JPH09501624A - 種々の下地上への増強された耐久性を有する記録画像の形成方法 - Google Patents

種々の下地上への増強された耐久性を有する記録画像の形成方法

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JPH09501624A
JPH09501624A JP8500906A JP50090695A JPH09501624A JP H09501624 A JPH09501624 A JP H09501624A JP 8500906 A JP8500906 A JP 8500906A JP 50090695 A JP50090695 A JP 50090695A JP H09501624 A JPH09501624 A JP H09501624A
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ユージーン バグナー,ダグラス
ジョン アメル,アルフレッド
エドワード ガーマン,ダグラス
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イーストマン コダック カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 増強された耐久性を有する記録画像を作るための記録方法が提供される。この方法には、インクジェットプリンタ又はペンプロッタの手段によって画像様形式で透明プラスチックフィルム支持体に支持されたインク受容層の表面上にインクの液滴を適用してその上に画像を記録すること、記録画像を含むインク受容層が下地と透明プラスチックフィルム支持体との間に配置されるように、記録画像を含むインク受容層の表面を不透明又は透明下地に対して接触させて、支持されたインク受容層と不透明又は透明下地との複合体を形成すること及び次いでこのようにして形成された複合体に、支持されたインク受容層を下地に接着又は積層させるに十分な熱及び圧力をかけて、記録画像を透明プラスチックフィルムによって摩耗、汚染、退色及び水損傷に対して保護することが含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】種々の下地上への増強された耐久性を有する記録画像の形成方法 本発明は、画像をインクによって記録するインクジェットプリンター(モノク ロ又は多色記録を含む)、ペンプロッタ又はコンピュータ利用設計/コンピュー タ利用製造(CAD /CAM)装置のような自動印刷アセンブリの手段によって記録媒 体上に画像を記録することによって形成された印刷物を保護する方法に関する。 インクジェット記録法は、記録液体、即ちインクの液滴を1個又はそれ以上の オリフィスを有する印刷ヘッドから記録媒体上に噴出又は推進させる、記録媒体 上に記録を行う方法である。 記録液体又はインクは一般に染料又は顔料のような記録剤と溶媒とからなって いる。この溶媒は典型的に水又は水と多価アルコールのような他の水混和性溶媒 との混合溶媒である。 インクジェット記録に於いて、画像記録媒体上へのインク液滴の沈着を制御し て所望の画像を得るために多数の方式が利用されている。連続インクジェット記 録として知られている一つの方法に於いては、液滴の連続流を帯電させて画像記 録媒体の表面上に画像様形式で偏向させ、一方画像化されなかった液滴を捕らえ インク溜めに戻している。ドロップオンデマンド(drop-on-demand)インクジェ ット記録として知られている他の方法に於いては、個々のインク液滴を必要に応 じて画像記録媒体の上に発射して所望の画像を形成させる。ドロップオンデマン ド印刷に於いてインク液滴の発射を制御する普通の方法には、圧電トランスデュ ーサ及び熱バブル形成が含まれる。インクジェット記録は、殆どノイズを発生さ せず経済的で多色の印刷を可能にするので、記録方法として社会に急速に受け入 れられてきている。 ペンプロッタアセンブリはまた、記録媒体上にインクで価値のある情報を印刷 するために非常に広範囲に使用されており、特にコンピュータ利用グラフィック スの作成に用いられている。 このような記録方法に用いられている記録媒体は典型的に支持体の上に設けら れたインク受容層からなっている。この記録媒体には、普通不透明支持体を有す る反射で見ることを意図したもの及び普通透明又は半透明支持体を有する透過光 によって見ることを意図したものが含まれる。 広範囲の種々の異なった種類のインク受容層がこれまで提案されてきた。例え ば、米国特許第4,868,581 号及び同第4,956,223 号には、アルブミン、ゼラチン 、カゼイン、デンプン、カチオンデンプン、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウ ム、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(アミド)、ポリ(アクリルアミド)、ポ リ(ビニルピロリドン)、第四級ポリ(ビニルピロリドン)、ポリ(エチレンイ ミン)、ポリ(ビニルピリジニウムハライド)、メラミン樹脂、ポリ(ウレタン )、ポリエステル、カルボキシメチルセルロース、SBR ラテックス、NBR ラテッ クス、ポリ(ビニルホルマール)、ポリ(ビニルメタクリレート)、ポリ(ビニ ルブチラール)、ポリ(アクリロニトリル)、ポリ(塩化ビニル)、ポリ(酢酸 ビニル)、フェノール樹脂、アルキド樹脂、ポリ(メチルメタクリレート)等か らなるインク受容層が記載されている。 