JPH0948095A - 積層フイルム - Google Patents

積層フイルム

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JPH0948095A
JPH0948095A JP20259695A JP20259695A JPH0948095A JP H0948095 A JPH0948095 A JP H0948095A JP 20259695 A JP20259695 A JP 20259695A JP 20259695 A JP20259695 A JP 20259695A JP H0948095 A JPH0948095 A JP H0948095A
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Takashi Mimura
尚 三村
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Abstract

(57)【要約】 【構成】中心線平均粗さ0.01〜0.3μmの熱可塑
性フイルムの少なくとも片面に、ベンゾトリアゾール系
モノマ共重合アクリル樹脂が積層されてなることを特徴
とする積層フイルム。 【効果】本発明によって形成される積層フイルムは耐候
性、透明性、耐ブロッキング性に優れたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層フイルムに関
し、更に詳しくは耐候性、透明性、耐ブロッキング性に
優れた積層フイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性フイルムに耐候性を付与
する手段としては、ポリエステルフイルムに紫外線吸収
剤を練り込んだものや、アクリル樹脂中に紫外線吸収剤
を混合し、ポリエステルフイルム表面に塗布乾燥して積
層したもの(特公平4−2101)、ポリエチレンテレ
フタレートフイルムの屈折率や密度を特定範囲としたも
の(特公昭53−40627)などが知られている。ま
た耐候性フイルムは高度な透明性が要求されるため表面
は平滑なものが好んで使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の技術には次のような問題がある。すなわち紫外線吸収
剤を練り込んだ場合にはポリエステルフイルムそのもの
の耐候寿命いわゆる伸度劣化には効果があるが、フイル
ム表面の耐候性が不十分なため表層部分の劣化が促進さ
れ、表面に亀裂などが発生してヘイズがアップし透明性
が低下する問題がある。また紫外線吸収剤を混合塗布し
たものは紫外線吸収剤の分散性によって耐候性にばらつ
きが生じたり、たとえ均一分散しても紫外線カット効率
が不十分なため十分な耐候性を付与できない問題があ
る。またポリエチレンテレフタレートフイルムの屈折率
や密度を特定範囲としてそのフイルムの耐候性を向上さ
せる方法は若干の効果は認められるものの所詮、長期の
耐候寿命という点においては不十分なものである。また
透明性を考慮して表面を平滑化するとロ−ル巻にした場
合、高温高湿下でのブロッキングの問題が生じやすい問
題がある。本発明は上記欠点を改良したもの、すなわち
耐候性が極めて優れ、かつ透明性、耐ブロッキング性に
優れた積層フイルムを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は中心線平均粗さ
0.01〜0.3μmの熱可塑性フイルムの少なくとも
片面にベンゾトリアゾール系モノマ共重合アクリル樹脂
から成る層が積層されたことを特徴とする積層フイルム
をその骨子とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明でいう熱可塑性フイルムと
は熱によって溶融もしくは軟化するフイルムの総称であ
って特に限定するものではないが代表的なものとしては
ポリエステルフイルム、ポリプロピレン、ポリエチレン
などのポリオレフィンフイルム、ナイロンに代表される
ポリアミドフイルム、ポリ塩化ビニルフイルム、ポリウ
レタンフイルム、ポリカーボネートフイルム、アクリル
系フイルム、フッ素系フイルムなどを挙げることができ
る。これらの内、機械的強度、寸法安定性、透明性など
から近年ポリエステルフイルムが農業用ハウスや建材用
表面被覆フイルムに使用されるケースが多くなってい
る。本発明では上記熱可塑性フイルムの好ましい例とし
てポリエステルフイルムについて以下、記述する。ポリ
エステルフイルムとは、エステル結合を主鎖の主要な結
合鎖とする高分子フイルムの総称であって、特に好まし
いポリエステルフイルムとしてはポリエチレンテレフタ
レートフイルム、ポリエチレン−2,6ナフタレートフ
イルム、ポリブチレンテレフタレートフイルム、ポリブ
チレン−2,6ナフタレートフイルムなどを挙げること
