JPH0947831A - 金属製容器蓋のプレス加工用ダイカッタ - Google Patents

金属製容器蓋のプレス加工用ダイカッタ

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JPH0947831A
JPH0947831A JP19935795A JP19935795A JPH0947831A JP H0947831 A JPH0947831 A JP H0947831A JP 19935795 A JP19935795 A JP 19935795A JP 19935795 A JP19935795 A JP 19935795A JP H0947831 A JPH0947831 A JP H0947831A
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die cutter
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cutter
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寿 中嶋
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勇 渡邊
Sumio Ubukawa
澄夫 生川
Akio Ishii
章雄 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製容器蓋の成形の過程で発生する毛状の
切屑の量を著しく減少させること。 【解決手段】 平坦な上面と、加工用孔とを備え、上面
と加工用孔の内周面との境界部がカッティングエッジを
なし、加工用孔内にパンチカッタが出入りできるようそ
の静止位置が規定された金属製容器蓋のプレス加工用ダ
イカッタ。カッティングエッジを含む上面には、同一の
形状を有する凹部が、円周方向に15個〜70個形成さ
れる。カッティングエッジにおいて、凹部の各々の円周
方向両端部は、円周方向中央部に向かって深くなるよう
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属基体に樹脂被
覆層が施された金属製容器蓋のプレス加工用ダイカッ
タ、特に、金属基体にPETフィルムをラミネートして
なる被覆層が施された金属製容器蓋の製造に適用される
プレス加工用ダイカッタに関する。
【0002】
【従来の技術】容器頸部の外周面に容器を密封するため
の金属製容器蓋として、従来から、ねじ式容器蓋(スク
リューキャップ)あるいはラグ式容器蓋等が実用に供さ
れている。これらの金属製容器蓋は、円形天面壁と該天
面壁の周縁から垂下した円筒状スカートとを有し、該ス
カートの先端には一般に内巻きあるいは外巻きのカール
が形成せしめられている。そして、容器開口端を充分確
実に密封するために、容器蓋の天面壁内面にライナーが
形成されている。
【0003】前記金属製容器蓋のうちねじ式容器蓋は概
ね次のようにして製造される。先ず、金属製薄板を円形
に剪断する剪断加工を含むプレス加工を施して、円形天
面壁と該天面壁の周縁から垂下した円筒状スカートとを
有するコップ形状成形品を成形する。次いでコップ形状
成形品のスカートの先端にカーリング加工を施して、内
巻きあるいは外巻きカール部を形成する。そしてスカー
ト部にめねじを形成した後、コップ形状成形品を回転さ
せつつノズルより塩化ビニルコンパウンド・ゾルを流し
込む、所謂スピンライニングにより天面壁の内面外周部
にライナー素材を供給する。最後に天面壁の内面に供給
されたライナー素材を焼付・乾燥機によって発泡または
乾燥することにより、天面壁の内面にライナーを備えた
ねじ式容器蓋が製造される。一方ラグ式容器蓋の製造の
場合は、前記した製造工程においてめねじを形成する代
わりにラグを形成する。
【0004】概ね前記のようにして製造される金属製容
器蓋において、金属製薄板は、ブリキ板、クロム処理鋼
等、適宜の金属部材からなる金属基体と、その両面に設
けられた被覆層からなる。これらの被覆層は、それぞれ
エナメル等の塗料、あるいはポリエチレンテレフタレー
ト(PET)等の樹脂フィルムをラミネートしたものか
らなる。そして前記被覆層の材料のうちPETフィルム
は、各種腐食性成分に対するバリヤー性に優れていると
共に、機械的性質や加工性に優れていることが知られて
いる。したがって、金属基体にPETフィルムをラミネ
ートしたものは、容器蓋の被覆層の材料としても好適に
