける適度の妥協値である。 検出装置35、77は相互に対面し、ビーム・スプリッタ105は前記検出装 置相互間に位置決めし、ビーム・スプリッタ105と検出装置77は通常長ミラ ー軸13に対し垂直である。しかも、二次検出装置77はビーム・スプリッタ1 05で反射した光ビーム33dの焦点107に一致する位置にある。 動作時、「クリーン・ルーム」から引き込み、少なくとも数個の粒子を(必ず )連行したエアーは入口チューブ25の基部端109に流入し、出口チューブ2 7に入り、内部を通過する。粒子29が観察体積部95を通過するとき、光ビー ブ31は粒子29に当たり、このため光33aには散乱が生じる。散乱光33a のかなりの部分はミラー11に入射し、一度反射して一次検出装置35に達する 。その結果形成される電圧信号は公知の方法で分析され、粒子サイズと、例えば 、1立方メートルのクリーン・ルーム・エアーに含まれる粒子29の数とに関す る情報が得られる。 改良型センサ10の第一の実施例には若干数の長所がある。公知のセンサでは 、分析に備えミラーと検出装置とで「集光」した粒子散乱光のパーセント値は8 0%台の初期値から中間値に及ぶ。センサ10の第一の実施例では、散乱光の集 光で得られるパーセント値は90%台の初期値になる。しかも、大量の散乱光の 集光ができるとき、光ビーム31の強度を下げることができる。光ビーム強度を 下げ得ることは瑣末な事柄ではない。例えば、コストが$1000又はこれを超 える強度の大きな光源は並のコストとは言えない。必要とされる光ビーム強度を 適度に低減させることで、光源11のコストは10%程度下げることができる。 しかし、極めて小さな粒子が含まれる状況及び/又は速い流速を伴う状況から 強度の大きな光源が求められよう。これは粒子の粒度が低くなると光の反射面が 小さくなり、粒子の移動速度が大きくなれば光ビーム「内」に滞在する時間が短 くなるためである。粒度が小さいときでも、粒子の移動速度が高い場合でも、反 射光は少なくなり、光源の強度を高めることは反射光の強度を維持する上で有効 な方法である。反射光強度の維持が望まれる理由は活用できる検出装置が光を「 検出」できるよう 反射光の強度は充分大きなものでなければならず、検出によって形成される検出 装置信号は利用される処理回路等で分析され得るよう充分な強度をもたねばなら ぬためである。 光源17と光トラップ装置37に代えてマルチ・モード、活性空洞型ヘリウム ・ネオン・レーザ装置119が使用されていることを除外すれば、図10に記載 するセンサ10は通常図2のセンサに対応する。 レーザー装置119にはブルースター(Brewster)窓123からチュ ーブの外に出て、レーザー装置空洞部129を完成させている球形出力ミラー1 25まで進行する偏光を発する光源としてのプラズマ・チューブ121が設備さ れている。本タイプのレーザー装置では、チューブ121と、ブルースター窓1 23と、ミラー125は総て空洞部129の一部であり、この空洞部を決定して いることを理解すべきである。 ミラー125は通過路127に沿ってブルースター窓123に光を反射し、こ れにより、観察体積部95に於いて活用し得る光の強度が非常に高められる。図 解した光源17と光トラップ装置37の代わりに活性空洞部型レーザー装置11 9を備えたセンサ10を図5〜図7にそれぞれ記載する別種の構成を採用するこ とができることが理解されるべきである。 図11〜図13には改良型センサ10に於ける一別種の第二の実施例が記載さ れ、もう一つの別種第二の実施例は図19及び図20に関し以下に説明する。 第二の実施例にはレーザー装置電力の変動による影響を解消する特別の有用性 がある。センサ10にはビーム軸31aに沿って光ビーム31を走らせるマルチ ・モード、活性空洞型ヘリウム/ネオン・レーザー装 置119が含まれる。「三次元的」な考察によれば、粒子搬送エアー流動路13 1は図11に記載する図面の用紙から外部に伸び、図12の用紙に一致する。光 ビーム31とエアー流動路131との交差は図9に図解したように観察体積部9 5を画定する。粒子通過路99とエアー流動路131は内容が一致する一般に同 意語であることが理解されるべきである。 図13を参照する。センサ10にはプラズマ・チューブ121と出力ミラー1 25を支持するハウジング133が含まれる。ブルースター窓123はアクセス 開口部135aから見ることができ、一方、ミラー125はアクセス開口部13 5bから観察される。シリンダ137aはダブル0−リング構成のシール139 を有し、第二次焦点16に第二検出装置35aを支持している。同様に、シリン ダ137bは第二検出装置35bを支持している。エアー・パージ用継ぎ手14 1が用意されているため、ハウジング133は実質上無粒子のエアーで満たすこ とができブルースター窓123や出力ミラー125上に粒子が積もるのを防止す ることができる。 