JPH0948405A - 生理用ナプキンの個別包装体の製造方法 - Google Patents

生理用ナプキンの個別包装体の製造方法

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JPH0948405A
JPH0948405A JP7199987A JP19998795A JPH0948405A JP H0948405 A JPH0948405 A JP H0948405A JP 7199987 A JP7199987 A JP 7199987A JP 19998795 A JP19998795 A JP 19998795A JP H0948405 A JPH0948405 A JP H0948405A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の設備のみで良好な生産性を持って生理
用ナプキンの個別包装体の製造を行うことができ、更に
は材料の無駄を少なくすることができる、生理用ナプキ
ンの個別包装体の製造方法を提供すること。 【解決手段】 生理用ナプキン10とこれを個装する包
装材20とからなる生理用ナプキンの個別包装体1の製
造方法であって、包装材の連続シート20’を所定位置
で切断して包装材20を製造する包装材製造工程と、該
包装材20と生理用ナプキン10の非肌当接面12とを
当接させた後、該包装材20と該生理用ナプキン10と
を一体に且つ該生理用ナプキン10の肌当接面12側に
向けて、長手方向に対して3つ折りにする折り畳み工程
と、3つ折りにした包装材20の所定箇所をシールする
封止工程とを具備する、ことを特徴とする生理用ナプキ
ンの個別包装体1の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産性良く生理用
ナプキンの個別包装体を製造することができ、更には、
材料の無駄を省くことができる生理用ナプキンの個別包
装体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】生理用
ナプキンは、通常、該ナプキンをショーツに固定し且つ
その使用中におけるズレを防止するための粘着層を有し
ており、その保存時には、包装材により個装された個別
包装体として保存されており、使用時に該包装材を引き
剥がして生理用ナプキンを取り出すことにより使用され
る。
【0003】そして、上記個別包装体は、下記又は
の方法により製造されている。 包装材の連続シート上に、生理用ナプキンを、該生理
用ナプキンの長手方向が該連続シートの幅方向に沿うよ
うに載置した後、該連続シートを所定位置で切断して個
々の包装材に分離し、得られた包装材と該包装材上に載
置された生理用ナプキンとを、該生理用ナプキンの長手
方向に沿って、一体に3つ折りにするなどし、次いで所
定位置をシールする方法。 包装材の連続シート上に、生理用ナプキンを、その長
手方向が該連続シートの長手方向に沿うように載置した
後、該連続シートを所定位置で切断して個々の包装材に
分離し、得られた包装材と該包装材上に載置された生理
用ナプキンとを、該生理用ナプキンの長手方向に沿っ
て、一体に3つ折りにするなどし、次いで所定位置をシ
ールする方法。
【0004】しかし、上記の方法では、3つ折りに折
り畳む装置は製品の流れ方向に沿って折り畳むが、生理
用ナプキン及び包装材は、その長手方向が製品の流れ方
向と垂直方向に供給されるため、製品を90度回転させ
る回転装置等が必要になり、生産設備を増設しなければ
ならず、生産性が低下するという問題があった。また、
上記の方法では、必ず、包装材が、生理用ナプキンよ
り大きいことが要求されるため、包装材に無駄が生じる
という問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、既存の設備のみ
で良好な生産性を持って生理用ナプキンの個別包装体の
製造を行うことができ、更には材料の無駄を少なくする
ことができる、生理用ナプキンの個別包装体の製造方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、生理用ナプキ
ンとこれを個装する包装材とからなる生理用ナプキンの
個別包装体の製造方法であって、包装材の連続シートを
所定位置で切断して包装材を製造する包装材製造工程
と、該包装材と生理用ナプキンの非肌当接面とを当接さ
せた後、該包装材と該生理用ナプキンとを一体に且つ該
生理用ナプキンの肌当接面側に向けて、長手方向に対し
て3つ折りにする折り畳み工程と、3つ折りにした包装
材の所定箇所をシールする封止工程とを具備する、こと
を特徴とする生理用ナプキンの個別包装体の製造方法を
