JPH0949565A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

Info

Publication number
JPH0949565A
JPH0949565A JP21962395A JP21962395A JPH0949565A JP H0949565 A JPH0949565 A JP H0949565A JP 21962395 A JP21962395 A JP 21962395A JP 21962395 A JP21962395 A JP 21962395A JP H0949565 A JPH0949565 A JP H0949565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
power transmission
transmission system
engagement
torsion torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21962395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3119132B2 (ja
Inventor
Atsushi Tabata
淳 田端
Nobuaki Takahashi
信明 高橋
Hiroya Nakamura
泰也 中村
Toshiya Oishi
俊弥 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP21962395A priority Critical patent/JP3119132B2/ja
Publication of JPH0949565A publication Critical patent/JPH0949565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3119132B2 publication Critical patent/JP3119132B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速比を設定する動力伝達系の内部に捩りの
形でトルクが保留されることを防止する。 【解決手段】 入力軸から出力軸に至る動力伝達系にお
ける変速比を、複数の摩擦係合装置の係合・解放の組み
合わせによって変更し、かつ出力軸が回転しない状態で
前記動力伝達系に捩りトルクが内部保留される前記摩擦
係合装置の係合・解放の組み合わせを備えた自動変速機
の制御装置において、前記動力伝達系に捩りトルクが内
部保留されたことが検出された場合に、いずれかの摩擦
係合装置の係合状態を変えて内部保留された捩りトルク
による回転を許容するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用の自動変
速機の制御装置に関し、特に摩擦係合装置の特定の係合
・解放の組み合わせにおいて捩りトルクを動力伝達系に
内部保留する自動変速機の制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両用の自動変速機は、クラッチやブレ
ーキなどの摩擦係合装置によって動力の伝達経路を設定
し、その摩擦係合装置の係合・解放の組み合わせによっ
て複数の変速段を設定するように構成されている。また
その摩擦係合装置として、変速制御を容易にするため
に、一方向クラッチが使用されることもある。これらの
摩擦係合装置によって設定された変速比に応じて、駆動
力が増減されて、あるいはそのままもしくは反転されて
入力軸から出力軸に伝達される。その間に動力伝達系に
負荷された捩りトルクは、最終的には、出力軸の回転に
よって解消され、あるいは入力軸に負荷するトルクを解
消して入力軸を解放することによってトルクコンバータ
におけるタービンの反転によって解消される。
【0003】しかしながら出力軸を固定している状態で
の摩擦係合装置の係合・解放の組み合わせによっては、
捩りトルクが動力伝達系に内部保留される場合がある。
このような特定の変速段で捩じりトルクを内部保留する
自動変速機の一例が特開平5−157165号公報に記
載されている。この公報に記載された自動変速機は、高
低二段に切り換えることのできる副変速部をトルクコン
バータに続けて配置し、後進状態および複数の前進状態
を設定することのできる主変速部をその副変速部に対し
て直列に接続して設けたものである。その副変速部は、
キャリヤを入力軸に連結したシングルピニオン型遊星歯
車機構によって構成され、そのキャリヤとサンギヤとの
間に駆動方向で係合する一方向クラッチと多板クラッチ
とが並列に配置され、またサンギヤの回転を止めるため
のブレーキが設けられ、さらにリングギヤが主変速部の
入力用のクラッチに連結されている。
【0004】この自動変速機では、副変速部を高速段に
設定する場合、ブレーキによってサンギヤを固定する
が、そのサンギヤとキャリヤとの間に設けられた一方向
クラッチは、サンギヤがキャリヤより高速で正回転方向
(エンジンの回転方向)に回転しようとする場合に係合
する。したがって副変速部を高速段に設定した状態でそ
