JPH0950219A - 電子写真画像形成装置及びクリーニング装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置及びクリーニング装置

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JPH0950219A
JPH0950219A JP22103595A JP22103595A JPH0950219A JP H0950219 A JPH0950219 A JP H0950219A JP 22103595 A JP22103595 A JP 22103595A JP 22103595 A JP22103595 A JP 22103595A JP H0950219 A JPH0950219 A JP H0950219A
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JP
Japan
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cleaning device
image forming
cleaning
forming apparatus
sheet
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Application number
JP22103595A
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English (en)
Inventor
Keiko Igarashi
けい子 五十嵐
Ikuo Kuribayashi
栗林  郁夫
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニング装置またはクリーニングブレー
ド脱着時における画像形成装置内へのトナーのもれを、
第2スクイシートをクリーニング装置またはクリーニン
グブレードに連動させ、第2スクイシートの侵入量を変
化することによって防止する。 【構成】 クリーニング装置に固定した側板25に複合
レバー10を枢軸13で取り付け、複合レバー10と第
2スクイシートの取付部材12を画像形成装置本体へピ
ン16止めしたレバー18で連結する。小ねじ8をゆる
めて小ねじ14を矢印B方向へ移動すると、クリーニン
グブレードの解除レバー9はB方向へ移動し、複合レバ
ー10の先端部10bのピン15は矢印F方向に移動
し、レバー18に設けたピン17はF方向に移動し、第
2スクイシートの取付部材は矢印C方向に移動し、第2
スクイシートは図の右方の像担持体に圧接する。クリー
ニングブレードの動作と連動して第2スクイシートが像
担持体に離接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写
機、電子写真プリンタなど、電子写真画像形成装置プロ
セスを用いる電子写真画像形成装置及びクリーニング装
置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述する従来
例をさらに発展させたものであって、クリーニングブレ
ード等のクリーニング手段を使用するクリーニング装置
において、画像形成中は第2スクイシートの像担持体へ
の侵入量を弱め、この第2スクイシートで像担持体上の
残留トナーをかき落とすことを防ぎ、クリーニング手段
脱着時および電子写真画像形成装置よりクリーニング装
置を取り外すとき、第2スクイシートの像担持体への侵
入量を強め、クリーニング手段およびスクイシートから
トナーが電子写真画像形成装置内へもれることを防ぐこ
との可能な電子写真画像形成装置及びクリーニング装置
を提供することを目的とするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は走
行する像担持体表面の残留トナーを除去するクリーニン
グ手段と、クリーニング手段でかきおとされたトナーを
捕集するためのスクイシートを有するクリーニング装置
を備えた電子写真画像形成装置であって、前記のクリー
ニング手段を像担持体より離脱するとき及びクリーニン
グ装置を電子写真画像形成装置内より取り出すとき、ク
リーニング装置から電子写真画像形成装置内にこぼれる
トナーを捕集するための第2スクイシートをもつ電子写
真画像形成装置において、前記第2スクイシートの像担
持体に対する位置が可変であることを特徴とする電子写
真画像形成装置である。
【0004】本発明の第2の発明は前記第2スクイシー
トの像担持体への侵入量を変化させる手段をそなえた第
1の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0005】本発明の第3の発明はクリーニング手段を
