JPS585063B2 - 複列スプ−ル型引込器 - Google Patents
複列スプ−ル型引込器Info
- Publication number
- JPS585063B2 JPS585063B2 JP54030088A JP3008879A JPS585063B2 JP S585063 B2 JPS585063 B2 JP S585063B2 JP 54030088 A JP54030088 A JP 54030088A JP 3008879 A JP3008879 A JP 3008879A JP S585063 B2 JPS585063 B2 JP S585063B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- spools
- mold element
- ratchet
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/40—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive only to vehicle movement
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R2022/3424—Multi-spool or multi-belt retractors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複列スプール型確動駆動式引込器に関するもの
である。
である。
本発明は、2個のスプールの中間にあって枠体により支
持される共通の型素子を案内自在に上昇させて両スプー
ルの一方のスプールのラチェツト歯と係合させることが
出来、次に第2スプールのラチェットの歯との案内され
る係止係合状態へ第1係合スプールをウェブにて引き出
す運動に引続いて起こる運動で案内自在に駆動されるよ
うにした共通枠体上の複利並置型引込器構造に係る。
持される共通の型素子を案内自在に上昇させて両スプー
ルの一方のスプールのラチェツト歯と係合させることが
出来、次に第2スプールのラチェットの歯との案内され
る係止係合状態へ第1係合スプールをウェブにて引き出
す運動に引続いて起こる運動で案内自在に駆動されるよ
うにした共通枠体上の複利並置型引込器構造に係る。
爪素子は最初急減速、停止又は衝撃等、車輛の運動平面
内で作用する任意の方向からの力がかかった際自動車輛
内の慣性不均衡に応動する振り子素子の如き状態検出器
によって変位される。
内で作用する任意の方向からの力がかかった際自動車輛
内の慣性不均衡に応動する振り子素子の如き状態検出器
によって変位される。
共通の枠体上にある複列スプール並置型引込器構造は共
通の係止用爪素子によって作動され、係止用爪素子は2
個のスプールの一方のスプールのラチェツト歯と係合し
、次に第1スプールによって確実に且つ案内自在に駆動
されて前記2個のスプールの他方のスプールと駆動係合
状態になり、案内作動は型素子とラチェットの係合状態
にカム面が向けられる結果として生じる。
通の係止用爪素子によって作動され、係止用爪素子は2
個のスプールの一方のスプールのラチェツト歯と係合し
、次に第1スプールによって確実に且つ案内自在に駆動
されて前記2個のスプールの他方のスプールと駆動係合
状態になり、案内作動は型素子とラチェットの係合状態
にカム面が向けられる結果として生じる。
爪の係止素子は振り子構造の如き検出器素子によって励
起される。
起される。
爪の係止素子は2個のスプールの間及び当該スプールの
下方に位置付けられ、傾斜時には係止用爪素子が一組の
ラチェツト歯との案内抵触状態に向かって枢軸運動をし
、この枢軸運動時に回転スプールは型素子をカム傾斜面
上方へ駆動し、第2スプールと係止自在に係合する。
下方に位置付けられ、傾斜時には係止用爪素子が一組の
ラチェツト歯との案内抵触状態に向かって枢軸運動をし
、この枢軸運動時に回転スプールは型素子をカム傾斜面
上方へ駆動し、第2スプールと係止自在に係合する。
型素子は最初に励起用検出器素子で変位され、次に型素
子は最初の変位運動を横切り、傾斜面を上昇して第2ス
プールの引込器歯と接触状態になる方向へ第1スプール
により横方向へ駆動される。
子は最初の変位運動を横切り、傾斜面を上昇して第2ス
プールの引込器歯と接触状態になる方向へ第1スプール
により横方向へ駆動される。
両方のスプールの引き出し方向と引込方向は相互に反対
方向になっており、引込器のスプールは型素子による係
合時に引き出し作用が更に生じないよう係止される。
方向になっており、引込器のスプールは型素子による係
合時に引き出し作用が更に生じないよう係止される。
カム傾斜部と組合っているバネは引込運動で型素子が自
由になる際型素子を回復する。
由になる際型素子を回復する。
本発明の主目的は、単一の共通型素子と共通検出器によ
って2個のスプールを同時に又は2個のスプールのいず
れか一方を個々に利用することが出来るシート・ベルト
引込器ユニットを提供することにある。
って2個のスプールを同時に又は2個のスプールのいず
れか一方を個々に利用することが出来るシート・ベルト
引込器ユニットを提供することにある。
別の目的は、組になった引込器歯の一方の組と一次係合
した後、他方の引込器スプールの使用時に他方の組の引
込器歯を係止する状態に向かって又は第2スプールの非
使用時に最初の係合スプールを単に係止する状態に向か
って確実に駆動される案内運動をする型素子を提供する
ことにある。
した後、他方の引込器スプールの使用時に他方の組の引
込器歯を係止する状態に向かって又は第2スプールの非
使用時に最初の係合スプールを単に係止する状態に向か
って確実に駆動される案内運動をする型素子を提供する
ことにある。
別の目的は、シート・ベルト・ウェブの引き出し作用を
阻止するため検出器を使用する際一方又は両方の引込器
を選択的且つ案内自在に係止し且つ応力除去の際に遍寄
作用で型素子を中心に持って来だシ又は再位置付けする
コンパクトな形態で2個のスプールのための単一の検出
器の使用を開示することにある。
阻止するため検出器を使用する際一方又は両方の引込器
を選択的且つ案内自在に係止し且つ応力除去の際に遍寄
作用で型素子を中心に持って来だシ又は再位置付けする
コンパクトな形態で2個のスプールのための単一の検出
器の使用を開示することにある。
シート・ベルト引込器における新しい経済的な組立てを
含むその他の諸口的については説明の進行に伴なって一
層良く理解されよう。
含むその他の諸口的については説明の進行に伴なって一
層良く理解されよう。
本出願人が知っている先行技術はナイト氏の米国特許第
2825581号、ライドン氏等の米国特許第3189
296号、山田式等の米国特許第4050717号、ビ
ラルスキー氏等の米国特許第4065070号に記載し
である。
2825581号、ライドン氏等の米国特許第3189
296号、山田式等の米国特許第4050717号、ビ
ラルスキー氏等の米国特許第4065070号に記載し
である。
最も近い技術はピラルスキー氏の文献であるが、構造は
主として両方のスプールが同時に使用され、縁部が2個
ある爪で傾斜時に両方のスプールを係止するような場合
に使用されるものである。
主として両方のスプールが同時に使用され、縁部が2個
ある爪で傾斜時に両方のスプールを係止するような場合
に使用されるものである。