の副変速部のリングギヤが逆回転しようとすると、一方
向クラッチが係合し、その結果、副変速部の全体の回転
が止められる。
【0005】そして上記従来の自動変速機では、後進段
での変速比を走行に適した値とするために、後進段を設
定する際に副変速部を高速段にしている。したがってブ
レーキ操作するなどのことによって車両を止めた状態、
すなわち出力軸の回転を止めた状態で、エンジンの出力
を高くすると、後進段を設定している副変速部および主
変速部による動力伝達系が捩じられる。その後にエンジ
ンの出力を低下させた場合、動力伝達系は、出力軸がブ
レーキ操作などによって固定されている限りは、付与さ
れた捩りトルクによって逆回転しようとする。しかしな
がら、前述したように副変速部が高速段に設定されてい
てそのリングギヤを含む全体が逆回転できない状態にな
っているから、結局、動力伝達機構に生じた捩りトルク
は、その内部に保留されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】オーバードライブ状態
を得るための副変速部は、通常、前進段での最高速段を
設定するために高速段とされるが、上記の自動変速機の
ように後進段を選択した停車状態であっても副変速部を
高速段に設定する構成では、出力軸を固定した状態で入
力を増大させることが可能であるために、捩りトルクが
内部に保留されてしまう。このようにして内部保留され
た捩りトルクは、出力軸の固定を解除することによって
解放され、出力トルクとして現れるが、その捩りトルク
を見込んだ発進制御は実用上殆ど不可能であるから、円
滑な発進ができず、乗心地が悪化する可能性がある。ま
た捩りトルクを頻繁に内部保留するとすれば、動力伝達
系の疲労が増大し、耐久性に影響を及ぼす可能性があっ
た。
【0007】この発明は、上記の事情を背景としてなさ
れたものであり、動力伝達系に内部保留される捩りトル
クを迅速に解消し、また出力トルクとして現れないよう
にすることを目的とするものである。
【0008】そしてこの目的は、捩りトルクが残る状態
では摩擦係合装置の係合・解放の組み合わせの変更や係
合圧の低下など、摩擦係合装置の係合状態を変更するこ
とによって達成される。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載した発明は、入力
軸から出力軸に至る動力伝達系における変速比を、複数
の摩擦係合装置の係合・解放の組み合わせによって変更
し、かつ出力軸が回転しない状態で前記動力伝達系に捩
りトルクが内部保留される前記摩擦係合装置の係合・解
放の組み合わせを備えた自動変速機の制御装置におい
て、前記動力伝達系に捩りトルクが内部保留されたこと
が検出されたされた場合に、いずれかの摩擦係合装置の
係合状態を変えることにより、内部保留された捩りトル
クを解放するよう構成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】ここで、いずれかの摩擦係合装置の係合状
態を変える制御は、摩擦係合装置の係合・解放の組み合
わせを変更する制御やいずれかの摩擦係合装置の油圧を
低下させて滑らせるなどの制御を含む。したがってこの
請求項1の発明では、捩りトルクが内部保留された場合
には、動力伝達系における回転部材の相対回転を生じさ
せ、これにより捩りトルクを解放する。
【0011】また請求項2に記載した発明は、入力軸か
ら出力軸に至る動力伝達系における変速比を、複数の摩
擦係合装置の係合・解放の組み合わせによって変更し、
かつ出力軸が回転しない状態で前記動力伝達系に捩りト
ルクが内部保留される前記摩擦係合装置の係合・解放の
組み合わせを備えた自動変速機の制御装置において、前
記出力軸が回転していない場合には、前記摩擦係合装置
の係合・解放の組み合わせを、前記動力伝達系に捩りト
ルクが内部保留されない組み合わせにすることを特徴と
するものである。
【0012】したがって請求項2の発明では、出力軸が
回転していない場合、すなわち捩りトルクが内部保留さ
れる条件が成立している場合には、摩擦係合装置の係合
・解放の組み合わせとして、動力伝達系での捩りトルク
が入力軸側に抜ける組み合わせを設定するから、捩りト
ルクが動力伝達系に内部保留されることはない。
【0013】さらに請求項3に記載した発明は、入力軸
から出力軸に至る動力伝達系における変速比を、複数の
摩擦係合装置の係合・解放の組み合わせによって変更
し、かつ出力軸が回転しない状態で前記動力伝達系に捩
りトルクが内部保留される前記摩擦係合装置の係合・解
放の組み合わせを備えた自動変速機の制御装置におい
て、前記出力軸が回転せずかつ動力伝達系への入力トル
クが所定値以上の場合に、前記摩擦係合装置の係合・解
放の組み合わせを、前記動力伝達系に捩りトルクが内部
保留されない組み合わせにすることを特徴とするもので
ある。
【0014】したがって請求項3の発明においては、出
力軸の回転を止めて動力伝達系に大きいトルクを負荷す
る場合には、捩りトルクが動力伝達系に内部保留されな
い摩擦係合装置の係合・解放の組み合わせとするので、
入力トルクの増大によって動力伝達系に捩れが生じて
も、入力トルクの低下に伴って捩れが解消され、結局