考えられている。
【0005】ところで、PETフィルムがラミネートさ
れた金属製薄板から容器蓋を製造する場合、まず前記し
た第1の工程である剪断加工を含むプレス加工が遂行さ
れる。この第1の工程において、PETフィルムの切断
部には、該フィルムの一部が切り離されることにより生
成される、幾つかの比較的長い毛状の屑の付着が見られ
る。以下、図15を参照してこの現象について詳細に説
明する。なお図15(A)〜図15(E)には、金属製
薄板からコップ形状成形品を成形する工程を説明するた
め、公知のプレス加工機の要部の作動状態が概略的に示
されている。
【0006】図15(A)において、番号200はプレ
ス加工機の一部を構成する下型、230は上型を示して
いる。下型200は、ダイカッタ202、ダイリング2
04、ダイセンタ206を備えている。上型230はパ
ンチカッタ208を備えている。先ず下型200の構成
部材について説明する。
【0007】プレス加工用のダイカッタ202は、プレ
ス加工機の図示しない静止基台上に離脱自在に装着され
ている。ダイカッタ202は平坦で水平な上面210
と、上面210に直交する鉛直軸線を有する加工用孔2
12とを備え、全体としてリング形状をなしている。上
面210と加工用孔212の内周面との境界部が円形の
カッティングエッジをなしている。
【0008】ダイリング204はその中央に貫通孔21
4を備え、全体としてリング形状をなしている。ダイリ
ング204の上端面は半径方向外方に向かうに従って低
くなるような傾斜面により規定され、また下端部には外
径の大きなフランジ216が一体に形成されている。ダ
イリング204の外径部はダイカッタ202の加工用孔
212内に軸方向に移動自在に挿入されている。なお図
15では、加工用孔212を簡略化して示しているが、
正確には、加工用孔212は、上面210から軸線方向
に所定の長さで形成され、その他の孔の部分は、若干大
径の非加工用の孔をなしている。この非加工用の孔にダ
イリング204の外径部が挿入されている。ダイリング
204は図示しないばねにより常時上方に付勢され、そ
の上方への移動はフランジ216の上面がダイカッタ2
02の下面に当接することにより規制される。
【0009】ダイセンタ206は、上端面218を有す
る丸棒部材からなり、ダイリング204の貫通孔214
内に静止状態で位置付けられている。ダイセンタ206
の外径は貫通孔214の内径より若干小さく形成されて
いる。これによりダイリング204の軸方向の移動が許
容される。
【0010】下型200において、ダイカッタ202、
ダイリング204、ダイセンタ206は共通の鉛直軸線
上に位置付けられている。そして、ダイカッタ202の
上面210、ダイリング204の上端面の最も高い稜線
部、ダイセンタ206の上端面218は、同一水平面上
に位置付けられている。この水平面上に被加工部材であ
る金属製薄板220が位置付けられる。なお金属製薄板
220の両面にはPETフィルムをラミネートしてなる
被覆層が形成されている。
【0011】次に上型230について説明する。上型2
30を構成するパンチカッタ208は、下型200の上
方において、鉛直方向に移動自在に支持されている。パ
ンチカッタ208は、加工用孔209が形成された実質
上円筒形状をなし、下型200と共通の鉛直軸線を有し
ている。パンチカッタ208の下端面は半径方向外方に
向かうに従って低くなるような傾斜面により規定されて
いる。パンチカッタ208における傾斜面と外周面との
境界部が円形のカッティングエッジをなしている。また
パンチカッタ208下端の傾斜面と、ダイリング204
上端の傾斜面とは全周にわたって互いに平行な状態で対
向するよう、相互の形状及び配置が規定されている。パ
ンチカッタ208の外径は、ダイカッタ202の加工用
孔212内に出入りできるよう、加工用孔212の内径
より若干小さく形成されている。またパンチカッタ20
8の加工用孔209の内径は、ダイセンタ206の外径
より大きく形成されている。これにより、パンチカッタ
208が下降したとき、その加工用孔209の内周面と
ダイセンタ206の外周面との間には、それぞれの全周
にわたって一定の隙間が形成される。この隙間は金属製
薄板220の厚さ以上に規定されている。
【0012】次に金属製薄板220からコップ形状成形
品Cを成形するプレス加工工程について説明する。下型
200の上面に金属製薄板220が位置付けられ、パン
