JPH04298578A - 黒色画像を生成する高固形分cb印刷インキ - Google Patents

黒色画像を生成する高固形分cb印刷インキ

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JPH04298578A
JPH04298578A JP3312997A JP31299791A JPH04298578A JP H04298578 A JPH04298578 A JP H04298578A JP 3312997 A JP3312997 A JP 3312997A JP 31299791 A JP31299791 A JP 31299791A JP H04298578 A JPH04298578 A JP H04298578A
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    • B41M5/165Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components characterised by the use of microcapsules; Special solvents for incorporating the ingredients

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景)本発明は、マイクロカプセルの崩壊およ
び染料前駆物質の反応によって黒色画像を生成する高固
形分の水性でマイクロカプセルを含有する印刷インキに
関する。より詳細には、本発明は、黒色画像を生成し、
カーボンレス複写紙の製造において印刷機にかけること
ができる高固形分の水性CB印刷インキに関する。カー
ボンレス複写紙と呼ばれる方が多い感圧記録紙の製造に
おいて、また染料前駆物質ともいう無色の色素前駆物質
溶液を含有する圧力で崩壊可能なマイクロカプセル層を
通常、一セットのカーボンレス複写紙の表紙の紙の裏面
に塗布する。この塗布裏面をCBコーティングという。
画像またはコピーを発色させるためには、CBコーティ
ングを、表面に、色素受容体ともいう適当な発色剤のコ
ーティングを含有する紙と重ね合わせなければならない
。この塗布された表面の発色剤コーティングをCFコー
ティングという。発色剤は、通常酸性で、色素前駆物質
との反応によって色素の発色を可能にする物質である。
感圧記録紙のマーキングは、圧力によってCBコーティ
ング中のカプセルを崩壊させて、色素前駆物質溶液を、
その下に重ね合わせた紙の表面ににじみ出させることに
よって行う。無色または若干着色した色素、すなわち色
素前駆物質を、圧力をかけた部分の発色剤と反応させ、
それによって着色マーキングを生じさせる。感圧記録紙
製造技術の該機構を周知である。CF記録紙に用いられ
る周知の発色剤の中には、アセチル化フェノール樹脂、
サリチル酸変性フェノール樹脂、および、特に、ノボラ
ック型フェノール樹脂のようなフェノール性樹脂がある
。該発色剤を塗布した受容紙に適用した場合に着色マー
クを発色させるのに有用な周知の塩基性で反応性の無色
色原体染料前駆物質の中には、クリスタルバイオレット
ラクトン(CVL)、ミヒラーヒドロールすなわち4,
4′−ビス(ジエチルアミノ)ベンズヒドロールのp−
トルエンスルホン酢酸、ベンゾイルロイコメチレンブル
ー(BLMB)、インドリルレッド、マラカイトグリー
ンラクトン、8′−メトキシベンゾインドリンスピロピ
ラン、ローダミンラクトン、およびそれらの混合物があ
る。黒色画像を発色させるために、種々の染料前駆物質
を混合できることも公知である。たとえばKimura
の米国特許第3,551,181号参照。同特許には黒
色コピーを得るために、赤紫色発色剤または青色発色剤
を特に開示された橙黄色発色剤と混合することを提案し
ている。しかし、現在までのところ、高品質の黒色画像
の生成はマイクロカプセル化染料前駆物質をもってして
は得ることが難しい。しばらくの間、カーボンレス複写
紙の製造にマイクロカプセル化が用いられていた。
主要な方法の1つは水溶液からの相分離を含むものであ
る。複雑なコアセルベーション法(米国特許第2,80
0,457号ほか)はこの範畴に入る。他のCBマイク
ロカプセルの製造方法は界面重合または界面架橋を含む
ものである。たとえば、Kanの特許第3,432,3
27号参照。同特許には、界面重合に用いるために、多
数の反応物および共反応物が示されている。最後に、カ
プセル化による界面重合法の改良が本出願人の特許第4
,898,780号(1990年2月6日出願)にあり
、参考資料として本明細書に収録してある。該改良は、
油性溶液相に溶解した架橋剤、たとえばポリイソシアナ
ートを、水性溶液相に溶解した高分子量ポリアニオン、
たとえばカゼインおよび低分子量のポリカチオン性ポリ
アミンとから成るポリ塩を反応させることを含んでいる
。該方法は、通常の界面重合によって生成したマイクロ
カプセルよりも厚くて強靭なマイクロカプセルを生じる
。どのカプセル化法を用いるにせよ、インキのビヒクル
およびCBコーティング法に関して問題が残っている。
CBコーティン技術に関するもっとも古い先行技術によ
れば、該コーティングは、ドイツ公開特許第1,934
,437号および同第1,955,542号に示される
ように基質の全面に、水性コーティング組成物を用いて