これに対して本発明では動力駆動の即ち確実な係止状態
が発生して検出器からの力は最底となり、第1の歯と型
素子の係合状態が一度発生した時点で検出器素子から全
ゆる係止応力を除去するよう、検出器が傾斜作用を共通
の3点支持爪に与えた後の型素子案内変位が採用しであ
る。
が発生して検出器からの力は最底となり、第1の歯と型
素子の係合状態が一度発生した時点で検出器素子から全
ゆる係止応力を除去するよう、検出器が傾斜作用を共通
の3点支持爪に与えた後の型素子案内変位が採用しであ
る。
全体的に、本発明の二重スプール並置型シートベルト引
込構造は、引込構造から延在しているウェブで保護され
た乗客又は運転者が急減速、任意の角度からの衝撃、ウ
ェブをそれ以上引き出さないよう検出器に信号を与える
その他の乱動といった慣性上の不均衡が検出される迄、
相当の運動自由度を有し得ることが望ましい車輛移行に
とって有利な型式のものである。
込構造は、引込構造から延在しているウェブで保護され
た乗客又は運転者が急減速、任意の角度からの衝撃、ウ
ェブをそれ以上引き出さないよう検出器に信号を与える
その他の乱動といった慣性上の不均衡が検出される迄、
相当の運動自由度を有し得ることが望ましい車輛移行に
とって有利な型式のものである。
典型的にはシートベルト引込器にはスプール又はドラム
から引き出されるウェブ又はハーネスに巻戻し偏寄力を
与えるバネ・モーターが含まれている。
から引き出されるウェブ又はハーネスに巻戻し偏寄力を
与えるバネ・モーターが含まれている。
この点は現用の構造でも同じであり、本発明の場合、ス
プール又はドラムは両者共別々に偏寄されて戻り、巻き
戻し用バネ・モーターに抗してウェブをスプールから引
き出すとスプールは別々に作動出来、反対方向に回転出
来る。
プール又はドラムは両者共別々に偏寄されて戻り、巻き
戻し用バネ・モーターに抗してウェブをスプールから引
き出すとスプールは別々に作動出来、反対方向に回転出
来る。
従って2個のスプール又はドラムは共通の枠体内で相互
に独立した運動をするよう軸支されている。
に独立した運動をするよう軸支されている。
ウェブは不必要な場合にはスプール又はドラム上に巻上
げられ、常時その緩んだウェブは巻板しバネ偏寄作用に
よって集められる。
げられ、常時その緩んだウェブは巻板しバネ偏寄作用に
よって集められる。
スプール又はドラムには各々ドラムと共に移動するラチ
ェツト歯が付けてあり、これらのラチェツト歯は、以後
理解される如くウェブの引き出し作用を阻止する目的で
係止が可能である。
ェツト歯が付けてあり、これらのラチェツト歯は、以後
理解される如くウェブの引き出し作用を阻止する目的で
係止が可能である。
係止用素子は一端部が枠体によって枢軸的に支持され他
端部が枠体内にカム面で支持され、休止状態下で中央へ
偏寄される共通の係止用爪である。
端部が枠体内にカム面で支持され、休止状態下で中央へ
偏寄される共通の係止用爪である。
従って、型素子の一端部には従動延在部が含まれ、当該
延在部は枠体内のカム面に載置して爪をスプールとの接
触及び2個のスプールの下側とその間から離し、型素子
は枠体の他方の側にある枢軸支持体上で軸方向に回転自
在となっている。
延在部は枠体内のカム面に載置して爪をスプールとの接
触及び2個のスプールの下側とその間から離し、型素子
は枠体の他方の側にある枢軸支持体上で軸方向に回転自
在となっている。
従って、爪は3点上に休止する。
型素子と作動係合状態にあり、型素子の下方にあって枠
体により支持されている検出器は、従動延在部とは反対
側にある爪の端部における型素子の軸支状態を乱さない
状態で延在し型素子の従動延在端部に上昇作用を与える
ことが出来る。
体により支持されている検出器は、従動延在部とは反対
側にある爪の端部における型素子の軸支状態を乱さない
状態で延在し型素子の従動延在端部に上昇作用を与える
ことが出来る。
従って、1個の検出器が一方又は両方のスプールに適用
される。
される。
急減速等によって検出器が励起されると、型素子が上昇
され、スプールの一方のスプールのラチェツト歯に抗し
て爪の係合状態に向かって回動される。
され、スプールの一方のスプールのラチェツト歯に抗し
て爪の係合状態に向かって回動される。
係合状態はいずれのスプールが移動している場合又は型
素子のドッグ部分と最初に接触する場合にも生じる。
素子のドッグ部分と最初に接触する場合にも生じる。
ラチェットはスプール及び取付けたラチェットが引き出
し方向に回転する際駆動力を与える型素子に衝撃を与え
る。
し方向に回転する際駆動力を与える型素子に衝撃を与え
る。
これは力のベクトルを型素子に与えて当該爪素子をカム
面の傾斜部上で上昇させ第2スプールのラチェツト歯と
の抵触係合状態にする。
面の傾斜部上で上昇させ第2スプールのラチェツト歯と
の抵触係合状態にする。
従って、確実な係止力が与えられ、爪を第2スプールの
ラチェツト歯との係止状態に向かって横方向へ駆動する
。
ラチェツト歯との係止状態に向かって横方向へ駆動する
。
図面、特にその第1図を参照すると、当該図には本発明
によるシートベルト引込器11が示しである。
によるシートベルト引込器11が示しである。
シートベルト引込器11にはチャンネル型枠体12が備
えである。
えである。
枠体12は複合形態になっていて板材13が当該枠体の
ウェブと一方のフランジを形成し、板材14が他方のフ
ランジを形成している。
ウェブと一方のフランジを形成し、板材14が他方のフ
ランジを形成している。
2つの板材13と14は設置用タブ15にて接触する個
所で溶接されている。
所で溶接されている。
溶接によって2つの板材13,14は枠体12と一体化
され、枠体12は構造上及び作動上方れた堅牢性が得ら
れる。
され、枠体12は構造上及び作動上方れた堅牢性が得ら
れる。
板材13と14の2個のフランジはその間に一対のスプ
ール又はドラム16,17を支持している。
ール又はドラム16,17を支持している。
2個のスプール16,17は平行で且つ相互に隣接して
いるところから、第1図ではスプール17は図面から見
えない。
いるところから、第1図ではスプール17は図面から見
えない。
スプール16.17にはシート・ベルト・ウェブ18が
備えてあり、当該シート・ベルト・ウェブは内奥端部に
おいてスプール16,17に固定してあり、バネ・モー
ター19,20の作用によってスプール16,17上に
捲き上げられる。
備えてあり、当該シート・ベルト・ウェブは内奥端部に
おいてスプール16,17に固定してあり、バネ・モー
ター19,20の作用によってスプール16,17上に
捲き上げられる。
当該バネ・モーターは各々スプール16及び17の軸2
1,22に固定され、枠体12に取付けである。
1,22に固定され、枠体12に取付けである。
捲き戻し引込器用のバネ・モーター19,20は当技術
で良く知られており、各々内側端部において軸21゜2
2に取付けられた螺線状に巻かれた平バネを含む。
で良く知られており、各々内側端部において軸21゜2
2に取付けられた螺線状に巻かれた平バネを含む。
捲き戻しバネの外側端部は各々枠体12又はモーター・
カバー23,24に固定してあり、捲き戻しばねは個々
のスプール16及び17を捲き戻し状態まで偏寄する。
カバー23,24に固定してあり、捲き戻しばねは個々
のスプール16及び17を捲き戻し状態まで偏寄する。
シート・ベルト・ウェブ18がスプール16及び1Tか