提供することにより上記目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の生
理用ナプキンの個別包装体の製造方法について説明す
る。
【0008】図1は、本発明の製造方法により製造され
る生理用ナプキンの個別包装体を示す一部破断斜視図で
ある。図2は、本発明の個別包装体に用いられる包装材
の内面を示す斜視図である。また、図3は、本発明の生
理用ナプキンの個別包装体の製造方法の要部を示す概略
工程図であり、図4は、本発明の生理用ナプキンの個別
包装体の製造方法の工業的な実施に際して用いられる製
造装置の要部を示す側面図であり、図5は、本発明の生
理用ナプキンの個別包装体の製造方法の工業的な実施に
際して用いられる製造装置の要部を示す側面図である。
【0009】先ず、図1を参照して本発明の製造方法に
より製造される生理用ナプキンの個別包装体の1形態に
ついて説明する。図1に示す個別包装体1は、生理用ナ
プキン10とこれを個装する包装材20とからなり、生
理用ナプキン10の非肌当接面12の全面に、内面の中
央部が剥離処理された包装材20を当接させ、該包装材
20が当接された該生理用ナプキン10を、該包装材2
0と一体に、該生理用ナプキン10の長手方向を前方部
13、中央部14及び後方部15に略3等分する2つの
折曲部17において、該後方部15、該前方部13の順
序で、該中央部14の肌当接面側に3つ折にし、上記包
装材20の両側縁部22及び端部23を止着している。
【0010】上記生理用ナプキン10は、肌当接面(図
示せず)が液透過性のシート材により、また、非肌当接
面12が液不透過性のシート材によりそれぞれ形成さ
れ、更に上記肌当接面と非肌当接面12との間に液保持
性の吸収体(図示せず)を有する、通常の生理用ナプキ
ンである。また、上記前方部13は、生理用ナプキンの
使用時において、使用者の前面方向に位置する部位であ
る。そして、上記生理用ナプキン10の非肌当接面12
における前方部、中央部及び後方部に帯状の粘着層16
が設けられており、該粘着層16は、その全面が包装材
20の内面に剥離自在に粘着されている。
【0011】上記粘着層16を形成する粘着剤として
は、例えば、スチレン系ブロックポリマー、粘着付与剤
及び軟化剤を主成分とし、スチレン相とゴム相との2相
ブロック構造を保持しているものが用いられる。
【0012】上記スチレン系ブロックポリマーとして
は、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック
共重合体(SEBS)、スチレン−イソプレン−スチレ
ンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン
−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エ
チレン−プロピレン−スチレン共重合体(SEPS)等
が挙げられる。これらのスチレン系ブロックッポリマー
は、スチレン部分の分子量が、好ましくは7000〜2
0000、ゴム部分の分子量が、好ましくは35000
〜70000のブロック共重合体である。
【0013】また、上記粘着付与剤としては、軟化点が
80℃以上で、分子量が400〜2000であるC5 系
石油樹脂、C9 系石油樹脂、C5 /C9 系石油樹脂、α
ピネン、βピネン又はジペンテンの共重合体であるポリ
テルペン樹脂、ロジン系樹脂、若しくはこれらの水添物
等が挙げられる。上記軟化剤としては、軟化点が10℃
以下で平均分子量が200〜700のプロセスオイル、
各種可塑剤、ポリブテン、液状樹脂等が挙げられる。
【0014】上記粘着剤としては、特に下記組成のもの
が好ましい。 スチレン系ブロックポリマー 100重量部、 粘着付与剤 150〜200重量部、 軟化剤 30〜100重量部
【0015】上記包装材20としては、図2に示すよう
に、その内面の幅方向中央部が剥離処理されており、剥
離性を有するものであれば特に制限されないが、厚さ5
〜50μmのポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチ
レン、ポリビニルアルコール、あるいは不織布や紙、及
びこれらの複合材料等の包装材料の所定位置を剥離処理
した剥離シートが好ましく挙げられる。このように、幅
方向中央が剥離処理され且つ幅方向両側縁が剥離処理さ
れていない包装材を用いることにより剥離処理によるヒ
ートシール性の低下を招くことがないため、個別包装体
のヒートシールを容易に行うことができる。
【0016】上記剥離処理は、包装材の内面における幅
方向中央に(両側縁部を残して)剥離処理剤を塗布する
