JPH09502084A - 核酸配列検出の改良方法 - Google Patents
核酸配列検出の改良方法Info
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Abstract
(57)【要約】
改良された循環プローブ反応が開示されている。
Description
【発明の詳細な説明】
核酸配列検出の改良方法
発明の背景
本発明は、核酸配列の存在を検出するための循環プローブ反応の使用に関する
。
試料中の特定の核酸配列の存在を検出する多くの方法が当該分野で公知である
。そのような方法の一つは、循環プローブ反応(Cycling Probe Reaction:CPR)で
ある。この反応では、同定すべき配列に特異的なプローブを標的一本鎖核酸にハ
イブリダイズさせ、二重鎖核酸を形成する。このプローブは、二重鎖の形成に際
し開裂されやすくなる切断し得る結合を含む。例えば、DNAプローブは、RNA配列
セグメントを含み得る。そのようなプローブと一本鎖DNA分子との間の二重鎖形
成の結果、RNA:DNAハイブリッド二重鎖ができる。RNase Hは、RNA:DNAハイブリ
ッド二重鎖のRNA鎖を切断し、標的に結合したプローブを切断するために用いら
れる。検出は、このハイブリダイゼーション特異的な開裂に基づく。切断された
プローブは、標的から離れ、そしてその標的は、新たな未切断のプローブとサイ
クルに入り得る。
CPR技術は、Duckら、米国特許第4,876,187号(1989年10月24日発行、本明細書
に参考として援用する)、およびDuckら、米国特許第5,011,069号(1991年4月30
日発行、本明細書に参考として援用する)に記載されている。
発明の要旨
本発明は、一本鎖標的核酸を検出する方法を特徴とする。この方法は以下を包
含する:
a.反応混合物を提供する工程であって、該反応混合物が、標的核酸、相補的
一本鎖核酸プローブ、およびRNase Hを含み、該プローブが、該標的に対してモ
ル過剰で存在し、構造[NA1-R-NA2]nを有し、ここでNA1およびNA2がDNA配列であ
り、ここでRが切断可能な核酸結合であり、そしてここでnが1から10の整数で
あり、該RNase Hが、該RNase Hの非存在下で形成される二重鎖形成速度よりも二
重鎖形成速度が実質的に増加するに十分な化学ポテンシャルで存在し、そして標
的プローブ二重鎖を形成させる、工程;
b.工程(a)で得られた標的プローブ二重鎖を、切断可能な核酸結合の所定の
配列内で該プローブを切断するように処理する工程であって、それによって該プ
ローブから少なくとも1つのインタクトなDNA含有オリゴヌクレオチドフラグメ
ントを形成し、このようなフラグメントが、もはや該標的核酸にハイブリダイズ
したままであり得ないか、あるいはあり得ないように処理される、工程;
c.工程(a)および(b)のサイクルを繰り返す工程;および
d.このように形成されたインタクトなDNA含有フラグメントを検出し、それ
によって、一本鎖標的核酸を検出する工程、
本発明はまた、以下を含む反応混合物を含む:
一本鎖標的核酸;
相補的な一本鎖核酸プローブであって、標的に対してモル過剰で存在し、そし
て[NA1-R-NA2]nの構造を有するプローブ(ここで、NA1およびNA2は、DNA配列で
あり、ここで、Rは、切断可能な核酸結合であり、そしてここで、nは、1〜10の
整数である);および
RNase Hであって、RNase Hが存在しない場合に形成される場合より二重鎖の形
成速度を実質的に速めるのに十分な化学ポテンシャルで存在するRNase H。
本発明の他の特徴および利点は以下の詳細な説明および請求項から明らかとな
るであろう。
詳細な説明
まず最初に図を簡単に説明する。図面
図1は、改良CPRのダイアグラムである。
図2は、改良CPRの産物を示すゲルの図である。
本明細書中で用いられるTmは、二重鎖が一本鎖に融解して移行する中間点をい
う。