ができるが、これらの中でも品質、経済性の点でポリエ
チレンテレフタレートフイルム、ポリエチレン−2,6
ナフタレートフイルムが最も好ましい。特にポリエチレ
ン−2,6ナフタレートフイルムはオリゴマなどの滲み
出しが少なく透明性を高いレベルで保持することができ
るので好ましく使用できる。上記の好ましいポリエステ
ルフイルムには、それぞれの主たる構成成分が80モル
%以上、好ましくは90モル%以上であるのが望まし
く、20モル%未満、好ましくは10モル%未満の範囲
で他のジカルボン酸成分やジオール成分が共重合されて
いても良い。本発明において上記基材フイルムとして用
いる熱可塑性フイルムの表面粗さは0.01〜0.3μ
m、好ましくは0.03〜0.2μm、更に好ましくは
0.05〜0.1μmである。表面粗さが0.01μm
に満たない場合には耐候性を付与するために必要な厚み
の積層膜がブロッキングしやすくなったり、積層フイル
ムの滑りが悪くなってハンドリング性が悪くなったりす
る。0.3μmを超えるとフイルム自体の透明性が損な
われ光線透過率が低下するため、好ましくない。基材フ
イルムの表面粗さは従来から公知の有機、無機などの粒
子を重合時、もしくは重合体と粒子の混練などの方法に
よって得られた粒子含有樹脂を通常のフイルム成型法に
よって得ることができる。またより効率的には実質的に
粒子を含有しない、もしくは内部形成粒子含有熱可塑性
樹脂フイルムの表面に共押出法により粒子含有樹脂の薄
膜積層などの方法によっても得ることができ特に限定す
るものではない。
【0006】本発明においてはベンゾトリアゾール系モ
ノマ共重合アクリル樹脂から成る層を基材フイルム上に
設けることを特徴とするものであるが、ここでベンゾト
リアゾール系モノマ共重合アクリル樹脂とは、ベンゾト
リアゾール系反応性モノマとアクリルモノマとの共重合
によって得られる樹脂であって、有機溶剤可溶のもの、
水分散性のものなどいずれの形態であっても良い。ベン
ゾトリアゾール系モノマとしては基本骨格にベンゾトリ
アゾールを有し、かつ不飽和2重結合を有するモノマで
あれば特に限定しないが、好ましいモノマとしては2−
(2,−ヒドロキシ−5,−メタクリロキシエチルフェ
ニル)−2H−ベンゾトリアゾールが好ましい。このモ
ノマと共重合されるアクリルモノマとしてはアルキルア
クリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基とし
てはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2
−エチルヘキシル基、ラウリル基、ステアリル基、シク
ロヘキシル基など)、および架橋性官能基を有するモノ
マ、例えばカルボキシル基、メチロール基、酸無水物
基、スルホン酸基、アミド基、またはメチロール化され
たアミド基、アミノ基(置換アミノ基を含む)、アルキ
ロール化されたアミノ基、水酸基、エポキシ基などを有
するモノマを例示することができる。上記官能基を有す
るモノマを例示するとアクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、ビニルス
ルホン酸、スチレンスルホン酸、アクリルアミド、メタ
クリルアミド、N−メチルメタクリルアミド、メチロー
ル化アクリルアミド、メチロール化メタクリルアミド、
ジエチルアミノエチルビニルエーテル、2−アミノエチ
ルビニルエーテル、3−アミノプロピルビニルエーテ
ル、2−アミノブチルビニルエーテル、ジメチルアミノ
エチルメタクリレートおよび上記アミノ基をメチロール
化したもの、β−ヒドロキシエチルアクリレート、β−
ヒドロキシエチルメタクリレート、β−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、β−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、β−ヒドロキシビニルエーテル、5−ヒドロキシ
ペンチルビニルエーテル、6−ヒドロキシヘキシルビニ
ルエーテル、ポリエチレングリコールモノアクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノメタクリレート、グリ
シジルアクリレート、グリシジルメタクリレートなどを
挙げることができるが必ずしもこれに限定されるもので
はない。更に上記以外に次のようなモノマ、例えばアク
リロニトリル、メタクリロニトリル、スチレン、ブチル
ビニルエーテル、マレイン酸およびイタコン酸のモノあ
るいはジアルキルエステル、メチルビニルケトン、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、ビニルピリジ
ン、ビニルピロリドン、ビニル基を有するアルコキシシ
ラン、および不飽和結合を有するポリエステルなどを共
