JPH09502135A - 感圧記録材 - Google Patents

感圧記録材

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JPH09502135A
JPH09502135A JP7508519A JP50851995A JPH09502135A JP H09502135 A JPH09502135 A JP H09502135A JP 7508519 A JP7508519 A JP 7508519A JP 50851995 A JP50851995 A JP 50851995A JP H09502135 A JPH09502135 A JP H09502135A
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JP7508519A
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ヴィクター ジョージ アトキンソン
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カーズ ペーパー リミテッド
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
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    • B41M5/1655Solvents

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Abstract

(57)【要約】 感圧記録材を形成するための基本シートに適用する破裂性材料の被覆用分散相溶液には、1種又はそれ以上の着色形成剤が含まれ、その少なくとも90%はモノアミノ及び/又はジアミノフルオラン誘導体で、80%〜100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含む溶媒中に溶解される。好ましくは着色形成剤は、モノアミノ及び/又はジアミノフルオラン誘導体のみを含み、溶媒は1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含む。溶媒中への着色形成剤の溶解は100℃〜135℃の範囲の温度で実施され、かかる着色形成剤溶液を含有するマイクロカプセルは、70℃以下の従来のコアセルベーションプロセスにより形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】 感圧記録材 発明の開示 本発明は、着色形成物質の溶液の液滴を閉じ込めた破裂性材料で被覆した基本 シート、代表的にはペーパーを含む感圧記録材に関し、該材料が破裂することに より前記着色形成物質が放出された場合に、着色形成反応が行われ、画像を、基 本シートそれ自体上に、または更に該基本シートの被覆面に面同士が面接触して いるレセプターシート上に形成する。 本発明を制限するものではないが、特に、本発明は、重ねてある紙のシートの 接触面上に各々形成される2種の被覆がなされているいわゆる“カーボン無し” の複写ペーパーに適用でき、主には最上シートの裏面上の、マイクロカプセル中 に着色形成物質を含有する被覆(通常CB被覆として知られている)と、最も下 のシートの表面上の、レセプター層の被覆(通常CF被覆として知られている) である。着色形成化学物質は、典型的には油性溶媒に溶解し、従来から知られて いる技術によりカプセル封入され、かかるカプセルが機械的圧力で破裂した場合 、例えばタイプライターのタイプバーの衝撃による場合に、該化学物質は放出さ れて反応し、隣接するシートのCF被覆上に視覚的にわかるマークを形成する。 あるいはまた液滴を、破裂性材料の連続相被覆を介して分散させることもでき る。 都合よく、かかる複写システムに使用されるペーパーは、それらの被覆により 3つのタイプに分けられ、主に、1セットの最上シートの下面上に形成されるC B被覆を有するCBシート、1セットの底面シートの上面上に形成されるCF被 覆を有するCFシート、および随意に必要に応じて、1セットの1枚又はそれ以 上の中間シートの下面上に形成されるCB被覆と、上面上に形成されるCF被覆 を有するCFBシートである。かかる被覆は一般的に、シートの適切な面の全体 のエリアをカバーするように連続プロセスにより適用される。 