JPH09501887A - シートベルト巻取り装置 - Google Patents

シートベルト巻取り装置

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JPH09501887A
JPH09501887A JP7508183A JP50818395A JPH09501887A JP H09501887 A JPH09501887 A JP H09501887A JP 7508183 A JP7508183 A JP 7508183A JP 50818395 A JP50818395 A JP 50818395A JP H09501887 A JPH09501887 A JP H09501887A
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spool
pin
shaft
pins
locking mechanism
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JP7508183A
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ウーヴディック,マーク・カール
パーマー,ウィリアム・レスター
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アライドシグナル・インコーポレーテッド
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 ベースと2つの平行な側壁34、36を有してそれから延長するフレーム32と、各々の側壁は第1の開口部と、側壁に関して回転可能に配設したスプール50、54と、スプールに関して配設した第1と第2のディスク92a,bと、複数のバーないしピンと、第1と第2のディスクはスプールの対向する側に配設され、ピンはスプール内の協働する穴で受けてディスクを共に結合し、ディスクに回転可能に連結され、スプールとディスクの回転軸を提供するシャフトと、ディスクと係合して安全ベルトウェビングの伸びを防ぐロック機構とからなるシートベルト巻取り器30。

Description

【発明の詳細な説明】 シートベルト巻取り装置 発明の背景と要旨 本発明は全般にシートベルト巻取り装置に関する。 シートベルトと巻取り器は車両の乗員を保護する安全抑制装置の一部として通 常に使用されている。一般的な巻取り器はスプールと、スプールを支持するフレ ームと、スプールの回転を止めるロック機構及び特定の動的基準を感知してスプ ールのロックアップを行うウェブないし車両センサを有している。 実用的なシートベルト巻取り器はもちろん価格が低く、高品質のものであるべ きである。基本的な設計は柔軟なものとして様々な顧客の性能基準に対応できる ものでなければならない。そのような基準には一般に上記のものに加えて次のよ うなものがある。即ち巻取り器を小さいパッケージサイズとして車両内の事実上 どの様な位置や方向にも容易に差し込むことができ、つくりが軽量なものである こと、更に製造が比較的容易で自動化製造手法に適用可能な設計を有しているこ とである。そのような巻取り器はベルトの引抜き力と巻取り力が低く、全体的に 作動が静かなことを特徴とすべきである。巻取り器は巻取り器の基本的な構造に 大きな変化をもたらすことなくウェブセンサないし車両センサなどの1つないし 複数のセンサを使用でき、その作動が円滑でつまりがないこと、並びに18KN の範囲の荷重力に耐えることができるものであるべきである。 本発明の目的は改良形のシートベルト巻取り器を提供することである。 従って本発明は、ベースと2つの平行な側壁を有してそれらから延長するフレ ームを有するシートベルト巻取り器からなる。巻取り器は更に側壁に対して回転 可能に配置したスプールを有する。支持フレームないし骨格をスプールに設けて それを安価で軽量な非構造材で製作できるようにする。スプールに対する支持フ レームは作動中に生じる力を効率的に吸収する。支持フレームないし骨格は複数 のバーないしピンで結合した第1と第2のディスクを有する。