行った。これらの特許に述べてある方法には、コーティ
ング組成物の適用に続いて、水分を蒸発させ、これには
かなりのエネルギーの供給を必要とするという欠点があ
る。さらに、乾燥の必要性は、水性コーティング組成物
の場合、複雑で高価な設備の採用を要する。別の問題は
水性コーティング組成物の製造および精製から生じる汚
染水の除去に関するものである。コーティングの製造に
揮発性有機溶剤を用いる場合には、コーティングを乾燥
させるために、余剰の溶剤をも蒸発させなければならな
い。このことは、とりわけ危険な溶剤蒸気の生成をもた
らす。紙基質にコーティング組成物を適用するには、ま
た多くの公知の方法がある。先行技術によれば、グラビ
アまたはフレキソ印刷で紙基質に水性または溶剤含有コ
ーティングを適用することができる。これらの方法にも
、コーティングをさらに乾燥しなければならないという
欠点がある。これらの理由から、米国特許第3,079
,351号および同第3,684,549号にあるよう
に、マイクロカプセルをワックスの中に抱き込み、この
ようなホットメルト系を紙基質に塗布することが提案さ
れた。たとえば、また米国特許第4,112,138号
および同第4,097,619号参照。該特許は、非水
無溶剤ホットメルト系によるか、または放射線硬化可能
な系によって紙にマイクロカプセルを適用する方法を開
示している。。米国特許第4,161,570号では、
最初に噴霧乾燥することなく、マイクロカプセルを放射
線硬化可能な物質に添加する。これらの提案された方策
は溶剤除去を回避しているけれども、比較的多量のワッ
クスを適用しなければならないためにワックス状コーテ
ィングは紙の特性を変化させる。従って、典型的な水性
CBインキの場合に見られる問題点を回避できるほどイ
ンキの固形分が高い場合には、依然として水性CBイン
キを使用する方が好ましい。水性CBインキに関する重
要な問題は所要乾燥能力が大きいということである。た
とえば、固形分45%のCB印刷インキは、コーティン
グを乾燥させるために多量のエネルギーの使用を指示す
る55%の含水量を有している。乾燥重量が1.25ポ
ンド/連の典型的なCBコーティング(0.1ポンド/
連のカプセル含有)の場合には、コーティングは2.7
8ポンド/連(すなわち1.25ポンド/連を45で除
去)の湿潤重量を適用しなければならない。
このことは約1.5ポンド/連の水分を除去しなければ
ならないことを意味する。さらに、このような多量の水
分を紙に加える場合には、カールやしわのような紙のゆ
がみを防ぐためにコーターに多くの調整剤を添加しなけ
ればならない。また、過度の浸透およびコーター上での
ウェブ破損を避けるためには、特殊グレードの紙も必要
である。その結果は、建設し、移動させるには極めて高
価なコーターおよび付帯設備ということになる。多額の
投資費用による生産の集中化も、大量のスクラップおよ
び高額の輸送費という形で投資費用を不手際なものにす
る。これらすべての要素がCB塗布紙の費用に付加され
る。これらの問題を克服するために、高固形分の水性C
B印刷インキの製造に関する種々の提案がなされた。た
とえば、Jabsの米国特許第4,428,978号に
は、ポリイソシアナート類およびH−活性化合物から界
面重付加によって調製したマイクロカプセルを35ない
し60重量%含有する水性懸濁液製造方法において、さ
らにa)イソシアヌレート変性脂肪族ポリイソシアナー
トをポリイソシアナートとして使用し、かつb)該懸濁
液を重付加反応後pH値を7未満に調整する方法が開示
されている。該懸濁液は、たとえば噴霧乾燥によって、
凝集物のないカプセル粉末に転化させることができるか
、または該懸濁液は、直接、水性フレキリ印刷ペースト
の製造および付随的にフレキソ法印刷による全部または
一部の塗布のカーボンレス複写紙製造に使用できること
が開示されている。Jabsの実施例中に見られる好ま
しい水性溶液相は水に溶解したポリアミンで、重付加反
応が起った後にそれに水性酸を添加する。高固形分の水
性CB印刷インキを検討した別の特許はVassill
iadesの米国特許第4,138,362号である。
Vassilliadesは、油に可溶な非重合性多官
能イソシアナート架橋剤を含有する水に不混和性の油状
物質、および、繰返し−NH2または=NH基を含有す
る水溶性ポリマーまたは繰返し水酸基を含有する水溶性
天然ガムの形の高分子乳化剤水溶液を混合することによ
るマイクロカプセルの製造を開示している。イソシアナ
ートによる乳化剤の架橋によって油中水型エマルション
が形成される。エマルションが天然の高分子乳化剤を含
有する場合には、尿素−ホルムアルデヒドまたはアルカ
リ金属過ヨウ素酸塩の形の粘度低下剤を、高固形分被膜
重量を得ながら、一方効果的なコーティング粘度を得る
ために、添加することができる。Vassilliad
esの実施例に示される好ましい水性溶液相は、水溶性
尿素−ホルムアルデヒドプレポリマーを含有するキトサ
ンまたはゼラチン混和水溶液である。カゼインの場合に
は、Vassilliades法によって生成したカプ
セルは極めて貧弱である。カプセルは壁が極めて薄いた
めに非常に砕けやすく、含有する溶液が絶えず放出する
ために僅かな寿命しか示さない。これらの教示にも拘ら
ず、オフセット印刷機で、もしくは図書印刷機でさえも
コーティング組成物にマイクロカプセルを印刷する方法
は、印刷インキの製造中のみならず、印刷機の分配ロー