本明細書中で用いられる試薬の化学ポテンシャルは、その試薬が反応混合物に
添加されたときの反応混合物の自由エネルギー変化をいう。化学ポテンシャルは
、
与えられたセットの条件下で与えられた反応中の種の活性のより正確な測定手段
であり、例えば、反応し得る種の部位の数、および反応に種の全ての分子を利用
し得るかどうかを考慮する。この種の化学ポテンシャルは、通常、種の濃度を変
化させることにより最も直接的に操作し得る。化学ポテンシャルの単位は、自由
エネルギー(例えば、cal/molまたはJ/mol)であるが、本明細書中の方法では、
絶対化学ポテンシャルの測定の必要はない。本明細書中で開示されるほとんどの
方法は、RNase Hの化学ポテンシャルが二重鎖に向けられた反応を行うのに十分
であるような、2つの種の間の化学ポテンシャルの比、または2っの種の間の化
学ポテンシャルの差を必要とする反応混合物を必要とする。
本明細書中て用いられる精製核酸とは、精製DNAまたはRNAをいう。本明細書中
で用いられる精製DNAとは、両方のコーディング配列に直接隣接しないDNAをいい
、そのDNAが由来する生物の天然に存在するゲノム内てはそのコーディング配列
にそのDNAは直接隣接する(すなわち、一方が5’末端で、他方か3’末端で)
。この用語は、例えば、ベクター(例えば、自己複製プラスミドまたはウイルス
)に組み込まれた組換えDNA、あるいは、原核生物又は真核生物のゲノムDNAに組
み込まれた組換えDNAまたは他のDNA配列とは独立した別の分子(例えば、PCRま
たは制限エンドヌクレアーゼ処理によって生成したcDNAまたはゲノムDNAフラグ
メント)として存在する組換えDNAを含む。本明細書中で用いられる精製RNAとは
、そのRNAを生成する細胞内で一緒に見出される別のRNA配列を実質的に有さない
RNAをいう。非天然で生成する核酸配列は、それが実質的に他の配列を有さない
場合に精製されている。
本明細書中で用いられる精製された天然の産物とは、生物によって産生され、
そしてそれが由来する生物中で一緒に存在する巨大分子(例えば、タンパク質、
または核酸)を実質的に有さない産物をいう。
本明細書中で用いられる生存細胞では天然に存在しない産物とは、生存細胞ま
たは生物によって合成されないかまたは産生されない産物をいう。
本発明の方法は、RNase Hによって行われるCPR反応を可能にする。そのように
して、反応の速度はRNaseの濃度または化学ポテンシャルによって制御されるの
であって、プローブまたは標的核酸によってではない。CPRプローブ
CPRプローブの作製および使用は、当該分野では公知てある(例えば、Duckら
、米国特許第4,876,187号、またはDuckら、米国特許第5,011,069号を参照)。
本発明の実施に有用な核酸プローブは、以下の構造を含む:
[NA1-R-NA2]n
ここで、NA1およびNA2は核酸配列であり、ここてRは、RNA配列であり;そしてこ
こで、nは約1〜約10の整数である
本発明の1つの実施態様においては、核酸プローブ中のNA1およびNA2は、独立
して約0〜約20のヌクレオチドを含み、Rは、約1〜約100またはそれ以上のリボ
ヌクレオチドを含み、そしてnは、約1〜約10の整数である。
本発明の別の実施態様においては、核酸プローブ中のNA1およびNA2はDNA配列
である。さらなる実施態様においては、核酸プローブ中のNA1およびNA2は、RNA
配列である。さらに別の実施態様においては、この核酸プローブは、NA1がRNAま
たはDNA配列のいすれかである構造を含む。
1つの実施態様においては、所定のRNA配列でハイブリダイズしたプローブに
ニックを入れること(nicking)は、二重鎖リボヌクレアーゼによって行われる。
このようなリボヌクレアーゼは、二重鎖DNA-RNAハイブリダイズ鎖由来のリボ核
酸配列にニックを入れるか切り出しを行う。本発明の実施に有用なリボヌクレア
ーゼの例はRNase Hである。他のリボヌクレアーゼおよび酵素、例えば、Exo III