か又は剥離テープを貼付する等して行うことができる。
剥離処理剤あるいは剥離テープの剥離材成分としてはシ
リコーン樹脂系、フッソ樹脂系、又はオクタデシルイソ
シアネート系等のものが好ましい。特に、上記剥離処理
としては、上記剥離材成分として、シリコーン樹脂系の
ものを用いて、塗布して加熱乾燥するか、スプレーで吹
きつけ薄い被膜を形成させる等するのが好ましい。さら
に、薄いポリオレフィンフィルムあるいはポリエステル
フィルムを剥離処理し、上記包装材料に熱あるいは超音
波等により接合したものが、適度な剛性を有しており、
開封し易く、また耐熱性に優れているため生産上有利で
ある。
【0017】次いで、図3を参照して、本発明の製造方
法の1形態を説明する。本発明の製造方法は、包装材の
連続シートを所定位置で切断して包装材を製造する包装
材製造工程と、図3に示すように、該包装材と生理用ナ
プキンの非肌当接面とを当接させた後、該包装材と該生
理用ナプキンとを一体に且つ該生理用ナプキンの肌当接
面側に向けて、長手方向に対して3つ折りにする折り畳
み工程と、3つ折りにした包装材の所定箇所をシールす
る封止工程とを行うことにより実施することができる。
【0018】更に詳述すると、上記包装材製造工程は、
包装材の上記連続シート上における該連続シートの幅方
向中央部において、両側縁部を残すように剥離剤を塗布
して剥離処理する剥離処理工程と、この剥離処理された
部分に所定のピッチで細帯状に粘着剤を塗布する粘着剤
塗布工程を含む。尚、該包装材製造工程は、更に具体的
な形態について後述するので、ここでは図面を参照して
の説明は割愛する。また、該包装材製造工程において、
上記粘着剤塗布工程及び包装材の切断は、上記折り畳み
工程に包装材を供給する直前に行うのが好ましい。即
ち、粘着剤を塗布し、切断した後、直ちに包装材と生理
用ナプキンとを当接させて該粘着剤を生理用ナプキンの
非肌当接面に移転させることが、粘着剤を保護して、製
造過程にて粘着力の低下を防止できるので、好ましい。
また、上記切断は、製造される包装材の長さが、生理用
ナプキンの長さに対して、90〜130(生理用ナプキ
ンの長さを100とした場合の値)となるようにするの
が好ましい。
【0019】また、上記折り畳み工程Bは、図3に示す
ように、包装材20の剥離処理され且つ粘着剤16’が
塗布された面を生理用ナプキン10の非肌当接面に当接
させた後、該生理用ナプキン10と包装材20とを、一
体に、図3のB’に示すように、2つの折曲部17,1
7において、生理用ナプキン10の後方部15、前方部
13の順で肌当接面が内面となるように3つ折りにする
ことにより行う。尚、B’においては、説明の便宜上表
裏を反転させて示しているが、特に反転させる必要はな
い。
【0020】また、上記封止工程Cは、上記折り畳み工
程Bにおいて3つ折りに折り畳まれた、個装体1’を、
該個装体1’における包装材の両側縁22(即ち、剥離
処理されていない部分)及び必要に応じて端縁23をシ
ールすることにより行う。該シールは、ヒートシール、
接着剤によるシールなどにより行うことができる。
【0021】本形態の製造方法によれば、折り込む形状
に応じて、包装材の長さを調節することが可能であるの
で、材料の無駄を容易に省くことができる。
【0022】次に、図4及び図5を参照して、本発明の
製造方法の工業的な実施形態について説明する。
【0023】図4に示す製造装置30は、生理用ナプキ
ンの連続体10’を所定位置で切断して個々の生理用ナ
プキン10に分離する、溶融カッター31aを具備する
カッターロール31と、該カッターロール31により分
離された各生理用ナプキン10の供給ピッチを調節す
る、ピッチ伸ばしロール32と、個装フィルム原反2
0’’から導出された包装材の連続シート20’の所定
位置(幅方向中央部)を剥離処理する剥離処理装置33
と、該連続シート20’における剥離処理された部分に
粘着剤16’を塗布する粘着剤塗布装置34と、粘着剤
16’が塗布された連続シート20’を所定位置で溶融
切断する溶融カッター35aを有する包装材カッター3
5と、切断された個々の包装材20を生理用ナプキン1
0に当接させるガイドロール36a,36bと、包装材
20が当接された生理用ナプキン10を移送する移送ベ
ルト37と、該移送ベルト37により移送された生理用
ナプキン10を包装材20と一体に2つ折りに折り込む
第1の折り込み部40と、移送ベルト37aにより移送
された2つ折りに折り込まれた生理用ナプキン10及び
包装体20を更に3つ折りに折り込む第2の折り込み部
50と、移送ベルト37b、37cにより移送された、
3つ折りにされた個装体1’の両側縁部をシールするサ
イドシール部38と、シールされた両側縁部の余分な部