ら引き出されるのに伴なってバネ・モーター19及び2
0のらせんバネはエネルギーを蓄え、捩り偏寄力を増加
させる。
ら引き出されるのに伴なってバネ・モーター19及び2
0のらせんバネはエネルギーを蓄え、捩り偏寄力を増加
させる。
各スプール16及び17には各々ラチェット・フランジ
25・26が含まれている。
25・26が含まれている。
これらのラチェット・フランジ25,26は個々のスプ
ール16.17に固定され当該スプールと共に回転する
。
ール16.17に固定され当該スプールと共に回転する
。
各ラチェット・フランジ25,26の周縁部にある歯2
7,28は個々のスプール16,17内に対向する状態
で設けてあり、スプール16゜17の回転はシート・ベ
ルト・ウェブ18の引出し時及びシート・ベルト・ウェ
ブ18の引込み時に相互に反対方向になされる。
7,28は個々のスプール16,17内に対向する状態
で設けてあり、スプール16゜17の回転はシート・ベ
ルト・ウェブ18の引出し時及びシート・ベルト・ウェ
ブ18の引込み時に相互に反対方向になされる。
スプール16,17の下方及びその間には係止用爪素子
29が設けである。
29が設けである。
係止部分である爪ドッグ30,31は各々ラチェット・
フランジ25,26と整合係合状態になる寸法にされた
係止用爪素子29の一端部から対称的に延在している。
フランジ25,26と整合係合状態になる寸法にされた
係止用爪素子29の一端部から対称的に延在している。
枠体12内及び係止用爪素子29の下方には検出素子3
2が設けである。
2が設けである。
緊急時の力、例えば、シート・ベルト引込器11を設置
しである車輛の急激な減速力に応答する検出素子32に
はプランジャー33が含まれており、当該プランジャー
は係止用爪素子29と変位自在に係合して当該係止用爪
素子をラチェット・フランジ25,26の周縁部にある
歯27,28と接触させて抵触関係にする。
しである車輛の急激な減速力に応答する検出素子32に
はプランジャー33が含まれており、当該プランジャー
は係止用爪素子29と変位自在に係合して当該係止用爪
素子をラチェット・フランジ25,26の周縁部にある
歯27,28と接触させて抵触関係にする。
スペーサー棒34は板材13及び14を支持して崩れな
いようにする。
いようにする。
フランジ型の板材14上にあるカム板35は各々係止用
爪素子29からの延在部36,37を案内支持する形で
枠体12内のカム開口部を覆うことが理解されよう。
爪素子29からの延在部36,37を案内支持する形で
枠体12内のカム開口部を覆うことが理解されよう。
ブシュ38は枠体12内の軸21.22を両端部にてジ
ャーナル軸支し、バネ把持具即ち円形クリップ39は軸
21,22を固定して軸方向の変位が無いようにする。
ャーナル軸支し、バネ把持具即ち円形クリップ39は軸
21,22を固定して軸方向の変位が無いようにする。
第1図に示す如く、引込器の枠体12は、シート・ベル
ト・ウェブ18が各々スプール16及び17から左右へ
給送されてユーザーの大腿部を横切るよう、例えば、前
方バケット座席の間等、車輛の枠体内での特別の設置に
適合する垂直位置から傾斜する。
ト・ウェブ18が各々スプール16及び17から左右へ
給送されてユーザーの大腿部を横切るよう、例えば、前
方バケット座席の間等、車輛の枠体内での特別の設置に
適合する垂直位置から傾斜する。
特別の設置位置に適するようその他の構造や角度を使用
することが出来る。
することが出来る。
シート・ベルト引込器11の構造については検出素子3
2と係止用爪素子29が当該構造と良く関係付けられる
ようシート・ベルト・ウェブ18がスプール16,17
から除去された状態で当該側スプールを見ることが出来
る第2図で良く理解出来る。
2と係止用爪素子29が当該構造と良く関係付けられる
ようシート・ベルト・ウェブ18がスプール16,17
から除去された状態で当該側スプールを見ることが出来
る第2図で良く理解出来る。
第2図において、設置用タブ15にある開口部40は、
シート・ベルト・ハーネスで選択的に運転者と乗客を囲
むようシート・ベルト・ウェブ18を使用する位置で車
輛内の成る選択された個所にあるシート・ベルト引込器
11を車輌の枠体部材に固定する装置を提供するもので
ある。
シート・ベルト・ハーネスで選択的に運転者と乗客を囲
むようシート・ベルト・ウェブ18を使用する位置で車
輛内の成る選択された個所にあるシート・ベルト引込器
11を車輌の枠体部材に固定する装置を提供するもので
ある。
シート・ベルト引込器11は本発明の技術思想から逸脱
せずに各種広範囲のハーネス使用状況に適合させること
が出来るので、タング・プレート、バックル又は連結用
ハーネス等といった端末の金具類は図示されていない。
せずに各種広範囲のハーネス使用状況に適合させること
が出来るので、タング・プレート、バックル又は連結用
ハーネス等といった端末の金具類は図示されていない。
理想としては、シート・ベルト引込器11は乗客と運転
者の両方に適しており、一方のスプール16は乗客と運
転者の一方を囲む目的で給送され、スプール17は他方
を囲む目的で給送される。
者の両方に適しており、一方のスプール16は乗客と運
転者の一方を囲む目的で給送され、スプール17は他方
を囲む目的で給送される。
第3図の断面図には筐体即ちハウジング42内で傾斜自
在で且つプランジャー33に対して作用する振り子素子
41を含む車輛用検出器としての検出素子32が示して
あり、当該プランジャー33は逆に係止用爪素子29と
接触している。
在で且つプランジャー33に対して作用する振り子素子
41を含む車輛用検出器としての検出素子32が示して
あり、当該プランジャー33は逆に係止用爪素子29と
接触している。
振り子素子41には枠体12に固定された拘束ソケット
44に載置する平坦な円筒状基部43が備えである。
44に載置する平坦な円筒状基部43が備えである。
振り子素子41の上部には円錐状のくほみ45が含まれ
、当該くぼみに対しては従節即ちプランジャー33が当
接し、振シ子素子41が垂直位置4にある間中中央位置
にある。
、当該くぼみに対しては従節即ちプランジャー33が当
接し、振シ子素子41が垂直位置4にある間中中央位置
にある。
振り子素子の側壁46は円錐状で下方へ延在し、ハウジ
ング42とは接触しない状態で終端している。
ング42とは接触しない状態で終端している。
振り子素子の底部には円錐状逃し部47も設けられ、平
坦な円筒状の基部43に向かって収束している。
坦な円筒状の基部43に向かって収束している。
プランジャー33はケージ即ちハウジング42に枢軸的
に接続され、ピボット(クレビス)ピン48はハウジン
グ42内の一致する開口部を貫通する形態で示しである
。
に接続され、ピボット(クレビス)ピン48はハウジン
グ42内の一致する開口部を貫通する形態で示しである
。
車輛が急に減速したり又は車輛が衝撃を受けると、振り
子素子41は垂直位置から傾斜し、その傾斜に伴なって
プランジャー33は振り子素子41の変位により上方へ
押し上げられ、プランジャー33は円錐状突出部の壁面
に追動即ち当該壁面上を上方へ移動すると共に基部43
における傾斜の上昇に追動する。
子素子41は垂直位置から傾斜し、その傾斜に伴なって
プランジャー33は振り子素子41の変位により上方へ
押し上げられ、プランジャー33は円錐状突出部の壁面
に追動即ち当該壁面上を上方へ移動すると共に基部43