第1と第2のディ スクはスプールの対向する側に配置し、ピンはスプール内の貫通協働穴のような スプールを通して延長する。規定の形のシャフトを各々のディスク内の相補的な 形の開口部で受けてディスクを共に回転可能に結合して更にスプールとディスク の回転軸を形成する。 本発明の好ましい実施形態では、フレームに段を付けたり、曲げてその内部で 肩部を定める。二重作用爪ロック機構はフレーム側部で支持し、移動してディス クに形成した歯と係合する。フレームはロック機構のドロップイン挿入を容易に するように設計する。ロック機構は車両、ウェブセンサ等の1つないし複数の感 知機構が起動することで移動してロッキング係合する。 本発明の他の多くの目的は以下の図面の詳細な説明から明かとなろう。 図面の簡単な説明 図面において、 図1、2、3は本発明を取り入れた巻取り器の主要な構成部分の側面、正面及 び底面図である。 図4は一部のセンサ部分を例示する巻取り器の別の側面図である。 図5−8はスプールの様々な図を示す。 図9はピンの平面図である。 図10−13はスプールの別の実施形態の様々な図である。 図14はロック機構の投影図である。 図15は車両センサの平面図である。 図面の詳細な説明 図1−4に底部38から外向きに延長している2つの平行な側壁34、36を 有する全般に32で示したU字形のフレームからなる巻取り器30を示す。図1 では側壁34の一部を取り除いてロック機構の一部を示している。追加取付けプ レート40をフレーム32上で受けて巻取り器30を車両の取付部分に取り付け ることができるようにしている。取付けプレート39は関連ファスナ(図示せず )用の開口部42を有している。図2、3から分かるように各々の側壁は段ない し曲がりを有しており、外向きに広がっている肩部34c、36cで結合した狭 い内壁部分34a、36aと広い外側部分34b,36bを有している。各々の 側壁34、36は40、42などのポケットないし開口部を有している。例示し た実施形態では、ポケットはロック機構130の据え付けと作動を可能にする形 と なっている。ポケット40は広い開口部と狭い円形後部41を有する幾分楕円形 となっている。図から分かるようにポケット40は側壁34a内に形成する。側 壁36に位置するポケットないし開口部42は図4から分かるように同様の構成 となっている。 側壁34と36の間にあるのは、ウェビング67を巻く全般的に50で示すス プールである。スプールは添付の図面でより詳細に示す。スプールは2つの対向 して配置したフランジ52a、52bを有している。図5−8から分かるように スプール50は更に中心体54を有している。中心体54は円筒体表面(定半径 )ないしアルキメデスらせんなどの可変半径表面で形成することができる。56 の様な複数の切欠きないし核を中心体54内で形成してスプールの全体的な重量 やスプールを成型した場合の縮小を低減する。切欠きや核を導入することで複数 のリブ55が形成される。図8で分かるようにスプールは中心穴62を有してい る。スプールのこの実施形態では、穴62は全般に6角形である。穴62は端部 のフランジ52a、52bを通して延長している。スプールの中心体54内には 更に複数の貫通穴60a、b、cを形成し、その一部を図7、8に示す。図示す るように、60bなどのそれらの貫通穴の1つは開口部を有して、ピンの一部を そこから延長することができる。スプール体54は更に穴62の中心64に対し て偏心ないしオフセットして配置されたスロット63を有している。中心穴62 は側部の1つで開いており、シャフトの一部をそこから延長することができる。 中心穴62とシャフト110は更にスプール50の回転の中心線ないし軸を規定 している。図7にのみ示すシャフト110の露出した側面とピン72bの1つの 露出した側面とで、縫目66で固定したシートベルトウェビング67のループ状 の端部を捉える便利な手段を構成している。スプール50は更に図8に示すよう にフランジの外面90a、90bから延長している複数の位置決めボス69など の複数の位置決め機能を有している。 図7を再び参照すると、縫目66で固定され、端部をループ状に形成し、その 中に配置されたオプションのウェビングピンないしスペーサ68を有するウェビ ングのループ状の端部65が示されている。