像担持体に離接時またはクリーニング装置を電子写真画
像形成装置に対して脱着するとき、上記動作に第2スク
イシートが連動する手段をそなえた第1又は第2の発明
に記載の電子写真画像形成装置である。
【0006】本発明の第4の発明は走行する像担持体表
面の残留トナーを除去するクリーニング手段と、クリー
ニング手段でかきおとされたトナーを捕集するためのス
クイシートを有するクリーニング装置であって、前記の
クリーニング手段を像担持体より離脱するとき、クリー
ニング装置から電子写真画像形成装置内にこぼれるトナ
ーを捕集するための第2スクイシートをもつクリーニン
グ装置において、前記第2スクイシートの像担持体に対
する位置が可変であることを特徴とするクリーニング装
置である。
【0007】本発明の第5の発明は前記第2スクイシー
トの像担持体への侵入量を変化させる手段をそなえた第
4の発明に記載のクリーニング装置である。
【0008】本発明の第6の発明はクリーニング手段を
像担持体に離接時上記動作に第2スクイシートが連動す
る手段をそなえた第4又は第5の発明に記載のクリーニ
ング装置である。
【0009】
【従来の技術】像担持体表面に静電的に形成されたトナ
ー像を紙などの転写材に転写する工程を含む周知の電子
写真画像形成装置においては、転写の際、すべてのトナ
ーを像担持体から転写材に転移させることは困難であり
若干のトナーが像担持体に残るのは避けられないので、
この残留トナーを転写の都度、十分にクリーニングする
ことが必要である。
【0010】このためのクリーニング手段としては、従
来から種々な提案がなされているが、ウレタンゴムなど
の弾性体材料からなるクリーニングブレードに形成した
尖鋭なエッジを像担持体表面に圧接した残留トナーをか
きとるように構成したものが、構造が簡単で小型であ
り、コスト的にも有利であるので、従来から広く実用さ
れていることは周知の通りである。
【0011】このようなクリーニングブレードでかきと
られたトナーを捕集するためにスクイシートが必要とな
る。
【0012】また、クリーニング装置の像担持体に対す
る位置関係によっては、クリーニングブレードやスクイ
シート近傍に多量のトナーが溜まっており、クリーニン
グブレード脱着時および電子写真画像形成装置内よりク
リーニング装置を取り出すときに、電子写真画像形成装
置内にトナーがこぼれることを防止するために、2枚目
のスクイシートである第2スクイシートが必要となるこ
とが多い。
【0013】この第2スクイシートについては今まで、
画像形成時には電子写真画像形成装置より、取り外して
あり、クリーニングブレード脱着時および電子写真画像
形成装置内よりクリーニング装置を取り出すときのみ設
置する場合と、画像形成中も電子写真画像形成装置内に
設置してある場合がある。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)走行する電子写真感光体ドラム表面の
残留トナーを除去するクリーニングブレードと、クリー
ニングブレードでかきおとされたトナーを捕集するため
のスクイシートを有するクリーニング装置を備えた電子
写真画像形成装置であって、前記のクリーニングブレー
ドを電子写真感光体ドラムより離脱するとき及びクリー
ニング装置を電子写真画像形成装置内より取り出すと
き、クリーニング装置から電子写真画像形成装置内にこ
ぼれるトナーを捕集するための第2スクイシートをもつ
電子写真画像形成装置において、前記第2スクイシート
の電子写真感光体ドラムに対する位置が可変であること
を特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0015】(実施の形態2)前記第2スクイシートの
電子写真感光体ドラムへの侵入量を変化させるリンク装
置をそなえた実施の形態1記載の電子写真画像形成装置
である。
【0016】(実施の形態3)前記第2スクイシート
が、クリーニングブレードを電子写真感光体ドラムに離
接時またはクリーニング装置を電子写真画像形成装置に
対して脱着するとき、上記動作に連動する連動リンク装
置をそなえた実施の形態1又は2記載の電子写真画像形
成装置である。
【0017】(実施の形態4)走行する電子写真感光体
ドラム表面の残留トナーを除去するクリーニングブレー
ドと、クリーニングブレードでかきおとされたトナーを
捕集するためのスクイシートを有するクリーニング装置
であって、前記のクリーニングブレードを電子写真感光
体ドラムより離脱するときクリーニング装置から電子写
真画像形成装置内にこぼれるトナーを捕集するための第
2スクイシートをもつクリーニング装置において、前記