は、捩りトルクの内部保留が防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図面に基づいて
より具体的に説明する。この発明は、前述したように、
捩りトルクを内部保留する摩擦係合装置の係合・解放の
組み合わせ(動作パターン)の可能な自動変速機を対象
とするものである。そこで先ず、この発明で対象とする
ギヤトレインの一例を図1に基づいて説明する。
【0016】図1において、エンジン10にトルクコン
バータ12を介して自動変速機14が連結されている。
このトルクコンバータ12は、エンジン10のクランク
軸16に連結されたポンプインペラ18と、自動変速機
14の入力軸20に連結されたタービンランナー22
と、これらポンプインペラ18およびタービンランナー
22の間を直結するロックアップクラッチ24と、一方
向クラッチ26によって一方向の回転が阻止されている
ステータ28とを備えている。
【0017】上記自動変速機14は、ハイおよびローの
2段の切り換えを行う副変速部30と、後進ギヤ段およ
び前進4段の切り換えが可能な主変速部32とを備えて
いる。副変速部30は、サンギヤS0 、リングギヤR0
、およびキャリヤK0 に回転可能に支持されてそれら
サンギヤS0 およびリングギヤR0 に噛み合わされてい
るピニオンP0 から成るHL遊星歯車装置34と、サン
ギヤS0 とキャリヤK0との間に設けられたクラッチC0
および一方向クラッチF0 と、サンギヤS0 とハウジ
ング41との間に設けられたブレーキB0 とを備えてい
る。
【0018】主変速部32は、サンギヤS1 、リングギ
ヤR1 、およびキャリヤK1 に回転可能に支持されてそ
れらサンギヤS1 およびリングギヤR1 に噛み合わされ
ているピニオンP1 から成る第1遊星歯車装置36と、
サンギヤS2 、リングギヤR2 、およびキャリヤK2 に
回転可能に支持されてそれらサンギヤS2 およびリング
ギヤR2 に噛み合わされているピニオンP2 から成る第
2遊星歯車装置38と、サンギヤS3 、リングギヤR3
、およびキャリヤK3 に回転可能に支持されてそれら
サンギヤS3 およびリングギヤR3 に噛み合わされてい
るピニオンP3 から成る第3遊星歯車装置40とを備え
ている。
【0019】上記サンギヤS1 とサンギヤS2 は互いに
一体的に連結され、リングギヤR1とキャリヤK2 とキ
ャリヤK3 とが一体的に連結され、そのキャリヤK3 は
出力軸42に連結されている。また、リングギヤR2 が
サンギヤS3 に一体的に連結されている。そして、リン
グギヤR2 およびサンギヤS3 と中間軸44との間に第
1クラッチC1 が設けられ、サンギヤS1 およびサンギ
ヤS2 と中間軸44との間に第2クラッチC2 が設けら
れている。また、サンギヤS1 およびサンギヤS2 の回
転を止めるためのバンド形式の第1ブレーキB1 がハウ
ジング41に設けられている。また、サンギヤS1 およ
びサンギヤS2 とハウジング41との間には、第1一方
向クラッチF1 およびブレーキB2 が直列に設けられて
いる。この第1一方向クラッチF1 は、サンギヤS1 お
よびサンギヤS2 が入力軸20と反対の方向へ逆回転し
ようとする際に係合させられるように構成されている。
【0020】キャリヤK1 とハウジング41との間には
第3ブレーキB3 が設けられており、リングギヤR3 と
ハウジング41との間には、第4ブレーキB4 と第2一
方向クラッチF2 とが並列に設けられている。この第2
一方向クラッチF2 は、リングギヤR3 が逆回転しよう
とする際に係合させられるように構成されている。上記
クラッチC0 ,C1 ,C2 、ブレーキB0 ,B1 ,B2
,B3 ,B4 は、油圧が作用されることにより摩擦材
が係合させられる油圧式摩擦係合装置である。
【0021】上記の自動変速機では、前進5段と後進段
とを設定することができ、これらの変速段を設定するた
めの各摩擦係合装置の係合・解放の状態を図2の係合作
動表に示してある。なお、図2において○印は係合状
態、×印は解放状態をそれぞれ示す。
【0022】図3は上記の自動変速機についての制御系
統図を示しており、アクセルペダル50の踏み込み量に
応じた信号がエンジン用電子制御装置76に入力されて
いる。またエンジン10の吸気配管には、スロットルア
クチュエータ54によって駆動される第1スロットル弁
(電子スロットル弁)54が設けられている。そしてこ
の第1スロットル弁54は、アクセルペダル50の踏み
込み量に応じて制御装置76からスロットルアクチュエ
ータ54に制御信号が出力され、その制御量に応じて開
度が制御されるようになっている。
【0023】また、エンジン10の回転速度を検出する
エンジン回転速度センサ58、エンジン10の吸入空気
量を検出する吸入空気量センサ60、吸入空気の温度を
検出する吸入空気温度センサ62、上記第1スロットル
弁56の開度θを検出するスロットルセンサ64、出力
軸42の回転速度などから車速Vを検出する車速センサ
66、エンジン10の冷却水温度を検出する冷却水温セ
ンサ68、ブレーキの作動を検出するブレーキスイッチ
70、シフトレバー72の操作位置を検出する操作位置