第一集光装置12として、センサ10には第一楕円形ミラー11aが含まれ、 前記ミラーの第一次焦点15と、第一の場とも呼ばれることもある観察体積部9 5は互いに一致する。光線33b(粒子29と粒子29の近傍に存在するガス分 子とによって散乱された)は第一ミラー11aで一度反射し、ミラー11aの第 二次焦点16にある第一検出装置35aに向かい、これに入射する。両焦点15 、16は前記ミラーの長軸13に沿って存在する。第一検出装置35aは第一出 力信号を形成し、この信号を用いる方法を以下に説明する。 第二集光装置14として、センサ10には第二楕円形ミラー11bも 含まれ、第二の場とも呼ばれることもあるこのミラーの第一次焦点15はビーム 軸31aに沿い変位し、従って、観察体積部95から一定の間隔がおかれた位置 になる。この第二の場を適切に呼ぶとすれば、「疑似観察体積部96」を当てる ことができる。光線(粒子ではなくガス分子によって散乱された)は第二ミラー 11bで一度反射し、ミラー11bの第二次焦点16にある第二検出装置35b に向かい、これに入射する。両焦点15、16は第二ミラー11bの長軸13に 沿って存在する。第二検出装置35bも同様、第二種出力信号を形成する。 以下の情報を参照し、第一ミラー11aは粒子29と近傍のガス分子161と の双方によって散乱された光を反射することを思い出せば以下の説明を理解する 上での一助となろう。他方、第一次焦点15を粒子通過路99から多少間隔をあ けている第二ミラー11bは粒子29で散乱された光は「集光」しない。しかし この第二ミラー11bは光ビーム31の通過路に存在するガス分子161で散乱 された光は反射しない。 背景情報に言及すると、現在利用できるエーザー装置の光源は電源出力が僅か に変動し、この変動に伴い光強度が変動する。第一検出装置35aが受光した光 (粒子29とガス分子161とで散乱された)と第二検出装置35bで集光した 光(ガス分子29のみで散乱された)は「散乱信号」の強度に同じ変化を示すこ とでレーザー装置電源に出力変動が生じることを証明している。しかし、レーザ ー装置電力の変動は高感度粒子センサの設計者が直面する唯一の問題ではない。 反射光の「検出」に用いた検出装置(検出装置35a、35bに類似)には光 子が偶発的に衝突する。光子の衝突は検出装置出力信号の品質を損なう一般に「 ショット・ノイズ」の呼ばれる好ましからざる低レベルの偶発電子パルス、即ち 、「ハッシュ」ノイズを検出装置に発生させる 原因となる。しかも、光子が検出装置に入射しなくとも、現在利用し得る検出装 置では光子を原因とした「ショット・ノイズ」とは区別されるもので、本明細書 で「検出装置ノイズ」と呼ぶ偶発電子ノイズが発生する。 図14は粒子29の検出に用いた信号処理回路163の構成図である。以下に 説明するように、ガス分子161で散乱された光の強度は動作期間中生じるレー ザー装置電力の僅かな変動と共に変化する。このような変動は現在公知のいかな るレーザー装置(レーザー装置119に類似)でも発生する。光ビーム31の内 部を速やかに移動する粒子29の露光は瞬間的であるため、電力の変動は特定の 粒子29について容易に感知し得るものではない。 第一複合波形165はレーザー装置出力電力の変動を表し(波形167には一 つのピーク169と一つの谷部171がある)、更に観察体積部95の内部に存 在するガス分子161で散乱された光も表している(波形167上、数個の低振 幅リプル173によって)。このような複合波形165には観察体積部95に於 いて、例えば、第一の場に於いて粒子29により散乱された光を表す短い期間の 「ブリップ」175も含まれる。このブリップ175は非常に短い期間であるが 、思い出されるように、通過路99に沿い比較的大きな速度で移動する粒子29 の観察体積部95内部滞在時間は極めて短いためである。第一複合波形165が 表す光は第一ミラー11から第一検出装置35aに向けて反射する。 第二複合波形165aも同様にレーザー装置出力電力の変動を表し(波形には 一つのピーク169aと一つの谷部171aがある)、更に疑似観察体積部96 内部のガス分子161により散乱された光をも表している(波形165a上、数 個の低振幅リプル173aによって)。し かし、第二複合波形165aには粒子29により観察体積部95の内部で散乱さ れた光を表す「ブリップ」175は含まれない。第二ミラー11bの第一次焦点 15は粒子通過路99から僅かに変位しているため、ガス分子161によって第 二の場(例えば、疑似観察体積部96の内部)で散乱が発生した光は第二ミラー 11bから第二検出装置35bに反射する。 