図4、5、8の他のスプールのいず れでもウェビング67とループ状の端部65は示していない。ウェビングピンに より与えられる有効な厚さにより、シャフト110の一部と72bなどのピンの 1つの間の広い部分70内にループ状の端部を捉えている。 図5、6、8から分かるように、3本のピン72a、72b、72cは貫通穴 60a−cで受ける。60bなどの1つの貫通穴は開口部を有し、それによりピ ン72bの側部をそこから延長できる。図9は72bなどのピンの1つの平面図 てある。ピンは中心体76と端部78a,78bを有している。各々のピンの構 成を同一のものとして示すが、それらは異なるものとすることもできる。 スプールの外面90a,90bには第1と第2の好ましくは金属ディスク92 a、92bを配置する。図6から分かるように、ディスク92aは中心に位置す る形の穴94と第1の複数の開口部96a、96b、96cと第2の複数の開口 部97a、97b、97cを有する。開口部96、97の各々に付いて配設して あるのは穴ぐり99である。以下の説明から分かるように、成形されたシャフト 110は成形された穴ないし開口部94を通して延長してディスクを駆動する。 図示する実施形態では、穴94は6角形をしているが、どの様な種類のキー構成 をも用いることができる。本発明の本実施形態では、開口部96と97は同一で 、各々のディスクに対して均等に空間配置している。第1の開口部96は穴60 とピン72の配置を整列させている。第2の開口部は位置決めボス69の配置に 対して並べてディスク92とスプール50の適切な整列を確保している。ディス ク92bは相対的に同様の構成である。各々のディスクはそれそれ複数のロッキ ング歯98a、98bを有している。3本のピン72a、72b、72cの各々 の端部78a、78bは各々のディスクの開口部96に嵌入する。その後、ピン の各々を機械的締め付け、溶接、金属成型などの周知の固定手法のいずれかによ り各々のディスクに固定する。例示する実施形態では、ピンの端部78は機械仕 上げする。しかし端部の形状はピンを関連するディスク92a、bに固定するの に使用する手法に対応する。例えばピンの端部の1つないし複数のものはテーパ 、機械仕上げ、あるいはヘッドを含むようにすることができる。ヘッドあるいは 端部被覆成型などのピンの延長部分は穴ぐり99に納める。 本発明の実施形態では、スプール50は軽量の非構造プラスチックで成型する ことを意図している。そのようにすると、このプラスチック材は一般にそれ自身 、衝突の際に生じる大きな圧縮ベルト負荷に耐えることができない。上述のよう にスプール50は複数のバーないしピン72及び外部に配置したディスク92a 、92bにより設けた骨格ないしフレームで物理的に支持している。使用するピ ンないしバーの数は最低でも2本で、3本ないしそれ以上が好ましいことを理解 す べきである。上記に例示した本発明の実施形態では、3本のそのようなピンない しバー72a−72cを利用する。更に貫通穴60a−60cの各々の断面形状 は、各々のピンの外形の形と合致するように選んでいる。図示するように、貫通 穴とピンの両方は円筒形をしている。しかし他の形状も本発明の範囲内とする。 更にピンはその対応する穴60a−cに関して近く配分して、各々のピンが全体 的ないし実質的にスプール材により包まれるように穴60a−cを通して押圧な いし動きばめすることができる。このようにすることで、巻取り器の動作中に生 じるどの様な力及びスプールがロックされたときに生じる高いレベルの力も貫通 穴の比較的大きな内部領域、即ちピンと接触するスプールの領域を通して分散さ れる。 図10−13に本発明の別の実施形態を示す。図4−7に示すものと比較した 本実施形態の主な違いは、ウェビング受入れスロット120の位置と構成である 。図示するようにこのスロット120はスプールのボディ54に対して半径方向 に配置されている。ウェビングのループ状の端部65はスプール50の中心穴1 22内に配置し、シャフト110をその後その中に挿入する。シャフト110は 図12に参照のために示すが、図10、11、13には示していない。 再び更にロック機構130を示す図1、2、3を参照する。