JPH0949801A - 検査装置用照明装置 - Google Patents

検査装置用照明装置

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JPH0949801A
JPH0949801A JP20193095A JP20193095A JPH0949801A JP H0949801 A JPH0949801 A JP H0949801A JP 20193095 A JP20193095 A JP 20193095A JP 20193095 A JP20193095 A JP 20193095A JP H0949801 A JPH0949801 A JP H0949801A
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JP
Japan
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fluorescent tube
illumination
optical path
light emitting
housing
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Application number
JP20193095A
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English (en)
Inventor
Masato Ushikusa
昌人 牛草
Koichiro Kojima
幸一郎 児島
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラインセンサーカメラによる検査の際に、筐
体に収納した状態での複数の蛍光管によって検査対象物
を効率良く照明する。 【解決手段】 照明装置10は、筐体14内に1対の蛍
光管12を平行に配置して、その間の隙間13、検査対
象物側30の透明ガラス板18に前側スリット20、及
び、背面側に後側スリット22を、同一直線上に配置
し、平面状光路24を確保しつつ、筐体14内で接近し
て配置された蛍光管12から、透明ガスラ板18を経て
十分な照明光を出射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ラインセンサー
カメラにより対象物を検査する際に、該対象物を照明す
るために用いて好適な検査装置用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】帯状物、例えば印刷過程におけるロール
紙、フィルム等を連続的に走行させつつ、その表面性状
をラインセンサーカメラにより捕らえて検査する検査装
置がある。
【0003】この場合、ラインセンサーカメラにより十
分な情報を得るためには、検査対象物を一定以上の光量
で照明する必要があり、この照明用の光源としては、帯
状に走行する検査対象物をその幅方向に均一に照明する
ために、直管状の蛍光管が用いられることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】十分な照明光量を得る
ためには、複数の蛍光管を用い、これを検査対象物に接
近して配置するが、この場合蛍光管をカバーで覆うこと
なく取り付けると、検査対象物から飛散して来る紙粉等
が蛍光管に付着して、検査に影響を与えるという問題点
がある。
【0005】これに対して、ケーシング内に蛍光管を収
容して用いることがあるが、この場合、ケーシングのた
めに複数の蛍光管の間隔が大きくならざるを得ず、ライ
ンセンサーカメラによって撮影するライン上の照明光量
を十分に増大することができないという問題点を生じ
る。
【0006】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、蛍光管に検査対象物からの飛散物が
付着することなく、且つ複数の蛍光管を十分に接近させ
て必要な照明光量を得ることができるようにした検査装
置用照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1の
ように、対象物を照明して、その反射光をラインセンサ
ーカメラに取り込み、該対象物を検査する検査装置用照
明装置において、照明光出射面、及びこの照明光出射面
から反対側の面の間を貫通して、平面状光路を備えた筐
体と、この筐体内に、前記平面状光路と平行に配置され
た複数の直管状の蛍光管からなり、該複数の蛍光管のう
ち少なくとも一本は、他の蛍光管に対して前記平面状光
路を挟んで配置することにより、上記目的を達成するも
のである。
【0008】即ち、複数の直管状蛍光管を収容した筐体
に、対象物からラインセンサーカメラに至る平面状光路
を確保し、蛍光管は該平面状光路を挟んで接近して配置
することによって、対象物の平面状光路上の部位を十分
に照明することができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、前
記平面状光路の前記照明光出射面及び反対側の面におけ
る端部を、前記蛍光管と平行な細長い開口としたもので
ある。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記筐体内面には前記照明光出射面を除き、光反射
層を形成すると共に、前記照明光出射面に対して前記蛍
光管を間に反対側の面を、該蛍光管に対して凹となる円
弧を含む多角形状断面としたものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1、2又は3に
おいて、前記照明光出射面に光透過カバーを設けたもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を、
図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1、図2に示されるように、この実施の