および逆転写酵素も、RNA-DNA鎖由来のRNAにニックを入れるかまたは切り出しを
行うために適切であり得る。
本発明の分子は、1以上の核酸配列、NA1またはNA2に付着している検出可能な
マーカーを有し得る。このマーカーは、検出され得る任意の分子または試薬を意
図する。このような検出可能な分子の例は、ラジオアイソトープ、放射ラベル分
子、蛍光分子、蛍光抗体、酵素、または化学発光触媒である。他の適切なマーカ
ーは、酵素、蛍光分子、または他の検出可能な分子によってラベルされた特定の
タンパク質に結合し得るリガンドである。適切なリガンドの例は、アビジンまた
はストレプトアビジンに結合するビオチンである。
本発明の1つの実施態様においては、核酸プローブは、固体支持体に固定され
る。別の実施態様においては、この核酸プローブは、検出可能なマーカーでラベ
ルされる。
核酸配列、NA1およびNA2がDNAである場合、上記のR部分もまた、米国特許第4,
876,187号における使用と矛盾しない言葉で、適切に、切断可能な結合と呼ばれ
得る。このような結合は、分子自身または標的核酸分子の任意の核酸配列も切断
または崩壊させることなく切断または崩壊され得る結合である。本明細書中で用
いられるように、そのような切断可能な結合(すなわち、R)は、2つの核酸配
列を接続し、そしてそれに接続している核酸配列を開裂せずに選択的に切断され
得る任意の連結化学構造である。この切断可能な結合は、単一の結合または複数
単位の配列であり得る。本明細書中で用いられるRは、リボ核酸(RNA)配列を示す
。改良循環プローブ反応(Improved Cycling Probe Reactions)
図1は、しばしば循環プローブ反応(CPR)といわれる反応スキームに関する
改良を示す。この反応では、プローブを標的にハイブリダイズさせて二重鎖を形
成させる。このプローブは、切断可能な結合を含み、それは、二重鎖の形成に際
して開裂されやすくなる。例えば、このプローブは、RNase感受性セグメントを
含み得る。そのようなプローブと一本鎖DNA分子との間の二重鎖の形成は、結果
としてRNA:DNAハイブリッド二重鎖の形成に至る。RNA:DNAハイブリッドを切断す
る酵素、例えば、RNase Hは、プローブが標的に結合している場合にのみそのプ
ローブを切断する。検出は、このハイブリダイゼーション特異的開裂に基づく。
RNaseは、この二重鎖に結合して、二重鎖:RNase 複合体を形成する。開裂の結
果、切断されたプローブ:標的複合体ができる。この切断されたプローブは、標
的から離れ、そしてこの標的は、新たな未切断プローブと共にサイクルに入り得
る。
本発明の方法を用いて、この反応の実施が改良され得る。しばしば用いられる
ように、このスキームは、十分なRNase Hが存在しない場合、標的配列の検出に
は不適当である。従来は、基本的な反応を正常に進ませるためにプローブの濃度
を高くしていた。本明細書に記載されるように、反応混合物中のRNase Hの化学
ポテンシャルを増加させることもまた、二重鎖の形成には好都合である。RNase
Hは反応混合物中でこの種のポテンシャルを増加させて二重鎖:RNase H複合体の
形成を指示するので、二重鎖基質の生成には好都合であり、このように、切断さ
れたプローブ(シグナル)の生成にも好都合である。従って、RNase Hの添加を
用いて感受性を高め得る。
この方法は、一本鎖標的核酸の検出に用いられ得る。一つの実施態様において
は、反応混合物が提供され、これは、標的核酸、相補的一本鎖核酸プローブであ
って、標的に対してモル過剰で存在し、以下の構造を有するプローブ
[NA1-R-NA2]n
ここで、NA1およびNA2はDNA配列であり、ここでRは切断可能な核酸結合であり、
そしてnは1〜10の整数である、およびRNase Hを含む。このRNase Hは、RNase H
の非存在下で形成される場合より二重鎖の形成速度を実質的に速めるに十分な化
