JPH09501459A - ポリクロロプレン・コポリマー組成物 - Google Patents

ポリクロロプレン・コポリマー組成物

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JPH09501459A JP7506407A JP50640794A JPH09501459A JP H09501459 A JPH09501459 A JP H09501459A JP 7506407 A JP7506407 A JP 7506407A JP 50640794 A JP50640794 A JP 50640794A JP H09501459 A JPH09501459 A JP H09501459A
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Abstract

(57)【要約】 高弾性キサントゲンジスルフィド変性クロロプレンコポリマー、および硫黄変性クロロプレンポリマーとのそのブレンドが提供されるが、それらは特にエンジン・マウント等の高温動的用途における使用に応用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリクロロプレン・コポリマー組成物 発明の技術背景 本発明は、結晶化およびクリープに抵抗性である新規な高弾性ポリクロロプレ ン組成物に関する。 ポリクロロプレン・ゴムは、種々の自動車用途において天然ゴムに置き換わっ てきている。その理由は、それが同等のエラストマー的特性とともに優れた耐熱 性を付与することによる。しかしながら、特定の自動車用途、特に動的特性(dyn amic properties)が重要(critical)とされ、従来技術のポリクロロプレン組成物 では達成できない高弾性(high resilience)と、低ヒステリシスと、耐クリープ 性と、耐久性(耐疲労性)とを組合せて有するエラストマーを必要とする用途が ある。したがって、天然ゴムは振動断路(vibration isolation)への用途、特に エンジン・マウントへの用途において依然として抜群のエラストマーである。 近年の自動車設計のトレンドは、エンジン室(engine compartment)の小型化へ と移行しており、その結果、エンジン室の温度は従来よりも高温になっている。 これらの高温では、天然ゴム組成物は急速に劣化する。したがって、当業界にお いては、増強された耐熱性を有するエラストマー組成物であり、天然ゴムと同等 、あるいは天然ゴムを越える動的エラストマー的特性を示すエラストマー組成物 が必要とされている。本発明は、この要件に合致する1種類の新規なクロロプレ ン・コポリマーを対象としている。その組成物は、特定のシス:トランス比の共 重合クロロプレン単位を有するものであり、わずかな減衰(damping)が要求され る動的高温条件下における用途への使用に必要な性能特性および耐熱性を示す。 発明の開示 特に、本発明は、高弾性のジアルキルキサントゲンジスルフィド変性またはジ アルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ−1,3−ブタジエン・コ ポリマーを対象とし、このコポリマーは、92〜99重量%の2−クロロ−1, 3−ブタジエンの共重合した単位を備え、前記2−クロロ−1,3−ブタジエン 単位の91%以下が1,4−トランス立体配置を有することを特徴とし、さらに 1〜8重量%の、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、スチレン、メチルメ タクリレート、アクリロニトリル、イソプレンおよびブタジエンからなる群から 選択される少なくとも1種のコモノマーの共重合した単位を備え、前記コポリマ ーが硬化時に0.20未満(5ヘルツ、23℃)のタン・デルタを有することを 特徴とする。 さらに本発明は、高弾性2−クロロ−1,3−ブタジエン・コポリマー組成物 の製造方法も対象とし、この方法は、2−クロロ−1,3−ブタジエンと上記の コモノマーとの混合物を、フリー・ラジカル開始剤の存在下、少なくとも42℃ で、かつ、モノマー100部当たり0.8部以下のジアルキルキサントゲンジス ルフィド連鎖移動剤またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド連鎖移動剤の 存在下で、水性アルカリ乳濁液における転化率が75%以下になるまで共重合し 、それにより、92〜99重量%の共重合した2−クロロ−1,3−ブタジエン 単位と1〜8重量%のコモノマーの共重合した単位とを有する2−クロロ−1, 3−ブタジエン・コポリマーを形成することを備えることを特徴とする。 さらに、本発明は、上記コポリマーと硫黄変性2−クロロ−1,3−ブタジエ ン・ホモポリマーとのブレンド(配合物)、または上記コポリマーと、5重量% 以下の2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンの共重合した単位を含有する、2 −クロロ−1,3−ブタジエンと2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンとの硫 黄変性コポリマーとのブレンドを対象とし、前記イオン変性ホモポリマーまたは 硫黄変性コポリマーが0.6重量%の未満の結合硫黄を含有することを特徴とす る。 さらに、本発明は、新規なコポリマーおよびコポリマー・ブレンドの硬化性組 成物、および上記コポリマーおよびコポリマー・ブレンド組成物から製造される エンジン・マウント(engine mount)を対象とする。 エンジン・マウントの用途では、上記のキサントゲンジスルフィド変性コポリ マーは特異な組合せの特性を示す。クロロプレン・モノマーと共重合可能な少量 のコモノマーは低温結晶化に対する抵抗性を高めるのに有効であり、キサントゲ ンジスルフィド変性は弾性(低振動ダンピング)を高めるのに有効であり(5ヘ ルツ、23℃におけるタン・デルタが0.2未満であることにより特徴付けられ る)、耐久性を向上させる。さらに、この変性コポリマーは、高い耐熱性および 低いクリープ性も示す。このコポリマーは配合することによりさらに変性されて 、特別の用途に所望される特性を発揮することが可能になる。 