形態の例に係る照明装置10は、平行に配置された2本
の直管状の蛍光管12と、これら蛍光管12の長手方向
両端を支持し、且つ、内包する細長い筐体14と、を含
んで構成されている。
【0014】この筐体14の断面形状は長方形の一方の
面の角を面取りして一対の傾斜面16A、16Aとした
変六角形状であり、前記傾斜面16A、16Aに対して
蛍光管12を挟んで反対側の面は、図において上下2枚
の透明ガラス板18が備えられ、蛍光管12からの照明
光が該透明ガラス板18を通って出射できるようにさ
れ、これにより照明光出射面が構成されている。
【0015】これら透明ガラス板18の間には、前記2
本の蛍光管12、12間の隙間13に対向する位置に、
蛍光管12の長手方向に細長い前側スリット20が形成
されている。
【0016】前記傾斜面16A、16Aの間の、透明ガ
ラス板18と平行な後端面16Bには、前記透明ガラス
板18の前側スリット20と蛍光管12、12間の隙間
13を結ぶ直線上に、後側スリット22が形成されてい
る。
【0017】前記前側スリット20、隙間13及び後側
スリット22は、透明ガラス板18と直交する方向にラ
インセンサーカメラ(後述)への入射光の通過を許容す
る平面状光路24を形成している。
【0018】なお、透明ガラス板18は前側スリット2
0が形成された1枚板状のガラス板から構成してもよ
い。
【0019】図2の符号26は筐体14に前記透明ガラ
ス板18を固定するためのL字形状のブラケット、27
はこのブラケット26を筐体14にねじ止めするための
ねじ、28はブラケット26に取り付けられ、透明ガラ
ス板18を筐体14に押し付けるためのガラス板固定ね
じをそれぞれ示す。
【0020】ここで、前記1対の蛍光管12は、その断
面において円周方向の略270°の範囲に反射膜12A
が形成され、内部で発生した蛍光が反射膜12Aで反射
されて、反射膜12Aが形成されていない略90°の範
囲の光透過部12Bから外部に出射されるようになって
いる。この実施例において、蛍光管12は、その光透過
部12Bの中心が、前記平面状光路24の延長線と検査
対象物30の交点上にあるように配置されている。
【0021】又、上記筐体14の内周面には、前記透明
ガラス板18側を除き、例えば白色塗料、アルミ箔等か
らなる光反射層15が形成され、外周面は、前記透明ガ
ラス板18を除き、黒色に塗装されている。
【0022】又、前記1対の傾斜面16A、16Aは、
約30°の傾斜角度で、蛍光管12になるべく接近して
形成されている。
【0023】図3に示されるように、前記筐体14の下
側には、長手方向両端位置に、下側ブラケット32を介
して、蛍光管12と平行な回転中心軸32Aが蛍光管長
手方向両側に突出して取り付けられている。この回転中
心軸32Aは、照明装置取付用のフレーム34側に設け
られた軸受36により回転自在に支持されている。
【0024】前記一対の下側ブラケット32及び筐体1
4上側の蛍光管長手方向両端に取り付けられた1対の上
側ブラケット38には、図において上下方向のスリット
40Aを有する固定板40が合計4個取り付けられてい
る。前記フレーム34の、前記4個の固定板40におけ
るスリット40Aに対応する位置には、固定ボルト42
が植設され、この固定ボルト42に前記スリット40A
を通した状態で固定板40を、蝶ねじ44で締め付ける
ことによって、筐体14をフレーム34に固定できるよ
うにされている。
【0025】又、蝶ねじ44を弛めれば、図3において
2点鎖線で示されるように、筐体14を、その透明ガラ
ス板18が水平となるように90°回転させることがで
きる。これによって、該透明ガラス板18の清掃作業を
容易に行うことができる。
【0026】更に、蛍光管12の交換を容易にするため
筐体14の後側スリット22を含む部分は、蛍光管交換
用可動部50として、回転中心軸52を中心に180°
回転し、固定ねじ51により筐体14に固定されてい
る。これによって蛍光管12の交換を容易に行うことが
できる。
【0027】上記照明装置10を、ラインセンサーカメ
ラによる検査用の照明装置とする場合は、図4に示され
るように、ラインセンサーカメラ46と検査対象物30
の照射点48を結ぶライン上に、前記平面状光路24が
位置するように筐体14をセットする。
【0028】又、照射点48と筐体14の距離は、蛍光
管12の光透過部12Bの中心線が照射点48で交差す
るように選定する。
【0029】上記のようにすると、1対の蛍光管12か
らの照明光は、光透過部12B及び透明ガラス板18、
又は一部が前側スリット20を通って検査対象物30の
照射点48に集中し、該照射点48を十分な光度で照明
することになる。
【0030】このとき、照射点48とラインセンサーカ
メラ46を結ぶ平面状光路24上には、ラインセンサー
カメラ46のカメラ視野を妨げるものがないので、ライ
ンセンサーカメラ46には十分な光量の情報が入射する
ことになる。
【0031】ここで、ラインセンサーカメラ46のカメ
ラ視野は、平面状であり、薄いので、1対の蛍光管1
2、12の間の隙間13を例えば10mm程度に狭くし
ても、該蛍光管12の光が直接ラインセンサーカメラ4
6に入射することがない。
【0032】又、この実施例においては、筐体14の、
透明ガラス板18部分を除く全内周面に光反射層15が
形成されていて、蛍光管12から出射される光は一部が
傾斜面16により傾斜された光反射層15で反射されて
透明ガラス板18から検査対象物30方向に出射するの
で、照明効率を向上させることができる。更に、蛍光管
12も、その大部分が反射膜12Aで被われ、内部での
光が狭い光透過部12Bのみを介して出射するので、照
明効率を更に向上させることができる。
【0033】更に、筐体14の外側が黒色に塗装されて
いるので、表面で反射等による外乱光の発生がなく、ラ