センサ74などが設けられている。それらのセンサか
ら、エンジン回転速度N、吸入空気量Q、吸入空気温度
Tha 、第1スロットル弁の開度θ、車速V、エンジン
冷却水温THw 、ブレーキの作動状態BK、シフトレバ
ー72の操作位置Pshを表す信号が、エンジン用電子制
御装置76および変速用電子制御装置78に供給される
ようになっている。
【0024】また、タービンランナー22の回転速度を
検出するタービン回転速度センサ75からタービン回転
速度NT を表す信号が変速用電子制御装置78に供給さ
れいてる。さらに、アクセルペダル50が最大操作位置
まで操作されたことを検出するキックダウンスイッチ7
7からキックダウン操作を表す信号が変速用電子制御装
置78に供給されている。そして変速用電子制御装置7
8には、アクセルペダル50を完全に戻したアイドリン
グ状態であることを検出するアイドルスイッチ79から
の信号が入力されている。
【0025】エンジン用電子制御装置76は、中央演算
処理装置(CPU)、記憶装置(RAM,ROM)、入
出力インターフェースを備えたいわゆるマイクロコンピ
ュータであって、CPUはRAMの一時記憶機能を利用
しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って入力
信号を処理し、種々のエンジン制御を実行する。例え
ば、燃料噴射量制御のために燃料噴射弁80を制御し、
点火時期制御のためにイグナイタ82を制御し、アイド
ルスピード制御のために図示しないバイパス弁を制御
し、トラクション制御を含む全てのスロットル制御を、
スロットルアクチュエータ54により第1スロットル弁
56を制御して実行する。
【0026】変速用電子制御装置78も、上記と同様の
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、油圧制御回路84の各電
磁弁あるいはリニヤソレノイド弁を駆動する。例えば、
変速用電子制御装置78は、スロットル弁52の開度θ
に対応した大きさの出力圧PSLT を発生させるためにリ
ニヤソレノイド弁SLTを、アキュームレータ背圧を制御
するためにリニヤソレノイド弁SLNを、ロックアップク
ラッチ24のスリップ量を制御するためにリニヤソレノ
イド弁SLUをそれぞれ駆動する。また、変速用電子制御
装置78は、予め記憶された変速線図から実際のスロッ
トル弁開度θおよび車速Vに基づいて自動変速機14の
ギヤ段やロックアップクラッチ24の係合状態を決定
し、この決定されたギヤ段および係合状態が得られるよ
うに電磁弁S1 ,S2 ,S3 を駆動し、エンジンブレー
キを発生させる際には、電磁弁S4 を駆動する。
【0027】上記ロックアップクラッチ24は、自動変
速機14の第1速ギヤ段および第2速ギヤ段では解放さ
れるが、第3速ギヤ段および第4速ギヤ段ではスロット
ル弁開度θおよび車速Vに基づいて解放、スリップ、係
合のいずれかの領域が判定され、スリップ領域であれば
ロックアップクラッチ24がスリップ制御され、係合領
域であれば係合させられる。このスリップ制御は、エン
ジン10の回転変動を吸収しつつトルクコンバータ12
の回転損失を可及的に抑制するためのものである。
【0028】図4は、シフトレバー72の操作位置を示
している。図において、車両の前後方向の6つの操作位
置と車両の左右方向の2つの操作位置との組み合せによ
り、シフトレバー72を8つの操作位置へ操作可能に支
持する図示しない支持装置によってシフトレバー72が
支持されている。そしてPはパーキングレンジ位置、R
はリバースレンジ位置、Nはニュートラルレンジ位置、
Dはドライブレンジ位置、“4”は第4速までの変速段
を設定する“4”レンジ位置、“3”は第3速までの変
速段を設定する“3”レンジ位置、“2”は第2速まで
の変速段を設定する“2”レンジ位置、Lは第1速以上
の変速段へのアップシフトを禁止するローレンジ位置を
それぞれ示す。
【0029】上記の自動変速機14では、後進段を設定
する場合、図2に示すように副変速部30におけるブレ
ーキB0 を係合させるが、このブレーキB0 によって固
定されるサンギヤS0 とキャリヤK0 との間の一方向ク
ラッチF0 は、サンギヤS0がキャリヤK0 に対して相
対的に正回転しようとする場合に係合し、換言すれば、
キャリヤK0 がサンギヤS0 に対して相対的に逆回転し
ようとする場合に係合する。したがって副変速部30
は、逆回転方向に一体化される。
【0030】これに対して副変速部30を高速段にして
設定する後進段では、車両を停止させることも可能であ
り、したがってブレーキ操作して出力軸42を固定した
状態でアクセルペダル50を踏み込んでエンジン10の
出力すなわち自動変速機14への入力を増大させること
もできる。その場合、アクセルペダル50を戻して入力
を低下させても、副変速部30の逆回転が阻止されてい
るから、入力軸20から出力軸42までの動力伝達系に
生じた捩りはそのまま保持され、ここに捩りトルクが内
部保留される。この発明にかかる上記の制御装置では、
このような捩りトルクの内部保留が生じた場合、あるい
は生じる可能性のある場合には、以下のように制御し捩
りトルクの内部保留を抑制もしくは防止する。