一般に、このような媒体をインクで画像形成したとき、良品質の文字及びグラ フィック画像を生じさせることができる。しかしながら、記録画像は耐久性の点 で必ずしも満足できるものではない。即ち、記録画像は、それが容易に擦り取ら れないような耐摩耗性、それが汚染の恐れ無しに通常の取り扱いに付すことがで きるような耐 汚染性、それが顕著な退色又は変色無しに長期間表示できるような耐光堅牢性及 びそれがこぼれ又は液体への他の偶発的露出の結果として記録媒体と接触するよ うになるかもしれない水又は他の液体との接触によって損傷されないような耐水 堅牢性であることも望ましい。記録画像及びインク受容層は一般にまた非ブロッ キング性であって包装及び取り扱いが容易でなくてはならない。 このような記録媒体の耐久性を増強させる一つの方法は米国特許第4,809,451 号に開示されており、この特許では印刷物が上側及び下側接着剤付き板の間にサ ンドイッチされている印刷物を保存するための印刷物ホルダーが提供されている 。上側板は、印刷物を見ることができ且つ上側板の下又は上で透明フィルムを印 刷物に重ねて置くことができる開口部を有している。しかしながら、この印刷物 の保護方法は非常に厄介であり、高価である。 このような記録画像の耐久性を増強させるもう一つの方法は米国特許第4,756, 963 号に開示されており、この特許では、下地及び下地に剥離可能に設けられた 転写層からなる保護部材を使用する、色素から形成された画像を有する印刷物の 保護方法が開示されている。この方法は、印刷物の画像の端の表面に保護部材を 積層及び接触結合させる工程並びに転写層を残して積層した画像から下地を剥離 して印刷物を保護する工程からなっている。この印刷物の保護方法はまた、保護 部材を最初に作り、保護部材の転写層を印刷物に結合させ、次いで下地(再使用 できない)を転写層から剥がし取るので厄介であり高価である。 それで、増強された耐摩耗性、増強された耐汚染性、増強された耐光堅牢性及 び増強された耐水堅牢性を有する記録酉像を得るための、単純で、安価で且つ容 易に実施できる方法を得るためのニーズが当該技術分野でなお存在していること がわかる。本発明はこのよ うな方法を提供する。 本発明により、その上に沈着された記録液体、即ちインクを吸収し固定するた めにインクジェット及びペンプロッタ記録方法で使用されるインク受容媒体用の インク受容層を形成するために当該技術分野で以前使用されていたある種の樹脂 がまた、このようなインク受容層を下地と接触させて置き、そうして支持された インク受容層と下地とによって形成された複合体を、インク受容層を下地に接着 又は結合させるに十分な熱及び圧力に露出させたとき、このようなインク受容層 を普通紙、印画紙、布、ガラス、プラスチックフィルム等のような種々の異なっ た下地に結合又は接着できることがわかった。特に本発明者等は、ある種の以前 使用された天然に生じる水溶性親水性樹脂並びにある種の以前使用された合成親 水性及び疎水性樹脂は、インク受容層をそれと接触させ、続いて熱及び圧力を下 地及び支持されたインク受容層によって形成された複合体にかけた場合に、この ような樹脂からなる又は樹脂を含有するインク受容層を適当な下地に結合させる ことができることを見出した。その結果、記録画像を含むインク受容層は、透明 プラスチックフィルム支持体(support)と下地(substrate)との間に記録画像を配 置又はサンドイッチさせて下地に接着又は積層されて、透明プラスチックフィル ム支持体は今は摩耗、汚染、退色及び水による損傷から記録画像を保護するよう に機能する。それで殆どの応用に於いて、インク受容層の表面に印刷される画像 はその鏡像として印刷され、即ち側逆転(side reversed)され、そうしてインク 受容層が下地に積層された後、複合下地及び記録媒体は「裏返し」にされ、そう して記録画像は透明プラスチックフィルムによって覆われそして保護され、下地 に対して正しい読みになるであろう。この様式に於いて、前記の米国特許第4,80 9,451 号に開示されているもののような複雑な印刷 物ホルダーに印刷物を嵌めることに頼ることなく又は別の下地から剥離可能に転 写しなくてはならない米国特許第4,756,963 号に記載されているような保護層を 設ける必要無しに、印刷物は良好な耐久性で容易に安価に保存される。しかしな がら、インク受容層の表面に印刷される全ての画像は、例えば下地自体が透明で ある状況に於けるようにその鏡像として印刷しなくてはならないことが理解され るべきである。 