における傾斜の上昇に追動する。
この作動で係止用爪素子29は上昇され、爪の延在部3
6.37の対応する運動並びに理解されるように枠体1
2のフランジ状板材13内の脚部ブシュ50における係
止用爪素子29の成る程度の軸方向回転によって各々爪
ドッグ30,31とラチェット・フランジ25.26の
歯27,28との係合を生ぜしめるようにする。
6.37の対応する運動並びに理解されるように枠体1
2のフランジ状板材13内の脚部ブシュ50における係
止用爪素子29の成る程度の軸方向回転によって各々爪
ドッグ30,31とラチェット・フランジ25.26の
歯27,28との係合を生ぜしめるようにする。
この運動の機能はカム開口部と爪の延在部36.370
間のカム作用の結果生じる。
間のカム作用の結果生じる。
理解されるように、心合せの弾力的な制御はカム・カバ
ー35で達成される。
ー35で達成される。
第4図ではフランジ状板材14はカム・カバー35がカ
ム開口部51,52上でリベット止めされて固定された
状態で示しである。
ム開口部51,52上でリベット止めされて固定された
状態で示しである。
爪の延在部36及び37はカム開口部の休止面65.6
6にあってカム・カバー35に当接している。
6にあってカム・カバー35に当接している。
バネ指素子53.54は図示の如く両延在部の左右両方
向における横方向の変位を可能にするような弾力的な様
式を以って延在部36,37を離し、一方、各各ラチェ
ット・フランジ25,26の歯27,28に対して係止
用爪素子29の爪ドッグ30.31が最初に係合する2
個のスプールの中の片方による駆動時に、最初は(図示
せざる)プランジャー33の検出器付与運動で次に係止
用爪素子29の横方向付与変位運動でカム開口部51,
52の傾斜面を上昇する。
向における横方向の変位を可能にするような弾力的な様
式を以って延在部36,37を離し、一方、各各ラチェ
ット・フランジ25,26の歯27,28に対して係止
用爪素子29の爪ドッグ30.31が最初に係合する2
個のスプールの中の片方による駆動時に、最初は(図示
せざる)プランジャー33の検出器付与運動で次に係止
用爪素子29の横方向付与変位運動でカム開口部51,
52の傾斜面を上昇する。
確実な駆動はシート・ベルト・ウェブ18がスプール1
6,17から引き出し方向に使用者の体が移動すること
で引き出される除虫じる。
6,17から引き出し方向に使用者の体が移動すること
で引き出される除虫じる。
従って、理解されるように、爪ドッグ30又は31を係
止する2番目のものは両方のスプール16,17をそれ
以上引き出さないよう係止する目的でカム開口部51,
52の傾斜面上における係止用爪素子29の運動により
上昇され案内される。
止する2番目のものは両方のスプール16,17をそれ
以上引き出さないよう係止する目的でカム開口部51,
52の傾斜面上における係止用爪素子29の運動により
上昇され案内される。
歯27,28に対する爪ドッグ30゜31の駆動係合状
態は「反動」の傾向を回避し、スプール16及び17の
一方又は両方におけるシート・ベルト・ウェブの引き出
しを阻止する係止体として有効である。
態は「反動」の傾向を回避し、スプール16及び17の
一方又は両方におけるシート・ベルト・ウェブの引き出
しを阻止する係止体として有効である。
破断しである第5図において、各独立したスプール16
,17の引出し回転方向は大きい曲がり矢で示され、引
込み方向はラチェット・フランジ25及び26に表わさ
れた細くて小さい矢印で示されている。
,17の引出し回転方向は大きい曲がり矢で示され、引
込み方向はラチェット・フランジ25及び26に表わさ
れた細くて小さい矢印で示されている。
2個のスプール16.17の下方で且つ当該側スプール
の間にある検出素子32が示してあり、プランジャー3
3゜は振り子素子41及び係止用爪素子29と係合した
状態で示しである。
の間にある検出素子32が示してあり、プランジャー3
3゜は振り子素子41及び係止用爪素子29と係合した
状態で示しである。
係止用の各爪ドッグ30゜31は上昇時にラチェットの
歯27,28と係合可能であることが理解される。
歯27,28と係合可能であることが理解される。
第6図の分解図は、脚部ブシュ50内で軸方向。
に支持され爪の延在部36,37がカム開口部51.5
2内にある間の全体的に三角形の係止用爪素子29の枢
軸従節型プランジャー33に対する組立て上の相互関係
を示す。
2内にある間の全体的に三角形の係止用爪素子29の枢
軸従節型プランジャー33に対する組立て上の相互関係
を示す。
脚部ブシュ50は枠体12内に固定され、各々枠体12
のフランジ状板材14内のカム開口部51,52の休止
面65.66にて休止する爪の延在部36,37の上昇
運動に連合している間に係止用爪素子29の長手方向軸
線上での係止用爪素子29の支持、回動用装置を提供す
る。
のフランジ状板材14内のカム開口部51,52の休止
面65.66にて休止する爪の延在部36,37の上昇
運動に連合している間に係止用爪素子29の長手方向軸
線上での係止用爪素子29の支持、回動用装置を提供す
る。
検出素子32のケージ即ちハウジング42は機能上町ら
かに関係があり、振り子素子41はハウジング42内で
軸方向に位置付けることが出来、前述した如く当該位置
から変位出来る。
かに関係があり、振り子素子41はハウジング42内で
軸方向に位置付けることが出来、前述した如く当該位置
から変位出来る。
ピボット開口部55はプランジャー33を枢軸支持する
状態でピボット・ピン即ちりJレビス・ピン48を受入
れる。
状態でピボット・ピン即ちりJレビス・ピン48を受入
れる。
第7図、第8図及び第9図は、傾斜カム面61゜62と
カム開口部51,52内の逃し面63,64による係止
用爪素子290案内作用について図解するものである。
カム開口部51,52内の逃し面63,64による係止
用爪素子290案内作用について図解するものである。
案内作用は、ラチェット・フランジ25上の歯27又は
ラチェット・7ランジ26上の歯2Bとの係合に向かっ
て係止用爪素子29が検出素子32により上昇される除
虫じる。
ラチェット・7ランジ26上の歯2Bとの係合に向かっ
て係止用爪素子29が検出素子32により上昇される除
虫じる。
全体的に三角形の係止用爪素子29はその最下方先端に
て脚部ブシュ50内で枢着しであるので、爪ドッグ30
,31は図示の如く上昇時に傾斜可能であり、一方の爪
ドッグ30又は31は個々の整合する歯27又は28と
係合する。
て脚部ブシュ50内で枢着しであるので、爪ドッグ30
,31は図示の如く上昇時に傾斜可能であり、一方の爪
ドッグ30又は31は個々の整合する歯27又は28と
係合する。
接触済みラチェット・フランジ25の引出し運動は図示
の如く係止用爪素子29を横方向へ駆動し、その延在部
37はカム開口部52の傾斜カム面62と係合し、係止
用爪素子の非係合側は第8図から理解される如くラチェ
ット・フランジ26の周縁部まで当該傾斜カム面62に
沿って上昇する。
の如く係止用爪素子29を横方向へ駆動し、その延在部
37はカム開口部52の傾斜カム面62と係合し、係止
用爪素子の非係合側は第8図から理解される如くラチェ
ット・フランジ26の周縁部まで当該傾斜カム面62に
沿って上昇する。
これは係止用爪素子29の爪ドッグ30を歯27内に係
止させ、シート・ベルト・ウェブ18のスプール16か