通常、着色形成剤、例えばクロモゲン物質は、一般的に有機溶媒中、しばしば 芳香族溶媒中に溶解し、これらはかかる着色形成剤に対して十分な溶解性を有し 、良好な画像の製造を可能にする。 環境的に有利である着色形成剤用の他の溶媒の使用に関して、多くの提案がな されてきたが、十分に満足できる他の溶媒は知られていない。 着色形成剤に対して動物性又は植物性油を溶媒として使用することは特許文献 中に提案されているが、これらは溶解性の問題をよくひきおこすことが一般的に 認識されている。例えば、英国特許第1429578号には、従来からの着色形 成剤に対する適切な溶媒のリストに種々の植物性油が含まれ、これらのリストさ れた溶媒のいくつかは着色形成剤に対する溶解性が低いものであるが、当該発明 は、被覆内の異なるポジションで異なる濃度の着色形成剤溶液を要求しているの で、これらの溶媒を使用することができる。従って、比較的溶解性を有さない溶 媒は、該発明により要求されるかなり希薄な着色形成剤溶液に対して使用できる 。 米国特許第4859650号にも、植物性、動物性又はパラフィン油を溶媒と して使用することが提案されている。これらもやはり、従来からの着色形成剤に 対しては比較的低い溶解性の溶媒ではあるが、該特許には、かかる油中に、より 溶解性を有する特定の型のトリフェニルメタンロイコ染料を使用することにより 、好ましくは20%までの従来の合成溶媒を更に添加することより、この問題を 克服しようとする提案がなされている。かかる特定のロイコ染料の使用は従来の 着色形成剤よりも、かなりコストがかかり、更に、合成溶媒の添加は、実際には 期待する結果を達成するために要求されるものであるため、天然溶媒の環境的制 約は全て消失してしまう。 実際、着色形成剤と溶媒の多くの異なるシステムが提案されており、その中の 若干のものには、少なくとも一部には、溶媒として動物性又は植物性油が用いら れている。1992年12月30日に発行された欧州特許公開明細書第0520 639A1には、種々の点て複写ペーパーの性能における種々の改良に指向して いる提案の明確なサマリーが記載されているが、一般的には溶媒としての稙物性 又は動物性油の使用が提案されている場合には、合成油を補助溶媒として使用す ることが必要であることが見出され、また、欧州特許明細書第0520639号 自体の例として、動物性若しくは植物性油を溶媒として使用するシステムは、他 の溶剤/着色形成剤システムが、より優れた性能があることを確かめるための比 較例としてのみ評価されていることが見出される。 上記従来技術を背景として、本発明は、従来のマイクロカプセル中の着色形成 剤の群に対して、いかなる従来の合成溶剤をも用いることを必要とせず、天然の 植物性及び動物性油を有効に使用できること、及び更に特に、かかる植物性及び 動物性油中にかかる着色形成剤群が溶解した十分に濃厚な溶液は、優れた画像及 び優れた保存寿命を提供できることを見出してなされた。 本発明の目的の1つは、感圧記録材を形成するための基本シートに適用する破 裂性材料の被覆の分散相として使用する組成物を提供するにある。該組成物は、 80%〜100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含む溶媒中 に溶解する、少なくとも90%がモノアミノ及び/又はジアミノフルオラン誘導 体である1種又はそれ以上の着色形成剤を含む。 かかる油は、従来使用されてきた多くの着色形成剤に対しては十分に良好な溶 解性を提供しないが、アミノフルオランを基本とする着色形成剤には用いること ができることを見出した。 しかし、要求される溶解性を達成するために、通常使用するよりも高い温度、 例えば100℃〜135℃の範囲の温度で、かかる着色形成剤を溶解する工程を 実施する必要があり、本発明の他の目的は、少なくとも90%の前記着色形成剤 はモノアミノ及び/又はジアミノフルオラン誘導体で、前記着色形成剤を80% 〜100%の動物性又は植物性油を含む溶媒中に溶解し、前記着色形成剤の溶解 を100℃以上、代表的には135℃までの温度で実施することを特徴とする、 1種又はそれ以上の着色形成剤で被覆された基本シートを含む感圧記録材の製造 方法を提供するにある。 かかる高温でかかる溶液を形成した後には、次いで該溶液を冷却し、一般的な 従来方法を実施して、所望される破裂性被覆を形成し、優れた保存寿命と優れた 画像形成特性を有する製品を提供する。