学ポテンシャルで存在する。この混合物を標的−プローブ二重鎖を形成させるよ
うな条件下に維持する。切断可能な核酸結合の所定の配列内のプローブを切断し
、そしてそれによって少なくとも1つのインタクトなDNA含有オリゴヌクレオチ
ドフラグメントをプローブから形成し、そのようなフラグメントが、標的核酸に
もはやハイブリダイズしたままでは存在し得ない、またはハイブリダイズしたま
までは存在し得ないように処理されることによって、工程(a)由来の標的−プロ
ーブ二重鎖を処理する。次いで、工程(a)および(b)のサイクルを繰り返し、そし
てそのようにして形成されたインタクトなDNAを含むフラグメントが検出され、
それによって一本鎖標的核酸を検出する。
1つの特定の実施態様においては、この方法は、二重鎖のTmより高い温度で行
われる。例えば、温度は、少なくともx℃であり得、ここで、xはTmより、5、
10、20、30、40、50、60、70、または80℃高い。
好ましい実施態様においては、二重鎖形成速度は、RNase Hの添加によって少
なくともy倍に増加し、ここで、yは、2、5、10、50、100、500、103、104、
105、106である。このRNase Hを用いて、RNase H非存在下での二重鎖形成速度が
実質的に0である条件下で、二重鎖形成を行わせ得る。
本発明の種々の実施態様において、RNase Hの濃度、分子の数、または化学ポ
テンシャルは、プローブ、標的、プローブと標的の両方、二重鎖、あるいは、プ
ローブ、標的および二重鎖の組み合わせの、濃度、存在分子の数、または化学ポ
テンシャルより高く(例えば、少なくともz倍より高い)、ここで、zは、少な
くとも1、2、5、10、25、50、100、500、103、104、105、または106である。
特定の実施態様において、RNase Hの濃度、分子の数、または化学ポテンシャ
ルは、以下を行わせるのに十分である:生物学的試料中の1個の標的分子の検出
、好ましくは、1反応当たり20,000cpmを用いて40,000cpm/μlの活性でラベルし
たCPRプローブによる検出;10-5pMole以下の濃度での標的鎖の検出、好ましくは
、この検出は、1反応当たり20,000cpmを用いて40,000cpm/μlの活性でラベルし
たCPRプローブによって行われる;10-6pMole以下の濃度での標的鎖の検出、好ま
しくは、この検出は、1反応当たり20,000cpmを用いて40,000cpm/μlの活性でラ
ベルしたCPRプローブによって行われる;10-7pMole以下の濃度での標的鎖の検出
、好ましくは、この検出は、1反応当たり20,000cpmを用いて40,000cpm/μlの活
性でラベルしたCPRプローブによって行われる;10-8pMole以下の濃度での標的鎖
の検出、好ましくは、この検出は、1反応当たり20,000cpmを用いて40,000cpm/
μlの活性でラベルしたCPRプローブによって行われる;10-9pMole以下の濃度で
の標的鎖の検出、好ましくは、この検出は、1反応当たり20,000cpmを用いて40,
000cpm/μlの活性でラベルしたCPRプローブによって行われる;10-10pMole以下
の濃度での標的鎖の検出、好ましくは、この検出は、1反応当たり20,000cpmを
用いて40,000cpm/μlの活性でラベルしたCPRプローブによって行われる;10-11p
Mole以下の濃度での標的鎖の検出、好ましくは、この検出は、1反応当たり20,0
00cpmを用いて40,000cpm/μlの活性でラベルしたCPRプローブによって行われる
;10-12pMole以下の濃度での標的鎖の検出、好ましくは、この検出は、1反応当
たり20,000cpmを用いて40,000cpm/μlの活性でラベルしたCPRプローブによって
行われる。
このプローブおよび標的は、反応混合物中に、実質的に同じ量、濃度、数、ま
たは化学ポテンシャルで存在し得る。プローブの標的に対する重量、モル濃度、
数、濃度、または化学ポテンシャルの比は1:1、2:1、5:1、10:1、25:1、50:1、1