【0031】図5はその制御ルーチンの一例を示すフロ
ーチャートであって、入力信号の処理(ステップ1)を
行った後に、後進段で副変速部30が高速段に設定され
ているか否か(Rev:O/D?)を判断する(ステッ
プ2)。前述したように捩りトルクが内部保留される第
1の条件は、副変速部30のブレーキB0 が係合してい
て副変速部30が高速段になっていることであり、その
ためのステップ2で否定判断されれば、特に制御を行う
ことなくリターンする。
【0032】ステップ2で肯定判断された場合には、捩
りトルクが内部保留されているか(溜まっているか)否
かを判断する(ステップ3)。この判断は、例えば車速
が“0”(出力軸42の回転が阻止されている)の状態
でスロットル開度θが所定値以上であること、もしくは
その状態が所定時間以上継続したことによって判断する
ことができる。ステップ3で否定判断された場合には、
解放するべき捩りトルクの内部保留がないのであるか
ら、特に制御を行うことなくリターンし、また反対に肯
定判断された場合には、アイドルオン状態か否かを判断
する(ステップ4)。動力伝達系に更に捩りトルクを与
えている状態でその解放制御を行うことは不可能である
ことに加え、内部トルクの解放制御に伴う摩擦係合装置
の過剰な滑りに起因する耐久性の低下を防止するためで
ある。したがってエンジン10の出力が低ければよいの
であるから、アイドルオンであるか否かの判断に替え
て、スロットル開度が所定の基準開度以下か否かの判断
としてもよい。
【0033】ステップ4で否定判断されれば、特に制御
を行うことなくリターンし、また肯定判断された場合に
は、ブレーキオン(ブレーキ操作されている)か否かを
判断する(ステップ5)。ブレーキ操作されていずに出
力軸42が回転可能であれば、動力伝達系の負荷された
捩りトルクは、出力軸42の回転として解放することが
できるから、ブレーキオフであれば(ブレーキ操作され
ていなければ)、特に制御を行うことなくリターンす
る。また反対にブレーキオンであれば、エンジントルク
低減制御を実行する(ステップ6)。
【0034】これは、内部保留された捩りトルクを解放
制御している間は、自動変速機14に入力されるトルク
を低トルクに維持するための制御であり、具体的には、
電子スロットル弁である前記第1スロットル弁56の開
度を低開度に維持し、あるいは点火時期の遅角制御を実
行してエンジントルクを低下させる。この状態で内部ト
ルクの解放制御を実行する(ステップ7)。
【0035】この内部トルクとは、出力軸42の回転を
止めた状態で入力軸20に与えるトルクを増大させるこ
とにより、入力軸20から出力軸42に至る動力伝達系
の捩りとして内部保留されたトルクである。またその解
放とは、出力軸42を固定したまま捩りトルクが出力軸
42にかからないように、内部保留された捩りを解消す
る制御である。したがって上述した自動変速機14にお
ける内部保留された捩りトルクは、副変速部30を高速
段にして設定した後進段(Rレンジ第2速)で、ブレー
キ操作したまま入力トルクを増大させることによって捩
りが生じ、その状態で動力伝達に関与している回転要素
の相対回転が阻止されていることにより生じたものであ
る。
【0036】そこで上記のステップ7では、内部トルク
の解放制御として捩りトルクを保持した状態で相対回転
が阻止されている回転要素の相対回転を許容する制御を
実行する。具体的には、副変速部30を低速段(Rレン
ジ第1速)に切り換える。すなわちブレーキB0 を解放
するとともに、クラッチC0 を係合させる。前述したよ
うにブレーキB0 および一方向クラッチF0 が係合して
副変速部30の全体が逆回転方向に対し固定されて捩り
トルクが内部保留されているのであるから、ブレーキB
0 を解放するとともに、クラッチC0 を係合させて副変
速部30の全体を正逆いずれの方向にも一体回転可能な
状態にすれば、副変速部30および入力軸20が、内部
に保留されていた捩りトルクによって逆回転させられ
る。エンジン10との間にトルクコンバータ12が介在
しているからである。したがって動力伝達系での捩りが
解消されて捩りトルクが解放される。
【0037】またこれに替わる解放制御として主変速部
32において後進状態を設定している第2クラッチC2
および/または第4ブレーキB4 の係合圧を低下させて
滑りを生じさせる。このような制御を行えば、入力軸2
0と出力軸42との間に生じている捩りが、これらの摩
擦係合装置によって連結されている回転要素の間の相対
回転によって解消される。なお、これらの摩擦係合装置
の係合圧を低下させる制御は、それらの摩擦係合装置の
係合圧を個別に低下させてもよいが、ライン圧を低下さ
せることにより一律に低下させることとしてもよい。な
お、ライン圧を低下させれば、副変速部30におけるブ
レーキB0 の係合圧も同時に低下するが、負荷されてい
るトルクの大きい摩擦係合装置において、先ず、滑りが
生じ、捩りが解消されるので、必ずしも全ての摩擦係合
装置で滑りが生じるものではない。
【0038】上述のようにして内部トルクの解放制御を
行った後に復帰制御を行い(ステップ8)、その制御の
終了をもってこのルーチンを終了する。なお、この復帰