これは、例えばトリフェニルメタンロイ コ染料剤のような他の着色形成物質を、通常用いられているような一般的には1 00℃以下である温度で、同様の溶媒中において溶解することによっては達成す ることができなかった方法で提供するものである。 このように、本発明者らは、100%までの動物性及び/又は植物性油である 溶媒の使用を可能にすることを見出した。 使用できる油には、なたね油、綿実油、オリーブ油、コーン油、小麦油、ごま 油、鯨油、まっこう鯨油、魚油、たら肝油又はこれらの1種若しくはこれ以上の 混合物が含まれる。 本発明において使用することができる着色形成物質には、特に次のようなクロ モゲン物質、 2′−(オクチルアミノ)−6′−8(ジエチルアミノ)フルオラン 2′−アニロ−3′−メチル−6′(ジエチルアミノ)フルオラン、 6′−(ジエチルアミノ)−2′−(1,1−ジメチルエチル)フルオラン、 6′−(ジブチルアミノ)−3′−(メチル)−2′−(フェニルアミノ)− スピロ〔イソベンゾフラン−1(3H),9′−〔9H〕キサンテン〕−3−オ ン が含まれるが、これらに限定されるものではなく、これらはフルオラン誘導体で あり、トリフェナルメタンロイコ染料とは区別されるものである。 1種又はそれ以上のかかるクロモゲン物質は、100%までの植物性及び/又 は動物性油から成る溶媒中に完全に溶解することができ、感圧複写システムに使 用される分散相を提供する。しかしながら、該溶液には複写システムの特性又は 性能を修飾するために、他の添加剤を含むことができることは理解されるべきで ある。 本発明の他の目的は、上記した方法で製造された溶液を含む分散相の液滴を閉 じ込めた破裂性材料で被覆した基本シートを含む感圧記録材を提供するにある。 更に本発明の目的は、少なくとも90%の前記着色形成剤にはモノアミノ及び /又はジアミノフルオラン誘導体が含まれ、80%〜100%の1種若しくはそ れ以上の植物性及び/又は動物性油を含む溶媒中に100℃より高い温度で該着 色形成剤を溶解させて分散相溶液を形成し、次いで該溶液を70℃以下の温度で コアセルベーションに課することを特徴とするコアセルベーションにより、有機 溶媒に着色形成剤が溶解した溶液を含有するマイクロカプセルを形成する方法を 提供するにある。 分散相又はコア材料の調製及び組成は別として、本発明のマイクロカプセル及 び感圧複写ペーパーへの使用は従来方法により実施でき、詳細な記載は必要とし ないであろう。 分散相として、動物性及び/又は植物性油中にクロモゲン物質が溶解した溶 液を使用して、ゼラチン及びカルボキシメチルセルロース、アラビアゴム等の1 種又はそれ以上の他のポリマーのコアセルベーションにより、マイクロカプセル を、従来の方法で製造することができる。 製造されるマイクロカプセルには、他の添加剤を配合することができ、これに は、スターチ又はポリビニルアルコール又はこれらの混合物のようなバインダー や、溶解しない緩衝剤又は、検量した小麦スターチ又は細かく粉砕したセルロー スフロック(又は両者の混合物)のような“大きな(stilt)”材料が含まれ、 プロセス中及びその後の取り扱い中に被覆組成物が早期に破裂することを回避す る。 上記被覆組成物は、例えはエアナイフ、オフセットグラビア、計量ロールのよ うな、厳密に制御された未乾燥塗膜重量を適用できるように設計された標準的な 被覆技術を用いることにより、ペーパー基材(40g〜150g)に適用するこ とができる。 所望する濃度でクロモゲン物質を完全に溶解するために、動物性及び/又は植 物性油の温度を、アルキル化ナフタレン、塩素化パラフィン及び水素化テルフェ ニルのような従来の分散相に必要とされる温度以上の温度に上昇させる必要があ る。 クロモゲン物質を完全に溶解するために、従来の分散相溶剤が必要とした温度 、通常100℃以下の温度と比較して、油の温度を100℃〜135℃まで上昇 させる必要があることが実験で示された。 本発明を次の例により説明するが、これに制限されるものではない。全ての配 合物は特に明記しない限り重量で表わされ、これらの例で用いる特定の着色形成 剤は次のようなものである: A)2′−(オクチルアミノ)−6′(ジエチルアミル)フルオラン B)2′−アニリノ−3′−メチル−6′(ジエチルアミノ)フルオラン C)6′−(ジエチルアミノ)−2′−(1,1−ジメチルエチル)−スピロ− 〔イソベンゾフラン−1(3H),9′−〔9H〕キサンテン−3−オン D)6′−(ジブチルアミノ)−3′−メチル−2′−フェニルアミノ)−スピ ロ〔イソベンゾフラン−1(3H),9′−〔9H〕キサンテン−3−オン (式中、Me=メチル(CH3-) Et=エチル(CH3-CH2-) Bu-t=第三級ブチル((CH32-CH−CH2-) Ph=フェニル(C66-) を示す。) 