要するに、本発明のインク記録方法に於いては、インク受容層自体はインクで 画像形成され、記録画像を含む画像形成された層はインク受容層を作るか又は形 成する自己接着性ポリマー又は樹脂の手段によって適当な下地に密着される。即 ち、本発明の方法の実施で使用されるインク受容層を作る樹脂又はポリマーは、 インクから形成される画像を記録する記録層を形成するように機能するのみなら ず、更に、これらはまた記録画像を含むインク受容層を下地に接着又は結合させ るように機能する。本発明の実施に使用されるインク記録媒体のインク受容層を 作るポリマー又は樹脂は一般に、環境条件下では非粘着性で非接着性であるが加 熱すると完全に粘着性で接着性になるので、上記のことが可能である。換言する と、これらの樹脂又はポリマーは有利に熱活性化可能であり、高温で自己接着性 又は自己付着性になる。基本的に、これらの物質は十分な熱に付したときホット メルト接着剤として機能する。 即ち、 (1)インクの液滴を画像様形式でインク記録媒体のインク受容層の表面上に 適用してその上に画像を記録する工程、但し、このインク記録媒体は透明のプラ スチックフィルム支持体の上に設けられたインク受容層からなる、 (2)記録画像を含むインク受容層の表面を不透明又は透明下地 と接触させて置いて、インク記録媒体と下地との複合体を形成する工程、及び (3)このようにして形成した複合体に、インク記録媒体のインク受容層を下 地に接着又は接合させるに十分な温度及び圧力をかける工程、但し、このインク 受容層は、少なくとも1種の、複合体に熱及び圧力をかけた際にインク受容層を 下地に接着又は結合させることができる親水性又は疎水性樹脂からなる、 からなるインク記録方法が提供される。 本発明のインク記録方法に使用される記録媒体は主として、全ての適当な親水 性若しくは疎水性インク受容性樹脂若しくはポリマー又はこのような樹脂若しく はポリマーのブレンドからなり、透明プラスチックフィルム支持体の上に被覆し てインクジェット印刷装置又はペンプロッタ装置等によって画像形成されること ができる吸収層を得ることができ、そしてインク受容層の表面に画像を記録した 後、記録画像を含むインク受容層の表面を下地と接触させて置き、インク記録媒 体と下地とによって形成される複合体に、インク受容層を下地に接着又は結合さ せるに十分な熱及び圧力をかけたとき、インク受容層を適当な下地に接着又は結 合させることができるインク受容層によって特徴付けられる。 本明細書で使用するとき用語「親水性」は、その表面が水又は水性液体、即ち 実質的な量の水を含有する液体により濡れ得るという意味に於いて又は材料の塊 が著しい量の水又は水性液体を吸収し得るという意味に於いて、一般的に水に対 して受容性である材料を記述するために使用される。 本明細書で使用するとき用語「疏水性」は、水又は水性液体中に実質的に不溶 性で且つ非膨潤性である材料を記述するために使用される。更に特に、水又は水 性液体によって表面濡れ性を示す材料は 親水性表面を有すると言われ、他方水又は水性液体によって濡れ性でない表面を 有する材料は疎水性表面を有すると言われる。 記録媒体は一般的に、支持部材としての透明プラスチックフィルム支持体及び 支持体の表面に設けられた記録面、即ちインク受容層からなっている。 インク受容層は、支持体の上に被覆してインクジェット印刷装置又はペンプロ ッタ装置によって画像形成することができる吸収層を得ることができ、インク記 録媒体と下地とによって形成された複合体に熱及び圧力をかけたとき、インク受 容層の表面に画像を記録した後、インク受容層の上に置いた適当な下地にインク 受容層を接着又は積層することができる、少なくとも1種の親水性又は疎水性イ ンク受容性樹脂又はポリマーからなるか又はこれを含む。 親水性又は疏水性ポリマー又は樹脂はインク受容層の主成分を構成する。典型 的に、樹脂又はポリマーはインク受容層の少なくとも40重量%を構成して、イン ク受容層をそれが適用される下地に接着させるために適当な量の樹脂がインク受 容層内に存在することを確保する。前記のように、このようなポリマー又は樹脂 は一般的に環境条件下では非粘着性で非接着性であるが加熱するとこれらは完全 に粘着性で接着性になる。換言すると、これらの樹脂又はポリマーは有利に熱活 性可能であり、高温で自己接着性又は自己付着性になる。基本的に、これらの物 質は十分な熱に付したときホットメルト接着剤として機能する。所望ならば、イ ンク受容層全体がこのような樹脂若しくはポリマー又はこのような樹脂若しくは ポリマーの混合物からなっていてよい。 高度のインク吸収力を有する、本発明で使用されるインク記録媒体のインク受 容層を形成するために使用することができる適当な天然に生じる親水性樹脂又は ポリマーの例には、アルブミン、ゼラチ ン、カゼイン、デンプン、カチオンデンプン、アラビアゴム、アルギン酸ナトリ ウムが含まれる。本発明で使用されるインク記録媒体のインク受容層を形成する ために使用することができる合成親水性樹脂又はポリマーの例には、ポリ(アミ ド)、ポリ(アクリルアミド)、ポリ(エチレンイミン)、ポリ(ビニルピリジ ニウムハライド)、メラミン樹脂、ポリ(ウレタン)及びポリエステルが含まれ る。