図面の簡単な説明 図1、図2および図3は、それぞれ、A−マウント試験(A-mount test)の試験 体の斜視図、正面図および断面図であり、全て概略的に表されている。図中、各 参照番号は各図における同一の構造要素について言及するものである。 発明の詳細な説明 本発明の組成物は、高弾性が要求される高温動的用途において特に用いられる 2−クロロ−1,3−ブタジエン(すなわち、クロロプレン)のコポリマーであ る。このような条件下では、ヒステリシスまたは機械的エネルギーの散逸を最小 にすることにより、ポリマーの内部発熱を最小にすることが好ましい。 ゴム工業において、ヒステリシスの損失は、エラストマーに動応力をかけた場 合に不可逆的に熱へと転換されるエネルギーの損失である。所定の物質に対する ヒステリシスの損失は応力と歪みとの関係に依存するものであり、タン・デルタ (tan delta)として測定可能である。歪みが変化すると、タン・デルタは、損失 弾性率[すなわち、歪みをかけることにより異位相(out of phase)となる剪断応 力の成分]の、貯蔵弾性率[すなわち、歪みをかけることにより同位相(in phas e)と なる応力の成分]に対する比率として決定される。ある物質の剛性において、エ ネルギーの散逸が大きい場合にタン・デルタは大きい。高弾性のポリマーでは、 その値は小さい。 本発明のコポリマーは、存在する共重合したモノマー単位の種類およびそれら の比率により特徴づけられる。この選択は、ポリマーのタン・デルタを、その他 の重要なポリマーの特性(例えば、結晶化抵抗性など)を損なうことなしに確実 に低くする上で大きな役割を果たす。すなわち、このコポリマーは、1〜8重量 %、好ましくは3〜6重量%の、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、スチ レン、メチルメタクリレート、アクリロニトリル、イソプレンおよびブタジエン からなる群から選ばれる少なくとも1種の共重合性モノマーと、92〜99重量 %のクロロプレン単位とを含有する。ジポリマーが好ましいが、高分子コポリマ ーも本発明の範囲内であり、例えば、上記共重合性モノマーの1種以上が存在す るターポリマー、または、さらにアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマ ル酸、低級アルキルアクリルアミド、低級アルキルメタクリルアミド、メタクリ ロニトリル、低級アルキルアクリレート、その他の低級アルキルメタクリレート 、低級アルキルマレエート、および低級アルキルフマレート等のその他の共重合 性モノマーを含有するコポリマーが挙げられる。全ての場合において、少なくと も92重量%の共重合した単位がクロロプレン単位であり、1〜8重量%の残り の単位が2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、スチレン、メチルメタクリレ ート、アクリロニトリル、イソプレンまたはブタジエン単位である。2,3−ジ クロロ−1,3−ブタジエンは、好ましい共重合性コモノマーである。その理由 は、それが、スチレン、メチルメタクリレート、アクリロニトリル、イソプレン またはブタジエンよりも高いクロロプレンとの反応性を有するからである。しか し、これらのコモノマーのいずれかを使用すれば、低いタン・デルタを有する組 成物が製造される。約1重量%未満の共重合性モノマーが存在する場合、そのコ モノマーは低い低温結晶化抵抗性を有する(高い圧縮ひずみが例えば−10℃で 22時間セットされる)が、約8重量%よりも多く存在する場合には、このコポ リマーのタン・デルタは多くの用途において許容不可能である。本発明の硬化し た組成物に対するタン・デルタは、以下に記載するような弾性試験により動的 試験操作およびA−マウント試験装置を用いて求めたところ、5ヘルツおよび2 3℃において0.20未満、好ましくは0.10以下である。A−マウントは一 般的なエンジン・マウントであり、したがって、実際の使用条件を厳密に近似す る。図1を参照すれば、10はおよその内径が76.3mm、長さが48.9m mの1008〜1010スチール製シリンダーである。内側のシリンダー12も 1008〜1010スチール製であり、およその内径が72.9mmであり、外 径が76.3mmであり、長さが48.9mmである。以下に記載される配合組 成物の薄層14はおよその厚みが1.5mmであり、これは内部シリンダー12 の内側表面に塗被されている。図2に示されるように、配合された組成物の2本 の脚部22は、垂直中心線4から31.5°に対称に配置されている。各脚部は 幅15mm、厚みが41.6mmである。各脚部の高さは、インサートの中心線 5とシリンダー12の水平中心線8の間の距離により決定され、この距離は7. 03mmである。図3を参照すると、チクソンP15[Thixon P15 :登録商 標;モートン・インターナショナル社(Morton International,Inc.)製;厚み: 0.06mm]からなる粘着性下塗層(adhesive primer layer)16を内部シリ ンダー12の表面およびアルミニウム製中心インサート30に塗布する。チクソ ン511T(Thixon 511T :登録商標;厚み:0.18mm)からなる2つの粘 着層18および20は、図3に示すように、粘着性下塗層16に塗布する。この 粘着性下塗層16および2つの粘着層18および20は、脚部22および層14 をシリンダー12の内部表面へ、および脚部22をインサート30の外側表面へ と結合させるのに役立つ。再度図2を参照すると、インサート30のa点とb点 との線4に沿った距離は18.95mmであり、c点とd点との線5に沿った距 離は31.75mmであり、これはインサート30の水平中心線である。線5と 6とで形成される角度は31.36°である。アルミニウム製インサート30の 長さは77.32mmである。インサート30は、ロッド(図示せず)を受ける ための、その長さに沿って伸びている穴部32を有しており、それは固定装置( 図示せず)に取り付けられ、試験装置(図示せず)に順次取り付けられる。 本発明のコポリマーのさらにもう一つの特徴は、重合したクロロプレン単位の 91%以下が1,4−トランス構造をとることである。