上記着色形成剤は次の表1に示すような組合せで用いた。 例 1 (i) 分散相溶液の調製 本例において用いる3種の選定されたクロモゲン物質(A,B,C)を表1 に示す割合で混合して、次いで強烈な黒色プリントを使用するにあたり得るよう にした。 クロモゲン物質の混合物を、脱臭した精製なたね油に分散させ、温度を11 5℃に上昇させた。 完全に溶解するため、該温度を30分間保持した。なたね油中に分散したク ロモゲン物質の濃度は6.9%であった。 温度上昇及び下降中における溶媒係の溶解特性は、タービジメトリーにより 決定し、次の結果を得た。 温度 ℃ 溶解性 % 65 19 81 41 99 87 115 98 56 97 35 96 27 97 ほぼ完全な溶液が得られ、保持できることを示す。 次いで上記溶液を60℃で冷却し、該温度で保持した。 (ii) エマルジョンの調製 分散相溶液を、ゼラチンとカルボキシメチルセルロース(CMC)の混合物中 、55±5℃で、約5ミクロンの平均カプセルサイズに乳化した。該サイズはク ールターカウンター(Coulter Counter)を用いて測定した。 (iii) コアセルベーションプロセス このエマルジョン(上記ii)を、軟水の添加により希釈し、pHを、20% 水酸化ナトリウムを添加することにより、pH値9.0〜9.5に調整した。 希酢酸を、ゼラチンのpHが等電点以下になるように添加して減少させ、ゼ ラチンの電荷を変化させる。更に酸性化することで、負に帯電したC.M.Cと の相互関係及び相分離の結果として、液状コアセルベートの形成が従来の方法で なされた。 更に酸性化することにより、液状コアセルベートは、核又はコア物質(即ち 、上記(i)で調製した分散相溶液)にひき寄せられて、液壁を形成した。 更なる酸性化により、所望の程度のクラスターが得られた時に、酸性化を終 了した。 (iv) 冷却 該分散液を8℃〜10℃に冷却して、コアセルベートの液壁をゲル化した。 8℃〜10℃で、該液壁は、アルデヒド(例えばホルムアルデヒド)の添加 により架橋し、次いで20%の水酸化ナトリウムを更に添加することによりpH を9.0まで増大させた。 (v) エージング/フィニシング 該架橋した分散液を周囲温度までもどし、予め決められた期間(1〜3時間 )、均質化し、状態調整(例えばエージング)した。 エージングした後、得られたカプセル分散液を適切なバインダー(例えばス ターチ又はスターチ/P.V.A混合物)及び適切な“大きい(stilt)緩衝剤 ”(例えばセルロースフロック又は検量した小麦スターチ)とブレンドして、従 来の方法でシート材上に被覆するのに適切な混合物を製造した。 このようにして製造された感圧記録材は、優れた保存寿命を有し、はっきり した強烈な色彩を形成することを見出した。例 2 4種の選定されたクロモゲン物質(A,B,C,D)を表1に示す割合で混合 して、次いで強烈な黒色プリントを、使用するにあたり得るようにした。本例に おいては、かかる4種のクロモゲン物質を最初、脱臭した精製なたね油を含む溶 媒に、濃度6.9%で周囲温度において分散させ、その後温度を115℃に増加 させ次いで減少させた。 次のエマルジョンの調製、コアセルベーションプロセス、冷却及びエージング /フィニシングは、例1と同様に行った。 同様に、サンフラワー油のような植物性油や、たら肝油及び牛液滴(beef dri pping)のような動物性油や、これらの油の種々の混合物を用いて、実験室スケ ールのカプセル封入を実施し、同様の良好な結果を得た。 上記例において、使用する着色形成剤は全てフルオラン誘導体であり、溶媒は 100%動物性又は植物性油であるが、必要に応じて、他の非フルオラン着色形 成剤を着色形成剤配合物の10%まで含有させることができ、更に他の非動物性 又は植物性油溶媒を溶媒の20%まで含有させることができる。しかし、100 %フルオラン着色形成剤、及び溶媒として100%動物性又は植物性油の使用が 最も好ましい。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年6月30日 【補正内容】 自体の例として、動物性若しくは植物性油を溶媒として使用するシステムは、他 の溶剤/着色形成剤システムが、より優れた性能があることを確かめるための比 較例としてのみ評価されていることが見出される。 