チカッタ208が図示しない油圧装置等により降下させ
られる。図15(A)は、パンチカッタ208のカッテ
ィングエッジが金属製薄板220の上面に当接した状態
を示している。
【0013】パンチカッタ208が更に降下させられる
と、ダイカッタ202と協動して金属製薄板220が円
形に剪断され、次いでパンチカッタ208は、その下端
の傾斜面とダイリング204上端の傾斜面との間に円形
の金属製薄板220の周縁部を挟持した状態で、ダイリ
ング204のばね力に抗して降下する。図15(B)に
示すように、金属製薄板220の前記周縁部を除く中央
部はダイセンタ206の形状に従って徐々に深く成形さ
れる。この間、金属製薄板220の前記周縁部は前記傾
斜面の間を滑りながら徐々に半径方向内側に移動させら
れる。
【0014】図15(C)に示すように、パンチカッタ
208が下方へのストロークの最終位置、すなわち最低
位置まで降下すると、金属製薄板220の周縁部は前記
傾斜面間から完全に離脱し、パンチカッタ208の加工
用孔209とダイセンタ206との間でコップ形状成形
品(製品の中間品)Cが成形される。
【0015】次いでパンチカッタ208は上昇させら
れ、図15(D)に示すように、ダイカッタ202の加
工用孔214から抜け出て上方に移動させられる。この
状態では、パンチカッタ208の加工用孔209内には
コップ形状成形品Cが保持されている。
【0016】パンチカッタ208が更に上昇させられる
過程で図示しないストリッパが作用し、図15(E)に
示すように、コップ形状成形品Cはパンチカッタ208
の加工用孔209から離脱させられる。下型200上に
落下したコップ形状成形品Cは次のカーリング工程を遂
行するため、公知の搬送手段によって搬送される。
【0017】図16には、パンチカッタ208が図15
(A)の位置から降下し、ダイカッタ202と協動し
て、金属製薄板220を剪断した瞬間を拡大して示して
いる。図16において、221は金属基体、222は金
属基体221の片面に形成された被覆層を示し、223
は金属基体220の他面に形成された被覆層を示してい
る。被覆層222及び223は、それぞれPETがラミ
ネートされることにより形成されている。なお、コップ
形状成形品Cにおいて被覆層222は内側に、また被覆
層223は外側に位置付けられる。また224は金属基
体221の切断部、225は被覆層222の切断部をそ
れぞれ示している。金属基体220の切断部224は全
体として円形をなしている。
【0018】図17には、図16に示す金属製薄板22
0の切断部の一部が示されている。図16と共に図17
をも参照して、被覆層222は、金属基体221の円形
の切断部224に沿って鋭く切断された形態をなしてお
らず、被覆層222の切断部225は金属基体221の
切断部224の下縁を覆うような形態をなしている。す
なわち被覆層222には、金属基体221の切断部22
4の下縁を覆う、はみ出し部226が存在し、その切断
状況は良好であるとはいえない。これは、ダイカッタ2
02のカッティングエッジとパンチカッタ208のカッ
ティングエッジとが、それぞれ、一つの平面上で円形を
なしていることに加えて、被覆層222を形成するPE
Tが比較的切断されにくいこと、に起因するものと推測
される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】金属製薄板220を剪
断したときに生ずる前記はみ出し部226の存在は、後
の成形工程において、毛状の屑を生成させる原因とな
る。図18は、図15(C)に示す工程に至る直前のプ
レス加工の状態を示している。金属製薄板220は深く
絞られてコップ形状成形品Cに成形される直前にある。
金属製薄板220の円形の周縁部は、パンチカッタ20
8の下端の傾斜面とダイリング204上端の傾斜面との
間に挟持されている。パンチカッタ208の降下に伴っ
て、金属製薄板220の片面は被覆層222を介してダ
イリング204上端の傾斜面を滑りながら徐々に半径方
向内側に移動させられるが、図示のように、被覆層22
2が該傾斜面から離れる直前においては接触面積が小さ
くなり、遂には図示の断面において点の状態となる。こ
の接触点において、被覆層222と該傾斜面との接触圧
が最大となり、被覆層222は全周にわたってではない
が、不連続に相当長く切断される。その結果、図19に
示すように、コップ形状成形品Cの円筒状スカートの開
口周縁には、幾つかの比較的長い毛状の切屑Hが付着す