らの引き出しを更に阻止する。
止させ、シート・ベルト・ウェブ18のスプール16か
らの引き出しを更に阻止する。
シート・ベルト・ウェブ18にかかる応力が原因で引き
出し応力がかけられるようスプール17も使用される場
合には、スプール17即ちドラムは爪ドッグ31が第9
図から理解される如く歯28に対して上昇する迄回転し
、スプール16,17両者の動的係止状態は第7図乃至
第9図に示す如く傾斜カム面61、傾斜カム面62、逃
し面63、逃し面64による案内作用に従って生じる。
出し応力がかけられるようスプール17も使用される場
合には、スプール17即ちドラムは爪ドッグ31が第9
図から理解される如く歯28に対して上昇する迄回転し
、スプール16,17両者の動的係止状態は第7図乃至
第9図に示す如く傾斜カム面61、傾斜カム面62、逃
し面63、逃し面64による案内作用に従って生じる。
逃し面63、逃し面64は各々カム開口部51、カム開
口部52の中心に向かって横方向の変位を可能ならしめ
、然る後、係止用爪素子29が想像線で示されている第
7図に示す如き開始状態を案内自在に回復する。
口部52の中心に向かって横方向の変位を可能ならしめ
、然る後、係止用爪素子29が想像線で示されている第
7図に示す如き開始状態を案内自在に回復する。
第9図で想像線は歯28の根元にあるくぼみ内へ向かっ
て係止用爪素子29が最終的に上昇された状態を示す。
て係止用爪素子29が最終的に上昇された状態を示す。
最初の上昇は爪ドッグ30と歯27との係合に向かう傾
斜状態を示すが、最初に爪ドッグ31が上昇して歯28
と接触する結果となり、この場合、動的な係止状態は第
7図乃至第9図に示す如く反対に行なわれる。
斜状態を示すが、最初に爪ドッグ31が上昇して歯28
と接触する結果となり、この場合、動的な係止状態は第
7図乃至第9図に示す如く反対に行なわれる。
普通の状態に戻ってシート・ベルト・ウェブの応力がス
プール16,17から自由になると、カム・カバー35
の中央のバネ指素子53,54は爪の延在部36,37
を中央へ強制し、第4図に示す如き基礎位置へ戻し、係
止用爪素子29と歯27,28の接触を自由にする。
プール16,17から自由になると、カム・カバー35
の中央のバネ指素子53,54は爪の延在部36,37
を中央へ強制し、第4図に示す如き基礎位置へ戻し、係
止用爪素子29と歯27,28の接触を自由にする。
作動にあたって、本発明による複列スプール型引込器は
作動部品の個数を少なくし以前要求されていたラチェッ
ト・フランジの個数を少なくすることによって単純化さ
れる。
作動部品の個数を少なくし以前要求されていたラチェッ
ト・フランジの個数を少なくすることによって単純化さ
れる。
又、前述の構造は、検出素子、プランジャー素子及び係
止用爪素子の脚部ピボットに高い応力を掛けずに動的な
即ち被駆動係止状態を生ぜしめる。
止用爪素子の脚部ピボットに高い応力を掛けずに動的な
即ち被駆動係止状態を生ぜしめる。
これは寸法的に安定性が良い上に部品の再製産性を有す
るプラスチック材料で且つ強度的には、例えば、鋼製の
型素子、ラチェット素子及び枠体構造といったものより
弱いプラスチック材料の射出成型でこれらの素子を製造
出来る。
るプラスチック材料で且つ強度的には、例えば、鋼製の
型素子、ラチェット素子及び枠体構造といったものより
弱いプラスチック材料の射出成型でこれらの素子を製造
出来る。
カム・カバー35は係止用爪素子29の運動中に雑音を
防止し且つ静音状態を確実にするよう傾斜面と整合して
いる。
防止し且つ静音状態を確実にするよう傾斜面と整合して
いる。
カム・カバー35は、イー・アイ・デュポン・デ・ニモ
アス・カムパニー・インコーホレーテッドの熱可塑性ポ
リマーたるHYTRELの如き潤滑塵が良好で寸法上の
安定性が良い堅牢で耐久性のあるプラスチックで成型さ
れる。
アス・カムパニー・インコーホレーテッドの熱可塑性ポ
リマーたるHYTRELの如き潤滑塵が良好で寸法上の
安定性が良い堅牢で耐久性のあるプラスチックで成型さ
れる。
検出素子32のハウジング42即ちケージは射出成型に
よってプラスチック材料で作成することが出来且つ反対
方向に回転するスプール16,17の下方で両スプール
の間及び係止用爪素子29の下方の位置において容易に
枠体12に加熱リベット止め又はその他の方法で固定さ
れる。
よってプラスチック材料で作成することが出来且つ反対
方向に回転するスプール16,17の下方で両スプール
の間及び係止用爪素子29の下方の位置において容易に
枠体12に加熱リベット止め又はその他の方法で固定さ
れる。
本発明の引込器は、特に物理的なアタッチメントを必要
とする型式のもの及び座席と車輌内へ使用者が入ること
で操作が行なわれる「受動的な」抑止具と称する型式の
成る選択されたハーネスの制御にあたってスポーツ型車
輛に見られるパケット型前座席同志の間に使用される。
とする型式のもの及び座席と車輌内へ使用者が入ること
で操作が行なわれる「受動的な」抑止具と称する型式の
成る選択されたハーネスの制御にあたってスポーツ型車
輛に見られるパケット型前座席同志の間に使用される。
以上、本発明並びにその使用形態について開示して来た
が、当技術の熟知者は当技術の範囲内での適当な改変、
変更及び改良について簡単に理解し得ることから、当該
改変、変更及び改良は前掲の特許請求の範囲のみによっ
て限定される本発明の技術思想内に包含されるものであ
る。
が、当技術の熟知者は当技術の範囲内での適当な改変、
変更及び改良について簡単に理解し得ることから、当該
改変、変更及び改良は前掲の特許請求の範囲のみによっ
て限定される本発明の技術思想内に包含されるものであ
る。
第1図は型素子がスプールの下方にあり慣性検出素子が
型素子と作動係合状態にあることを示す本発明によるシ
ート・ベルト引込器の側面図。 第2図はスプールの並置関係が理解され共通の爪、共通
の検出器、共通の枠体が理解されるようシート・ベルト
のウェブをスプールから取り除いた、第1図の2−2線
における平面図と部分投影図。 第3図はスプールのラチェツト歯との妨害係合状態に向
かって型素子の歯が傾斜可能径路内に存在する状態を示
す、第2図の3−3線における倒立面図。 第4図はカム構造が型素子を一端部で支持し、ばね中央
板がカム開口部上に整合して位置付けられた状態を示す
第1図の4−4線における投影立面図。 第5図は2個のスプールが平行関係にあり当該スプール
からウェブを引き出した際反対方向に回転する状態を示
し且つ慣性検出器構造及び枠体ピボット上の型素子の当
接状態を示す目的で部分的に破断しである、第3図の5
−5線における部分断面端面図。 第6図は検出器構造、爪、カム面、型素子を支持する枠
体ピボット支持素子の部分的な分解斜視図。 第7図は型素子が傾斜、上昇して2個のスプールのラチ
ェツト歯が当該型素子の一方と妨害係合状態にあり、固
定カム径路と相対している状態を示す幾分概略的な複合
端面図。 型素子の休止位置は想像線で示す。第8図は一方のスプ
ールのラチェツト歯が係合済み型素子を横方向へ駆動し
た後、カム面即ち傾斜面上を案内させて上昇させ他方の
スプールの歯と係合させる点を除いて、第7図に示すも
のと同じ幾分概略的な複合端面図。 型素子の被制御運動のカム径路は対向する2個の閉路パ
ターンを以って2点鎖線で定めである。 第9図は第2スプールのラチェツト歯に対する、案内可
能に駆動される爪の完全な係止係合状態を示す、第7図