ラー上のみならず印刷過程で、せん断力および圧縮力が
大部分のマイクロカプセルを崩壊させると考えられるの
で、これまで実施不可能と考えられていた。印刷機にか
けることができる印刷インキの製造方法が、すでに述べ
た米国特許第4,404,251号に記載されており、
その中で、マイクロカプセルの水性分散液を直接結合剤
中で撹拌し、さらに真空で水分を除去する(所謂フラッ
シング法)ことによるか、またはマイクロカプセルを噴
霧乾燥した後結合剤に添加することによって生成したマ
イクロカプセルを印刷インキ組成物中に配合する。
これらの方法は特殊の設備を要し、完全に満足しうるも
のではない。前者の方法では、マイクロカプセルの親水
性が結合剤中への直接混合を極めて困難なものにする。
噴霧乾燥方法は極めて高価である。さらに、噴霧乾燥中
に、若干のカプセルが凝集して大きな粒径分布を生じる
ことは避けられない。凝集体は容易に100ミクロン以
上に達することができ、一且生成したものをカプセルを
破壊しないようにばらばらに砕くことは実質的に不可能
である。このような大きな粒子はインキには全く不適当
である。米国特許第4,889,877号は黒色画像を
生成しうる改良高固形分水性CB印刷インキを提供して
いる。該インキは、インキビヒクル自体中のマイクロカ
プセル分散液(マイクロカプセルスラリー)を調製して
、約60ないし70重量%の固形分とすることによって
調製される。しかし、該方法は水性溶液中に不揮発性希
釈剤の使用を必要とする。従って、混合染料濃度が高く
、黒色画像を生成することができる改良高固形分水性C
B印刷インキに対する要望は依然として存在する。
(発明の要約)上記要望は、黒色画像を生成することが
でき、さらに不揮発性希釈剤の量を低減するかまたは皆
無にするように染料前駆物質の量を増大させる改良CB
印刷インキを提供する本発明によって満足させられる。
マイクロカプセル化法は、界面重合または界面架橋法で
、反応物、好ましくはポリイソシアナートのような架橋
剤をマイクロカプセルの内相として作用する油性溶液に
溶解させる方法が望ましい。従って、CBインキの場合
には、油性溶液は油性溶剤および色、好ましくは黒色を
発色させるために発色剤と反応することができる染料前
駆物質を含有する。架橋剤はその油性溶液に溶解させる
。架橋反応物および染料前駆物質を溶解させた油性溶液
は、次に、水性溶液中に分散させて、エマルションとす
る。共反応物は乳化の前か後に添加することができる。
いずれにしても、公知のように、反応物および共反応物
は界面重合または界面架橋の機構により、エマルション
中で反応して、油性溶液滴の周囲に固くて厚いカプセル
壁を形成して、マイクロカプセルをつくる。共反応物は
本発明者の初期の特許第4,898,780号に開示さ
れているようなポリ塩が好ましい。該特許に開示されて
いるように、ポリ塩は、高分子量ポリアニオン、たとえ
ばカゼイン、および分子量が1200未満で、少なくと
も三官能性のポリカチオン性ポリアミン、たとえばジエ
チレントリアミンを含有する。本発明の高固形分印刷イ
ンキの1つの製造法は、水とともに助溶剤として水性溶
液中に不揮発性希釈剤を使用することである。不揮発性
希釈剤は水に可溶(すなわち、水中の溶解度が約33%
よりも大)で、油性溶液に混和せず、反応物および共反
応物のカプセル壁物質との反応性がなく、かつ粘度が低
い(すなわち、約50cps未満)ことが必要である。
好ましくは、不揮発性希釈剤は、また、比較的非吸湿性
であり、カプセル壁に対する非可塑剤であり、約0.1
mmHg未満の蒸気圧を有し、かつ乾燥時に実質的に不
粘着であるべきである。好ましい不揮発性希釈剤はメチ
ルグルコシドのような非還元糖であるが、ジメチル尿素
、ジメチルヒダントインホルムアルデヒド樹脂、ならび
にソルビトール、エリトリトール、およびCarbow
ax  4000のようなポリオキシエチレンポリオー
ルのような他の物質も使用することができる。本発明の
好ましい染料前駆物質組成物も、発色剤と反応した場合
に、黒色画像を生成することができるという点で重要な
特質である。染料前駆物質組成物は油性溶剤に溶解した
緑色、赤色、青色および黒色染料前駆物質の混合物が好
ましい。油性溶剤中の全染料前駆物質の総計は油性溶剤
に対して10%から30%にわたることができる。
相対的な重量パーセント量は緑色が16ないし39重量
%、好ましくは23重量%;赤色が7ないし25重量%
、好ましくは14.5重量%;青色が3ないし10重量
%、好ましくは6重量%;黒色が33ないし67重量%
、好ましくは56.5重量%である。染料前駆物質混合
物は印刷インキ総重量の4ないし11%の量で存在する
ことができる。多量、すなわち6ないし11重量%の範
囲で使用する場合には、不揮発性希釈剤含量を低減させ
るかまたは皆無にさえすることが可能である。従って、
本発明の1つの態様では不揮発性希釈剤を使用しない。
この態様においては、印刷インキは、28ないし38重
量%の量(すべての百分率は印刷インキの総重量に対す
るものである)で存在する油性溶剤および6ないし11
重量%の染料前駆物質を含有する。油性溶液中に溶解さ
れた壁形成反応物は1重量%から3.5重量%にわたる
量で存在するのが好ましい。水性溶液中には54ないし
43重量%の水分および0ないし12重量%の不揮発性
希釈剤がある。乳化の前または後に水性相に溶解させる
ことができる壁形成共反応物は、0.3重量%から1.