重合成分としても良い。本発明においては上記アクリル
系モノマの1種あるいは2種以上を任意の比率で共重合
させても良いが、好ましくはメチルメタクリレートある
いはスチレンがアクリル成分中に50重量%以上、更に
好ましくは70重量%以上含有するのが積層膜の硬さの
点で好ましい。ベンゾトリアゾール系モノマとアクリル
モノマとの共重合比はベンゾトリアゾール系モノマの比
率が10重量%以上70重量%以下、好ましくは20重
量%以上65重量%以下、更に好ましくは25重量%以
上60重量%以下であるのが耐候性、積層膜の基材フイ
ルムへの密着性、積層膜の耐久性の点で好ましい。本共
重合ポリマの分子量は特に限定しないが好ましくは50
00以上、更に好ましくは1万以上であるのが積層膜の
耐久性の点で好ましい。本共重合体の作成は公知のラジ
カル重合などの方法によって得ることができ特に限定す
るものではない。本発明において上記共重合体は有機溶
剤あるいは水分散体として基材フイルムの上に積層され
るが、その厚みは通常0.3〜10μmの範囲、好まし
くは0.6〜7μm、更に好ましくは0.8〜5μmで
あるのが望ましい。塗布厚みが必要以上に薄い場合には
耐候性の効果が低下するし、10μmを超えると積層膜
により表面が平滑化されブロッキングしやすくなるし、
経済性の点から必要以上に厚くする必要はない。特に積
層厚み0.3〜10μmの範囲において表面粗さ(R
a)と積層厚み(d)が0.15Ra<d<1000R
aの範囲を満たす場合好適である。本発明においては積
層膜中には積層フイルムの透明性を向上するため、微粒
子などを添加しない方が好ましいが透明性を低下させな
い程度の微細な無機、有機の粒子を添加しても良い。必
要に応じて添加する微粒子は特に限定するものではなく
無機粒子、有機粒子などから選択できる。無機粒子とし
ては炭酸カルシウム、シリカ、アルミナなどであり有機
粒子としてはアクリル、ポリエステル、架橋アクリルな
どの粒子を使用し得る。本発明の積層膜は公知の方法に
よって設けることができる。例えば二軸配向ポリエステ
ルフイルムの上にロールコート法、グラビアコート法、
リバースコート法、ロッドコート法などの任意の方法を
用いることができる。また結晶配向が完了する前の基材
ポリエステルフイルムの表面に上記の方法のいずれかを
用いて塗布し、乾燥後、少なくとも一軸方向に延伸し、
結晶配向を完了させる方法なども好ましく用いられる。
基材フイルムは積層膜との密着性を向上させるために各
種の方法を用いることができる。すなわち空気、窒素、
炭酸ガスなどの雰囲気中でのコロナ放電処理、ポリエス
テル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩酢ビ樹脂な
どによる各種アンカ処理、火炎処理、プラズマ処理など
の任意の方法を用いることができる。本発明により得ら
れる積層フイルムは特に耐候性を要求される用途、例え
ば農業用ハウス、屋内外建材用被覆フイルムなどに好適
に使用し得る。
【0007】
【特性の測定方法および効果の評価方法】
(1)中心線平均粗さ(μm) 積層フイルムの積層膜を積層膜が溶解する溶媒で溶解し
除去した後、JIS−B−0601に準じて触針型表面
粗さ計SE−3Eを用いカットオフ0.025mm、測
定長4mmで測定した。
【0008】(2)ヘイズ値 積層フイルムをJIS−K−6714に準じて日本精密
光学(株)製ヘイズメーターSEP−H−2型を用いて
測定した。
【0009】(3)耐候性 紫外線劣化促進試験機“アイスーパー”SUV−F1型
(岩崎電気(株)製)を用いて照射劣化テストを行い、
フイルムの着色度およびヘイズ変化を測定した。
【0010】(4)耐ブロッキング性 積層フイルムの積層面同士を重ね合わせ、500g/
(3×4)cm2 の荷重下で温度40℃湿度85%RH
中に48時間保存し取り出し後、重ね合わせ部分の剪断
剥離応力を引張速度20cm/分で測定した。
【0011】
【実施例】次に実施例の基づいて本発明を説明するが必
ずしもこれに限定されるものではない。
【0012】実施例1 シリカ粒子を含有した中心線平均粗さ0.05μmの二
軸配向ポリエチレンテレフタレートフイルム(厚み15
0μm)を基材フイルムとして、その片面に以下の塗液
を塗布後の厚みが5μmとなるように塗布し120℃で
2分乾燥して積層フイルムを得た。
【0013】塗液組成 a)2−(2,−ヒドロキシ−5,−メタクリロキシエ
チルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール/メタクリ
ル酸メチル(30/70重量%の共重合体)の固形分3
0%の酢酸ブチル溶液(PUVA−30M:大塚化学
(株)製)。
【0014】本積層フイルムは全くブロッキングせず、
ヘイズは2.8%であり積層面を照射側として耐候性テ