上記従来技術を背景として、本発明は、従来のマイクロカプセル中の着色形成 剤の群に対して、いかなる従来の合成溶剤をも用いることを必要とせず、天然の 植物性及び動物性油を有効に使用できること、及び更に特に、かかる植物性及び 動物性油中にかかる着色形成剤群が溶解した十分に濃厚な溶液は、優れた画像及 び優れた保存寿命を提供できることを見出してなされた。 本発明の目的の1つは、感圧記録材を形成するための基本シートに適用する破 裂性材料の被覆の分散相として使用する組成物を提供するにある。該組成物は、 80%〜100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含む溶媒中 に溶解する、少なくとも90%がモノアミノ及び/又はジアミノフルオラン誘導 体である1種又はそれ以上の着色形成剤を含む。 かかる油は、従来使用されてきた多くの着色形成剤に対しては十分に良好な溶 解性を提供しないが、アミノフルオランを基本とする着色形成剤には用いること ができることを見出した。 しかし、要求される溶解性を達成するために、通常使用するよりも高い温度、 例えば100℃〜135℃の範囲の温度で、かかる着色形成剤を溶解する工程を 実施する必要があり、本発明の他の目的は、少なくとも90%の前記着色形成剤 はモノアミノ及び/又はジアミノフルオラン誘導体で、前記着色形成剤を80% 〜100%の動物性又は植物性油を含む溶媒中に溶解し、前記着色形成剤の溶解 を100℃以上、代表的には135℃までの温度で実施することを特徴とする、 1種又はそれ以上の着色形成剤で被覆された基本シートを含む感圧記録材の製造 方法を提供するにある。 かかる高温でかかる溶液を形成した後には、次いで該溶液を冷却し、一般的な 従来方法を実施して、所望される破裂性被覆を形成し、優れた保存寿命と優れた 画像形成特性を有する製品を提供する。これは、例えばトリフェニルメタンロイ コ染料剤のような他の着色形成物質を、通常用いられているような一般的には1 00℃以下である温度で、同様の溶媒中において溶解することによっては達成す ることができなかった方法で提供するものである。 このように、本発明者らは、100%までの動物性及び/又は植物性油である 溶媒の使用を可能にすることを見出した。 使用できる油には、なたね油、綿実油、オリーブ油、コーン油、小麦油、ごま 油、鯨油、まっこう鯨油、魚油、たら肝油又はこれらの1種若しくはこれ以上の 混合物が含まれる。 本発明において使用することができる着色形成物質には、特に次のようなクロ モゲン物質、 2′−(オクチルアミノ)−6′−8(ジエチルアミノ)フルオラン 2′−アニリノ−3′−メチル−6′(ジエチルアミノ)フルオラン、 6′−(ジエチルアミノ)−2′−(1,1−ジメチルエチル)フルオラン、 6′−(ジブチルアミノ)−3′−(メチル)−2′−(フェニルアミノ)− スピロ〔イソベンゾフラン−1(3H),9′−〔9H〕キサンテン〕−3−オ ン が含まれるが、これらに限定されるものではなく、これらはフルオラン誘導体で あり、トリフェナルメタンロイコ染料とは区別されるものである。 1種又はそれ以上のかかるクロモゲン物質は、100%までの植物性及び/又 は動物性油から成る溶媒中に完全に溶解することができ、感圧複写システムに使 用される分散相を提供する。しかしながら、該溶液には複写システムの特性又は 性能を修飾するために、他の添加剤を含むことができることは理解されるべきで ある。 本発明の他の目的は、上記した方法で製造された溶液を含む分散相の液滴を閉 じ込めた破裂性材料で被覆した基本シートを含む感圧記録材を提供するにある。 更に本発明の目的は、少なくとも90%の前記着色形成剤にはモノアミノ及び /又はジアミノフルオラン誘導体が含まれ、80%〜100%の1種若しくはそ れ以上の植物性及び/又は動物性油を含む溶媒中に100℃より高い温度で該着 色形成剤を溶解させて分散相溶液を形成し、次いで該溶液を70℃以下の温度で コアセルベーションに課することを特徴とするコアセルベーションにより、有機 溶媒に着色形成剤が溶解した溶液を含有するマイクロカプセルを形成する方法を 提供するにある。 分散相又はコア材料の調製及び組成は別として、本発明のマイクロカプセル及 び感圧複写ペーパーへの使用は従来方法により実施でき、詳細な記載は必要とし ないであろう。 