上記の熱可塑性樹脂に加えて、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリ ル−ブタジエンゴム、ポリ(ビニルホルマール)、ポリ(メチルメタクリレート )、ポリ(ビニルブチラール)、ポリ(アクリロニトリル)、ポリ(塩化ビニル )、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ(オレフィン)等のような疏水性樹脂を含めるこ とが可能である。本発明の実施で使用することができる上記のものに追加するそ の他の親水性及び疏水性樹脂又はポリマーは、当業者によって容易にたやすく決 定することができる。 特に好ましい態様に於いて、インク受容層を形成するために高度のインク吸収 力を有するポリマー又は樹脂を使用し、インクジェット記録方法は一般的に水性 インクを使用するので、インク受容層を形成するために使用されるポリマー又は 樹脂として、水性インクに関して良好なインク吸収力を有するポリマー、例えば 、上記のポリマーの中で水溶性又は親水性ポリマーの一つを使用することが好ま しい。 本発明で使用される記録媒体で使用するための特に適当なインク受容層は、ポ リエステルアイオノマー、即ち米国特許第4,903,040 号に開示されているような ビニルピロリドンポリマー中に分散されたポリ(シクロヘキシレンジメチレンイ ソフタレート−共−ソジオスルホベンゼンジカルボンキシレート)の粒子の水性 分散液として下地の上に被覆された層である。 本発明で使用される記録媒体で使用するための他の特に適当なインク受容層は 、ポリエステルアイオノマー、即ち米国特許第4,903,039 号に開示されているよ うなビニルピロリドンポリマー中に分散されたポリ(シクロヘキシレンジメチレ ン−共−オキシジエチレンイソフタレート−共−ソジオスルホベンゼンジカルボ キシレート)の粒子の水性分散液として下地の上に被覆された層である。 本発明で使用される記録媒体で使用するための更に他の特に適当なインク受容 層は、ポリエステルアイオノマー、即ち米国特許第4,903,041 号に開示されてい るようなビニルピロリドンポリマー中に分散されたポリ[シクロヘキシレンジメ チレン−共−キシリレンテレフタレート−共−マロネート−共−ソジオイミノビ ス(スルホニルベンゾエート)]の粒子の水性分散液として下地の上に被覆され た層である。 ポリエステルの粒子は一般的に1μm以下、しばしば0.001〜0.1μm、典型 的に0.01〜0.08μmの直径を有している。インク受容層中のポリエステル粒子の サイズはインク受容層の透明性必要条件と矛盾しない。インク受容層中のポリエ ステルのビニルピロリドンポリマーに対する重量比は典型的に少なくとも1:1 であり、一般的に1:1〜6:1の範囲内である。 本発明で使用される記録媒体に使用されるインク受容層にはまた、本発明で使 用される記録媒体の非ブロッキング特性に寄与させその耐汚れ性を制御する目的 のための二酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ及び架橋ポリ(メチルメタクリレート )又はポリスチレンビーズのようなポリマービーズのようなマット剤;インク吸 収性樹脂又は層のエージング性(aging behavior)を改良し、次いでそれに適用 したインクの吸収及び乾燥を促進し、インク受容層の表面均一性を向上させ、そ して乾燥した皮膜の表面張力を調整する目的のための 、非イオン性炭化水素若しくは炭化フッ素界面活性剤又は第四級アンモニウム塩 のようなカチオン性界面活性剤のような界面活性剤;蛍光染料;pH調節剤;消泡 剤;滑剤;防腐剤;粘度調整剤;色止め剤;防水剤;分散剤;UV吸収剤;防カビ 剤;帯電防止剤等を含む種々の公知の添加剤が含まれていてもよい。このような 添加剤は達成する目的に応じて公知の化合物又は材料から選択することができる 。しかしながら、支持体が透明であるので、選択される添加剤の種類及び量は、 インク受容層自体が光透過性又は透明なままである、即ち実質的に非光散乱性で あるようにしなくてはならないことに注意すべきである。それでこの場合、イン ク受容層がきれいで透明なままであり、曇ったり霞んだりしないようにインク受 容層に含有される添加剤の選択及び量で注意を払わなくてはならない。 本発明で使用される記録媒体に使用するための特に好ましいインク受容層は、 45〜70重量%の上記米国特許第4,903,039 号、同第4,903,040 号及び同第4,903, 041 号に開示及び記載されている種類の水分散性ポリエステルアイオノマー、25 〜50重量%のポリ(ビニルピロリドン)、界面活性剤として0〜5重量%の炭素 数2〜6のアルキレンオキシドのホモポリマー又はコポリマー、0〜5重量%の ポリ(ビニルアルコール)、インク受容層の平滑性を向上させるための0.01〜3. 