図14に同機構の 斜視図を示す。ロック機構130は中心シャフト134で共に連結され一体に動 く複数の爪132a、132bを有している。中心シャフトの端部にはパイロッ トピンで心出ししたポケットないしカップ137a、137bがある。各々の爪 の下端部136は、各々の下部フレーム側壁34a、34bに形成した対応する ポケット40、42の円形の端部41に合致してさし込むために円形となってい る。このロック機構及びフレーム設計により、ロック機構130のフレーム側部 内の横方向の格納ができると共にロック機構の単純なドロップイン配設が容易に なり、一部の従来の巻取り器に見られるような挿入中にフレームを分離する必要 はなくなる。各々の爪132a、bの他端138は少なくとも1つの歯98a、 bと係合するためロッキング構成140を有している。本実施形態では、このロ ッキング構成は2つの歯98a、bの端面と係合する二重歯対向形状を有してい る。図から分かるように、ロッキング構成は2つの歯に達している。爪132a から突出しているのは、ロック機構を動かしてディスク92a、92bと係合す るのに用いるピン139である。図1から分かるように、ロック機構はロップア ップ中、フレーム32に関して特定の角度にある。爪132a、132bのスキ ップを削減し、爪132a、132bへ加わるせん断を吸収するには、爪132 a、132bは特定角度のベクトル上にあるべきであることが分かった。詳述す ると、特定角度は負荷された歯のチップからシャフト110の中心に延びる第1 のベクトルと負荷された歯のチップから爪シャフト134の軸に延びる第2のベ クトルの間にある。この角度は100度から110度の範囲内にあるべきである 。本実施形態では、この角度は105度である。 図2を再び参照する。図2で分かるように、バネ組立体140をフレーム32 の左側に配置している。バネ組立体は一般にプラスチックのフレーム側壁34及 びカバー144に当接したプレート142と戻しバネ146とを有している。戻 しバネ146はカバー144内に配置する。バネ146の一端はカバーに固定し 、他端は従来技術で一般的なバネアーバ112に固定する。シャフト110の左 端はブシュとして機能できるバネアーバ112に嵌入する。シャフト110は更 に、シャフト110の左側部を支持するブッシュ面となるプレート142内の開 口部147を通して延長している。プレート142は更にロック機構を心出し、 ないし案内する位置決めピン143(図2、14を参照)を有している。ピン1 43は爪132の1つの上に形成したカップ137aに入り、それを適切に配置 する役割をする。戻しバネ146はウェビング67を巻取る付勢力を与える。 巻取り器の右側壁36上にあるのは、フレーム側壁36に取り付けた第2のカ バー156と第2のプレート152である。プレート152から延長しているの はロック機構内のカップ137bに入る、それと共に一体に成型したピン153 である。上述したようにピン143、153はロック機構を心出しして適切に定 位置に配置する。プレート152はシャフト110の右側部を支持するブッシュ となる開口部154を有している。最も緊急なロッキング巻取り器では通常、ウ ェビングが伸びたときの速度と車両の減速を感知し、スプールのロッキングを開 始する部材を起動するウェブセンサと車両センサを使用する。それらのタイプの センサは従来技術で周知であるので、詳細に説明しない。シャフト110に回転 可能に接続しているのは、ウェビング67が判定可能な速度以上の速度で伸ばさ れた場合にスプールが更に回転するのをロックするウェブセンサ160である。 ウェブセンサには一般にシャフトの左手端部と共に回転する爪プレートがある。 この爪プレート上にあるのは、可動して巻取り器の取付部分の歯と係合する少な くとも1つのロッキング爪である。本発明では、この取付部分は中心開口部17 2を有するクラッチ170とする。クラッチはシャフト110の右手端部に対し て自在に回転する。クラッチ170はウェブセンサのロッキング爪と係合する歯 176を有する内壁174を有する空洞171を有している。更にウェブセンサ の別の一般的な部分として、クラッチ170に対して適合しロッキング爪に作動 できるように接続したプレート180として示す慣性プレートである。