5重量%にわたる量で存在するのが好ましい。保護コロ
イド配合物(後記)は4重量%から8重量%にわたる量
で存在する。不揮発性希釈剤を使用しない場合には、生
成印刷インキは好適な成分として、水分52.0%、不
揮発性希釈剤0.0%、油含有マイクロカプセル39.
5%、保護コロイド配合物6.0%、ならびに消泡剤、
滑剤および防腐剤のような種々の成分2.5%を有する
。このように配合されたCB印刷インキを約0.3ポン
ド/連(17×22)の乾燥重量の極低塗布量で塗布し
て、なおかつ良好な画像を生成することができる。38
ポンド/平方インチのカレンダリングの5分後にAns
wer  II(Macbeth、a  divisi
on  of  Kollmorgen  Corp.
of  New  York)濃度計で、40の濃度が
得られる。この種の染料前駆物質混合物を用いる場合に
は、マイクロカプセルが崩壊して発色剤と反応すると、
とりわけ濃い黒色画像が生成する。本発明の別の重要で
はあるが、任意の特徴は、低塗布量で印刷インキを適用
するのに必要な良好な転移性を得るために、印刷インキ
中に高濃度の保護コロイドおよび/または結合剤の配合
物(以後、代りにかつ集合的に「保護コロイド配合物」
という)を介在させることである。通常、高濃度の保護
コロイドまたは結合剤はCB染料前駆物質を用いて発色
させた色の彩度を減少させる。本発明の場合には、該減
少は、固くて脆い貧弱なフィルムを形成するポリマーま
たは樹脂および軟かくてしなやかなフィルム形成ポリマ
ーまたは樹脂の配合物の使用によって避けられる。保護
コロイド配合物は下記物質の2種類以上の混合物が望ま
しい:スチレン・無水マレイン酸コポリマー、メチルビ
ニルエーテル・無水マレイン酸コポリマー、スチレン・
マレイン酸エステルコポリマー、メチルビニルエーテル
・マレイン酸エステルコポリマー、カルボキシメチルセ
ルロース、カゼイン、ポリビニルピロリドン、アクリル
樹脂、およびスチレン化アクリル樹脂。さらに任意の特
徴として、スチレン/アクリルまたはスチレン/ブタジ
エンラテックスのような結合剤エマルションもしくは酸
変性ロジン樹脂または低分子量アクリル樹脂もしくはス
チレン・無水マレイン酸樹脂のようなアルカリ(通常ア
ンモニア)可溶性樹脂を、印刷インキの耐湿性および乾
燥速度を改善するためにプロセスの末期にインキに添加
することができる。不揮発性希釈剤を含有する態様にお
いては、油性溶液は23ないし43%(百分率はすべて
印刷インキの総重量に対するものである)の量で存在す
る油性溶剤および4.5ないし6.5%の染料前駆物質
を含有する。油性溶液に溶解される架橋性反応物は1%
から3.5%におよび量で存在するのが好ましい。水性
溶液では、水分が24ないし40%で、不揮発性希釈剤
が12ないし25%(もっとも好ましくは13ないし2
0%)存在するのが望ましい。水性溶液中に溶解させて
、乳化前または乳化後に添加することができる共反応物
は0.3%から1.5%に及ぶ量で存在するのが好まし
い。任意の保護コロイド配合物を使用する場合には、4
%から8%にわたる量で存在させることができ、任意の
結合剤エマルションまたはアルカリ可溶性樹脂を使用す
る場合には、0.001%から20.0%にわたる量で
存在させることができる。この態様においては、このよ
うにして生成する印刷インキは、好適な成分として、水
分38%、不揮発性希釈剤16%、油含有マイクロカプ
セル36%、保護コロイド配合物6%、結合剤エマルシ
ョンまたはアルカリ可溶性樹脂1.5%、ならびに消泡
剤、滑剤および防腐剤のような種々の成分2.5%を有
する。このように配合されたCB印刷インキは低塗布量
(すなわち約0.5ポンド/連(7″×22″の紙)で
塗布可能な高固形分のみならずすぐれた転移性を有する
ことが見出された。いずれの態様においても、これら2
つの特徴−高固形分および低塗布量−の組合せによって
、極く少量の水分を紙に加えるだけで、本発明のCB印
刷インキが塗布可能となる。たとえば、固形分が65%
のCB印刷インキの乾燥塗布量が0.5ポンド/連の場
合には、0.77ポンド/連の湿潤コーティングを適用
する(0.5/0.65=0.77)。このように、マ
イクロカプセルに加えて僅か0.27ポンド/連(0.