及び第8図と同様の幾分概略的な複合端面図。 11・・・シートベルト引込器、12・・・枠体、13
・・・板材、14・・・板材、15・・・設置用タブ、
16・・・スプール、17・・・スプール、18・・・
シート・ベルト・ウェブ、19・・・バネ・モーター、
20・・・バネ・モーター、21・・・軸、22・・・
軸、23・・・モーカー・カバー、24・・・モーター
・カバー、25・・・ラチェット・フランジ、26・・
・ラチェット・フランジ、27・・・歯、28・・・歯
、29・・・係止用爪素子、30・・・爪ドッグ、31
・・・爪ドッグ、32・・・検出素子、33・・・プラ
ンジャー、34・・・スペーサー棒、35・・・カム・
カバー、36・・・延在部、37・・・延在部、38・
・・ブシュ、39・・・バネ把持具、40・・・開口部
、41・・・振り子素子、42・・・ハウジング、43
・・・基部、44・・・拘束ソケット、45・・・くぼ
み、46・・・側壁、47・・・逃し部、48・・・ピ
ボット・ビン、50・・・脚部ブシュ、51・・・カム
開口部、52・・・カム開口部、53・・・バネ指素子
、54・・・バネ指素子、55・・・ピボット開口部、
61・・・傾斜カム面、62・・・傾斜カム面、63・
・・逃し面、64・・・逃し面。
型素子と作動係合状態にあることを示す本発明によるシ
ート・ベルト引込器の側面図。 第2図はスプールの並置関係が理解され共通の爪、共通
の検出器、共通の枠体が理解されるようシート・ベルト
のウェブをスプールから取り除いた、第1図の2−2線
における平面図と部分投影図。 第3図はスプールのラチェツト歯との妨害係合状態に向
かって型素子の歯が傾斜可能径路内に存在する状態を示
す、第2図の3−3線における倒立面図。 第4図はカム構造が型素子を一端部で支持し、ばね中央
板がカム開口部上に整合して位置付けられた状態を示す
第1図の4−4線における投影立面図。 第5図は2個のスプールが平行関係にあり当該スプール
からウェブを引き出した際反対方向に回転する状態を示
し且つ慣性検出器構造及び枠体ピボット上の型素子の当
接状態を示す目的で部分的に破断しである、第3図の5
−5線における部分断面端面図。 第6図は検出器構造、爪、カム面、型素子を支持する枠
体ピボット支持素子の部分的な分解斜視図。 第7図は型素子が傾斜、上昇して2個のスプールのラチ
ェツト歯が当該型素子の一方と妨害係合状態にあり、固
定カム径路と相対している状態を示す幾分概略的な複合
端面図。 型素子の休止位置は想像線で示す。第8図は一方のスプ
ールのラチェツト歯が係合済み型素子を横方向へ駆動し
た後、カム面即ち傾斜面上を案内させて上昇させ他方の
スプールの歯と係合させる点を除いて、第7図に示すも
のと同じ幾分概略的な複合端面図。 型素子の被制御運動のカム径路は対向する2個の閉路パ
ターンを以って2点鎖線で定めである。 第9図は第2スプールのラチェツト歯に対する、案内可
能に駆動される爪の完全な係止係合状態を示す、第7図
及び第8図と同様の幾分概略的な複合端面図。 11・・・シートベルト引込器、12・・・枠体、13
・・・板材、14・・・板材、15・・・設置用タブ、
16・・・スプール、17・・・スプール、18・・・
シート・ベルト・ウェブ、19・・・バネ・モーター、
20・・・バネ・モーター、21・・・軸、22・・・
軸、23・・・モーカー・カバー、24・・・モーター
・カバー、25・・・ラチェット・フランジ、26・・
・ラチェット・フランジ、27・・・歯、28・・・歯
、29・・・係止用爪素子、30・・・爪ドッグ、31
・・・爪ドッグ、32・・・検出素子、33・・・プラ
ンジャー、34・・・スペーサー棒、35・・・カム・
カバー、36・・・延在部、37・・・延在部、38・
・・ブシュ、39・・・バネ把持具、40・・・開口部
、41・・・振り子素子、42・・・ハウジング、43
・・・基部、44・・・拘束ソケット、45・・・くぼ
み、46・・・側壁、47・・・逃し部、48・・・ピ
ボット・ビン、50・・・脚部ブシュ、51・・・カム
開口部、52・・・カム開口部、53・・・バネ指素子
、54・・・バネ指素子、55・・・ピボット開口部、
61・・・傾斜カム面、62・・・傾斜カム面、63・
・・逃し面、64・・・逃し面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 枠体と; シート・ベルト・ウェブを上に捲回せしめ、前記枠体に
軸支せる一対の隔置された平行な隣接するスプールで、
前記各スプールには相互に反対の回転方向で係止可能な
ラチェツト歯を有するラチェット・フランジを取付け、
また、前記各スプールには、それぞれ相互に逆回転方向
の捲戻し用モーターを取付けてなるスプールと; 前記一対のスプールの両方のラチェット・フランジのラ
チェツト歯に下方より係合可能な型素子と; 外部衡機を検知して該外部衡機により前記型素子を上方
に駆動して前記スプールのラチェット・フランジのラチ
ェツト歯に係合せしめる検出素子とを設けてなる複列ス
プール型引込器において;前記型素子は、前記一対のス
プールの両方のラチェット・フランジのラチェツト歯に
係合可能な係止部分を該型素子の両側に設け、該型素子
の一端側には一対の長手方向延在部を設け、該爪素子他
端側には前記枠体の他端側にて枢支される部分を設けて
成り; 前記枠体の一端側には、前記型素子の一対の延在部がそ
れぞれ係合する一対のカム開口部であって、通常の休止
状態にては前記延在部が休止する休止面部分と、該休止
面部分に連続する該休止面部分外側の傾斜カム面部分で
あって、前記検出素子での外部衡機検知による前記型素
子の作動により前記一対のスプールのいずれかのラチェ
ット・フランジのラチェツト歯への前記型素子の一側の
係止部分の係合、及び該スプールのウェブ引出し方向回
転による前記型素子の横方向駆動により、該傾斜カム面
部分に当接する前記延在部を案内して前記型素子を上昇
せしめ、該型素子の他側の係止部分のスプールへの係合
を生起する傾斜カム面部分とを有するカム開口部を設け
; 及び、前記型素子を通常の休止状態の位置に強制復帰す
るばね装置を設けてなることを特徴とする複列スプール
型引込器。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US05/896,928 US4164336A (en) | 1978-04-17 | 1978-04-17 | Dual spool positive drive retractor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54138233A JPS54138233A (en) | 1979-10-26 |
| JPS585063B2 true JPS585063B2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=25407073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54030088A Expired JPS585063B2 (ja) | 1978-04-17 | 1979-03-16 | 複列スプ−ル型引込器 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4164336A (ja) |
| JP (1) | JPS585063B2 (ja) |