分散相として、動物性及び/又は植物性油中にクロモゲン物質が溶解した溶 液を使用して、ゼラチン及びカルボキシメチルセルロース、アラビアゴム等の1 種又はそれ以上の他のポリマーのコアセルベーションにより、マイクロカプセル を、従来の方法で製造することができる。 製造されるマイクロカプセルには、他の添加剤を配合することができ、これに は、スターチ又はポリビニルアルコール又はこれらの混合物のようなバインダー や、溶解しない緩衝剤又は、検量した小麦スターチ又は細かく粉砕したセルロー スフロック(又は両者の混合物)のような“大きな(stilt)”材料が含まれ、 プロセス中及びその後の取り扱い中に被覆組成物が早期に破裂することを回避す る。 上記被覆組成物は、例えはエアナイフ、オフセットグラビア、計量ロールのよ うな、厳密に制御された未乾燥塗膜重量を適用できるように設計された標準的な 被覆技術を用いることにより、ペーパー基材(40〜150g/m2)に適用す ることができる。 所望する濃度でクロモゲン物質を完全に溶解するために、動物性及び/又は植 物性油の温度を、アルキル化ナフタレン、塩素化パラフィン及び水素化テルフェ ニルのような従来の分散相に必要とされる温度以上の温度に上昇させる必要があ る。 クロモゲン物質を完全に溶解するために、従来の分散相溶剤が必要とした温度 、通常100℃以下の温度と比較して、油の温度を100℃〜135℃まで上昇 させる必要があることが実験で示された。 本発明を次の例により説明するが、これに制限されるものではない。全ての配 合物は特に明記しない限り重量で表わされ、これらの例で用いる特定の着色形成 剤は次のようなものである:例 1 (i) 分散相溶液の調製 本例において用いる3種の選定されたクロモゲン物質(A,B,C)を表1 に示す割合で混合して、次いで強烈な黒色プリントを使用するにあたり得るよう にした。 クロモゲン物質の混合物を、脱臭した精製なたね油に分散させ、温度を11 5℃に上昇させた。 完全に溶解するため、該温度を30分間保持した。なたね油中に分散したク ロモゲン物質の濃度は6.9%であった。 温度上昇及び下降中における溶媒係の溶解特性は、タービジメトリーにより 決定し、次の結果を得た。 温度 ℃ 溶解性 % 65 19 81 41 99 87 115 98 56 97 35 96 27 97 ほぼ完全な溶液が得られ、保持できることを示す。 次いで上記溶液を60℃で冷却し、該温度で保持した。 (ii) エマルジョンの調製 分散相溶液を、ゼラチンとカルボキシメチルセルロース(CMC)の混合物中、 55±5℃で、約5μmの平均カプセルサイズに乳化した。該サイズはクールタ ーカウンター(Coulter Counter)を用いて測定した。 (iii) コアセルベーションプロセス このエマルジョン(上記ii)を、軟水の添加により希釈し、pHを、20% 水酸化ナトリウムを添加することにより、pH値9.0〜9.5に調整した。 希酢酸を、ゼラチンのpHが等電点以下になるように添加して減少させ、ゼ ラチンの電荷を変化させる。更に酸性化することで、負に帯電したC.M.Cと の相互関係及び相分離の結果として、液状コアセルベートの形成が従来の方法で なされた。 更に酸性化することにより、液状コアセルベートは、核又はコア物質(即ち 、上記(i)で調製した分散相溶液)にひき寄せられて、液壁を形成した。 更なる酸性化により、所望の程度のクラスターが得られた時に、酸性化を終 了した。 (iv) 冷却 該分散液を8℃〜10℃に冷却して、コアセルベートの液壁をゲル化した。 8℃〜10℃で、該液壁は、アルデヒド(例えばホルムアルデヒド)の添加 により架橋し、次いで20%の水酸化ナトリウムを更に添加することによりpH を9.0まで増大させた。 (v) エージング/フィニシング 該架橋した分散液を周囲温度までもどし、予め決められた期間(1〜3時間 )、均質化し、状態調整(例えばエージング)した。 エージングした後、得られたカプセル分散液を適切なバインダー(例えばス ターチ又はスターチ/P.V.A混合物)及び適切な“大きい(stilt)緩衝剤 ”(例えばセルロースフロック又は検量した小麦スターチ)とブレンドして、従 来の方法でシート材上に被覆するのに適切な混合物を製造した。 このようにして製造された感圧記録材は、優れた保存寿命を有し、はっきり した強烈な色彩を形成することを見出した。