る。切屑Hは、コップ形状成形品Cのシーリング面に届
くような長さを有するものがある。また生成された毛状
の切屑Hの一部はコップ形状成形品Cの成形の過程で離
脱して成形品Cの内外面に付着し、あるいは周囲に飛散
する。
【0020】コップ形状成形品Cには、先に説明したよ
うに、その後、カーリング加工等が遂行されるが、これ
らの加工は、円筒状スカートの開口周縁に対して遂行さ
れるため、毛状の切屑Hの離脱、飛散は一層促進され
る。その結果、コップ形状成形品Cの内外面への切屑H
の付着量が多くなり、これを除去する清掃作業(ブラッ
シング、集塵作業)に多くの労力、時間を費やしてい
る。また、離脱、飛散した切屑Hは工場内に浮遊し、あ
るいは各種の機械、装置類に付着する。このため大掛か
りな集塵装置を必要とし、また清掃作業のために更に多
くの労力、時間を要することとなる。
【0021】本発明は上記事実に基づいてなされたもの
で、その目的は、金属製容器蓋の成形の過程で発生する
毛状の切屑の量を著しく減少させる、改良された金属製
容器蓋のプレス加工用ダイカッタを提供することであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によれば、平坦な上面と、該上面に直交する
軸線を有する加工用孔とを備え、該上面と該加工用孔の
内周面との境界部がカッティングエッジをなすと共に、
該加工用孔内にパンチカッタが出入りできるようその静
止位置が規定された金属製容器蓋のプレス加工用ダイカ
ッタにおいて、該カッティングエッジを含む該上面に
は、実質上同一の形状を有する凹部が、円周方向に15
個〜70個形成され、該カッティングエッジにおいて、
該凹部の各々の円周方向両端部は、円周方向中央部に向
かって深くなるよう形成される、ことを特徴とする金属
製容器蓋のプレス加工用ダイカッタ、が提供される。こ
の構成は本発明の第1の特徴である。
【0023】本発明における金属製容器蓋のプレス加工
用ダイカッタにおいて、カッティングエッジを含む上面
には、実質上同一の形状を有する凹部が、円周方向に1
5個〜70個形成され、更に、カッティングエッジにお
いて、凹部の各々の円周方向両端部は、円周方向中央部
に向かって深くなるよう形成される。この構成によりカ
ッティングエッジには多数のシャー角が形成される。そ
の結果、パンチカッタと協動して金属製薄板に剪断加工
が遂行されると、PETにより形成される被覆層は、少
なくとも各凹部のシャー角を形成する両端部によって、
金属基体の円形の切断部に沿って鋭く切断されるので、
先に説明したような、金属基体の切断部の下縁を覆う、
はみ出し部が著しく少なくなる。そしてはみ出し部が存
在しても、それは円周方向に短く不連続な形態をなし、
はみ出し量が少なくなる。すなわち被覆層の切断状況は
著しく良好となる。その結果、コップ形状成形品の円筒
状スカートの開口周縁に生成される毛状の切屑の量は著
しく低減される。更に、前記開口周縁に付着する切屑は
従来に比較して短くなり、コップ形状成形品Cのシーリ
ング面に届くような長さを有するものは存在しなくな
る。したがってコップ形状成形品の成形の過程で離脱
し、周囲に飛散する毛状の切屑の量も著しく低減され
る。
【0024】コップ形状成形品には、その後、カーリン
グ加工等が遂行されるが、これらの加工においても、毛
状の切屑の離脱、飛散は著しく低減される。その結果、
コップ形状成形品の内外面への切屑の付着量が著しく低
減され、これを除去する清掃作業のための労力及び時間
が大幅に節減される。また、工場内に浮遊する切屑の
量、あるいは各種の機械、装置類、床等に付着する切屑
の量が大幅に低減されるので、大掛かりな集塵装置が不
要となり、また装置類等に付着した切屑の清掃作業のた
めの労力及び時間が大幅に節減され、全体として製造コ
ストが著しく低減される。更に、工場内に浮遊する切屑
の量が少なくなることに起因して、労働環境が改善され
る。
【0025】本発明においては、前記第1の特徴とする
構成に加え、該カッティングエッジにおいて、該凹部の
各々は実質上等ピッチで形成され、該凹部の各々の、円
周方向寸法は3.0mm〜6.0mm、深さは0.2m
m〜0.5mm、該平面の円周方向寸法は0.5mm〜
5.0mmである、ことを第2の特徴とする。この構成
によって前記効果が事実上確認された。
【0026】本発明においては、前記第1の特徴とする
構成に加え、該カッティングエッジにおいて、該凹部の
各々は、該軸線から半径方向外方に見て円弧形状をなし