制御は、例えば後進段を設定するための摩擦係合装置の
係合・解放の組み合わせ(動作パターン)を変更した場
合には、元の動作パターンに戻し、またライン圧を低下
させた場合には、元の圧力に戻すなど、内部トルクの解
放のために一時的に変更した状態を元の状態に戻す制御
である。
【0039】上述した例は、捩りトルクの内部保留が生
じたことによってその内部トルクの解放制御を実行する
例であるが、この発明では、捩りトルクの内部保留(蓄
積)を事前に防止することとしてもよい。その一例とし
て、後進段用の変速マップを用意し、後進段設定時の車
速やスロットル開度などの走行状態に応じて副変速部を
高低のいずれかに制御する。図6はその制御に使用する
後進段用マップの一例を示しており、所定の車速V0 以
下の領域に副変速部30を低速段(直結段)に設定する
領域を設定してある。
【0040】したがって図6に示す変速マップによれ
ば、後進走行するべくRレンジを選択した場合には、通
常、車速が極めて低く、実質上ほぼ停止しているから、
副変速部30は低速段に設定され、前記ブレーキB0 が
解放される。そのためこの状態でアクセルペダル50を
踏み込んでエンジントルクを増大させても、自動変速機
14の入力トルクの低下に伴ってその内部の捩れが次第
に解消される。すなわち内部トルクが溜まることがな
い。
【0041】なお、アクセルペダル50を踏み込んでス
ロットル開度θを増大させるのは、通常、走行を開始す
るためであるから、図6に示す変速マップを採用した場
合、スロットル開度の増大と併せて車速が増大すれば、
副変速部30が高速段に切り替わるので、主変速部32
に入力されるトルクが低下し、したがって主変速部32
における第4ブレーキB4 などの後進状態を設定してい
る摩擦係合装置に過大なトルクがかかることが抑制され
る。
【0042】図7は他の後進段用の変速マップを示して
いる。この変速マップでは、副変速部30を低速段(直
結段)に設定する領域が、車速Vが“0”の状態から所
定のスロットル開度θ0 以上の領域に車速Vの増大の方
向に広がって設定されている。したがってこの図7に示
す変速マップを採用した場合には、出力軸42の回転し
ない車速Vが“0”の状態でも、エンジン出力が低出力
の場合には、副変速部30は高速段に設定されたままと
なる。そのため後進走行を開始しても走行途中で変速が
生じることがなく、また停止時にエンジン出力が低出力
であれば、内部トルクが捩れの形で内部保留(蓄積)さ
れることがない。これに対して停車状態でエンジン出力
が増大した場合、すなわちスロットル開度θが増大すれ
ば、副変速部30が低速段に設定されてその全体が逆回
転可能な状態になるので、捩りトルクが内部保留される
ことはない。
【0043】図8は更に他の後進段用の変速マップを示
している。この変速マップは、アイドルオン(アイドリ
ング状態)であって所定車速α以下の車速の状態では、
副変速部30を直結状態(低速段)に設定し、またアイ
ドルオフの状態では、副変速部30をオーバードライブ
状態(高速段)に設定するように構成したものである。
なお、その所定車速αは、エンジン出力の変化するエア
コンのオン・オフの状態で変化させることとしてもよ
い。
【0044】すなわちRレンジからNレンジあるいはP
レンジなどにシフトするなど、出力軸42の回転を止め
る状態にする場合には、スロットルを戻すとともにブレ
ーキ操作するのが通常であり、その場合には、スロット
ル開度はアイドルオン状態となる。したがって図8に示
す変速マップに従えば、アイドルオン付近で副変速部3
0が直結状態となってその全体が一体となって回転でき
るので、動力伝達系の捩じりトルクは、副変速部30の
回転によって解放され、内部に保留されることはない。
【0045】また図8に示す変速マップに従えば、Rレ
ンジでスロットル開度が増大した場合、副変速部30が
高速段に設定され、その変速比が低下するので、主変速
部32に入力されるトルクが低下し、後進段を設定する
ために係合している第4ブレーキB4 などに対して過大
なトルクがかかることが防止される。さらに図8に示す
変速マップでは、副変速部30を高速段に切り換えるア
ップシフト線を所定のスロットル開度の位置にスロット
ル開度方向に沿って設定してあるから、後進段で走行中
に車速が増大しても変速が生じない。これに対してスロ
ットル開度が増大するとアップシフトが生じるが、アッ
プシフトによるトルクの減少とスロットル開度の増大に
よるトルクの増大とが相殺されてトルクの変動が抑制さ
れる。
【0046】なお、上記の例では、図1に示すギヤトレ
インを備えた自動変速機を対象とする制御装置を例にし
たので、後進段で副変速部を高速段に設定した状態での
捩りトルクの内部保留とその解放制御について説明した
が、この発明は、図1に示すギヤトレイン以外のギヤト
レインを備えた自動変速機を対象とすることもでき、し
たがって内部トルクの溜まる変速段は後進段に限らない
のであり、またその解放制御も副変速部の変速制御もし
くは主変速部での摩擦係合装置の滑り制御以外の制御を
採用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
る制御装置によれば、捩りトルクが動力伝達系に内部保