慣性プレ ート180はウェビングが急速に伸びると、爪プレートの運動より遅れるという 機能を果たす。慣性プレート180は一般にロッキング爪が移動してそれをクラ ッチ170の歯174と係合させるときに作動するカムないしフィンガを有する 。本発明では慣性プレートは外部歯184を有する一体歯車182を有する。 クラッチ170の外縁に位置するのは、ロック機構130のピン139を受け るスロット178を有するカム176である。クラッチ170は図4に見られる ように、図式的に示すバネ186により時計方向に付勢する。通常の動作では、 このバネ186はロック機構のピン139をスロット178内で外向きに移動し て不完全なロックアップを防ぐ。衝突時ないしウェビングが高速で伸びる他の場 合には、ウェブセンサのロッキング爪は動いてクラッチ170と係合し、クラッ チを爪プレート及び爪プレートを駆動するシャフト110と結合する。上述した ように、クラッチはシャフトに対して自在に回転する。ロッキング爪が歯174 と係合すると、クラッチはスプールと一体に回転する。クラッチが回転すると、 ロック機構ピン139が移動し、またそれによりロック機構を移動してディスク 92a、b上の歯98a、bと係合してスプール50の回転を停止する。 上述したように、巻取り器では一般に車両センサ190を使用する。車両セン サは特定の限度以上の車両の減速を感知するとスプールのロックアップを開始す る。1つのそのような車両センサは周知の構成のボール192と皿194を有す る。限界値以上の車両の減速を感知すると、ボール192は動いて皿194を上 向きに上昇させる。本発明では、図4に示す延長爪200と共に、図15に示す ピン198を皿194に取り付けている。皿194が移動すると、爪200は移 動して慣性プレート180上の歯184と係合し、それにより爪プレートに関す る慣性プレートの動きを低下する。この作用により爪プレートと慣性プレート間 の相対運動を生じ、ロッキング爪はクラッチ170の歯174と係合して再び爪 プレートを通してクラッチをシャフト110と結合し、クラッチを回転させる。 クラッチ170の回転によりロック機構が動いてディスク歯98と係合して、ウ ェブセンサの起動中、スプールが更に回転するのをロックする。 本発明の1つの利点は、フレームの曲げ側壁構成から生じる。例えば、本巻取 り器をロックアップすると、ベルト力により比較的高い荷重がスプールとフレー ム32にかかる。図1に関して、ベルト力はスプールとフレーム側部を上向きに 駆動しがちである。本発明では、フレーム側部は、多くの従来技術の巻取り器に あるようには、分離しがちとならない。これはおもにフレーム側部に設けた曲げ ないし肩部34c、36cによる。荷重下では、フレーム側部はわずかに互いに 近づくように移動しがちであり、スプールとロック機構を定位置に保つ。 本発明の上述の実施形態の多くの変更や修正はもちろんその範囲を逸脱せずに実 施することができる。従ってその範囲は添付する特許請求項の範囲のみで制限さ れるものとする。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月19日 【補正内容】 補正明細書 本発明は全般にシートベルト巻取り装置に関する。 シートベルトと巻取り器は車両の乗員を保護する安全抑制装置の一部として通 常に使用されている。一般的な巻取り器はスプールと、スプールを支持するフレ ームと、スプールの回転を止めるロック機構及び特定の動的基準を感知してスプ ールのロックアップを行うウェブないし車両センサを有している。そのような巻 取り器の1つは、発明AU−B538317号に開示されており、平行な側壁を 有するフレームを示し、各々の側壁はシャフト受入れポケットとロック機構を受 入れる開口部を有する。巻取り器は更にそれを通して対向するディスクを結合す る複数のバーを有するスプールを含んでいる。 実用的なシートベルト巻取り器はもちろん価格が低く、高品質のものであるべ きである。基本的な設計は柔軟なものとして様々な顧客の性能基準に対応できる ものでなければならない。そのような基準には一般に上記のものに加えて次のよ うなものがある。