イセンサーカメラ46への誤信号の入力を防止できる。
【0034】又、この実施例では、蛍光管12の、検査
対象物30側が透明ガラス板18により被われているの
で、検査対象物30からの飛散物が直接蛍光管12に付
着して照明効率を低下させたりするようなことがない。
透明ガラス板18に付着した飛散物は、筐体14を回転
中心軸32Aを中心にして90°回転させ、透明ガラス
板18を上向きにすることによって、付着物除去作業を
容易とすることができる。更に、蛍光管交換用可動部5
0を、回転中心軸52を中心に回転させることにより、
蛍光管交換を容易に行うことができる。
【0035】なお上記実施例は2本の蛍光管を用いたも
のであるが、本発明はこれに限定されるものでなく、3
本以上であってもよい。但し、少なくとも1本の蛍光管
と他の蛍光管との間に平面状光路24が形成されるよう
に配置しなければならない。
【0036】又、前記筐体14の透明ガラス板18と反
対側の面は、1対の傾斜面16A、16Aが設けられて
いるが、これは、蛍光管12からの光を透明ガラス板1
8方向に反射するものであればよく、従って、例えば図
5(A)に示されるように断面円弧状の光反射層17
A、あるいは図5(B)に示されるように多角形状の光
反射層17B等としてもよい。
【0037】又、上記前側スリット20及び後側スリッ
ト22は、平面状光路24を確保できるものであればよ
く、図1におけるよりも幅広の開口あるいは更に狭いス
リットであってもよい。但し、前側スリット20は、大
き過ぎると検査対象物30からの飛散物等が筐体14内
に入り込み易いので限度がある。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、複
数の蛍光管を筐体に収容した状態で接近して配置し、ラ
インセンサーカメラ等のための平面状光路を確保した状
態で検査対象物を十分な光量で効率良く照明することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係る検査装置用照明
装置を示す断面図
【図2】図1のII−II線視図
【図3】同検査装置用照明装置の取付状態を示す略示側
面図
【図4】上記検査装置用照明装置を用いてラインセンサ
ーカメラにより検査する状態を示す配置図
【図5】同検査装置用照明装置における筐体の変形例を
示す略示断面図
【符号の説明】
10…照明装置 12…蛍光管 13…隙間 14…筐体 15、17A、17B…光反射層 16A、16A…傾斜面 18…透明ガラス板 20…前側スリット 22…後側スリット 24…平面状光路 30…検査対象物 46…ラインセンサーカメラ 48…照射点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物を照明して、その反射光をラインセ
    ンサーカメラに取り込み、該対象物を検査する検査装置
    用照明装置において、 照明光出射面、及びこの照明光出射面から反対側の面の
    間を貫通して、平面状光路を備えた筐体と、この筐体内
    に、前記平面状光路と平行に配置された複数の直管状の
    蛍光管からなり、該複数の蛍光管のうち少なくとも一本
    は、他の蛍光管に対して前記平面状光路を挟んで配置さ
    れたことを特徴とする検査装置用照明装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記平面状光路の前記
    照明光出射面及び反対側の面における端部は、前記蛍光
    管と平行な細長い開口とされたことを特徴とする検査装
    置用照明装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記筐体内面に
    は前記照明光出射面を除き、光反射層が形成されると共
    に、前記照明光出射面に対して前記蛍光管を間に反対側
    の面が、該蛍光管に対して凹となる円弧を含む多角形状
    断面とされたことを特徴とする検査装置用照明装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3において、前記照明光
    出射面に光透過カバーを設けたことを特徴とする検査装
    置用照明装置。
JP20193095A 1995-08-08 1995-08-08 検査装置用照明装置 Pending JPH0949801A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6825924B2 (en) * 1999-12-15 2004-11-30 International Business Machines Corporation Dual peak wavelength tube, illuminator for inspection, inspecting apparatus, and method thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6825924B2 (en) * 1999-12-15 2004-11-30 International Business Machines Corporation Dual peak wavelength tube, illuminator for inspection, inspecting apparatus, and method thereof

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Date Code Title Description
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Effective date: 20040525

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