分を切断し、形を整えるサイドカッターロール39とを
具備してなる。
【0024】上記製造装置30を用いて本発明の製造方
法を行うには、個装フィルム原反20’’から導出され
た包装材の連続シート20’の幅方向中央部に、上記剥
離処理装置33で連続的に剥離剤を塗布して剥離処理す
ることにより、剥離処理工程を行い、該剥離処理された
連続シート20’の所定位置に所定のピッチをもって、
上記粘着剤塗布装置34により、粘着剤16’を塗布す
ることにより、粘着剤塗布工程を行い、ついで、直ちに
上記カッターロール35で該連続シート20’の所定位
置(粘着剤が塗布されていない部分)を切断することに
より、包装材製造工程を行う。
【0025】次いで、上記切断により得られた包装材
を、直ちに、生理用ナプキンの連続体10’をカッター
ロール31により分離され、ピッチ伸ばしロール32で
供給ピッチを調整しつつ供給される生理用ナプキンと、
下記の折り畳み工程により一体に3つ折りにする。即
ち、上記包装材製造工程において製造された包装材20
をガイドロール36aにより、その内面(粘着剤が塗布
された面)を下方に向けて且つその長手方向を移送方向
として移送(以下、移送という場合の移送方向は、矢印
方向Dである)し、また、生理用ナプキン10を、ガイ
ドロール36bにより、その非肌当接面(バックシート
側の面)を上方に向けて且つその長手方向を移送方向と
して移送し、該包装材20の内面と該生理用ナプキン1
0の非肌当接面とを当接させた後、移送ベルト37で第
1の折り込み部40に移送し、該第1の折り込み部40
と上記折曲部17が当接する位置に生理用ナプキン10
が移送された時に、該第1の折り込み部40を上方(矢
印方向)に押し上げることにより2つ折りにする。更
に、2つ折りにされた包装材20及び生理用ナプキン1
0を移送ベルト37aで垂直上方に移送し、第2の折り
込み部50が折曲部17’に位置した時に該第2の折り
込み部50をナプキン側(矢印方向)に向けて押し込む
ことにより、生理用ナプキン10と包装材20とを一体
に3つ折りにして、個装体1’を形成する。
【0026】次いで、上記個装体1’を、下記封止工程
に供給してシールする。即ち、個装体1’を移送ベルト
37b,37cを介してサイドシール部38に供給し
て、該個装体1’の左右両側縁をヒートシールしてシー
ルし、更にシールされた左右両側縁部の不要部分をサイ
ドカッターロール39により切断除去して形を整える。
以上の各工程を行うことにより、本発明の製造方法は実
施され、所望の個別包装体1が得られる。また、本形態
の製造方法においては、上述した効果の他に、生理用ナ
プキン及び包装材の長手方向を移送方向とすることによ
り、特別の設備(移送方向の矯正のために生理用ナプキ
ンなどを90度回転させる装置等)を必要とせず、生産
性良く、個別包装体を製造することができる。
【0027】次に、図5に示す製造装置について説明す
る。図5に示す製造装置30は、生理用ナプキンの連続
体10’を所定位置で切断して個々の生理用ナプキン1
0に分離する、溶融カッター31aを具備するカッター
ロール31と、該カッターロール31により分離された
各生理用ナプキン10の供給ピッチを調節する、ピッチ
伸ばしロール32と、個装フィルム原反20’’から導
出された包装材の連続シート20’の所定位置(幅方向
中央部)を剥離処理する剥離処理装置33と、該連続シ
ート20’における剥離処理された部分に粘着剤16’
を塗布する粘着剤塗布装置34と、粘着剤16’が塗布
された連続シート20’を所定位置で溶融切断する溶融
カッター35aを有する包装材カッター35と、切断さ
れた個々の包装材20を生理用ナプキン10に当接させ
るガイドロール36a,36bと、包装材20が当接さ
れた生理用ナプキン10を移送する移送ベルト37と、
該移送ベルト37により移送された生理用ナプキン10
を包装材20と一体に2つ折りに折り込む第1の折り込
み部40と、2つ折りに折り込まれた生理用ナプキン1
0及び包装体20を更に3つ折りに折り込む第2の折り
込み部50と、3つ折りにされた個装体1’の両側縁部
をシールするサイドシール部38と、シールされた両側
縁部の余分な部分を切断し、形を整えるサイドカッター
ロール39とを具備してなる。
【0028】上記製造装置30を用いて本発明の製造方
法を行う方法について説明する。尚、図5に示す製造装
置を用いても、包装材製造工程は、図4に示す製造装置
を用いたときと同様に行われる。
【0029】次いで、上記切断により得られた包装材
を、直ちに、図4に示す製造装置と同様にして供給され
る生理用ナプキンと、下記の折り畳み工程により一体に
3つ折りにする。即ち、上記包装材製造工程において製