光(複合波形165、165aで表す)は検出装置35a、35bにそれぞれ 入射し、線分177、179に沿ってそれぞれ伝播する出力信号Es,Enを前 記検出装置に形成させる。しかし、各検出装置は検出装置ノイズとショット・ノ イズを共に形成し、このようなノイズは小振幅の波線181によって表されるこ とを思い出されよう。従って、検出装置35a、35bからそれぞれ出力され、 線分177、179に沿って伝播する各信号には(a)レーザー装置電力の変動 から生じた変分と、(b)検出装置ノイズと、(c)ショット・ノイズとを表わ す特性がある。しかし、線分177に沿って伝播する信号だけには粒子29によ って観察体積部95の内部で散乱された光を表す特性、例えばブリップ175が ある。 ピーク169、169aと谷部171,171aが表す波形167、167a の変分には低振幅リプル173,173aの変分よりも大きな値があることに気 付かねばならない。この事実の意味するところは、レーザー装置電力の変動から 生じる変分は検出装置ノイズとショット・ノイズによるよりも粒子ブリップ17 5を「除去する(swampingout)」ことでセンサの感度を遥かに損な い易いことである。 図13を参照する。第一検出装置35aからの第一出力信号Esと第二検出装 置35bの第二出力信号Enは減算回路183に印加され、処 理される。この減算回路183(それ自体はよく知られている)は線分177上 を伝播する信号から線分179上を伝播し、レーザー装置電力の変動とガス分子 161によって生じた散乱とから生じた波形を「除去」する。その結果、減算回 路から線分185に沿って出力される信号「Es−En」は比較的「クリーン」 なもので、実質上空気中浮遊微粒子29(「ブリップ」175)だけで散乱され た光を表し、空気中浮遊微粒子29を表す信号の検出装置ノイズとショット・ノ イズ部分と比較し共に低レベルな検出装置ノイズとショット・ノイズを伴う。 センサ10に於ける第二の実施例についての更に技術的に高レベルな相の幾つ かに注目し、理解すべきである。例えば、ミラー空洞部187に於ける個々のガ ス分子161は同一の圧力が印加されており、ガス分子が観察体積部95に存在 しようが、疑似観察体積部96にあろうが、これに関わりなく同一のガス成分で ある。これにより、検出装置35a、35bに入射する光と各出力信号Es−E nに対するガス圧とガス成分の変動による影響が解消される。 しかも観察体積部95と疑似観察体積部96に於けるガス分子161はレーザ ー装置電力の変動が原因ともなり得るもので、ガス分子161に衝突する光の強 度に於ける同一の変動に曝される。即ち、ガス圧、ガス成分又は光強度の変動の ために出力信号Es,En又はEs−Enのいずれも「補正」する必要はない。 このため、センサ10の第二の実施例では約1CFMなる粒子の通過路流速と、 約0.1ミクロン又はそれ以下のもので、粒子通過路99に沿って流動する粒子 29の検出に特に適した高感度粒子カウンタの製作が可能になる。 下記の表は特定の粒子感度と粒子通過路流速の粒子カウンタの製作に役に立と う。 改良型センサ10の付加的な各態様を理解する上で以下の情報が有益である。 照明用ビーム31の波長を測定用の「物差し」として利用すると、公称値がこの ビーム波長に等しいか、僅かに大きいサイズの粒子29は前方、例えばビームの 「進行」方向とビームに比較的近い通過路に沿った方向により多くの光を散乱さ せる傾向がある。 ビーム波長に対し粒子29のサイズがより小さくなるにつれて、この粒子で散 乱が生じる光は前方と後方に寧ろ等しく散乱が生じる傾向であるが、それでもや はりビーム31に比較的近い通過路に沿って散乱が発生する。しかも、ビーム波 長の約25〜30%以下の粒子サイズの場合、横方向(前後方向よりは寧ろ)に 散乱する光の量は極めて少ない。 図2、図7に於いて、若干量の散乱光33aは矢印111で表す通過路に沿い 進行し、ミラー11には入射せず、従って、分析に備え検出装置35には反射さ れないことに注目されよう。光の波長に比べ、比較的サイズの小さな粒子29の 場合、粒子29が散乱させる光33aの大部分は、通常、矢印115で表すよう に前方又は後方に方向設定されることが全文の説明から、更に、図15から理解 されよう。比較的少ない量の光が矢印113a、113bで示すように横方向に 散乱される。従っ て、矢印113a、113bで提示する各通過路に沿い横方向に進行する光は散 乱光全体の極めて僅かなパーセント値にすぎない。 ブルースター窓123を備えた活性空洞部型レーザー装置119を採用したセ ンサ10では、レーザー装置から発せられた光は図16の矢印で示すように偏光 される。このように偏光された光が粒子29に衝突すると、図15及び上述の説 明のとおり、強度に広いバラツキはあるが、様々な方向に反射する傾向がある。 