00:1、または10m:1以下であり得、ここで、mは、3から10以下の整数である。R
Nase Hの一本鎖に対する重量、モル濃度、数、濃度、または化学ポテンシャルの
比は、最も高い濃度で1:1、2:1、5:1、10:1、25:1、50:1、100:1、または10m:1
以上であり得、ここで、mは、3から10以下の整数である。
好ましい実施態様においては、RNase Hは、二重鎖形成の速度を少なくともn倍
に加速し、ここで、nは、2、5、10、50、100、500、103、104、105、106であ
る。
本発明の方法および組成物を以下の実施例に示す。実施例
二重鎖形成のためには少なすぎるRNaseが存在する条件下において標的核酸を
検出するために、RNase Hの化学ポテンシャルによってCRP中で二重鎖形成を駆動
することの例示を以下に示す。二重鎖形成を駆動させる化学ポテンシャルは高濃
度のRNase Hによって提供される。RNase Hの酵素活性によって、ギャップのある
二重鎖を生成するようにプローブを切断し、ここで両方の二本鎖領域は元のプロ
ーブ:標的二重鎖より不安定である。適切な実験条件下においては、プローブ:
標的複合体のTmよりかなり高い温度(65℃)で反応が行われる場合でさえ、これは
反応を進行させ、そしてサイクルさせる。
反応条件:以下の反応スキームを用いた:1μlの5’32Pラベル化プローブ配
列(このプローブは2つの末端DNA領域の間に配置された中央RNA領域を有するDN
A-RNA複合分子であり、28塩基の長さであり、そして標的配列に相補的である)
を、1μlの標的に相同なDNAと、50mMのTris-Cl/10mM MgCl2(pH7.5)および2.5μ
LのddH2Oから構成される0.5μlのバッファーとを含むチューブに加えた。次いで
、高濃度のRNase Hの1μlのアリコートを加え、そして試料を65℃に置いた。酵
素が駆動する二重鎖形成のための前向きの(forward)化学ポテンシャルならびに
生成物解離のための後ろ向き(backward)ポテンシャルによって駆動される「循環
」が起こる状況を創出するように、RNase H濃度は、二重鎖の形成を促進しかつ
形成された二重鎖を開裂させるに十分な高濃度であった(例えば1つより多いプ
ローブが同じ標的と反応し得る)。酵素によって提供される化学ポテンシャルで
1個の標的分子が検出させるに十分かどうかを評価するために、標的濃度(分子
数)を10倍づつ増しながら系列希釈した。
DNA:RNAオリゴハイブリッドのRNase H切断の手順は以下の通りであった:
1.プローブのラベル化:キメラ「プローブ」をキナーゼでラベルし、そして
20%変性アクリルアミドゲルを用いて単離した。
2.希釈:一連の0.1×希釈によって標的を系列希釈し、所望の濃度を得た。
一連の希釈の最初は、通常、濃度1pmole/μlから開始し、そして10-12pmole/μ
まで系列的に希釈した。
3.試験範囲:チューブに1μlの希釈した標的試料を加えた。例えば、1pmo
leの標的反応のために印をつけたチューブに、1pmole/μlのチューブからの1
μlを入れた。酵素および標的を含むチューブにおいて酵素および標的が寄与す
る容量を補うために、2μlの滅菌ddH2Oを第1のコントロールチューブ(-標的/
-RNase H)に加えた。標的を含むチューブにおいて標的が寄与する容積を補うた
めに、1μlの滅菌ddH2Oを第2のコントロールチューブ(-標的/+RNase H)に加
えた。
4.反応カクテル:以下の反応カクテルを作製した:反応回数+1に合わせた
0.5μlの10×RNase Hバッファー(0.5M Tris-Cl(pH7.5)、0.1M MgCl2からなり、
滅菌されているべきである);反応回数+1に合わせたXμlのプローブ(1反
応当たり20,000cpm);反応回数+1に合わせたYμlの滅菌ddH2O(3μlまで);
および反応回数+1に合わせた3μlの総容量。