| AU (1) | AU520119B2 (ja) |
| CA (1) | CA1114351A (ja) |
| DE (1) | DE2900980C2 (ja) |
| FR (1) | FR2423234A1 (ja) |
| GB (1) | GB2018572B (ja) |
| IT (1) | IT7967414A0 (ja) |
| SE (1) | SE438639B (ja) |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4343445A (en) * | 1979-10-29 | 1982-08-10 | Allied Corporation | Dual spool seat belt retractor with comfort feature |
| US4343488A (en) * | 1979-11-05 | 1982-08-10 | Allied Corporation | Seat belt system with reduced spooling |
| JPS6027714Y2 (ja) * | 1979-11-10 | 1985-08-21 | 日産自動車株式会社 | シ−トベルトリトラクタ− |
| US4307853A (en) * | 1979-12-19 | 1981-12-29 | The Firestone Tire & Rubber Company | Rewind prevention for dual spool retractors |
| US4273301A (en) * | 1980-04-02 | 1981-06-16 | Allied Chemical Corporation | Seat belt retractor with emergency release and reduced spooling |
| JPS575251U (ja) * | 1980-06-06 | 1982-01-12 | ||
| US4344589A (en) * | 1980-10-23 | 1982-08-17 | The Firestone Tire & Rubber Company | Tandem dual spool retractor structure |
| US4434953A (en) | 1981-03-02 | 1984-03-06 | The Firestone Tire & Rubber Company | Dual spool pretensioner |
| US4391420A (en) * | 1981-03-09 | 1983-07-05 | American Safety Equipment Corporation | Emergency locking means for dual spool safety belt retractor |
| US4394993A (en) * | 1981-08-17 | 1983-07-26 | American Safety Equipment Corporation | Resiliently mounted split pawl locking means for dual spool retractor |
| US4420127A (en) * | 1981-09-04 | 1983-12-13 | General Motors Corporation | Pawl actuator for dual reel retractor |
| CA1203221A (en) * | 1983-02-18 | 1986-04-15 | Horst U. Befort | Journalling structure for seat belt retractors |
| US4896844A (en) * | 1987-10-19 | 1990-01-30 | Irvin Industries, Inc. | Dual spool retractor with comfort limiting mechanism |
| DE3828389A1 (de) * | 1988-08-20 | 1990-03-01 | Autoflug Gmbh | Sicherheitsgurtanordnung mit mehreren gurtaufrollern |
| US5611603A (en) * | 1994-05-24 | 1997-03-18 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Seat belt retractor |
| US7857099B2 (en) * | 2001-04-24 | 2010-12-28 | Reliance Industries, Llc | Twin retractable for fall arrest |
| JP2003154922A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-27 | Tokai Rika Co Ltd | プリテンショナ装置及びシートベルト装置 |
| US7401815B2 (en) * | 2005-03-17 | 2008-07-22 | Antoliv Asp, Inc. | Dual spool retractor seat belt system |
| US20080006732A1 (en) * | 2006-07-10 | 2008-01-10 | Autoliv Asp, Inc. | Differential dual spool retractor seat belt system with motor actuator |
| US8065790B2 (en) * | 2007-02-23 | 2011-11-29 | Continental Automotive Systems Us, Inc. | Bearing mounted sensor assembly |
| US7628349B2 (en) * | 2007-03-06 | 2009-12-08 | Autoliv Asp, Inc. | Inertia actuator for seat belt retractor |
| DE102009052495B8 (de) | 2009-11-11 | 2012-03-22 | Autoliv Development Ab | Selbstsperrender Gurtaufroller |
| DE102015116136B9 (de) | 2015-09-24 | 2017-11-16 | Autoliv Development Ab | Fahrzeugsensitiver Sensor mit mehrteiliger Sensormasse |
| US20220249888A1 (en) * | 2021-02-11 | 2022-08-11 | The Boeing Company | Multiple Self-Retracting Lanyard, Single Brake Fall Protection Systems and Methods |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3241883A (en) * | 1963-06-12 | 1966-03-22 | Fontaine John Garfield | Seat belt system for motor vehicles |