第2スクイシートの電子写真感光体ドラムに対する位置
が可変であることを特徴とするクリーニング装置であ
る。
【0018】(実施の形態5)前記第2スクイシートの
電子写真感光体ドラムへの侵入量を変化させる手段をそ
なえた実施の形態4記載のクリーニング装置である。
【0019】(実施の形態6)クリーニングブレードの
着脱時上記動作に第2スクイシートが連動する連動リン
ク装置をそなえた実施の形態4又は5記載のクリーニン
グ装置である。
【0020】(実施の形態の詳細な説明)以下、本発明
の実施の形態を図面に従って詳細に説明する。
【0021】(実施の形態の適用される電子写真画像形
成装置)図5は本発明の電子写真画像形成装置の実施
例、例えば複写機の縦断面図である。動作と共にこの構
成を説明すると、原稿台33上に置かれた原稿は、図示
矢印イ方向に往復動する照明ランプ34aで照明され、
その反射光は、照明ランプ34aと共に図示矢印イ方向
に運動するミラー34bで反射され、ミラー34bと同
方向に2分の1の速度で進むミラー34cで折り返し反
射され、レンズ34dをとおり固定ミラー34eで反射
して像担持体1として設けた図示矢印方向に回転する感
光ドラム上に結像する。このような照明ランプ34a、
ミラー34b,34c,34e及びレンズ34dで光学
手段34を構成している。
【0022】ここで像担持体としては各種の電子写真感
光体が用いられるものである。
【0023】像担持体1上は露光前一次帯電器1aで1
様に帯電され、上記光学手段34の露光により潜像が形
成され、この潜像は現像器1bで可視像とされ、転写帯
電器35の位置へ進む。一方、給紙カセット36に収納
された像支持材、例えば紙は給紙ローラー37で最上位
の1枚が送り出され、搬送路38にでて搬送ローラー3
9によりレジストローラー41a,41bへ送られ、こ
こで一旦停止し、像担持体1上の可視像とタイミングを
とられてレジストローラー41a,41bで像担持体1
と転写帯電器35の間へ送られ、像担持体1上の可視像
が紙に転写される。転写後の紙は搬送路42をとおり定
着上ローラー43と定着加圧ローラー44で転圧加熱さ
れて未定着像を固定された紙は機外へ排出される。転写
後、像担持体1上に残った残現像剤はクリーニング装置
2でもって清掃される。
【0024】上記の複写機においては定着上ローラー4
3、像担持体1、像担持体1の周囲に配置した一次帯電
器1a、現像器1b、クリーニング装置2、レジストロ
ーラー41a、光学手段34を備えた上部枠体40A
と、定着加圧ローラー44、転写帯電器35、レジスト
ローラー41b、給紙カセット36からレジストローラ
ー41a,41bまでの搬送路38、搬送ローラー3
9、給紙カセット36を備えた下部枠体40Bが回転軸
(ヒンジ)40を中心に開閉可能に構成され、クリーニ
ング装置2の保全或は交換の場合、及び紙づまり等の場
合は上部枠体40Aと下部枠体40B間を開き、クリー
ニング装置2の保全或は交換及び紙づまりした紙を取り
除く事を可能とした構成である。
【0025】クリーニング装置2は上部枠体40Aに設
けた支持ガイド40A1にクリーニング装置2側部から
図の紙面に直角方向に突出する突部2cが載置位置決め
され、図示されない固定手段で固定される。上部枠体4
0Aを回転軸40を中心に上方へ回動して、上部枠体4
0Aを下部枠体40Bに対して開放後、クリーニング装
置2は図において矢印キの方向に移動して、突起2cが
支持ガイド40A1から外れることにより下方へ外すこ
とができる。
【0026】上述のような画像形成装置においてクリー
ニング装置2を電子写真画像形成装置から取り出す際
は、上記クリーニング装置2に備えるクリーニングブレ
ード3を像担持体1から離脱するとき、又はクリーニン
グ装置2を取り出すとき、第2スクイシート6をこれら
の作動に連動して像担持体1へ接触してトナーが下方へ
落ちないように、第2スクイシート6が上部枠体40A
に設けてある。クリーニング装置2の取り外し方向は図
5において左右方向に先ず像担持体1からクリーニング
ブレード3を遠ざけるがその後は、電子写真画像形成装
置の形式により種々の運動の軌跡を画く。
【0027】図1は本発明の実施の形態を示すクリーニ
ング装置の側断面図であって、各実施の形態に共通して
いる。紙面に垂直方向に延び、矢印A方向に回転走行す
る像担持体1に平行に近接してクリーニング装置2が配
設してある。該クリーニング装置2にはクリーニングブ
レード3が枢軸11でもって取り付けてあり、クリーニ
ング装置2のケーシング2aと該ブレード3の支持部材
3b後端との間に引張コイルばね31が張設され、クリ
ーニングブレード3の自由端縁の一つのエッジ3aが像
担持体1に圧接して、電子写真画像形成装置の転写部位