即ち巻取り器を小さいパッケージサイズとして車両内の事実上 どの様な位置や方向にも容易に差し込むことができ、つくりが軽量なものである こと、更に製造が比較的容易で自動化製造手法に適用可能な設計を有しているこ とである。そのような巻取り器はベルトの引抜き力と巻取り力が低く、全休的に 作動が静かなことを特徴とすべきである。巻取り器は巻取り器の基本的な構造に 大きな変化をもたらすことなくウェブセンサないし車両センサなどの1つないし 複数のセンサを使用でき、その作動が円滑でつまりがないこと、並びに18KN の範囲の荷重力に耐えることができるものであるべきである。 本発明の目的は改良形のシートベルト巻取り器を提供することである。 補正請求の範囲 1. ベースとシャフト受入れ開口部を有する外側部分を含む2つの平行な側壁 (34、36)を有するフレーム(32)と、非起動位置とスプールの回転を停 止する起動位置との間で移動するロック機構と、 側壁に対して回転可能に配設したスプール(50、54)と、ロック機構と係 合可能でスプールと共に回転可能な第1と第2のディスク(92a、b)とを備 え、各々の側壁は更に内側部分を備え、かつその内側部分と外側部分の間に肩部 を有して、各々の側壁の少なくとも内側部分に形成した第1の開口部ないしポケ ット(40、42)がロック機構(130)を回転自在に支持することを特徴と するシートベルト巻取り器(30)。 2. スプールは複数のバーないしピンと、第1と第2のディスクはスプールの 対向する側に配設され、ピンはスプール内の協働する穴に受けてディスクを共に 結合し、 ディスクを回転可能に連結し、スプールとディスクの回転軸を形成するシャフ トとからなり、シャフトはシャフト受入れ開口部に受入れられ、回転可能に支持 する請求項1の装置。 3. 各々のディスクはピンの対応するものを受ける第1の複数の開口部を有し 、その端部に最も近い各々のピンはディスクの対応するものに固定する請求項1 の装置。 4. スプールはシートベルトウェビング67を巻き付ける表面を規定する中心 円筒体(54)からなり、スプールは一体に形成した端部フランジ(52a、b )と複数のピンの数と等しい複数のピン受入れ貫通穴を含み、スプールはディス クに関して貫通穴を通して延長するピンにより支持する請求項3の装置。 5. ピンと穴は協働してその間で動きばめ及び締りばめの1つを形成する請求 項4の装置。 6. ピン受入れ貫通穴の少なくとも1つは対応するピンに関してオフセットし てピンを部分的にだけ包含し、ウェビングをシャフトとそのようなピンの間にさ し込む請求項1の装置。 7. シャフトを付勢してウェビングを伸ばした後それを巻取れるようにする戻 しバネを含む請求項1の装置。 8. ポケット(40、42)を内側部分と肩部に形成する請求項1の装置。 9. ロック機構はポケット(40)の対応するもの内に回転可能に取り付けた 2つの対向して配設した爪(132)と各々の爪を結合するバー(134)を含 み、ロック機構を非起動位置と起動位置の間で移動可能な請求項1の装置。 10. 側壁外側部分は爪の対応するものと隣接してロック機構をフレーム内で 横方向に保持する請求項8の装置。 11. クラッチ(170)と係合しそれにより移動してロック機構を非起動位 置から起動位置に移動するロック機構ピン(139)を含む請求項9の装置。 12. 起動するとクラッチと係合してそれを動かし、ロック機構ピンの移動を 生じるウェブセンサと車両センサの少なくとも1つを含む請求項11の装置。 13. クラッチはピン受入れスロットを含み、ピンをそのようなスロットに受 ける請求項11の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ベースと2つの平行な側壁(34、36)を有してそれから延長するフレ ーム(32)と、各々の側壁はシャフト受入れ開口部とロック機構(130)を 受けるその中の第1の開口部ないしポケット(40、42)を有し、 側壁に関して回転可能に配設したスプール(50、54)と、 スプールに関して配設した第1と第2のディスク(92a,b)と、 複数のバーないしピンと、第1と第2のディスクはスプールの対向する側に配 設し、ピンはスプール内の協働する穴で受けてディスクを共に結合し、 ディスクに回転可能に連結され、スプールとディスクの回転軸を提供するシャ フトとからなるシートベルト巻取り器(30)。 