1pmoleから10-12pmoleの、標的13個の個別の希釈物、および2個のコントロ
ールを検出するためのプローブの感度を試験するために、-RNase H/-標的および
+RNase H/-標的を必要とする。従って、全部で15の反応がある。従ってこのカク
テルは以下を含む:
a.1反応当たり5μlの基礎容量の10×RNase H反応バッファーの量:16(反
応回数+1)に合わせた0.5μl、これは8.0μlの10×RNase H反応バッファーに
等しい;
b.1反応当たり0.5μlのプローブの16(反応回数+1)に合わせた量の、活
性40,000cpm/μlで、1反応当たり20,000cpmを用いるプローブ。これは8.0μlの
プローブに等しい;
c.1反応当たり3μlの容量とするために必要な量のddH2O。1反応当たり、
0.5μlの10×RNase H 反応バッファーと0.5μlのプローブ(全部で1μl)が加
えられているので、1反応当たりさらに2μlのddH2O(3μlからプローブの容
量、10×RNase H 反応バッファーの容量を引く)の16(反応回数+1)に合わせ
、これは32μlのddH2Oに等しい。
5.カクテルの分配:カクテルのアリコート3μlを各コントロールおよび標
的反応チューブに入れる。(これは1反応当たり5μlの基礎容量と見積もられ
る)。
6.RNase Hの添加:1μlのRNase H酵素を標的試料チューブおよび第2のコ
ントロール(-標的/+RNase H)に加える。第1のコントロール(-標的/-RNase H
)には酵素を加えない。この工程は注意深く行うべきである。なぜなら、酵素は
通常、高濃度のグリセロール中にあり、そのためピペットを使用することが困難
だからである。この酵素を反応チューブの側面から添加し得、次いで、酵素が中
に入るようにチューブ中に回しながら垂らしていく(spun down)か、あるいはこ
の酵素をチューブ中に既に存在する液体容量に直接添加し得る。各チューブはこ
の時点で全量5μlである。
7.インキュベート:すべての反応を65℃で30分間インキュベートする。反応
時間の後に短時間、遠心分離する。
8.分析:5μlのRNA尿素染料(0.5mlづつの10mM Tris pH7.5、100mM Na2EDTA
、1ml中の0.01%BPB&XC中に0.44gの尿素からなるRNA尿素染料)を加え、そし
て必要であれば遠心分離する。次の分析のために、この試料を20%変性ポリアク
リルアミドゲル上で泳動させ得る。
図2は、上記のように行ったCPRの反応生成物を示す。左から右に、レーンは
以下の反応生成物を示す:コントロール1(-RNase H/-標的);コントロール2
(+RNase H/-標的);標的濃度10-5pMole;標的濃度10-6pMole;標的濃度10-7pM
ole;標的濃度10-8pMole;標的濃度10-9pMole;標的濃度10-10pMole;標的濃度1
0-11pMole;標的濃度10-12pMole。上のバンドはプローブを表し、そして下のバ
ンドはRNase H開裂生成物を表す。
他の実施態様は以下の請求項の範囲内にある。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G
B,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ
,LK,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,
NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S
I,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN
(72)発明者 ビナイト,アルバート エス.
アメリカ合衆国 イリノイ 60193,シャ
ウムバーグ,バレイ ビュウ ドライブ
1630
(72)発明者 フォルダッツ,ブライアン ディー.