において発生した残留トナーがこのクリーニングブレー
ド3位置に達するとこれをかき落とし、かき落とされた
残留トナーはスクイシート4及び図示矢印方向に回転す
る送り羽根32によってクリーニング装置2内のトナー
貯溜部位2bに案内され、更に必要に応じて搬送スクリ
ュー5によって別段の廃トナー貯溜容器などに搬送され
るものである。このクリーニング装置2は電子写真画像
形成装置の本体に設けた案内に導かれてほぼ矢印キーク
方向に着脱されるようになっている。更に、像担持体1
に平行に像担持体1の移動方向に関しクリーニング装置
2の上流側にウレタンゴム7を取り付けた取付部材12
を有する第2スクイシート6が配設してある。該第2ス
クイシート6には、像担持体1を傷つけないようウレタ
ンゴム7を使用してある。
【0028】図1では、クリーニングブレード3を像担
持体1より離脱するために支持部材3bを枢軸11を中
心にして引張コイルばね31のばね力に抗して時計回り
に回動してクリーニングブレード3を矢印方向アに移動
するとき、第2スクイシートが矢印ウ方向(実施の形態
A)または矢印オ方向(実施の形態B)に移動し、クリ
ーニングブレード3を像担持体1に装着するためにクリ
ーニングブレード3を矢印イ方向に移動するとき、第2
スクイシートが矢印エ方向(実施の形態A)または矢印
カ方向(実施の形態B)に移動するように構成してあ
る。また、クリーニング装置2を電子写真画像形成装置
内より取り出すとき、クリーニング装置2を矢印キ方向
に移動すると第2スクイシートが矢印オ方向に移動し、
クリーニング装置2を電子写真画像形成装置内に設置す
るとき、クリーニング装置を矢印ク方向に移動すると第
2スクイシート6が矢印カ方向に移動するように構成し
てある(実施の形態C)。このように本発明の特徴であ
るクリーニングブレードを像担持体に対して着脱時また
はクリーニング装置着脱時の動作と第2スクイシートの
連動が可能としてある。以下に具体的構成をのべる。
【0029】(実施の形態A)図2は図1において、ク
リーニングブレード3又はクリーニング装置2と第2ス
クイシート6が連動する例を示し、クリーニング装置2
の側面を外部側から見た側面図である。
【0030】板金製の側板25はクリーニング装置2の
ケーシング2aの側面(図1の紙面に平行)に固定され
ている。この側板25には枢軸13でもって板金製の複
合レバー10が枢着されている。枢軸13を中心とする
円弧もしくはこの円弧に近似する直線状の長穴10aを
複合レバー10は有し、長穴10aをゆるく挿通して小
ねじ8が側板25にねじ込まれている。
【0031】枢軸11は複合レバー10に回転自在に取
り付けられている。枢軸13を中心とする円弧状の溝2
5aには枢軸11が挿通し、枢軸11はこの溝25aに
沿って移動可能である。
【0032】第2スクイシート6のスクイシートとして
のウレタンゴム7を支持する板金製の取付部材12は電
子写真画像形成装置の本体に図示矢印E−C方向に移動
自在に取り付けてあり、不図示のばねで矢印C方向に付
勢されている(電子写真画像形成装置の本体側の案内構
成は図示されない)。
【0033】側板25と複合レバー10の間には板金製
のクリーニングブレード解除レバー9が設けられ、該解
除レバー9はクリーニングブレード3を支持する枢軸1
1に固定されている。複合レバー10を手で動かすため
に設けた手掛け用の小ねじ14は複合レバー10にねじ
込まれて固定されており、その先端はクリーニングブレ
ード解除レバー9の傍に突出している。
【0034】電子写真画像形成装置の本体にピン16に
より枢着された板金製のレバー18の一端の該レバー1
8の長手方向に沿う長穴18aには複合レバー10の下
方への突出部10bにねじ込まれたピン15が移動自在
に嵌合している。又、レバー18の長穴18aを設けた
端部と反対側の端部にはピン17が植設されており、こ
のピン17は第2スクイシート6の取付部材12の長手
方向に交叉する方向の該取付部材12に設けた長穴12
aに移動自在に嵌合している。
【0035】上記構成における作用を説明する。図2の
状態では、図1においてクリーニングブレード3は像担
持体1に引張コイルばね31のばね力で圧接しており、
第2スクイシート6のウレタンゴム7は像担持体1とは
離れている。又は、ウレタンゴム7は像担持体1上のト
ナーを掻き取らない程度に、像担持体1に接している。
【0036】クリーニングブレード3を像担持体1から
引き離すには小ねじ8をゆるめ、小ねじ14を指でもっ
て複合レバー10を枢軸13を中心に時計回りに回動す
ると、小ねじ14先端でクリーニングブレード解除レバ
ー9は矢印B方向へ引張コイルばね31のばね力に抗し
て回動し、枢軸11に取り付けたクリーニングブレード
