JPH0948240A - 車両のシール構造 - Google Patents

車両のシール構造

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Publication number
JPH0948240A
JPH0948240A JP7205431A JP20543195A JPH0948240A JP H0948240 A JPH0948240 A JP H0948240A JP 7205431 A JP7205431 A JP 7205431A JP 20543195 A JP20543195 A JP 20543195A JP H0948240 A JPH0948240 A JP H0948240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing cover
panel
vehicle
seal structure
trim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7205431A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kasai
淳 笠井
Yoshiyuki Umeda
義之 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7205431A priority Critical patent/JPH0948240A/ja
Publication of JPH0948240A publication Critical patent/JPH0948240A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来の車両用ドア及び車体パネル
のシール構造に対し、シーリングカバーに設けられてい
る位置決め用穴及びパネルに設けられているトリムクリ
ップ用穴の判別が容易で、シーリングカバーがずれずに
装着できる車両のシール構造を提供する。 【解決手段】 車両の内部に水や埃が浸入することを防
ぐためにシーリングカバー3を車体パネル1に装着する
シール構造において、シーリングカバー3を位置決めす
るために用いられる、パネル1のトリムクリップ用穴2
の周囲に突起形状7を設けたことを特徴とする車両のシ
ール構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水や埃が車両内部
に浸入することを防ぐために施される自動車等の車両の
シール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車体パネルやドアパ
ネル内側には、作業用や軽量化用に多数の穴が開いてい
る。しかし、それらの穴から雨水、埃等がボディ及びド
ア内部に浸入すると車両機能に支障をきたす場合があ
る。そのため、シーリングカバーをパネルの内側に装着
している。ここで、自動車のドアを例にとって、シーリ
ングカバーの装着方法を以下に説明する。まず、ドアパ
ネル内部に部品を組付ける。次に、図5に示すように、
シーリングカバーcの位置決め用穴dを、パネルaに設
けたトリムクリップ用穴bの位置に合わせる。最後に、
図6に示すように、トリムeに係着しているトリムクリ
ップfを上記穴b及びdに挿入することにより、シーリ
ングカバーcはパネルaに装着される。ここで、パネル
aのトリムクリップ用穴bの周囲は、一般に凹形状を有
している。これによって、シーリングカバーcは車体内
側に装着され、水や埃等の浸入を防ぐことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両のシール構造には、以下の欠点があった。 (1)パネル側にシーリングカバーの装着位置を決定す
るものがなかったため、正確な位置合わせが困難であっ
た。 (2)また、パネルに種々の用途に用いられる穴が多数
設けられていたため、トリムクリップ用穴を短い作業時
間内に目視で判別することが非常に困難であった。 (3)さらに、一旦、シーリングカバーがずれてパネル
に位置決めされると、そのずれた位置のままトリムクリ
ップで装着されてしまった。これにより、図7に示すよ
うに、トリムeの端部からシーリングカバーcがはみ出
し、著しく外観を損なうことがあった。
【0004】本発明は、上記従来のシール構造に対し、
シーリングカバーに設けられている位置決め用穴及びパ
ネルに設けられているトリムクリップ用穴の判別が容易
で、シーリングカバーがずれずに装着できるシール構造
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、その要旨は、車両内
部に水や埃が浸入することを防ぐためにシーリングカバ
ーを装着するシール構造において、シーリングカバーを
位置決めするために用いられる突起をパネルのトリムク
リップ用穴の周囲に、車体内に向けて設けたことにあ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態について説明するが、本発明はこれらに限定
されるものではない。図1は、車両用ドアパネルとそれ
に装着されるシーリングカバーの全体斜視図である。図
において、1は車両用ドアパネルであり、その内側にト
リムクリップ用穴2が多数設けられている。その内、2
個の穴の周囲には円錐台形状の突起が設けられ、シーリ