この部分の説明に対し、偏光面191は図15に示す図に一致するするものと 仮定する。図16に記載する偏光面191に対し垂直、例えば図15を見たとき に図面の用紙を上から下に貫通する方向に偏光した光(粒子29からの反射によ り)の角度散乱強度が図17に提示されている。線分193は0.1ミくロンの 粒子29で散乱を生じた光を表し、一方、線分195は0.0633ミクロンの 粒子29で散乱された光を表す。垂直に偏光した光では、0°散乱角は矢印19 7で示す前方方向にあり、90°散乱角は矢印199で示す方向にあり、180 °散乱角は矢印201の指示する方向にある場合(図17)、光強度は散乱角度 に関わりなく実質上一定である。 図16の偏光面191に平行に、例えば、図15では用紙面に一致する方向に 偏光された(前文におけると同様、粒子29からの反射により)光の角度散乱強 度を図18に示す。曲線203は0.1ミクロン粒子29で散乱された光を表し 、一方、曲線205は0.0633ミクロン粒子29で散乱された光を表す。平 行偏光の場合、光強度は前後方向(図15では矢印197、201で示す)に於 いて最大になり、散乱角度が90°に近似すると非常に小さくなる。しかも、散 角度が、例えば、90°では、光強度は検討中の特定な偏光角度に従い変化する 。 従って、図7又は図11に示すように入口チューブ25をミラー11、11a の後部に位置決めするとセンサ10の集光特性を損なうことは殆どない。これは 少なくとも平行偏光では前記ミラーの後部で受光され、反射される光は比較的少 ないためである。 図19、図20にセンサ10に於けるもう一つの別種第二の実施例が記載され ている。第一集光装置12として、センサ10には第一次焦点15を観察体積部 95に一致させた楕円形ミラー11が含まれる。別な点での考察で、ミラー11 とその検出装置35aの構成は図11に記載し、この図に関して解説したミラー 11aと検出装置35aの構成と実質上同一である。 実質上ガス分子161のみで散乱された光を集める第二装置14として、セン サ10には少なくとも一つのレンズ211を含む結像システム209が設備され ている。非常に好適な実施例では、この結像システム209にフレネル・レンズ (好ましい)、非球面レンズ又は球面レンズにすることができる一組のレンズ2 11a、211bが用意されている。レンズが短焦点であることは最良の集光特 性上好ましい。レンズ211a、211bは粒子29とガス分子161からの反 射光を集光し、焦点に集中させる(図9に記載するように)。 観察体積部95のセンターから放射される光線213は粒子29からの反射光 を表し、前記センターから離れた各位置から放射されてくる光線215はガス分 子161からの反射光を表していることに注目する。換言すると、観察体積部9 5の「像」は検出装置35bの面に向けて投影される。粒子29からの反射光を 表す光線は検出装置35bの中央部分217の近傍に於いて前記検出装置に入射 し、他方、ガス分子161からの反射光を表す光線は検出装置35bの周辺21 9により近い部分 に於いて前記検出装置に入射する。 非常に好適な構成に於いて、検出装置35bはガス分子161により散乱され た光だけを表す信号を形成する構造になる。この目的を達成するため、検出装置 35bには前記検出装置の中央部分217全域に亘る不透明マスク221が含ま れる。このマスク221は粒子29からの反射光を遮るが、ガス分子161から の反射光の検出装置35bへの入射は許容する。このため、検出装置35bは粒 子29とガス分子161からの反射光を表す信号から差し引く「分子のみ」反射 光信号を形成する。 本発明の原理に付いて特定の実施例に関し説明をしてきたが、これらの実施例 は引用例を介し提示、解説しているだけであって、本発明をこれに限定する意図 はない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)空洞部と、長軸と、この長軸に沿った第一次、第二次焦点とを備えた ミラーと、(b)ある波長を有し、該第一次焦点に交差するビーム軸に沿って伸 びる粒子照明光ビームと、(c)センサの観察体積部の内部に粒子を導く入口部 とを含む粒子センサにおいて、 −該ミラーの空洞部は遮られることがなく、 −光検出装置を該第二次焦点に配し、 −該観察体積部は無境界の空間領域であり、 これにより、該波長よりもかなり小さい最大寸法を有する粒子が効率よく検出 されることを特徴とする粒子センサ。 2.粒子は通過路に沿い内部に導入され、該通過路と該ビーム軸は90°以下の 夾角を画定し、該通過路と該長軸は90°以下の夾角を画定する請求項1記載の センサ。 3.