そのようなコポリマーは 、42℃を越える重合温度で製造される。その高い重合温度により、共重合クロ ロプレン硬化部位モノマー単位(1,2重合の結果生ずるもの)の量は、低温で 製造されたコポリマーと比較して増加する。そのような組成物を硬化することに より達成される高い架橋密度は硬化コポリマーにおける低いタン・デルタによる ものである、と仮定される。 このコポリマー組成物のもう一つの重要な構造的特徴は、それらがジアルキル またはジアルコキシキサントゲンジスルフィドにより変性されることである。硬 化したキサントゲンジスルフィド変性コポリマーが、メルカプタン等の他の連鎖 移動剤で変性されている同様の組成物よりも低いタン・デルタ値を示すことがわ かっている。 本発明のクロロプレン・コポリマー組成物は固体である。すなわち、流体でも ラテックスでもない。それらはムーニー粘度(ML1+4@100℃)が少なくと も25である。 クロロプレン・コポリマー組成物を製造するための効率的な方法は、フリー・ ラジカル触媒の存在下でのクロロプレンとコモノマーとの水性乳化重合である。 如何なる慣用のフリー・ラジカル重合触媒を用いてもよく、例えば、フェリシア ン化アルカリ金属、またはフェリシアン化アンモニウムやペルオキシ化合物(過 硫酸アルカリ金属または過硫酸アンモニウム、過酸化水素、クメンペルオキシド 、過酸化ジベンゾイル等)が挙げられる。採用されるフリー・ラジカル触媒の量 は、存在するモノマーの全量に対して0.001〜0.2重量%の範囲内である 。許容可能に高速の重合を達成するためには、通常は、ホルムアルデヒドスルホ キシル酸ナトリウムやヒドロ亜硫酸ナトリウム等の還元剤を上記のフリー・ラジ カル触媒と組み合わせて使用することが望ましい。 モノマー乳濁液の調製において如何なる慣用の乳化剤を用いてもよい。これら の例としては、以下の種類の化合物の水溶性塩、特にはナトリウム塩、カリウム 塩、またはアンモニウム塩が好ましい:長鎖脂肪酸;木ロジン、トールオイル・ ロジン、不均化ロジン、または部分的に重合したロジンなどのロジンまたはロジ ン誘導体;高級アルコール硫酸エステル;およびアルキルベンゼンスルホン酸や ホルムアルデヒドとナフタレンスルホン酸との縮合生成物等のアリールスルホン 酸。 このクロロプレン・コポリマーの変性に用いられるジアルキルキサントゲンジ スルフィド連鎖移動剤は、一般式 (式中、RおよびR′は炭素数1〜8のアルキルラジカルである。) で表される。好適なアルキルラジカルの例としては、メチル、エチル、プロピル 、イソプロピル、および種々の異性体ブチル、アミル、ヘキシル、ヘプチルおよ びオクチルのラジカルが挙げられる。好ましいジアルキルキサントゲンジスルフ ィドは、その各アルキルラジカルが1〜4の炭素原子を有するものである。ジイ ソプロピルキサントゲンジスルフィドが特に好ましい。その理由は、それが、良 好な効率を維持しながらも、他のジアルキルキサントゲンジスルフィドよりも毒 性が低いことによる。ジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性剤を用いても よい。これらの化合物は、一般式 (式中、RおよびR′は独立して水素、炭素数1〜8のアルキルラジカル、また は5〜6員環の酸素含有複素環系を表し、mは2〜6である。) で表わされる組成物である。好適なアルキルラジカルの例としては、メチル、エ チル、ブチルおよびヘキシルが挙げられる。好ましい複素環R基は、5−エチル −1,3−ジオキサン−5−イル−メチルである。通常、このポリマーにおける 変性剤の含有量は0.4〜0.9重量%である。このポリマーの調節剤含有量の 好ましい範囲は0.76〜0.84である。通常、重合を行う際には、モノマー 100部に対して少なくとも0.2部のジアルキルまたはジアルコキシキサント ゲンジスルフィド連鎖移動剤を用いる。これは、ムーニー粘度およびゲル含有量 を調節するためである。好ましくは、モノマー全量100部に対して0.57〜 0.63部が用いられる。所望のムーニー粘度を有するポリマーの製造に使用可 能な連鎖移動剤の最大量はモノマー100部に対して0.9部である。 本発明において、コポリマーにおけるクロロプレン以外のコモノマーに由来す る単位の量は1〜8重量%、好ましくは3〜6重量%である。好ましいコモノマ ーである2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンは、実質的にはクロロプレンよ りも反応性が高い。したがって、このジクロロブタンジエンはクロロプレンより も迅速にコポリマーに取り入れられる。通常は、転化率を65〜75%、好まし くは70%に制限して、ポリマー中の望ましくない量のゲルを取り除くことが必 要である。充填されるジクロロブタジエンおよびクロロプレンの全モノマーの7 5重量%以下のみがポリマーに転化されるので、単離したポリマーのジクロロブ タジエンの割合は、充填されるジエンモノマー中のジクロロブタジエンの割合よ りも高い。これらの理由から、単離したポリマーは、2,3−ジクロロ−1,3 −ブタジエン由来の単位を、重合槽に充填された量よりも多く含有する。これと は逆に、スチレン、メチルメタクリレート、アクリロニトリル、イソプレンおよ びブタジエンはクロロプレンよりも反応性が低く、単離されたポリマー中におけ るこれらのコモノマーの比率は、充填されたモノマー混合物中におけるそれらの 割合よりも低い。2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンおよびその他の共重合 性モノマーに由来する単位の存在は、核磁気共鳴分光法により証明することがで きる。コポリマー中におけるコモノマーの量は、精製したポリマーサンプルの塩 素分析、赤外分光法、および核磁気共鳴分光法により決定可能である。 水性乳濁液中に存在する有機モノマーの濃度は臨界的(critical)ではない。通 常は、乳濁液の全重量に対して30〜60重量%が、コポリマー製造において用 いられる有機モノマーの濃度範囲である。 使用されるコモノマーの正確な割合は、特定のコモノマーの反応性および得ら れるコポリマーにおいて所望されるそのコモノマーの量に依存する。