3のエッジ3aは像担持体1より離れる。一方、複合レ
バー10の先端部10bのピン15は枢軸13を中心と
して矢印F方向へ円弧状に移動するのでレバー18はピ
ン16を中心に反時計回りに回動し、レバー18に植設
したピン17は長穴12aの右側を押圧して長穴12a
中を矢印F’方向へ移動し、第2スクイシート6の取付
部材12を矢印C方向へ移動する。これによって第2ス
クイシート6のウレタンゴム7は像担持体1に圧接す
る。ここで小ねじ8を締め付けると、複合レバー10は
固定され上記状態が保たれる。
【0037】上記状態から元へ戻すには小ねじ8をゆる
め、小ねじ14を持って枢軸13を中心に反時計回りに
回動すると、クリーニングブレード解除レバー9は引張
コイルばね31のばね力で矢印D方向へ移動してクリー
ニングブレード3は像担持体1に圧接し、ピン15は矢
印G方向に移動してレバー18をピン16を中心に時計
回りに回動して、ピン17を矢印G’方向に移動し、第
2スクイシート6の取付部材12を矢印E方向に移動
し、第2スクイシート6のウレタンゴム7は像担持体1
から離れる。
【0038】クリーニング装置2を電子写真画像形成装
置から取り外す場合は、前記と同様に小ねじ8をゆるめ
てクリーニングブレード3を像担持体1から離すと共に
像担持体1に第2スクイシート6のウレタンゴム7を圧
接し、次に小ねじ8を締め込んで複合レバー10を側板
25に固定し、ピン15をねじ戻して外してクリーニン
グ装置2を左方へ移動して電子写真画像形成装置から外
す。レバー18、第2スクイシート6の取付部材12等
は電子写真画像形成装置に残っており、第2スクイシー
ト6のウレタンゴム7は像担持体1に圧接しているた
め、クリーニング装置2からトナーがこぼれ落ちた場
合、第2スクイシート6で受止められる。
【0039】尚、第2スクイシート6のウレタンゴム7
が図2の状態において像担持体1に像担持体1上のトナ
ーを掻き取らない程度に圧接している場合は、クリーニ
ングブレード3を像担持体1から離脱しない状態でクリ
ーニング装置2を左行して電子写真画像形成装置から取
り外す際、ピン15はレバー18をピン16を中心に反
時計回りに回動するので第2スクイシート6の像担持体
1への侵入量を増加させてから、クリーニング装置2を
画像形成装置から取り外すことになる。
【0040】クリーニング装置2を画像形成装置に取り
付ける場合は、画像形成装置の本体の案内にクリーニン
グ装置2を嵌め合わせて右行させ、ピン15をレバー1
8の長穴18aを挿通して複合レバー10の先端部10
bにねじ込む。そしてクリーニング装置2を右行してセ
ットし、次に小ねじ8をゆるめて、小ねじ14をもって
複合レバー10を枢軸13を中心に反時計回りに回動す
ると、クリーニングブレード3の解除レバー9は引張コ
イルばね31のばね力で矢印D方向へ移動し、クリーニ
ングブレード3も同方向へ移動して像担持体1へ圧接す
ると共にレバー18は時計回りに回動してピン15は矢
印G方向、ピン17は矢印G’方向に移動し、第2スク
イシート6の取付部材12は矢印E方向へ移動し、ウレ
タンゴム7は像担持体1より離れる。
【0041】これにより、電子写真画像形成装置内への
トナーのもれや、電子写真画像形成装置内にある種々の
検知センサーの汚れを防止することができる。更に、第
2スクイシートを電子写真画像形成装置の本体に取り付
けたり取り外したりする手間が省け、保存場所も不要と
なる。
【0042】(実施の形態B)図3は、上記図1の様な
クリーニング装置2において、クリーニング装置2と第
2スクイシート6が連動するように以下の様な構成にし
たものである。
【0043】まず、クリーニング装置2の複合レバー1
0と第2スクイシート6の取付部材12を接続するた
め、板金製のリンク24を設ける。このリンク24は複
合レバー10にねじ込んである小ねじ14にねじ込んだ
小ねじ14aに長穴24aが移動自在に嵌合することで
複合レバー10と固定され、ピン22で第2スクイシー
ト6の支持部材12と枢着されている。次に、側板25
と第2スクイシート6の取付部材12を接続するため、
板金製のリンク23を前記リンク24に交叉して配設す
る。このリンク23は、側板25にねじ込んだピン19
にピン21を中心とする円弧形の長穴23aが移動自在
に嵌合することで枢着され、第2スクイシート6の取付
部材12と電子写真画像形成装置の本体にピン21で回
転自在に支持されている。さらに、リンク24とリンク
23とは接続と支点として、ピン20で結合されてい
る。又、取付部材12は図示されないバネ部材でH′方
向に付勢されている。
【0044】このように構成する事によって、クリーニ
ングブレード3を像担持体1から離脱するとき、小ねじ