更にビーム・スプリッタ・プレートとこのスプリッタ・プレートからの反射 光を受光する第二検出装置とを含み、それによりセンサ能力を改良し、より大き な粒子を検出し得る請求項1記載のセンサ。 4.−楕円形ミラーは第一ミラーであり、 −該第一次ミラーの第一次焦点は該観察体積部に一致し、 −該センサには焦点を該観察体積部から変位させ、ガス分子により散乱され た光を反射する第二ミラーが含まれる請求項1記載のセンサ。 5.−該光検出装置は空気中浮遊粒子とガス分子とによって散乱された光を受光 する第一検出装置であって、 該センサは、 −ほぼガス分子だけで散乱が生じ、該第二ミラーで反射した光を受光する第 二検出装置を含み、及び、 −各該検出装置からの信号は、空気中浮遊粒子により散乱された光だけを実 質的に表す出力信号を形成する減算回路で処理される請求項4記載のセンサ。 6.−ビーム軸に沿い伸びる光ビームと、 −該ビーム軸に交差し、該ビーム軸と共に観察体積部を画定する粒子流路と 、 −空気中浮遊微粒子とガス分子とによって散乱を生じた光を集光し、焦点を 該観察体積部にほぼ一致させたミラーを含む第一装置と、 −ほぼガス分子のみで散乱された光を集光する第二装置とを含む改良型セン サ。 7.第一、第二検出装置を含み、 −該ミラーで反射した光は第一出力信号を形成する該第一検出装置に入射し 、 −該第二装置で集光した光は第二出力信号を形成する該第二検出装置に入射 し、 −該センサには各該信号を差し引く回路が含まれる、請求項6に記載のセン サ。 8.該第二装置が、 −少なくとも一個のレンズを有する結像システムと、 −中央部分を有し、該中央部分への光の入射を防止する不透明マスクを備え た検出装置とを含む請求項7記載の粒子センサ。 9.光ビームで照明した粒子を分析する方法であって、 −粒子とガス分子とによって散乱された第一量の光を検出するステップと、 −ほぼガス分子のみで散乱された第二量の光を検出するステップと を含む方法。 10.−該第一量の光を検出する該ステップが第一ミラーからの該第一量の光を 反射するステップを含み、 −該第二量の光を検出する該ステップが第二ミラーからの該第二量の光を 反射するステップを含む請求項9記載の方法。 11.該第二量の光の検出が検出装置に該光を入射させることで行われる請求項 9記載の方法。
JP51041294A 1993-09-27 1993-12-06 粒子分析のための改良型粒子センサ及び方法 Expired - Lifetime JP3436539B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12657093A 1993-09-27 1993-09-27
US08/126,570 1993-09-27
PCT/US1993/011886 WO1995009354A1 (en) 1993-09-27 1993-12-06 Improved particle sensor and method for assaying a particle

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09502254A true JPH09502254A (ja) 1997-03-04
JP3436539B2 JP3436539B2 (ja) 2003-08-11

Family

ID=22425549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51041294A Expired - Lifetime JP3436539B2 (ja) 1993-09-27 1993-12-06 粒子分析のための改良型粒子センサ及び方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0723654B1 (ja)
JP (1) JP3436539B2 (ja)
DE (1) DE69334181T2 (ja)
WO (1) WO1995009354A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010513847A (ja) * 2006-06-27 2010-04-30 バイオヴィジラント システムズ インコーポレイテッド 粒度および蛍光の同時測定による病原体検出
WO2017104533A1 (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 三菱電機株式会社 微小物検出装置
KR20180115954A (ko) * 2017-04-14 2018-10-24 엘지이노텍 주식회사 입자 센싱 장치
US10191381B2 (en) 2015-11-05 2019-01-29 Gigaphoton Inc. Extreme ultraviolet light generating device