0 重量%の3〜30μmの平均粒子サイズを有するポリ(メチルメタクリレート− 共−ジビニルベンゼン)粒子、均一な厚さを有するインク受容層を得るための界 面活性剤としての0.1〜1.0 重量%のプロピレングリコールブチルエーテル及び9 0重量%の水の水性分散液として支持体の上に被覆される層である。重合したア ルキレンオキシド成分は、アルキレンがエチレン、プロピレン、ブチレン等のよ うな炭素結合を意味し、100,000 〜5,000,000 の重量平均分子量の分子量により 特徴付けられるアルキレンオキシドのホ モポリマー及びコポリマーを含む非イオン界面活性ポリマーからなっている。ポ リ(エチレンオキシド)が特に好ましいポリ(アルキレンオキシド)である。 インク受容層は、水性又は有機溶媒媒体のような揮発性媒体中の親水性樹脂又 はポリマー及び所望により上記のその他の添加剤の溶液又は分散液から、浸漬被 覆、ロール被覆、リバースロール被覆、エアーナイフ被覆、ドクターブレード被 覆、ビード被覆及びカーテン被覆のような公知の被覆方法により沈着させ、次い で熱空気ドライヤー、熱空気オーブン、熱ドラム等のような乾燥器でできるだけ 迅速に乾燥させることによって、支持体に便利に適用する。 インク受容層は記録液体又はインクを吸収し捕捉するに十分な乾燥厚さを有し ていてよく、その厚さは記録液体の量に依存して変化するけれども、1〜30μm 、好ましくは5〜20μmの範囲である。 本発明で使用される記録媒体に使用される支持体は透明な材料である。最も典 型的には、透明支持体としてプラスチックフィルムが使用される。本発明の方法 で使用される記録媒体の製造のために、支持体はセルローストリアセテート、セ ルロースアセテートプロピオネート又はセルロースアセテートブチレートのよう なセルロースエステル、ポリ(エチレンテレフタレート)のようなポリエステル 、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリ(ビニル アセタール)、ポリエーテル、ポリ(塩化ビニル)樹脂、ポリスルホンアミド、 ポリスチレン等からなっていてよい。ポリエステル支持体、特にポリ(エチレン テレフタレート)が、その優れた寸法安定性特性のために好ましい。この支持体 は透明でなくてはならず、これには紫外光を濾光除去して記録画像の耐光堅牢性 を増強させるためのUV光吸収剤を含む公知の添加剤が含有されていてもよい。こ のUV吸収剤は透明支持体に入る光から主に250〜400 ナノメーター領域の光を吸収できなくてはならない。この波長範囲内の光は主に 記録液体中の記録剤として使用される染料の分解及び劣化に応答性であり、それ によって画像を脱色、退色又は漂白する。下記の化合物を適当な紫外吸収剤とし て挙げることができる。2,2′−ジヒドロキシ−4−ジメトキシベンゾフェノ ン(ACCから入手できるCyasorb UV-24)、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジ メトキシベンゾフェノンのようなベンゾフェノン化合物(BASFから入手できるUvi nul D-49)、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾ ール(Ciba Geigyから入手できるTinuvin P)、2−(2′−ヒドロキシ−5′−t ert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール(Ciba Geigyから入手できるTinuvin PS)、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)ベ ンゾトリアゾール(Ciba Geigyから入手できるTinuvin 320)、2−(2′−ヒド ロキシ−3′−tert−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリ アゾール(Chiba Geigyから入手できるTinuvin 326)、サリチル酸フェニル(Nisse ki Calciumから入手できるSeesorb 201)、サリチル酸p−tert−ブチルフェニル (Sumitomo Chemicalから入手できるSumisorb 90)及びサリチル酸p−オクチルフ ェニルのようなサリチル酸化合物(Eastman Chemicalから入手できるOPS)。 支持体に含有させることができる他の添加剤の例は、可塑剤、粘着付与剤、酸 化防止剤、帯電防止剤等である。 更に、支持体は自己支持性でなくてはならない。「自己支持性」によって、支 持性下地の不存在下で独立の存在を可能にするシート又はフィルムのような支持 材料を意味する。この支持体は適当には6μm〜250μm、好ましくは25μm〜1 25μmの厚さのものである。所望ならば、ポリマー支持体へのインク受容層の接 着を促進す るために、支持体の表面を最初に当該技術分野で一般に知られているような化学 下塗媒体で処理することができる。