造された包装材20をガイドロール36aにより、その
内面(粘着剤が塗布された面)を下方に向けて且つその
長手方向を移送方向として移送(以下、移送という場合
の移送方向は、矢印方向Dである)し、また、生理用ナ
プキン10を、ガイドロール36bにより、その非肌当
接面(バックシート側の面)を上方に向けて且つその長
手方向を移送方向として移送し、該包装材20の内面と
該生理用ナプキン10の非肌当接面とを当接させた後、
移送ベルト37で第1の折り込み部40に移送する。移
送された生理用ナプキン10及び包装材20は、先ず、
その後方部が第1下方ベルト41に接触し、第1上方ベ
ルト42との間に上記折曲部17で2つ折りにされた状
態で引き込まれる。次いで、更に、移送ベルト43及び
ガイドロール44により、第2の折り込み部50に移送
され、その折曲部17近傍が第2下方ベルト51に接触
し、第2下方ベルト51と第2上方ベルト52との間に
折曲部17’で3つ折りにされた状態で引き込まれ、個
装体1’が形成される。尚、第1下方ベルト41、第1
上方ベルト42、移送ベルト43、ガイドロール44、
第2下方ベルト51及び第2上方ベルト52は、いずれ
も矢印方向に転動している。
【0030】次いで、上記個装体1’は、そのまま第2
下方ベルト51及び第2上方ベルト52により、サイド
シール部38に移送され、該個装体1’の左右両側縁が
ヒートシールされてシールされ、更にシールされた左右
両側縁部の不要部分がサイドカッターロール39により
切断除去されて形が整えられ、封止工程が行われる。以
上の各工程を行うことにより、本発明の製造方法は実施
され、所望の個別包装体1が得られる。本形態の製造方
法においても、上述した図4に示す形態の製造方法と同
様の効果が奏される。
【0031】尚、本発明の生理用ナプキンの個別包装体
の製造方法は、上述した形態には何ら限定されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
である。
【0032】
【発明の効果】本発明の生理用ナプキンの個別包装体の
製造方法によれば、既存の設備のみで良好な生産性を持
って生理用ナプキンの個別包装体の製造を行うことがで
き、更には材料の無駄を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の製造方法により製造される生
理用ナプキンの個別包装体を示す一部破断斜視図であ
る。
【図2】図2は、本発明の個別包装体に用いられる包装
材の内面を示す斜視図である。
【図3】図3は、本発明の生理用ナプキンの個別包装体
の製造方法の要部を示す概略工程図である。
【図4】図4は、本発明の生理用ナプキンの個別包装体
の製造方法の工業的な実施に際して用いられる製造装置
の要部を示す側面図である。
【図5】図5は、本発明の生理用ナプキンの個別包装体
の製造方法の工業的な実施に際して用いられる製造装置
の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 生理用ナプキンの包装構造 2,2’ シール部 10 生理用ナプキン 10’ 生理用ナプキンの連続体 11 肌当接面 12 非肌当接面 13 前方部 14 中央部 15 後方部 16 粘着層 17 折曲部 20 包装材 20’ 包装材の連続シート 20’’ 個装フィルム原反 22 側縁 23 端部 30 製造装置 31 カッターロール 32 ピッチ伸ばしロール 34 粘着剤塗布部材 35 包装材カッター 38 サイドシール部 39 サイドカッターロール 40 第1の折り込み部 50 第2の折り込み部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生理用ナプキンとこれを個装する包装材
    とからなる生理用ナプキンの個別包装体の製造方法であ
    って、 包装材の連続シートを所定位置で切断して包装材を製造
    する包装材製造工程と、該包装材と生理用ナプキンの非
    肌当接面とを当接させた後、該包装材と該生理用ナプキ
    ンとを一体に且つ該生理用ナプキンの肌当接面側に向け
    て、長手方向に対して3つ折りにする折り畳み工程と、
    3つ折りにした包装材の所定箇所をシールする封止工程
    とを具備する、 ことを特徴とする生理用ナプキンの個別包装体の製造方
    法。
JP19998795A 1995-08-04 1995-08-04 生理用ナプキンの個別包装体の製造方法 Expired - Fee Related JP3338589B2 (ja)

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