77−0.5=0.27)の水分を紙に適用するだけで
ある。このことは通常の水性フレキソ印刷インキと比べ
て80%以上の水分の減少を示す。この減少は高価な乾
燥方法またはフラッシング法によるのではなくて、本発
明の配合から得られる。紙に加えられる少量の水分は通
常の水性コーティングを悩ます紙のゆがみを生じさせる
能力がない。本発明のCBコーティングを不粘着状態ま
で乾燥させるには極く僅かな努力を要するのみである。
加熱ロール、エアバーまたは小型ボックスドライヤーが
乾燥を助けるのに適当である。結果として、本発明のC
B印刷インキは、既存の印刷ラインに容易に取付けるこ
とができる簡単なフレキソまたはオフセットグラビア装
置にかけることができる。従って、本発明の目的は、黒
色画像を生成させることができる改良された高固形分で
水性のマイクロカプセル含有印刷インキを提供すること
である。本発明のこれらおよび他の目的、特徴ならびに
付帯利点は、好適な態様および添付クレームの以下の詳
細な説明を読めば当業者には明かとなろう。
(好適な態様の詳細な説明)いずれの好適な態様におい
ても、簡単なフレキソ印刷またはオフセットグラビア法
を用いてCB塗布カーボンレス複写紙を調製するのに本
発明の印刷インキを使用することができる。好ましいマ
イクロカプセルは比較的強固であるので、該マイクロカ
プセルは不当な早期の崩壊なしに前記印刷方法に付随す
る圧力に耐えることができる。好適なマイクロカプセル
化法は本発明者の初期の特徴第4,898,780号に
示した方法であるが、ただし、前述の通り、他の界面重
合法や界面架橋法も使用することができる。本発明の同
時係属出願に開示したように、架橋剤を含有する染料前
駆物質の油性溶剤溶液を、弱塩基も用いて水に溶解させ
ておいたカゼインまたは他のポリアニオンの水性溶液中
に乳化させる。好ましくは三官能性以上で望ましくは分
子量が1200未満のポリアミンを乳化の前かまたは後
に添加する。好適なポリアミンは、また3つのアミノ基
の少なくとも2つに少なくとも1個の有効な活性水素を
有するのが好ましい。適当なポリアミン類の例は、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミン、イミノビ
スプロピルアミン、ビス(ヘキサメチレン)トリアミン
、ポリオキシプロピレントリアミン類、ポリオキシプロ
ピレンポリアミン類、およびアミンエポキシ付加物(ヒ
ドロキシアルキル置換ポリアミン類)である。ポリアニ
オンおよびポリアミンは架橋剤用共反応物として働らく
複合体すなわちポリ塩を生成する。さらに、架橋剤はポ
リアミン−ポリアニオン複合体の両セグメントと同時に
、またはポリアニオンセグメントを同時に沈澱させるポ
リアミンセグメントと、もしくは両方の機構によって反
応する反応物である。適当な架橋剤反応物の例は、ポリ
イソシアナート類、ポリ酸クロリト類、ポリ酸無水物類
、ポリエポキシド類、ポリクロロホルメート類、または
ポリアルデヒド類である。架橋剤は少なくとも三官能性
を含有する場合に、本発明の系中でもっとも良く作用す
ることが認められた。この目的に適当なイソシアナート
類はポリイソシアナート類およびポリイソシアナートプ
レポリマーである。「ポリイソシアナート」という用語
にはポリイソシアナート類およびポリイソチオシアナー
ト類が含まれる。適当な親油性ポリイソシアナート類の
例には、m−フェニレンジイソシアナート、p−フェニ
レンジイソシアナート、2,6−トリレンジイソシアナ
ート、2,4−トリレンジイソシアナート、ナフタレン
−1,4−ジイソシアナート、ジフェニルメタン−4,
4′−ジイソシアナート、3,3′−ジメトキシ−4,
4′−ビフェニルジイソシアナート、3,3′−ジメチ
ルジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアナート、キ
シリレン−1,4−ジイソシアナート、キシリレン−1
,3−ジイソシアナート、4,4′−ジフェニルプロパ
ンジイソシアナート、トリメチレンジイソシアナート、
ヘキサメチレンジイソシアナート、プロピレン−1,2
−ジイソシアナート、ブチレン−1,2−ジイソシアナ
ート、エチリジンジイソシアナート、シクロヘキシレン
−1,2−ジイソシアナート、シクロヘキシレン−1,
4−ジイソシアナート、キシレン−1,4−ジイソチオ
シアナート、エチリジンジイソチオシアナート、ヘキサ
メチレンジイソシアナート等のようなジイソシアナート
類;4,4′,4″−トリフェニルメタントリイソシア
ナート、トルエン−2,4,6−トリイソシアナート等
のようなトリイソシアナート類;および4,4′−ジメ
チルジフェニルメタン、2,2′,5,5′−テトライ
ソシアナート等のようなテトライソシアナート類がある
。特に好ましいのはヘキサメチレンジイソシアナートお
よびヘキサントリオールの付加生成物、2,4−トルエ