8をゆるめ、複合レバー10を矢印方向Bに移動して小
ねじ8をしめると、ピン21を支点にして、リンク23
が矢印方向Hに回転し、ピン21を軸にして第2スクイ
シート6の支持部材12が矢印方向H′に移動して、像
担持体1に対する第2スクイシート6の侵入量が強まる
ことになる。尚、リンク23はピン21を中心に反時計
回りに回動するとき、長穴23aがピン19に対して移
動する。こうしてクリーニングブレードを像担持体1か
ら離脱及びクリーニング装置2を電子写真画像形成装置
からピン19、小ネジ14′を外して取り外す時には、
第2スクイシート6の侵入量を強め、クリーニング装置
2からおちるトナーをすくうことができる。
【0045】同様に、クリーニング装置2を装着すると
き、小ねじ8をゆるめ、複合レバー10を矢印D方向に
移動して小ねじ8をしめると、ピン21を支点にして、
リンク23が矢印方向Iに回転し、このピン21を軸に
して第2スクイシート6の取付部材12が矢印方向I’
に移動して、像担持体1に対する第2スクイシート6の
侵入量が弱まることになる。こうしてクリーニングブレ
ード2を像担持体1へ圧接時には、第2スクイシート6
の侵入量を弱め、像担持体1よりトナーをかきおとすこ
とを防ぐことができる。
【0046】この実施例では第2スクイシート6をクリ
ーニング装置2に常に付設しておくことができる。
【0047】このため、電子写真画像形成装置内へのト
ナーのもれや、電子写真画像形成装置内にある種々の検
知センサーの汚れを防止することができる。更に、第2
スクイシートを本体に取り付けたり取り外したりする手
間が省け、保存場所も不要となる。
【0048】(実施の形態C)また図4は、クリーニン
グ装置2を電子写真画像形成装置から取り出すとき、ク
リーニング装置2を像担持体1から離脱するときに、第
2スクイシート6がクリーニング装置2の運動と連動す
るように以下の様に構成したものである。
【0049】側板25’には長穴26が設けられ、この
側板25’の長穴26を挿通する小ねじ28は電子写真
画像形成装置の本体へねじ込み、側板25’を固定する
ことにより、側板25’に固定したクリーニング装置2
を不動としている。
【0050】第2スクイシート6の支持部材12’はピ
ン29により電子写真画像形成装置の本体に回転自在に
取り付けられており、側板25’と第2スクイシート6
の取付部材12’を小ねじ27で接続して、クリーニン
グ装置2と第2スクイシート6が連動するように配設す
る。又、支持部材12′は不図示のバネで矢印j′の方
向へ付勢されている。
【0051】このように構成することによって、クリー
ニング装置2を電子写真画像形成装置から取り外すと
き、小ねじ28を外しクリーニング装置2を矢印J方向
に移動すると、第2スクイシート6は矢印J’方向に移
動し、第2スクイシート6は像担持体1に対して侵入量
を強めることになる。このあと、小ねじ27を外しクリ
ーニング装置2を電子写真画像形成装置内より取り外
す。
【0052】また、クリーニング装置2を電子写真画像
形成装置内に取り付けるときは、クリーニング装置2を
電子写真画像形成装置内に入れ、小ねじ27を取り付け
たあと、クリーニング装置2を矢印K方向に移動する
と、第2スクイシート6も矢印方向K’に移動すること
になる。すると、第2スクイシート6は像担持体表面1
に対して侵入量を弱めることになる。このあと、小ねじ
28を締め付け、クリーニング装置2を電子写真画像形
成装置内に固定する。
【0053】こうしてクリーニング装置を電子写真画像
形成装置から取り外す時には、第2スクイシート6の侵
入量を強め、クリーニング装置より落ちるトナーを第2
スクイシート6ですくうことができ、クリーニング装置
2を電子写真画像形成装置へ装着時には、第2スクイシ
ート6が像担持体1よりトナーをかきおとすことを防ぐ
ことができる。
【0054】その他、電子写真画像形成装置内へのトナ
ーのもれや、電子写真画像形成装置内にある種々の検知
センサーの汚れを防止することができる。更に、第2ス
クイシートを本体に取り付けたり取り外したりする手間
が省け、保存場所も不要となる。
【0055】実施の形態はクリーニング手段としてクリ
ーニングブレードを用いているが像担持体上の残トナー
を機械的に取り除くものであればよく、例えばクリーニ
ングブラシも含まれる。
【0056】
【実施例】なし。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるとき
は、像担持体表面の残留トナーを除去するためにクリー
ニング手段を利用する際、そのクリーニング手段を像担
持体から離脱時およびクリーニング装置を電子写真画像
形成装置内より取り出すときにおけるトナーのもれを防