例えば、そ のコモノマーが2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンである重合乳濁液におけ るモノマー比は、通常は全モノマー100重量部に対して0.6〜5.6重量部 である。 1,4−トランス構造を有するコポリマーにおけるクロロプレン単位由来の単 位の割合は、本発明のもう1つの重要な特徴である。この割合は、重合の際に用 いられる温度の関数である。42℃より高い温度で製造されるポリマーは、クロ ロプレン由来のモノマー単位の1,4−トランス含有量が、存在するクロロプレ ン由来の単位の合計数に対して91%未満である。この理由は、これが、フリー ・ラジカル重合系を用いた場合には、厳密に重合温度の関数であるからである。 55℃より高い重合温度では、少量のトランス1,4−クロロプレン単位を有す るコポリマーが得られるが、そのような組成物は不適当である。その理由は、配 合したポリマーは焦げやすいこと、およびポプコーン・ポリマーの生成やその他 の副反応により重合がさらに困難になることによる。42〜52℃の重合温度が 最も好ましい。その理由は、その重合温度でコポリマーの結晶化抵抗性と加工性 のバランスがとれるからである。1,4−トランス含有量はC13核磁気共鳴分 光法により、Coleman、TabbおよびBrame のRubber Chemistry and Technology, 50巻(1977)49〜62頁、およびBrame のRubber Chemistry and Techn ology ,51巻No.4(1978)668〜676頁の方法で決定できる。 重合は、酸素を含有しない不活性雰囲気下、例えば窒素または他の不活性ガス 雰囲気下で行われる。アルカリ性領域におけるpHで操作を行うことが好ましい (これはクロロプレンの重合プロセスでは慣用である)。重合は、チオジフェニ ルアミン、p−ターシャリーブチルカテコール、ハイドロキノンおよびジエチル ジチオカルバミン酸ナトリウム等の慣用の重合停止剤を使用することにより、如 何なる所望の時点で停止してもよい。未反応のモノマーは、スチーム・ストリッ ピング(steam stripping)のような公知の方法により除去される。 本発明はさらに、上記のジアルキルまたはジアルコキシキサントゲンジスルフ ィド変性2−クロロ−1,3−ブタジエン・コポリマー組成物と、5重量%以下 の2,3−ジクロロ−1,3−ブタンジエンを含有する硫黄変性クロロプレン・ ポリマーとのブレンドを対象とする。この硫黄変性ポリマーは、0.60wt% 未満の結合硫黄、好ましくは0.45wt%未満の結合硫黄を含有する。 これらのブレンドは、15〜85部の硫黄変性ポリマーと85〜15部のジアル キルまたはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性コポリマーとから構成さ れる。好ましくは40〜60部、さらに好ましくは45〜55部の硫黄変性コポ リマーが存在する。15部未満の硫黄変性ポリマーが存在する場合には、耐疲労 性が低い。85部より多く存在する場合には、耐熱性および耐クリープ性に悪影 響を及ぼす。 硫黄変性ホモポリマーおよび硫黄変性コポリマーは、当業界において周知の重 合技術により製造してもよい。重合は水性乳濁液中で行われ、例えば以下のよう にして行われる。すなわち、重合開始剤(例えば、フェリシアン化アルカリ金属 またはフェリシアン化アンモニウムまたはペルオキシ化合物)の水溶液を、クロ ロプレン、硫黄、乳化剤および所望により2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエ ンを含有する水性乳濁液に添加する。重合媒体のpHは約11〜13に保持され る。通常は、重合プロセスにおいて、クロロプレンモノマー100部に対して約 0.2〜0.4部の硫黄が用いられる。ポリマーに組み込まれる硫黄の量を0. 60wt%以下、好ましくは0.45wt%以下にして、ポリマーブレンドが確 実に適切な耐熱性を有するようにすることが重要である。重合温度範囲は極めて 広く、0〜80℃が好適である。しかし、35〜50℃の温度が好ましい。重合 は所望の転化率、通常は約70%〜約90%まで行う。所望の転化率に達したら 、慣用の重合停止剤(例えば、p−t−ブチルカテコールとフェノチアジンとの 混合物)を添加することにより重合を停止(short-stop)する。このポリマーは、 製造したままの状態では、主鎖中に硫黄原子を含有しており、高い転化率におい て相当に架橋している。そのようなポリマーは扱い難いので、分子量を低減しな ければならない。この工程はペプチゼーション(peptization)として知られてい るが、通常はポリマーラテックスを、ジアルキルジチオカルバミン酸ナトリウム またはその他の硫黄含有求核試薬と組み合わせたテトラアルキルチウラムジスル フィドで処理することにより達成される。次いで、変化しなかったモノマーをそ のポリマーラテックスからスチーム・ストリッピングし、ストリッピングされた ラテックスを酸性化する。このポリマーは凍結ロール(freezze-roll)上で、ある いはその他の周知の単離手段により慣用的に単離される。 このポリマーブレンドはラテックスをブレンドした後で単離することにより製 造してもよく、あるいは既に単離されたポリマーをラバー・ミル(rubber mill) たはバンバリー・ミキサ(Banbury mixer)で混合してもよい。ラテックスのブレ ンドにより、ポリマーブレンド成分のさらに均一なブレンドが得られる。 このブレンドは、ロール・マウント(roll mount)のような高い溶融にかけるよ うな用途への使用に特に好適である。その理由は、そのような組成物は、キサン トゲンジスルフィド変性コポリマー自体と比較した場合、溶融クラッキング(flu x cracking)ついて最適化されるからである。 本発明のジアルキルまたはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性コポリ マーおよびコポリマーブレンドは、他のポリクロロプレンコポリマーと同様の方 法で硬化および配合できる。