例 2 4種の選定されたクロモゲン物質(A,B,C,D)を表1に示す割合で混合 して、次いで強烈な黒色プリントを、使用するにあたり得るようにした。本例に おいては、かかる4種のクロモゲン物質を最初、脱臭した精製なたね油を含む溶 媒に、濃度6.9%で周囲温度において分散させ、その後温度を115℃に増加 させ次いで減少させた。 請求の範囲 1.感圧記録材を形成するための基本シートに適用する破裂性材料の被覆の分散 相として用いる組成物であって、該組成物は1種又はそれ以上の着色形成剤を含 み、該着色形成剤の少なくとも90%がモノアミノ及び/又はジアミノフルオラ ン誘導体であり、80%〜100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物 性油を含む溶媒中に溶解することを特徴とする組成物。 2.溶媒は100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含むこと を特徴とする請求項1記載の組成物。 3.着色形成剤は、1種又はそれ以上の次のアミノフルオラン、 2′−(オクチルアミノ)−6′−(ジエチルアミノ)フルオラン 2′−アニリノ−3′−メチル−6′(ジエチルアルノ)フルオラン、 6′−(ジエチルアミノ)−2′−(1,1−ジメチルエチル)フルオラン、 6′−(ジブチルアミノ)−3′−メチル−2′−(フェニルアミノ)−スピ ロ〔イソベンゾフラン−1(3H),9′−〔9H〕キサンテン〕−3−オン を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の組成物。 4.1種又はそれ以上の着色形成剤の溶液の液滴を閉じ込めた破裂性材料で被覆 した基本シートを含む感圧記録材を製造するにあたり、少なくとも90%の上記 着色形成剤はモノアミノ及び/又はジアミノフルオラン誘導体であり、前記着色 形成剤を80%〜100%の動物性又は植物性油を含む溶媒中に溶解させ、前記 着色形成剤の溶解を100℃以上の温度で実施することを特徴とする感圧記録材 の製造方法。 5.上記着色形成剤の溶解を135℃までの温度で実施することを特徴とする請 求項4記載の製造方法。 6.溶媒は100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含むこと を特徴とする請求項4又は5記載の製造方法。 7.着色形成剤は、1種又はそれ以上の次のアミノフルオラン、 2′−(オクチルアミノ)−6′−(ジエチルアミノ)フルオラン 2′−アニリノ−3′−メチル−6′(ジエチルアルノ)フルオラン、 6′−(ジエチルアミノ)−2′−(1,1−ジメチルエチル)フルオラン、 6′−(ジブチルアミノ)−3′−メチル−2′−(フェニルアミノ)−スピ ロ〔イソベンゾフラン−1(3H),9′−〔9H〕キサンテン〕−3−オン を含むことを特徴とする請求項6記載の製造方法。 8.1種又はそれ以上の着色形成剤を含む分散相の液滴を閉じ込めた破裂性材料 で被覆した基本シートを含み、該着色形成剤の少なくとも90%はモノアミノ及 び/又はジアミノフルオラン誘導体であり、該着色形成剤は80%〜100%の 1種又はそれ以上の植物性及び動物性油を含む溶媒中に溶解していることを特徴 とする感圧記録材。 9.上記溶媒は100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含む ことを特徴とする請求項8記載の感圧記録材。 10.着色形成剤は、1種又はそれ以上の次のアミノフルオラン、 2′−(オクチルアミノ)−6′−(ジエチルアミノ)フルオラン 2′−アニリノ−3′−メチル−6′(ジエチルアルノ)フルオラン、 6′−(ジエチルアミノ)−2′−(1,1−ジメチルエチル)フルオラン、 6′−(ジブチルアミノ)−3′−メチル−2′−(フェニルアミノ)−スピ ロ〔イソベンゾフラン−1(3H),9′−〔9H〕キサンテン〕−3−オン を含むことを特徴とする請求項8又は9記載の感圧記録材。 11.コアセルベーションにより、有機溶媒中に着色形成剤が溶解している溶液 を含むマイクロカプセルを形成するにあたり、上記着色形成剤の少なくとも90 %はモノアミノ及びジアミノフルオラン誘導体を含み、80%〜100%の1種 又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含む溶媒中に100℃を超える温度 で溶解させて、分散相溶液を形成し、次いで該溶液を70℃より低い温度でコア セルベーションに課することを特徴とするマイクロカプセルの形成方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.