支持体の表面に下塗層を形成するためのこの ような普通の下塗剤又は接着促進剤の例には、ハロゲン化フェノール又は部分的 に加水分解した塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマーが含まれる。このようなコポ リマーには都合よくコポリマーの60〜98重量%の塩化ビニル及び0.5〜3重量% のヒドロキシル単位が含まれている。コポリマーの分子量(数平均分子量)は10 ,000〜30,000、好ましくは16,500〜25,000の範囲内である。 下塗剤は適当に比較的薄い乾燥皮膜厚さ、例えば一般に2μmより薄い、好ま しくは1μmより薄い厚さを有する下塗層が得られるような濃度レベルで適用さ れる。また、支持体へのインク受容層の接着を促進させるために、支持体表面に インク受容層を適用する前に支持体表面をコロナ放電処理してもよい。 記録画像を含むインク受容層を本発明の実施によって適当な下地に接着させた 後、以前はインク受容層用の支持体として機能した透明プラスチックフィルムは 、現在は摩耗、汚染、退色及び水による損傷に対して記録画像を保護するための 透明保護フィルムとして機能する。本発明の実施で使用される記録媒体は、透明 保護フィルム、即ち以前は支持体が、インク受容層と接触しインク受容層の非印 刷表面を完全に覆って、それがサイズ及び形状に於いてインク受容層に一致し、 それと良く合致してインク受容層が下地に接着された後、記録画像が透明保護フ ィルムによって前記のような損傷から保護されるような様式で組み立てられる。 次いで、後でもっと詳細に記載するような平台プレス又はローラプレスのような 通常の積層装置を用いて、記録画像を含むインク受容層を、下地とインク記録媒 体とによって形成される複合体に熱及び圧力をかけることによって 適当な支持体に接着又は積層して、記録画像が支持体と透明保護プラスチックフ ィルムとの間に配置又はサンドイッチされるようにする。この様式に於いて、記 録画像又は印刷物は透明保護フィルムの下に配置され、それによって摩耗、汚染 、退色及び水による損傷に対して保護される。典型的に、前記のように、画像は インク受容層の表面にその鏡像として印刷され、インク受容層が下地に接着され た後、下地とインク記録媒体とによって形成される複合体は「裏返し」にされ、 そうして画像は支持体に対して正しい読みであり、以前はインク受容層用の透明 プラスチック支持体として機能したものによって保護される。 支持体へのインク受容層の接着は、十分な熱及び圧力を下地と画像記録媒体と によって形成される複合体にかけて、インク受容層を支持体に結合又は接着させ る積層工程又は方法によって行われる。時間、温度及び圧力のような条件は下地 及びインク受容層として使用するために選択される特定の材料に依存して変化す るであろう。このような条件はどのような過度の実験も無しに当業者によって容 易にたやすく決定することができる。典型的に、ローラプレスを使用すると、下 地に隣接するローラを90℃の温度に加熱し、透明保護フィルムに隣接するローラ を100℃に加熱するとき、2.0〜20psi、好ましくは5.0〜15psi の圧力下で24イン チ(60.96cm)/分の速度で、複合体を一対のニップローラに通すことができる。 任意の適当な市販の積層装置も使用することができる。このような積層装置は例 えば、前記のような平台プレス又はローラプレスの形態であってよい。平台プレ スに於いて、複合体を全体を一度に加圧下で適当な接着を得るに十分な時間加熱 する。ローラプレスに於いて、複合体を一対の加熱ローラの間に加圧下で供給す る。ローラの動き及び摩擦により複合体を2個のローラによって形成されるニッ プに増加 させながら通過させる。ローラの速度は適当な接着を得るためにニップに十分な 時間を与えるように調節される。 本発明の実施で使用されるインク受容層を接着する下地は、インク受容層を下 地に接着させるに十分な熱及び圧力を下地及びインク記録媒体にかけた際に、本 発明の方法の実施で使用されるインク記録媒体のインク受容層を形成するために 使用されるポリマー及び樹脂が接着し得る殆ど全ての下地であってよい。このよ うな下地は、例えば、平面又は局面であってよく、普通紙、印画紙、布、ガラス 、プラスチックフィルム等のような材料からなっていてよい。本発明の特に好ま しい態様に於いて、本発明のインク記録方法は、先ずコンパクトディスク、即ち CDを同定するために望まれる情報を本明細書に開示及び記載したタイプのインク 受容層に記録し、次いで記録情報を含むインク受容層をコンパクトディスクの表 面に積層して、情報を今ディスクに付け、インク受容層の透明プラスチックフィ ルム「支持体」によって摩耗、汚染、退色、水損傷等から保護することによって 、コンパクトディスクをラベル付け又は同定するために使用することができる。 この方法でコンパクトディスクをラベル付けするこのような方法は、これがトラ ンスファリソグラフィー及びシルクスクリーニングのような以前使用されもっと 高価なラベル付け方法を排除するので、非常に価値がある。 本発明で使用される記録媒体に画像形成するために使用されるインクは公知の インクである。