ストを行った結果、240時間照射後も着色やヘイズの
大幅な上昇はなかった。
【0015】比較例1 実施例1の基材フイルムに積層膜を設けないで、評価し
た結果、48時間照射において著しく黄変し、おり曲げ
によって簡単に割れるほど劣化していた。
【0016】比較例2 実施例1の基材フイルムとして実質的に粒子を含有しな
い中心線平均粗さ0.005μmの二軸配向ポリエチレ
ンテレフタレートフイルム(厚さ150μm)を用いた
以外は同様にして積層フイルムを作成した。この積層フ
イルムは耐候性には優れるものの、著しくブロッキング
した。
【0017】比較例3 実施例1の基材フイルムとしてシリカ粒子を含有する中
心線平均粗さ0.5μmの二軸配向ポリエチレンテレフ
タレートフイルム(厚み150μm)を用いた以外は実
施例1と同様にして積層フイルムを作成した。この積層
フイルムは耐候性には優れるものの透明性が悪いもので
あった。
【0018】比較例4 実施例1の基材フイルム上にアクリル樹脂(東レ(株)
製“コータックス”LH−613)70重量部に対し、
紫外線吸収剤として2−(2,−ヒドロキシ−5,−タ
ーシャリーブチルフェニル)ベンゾトリアゾールを固形
分比で30重量部添加しトルエン/酢酸ブチル(5/
5)の混合溶媒中に添加して撹拌分散させた塗液を乾燥
後の厚みで5μmになるように塗布し100℃で2分乾
燥した。この積層フイルムは紫外線吸収剤が表面にブリ
ードアウトし、かつ表面が粗面化したものであり、ヘイ
ズ値は18%であった。また紫外線照射テストにおいて
140時間で黄味を帯びてきた。
【0019】実施例2〜5 実施例1の積層厚みを0.5μm(実施例2)、1.0
μm(実施例3)、3.0μm(実施例4)、8.0μ
m(実施例5)とした以外は同様にして積層フイルムを
作成した。これらの積層フイルムは耐ブロッキング性が
良好でヘイズ値も8%以下であり、紫外線照射テストに
おいても150時間経過しても問題ないものであった。
【0020】実施例6〜9 実施例1の二軸配向ポリエチレンテレフタレートフイル
ムの中心線平均粗さを0.02μm(実施例6)、0.
08μm(実施例7)、0.15μm(実施例8)、
0.23μm(実施例9)としたものを用い、積層厚み
を2.5μmとした以外は同様にして積層フイルムを作
成した。
【0021】この積層フイルムはいずれも耐ブロッキン
グ性、耐候性、透明性に優れたものであった。
【0022】実施例10 基材フイルムを中心線平均粗さ0.03μmの二軸配向
ポリエチレン−2,6−ナフタレートフイルムとした以
外は実施例1と同様にして積層フイルムを作成した。こ
の積層フイルムは耐ブロッキング性、耐候性ともに優れ
特に耐候性テスト後の透明性がの良いものであった。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明によって形成される積層フイルム
は耐候性、透明性、耐ブロッキング性に優れたものであ
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心線平均粗さ0.01〜0.3μmの
    熱可塑性フイルムの少なくとも片面に、ベンゾトリアゾ
    ール系モノマ共重合アクリル樹脂から成る層が積層され
    てなることを特徴とする積層フイルム。
  2. 【請求項2】 積層厚みが0.3〜10μmであって、
    かつ中心線平均粗さ(Ra)と積層厚み(d)が1.5
    Ra<d<1000Raの関係を満たすことを特徴とす
    る請求項1に記載の積層フイルム。
  3. 【請求項3】 熱可塑性フイルムがポリエステルフイル
    ムであることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の積層フイルム。
  4. 【請求項4】 熱可塑性フイルムがポリエチレンテレフ
    タレートまたはポリエチレンナフタレートであることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の積層
    フイルム
  5. 【請求項5】 ベンゾトリアソール系モノマ共重合アク
    リル樹脂中のベンゾトリアゾール系モノマの共重合比率
    が10重量%以上70重量%以下であることを特徴とす
    る請求項1〜請求項4のいずれかに記載の積層フイル
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007040039A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Toray Industries, Inc. 太陽電池モジュール用封止フィルムおよび太陽電池モジュール

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