ングカバー3の位置決め用として使用される。また、シ
ーリングカバー3には、位置決め用穴4が2個設けられ
ている。その穴4は、他のクリップ用穴よりも大きくな
っている。図2は、図1におけるドアパネル1の本発明
に係るトリムクリップ用穴2のI−I線による断面拡大
図である。図において、7は本発明の特徴となる、ドア
パネル1のトリムクリップ用穴2の周囲に設けられた円
錐台形状の突起である。なお、パネル1に突起7を設け
る位置及びシーリングカバー3に位置決め用穴4を設け
る位置は、2個の穴が互いに離れた位置となるドアの両
端とすることが好ましい。上記構成を備えた本実施の形
態によれば、パネル1のトリムクリップ用穴2と他の穴
との判別が容易になり、同時にシーリングカバー3の位
置決め用穴4の判別も合わせて容易になる。また、図3
に示すように、位置ずれしたシーリングカバー3がドア
パネルの突起7の斜面7aにより矯正されることもあっ
て、シーリングカバー3が装着する位置精度が向上し、
その誤組み付けもなくなる。実施の他の形態 (1)パネルに設ける突起の形状及びシーリングカバー
の位置決め用穴の形状は、それぞれ、円錐台及び真円形
状に限らず、図4に示すように、例えば菱形形状8のよ
うな角のある形状でもよい。この菱形形状にすると、シ
ーリングカバー装着時に回転方向の位置ずれ防止が図れ
るという効果が得られる。 (2)上記突起及び位置決め用穴の数は、2個に限ら
ず、それ以上でもよい。
【0007】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
により次の効果が得られる。 (a)パネルのトリムクリップ用穴の周囲に突起形状を
設けたため、他の穴との判別が容易になり、作業者の労
力軽減及び作業時間の短縮が図れる。 (b)あわせて、シーリングカバー装着時の位置精度が
向上するため、トリムのはみ出しがなくなり、良好な車
両内側の外観を呈するようになる。 (c)また、パネル及びシーリングカバーの位置決め用
以外の穴に誤組み付けすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のドアパネルとそれに装着さ
れるシーリングカバーの全体斜視図である。
【図2】本発明に係る車両のドアパネルとそれに装着さ
れているシーリングカバーの図1におけるI−I線での
断面図であり、トリムが挿入される状態を示す。
【図3】位置ずれしたシーリングカバーが、本発明の特
徴であるパネルの突起により矯正される状態を示す図で
ある。
【図4】本発明における実施の他の形態として、パネル
の突起を菱形形状とした状態を表す図である。
【図5】従来の車両のドアパネルとそれに装着されるシ
ーリングカバーの全体斜視図である。
【図6】従来の車両のドアパネルとそれに装着されてい
るシーリングカバーの図5におけるV−V線での断面図
であり、トリムが挿入される状態を示す。
【図7】従来のシーリングカバーが位置ずれを起こした
場合にトリムからはみ出した状態を表す図である。
【符号の説明】
1 車両用ドアパネル 2 本発明に係る車両用ドアパネルのトリムクリップ用
穴 3 本発明に係るシーリングカバー 4 本発明に係るシーリングカバーの位置決め用穴 5 トリム 6 トリムクリップ 7 本発明に係るドアパネルの円錐台形状突起 7a 本発明に係るドアパネルの円錐台形状突起7の斜
面 8 本発明に係るドアパネルの菱形形状突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内部に水や埃が浸入することを防ぐ
    ためにシーリングカバーを車体パネルに装着するシール
    構造において、パネルのトリムクリップ用穴の周囲に車
    体内に向けて突起を設け、この突起によってシーリング
    カバーを位置決めするようにしたことを特徴とする車両
    のシール構造。
  2. 【請求項2】 上記シーリングカバーにおいて、位置決
    め用穴の大きさを他のクリップ用穴より大きくしたこと
    を特徴とする請求項1記載の車両のシール構造。
JP7205431A 1995-08-11 1995-08-11 車両のシール構造 Pending JPH0948240A (ja)

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JP7205431A JPH0948240A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 車両のシール構造

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JP7205431A JPH0948240A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 車両のシール構造

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ID=16506755

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JP7205431A Pending JPH0948240A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 車両のシール構造

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