インクジェット印刷で使用されるインク組成物は典型的に、溶媒 又はキャリヤー液体、染料又は顔料、保湿剤、有機溶媒、洗浄剤、増粘剤、防腐 剤等からなる液体組成物である。多価アルコールのような有機物質が主なキャリ ヤー又は溶媒液体であるインクを使用してもよいが、溶媒又はキャリヤー液体は 水単独からなっていてよく又は主に多価アルコールのような他の水 混和性溶媒と混合した水であってもよい。水と多価アルコールとの混合溶媒が特 に有用である。このような組成物で使用される染料は典型的に水溶性直接又は酸 性型染料である。このような液体インク組成物は例えば、米国特許第4,381,946 号、同第4,239,543 号及び同第4,781,758 号を含む先行技術に広範囲に記載され ている。 下記の例を参照して本発明を更に示す。例1 6.59重量%のポリ[1,4−シクロヘキシレンジメチレン−共−p−キシリレ ン(40/60)テレフタレート−共−マロネート−共−3,3′−ソジオイミノビ ス(スルホニルベンゾエート)](イーストマン・ケミカル社(Eastman Chemic al Company)からAQ38S として入手した)、2.83重量%のポリ(ビニルピロリド ン)(BASF社(BASF Corporation)から商品名Kollidon 90 で供給された)、0. 2 重量%のポリ(エチレンオキシド)(アルドリッチ・ケミカル社(Aldrich Ch emical Company)から入手した)、0.2 重量%のポリ(ビニルアルコール)(エ アー・プロダクツ・アンド・ケミカルス社(Air Products and Chemicals)によ り商品名AIRVOL 165で販売された)、0.07重量%の5μmの平均粒子サイズを有 するポリ(メチルメタクリレート−共−ジビニルベンゼン)粒子、0.11重量%の プロピレングリコールブチルエーテル(ユニオン・カーバイド社(Union Carbide Corporation)から商品名Propasol-Bで入手した)及び90.0重量%の蒸留水から なるインク受容層を、4.0 ミル厚さのポリ(エチレンテレフタレート)のフィル ムからなる透明支持体に、1.5g/ft2の乾燥被覆量で適用して記録媒体を形成し た。下地は被覆溶液を適用する直前にコロナ放電処理した。このインク受容層を Hewlett Packard Desk Writer 550C4色インクジェットプリンタで画像形成した 。意図する画像の鏡像がインク受容層に適用される ように、画像を電子的に「裏返し」にした。次いで記録画像を含むインク記録媒 体のインク受容層を、インク受容層の記録画像保持表面とサイズ及び形状が一致 する商品名ワサウ オフセット オペーク(Wassau Offset Opaque)で販売されて いる不透明紙下地と、インク受容層が不透明紙下地と透明支持体との間に配置又 はサンドイッチされるように接触させて置いた。このようにして形成したインク 記録媒体と下地との複合体を次いで一対の加熱ローラに24インチ(60.96cm)/分 の速度で通過させた。直径が3インチ(7.62cm)であり透明支持体に隣接してい る上部ローラを100 ℃に加熱し、直径が3インチ(7.62cm)であり不透明下地に 隣接している下部ローラを90℃に加熱した。積層した複合体は優れた接着を示し た。インク受容層から紙下地を手で分離する試みは失敗であった。比較例2 市販のインク記録媒体、即ちインペリアル ケミカル インダストリーズ(Im perial Chemical Industries)のイメージデータ ディビジョン(Imagedata Di vision)(Brantham Manningtree、英国)から得られ、本発明の実施で使用する ための本明細書に開示及び記載した型又は種類の自己積層ポリマー又は樹脂の何 れも含有しないインク受容層を有するICI 4GP735T ビジネス グラフィックスイ ンクジェット フィルム(Business Graphics Ink Jet Film)を、例1に記載し たものと同じ条件を用いて例1に記載したものと同じ下地へのインク受容層の接 着性について試験した。その結果、フィルムは積層した後で紙から容易に分離し た。これらの結果は、本発明の方法の実施で使用したインク記録媒体のインク受 容層を形成するために使用したポリマー及び樹脂の自己接着性を示している。 前記のように、本発明は主に、インクの液滴を典型的に本明細書に記載した種 類のインク記録媒体上にプリンタヘッドの1個又はそ れ以上のオリフィスから噴出させるインクジェットプリンタの手段により記録画 像を作る、増強された耐久性を有する記録画像の形成方法に指向しているが、典 型的に増強された耐久性を有するインク溜と接触している一束の毛細管からなる ペンを使用してインク受容層の表面に直接書くことによって操作されるペンプロ ッタの手段により、本明細書に記載した種類のインク記録媒体のインク受容層の 表面に記録された画像も、インクジェットプリンタによって作られたこれらの画 像と同じ方法で作ることができる。