留された場合には、捩りトルクを内部保留するべく係合
している摩擦係合装置を解放し、あるいは滑らせるな
ど、その係合状態を変更してねしりトルクを解放するか
ら、内部保留されたトルクが発進時に出力軸に現れてシ
ョックが悪化したり、あるいは動力伝達系での捩りの頻
度の増大によってその耐久性が低下したりするなどの不
都合を未然に防止することができる。
【0048】また請求項2に記載した発明にかかる制御
装置では、出力軸が回転していない場合には、入力トル
クの低下に伴って入力軸から出力軸に至る動力伝達系で
の捩りが解消され、あるいは入力軸が逆回転するなど、
動力伝達系に捩りが残留しないので、捩りトルクの内部
保留の発生を未然に防止することができる。
【0049】さらに請求項3に記載した発明にかかる制
御装置では、出力軸が回転せず、しかも入力トルクが所
定値以上であれば、動力伝達系に捩れが生じてトルクが
捩れの形で溜まる可能性があるので、この場合は、摩擦
係合装置の係合・解放の組み合わせが捩りトルクを内部
保留しない組み合わせに設定されるので、入力トルクの
低下に伴って捩りが減少するなど、捩りが内部に保留さ
れることを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明で対象とする自動変速機におけるギヤ
トレインの一例を示すスケルトン図である。
【図2】その自動変速機で各変速段を設定するための摩
擦係合装置の係合・解放の組み合わせである係合作動表
を示す図表である。
【図3】この発明の一例の制御系統を模式的に示すブロ
ック図である。
【図4】シフト装置における各レンジ位置の配列を示す
図である。
【図5】この発明の制御装置で実行される制御ルーチン
の一例を示すフローチャートである。
【図6】この発明で使用する後進段用変速マップの一例
を示す図である。
【図7】この発明で使用する後進段用変速マップの他の
例を示す図である。
【図8】この発明で使用する後進段用変速マップの更に
他の例を示す図である。
【符号の説明】
10 エンジン 14 自動変速機 20 入力軸 30 副変速部 32 主変速部 42 出力軸 78 変速用電子制御装置 84 油圧制御装置 C2 第2クラッチ B0 ブレーキ B4 第4ブレーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 59:44 59:54 63:12 (72)発明者 大石 俊弥 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸から出力軸に至る動力伝達系にお
    ける変速比を、複数の摩擦係合装置の係合・解放の組み
    合わせによって変更し、かつ出力軸が回転しない状態で
    前記動力伝達系に捩りトルクが内部保留される前記摩擦
    係合装置の係合・解放の組み合わせを備えた自動変速機
    の制御装置において、 前記動力伝達系に捩りトルクが内部保留されたことが検
    出された場合に、いずれかの摩擦係合装置の係合状態を
    変えることにより、内部保留された捩りトルクを解放す
    るように構成したことを特徴とする自動変速機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 入力軸から出力軸に至る動力伝達系にお
    ける変速比を、複数の摩擦係合装置の係合・解放の組み
    合わせによって変更し、かつ出力軸が回転しない状態で
    前記動力伝達系に捩りトルクが内部保留される前記摩擦
    係合装置の係合・解放の組み合わせを備えた自動変速機
    の制御装置において、 前記出力軸が回転していない場合には、前記摩擦係合装
    置の係合・解放の組み合わせを、前記動力伝達系に捩り
    トルクが内部保留されない組み合わせにすることを特徴
    とする自動変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 入力軸から出力軸に至る動力伝達系にお
    ける変速比を、複数の摩擦係合装置の係合・解放の組み
    合わせによって変更し、かつ出力軸が回転しない状態で
    前記動力伝達系に捩りトルクが内部保留される前記摩擦
    係合装置の係合・解放の組み合わせを備えた自動変速機
    の制御装置において、 前記出力軸が回転せずかつ動力伝達系への入力トルクが
    所定値以上の場合に、前記摩擦係合装置の係合・解放の
    組み合わせを、前記動力伝達系に捩りトルクが内部保留
    されない組み合わせにすることを特徴とする自動変速機
    の制御装置。
JP21962395A 1995-08-04 1995-08-04 自動変速機の制御装置 Expired - Fee Related JP3119132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21962395A JP3119132B2 (ja) 1995-08-04 1995-08-04 自動変速機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21962395A JP3119132B2 (ja) 1995-08-04 1995-08-04 自動変速機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0949565A true JPH0949565A (ja) 1997-02-18