2. 各々のディスクはピンの対応するものを受ける第1の複数の開口部を有し 、その端部に最も近い各々のピンはディスクの対応するものに固定する請求項1 の装置。 3. スプールはシートベルトウェビング(67)を巻き付ける表面を規定する 中心円筒体(54)からなり、スプールは一体に形成した端部フランジ(52a 、b)と複数のピンの数と等しい複数のピン受入れ貫通穴を含み、スプールはデ ィスクに関して貫通穴を通して延長したピンにより支持される請求項2の装置。 4. ピンと穴は協働してその間で動きばめ及び締りばめの1つを供する請求項 3の装置。 5. ピン受入れ貫通穴の少なくとも1つは対応するピンに関してオフセットに してピンを部分的にだけ包含し、ウェビングをシャフトとそのようなピンの間に さし込む請求項3の装置。 6. シャフトを付勢してウェビングを伸ばした後それを巻取れるようにする戻 しバネを含む請求項1の装置。 7. 各々の側壁を曲げ、内側部分、外側部分及びその間の肩部を含む請求項1 の装置。 8. ポケット(40、42)を内側部分と肩部に形成する請求項7の装置。 9. ロック機構はポケット(40)の対応するもの内に回転可能に取り付けた 2つの対向して配設した爪(132)と各々の爪を結合するバー(134)を含 み、ロック機構は非起動位置と起動位置間で移動可能な請求項7の装置。 10. 側壁外側部分は爪の対応するものと隣接してロック機構をフレーム内で 横方向に保持する請求項8の装置。 11. クラッチ(170)と係合しそれにより移動してロック機構を非起動位 置から起動位置に移動するロック機構ピン(139)を含む請求項9の装置。 12. 起動するとクラッチと係合してそれを動かしてロック機構ピンの移動を 生じるウェブセンサと車両センサの少なくとも1つを含む請求項11の装置。 13. クラッチはピン受入れスロットを含み、ピンをそのようなスロットに受 ける請求項11の装置。 14. ベースと2つの平行な側壁(34、36)を有してそれから延長するフ レーム(32)と、各々の側壁はシャフト受入れ開口部とその中の第1の開口部 ないしポケット(40、42)を有し、 側壁間に回転可能に配設され、スプール(50)と、第1と第2のディスク( 92a,b)と、第1と第2のディスク間でスプール(50)を通して延長して スプール(50)を支持する複数のバーないしピンとからなるスプール組立体( 50)と、各々のディスクはその各々の端部で別のシャフト受入れ開口部を含み 、ピンの特定のものを受入れ、各々のピンの端部はディスクの対応するものに固 定し、 スプールはシートベルトウェビングを巻く表面を規定する中心円筒体(54) からなり、スプールは一体に形成した端部フランジ(52a、b)と複数のピン の数と等しい複数のピン受入れ貫通穴を含み、スプールはディスクに関して貫通 穴を通して延長するピンにより支持され、貫通バーの形はバーの外形に一致する ように形成し、スプール組立休(50)は更にディスクを回転可能に支持するシ ャフト(110)及び複数のピンとスプールを含み、シャフトはディスクのシャ フト受入れ開口部を通して受入れ、側壁に関して支持され、ロック機構を設けて ディスクをロックしてそれが回転するのを防ぐシートベルト巻取り器(30)。 15. シャフトを付勢してウェビングを伸ばした後それを巻取れるようにする 戻しバネを含む請求項14の装置。 16. 各々の側壁を曲げ、内側部分、外側部分及びその間の肩部を含む請求項 14の装置。 17. 各々の側壁の各々の内側部分はロック機構を受けるポケット(40)を 含む請求項16の装置。 18. ロック機構はポケット(40)の対応するもの内に回転可能に取り付け た2つの対向して配設した爪(132)と各々の爪を結合するバー(134)と 、爪の1つから延長したピンと、ピンと係合可能でそれと爪を移動してディスク と係合する起動手段を含む請求項17の装置。
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