| DE2346553A1 (de) * | 1972-09-20 | 1974-04-18 | Autoliv Ab | Beschleunigungsabhaengige sperrvorrichtung, insbesondere fuer sicherheitsgurte an fahrzeugen |
| US3838831A (en) * | 1972-12-06 | 1974-10-01 | Technar Inc | Vehicle sensitive retractor |
| JPS547097B2 (ja) * | 1973-12-22 | 1979-04-04 | ||
| JPS51126625A (en) * | 1975-04-25 | 1976-11-04 | Toyota Motor Corp | Sheet belt system |
| US4065070A (en) * | 1976-03-18 | 1977-12-27 | The Firestone Tire & Rubber Company | Dual spool retractor |
-
1978
- 1978-04-17 US US05/896,928 patent/US4164336A/en not_active Expired - Lifetime
-
1979
- 1979-01-03 CA CA319,039A patent/CA1114351A/en not_active Expired
- 1979-01-04 AU AU43109/79A patent/AU520119B2/en not_active Ceased
- 1979-01-12 DE DE2900980A patent/DE2900980C2/de not_active Expired
- 1979-01-15 GB GB7901354A patent/GB2018572B/en not_active Expired
- 1979-01-15 FR FR7900894A patent/FR2423234A1/fr not_active Withdrawn
- 1979-02-23 IT IT7967414A patent/IT7967414A0/it unknown
- 1979-02-28 SE SE7901828A patent/SE438639B/sv not_active IP Right Cessation
- 1979-03-16 JP JP54030088A patent/JPS585063B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE2900980C2 (de) | 1982-08-12 |
| GB2018572A (en) | 1979-10-24 |
| US4164336A (en) | 1979-08-14 |
| SE7901828L (sv) | 1979-10-18 |
| CA1114351A (en) | 1981-12-15 |
| AU4310979A (en) | 1979-10-25 |
| AU520119B2 (en) | 1982-01-14 |
| IT7967414A0 (it) | 1979-02-23 |
| GB2018572B (en) | 1982-12-15 |
| FR2423234A1 (fr) | 1979-11-16 |
| JPS54138233A (en) | 1979-10-26 |
| SE438639B (sv) | 1985-04-29 |
| DE2900980A1 (de) | 1979-10-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS585063B2 (ja) | 複列スプ−ル型引込器 | |
| KR980700919A (ko) | 프리텐셔너를 가지는 리트랙터용 2차 잠금 메카니즘(secondary locking mechanism for retractor with pretensioner) | |
| KR100871570B1 (ko) | 시트벨트의 웨빙로킹방지장치 | |
| US3819126A (en) | Seat belt retractor with gear wheel actuated locking means | |
| US4494774A (en) | Belt band-clamping arrangement for safety belts in motor vehicles | |
| US4277036A (en) | Automatic wind-up roller for a safety belt | |
| US4065070A (en) | Dual spool retractor | |
| EP3566913B1 (en) | Seatbelt retractor | |
| CA1112227A (en) | Locking mechanism and reel for retractor | |
| US4065072A (en) | Seat belt retractor with winding prevention mechanism | |
| EP0361075A1 (en) | A safety belt arrangement | |
| US3944162A (en) | Reel for storing belts or the like | |
| US4277037A (en) | Lock bar release for inertia locking seat belt retractor | |
| EP0093605B1 (en) | Emergency locking reels for belts | |
| EP0188061B1 (en) | Seat belt device for vehicles | |
| US4245798A (en) | Lockbar release and anti-rewind feature for seat belt retractor | |
| CA1241314A (en) | Lock-up mechanism for a vehicle sensitive automotive seat belt retractor | |
| JPH09501887A (ja) | シートベルト巻取り装置 | |
| US4771854A (en) | Belt winding brake for passive belt retractor | |
| JPH08133011A (ja) | ウエビング巻取装置 | |
| US4027829A (en) | Flywheel and clutch mechanism for safety belt retractor | |
| US4371127A (en) | Seat belt locking device | |
| KR100468924B1 (ko) | 차량용 좌석벨트 리트랙터 | |
| JPH07309203A (ja) | シートベルトウェブの格納リトラクター | |
| US6299092B1 (en) | Weblocker retractor |