感圧記録材を形成するための基本シートに適用する破裂性材料の被覆の分散 相として用いる組成物であって、該組成物は1種又はそれ以上の着色形成剤を含 み、該着色形成剤の少なくとも90%がモノアミノ及び/又はジアミノフルオラ ン誘導体であり、80%〜100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物 性油を含む溶媒中に溶解することを特徴とする組成物。 2.溶媒は100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含むこと を特徴とする請求項1記載の組成物。 3.着色形成剤は、1種又はそれ以上の次のアミノフルオラン、 2′−(オクチルアミノ)−6′−(ジエチルアミノ)フルオラン 2′−アニロ−3′−メチル−6′(ジエチルアルノ)フルオラン、 6′−(ジエチルアミノ)−2′−(1,1−ジメチルエチル)フルオラン、 6′−(ジブチルアミノ)−3′−メチル−2′−(フェニルアミノ)−スピ ロ〔イソベンゾフラン−1(3H),9′−〔9H〕キサンテン〕−3−オン を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の組成物。 4.1種又はそれ以上の着色形成剤の溶液の液滴を閉じ込めた破裂性材料で被覆 した基本シートを含む感圧記録材を製造するにあたり、少なくとも90%の上記 着色形成剤はモノアミノ及び/又はジアミノフルオラン誘導体であり、前記着色 形成剤を80%〜100%の動物性又は植物性油を含む溶媒中に溶解させ、前記 着色形成剤の溶解を100℃以上の温度で実施することを特徴とする感圧記録材 の製造方法。 5.上記着色形成剤の溶解を135℃までの温度で実施することを特徴とする請 求項4記載の製造方法。 6.溶媒は100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含むこと を特徴とする請求項4又は5記載の製造方法。 7.着色形成剤は、1種又はそれ以上の次のアミノフルオラン、 2′−(オクチルアミノ)−6′−(ジエチルアミノ)フルオラン 2′−アニロ−3′−メチル−6′(ジエチルアルノ)フルオラン、 6′−(ジエチルアミノ)−2′−(1,1−ジメチルエチル)フルオラン、 6′−(ジブチルアミノ)−3′−メチル−2′−(フェニルアミノ)−スピ ロ〔イソベンゾフラン−1(3H),9′−〔9H〕キサンテン〕−3−オン を含むことを特徴とする請求項6記載の製造方法。 8.1種又はそれ以上の着色形成剤を含む分散相の液滴を閉じ込めた破裂性材料 で被覆した基本シートを含み、該着色形成剤の少なくとも90%はモノアミノ及 び/又はジアミノフルオラン誘導体であり、該着色形成剤は80%〜100%の 1種又はそれ以上の植物性及び動物性油を含む溶媒中に溶解していることを特徴 とする感圧記録材。 9.上記溶媒は100%の1種又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含む ことを特徴とする請求項8記載の感圧記録材。 10.着色形成剤は、1種又はそれ以上の次のアミノフルオラン、 2′−(オクチルアミノ)−6′−(ジエチルアミノ)フルオラン 2′−アニロ−3′−メチル−6′(ジエチルアルノ)フルオラン、 6′−(ジエチルアミノ)−2′−(1,1−ジメチルエチル)フルオラン、 6′−(ジブチルアミノ)−3′−メチル−2′−(フェニルアミノ)−スピ ロ〔イソベンゾフラン−1(3H),9′−〔9H〕キサンテン〕−3−オン を含むことを特徴とする請求項8又は9記載の感圧記録材。 11.コアセルベーションにより、有機溶媒中に着色形成剤が溶解している溶液 を含むマイクロカプセルを形成するにあたり、上記着色形成剤の少なくとも90 %はモノアミノ及びジアミノフルオラン誘導体を含み、80%〜100%の1種 又はそれ以上の植物性及び/又は動物性油を含む溶媒中に100℃を超える温度 で溶解させて、分散相溶液を形成し、次いで該溶液を70℃より低い温度でコア セルベーションに課することを特徴とするマイクロカプセルの形成方法。
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