ぐ第2スクイシートを像担持体に接触又は接触している
場合の侵入量を自動的に増大させ、第2スクイシートの
像担持体への圧接力を可変できることにより、電子写真
画像形成装置内にトナーが漏れることを防ぎ、電子写真
画像形成装置内のほかの部材、検知センサーの汚れ防止
に顕著な効果があり、且つ、クリーニング装置を電子写
真画像形成装置へ装着状態でクリーニング手段が像担持
体表面に圧接している際、第2スクイシートは像担持体
上のトナーをかき取らないし、トナーを飛散させること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクリーニング装置の構成を示す側
断面図である。
【図2】実施の形態Aを説明するものであり、図1のク
リーニング装置を電子写真画像形成装置に配設するとき
の側面図である。
【図3】実施の形態Bを説明するものであり、図1のク
リーニング装置を電子写真画像形成装置に配設するとき
の側面図である。
【図4】実施の形態Cを説明するものであり、図1のク
リーニング装置を電子写真画像形成装置に配設するとき
の側面図である。
【図5】本発明の実施の形態の電子写真画像形成装置の
縦断面図である。
【符号の説明】
1 像担持体 2 クリーニング装置 3 クリーニングブレード 4 スクイシート 5 搬送スクリュー 6 第2スクイシート 7 ウレタンゴム 8 小ねじ 9 クリーニングブレードの解除部材 10 複合レバー 11 枢軸 12 第2スクイシートの取付部材 13 枢軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する像担持体表面の残留トナーを除
    去するクリーニング手段と、クリーニング手段でかきお
    とされたトナーを捕集するためのスクイシートを有する
    クリーニング装置を備えた電子写真画像形成装置であっ
    て、前記のクリーニング手段を像担持体より離脱すると
    き及びクリーニング装置を電子写真画像形成装置内より
    取り出すとき、クリーニング装置から電子写真画像形成
    装置内にこぼれるトナーを捕集するための第2スクイシ
    ートをもつ電子写真画像形成装置において、前記第2ス
    クイシートの像担持体に対する位置が可変であることを
    特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2スクイシートの像担持体への侵
    入量を変化させる手段をそなえた請求項1記載の電子写
    真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 クリーニング手段を像担持体に離接時ま
    たはクリーニング装置を電子写真画像形成装置に対して
    脱着するとき、上記動作に第2スクイシートが連動する
    手段をそなえた請求項1又は2記載の電子写真画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 走行する像担持体表面の残留トナーを除
    去するクリーニング手段と、クリーニング手段でかきお
    とされたトナーを捕集するためのスクイシートを有する
    クリーニング装置であって、前記のクリーニング手段を
    像担持体より離脱するとき、クリーニング装置からこぼ
    れるトナーを捕集するための第2スクイシートをもつク
    リーニング装置において、前記第2スクイシートの像担
    持体に対する位置が可変であることを特徴とするクリー
    ニング装置。
  5. 【請求項5】 前記第2スクイシートの像担持体への侵
    入量を変化させる手段をそなえた請求項4記載のクリー
    ニング装置。
  6. 【請求項6】 クリーニング手段を像担持体に離接時上
    記動作に第2スクイシートが連動する手段をそなえた請
    求項4又は5記載のクリーニング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7209700B2 (en) * 2004-02-23 2007-04-24 Sharp Kabushiki Kaisha Cleaning unit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7209700B2 (en) * 2004-02-23 2007-04-24 Sharp Kabushiki Kaisha Cleaning unit
CN100451868C (zh) * 2004-02-23 2009-01-14 夏普株式会社 清洁单元

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