ンジイソシアナートジイソシアナートおよびピロカテコ
ールの付加生成物、トルエンジイソシアナートとヘキサ
ントリオールとの付加生成物、トルエンジイソシアナー
トとトリメチロールプロパンとの付加生成物、テトラメ
チルキシレンジイソシアナートとトリメチロールプロパ
ンとの付加生成物、ヘキサメチレンジイソシアナートと
トリメチロールプロパンとの付加生成物、もしくは、前
記化合物に類似の適当なポリイソシアナート類、または
メチレン(ポリフェニルイソシアナート)である。他の
使用可能な変性イソシアナート類は、1分子当り少なく
とも2個の官能性イソシアナート基を含有するヘキサメ
チレン−1,6−ジイソシアナート、n−キシリレンジ
イソシアナート、4,4′−ジイソシアナートジシクロ
ヘキシルメタンおよびイソホロンジイソシアナートを基
剤とするものである。米国特許第4,051,165号
に開示されているようなビウレット構造を有するか、ま
たはイソシアヌレート構造を有するヘキサメチレン−1
,6−ジイソシアナート誘導体を基剤とするポリイソシ
アナート類も含まれる。反応物が溶解される油性溶液は
、CB系で通常用いられるいずれかの染料前駆物質溶剤
のような油性溶剤を含むことが好ましい。適当な物質に
は、アルキル化ナフタレン類、アルキル化ビフェニル類
、塩素化ビフェニル類、ジフェニルメタン類およびエタ
ン類、アルキルフタレート類等がある。使用することが
できる別の油性溶剤物質には、灯油、ミネラルスピリッ
ト、ナフサ、キシレン、トルエン等のような脂肪族およ
び芳香族炭化水素油がある。同様に、CB印刷インキに
ついては、典型的な染料前駆物質を使用することがきる
。これらのものの中には、周知のロイコ染料を含むトリ
フェニルメタンおよびジフェニルメタン化合物、キサン
テン化合物、チアジン化合物、スピロピラン化合物等が
ある。しかし、本発明の好適な態様では、染料前駆物質
は、発色剤と反応したときに、鮮やかな黒色画像を生じ
るような相対比率のロイコ染料混合物である。従って、
好適な染料前駆物質混合物は、相対的重量百分率で、3
9ないし16%、好ましくは23%のGreensbo
ro、N.C.のCiba−Geigy製Pergas
cript  I  GD  Greenのような緑色
染料、25ないし7%、好ましくは14.5%のCin
cinnati、OhioのHilton−Davis
性Copiken  XX  Redのような赤色染料
、3ないし10%、好ましくは6%のこれもHilto
n−Davis製Copiken  I  Blueの
ような青色染料、および33ないし67%、好ましくは
56.5%のCiba−Geigy製Pergascr
ipt  I−BR  Blackのような黒色染料を
含有している。本発明の1つの態様では、6ないし11
の染料前駆物質混合物を38ないし28の油性溶剤に溶
解する。これに1.0ないし5.0の前記架橋剤を添加
する。しかし、この場合に、不揮発性希釈剤を添加しな
いという点で水性溶液は後記のものとは異なる。むしろ
、水性溶液は、水分54−43%、保護コロイド配合物
4ないし8%、共反応物0.3ないし1.5%、および
種々の成分2.5%を含有する。今述べたように、好適
な1つの態様では、マイクロカプセル化法での水性エマ
ルション相としてのみならずCB印刷インキの水性イン
キビヒクルとしても作用する水性溶液は典型的には、水
および任意に、水酸化ナトリウム、テトラホウ酸ナトリ
ウム(ホウ砂)等のような弱塩基を含有するのが好まし
い。しかし、界面重合または界面架橋に用いられる典型
的な水性溶液とは異なり、本態様の水性溶液は、また不
揮発性希釈剤をも含有している。不揮発性希釈剤は、水
との助溶剤として用いられて、カプセル化反応の液体媒
体となる。そのもつべき性状は次の通りである:(i)
水中への溶解度は少なくとも33%であるべきである。
(ii)その水性溶液は低粘度、すなわち50cps以
下であるべきである。このことによって不揮発性希釈剤
は事実上低分子量種に限定される。
(iii)カプセル壁前駆物質(すなわち、反応物およ
び共反応物)に対す る相対化学反応性は無視しうるほど、すなわち、壁形成
反応に関与しないという点では水と同様であるべきであ
る。
(iv)不揮発性希釈剤は油性溶液に混和可能または溶
解可能であってはいけない。
上記の性状は、カプセル化法で、若干の水分の代りに不
揮発性希釈剤を用いるという点で重要である。CB印刷
インキの採集インキマトリックスが適当に(乾燥、作像
、および経時に)機能するために、さらに望ましい特質
は次のようである: (v)該物質は非(または極く僅かの)吸湿性であるべ
きである。さもないと、不揮発性希釈剤はトラッキング
(不完全乾燥)を生じるような程度にまで水分減量が遅
くなる。
(vi)乾燥した不揮発性希釈剤物質は実質的に不粘着
であるべきである。