即ち、本明細書に記載した種類のインク記録 媒体のインク受容層にペンプロッタの手段によって画像を作るか又は記録した後 、インク記録媒体のインク受容層を選択した下地と接触させ、このようにして形 成された下地と記録媒体とからなる複合体を、記録媒体のインク受容層を下地に 積層するために十分な熱及び圧力に付すことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C09D 139/06 PGL 8933−4J C09D 167/02 PLD 167/02 PLD 7529−2C B41J 3/04 101Z (72)発明者 ガーマン,ダグラス エドワード アメリカ合衆国,ニューヨーク 14580, ウェブスター,スタッフォード クレセン ト 1245

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(1)透明のプラスチックフィルム支持体の上に設けられた該インク受容 層からなる、インク記録媒体のインク受容層の表面上にインクの液滴を画像様形 式で適用してその上に画像を記録する工程、 (2)該記録画像を含む該インク受容層の表面を不透明又は透明下地と接触さ せて置いて、該インク記録媒体と該支持体との複合体を形成する工程、及び (3)このようにして形成した複合体に、少なくとも一種の、該複合体に熱及 び圧力をかけた際に該インク受容層を該透明又は不透明下地に接着又は結合させ ることができる親水性又は疎水性樹脂からなる、該インク記録媒体の該インク受 容層を該透明又は不透明下地に接着又は結合させるに十分な温度及び圧力をかけ る工程、 からなるインク記録方法。 2.該樹脂が親水性樹脂である請求の範囲第1項記載の記録方法。 3.該親水性樹脂がポリエステルからなる請求の範囲第2項記載の記録方法。 4.該ポリエステルが、ポリ(シクロヘキシレンジメチレンイソフタレート− 共−ソジオスルホベンゼンジカルボキシレート)である請求の範囲第3項記載の 記録方法。 5.該ポリエステルが、ポリ(シクロヘキシレンジメチレン−共−オキシジエ チレンイソフタレート−共−ソジオスルホベンゼンジカルボキシレート)である 請求の範囲第3項記載の記録方法。 6.該ポリエステルが、ポリ[シクロヘキシレンジメチレン−共−キシリレン テレフタレート−共−マロネート−共−ソジオイミノ ビス(スルホニルベンゾエート)]である請求の範囲第3項記載の記録方法。 7.該ポリエステルが、ポリ[シクロヘキシレンジメチレン−共−p−キシリ レンテレフタレート−共−マロネート−共−3,3′−ソジオイミノビス(スル ホニルベンゾエート)]である請求の範囲第3項記載の記録方法。 8.該ポリエステルが、ビニルピロリドンポリマー中に分散されたポリ(シク ロヘキシレンジメチレンイソフタレート−共−ソジオスルホベンゼンジカルボキ シレート)の粒子からなる請求の範囲第4項記載の記録方法。 9.該ポリエステルが、ビニルピロリドンポリマー中に分散されたポリ(シク ロヘキシレンジメチレン−共−オキシジエチレンイソフタレート−共−ソジオス ルホベンゼンジカルボキシレート)の粒子からなる請求の範囲第5項記載の記録 方法。 10.該ポリエステルが、ポリ[シクロヘキシレンジメチレン−共−キシリレン テレフタレート−共−マロネート−共−ソジオイミノビス(スルホニルベンゾエ ート)]の粒子からなる請求の範囲第6項記載の記録方法。 11.該ポリエステルが、ビニルピロリドンポリマー中に分散されたポリ[1, 4−シクロヘキシレンジメチレン−共−p−キシリレン(40/60)テレフタレー ト−共−マロネート−共−3,3′−ソジオイミノビス(スルホニルベンゾエー ト)]の粒子からなる請求の範囲第7項記載の記録方法。 12.インク受容層が、45〜70重量%のポリ[1,4−シクロヘキシレンジメチ レン−共−p−キシリレン(40/60)テレフタレート−共−マロネート−共−3 ,3′−ソジオイミノビス(スルホニルベンゾエート)]、25〜50重量%のポリ (ビニルピロリドン)、0 〜5重量%の炭素数2〜6のアルキレンオキシドのホモポリマー又はコポリマー 、0〜5重量%のポリ(ビニルアルコール)、0.1 〜3.0 重量%のポリ(メチル メタクリレート−共−ジビニルベンゼン)、0.1 〜1.0 重量%のプロピレングリ コールブチルエーテル及び90重量%の蒸留水の水性分散液として支持体の上に被 覆される請求の範囲第1項記載の記録方法。 13.支持体がポリエステルフィルムである請求の範囲第1項記載の記録方法。 14.ポリエステルがポリ(エチレンテレフタレート)である請求の範囲第13項 記載の記録方法。 15.インク受容層の乾燥厚さが1〜30μmである請求の範囲第1項記載の記録 方法。 16.支持体の乾燥厚さが6〜250 μmである請求の範囲第1項記載の記録方法 。 17.透明又は不透明下地がコンパクトディスクの表面である請求の範囲第1項 記載の記録方法。
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