配合操作を行う際に、コポリマー組成物は通常の混 合装置を用いて他の配合成分と均一に混合され、そのような混合装置としては、 ロール・ミル、押出機、バンバリー・ミキサー、または混合物の過度の加熱を行 わずに材料を混合可能なその他の内部混合装置が挙げられる。さらに、配合工程 とポリマーブレンド工程とを組み合わせて、配合したコポリマーブレンド組成物 を1つの工程で製造することも可能である。ポリクロロプレン・エラストマーの 配合に有用な種々の周知の配合成分をそのコポリマー組成物に添加してもよい。 これらの例としては、増強剤、充填剤、顔料および樹脂などの固体添加剤が挙げ られる。そのような材料の例としては、カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシ ウム、二酸化チタン、炭化水素樹脂、およびフェノール樹脂が挙げられる。液体 状の添加剤としては、加工オイルおよび可塑剤(共に、単量体および重合体を含 む)および液体ポリクロロプレンゴムが挙げられる。安定化剤、酸化防止剤、オ ゾン亀裂防止剤、滑剤、離型剤、および化合物の特定の特性を改善する添加剤な どのその他の材料を低い割合で添加することが可能である。 ブレンドの加硫は公知の手段により達成される。加硫剤は、化合物の早すぎる 硬化を防止するような条件下、バンバリー・ミキサー、ロール・ミルまたは他の 混合装置を使用してコポリマー組成物に添加できる。クロロプレン・ポリマーの 加硫に通常用いられる薬品は本発明の組成物の硬化に十分なものであり、典型的 には酸化亜鉛および酸化マグネシウムの組合せ(それらは単独で、あるいは有機 促進剤と共に使用される)、硫黄供与体または硫黄/促進剤系、およびペルオキ シドが挙げられる。好ましい硬化系は、酸化亜鉛、酸化マグネシウムおよびエチ レンチオ尿素との組合せである。あるいは、エチレンチオ尿素の代わりに3−メ チル−チアゾリジン−チオン−2を用いてもよい。通常、ポリマー100部に対 して5部の酸化亜鉛および4部の酸化マグネシウムが用いられる。 加工安全性を改善するために、メルカプトベンゾチアゾイルスルフィド、テト ラエチルチウラムジスルフィドまたはポリエチレンオシシドグリコールを遅延剤 活性化剤として使用することができる。促進剤および遅延剤活性化剤の量は、特 定の化学組成、促進剤、遅延剤活性化剤および加硫ゴムの意図する用途に応じて 広い範囲にわたって変えることが可能である。しかしながら、多くの場合、遅延 剤活性化剤を使用しないことが好ましい。その理由は、これらの添加剤の存在が 種々の物理的特性、特に耐クリープ性に悪影響を及ぼすからである。 加硫した組成物の特定の物理的特性が、特定の付加的パラメーター(additive parameter)を変えることにより最適化できることがわかっている。例えば、コポ リマーおよびコポリマーブレンドの耐クリープ性は、低い充填剤レベル(通常は ポリマー100部当たり10〜60部、好ましくは15〜25部)を維持するこ とにより改善される。従来技術の組成物においては、低いタン・デルタ、耐クリ ープ性および耐久性を組合せて有することは、そのような低い充填剤濃度では達 成不可能であった。さらに、キサントゲンジスルフィド変性コポリマーが存在す る唯一のポリマー成分である組成物では、ポリマー100部に対して0.1〜1 .0部、好ましくは0.1〜0.3部の硫黄を配合処方に添加することにより耐 久性が改善されることがわかっている。さらに、本発明の組成物では、メルカプ トトルイミダゾール亜鉛やメルカプトベンゾチアゾール亜鉛のような標準的な屈 曲添加剤(flex additive)の使用が必ずしも必要ではないこともわかっている。 動的高温(dynamic high temperature)条件下で優れた耐屈曲性を有する加硫組成 物は、そのような添加剤の不在下で得られる。このことは、キサントゲンジスル フィド変性コポリマーが存在する唯一のポリマーであり、コポリマーブレンド組 成物においても存在する唯一のポリマーである組成物では真実である。さらに、 少量(通常はポリマー100部当たり5〜25重量部、好ましくは5〜15 重量部)のエステル可塑化剤(例えば、アジピン酸ジブトキシエトキシ、アジピ ン酸ジブトキシエチルまたはセバシン酸ジオクチル等)の添加が、本発明の組成 物のタン・デルタおよび低温屈曲性を促進することが観察されている。充填剤や 可塑剤などの添加剤の好ましい量は、最終配合エラストマーの動的剛性要件に依 存する。 本発明の組成物は、エンジン・マウント、送電ベルト、ブッシュおよび振動断 路器(vibration isolator)に有用である。しかしながら、それらが示す弾性、低 いタン・デルタおよび耐屈曲性を組合せて有することより、それらは特にエンジ ン・マウントとしての用途に応用される。本発明のキサントゲンジスルフィド変 性コポリマーを単一のポリマー成分として含有する配合組成物は、その組成物に 圧縮荷重がかけられる用途における使用に最も良く応用される。本発明のポリマ ーブレンド組成物を含有する配合組成物は、その組成物に過剰な屈曲がかけられ る用途における使用に最も好適である。 本発明は、以下において、特定の好ましい具体例によりさらに詳細に説明され る。以下において、全ての「部」、「比率」および「パーセント」は特に指示し ないかぎり、各々「重量部」、「重量比率」および「重量パーセント」である。 実施例 試験操作 以下の試験方法を用いて、実施例に記載されている硬化コポリマー組成物の物 理的特性を測定した。 動的試験(dynamic test)[すなわち、複合動的剛性(complex dynamic stiffne ss)(K*)およびタン・デルタ]は、MTS831動的特性決定機(MTS831 Dyna mic Characterization Machine)を用いて行った。A−マウント(A-mount)試験体 (図1、図2および図3に示す)をポリマー組成物からトランスファー成形法に より製造した。試験は、成形後または性能試験の少なくとも 24時間後に行った。A−マウント試験体は2段階で組み立てられる。まず最初 に、硬化剤を含有する配合組成物を金型キャビティに入れるが、この金型キャビ ティは外径が78.2mmを有する金属製シリンダー12(図1〜図3に示す) 、アルミニウム製インサート30(図1〜図3に示す)およびコアー・インサー トにより限定され、脚部22(図1〜図3に示す)の形状と配向を付与する。