アメリカ合衆国 マサチューセッツ
01754,メイナード,ベルビュー テラス
4
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.一本鎖標的核酸を検出する方法であって、 a.反応混合物を提供する工程であって、該反応混合物が、標的核酸、相補的 一本鎖核酸プローブ、およびRNase Hを含み、該プローブが、該標的に対してモ ル過剰で存在し、構造 [NA1-R-NA2]n を有し、ここでNA1およびNA2がDNA配列であり、ここでRが切断可能な核酸結合で あり、そしてここでnが1から10の整数であり、該RNase Hが、該RNase Hの非存 在下で形成される二重鎖形成速度よりも二重鎖形成速度が実質的に増加するに十 分な化学ポテンシャルで存在し、そして標的プローブ二重鎖を形成させる、工程 ; b.工程(a)で得られた標的プローブ二重鎖を、切断可能な核酸結合の所定の 配列内で該プローブを切断するように処理する工程であって、それによって該プ ローブから少なくとも1つのインタクトなDNA含有オリゴヌクレオチドフラグメ ントを形成し、このようなフラグメントが、もはや該標的核酸にハイブリダイズ したままであり得ないか、あるいはあり得ないように処理される、工程; c.工程(a)および(b)のサイクルを繰り返す工程;および d.このように形成されたインタクトなDNA含有フラグメントを検出し、それ によって、一本鎖標的核酸を検出する工程、 を包含する方法。 2.前記方法が該二重鎖のTmを超える温度で行われる、請求項1に記載の方法。 3.前記温度が、少なくともx℃であり、ここでxが前記Tmより5、10、20、30、40、 50、60、70または80高い、請求項1に記載の方法。 4.RNase Hの添加によって、前記二重鎖形成速度が少なくともy倍に増大し、 ここでyが2、5、10、50、100、500、103、104、105、106である、請求項1に記載の方法 。 5.RNase Hの非存在下で前記二重鎖形成速度が実質的にゼロである、請求項1 に記載の方法。 6.前記RNase Hの濃度、分子数、または化学ポテンシャルが、前記プローブ、 前記標的、該プローブと該標的の両方、前記二重鎖、または該プローブ、該標的 、および該二重鎖の組合せの、濃度、存在分子数、または化学ポテンシャルより 、例えば少なくともZ倍大きく、ここでzが1,2、5、10、25、50、100、500、103、104、1 05、または106である、請求項1に記載の方法。 7.前記RNase Hの濃度、分子数、または化学ポテンシャルが、以下を可能にす るに充分である、請求項1に記載の方法: 活性40,000cpm/μlでラベルされたプローブを反応当たり20,000cpm使用して、生 物学的試料中の1個の標的分子を検出し; 活性40,000cpm/μlでラベルされたプローブを反応当たり20,00Ocpm使用して検出 を行い、濃度10-5pMole以下で標的鎖を検出し; 活性40,000cpm/μlでラベルされたプローブを反応当たり20,000cpm使用して検出 を行い、濃度10-6pMole以下で標的鎖を検出し; 活性40,000cpm/μlでラベルされたプローブを反応当たり20,000cpm使用して検出 を行い、濃度10-7pMole以下で標的鎖を検出し; 活性40,000cpm/μlでラベルされたプローブを反応当たり20,000cpm使用して検出 を行い、濃度10-8pMole以下で標的鎖を検出し; 活性40,000cpm/μlでラベルされたプローブを反応当たり20,000cpm使用して検出 を行い、濃度10-9pMole以下で標的鎖を検出し; 活性40,000cpm/μlでラベルされたプローブを反応当たり20,000cpm使用して検出 を行い、濃度10-10pMole以下で標的鎖を検出し; 好ましくは活性40,000cpm/μlでラベルされたプローブを反応当たり20,000cpm使 用して検出を行い、濃度10-11pMole以下で標的鎖を検出し;あるいは 活性40,000cpm/μlでラベルされたCPRプローブを反応当たり20,000cpm使用して 検出を行い、濃度10-12pMole以下で標的鎖を検出する。 8.前記プローブと前記標的とが、実質的に等しい量、濃度、数、または化学ポ テンシャルで前記反応混合物中に存在する、請求項1に記載の方法。 