(vii)不揮発性希釈剤は保護コロイド配合物または
カプセル壁を可塑化してはならない。この条件を無視す
ると、CB物質から容認し難いほどのスマッジ(不注意
の汚染)が生じることがある。
(viii)不揮発性希釈剤の蒸気圧は、環境規制を免
れ、作業者の安全を確保するために、0.1mmHg未
満にすべきである。
不揮発性希釈剤として好ましいのは、メチルグルコシド
のような非還元糖である。使用することができる他の物
質には、選択されたポリオール類、アミド類、およびジ
メチル尿素、ジメチルヒダントインホルムアルデヒド樹
脂のような尿素類、ソルビトール、エリトリトール、な
らびにCarbowax4000のようなポリオキシエ
チレンポリオール類がある。好適なCB印刷インキに関
しては、比較的高濃度の保護コロイド配合物をマイクロ
カプセルスラリーに添加することも望ましい。比較的大
量の保護コロイド配合物の使用によって、0.5ポンド
/連のコーティングの場合には、カプセルの95%が5
ミクロン以下であるべきである所望のマイクロカプセル
粒径が確実に得られる。保護コロイド配合物は、また、
処理および貯蔵中、CB塗布紙に望ましい防壁および機
械的性質を与える。最後に、前述のように、保護コロイ
ド配合物は、カゼイン、スチレン・無水マレイン酸コポ
リマー、スチレン・無水マレイン酸エステルコポリマー
、スチレン化アクリル樹脂およびカルポキシメチルセル
ロースのような固くて脆い貧弱なフィルム形成ポリマー
または樹脂ならびにポリビニルピロリドン、アクリル樹
脂、メチルビニル無水マレイン酸コポリマー、ポリビニ
ルアルコール、およびメチルビニルエーテル−マレイン
酸エステルコポリマーのような軟かくてしなやかなフィ
ルム形成ポリマーまたは樹脂との配合物が好ましい。
このようにして、CB塗布紙の機械的硬度性能を、適当
な応力下での崩壊を考慮するように調節することができ
る。それ以上の変性としては、スチレン/アクリルラテ
ックスもしくはスチレン/ブタジエンラテックスのよう
な結合剤エマルションまたは酸変性ロジン樹脂もしくは
低分子量アクリル樹脂もしくはスチレン無水マレイン酸
樹脂のようなアルカリ(通常アンモニア)可溶性樹脂を
、CB印刷インキの性状を改善するためにマイクロカプ
セルスラリーに添加することができる。一般に、CB印
刷インキを構成する全カプセル化混合物は重量比で概ね
下記を含有する:       成  分               
                         
    重量%    油性溶剤          
                         
         23−43    染料前駆物質 
                         
            4.5−6.5    反応
物/共反応物                   
               1.0−5.0   
 保護コロイド配合物(任意)           
                 4−8    水
分                        
                        2
4−40    不揮発性希釈剤          
                         
     0−25    塩基(任意)      
                         
           7−27    結合剤エマル
ションまたはアルカリ可溶性樹脂(任意)0.001−
20生成したCB印刷インキは好ましい成分として概略
下記重量を有する:     38%    水分     16%    不揮発性希釈剤    36%
    油含有マイクロカプセル      6%  
  保護コロイド配合物    1.5%  結合剤エ
マルションまたはアルカリ可溶性樹脂    2.5%
  種々の成分 以下の実施例は本発明をさらに明かに示すものである。
実施例  I a)油性溶液 2Lのビーカ中で、Pergascript  I−2
GN  Green(Greensboro、Nort
h  CarolinaのCiba−Geigy製染料
前駆物質)94.66g、Pergascript  
I−6B  Red51.9g、Pergascrip
t  I−2R  Blue  19.4g、およびB
K202(Kyoto、JapanのYamada製黒
色染料前駆物質)111gをジイソプロピルナフタレン
747.5gに溶解した。混合物を118℃に加熱して
染料前駆物質を溶解させた。染料の溶解後、溶液を55
℃に冷却した。この時点で、Mobayから入手したD
esmodur  N−3200(またBaymicr
on2107とも云う)45gを添加して、透明溶液に
なるまで混合物を撹拌した。さらに溶液の温度を45℃
に調節した。
b)水性溶液 水1225gを含む4Lのビーカーに、カゼイン58.