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7295585B2 (en) 2002-07-16 2007-11-13 Research Electro-Optics, Inc. Method for noise cancellation by spectral flattening of laser output in a multi-line-laser instrument
WO2004007017A2 (en) 2002-07-16 2004-01-22 Research Electro-Optics, Inc. Method of noise cancellation in an unpolarized-laser instrument
US7023620B1 (en) 2003-07-03 2006-04-04 Research Electro-Optics, Inc. Beam array pitch controller
DE102012211992A1 (de) * 2012-07-10 2014-01-30 Siemens Aktiengesellschaft Anordnung für die laserbasierte Partikeldetektion
JP2015227805A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 アズビル株式会社 液中粒子検出装置及び液中粒子の検出方法
JP2017116287A (ja) 2015-12-21 2017-06-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 粒子検出センサ
DE102017211429A1 (de) * 2017-07-05 2019-01-10 Robert Bosch Gmbh Partikelsensor
CN109238473B (zh) * 2018-11-02 2020-08-11 汕头大学 一种红外图像阵列传感器灰尘干扰进行校准的装置与方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3614231A (en) * 1968-02-12 1971-10-19 Coulter Electronics Optical aerosol counter
US3946239A (en) * 1975-01-24 1976-03-23 The United States Of America As Represented By The United Energy Research And Development Administration Ellipsoidal cell flow system
US4140395A (en) * 1976-12-07 1979-02-20 Environmental Systems Corporation Electro-optical method and system for in situ measurements of particle size and distribution
SE428972B (sv) * 1979-03-07 1983-08-01 Svenska Utvecklings Ab Anordning for detektering av forekommande av svevande, fasta eller vetskeformade partiklar i en gas
GB8726305D0 (en) * 1987-11-10 1987-12-16 Secr Defence Portable particle analysers
JPH0739994B2 (ja) * 1988-10-12 1995-05-01 三菱電機株式会社 微細粒子測定装置
US5282151A (en) * 1991-02-28 1994-01-25 Particle Measuring Systems, Inc. Submicron diameter particle detection utilizing high density array

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010513847A (ja) * 2006-06-27 2010-04-30 バイオヴィジラント システムズ インコーポレイテッド 粒度および蛍光の同時測定による病原体検出
US10191381B2 (en) 2015-11-05 2019-01-29 Gigaphoton Inc. Extreme ultraviolet light generating device