JP3119132B2 JP3119132B2 (ja) 2000-12-18

Family

ID=16738436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21962395A Expired - Fee Related JP3119132B2 (ja) 1995-08-04 1995-08-04 自動変速機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3119132B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064154A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064154A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
US7632210B2 (en) 2006-09-05 2009-12-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device and method for controlling an automatic transmission

Also Published As

Publication number Publication date
JP3119132B2 (ja) 2000-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7029413B2 (en) Neutral control for vehicular automatic transmission
JP4240058B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JPH09256883A (ja) エンジンおよび自動変速機の一体制御装置
JP4690278B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP2008128312A (ja) 自動変速機の制御装置
JPH09324663A (ja) エンジンおよび自動変速機の一体制御装置
JPH08291858A (ja) 自動変速機の制御装置
JP3395548B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3218257B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3738677B2 (ja) 車両用自動変速機の入力トルク切換制御装置
JP3493960B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPH0949565A (ja) 自動変速機の制御装置
JP4797573B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JP3433617B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JP3246286B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP3191666B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3873890B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPH09229181A (ja) 自動変速機の制御装置
JPH09152031A (ja) 自動変速機の制御装置
JP3341615B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JP2959929B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP4114432B2 (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
JP3412432B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JPH06346961A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH10238625A (ja) 自動変速機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081013

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081013

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees