JPH0949257A - 整流型定流量節水弁装置 - Google Patents

整流型定流量節水弁装置

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JPH0949257A
JPH0949257A JP16074796A JP16074796A JPH0949257A JP H0949257 A JPH0949257 A JP H0949257A JP 16074796 A JP16074796 A JP 16074796A JP 16074796 A JP16074796 A JP 16074796A JP H0949257 A JPH0949257 A JP H0949257A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水道栓の出口側流路に取り付けて用いる定流量
節水弁機構であって、特に、放出流体に対する整流作用
を効果的になし得る。 【解決手段】水道栓21を含む流体流路22の流体放出
端末部23に取り付けて用いる定流量節水弁機構であ
り、流体流路を放射方向に方向付けするとともに、流体
流路の流体放出端末部における流体流量を流量制限する
少なくとも一つの流体放射流出開口13、33を備えた
流量制御器2と、流量制御器の流体放射流出開口のまわ
りに、流体放射流出開口から放出される流体を流出軸方
向に規制して整流する周状壁面20を備えた流体整流器
3との組み合わせによって構成されるものであり、前記
流量制御器を、節水バルブ2Aあるいは簡易弁構成体2
Bのいずれかを選択的に適用してなる整流型定流量節水
弁装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水道栓のような
流量調節開閉栓を含む出口側流路中に取り付けて用いる
節水バルブの改良にかかるものであり、特に、放出流体
流量を予め無段階的に調節設定しておき、それによって
使用環境に応じた節水を可能になすとともに、放出流体
に対する整流作用を効果的になし得る整流型定流量節水
弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、水道システムは、その各
端末流路に水道栓を取り付けておき、該水道栓の開方向
操作によって、その開き度合いに応じた水を蛇口から放
出するように構成してある。このような水道システムの
利用者は、僅かな水を利用するような場合にあっても、
往々にして水道栓を大きく開き、多量の水を無駄に放出
している。従来、このような水道システムの利用に関し
て、無駄な放出を防止する目的において、水道栓の大き
な開放による流量の増加にともなって、その流圧を利用
して放出水の量を制限しようとする節水弁が開発され、
提供されてきている。
【0003】一例になる従来の節水弁は、周壁に流体放
出開口を備えた弁本体に対し、その内部にリング状弁体
を軸方向に移動可能に収納しておき、流体圧により前記
リング状弁体を軸方向に移動させて、高流圧時に前記流
体放出開口を部分的に閉じて放出水量を制限するような
構成のものとして提供されている。この例になる節水弁
は、流体圧によって前記リング状弁体を軸方向に浮き上
がらせて流体放出開口を部分的に閉じようとするもので
あって、その点において放出水量を安定した状態に維持
することができないという欠点を有していた。
【0004】さらに、別の例になる従来の節水弁は、同
一出願人によって開発された実開平3−41283号公
報に開示の流量調節開閉栓用節水弁が知られている。こ
の実開平3−41283号公報に開示の流量調節開閉栓
用節水弁は、水道栓が閉じられている時には、球状弁体
は、弁体付勢手段によってストッパ部材に当接していて
流体流路を遮断しており、水道栓が徐々に開かれ、入口
側の流量がW1 である時には、球状弁体は、弁体付勢手
段の付勢力に抗して軸方向に移動し、ストッパ部材から
離れ、円錐状弁座面との間に流路を保つ中間位置にあっ
て、円錐状弁座面との間の流路を介して流量w1 の流体
を流体出口開口から放出し、入口側の流量がW2 に増量
すると、その流体圧によって前記球状弁体は、弁体付勢
手段の付勢力に抗して円錐状弁座面に当接して流体出口
開口を閉じてしまい、流体の放出を遮断してしまうもの
である。即ち、この実開平3−41283号公報に開示
のものは、入口側の流量がW2 に達した段階で、流体の
流出を遮断するように構成されているものであり、その
点において、一面における不便さを有している。
【0005】さらにまた、別の例になる従来の節水弁
は、同一出願人によって開発された実開平5−1974
3号公報に開示の流量調節節水弁が知られている。この
実開平5−19743号公報に開示の流量調節節水弁
は、水道栓が閉じられている時には、球状弁体は、弁体
付勢手段によってストッパ部材に当接していて流体流路
を遮断しており、水道栓が徐々に開かれ、入口側の流量
がW1 である時には、球状弁体は、弁体付勢手段の付勢
力に抗して軸方向に移動し、ストッパ部材から離れ、円
錐状弁座面との間に流路を保つ中間位置にあって、円錐
状弁座面との間の流路を介して流量w1 の流体を流体出
口開口及び流体放射流出開口から放出し、入口側の流量
がW2 に増量すると、その流体圧によって前記球状弁体
は、弁体付勢手段の付勢力に抗して円錐状弁座面に当接
して流体出口開口を閉じ、流体放射流出開口から流体を
放出する。この例になる従来の節水弁は、流体の整流性
の点において充分に機能するものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
水道栓のような流量調節開閉栓を含む出口側流路中に取
り付けて用いる節水弁の改良に関して、水道栓の開方向
操作による流量の増加による高流圧に応答して、ほぼ反
比例的に放出水量を制限するとともに、水道栓の最大開
方向操作時においても流量感のある適量の水を整流させ
た状態で放出し得るように構成した、安定性並びに確実
性の高い整流型定流量節水弁装置を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する目
的を達成するにあたって、基本的には、流体流路中に流
量調節開閉栓を備え、前記流量調節開閉栓の開閉操作に
よって流体放出流量を調節設定するようになした流体放
出機構にあって、前記流体流路における流体放出端末部
に取り付けて用いる整流型定流量節水弁装置であり、前
記流体流路における流体放出端末部に取り付けて、流体
流路を放射方向に方向付けするとともに、前記流体流路
の流体放出端末部における流体流量を制限する少なくと
も一つの流体放射流出開口を備えた流量制御器と、前記
流量制御器における前記流体放射流出開口側のまわりに
組み合わせて、前記流量制御器における前記流体放射流
出開口のまわりに、前記流体放射流出開口から放出され
る流体を流出軸方向に規制する周状壁面を備えた流体整
流器との組み合わせでなる整流型定流量節水弁装置を構
成するものである。
【0008】さらに、この発明は、より具体的には、流
体流路中に流量調節開閉栓を備え、前記流量調節開閉栓
の開閉操作によって流体放出流量を調節設定するように
なした流体放出機構にあって、前記流体流路における流
体放出端末部に取り付けて用いる整流型定流量節水弁装
置であり、前記流体流路における流体放出端末部に取り
付けて、流体流路を放射方向に方向付けするとともに、
前記流体流路の流体放出端末部における流体流量を制限
する少なくとも一つの流体放射流出開口を備えた流量制
御器と、前記流量制御器における前記流体放射流出開口
側のまわりに組み合わせて、前記流量制御器における前
記流体放射流出開口のまわりに、前記流体放射流出開口
から放出される流体を流出軸方向に規制する周状壁面を
備えた流体整流器との組み合わせでなり、前記流量制御
器が、軸方向の一端側に取り付けフランジおよび流体入
口開口を備え、軸方向の他端側に基準端を備えた筒状体
でなり、前記流体入口開口と前記基準端との間に内径r
1 の筒状部を有し、前記筒状部の周壁にあって、前記基
準端から距離Lの位置に所定の角度間隔をおいて軸方向
に交差してのびる複数の流体放射流出開口を備えた弁本
体と、前記弁本体の内部において、軸方向に移動可能に
収容してある外径R(ただし、R≒r1 )の球状弁体
と、前記弁本体の基準端側にあって、前記球状弁体を支
持する支持面を有し、前記球状弁体を前記基準端から距
離L1 乃至距離Ln (ただし、L1 >L≧Ln )の範囲
で軸方向に無段階的に移動調節可能に支持する球状弁体
支持手段とを備えた節水バルブからなり、前記流体整流
器が、筒体でなり、軸方向一端に前記流体流路における
流体放出端末部に連結する連結部を備え、内部に前記節
水バルブを収納して固定支持するバルブ収納部を備え、
軸方向他端に前記節水バルブの流体放射流出開口から放
出される流体を流出軸方向に規制する周状壁面部を備え
てなる整流型定流量節水弁装置を構成するものである。
【0009】さらにまた、この発明は、より具体的に
は、流体流路中に流量調節開閉栓を備え、前記流量調節
開閉栓の開閉操作によって流体放出流量を調節設定する
ようになした流体放出機構にあって、前記流体流路にお
ける流体放出端末部に取り付けて用いる整流型定流量節
水弁装置であり、前記流体流路における流体放出端末部
に取り付けて、流体流路を放射方向に方向付けするとと
もに、前記流体流路の流体放出端末部における流体流量
を制限する少なくとも一つの流体放射流出開口を備えた
流量制御器と、前記流量制御器における前記流体放射流
出開口側のまわりに組み合わせて、前記流量制御器にお
ける前記流体放射流出開口のまわりに、前記流体放射流
出開口から放出される流体を流出軸方向に規制する周状
壁面を備えた流体整流器との組み合わせでなり、前記流
量制御器が、軸方向の一端側に取り付けフランジおよび
流体入口開口を備え、軸方向の他端側に所定の角度間隔
をおいて軸方向に交差してのびる複数の流体放射流出開
口を備えた簡易弁構成体からなり、前記流体整流器が、
筒体でなり、軸方向一端に前記流体流路における流体放
出端末部に連結する連結部を備え、内部に前記節水バル
ブを収納して固定支持するバルブ収納部を備え、軸方向
他端に前記節水バルブの流体放射流出開口から放出され
る流体を流出軸方向に規制する周状壁面部を備えてなる
整流型定流量節水弁装置を構成するものでもある。
【0010】
【作用】上記するように構成されるこの発明になる整流
型定流量節水弁装置は、次のように作用する。流量調節
開閉栓を備えた流体流路中の流体放出端末部に当該整流
型定流量節水弁装置を装着すると、流量調節開閉栓の最
大開放操作時において、流体は、弁本体の筒状部周壁に
設けてある複数の流体放射流出開口から流出し、その
際、弁本体の流体入口開口からの流水は球状弁体の周り
に沿って巻き込まれるようにして該流体放射流出開口か
ら下向きの放射流として放射され、流体整流器における
周状壁面部によって規制整流され、安定した流束をもっ
て且つ確実に流出される。
【0011】
【実施例の説明】以下、この発明になる整流型定流量節
水弁装置について、図面に示す具体的な実施例にもとづ
いて詳細に説明する。図1は、この発明になる整流型定
流量節水弁装置の具体的な実施例を示すものであり、図
1Aは、流量調節開閉栓を備えた流体流路中の流体放出
端末部に当該整流型定流量節水弁装置を装着した状態を
示す概略的な斜視図であり、図1Bは、当該整流型定流
量節水弁装置において流量制御器として節水バルブを適
用したこの発明の第1の構成例を示すものであって、こ
れを分離した状態で示す概略的な側断面図であり、図1
Cは、当該整流型定流量節水弁装置において流量制御器
について別の構成例を示すものであって、これを分離し
た状態で示す概略的な側断面図である。
【0012】一方、図2Aおよび図2Bは、適用する節
水バルブの性能に応じて、これに対応するように整流機
能を異ならしめる流体整流器の組み合わせ例を示す概略
的な側断面図である。また、図3A、図3Bおよび図3
Cは、この発明になる整流型定流量節水弁装置の作動態
様例を示す概略的な側断面図である。一方また、図4〜
図8は、この発明になる整流型定流量節水弁装置にあっ
て、図1Cに示す流量制御器について別の構成例の幾つ
かの異なる実施例を示すものである。
【0013】この発明になる整流型定流量節水弁装置1
は、基本的構成において、流量制御器2と、流体整流器
3との組み合わせによって構成されている。この発明に
なる整流型定流量節水弁装置1は、図1Aに示すよう
に、流量調節開閉栓21を備え流体流路中において、例
えば、前記流量調節開閉栓21の流体流出側に配した自
在水栓用パイプ部22の流体放出端末部23に取り付け
て用いる。前記流量制御器2は、流体流路を放射方向に
方向付けするとともに、前記流体流路における流体放出
端末部23における流体流量を制限する少なくとも一つ
の流体放射流出開口13を備えたものからなっている。
一方、前記流体整流器3は、前記流量制御器2における
前記流体放射流出開口13側のまわりに組み合わせて、
前記流量制御器2における前記流体放射流出開口13の
まわりに、前記流体放射流出開口13から放出される流
体を流出軸方向に規制する周状壁面20を備えたものか
らなっている。
【0014】この発明になる整流型定流量節水弁装置1
における前記流量制御器2は、図1A並びに図2及び図
3に示すような節水バルブ2Aと、図1B並びに図4〜
図8に示すような簡易弁構成体2Bとを含むものからな
っている。図1A並びに図2及び図3に示す実施例にな
る節水バルブ2Aは、弁本体4と、前記弁本体4内にお
いて軸方向に移動可能に収容してある球状弁体5と、前
記球状弁体5を弁本体4内において軸方向に無段階的に
移動調節可能に支持する例えばコイルスプリングでなる
球状弁体支持手段6とを備えたものからなっている。図
に示す実施例において、前記弁本体4の上端開口側に
は、前記球状弁体5の軸方向の移動を制限する上部スト
ッパ部材7が設けてある。
【0015】前記上部ストッパ部材7は、前記弁本体4
内に前記球状弁体5を収容した後に前記弁本体4の軸方
向の一端側4a側に固着され、流体入口開口8を形成す
る。前記上部ストッパ部材7は、前記弁本体4内に収容
した球状弁体5の軸方向の移動制限するとともに、当該
節水バルブ2に対して逆方向の流体圧が加わった際、前
記球状弁体5が前記上部ストッパ部材7における弁座面
7aに当接して、前記流体入口開口8を閉じ、流体の逆
流を防止する。
【0016】前記弁本体4は、軸方向の一端側4aに上
部ストッパ部材7による流体入口開口8を備え、軸方向
の他端側4bに流体出口開口9を備えた基準端10を形
成する筒状体でなり、前記流体入口開口8と前記流体出
口開口9との間に内径r1 の筒状部11を有し、前記筒
状部11の周壁12に、前記基準端10から距離Lの位
置に所定の角度間隔をおいて軸方向に交差してのびる例
えば4つの流体放射流出開口13を備えたものからなっ
ている。
【0017】一方、前記球状弁体5は、前記弁本体4の
筒状部11の内部において、軸方向に移動可能に収容さ
れているものであり、その外径Rは、前記弁本体4の筒
状部11の内径r1 に対し、筒状部11の内部におい
て、軸方向に移動可能な範囲において若干小さな径(R
≒r1 )の球体からなっている。
【0018】より詳細には、前記弁本体4は、前記流体
入口開口8に連続する内径r1 の第1の通路部分14
と、前記流体出口開口9に連続する内径r2 の第2の通
路部分15と、一端が前記内径r1 の第1の通路部分1
4に連続していて他端が前記内径r2 (ただし、r1
2 )の第2の通路部分15に連続する円錐状弁座面1
6とを有している。
【0019】特に、この発明では、前記弁本体4は、そ
の周壁部であって、前記円錐状弁座面16に交差するよ
うに放射方向にのびる複数個、例えば4つの流体放射流
出開口13を備えたものからなっている。また、この発
明では、前記弁本体4における外壁は、図面に示す通
り、前記流体放射流出開口13を設けた部分において弁
本体4の流体出口開口9に向けて先細まりになってお
り、その結果、流体放射流出開口13からの流体流出を
斜め下向き方向に付勢するものである。
【0020】一方、前記球状弁体5は、前記弁本体4に
おける第1の通路部分14の内径r1 より小さく、前記
第2の通路部分15の内径r2 より大きい外径寸法Rの
完全球体によって構成されている。具体的な実施例にお
いて、前記ストッパ部材7は、前記弁本体4の軸方向の
一端側4aにねじ込みにより取り付けられるものであっ
て、軸方向に貫通する流体入口開口8を有し、一端側に
球状弁体止め部7aを備え、他端側に取り付けフランジ
17を備えたものからなっている。
【0021】次いで、この発明になる整流型定流量節水
弁装置1における流量制御器2の他の構成例にあって、
図1B並びに図4〜図8に示す簡易弁構成体2Bの具体
的な構成について、図4〜図8に示す異なる実施例に基
づいて説明する。この簡易弁構成体2Bは、基本的に
は、軸方向の一端側に取り付けフランジ31および流体
入口開口32を備え、軸方向の他端側に所定の角度間隔
をおいて軸方向に交差してのびる複数の流体放射流出開
口33を備えたものからなっている。
【0022】図4に示す第1の実施例になる簡易弁構成
体2B-1は、流体入口開口32の開口端側に内テーパー
周面34を有しており、流体入口開口32の底部32a
において120°の角度間隔をおいて軸方向に交差して
のびる三つの流体放射流出開口33を備えている。前記
第1の実施例になる簡易弁構成体2B-1は、軸方向の他
端側において外テーパー周面35を有しており、前記三
つの流体放射流出開口33は、前記外テーパー周面35
の位置において開口している。
【0023】図5に示す第2の実施例になる簡易弁構成
体2B-2は、流体入口開口32の開口端側に内テーパー
周面34を有しており、流体入口開口32の底部32a
において120°の角度間隔をおいて軸方向に交差して
のびる三つの流体放射流出開口33を備えたものからな
っている。
【0024】図6に示す第3の実施例になる簡易弁構成
体2B-3は、流体入口開口32の変形例を示すものであ
る。この例において、前記流体入口開口32は、簡易弁
構成体2B-3における軸方向の一端側頂面に90°の角
度間隔をおいて設けられている。前記流体入口開口32
は、軸方向の一端側頂面から軸方向の他端側外周面に向
けて外方向に傾斜してのびる四つの貫通孔によって形成
され、軸方向の他端側外周面に四つの流体放射流出開口
33を形成する。
【0025】図7に示す第4の実施例になる簡易弁構成
体2B-4は、流体入口開口32の底部32aにおいて9
0°の角度間隔をおいて軸方向に交差し、前記流体入口
開口32に対して略直角にのびる四つの流体放射流出開
口33を備えたものからなっている。
【0026】図8に示す第5の実施例になる簡易弁構成
体2B-5は、流体入口開口32の開口端側に内テーパー
周面34を有しており、流体入口開口32の底部32a
において180°の角度間隔をおいて軸方向に交差して
のび、当該簡易弁構成体の軸方向他端側の端面36に三
つの流体放射流出開口33を備えたものからなってい
る。
【0027】一方、この発明になる整流型定流量節水弁
装置1における流体整流器3は、筒体でなっており、軸
方向一端に前記流体流路における流体放出端末部23の
ネジ部24に連結する連結ネジ部18を備え、内部に前
記流量制御器2を収納して固定支持する弁収納部19を
備え、軸方向他端に前記流量制御器2の流体放射流出開
口13から放出される流体を流出軸方向に規制する周状
壁面部20を備えてたものからなっている。
【0028】前記流体整流器3における前記周状壁面部
20は、図2Aおよび図2Bに示すように、適用する流
量制御器2の性能に応じて予め設計される。すなわち、
その設計例は、例えば、流量制御器を使用しない通常時
において水圧4Kg最大排出量20リットル/分の流体
放出機構にあって、1分当たり3〜5リットルの流体を
放出する流量制御器を使用する場合にあっては、図2A
に示すもののように、前記周状壁面部20の内径r
3 は、直径約14mmであるのに対し、1分当たり12
〜16リットルの流体を放出する節水バルブを使用する
場合にあっては、図2Bに示すもののように、前記周状
壁面部20の内径r3 は、直径約14mmの部分20a
と、軸方向中間部において段差をなす直径約13mmの
減径部分20bとによって形成される。
【0029】前記流体整流器3の上記する実施例におい
て、前記周状壁面部20、特に、周状壁面部20aの構
成のものにあっては、流量制御器2における流体放射流
出開口33から放出される流体を乱反射させて整流させ
る目的において、凹凸状の面によって、より好ましく
は、図1Cに示すもののようにネジ切り面として形成さ
れるものである。
【0030】以上の構成になるこの発明の整流型定流量
節水弁装置1は、流量調節開閉栓21が閉じられている
場合には、前記球状弁体5は、スプリング部材6に押圧
付勢されて、前記ストッパ部材7における球状弁体止め
部7aに当接する位置をとり、流体流路を遮断する。次
いで、流量調節開閉栓21を徐々に開いていき、入口側
の流量がW1 になると、球状弁体5は、スプリング部材
6の付勢力に抗して軸方向に移動する。この場合、節水
バルブ2Aの入口開口側にもたらされた流体の量W1
ほぼ等しい量w1 の水を流体出口開口9及び流体放射流
出開口13から放出する。節水バルブ2Aにおける入口
側の流量W1 が増量すると、その流体圧に反比例して節
水バルブ2Aの流体出口開口9及び流体放射流出開口1
3が徐々に絞られ、放出水の節水が図られる。
【0031】しかしながら、この発明では、上記するよ
うに節水が図られても、弁本体4の周壁に流体放射流出
開口13を設け、該流体放射流出開口13を介して放水
するように構成した点において、放水を散乱させること
ができ、あたかも多量の放水がなされている状態を得
る。さらに、流量調節開閉栓21を開いていき、流量が
最大流量W2 に近づくと、その流体圧によって前記球状
弁体5は、スプリング部材6の付勢力に抗して円錐弁座
面16に係合するまで軸方向に移動し、円錐弁座面16
に当接する位置をとる。この場合、円錐弁座面16に対
する球状弁体5の係合状態時に流体出口開口9を閉じ
る。
【0032】この発明では、弁本体4の周壁12であっ
て、円錐状弁座面16に交差して放射方向にのびる複数
の流体放射流出開口13が設けてある。この流体放射流
出開口13は、上記円錐弁座面16に対する球状弁体5
の係合状態時に、球状弁体5により閉じられることのな
い位置に設定されており、上記円錐弁座面16に対する
球状弁体5の係合状態時に、前記流体放射流出開口13
を介して適量w2 の流体を流出するようになっている。
【0033】さらに、この発明では、当該節水バルブ2
Aあるいは簡易弁構成体2Bに対して流体整流器3を組
み合わせたことにより、節水バルブ2Aあるいは簡易弁
構成体2Bにおける流体放射流出開口13から放出され
る流体を当該流体整流器3における周状壁面部20によ
って効果的に整流して放出することができる。前記流体
整流器3のバルブ収納部19内に節水バルブ2Aあるい
は簡易弁構成体2Bを同軸的に収納し、節水バルブ2A
あるいは簡易弁構成体2Bの取り付けフランジ17上に
パッキングPを配置して、前記流体整流器3における連
結ネジ部18を前記流体流路22における流体放出端末
部23のネジ部24にネジ合わせて連結する。流体放出
端末部23に対する流体整流器3の連結構造は、図に示
す実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、流体
放出端末部23のネジ部24を雌ネジとし、流体整流器
3における連結ネジ部18を雄ネジとする構成のもので
あってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の構成になるこの発明の整流型定流
量節水弁装置は、既設の水道栓における出口側流路に対
して、ほとんど設計変更することなくそのまま適用する
ことができ、その適用にあたっての取り付け作業並びに
取り外し作業が極めて簡単である点、さらには、その取
り付けに特殊な技術を要しない点、加えて、水道栓の最
大開放時においても適量の放水を効果的に整流した状態
で安定的にかつ確実に確保し、過剰で不必要な放水を防
止し得る点などにおいて極めて実効性の高いものである
といえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明になる整流型定流量節水弁装
置の具体的な実施例を示すものであり、図1Aは、流量
調節開閉栓を備えた流体流路中の流体放出端末部に当該
整流型定流量節水弁装置を装着した状態を示す概略的な
斜視図であり、図1Bは、当該整流型定流量節水弁装置
において流量制御器として節水バルブを適用したこの発
明の第1の構成例を示すものであって、これを分離した
状態で示す概略的な側断面図であり、図1Cは、当該整
流型定流量節水弁装置において流量制御器について別の
構成例を示すものであって、これを分離した状態で示す
概略的な側断面図である。
【図2】図2は、この発明になる整流型定流量節水弁装
置の異なる実施例を示すものであって、図2Aおよび図
2Bは、適用する節水バルブの性能に応じて、これに対
応するように整流機能を異ならしめる流体整流器の組み
合わせ例を示す概略的な側断面図である。
【図3】図3は、この発明になる整流型定流量節水弁装
置の作動態様例を示すものであって、図3Aは、流量調
節開閉栓21が閉じられている場合にあって、流体によ
る作用がない状態を示す概略的な側断面図であり、図3
Bは、流量調節開閉栓21を徐々に開いていき、入口側
の流量がW1 である場合にあって、流体による作用を受
けている状態を示す概略的な側断面図であり、図3C
は、流量調節開閉栓21をさらに開いていき、流量が最
大流量W2 である場合にあって、流体による作用を受け
ている状態を示す概略的な側断面図である。
【図4】図4は、この発明になる整流型定流量節水弁装
置にあって、流量制御器について簡易弁構成体の第1の
実施例を示すものであり、図4Aは、その概略的な平面
図、図4Bは、半部を断面にして示す概略的な半部断面
側面図、図4Cは、概略的な底面図である。
【図5】図5は、この発明になる整流型定流量節水弁装
置にあって、流量制御器について簡易弁構成体の第2の
実施例を示すものであり、図5Aは、その概略的な平面
図、図5Bは、半部を断面にして示す概略的な半部断面
側面図である。
【図6】図6は、この発明になる整流型定流量節水弁装
置にあって、流量制御器について簡易弁構成体の第3の
実施例を示すものであり、図6Aは、その概略的な平面
図、図6Bは、半部を断面にして示す概略的な半部断面
側面図である。
【図7】図7は、この発明になる整流型定流量節水弁装
置にあって、流量制御器について簡易弁構成体の第4の
実施例を示すものであり、図7Aは、その概略的な平面
図、図7Bは、半部を断面にして示す概略的な半部断面
側面図である。
【図8】図8は、この発明になる整流型定流量節水弁装
置にあって、流量制御器について簡易弁構成体の第5の
実施例を示すものであり、図8Aは、その概略的な平面
図、図8Bは、半部を断面にして示す概略的な半部断面
側面図、図8Cは、概略的な底面図である。
【符号の説明】
1 整流型定流量節水弁装置 2 流量制御器 2A 節水バルブ 2B 簡易弁構成体 3 流体整流器 4 弁本体 5 球状弁体 6 球状弁体支持手段 7 上部ストッパ部材 8 流体入口開口 9 流体出口開口 10 基準端 11 筒状部 12 周壁 13 流体放射流出開口 21 流量調節開閉栓 22 流体流路 23 流体放出端末部 r1 筒状部内径 R 球状弁体外径 31 取り付けフランジ 32 流体入口開口 33 流体放射流出開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16K 17/06 F16K 17/06 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体流路中に流量調節開閉栓を備え、前
    記流量調節開閉栓の開閉操作によって流体放出流量を調
    節設定するようになした流体放出機構にあって、前記流
    体流路における流体放出端末部に取り付けて用いる整流
    型定流量節水弁装置であり、 前記流体流路における流体放出端末部に取り付けて、流
    体流路を放射方向に方向付けするとともに、前記流体流
    路の流体放出端末部における流体流量を制限する少なく
    とも一つの流体放射流出開口を備えた流量制御器と、 前記流量制御器における前記流体放射流出開口側のまわ
    りに組み合わせて、前記流量制御器における前記流体放
    射流出開口のまわりに、前記流体放射流出開口から放出
    される流体を流出軸方向に規制する周状壁面を備えた流
    体整流器との組み合わせでなることを特徴とする整流型
    定流量節水弁装置。
  2. 【請求項2】 流体流路中に流量調節開閉栓を備え、前
    記流量調節開閉栓の開閉操作によって流体放出流量を調
    節設定するようになした流体放出機構にあって、前記流
    体流路における流体放出端末部に取り付けて用いる整流
    型定流量節水弁装置であり、 前記流体流路における流体放出端末部に取り付けて、流
    体流路を放射方向に方向付けするとともに、前記流体流
    路の流体放出端末部における流体流量を制限する少なく
    とも一つの流体放射流出開口を備えた流量制御器と、 前記流量制御器における前記流体放射流出開口側のまわ
    りに組み合わせて、前記流量制御器における前記流体放
    射流出開口のまわりに、前記流体放射流出開口から放出
    される流体を流出軸方向に規制する周状壁面を備えた流
    体整流器との組み合わせでなり、 前記流量制御器が、軸方向の一端側に取り付けフランジ
    および流体入口開口を備え、軸方向の他端側に基準端を
    備えた筒状体でなり、前記流体入口開口と前記基準端と
    の間に内径r1 の筒状部を有し、前記筒状部の周壁にあ
    って、前記基準端から距離Lの位置に所定の角度間隔を
    おいて軸方向に交差してのびる複数の流体放射流出開口
    を備えた弁本体と、 前記弁本体の内部において、軸方向に移動可能に収容し
    てある外径R(ただし、R≒r1 )の球状弁体と、 前記弁本体の基準端側にあって、前記球状弁体を支持す
    る支持面を有し、前記球状弁体を前記基準端から距離L
    1 乃至距離Ln (ただし、L1 >L≧Ln )の範囲で軸
    方向に無段階的に移動調節可能に支持する球状弁体支持
    手段とを備えた節水バルブからなり、 前記流体整流器が、筒体でなり、軸方向一端に前記流体
    流路における流体放出端末部に連結する連結部を備え、
    内部に前記節水バルブを収納して固定支持するバルブ収
    納部を備え、軸方向他端に前記節水バルブの流体放射流
    出開口から放出される流体を流出軸方向に規制する周状
    壁面部を備えてなることを特徴とする整流型定流量節水
    弁装置。
  3. 【請求項3】 流体流路中に流量調節開閉栓を備え、前
    記流量調節開閉栓の開閉操作によって流体放出流量を調
    節設定するようになした流体放出機構にあって、前記流
    体流路における流体放出端末部に取り付けて用いる整流
    型定流量節水弁装置であり、 前記流体流路における流体放出端末部に取り付けて、流
    体流路を放射方向に方向付けするとともに、前記流体流
    路の流体放出端末部における流体流量を制限する少なく
    とも一つの流体放射流出開口を備えた流量制御器と、 前記流量制御器における前記流体放射流出開口側のまわ
    りに組み合わせて、前記流量制御器における前記流体放
    射流出開口のまわりに、前記流体放射流出開口から放出
    される流体を流出軸方向に規制する周状壁面を備えた流
    体整流器との組み合わせでなり、 前記流量制御器が、軸方向の一端側に取り付けフランジ
    および流体入口開口を備え、軸方向の他端側に所定の角
    度間隔をおいて軸方向に交差してのびる複数の流体放射
    流出開口を備えた簡易弁構成体からなり、 前記流体整流器が、筒体でなり、軸方向一端に前記流体
    流路における流体放出端末部に連結する連結部を備え、
    内部に前記節水バルブを収納して固定支持するバルブ収
    納部を備え、軸方向他端に前記節水バルブの流体放射流
    出開口から放出される流体を流出軸方向に規制する周状
    壁面部を備えてなることを特徴とする整流型定流量節水
    弁装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002201688A (ja) * 2000-12-27 2002-07-19 Hokushin Kogyo Hanbai:Kk 流量調節用節水弁及び節水方法並びにシステム
JP2005098485A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Robert Bosch Gmbh 逆流絞り弁
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