9.前記プローブの前記標的に対する、重量、モル濃度、数、濃度、または化学 ポテンシャルの比が、1:1、2:1、5:1、10:1、25:1、50:1、100 :1、または10n:1と等しいかあるいはそれ以下であり、ここてnが3から10 以下の整数である、請求項1に記載の方法。 10.前記RNase Hの前記一本鎖に対する、重量、モル濃度、数、濃度、または 化学ポテンシャルの比が、最も高い濃度で、1:1、2:1、5:1、10:1、 25:1、50:1、100:1、または10n:1より大きく、ここでnが3から10以下 の整数である、請求項1に記載の方法。 11.前記RNase Hが二重鎖形成の速度を少なくもn倍加速し、ここでnが2、5、1 0、50、100、500、103、104、105、106である、請求項1に記載の方法。 12.前記標的がDNA分子であり;前記標的がRNA分子であり;前記標的が合成の 、精製された天然の、遺伝子工学的に設計された、あるいは組換えDNAまたはRNA 分子であり;前記標的が天然に存在する核酸、例えばゲノム分子であり、または 染色体、例えばウイルス、細菌、植物、または動物の核酸である、請求項1に記 載の方法。 13.工程(b)のオリゴヌクレオチドフラグメントが検出可能なマーカーでラベ ルされ、そしてラベルされたフラグメントが工程(d)で検出される、請求項1に 記載の方法。 14.工程(b)の前記オリゴヌクレオチドフラグメントがラベルされていないが 、 検出可能なマーカーでラベルされ得、該フラグメントが工程(c)または(d)の前に そのようにラベルされ、そしてラベルされたフラグメントが工程(d)で検出され る、請求項1に記載の方法。 15.前記切断可能な核酸結合がRNA配列である、請求項1に記載の方法。 16.NA1およびNA2が独立して0から約20個のデオキシリボヌクレオチドを含み 、そしてRが1から約100個のリボヌクレオチドを含む、請求項1に記載の方法。 17.nが2から10の整数であり、そしてNA1またはNA2のうち少なくとも1つが プローブ内で変化する、請求項1に記載の方法。 18.nが1である、請求項1に記載の方法。 19.工程(b)における処理が、二本鎖標的−プローブ複合体と二本鎖特異的リ ボヌクレアーゼとを接触させることを包含する、請求項1に記載の方法。 20.前記プローブが固体支持体上に固定化されている、請求項1に記載の方法 。 21.前記ラベル化されていないフラグメントが3'-ヒドロキシル基を有し、そ してここで該フラグメントのラベル化が、該3'-ヒドロキシル基からのRNAテーリ ングを含む、請求項15に記載の方法。 22.一本鎖標的核酸の検出のための反応混合物であって、 一本鎖標的核酸; 該標的に対してモル過剰で存在し、構造[NA1-R-NA2]nを有し、ここでNA1およ びNA2がDNA配列であり、ここでRが切断可能な核酸結合であり、そしてここでn が1から10の整数である、相補的一本鎖核酸プローブ;および RNase Hであって、該RNase Hの非存在下で形成される二重鎖形成速度よりも実 質的に増加した速度で二重鎖を形成するに充分な化学ポテンシャルで存在するRN ase H を含有する、反応混合物。 23.前記検出が該二重鎖のTmを超える温度で行われる、請求項22に記載の反 応混合物。 24.前記RNase Hの添加によって二重鎖形成の速度が少なくもn倍加速され、 ここでnが2、5、10、50、100、500、103、104、105、106である、請求項22に記載の反 応混合物。 25.RNase Hの非存在下の前記二重鎖形成速度が実質的にゼロである、請求項 22に記載の反応混合物。 26.前記RNase Hの濃度、分子数、または化学ポテンシャルが、前記プローブ 、前記標的、該プローブと該標的の両方、前記二重鎖、または該プローブ、該標 的、および該二重鎖の組合せの、濃度、存在分子数、または化学ポテンシャルよ り、例えば少なくともn倍大きく、ここでnが1,2、5、10、25、50、100、500、103、104、 105、または106である、請求項22に記載の反応混合物。
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