WO2017104533A1 (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 三菱電機株式会社 微小物検出装置
JPWO2017104533A1 (ja) * 2015-12-14 2018-05-24 三菱電機株式会社 微小物検出装置
US20180321147A1 (en) 2015-12-14 2018-11-08 Mitsubishi Electric Corporation Micro object detection apparatus
US10241043B2 (en) 2015-12-14 2019-03-26 Mitsubishi Electric Corporation Micro object detection apparatus
US10670522B2 (en) 2015-12-14 2020-06-02 Mitsubishi Electric Corporation Micro object detection apparatus
KR20180115954A (ko) * 2017-04-14 2018-10-24 엘지이노텍 주식회사 입자 센싱 장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP0723654B1 (en) 2007-11-07
JP3436539B2 (ja) 2003-08-11
DE69334181T2 (de) 2008-08-21
EP0723654A4 (en) 1998-05-27
EP0723654A1 (en) 1996-07-31
DE69334181D1 (de) 2007-12-20
WO1995009354A1 (en) 1995-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5467189A (en) Improved particle sensor and method for assaying a particle
JP5667079B2 (ja) 粒径及び蛍光の同時検出のための小型検出器
ES2811338T3 (es) Monitor de aerosol en tiempo real
US5085500A (en) Non-imaging laser particle counter
CA1323995C (en) Particle asymmetry analyser
US4942305A (en) Integrating sphere aerosol particle detector
US6184537B1 (en) Detection of airborne pollutants
JP6542385B2 (ja) 微小物検出装置
JP3436539B2 (ja) 粒子分析のための改良型粒子センサ及び方法
US3431423A (en) Forward scatter photometer
US4523841A (en) Radiant energy reradiating flow cell system and method
KR101574435B1 (ko) 미세먼지 및 미생물 검출 장치
KR101878094B1 (ko) 이종의 반사경이 결합된 미세 먼지 및 미생물 검출 장치
JP2002502490A (ja) 粒子測定装置のための凹角照射システム
JPH0634540A (ja) 流動体汚染監視装置
JP2017138223A (ja) 微小物検出装置
US5262841A (en) Vacuum particle detector
US3535531A (en) High-volume airborne-particle light scattering detector system having rectangularly shaped elongated scanning zone
WO1990010858A1 (en) Single particle detector using light scattering techniques
CN112730180B (zh) 一种具有双探测器的高灵敏度尘埃粒子计数传感器
JPS6335395Y2 (ja)
JPS60190835A (ja) 微粒子検出器
GB2248108A (en) Optical smoke detection system
JPH08263767A (ja) 微粒子検出センサ
CN219758028U (zh) 一种利用聚光组件提高分辨率的粒子计数传感器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term