A −マウント試験体(脚部22)を形成することための加熱した配合組成物のトラ ンスファー成型は、コアー・インサートとシリンダー12の内壁との間を流動す る組成物によって層14(図2)も形成する。この部分は、慣用のトランスファ ー成形技術を用いて、160℃で30分間にわたって硬化する。成形プロセスが 完了したところで、この部分を金型から取り除き、外側のスチール製シリンダー 10にスエージ加工する。このようにして、A−マウント試験体(内部シリンダ ー12の最終外径が76.3mmとなる)が得られ、それにより配合組成物の試 験脚部22を動的試験を行うための圧縮下に配置する。試験を行う場合、A−マ ウント試験体は、脚部が対称に下向きを指すように試験装置内に充填した。動的 試験は、以下の条件を用いて垂直方向に行い、一定の荷重コントロールでK*お よびタンデルタを捕獲し、報告する。 予備荷重 −444N 予備サイクル 10 温度 23±2℃ 動的振幅 ピーク正弦(peak sine)まで2mmピーク 試験振動数 5hz 耐久性試験は、サーボ液圧式疲労試験機を用いて行った。この試験体は疲労試 験装置内に置き、A−マウントの脚部が対称に下部方向を指すようにして配向さ せる。荷重コントロールを用いた以下の試験条件を適用した。 振動数 5.0Hz正弦曲線 振幅 張力 34.0kg 圧縮荷重 −113.4kg 温度 100±2℃ 100,000サイクルの間隔の後、部品をクラック(亀裂)、裂け目または破 損について視覚的に検査したが、動的特性を連続的にモニターすることにより破 損の起こる点がより正確に決定できる。破損は、長さ5mmを越えるクラックと して定義され、そのクラックは、もっぱらA−マウント試験体の脚部内部でのゴ ムからゴム分離までを包含する。 耐クリープ性試験は静的試験であり、温度を上昇させながら圧縮荷重下におけ る撓み(deflection)を測定するものである。A−マウント試験体の予備試験自由 高(pre-test free height)は、外側シリンダーに対するダイヤ形のアルミニウム 製インサート30(図1に示す)の自由位置(free position)を測定することに より記録される。この試験体は、クリープ試験装置に入れて、脚部が対称に下部 方向を指すように配向させる。この試験チャンバーは、100℃まで加熱する。 この部品を100℃で30分間保持した後、56.75kgの圧縮荷重にかける 。この荷重がかけられたら、ゼロ分における撓みを記録する。撓みは、24時間 および144時間の時点で記録する。実施例1 1.13部の50%水酸化ナトリウム水溶液、0.40部のホルムアルデヒド −ナフタレンスルホン酸縮合体、0.15部の亜硫酸ナトリムおよび1.65× 10-6部のp−ターシャリーブチルカテコールの混合物を105.8部の脱イオ ン水に溶解し、97部のクロロプレン、3部の2,3−ジクロロ−1,3−ブタ ジエン、3部の不均化トール油樹脂、0.6部のジイソプロピルキサントゲンジ スルフィドおよび0.75部のオレイン酸−エライジン酸混合物の溶液に添加し た。得られた混合物を高速ミキサー中で窒素雰囲気下、5分間にわたって乳化し た。次に、この乳濁液を48℃に加熱し、5部の過硫酸カリウムと0.125 部のアントラキノン−ベータースルホン酸ナトリウムとを2000部の水に溶解 した溶液を添加することにより重合を開始した。この開始剤溶液の添加速度はは じめは2ml/分であった。好適な重合速度は、開始剤添加速度、外部冷却およ び撹拌機の速度を調節することにより維持した。70%の転化率(乳濁液の比重 が1.053g/ccに達することにより決定される)が達成されるまで重合を 続けた。この重合を、モノマー100部当たり1.40部の水性乳濁液(1.7 6%のフェノチアジン、2.08%のp−ターシャリーブチルカテコール、5% のドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよび67.6%のトルエンを含有) を添加することにより停止させた。未反応のモノマーは、そのラテックスからス チーム・ストリッピングし、このストリッピングしたラテックスを10%酢酸溶 液(ホルムアルデヒドとナフタレンスルホン酸との縮合物のナトリウム塩を2% 含有)でpH5.5〜5.6に酸性化した。このポリマーを凍結ロールで単離し 、100℃で風乾した。得られたキサントゲンジスルフィド変性ポリマーはムー ニー粘度(ML1+4@100℃)が50であり、2,3−ジクロロ−1,3−ブ タンジエンの共重合した単位を4.23%含有していた。 このコポリマーを表1に示す成分と配合した。A−マウント試験体を製造し、 試験を行って硬化したコポリマー組成物の複合動的剛性、タン・デルタ、耐久性 および耐クリープ性を決定した。結果を表1に示す。 実施例2 添加したジイソプロピルキサントゲンジスルフィドの量および転化率を表2に 示すように変えた以外は、実施例1の同様の組成物および条件を用いて実施例1 に記載の方法と実質的に同様にして、2種類のキサントゲンジスルフィド変性コ ポリマーを製造した。この生成物のムーニー粘度(ML1+4@100℃)も同じ く表2に示す。 実施例3 本質的に米国特許第4,124,754 号の実施例1の操作に従い、クロロプレン10 0部当たり0.36部の硫黄を用い、かつ重合転化率を70%として、硫黄変性 クロロプレンポリマーを製造した。得られた硫黄変性ポリマーはムーニー粘度( ML1+4@100℃)が50であった。 配合したポリマーブレンドは、バンバリー密閉式ミキサー中で表3に示す成分 を混合することにより製造した。配合したポリマーブレンドのサンプルをA−マ ウント試験体に形成した。硬化したコポリマーブレンドの物理的特性を表3に報 告する。 実施例4 実施例1のキサントゲンジスルフィド変性コポリマーと実施例3の硫黄変性ポ リマーとのラテックス・ブレンドを以下のようにして製造した。すなわち、スチ ーム・トリッピングした実施例1の乳濁液(固形分37.98%)53部を、ス チーム・トリッピングした実施例3の乳濁液(固形分41.83%)47部とブ レンドした。得られた乳濁液ブレンドを10%酢酸水溶液(ホルムアルデヒドと ナフタレンスルホン酸ナトリウムとの縮合生成物を2%含有)でpH5.6に酸 性化した。この酸性化した乳濁液を凍結ロールで単離した。このポリマーブレン ドを100℃で風乾した。このブレンドはムーニー粘度(ML1+4@100℃) が50.7であった。このポリマーを「ポリマーブレンドA」とする。それをミ ルで表4に示す成分と配合し、A−マウント試験体をこの配合組成物から製造し た。硬化したコポリマーブレンド組成物の物理的特性も表4に示す。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月18日 【補正内容】 請求の範囲 1.a)92〜99重量%の2−クロロ−1,3−ブタジエンの共重合した単位 を備え、前記2−クロロ−1,3−ブタジエン単位の91重量%以下が1,4− トランス構造を有しており、さらに1〜8重量%の、2,3−クロロ−1,3− ブタジエン、スチレン、メチルメタクリレート、アクリロニトリル、イソプレン 、およびブタジエンからなる群から選ばれる少なくとも1種のコモノマーの共重 合した単位を備えることを特徴とするジアルキルキサントゲンジスルフィド変性 またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ−1,3−ブタジ エン・コポリマーであり、前記コポリマーが硬化時に5ヘルツ、23℃において 0.20未満のタン・デルタを有することを特徴とするジアルキルキサントゲン ジスルフィド変性またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ −1,3−ブタジエン共重合体を85〜15重量部と、 b)硫黄変性2−クロロ−1,3−ブタジエン・ホモポリマーまたは、2, 3−ジクロロ−1,3−ブタジエンの共重合した単位を5重量%以下含有する2 −クロロ−1,3−ブタジエンと2,3−ジクロロ−ブタジエンとの硫黄変性コ ポリマーであり、前記硫黄変性ホモポリマーまたは硫黄変性コポリマーが0.6 重量%未満の結合硫黄を含有することを特徴とする硫黄変性ホモポリマーまたは 硫黄変性コポリマーを15〜85重量部と を備えることを特徴とするポリマーブレンド組成物。 2.前記成分a)がポリマーブレンド組成物100部当たり55〜45重量部の 量で、および前記成分b)がポリマーブレンド組成物100部当たり45〜55 重量部の量で存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 3.成分b)が2−クロロ−1,3−ブタジエンの硫黄変性ホモポリマーである ことを特徴とする請求項1に記載の組成物。 4.成分b)のポリマーが0.45重量%未満の結合硫黄を含有することを特徴 とする請求項1に記載の組成物。 5.さらにコポリマーブレンド組成物100部当たり5〜25部エステル可塑剤 を含有することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 6.さらにコポリマー100部当たり10〜60部の充填剤を含有することを特 徴とする請求項1に記載の組成物。 7.高弾性ジアルキルキサントゲンジスルフィド変性またはジアルコキシキサン トゲンジスルフィド変性2−クロロ−1,3−ブタンジエン・コポリマーを備え ることを特徴とするエンジン・マウントであり、前記ジアルキルキサントゲンジ スルフィド変性またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ− 1,3−ブタンジエン・コポリマーが、92〜99重量%の2−クロロ−1,3 −ブタジエンの共重合した単位を備え、前記2−クロロ−1,3−ブタジエン単 位の91重量%以下が1,4−トランス構造を有しており、さらに1〜8重量% の、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、スチレン、メチルメタクリレート 、アクリロニトリル、イソプレンおよびブタジエンからなる群から選ばれる少な くとも1つの共重合した単位を備えることを特徴とする高弾性ジアルキルキサン トゲンジスルフィド変性またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性2− クロロ−1,3−ブタジエン・コポリマーであり、硬化した場合に5ヘルツおよ び23℃において0.20未満のタン・デルタを有するジアルキルキサントゲン ジスルフィド変性またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ −1,3−ブタジエン・コポリマーであることを特徴とするエンジン・マウント 。 8.ポリマーブレンド組成物を備えるエンジン・マウントであり、前記ポリマー ブレンド組成物が、 a)92〜99重量%の2−クロロ−1,3−ブタジエンの共重合した単位を 備え、前記2−クロロ−1,3−ブタジエン単位の91重量%以下が1,4−ト ランス構造を有しており、さらに1〜8重量%の、2,3−クロロ−1,3−ブ タジエン、スチレン、メチルメタクリレート、アクリロニトリル、イソプレン、 およびブタジエンからなる群から選ばれる少なくとも1種のコモノマーの共重合 した単位を備えることを特徴とするジアルキルキサントゲンジスルフィド変性ま たはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ−1,3−ブタジエ ン・コポリマーであり、前記コポリマーが硬化時に5ヘルツ、23℃において0 .20未満のタン・デルタを有することを特徴とするジアルキルキサントゲンジ スルフィド変性またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ− 1,3−ブタジエン共重合体を85〜15重量部と、 b)硫黄変性2−クロロ−1,3−ブタジエン・ホモポリマーまたは、2, 3−ジクロロ−1,3−ブタジエンの共重合した単位を5重量%以下含有する2 −クロロ−1,3−ブタジエンと2,3−ジクロロ−ブタジエンとの硫黄変性コ ポリマーであり、前記硫黄変性ホモポリマーまたは硫黄変性コポリマーが0.6 重量%未満の結合硫黄を含有することを特徴とする硫黄変性ホモポリマーまたは 硫黄変性コポリマーを15〜85重量部と を備えるポリマーブレンド組成物であることを特徴とするエンジン・マウント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI // C08F 36/00 C08F 36/00 (72)発明者 ジョーンズ,フレッド,ケネス,ジュニア アメリカ合衆国 44224 オハイオ州 ス トウ ヴァリーデイル ドライブ 2601 (72)発明者 クラース,スティーヴン,ジョーゼフ アメリカ合衆国 19707―2045 デラウェ ア州 ホッケシン カーディナル サーク ル 117 (72)発明者 ウィットシープ,ウイリアム,ケネス アメリカ合衆国 40207 ケンタッキー州 ルイスヴィル モッキンバード ヴァリ ー ロード 339

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.92〜99重量%の2−クロロ−1,3−ブタジエンの共重合した単位を備 え、前記2−クロロ−1,3−ブタジエン単位の91重量%以下が1,4−トラ ンス構造を有しており、さらに1〜8重量%の、2,3−ジクロロ−1,3−ブ タジエン、スチレン、メチルメタクリレート、アクリロニトリル、イソプレンお よびブタジエンからなる群から選ばれる少なくとも1つの共重合した単位を備え ることを特徴とする高弾性ジアルキルキサントゲンジスルフィド変性またはジア ルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ−1,3−ブタジエン・コポ リマーであり、硬化した場合に5ヘルツおよび23℃において0.20未満のタ ン・デルタを有することを特徴とするジアルキルキサントゲンジスルフィド変性 またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ−1,3−ブタジ エン・コポリマー。 2.前記コモノマーが2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンであることを特徴 とする請求項1に記載の組成物。 3.前記コポリマー中に、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンの共重合した 単位が3〜6重量%存在することを特徴とする請求項2に記載の組成物。 4.前記2−クロロ−1,3−ブタジエンと前記コモノマーとの混合物を、フリ ー・ラジカル開始剤の存在下、少なくとも42℃の温度において、モノマー10 0部当たり0.8部以下の前記ジアルキルキサントゲンジスルフィド連鎖移動剤 またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド連鎖移動剤の存在下、水性アルカ リ乳濁液における転化率が75%以下になるまで重合して、92〜99重量%の 共重合した2−クロロ−1,3−ブタジエン単位と、1〜8重量%の前記コモノ マーの共重合した単位とを有する2−クロロ−1,3−ブタジエン・コポリマー を形成することを備えることを特徴とする請求項1に記載の変性コポリマーの製 造方法。 5.a)92〜99重量%の2−クロロ−1,3−ブタジエンの共重合した単位 を備え、前記2−クロロ−1,3−ブタジエン単位の91重量%以下が1,4− トランス構造を有しており、さらに1〜8重量%の、2,3−クロロ−1,3− ブタジエン、スチレン、メチルメタクリレート、アクリロニトリル、イソプレン 、およびブタジエンからなる群から選ばれる少なくとも1種のコモノマーの共重 合した単位を備えることを特徴とするジアルキルキサントゲンジスルフィド変性 またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ−1,3−ブタジ エン・コポリマーであり、前記コポリマーが硬化時に5ヘルツ、23℃において 0.20未満のタン・デルタを有することを特徴とするジアルキルキサントゲン ジスルフィド変性またはジアルコキシキサントゲンジスルフィド変性2−クロロ −1,3−ブタジエン共重合体を85〜15重量部と、 b)硫黄変性2−クロロ−1,3−ブタジエン・ホモポリマーまたは、2, 3−ジクロロ−1,3−ブタジエンの共重合した単位を5重量%以下含有する2 −クロロ−1,3−ブタジエンと2,3−ジクロロ−ブタジエンとの硫黄変性コ ポリマーであり、前記硫黄変性ホモポリマーまたは硫黄変性コポリマーが0.6 重量%未満の結合硫黄を含有することを特徴とする硫黄変性ホモポリマーまたは 硫黄変性コポリマーを15〜85重量部と を備えることを特徴とするポリマーブレンド組成物。 6.前記成分a)がポリマーブレンド組成物100部当たり55〜45重量部の 量で、および前記成分b)がポリマーブレンド組成物100部当たり45〜55 重量部の量で存在することを特徴とする請求項5に記載の組成物。 7.成分b)が2−クロロ−1,3−ブタジエンの硫黄変性ホモポリマーである ことを特徴とする請求項5に記載の組成物。 8.成分b)のポリマーが0.45重量%未満の結合硫黄を含有することを特徴 とする請求項5に記載の組成物。 9.さらにコポリマー100部当たり5〜25部のエステル可塑剤を含有するこ とを特徴とする請求項1に記載の組成物。 10.さらにコポリマーブレンド組成物100部当たり5〜25部エステル可塑 剤を含有することを特徴とする請求項5に記載の組成物。 11.さらにコポリマー100部当たり10〜60部の充填剤を含有することを 特徴とする請求項1に記載の組成物。 12.さらにコポリマー100部当たり10〜60部の充填剤を含有することを 特徴とする請求項5に記載の組成物。 13.さらに0.1〜1.0部の元素硫黄(element sulfur)を含有することを特 徴とする請求項1に記載の組成物。 14.前記連鎖移動剤がジイソプロピルキサントゲンジスルフィドである請求項 4に記載の方法。 15.請求項1の組成物を備えることを特徴とするエンジン・マウント。 16.請求項5の組成物を備えることを特徴とするエンジン・マウント。
JP7506407A 1993-08-04 1994-07-29 ポリクロロプレン・コポリマー組成物 Pending JPH09501459A (ja)

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