3gを加え、続いて50%水酸化ナトリウム溶液2.5
gおよびホウ砂2.2gを加えた。混合物を60℃に加
熱して、30分間保持した。分子量40,000のポリ
ビニルピロリドン(PVP−K30)47.3g、分子
量360,000のポリビニルピロリドン(PVP−K
60)11g、およびLuvishol  VA64〔
Ludwigshofen、West  German
yのBASF製60:40ビニルピロリドン−酢酸ビニ
ルコポリマー;(分子量40,000)〕5gを添加し
た。
ポリマーが溶解するまで混合物を撹拌し、さらに溶液を
55℃に冷却した。
c)カプセル化/配合プロセス 水性溶液(b)をバリアックに接続したワーリングブレ
ンダーに入れた。ブレンダーを高速に、バリアックを6
0%にセットして、油性溶液(a)を45秒間以内に渦
の中に注ぎ込んだ。次にエマルションを4Lのビーカー
に移し、適度に撹拌してわずかな渦をつくった。ついて
、水10.9g中のジエチレントリアミン10.9gの
溶液をエマルションに加えた。混合物を60℃に加熱し
て、その温度に2時間保持した。室温に冷却した後、M
ichem  Emulsion32535(Cinc
innati、OhioのMichelman製ポリエ
チレンエマルション)75.5gおよびSWS−213
シリコーンエマルション2.5gを添加した。インキは
、全重量に対して、(1288.75/2515.86
=)51.2%の水分、29.7%のジイソプロピルナ
フタレン、および11%の染料を含んでいる。カプセル
径は約3ミクロンである。CBインキを0.61ポンド
/連の湿潤重量で塗布すると、0.3ポンド/連(17
×22)の乾燥CBフィルムが付着し、CF紙に押付け
ると鮮明な黒色画像を生成することができる。不揮発性
希釈剤を用いない時でさえも、コーティングを乾燥する
のには、僅か0.31ポンド/連の水分を除去すること
が必要である。添付クレームで定められる本発明の範囲
を逸脱せずに、種々の変化を行うことができることは当
業者には明らかであろう。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  水性溶液;ならびに28ないし38重
    量%の油性溶剤および6ないし11重量%の染料前駆物
    質を含有する油含有マイクロカプセルを含む高固形分で
    水性のマイクロカプセル含有印刷インキ。
  2. 【請求項2】  前記染料前駆物質が発色剤と反応して
    黒色を生成することができる染料前駆物質混合物である
    請求項1の印刷インキ。
  3. 【請求項3】  前記染料前駆物質混合物が、緑色、赤
    色、青色および黒色の染料前駆物質混合物である請求項
    2の印刷インキ。
  4. 【請求項4】  前記染料前駆物質混合物が、16ない
    し39重量%の緑色染料前駆物質、7ないし25重量%
    の赤色染料前駆物質、3ないし10重量%の青色染料前
    駆物質、かつ残余の量の黒色染料前駆物質より成る請求
    項3の印刷インキ。
  5. 【請求項5】  前記染料前駆物質混合物が、24ない
    し39重量%の緑色染料前駆物質、16ないし25重量
    %の赤外染料前駆物質、3ないし10重量%の青色染料
    前駆物質、および残余の量の黒色染料前駆物質より成る
    請求項3の印刷インキ。
  6. 【請求項6】  水性溶液が不揮発性希釈剤を実質的に
    含まない前記請求項中いずれか1つの項の印刷インキ。
  7. 【請求項7】  固形分がほぼ43ないし54重量%で
    ある前記請求項中いずれか1つの項の印刷インキ。
  8. 【請求項8】  さらに、ラテックス結合剤エマルショ
    ンまたはアルカリ可溶性樹脂を含有する前記請求項中い
    ずれか1つの項の印刷インキ。
  9. 【請求項9】  前記請求項中いずれか1つの項の印刷
    インキを塗布した基質シートを含むカーボンレス複写紙
    シート。
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