ている、ことを第3の特徴とする。この構成によれば、
円形のカッティングエッジに凹部を形成する切削加工を
容易に遂行することができ、生産効率が向上する。
【0027】本発明においては、前記第4の特徴とする
構成に加え、該カッティングエッジにおいて、該凹部の
各々は、該軸線から半径方向外方に見て該両端部が直線
状に傾斜している、ことを第4の特徴とする。この構成
によれば、カッティングエッジのシャー角を容易に設定
することができるので、設計上有利である。
【0028】本発明においては、前記第1の特徴とする
構成に加え、上端部には円筒部が形成され、該上面は該
円筒部の上端面を規定し、該凹部の各々は、該円筒部の
該上端面において半径方向の内端から外端にわたって形
成されている、ことを第5の特徴とする。この構成によ
れば、凹部の各々が円弧状、V形、両側部が傾斜したチ
ャンネル形、その他どのような断面形状を有していて
も、切削加工を容易に遂行することができ、生産効率が
向上する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、金属
製容器蓋の一形態であるラグ式容器蓋を製造する工程を
説明しながら、本発明を説明する。図1は、本発明に係
るダイカッタを備えたプレス加工機の要部断面図、図2
はヘミング加工機の要部断面図、図3はカーリング及び
ラグ加工機の要部断面図、図4はラグ式容器蓋の製造工
程を示す図である。なおヘミング加工機、カーリング及
びラグ加工機、製造工程等は従来と同じである。
【0030】先ず、第1の工程において、金属製薄板を
円形に剪断する剪断加工を含むプレス加工を施して、図
4(A)に示すように、円形天面壁4と天面壁4の周縁
から垂下した円筒状スカート6とを有するコップ形状成
形品2を成形する。このプレス加工は、図15により説
明した従来のそれと同じであり、図1に示すプレス加工
機によって行うことができる。なおコップ形状成形品2
の素材である金属製薄板の両面にはPETフィルムから
なる被覆層が形成されている。
【0031】図1を参照して、番号20は図示しないプ
レス加工機の一部を構成する下型、30は上型を示して
いる。下型20は、ダイカッタ22、ダイリング24、
及びダイセンタ26を備えている。ダイセンタ26は、
部材26a、26b及び26cからなる。上型30は、
パンチカッタ32、部材34、36、38、39を備え
ている。前記下型20及び上型30において、本発明に
従って構成されたダイカッタ22以外の部材は公知の構
成を有しているので、説明は省略する。前記下型20上
に金属製薄板が位置付けられ、上型30が図示しない油
圧装置等により降下させられる。上型30のパンチカッ
タ32はダイカッタ22と協動して金属製薄板を円形に
剪断する。上型30が最低位置まで降下させられること
により、図1及び図4(A)に示すように円形天面壁4
と天面壁4の周縁から垂下した円筒状スカート6とを有
するコップ形状成形品2が成形される。
【0032】ここで、本発明に従って構成されたダイカ
ッタ22の一実施の形態を、図5〜図8を参照して説明
する。ダイカッタ22は平坦で水平な上面22aと、上
面22aに直交する軸線を有する加工用孔22bとを備
え、全体としてリング状をなしている。上面22aと加
工用孔22bの内周面との境界部がカッティングエッジ
22cをなしている。加工用孔22bは上面22aから
軸線方向に所定の長さ形成され、その他の部分は加工用
孔22bより内径の大きな孔22eにより構成されてい
る。カッティングエッジ22cを含む上面22aには、
実質上同一の形状を有する凹部22dが、円周方向に3
6個、実質上等ピッチ(10°のピッチ)で形成されて
いる。凹部22dは15個〜70個の範囲で形成される
ことが、前記した本発明の効果の達成上好ましい。カッ
ティングエッジ22cにおいて、凹部22dの各々の円
周方向両端部は、円周方向中央部に向かって深くなるよ
う形成されている。この実施の形態においては、図8に
示すように、カッティングエッジ22cにおいて、凹部
22dの各々は、加工用孔22bの軸線から半径方向外
方に見て円弧形状をなしているので、円周方向両端部は
円弧形状の一部をなしている。円弧の半径が小さくなる
程、凹部22d両端部のシャー角は大きくなる。なお図
示の実施の形態においては凹部22dの各々の半径は
5.0mmである。
【0033】カッティングエッジ22cにおいて、凹部
22dの各々の、円周方向寸法L1は3.4mm、深さ
L2は0.3mm、平面22aの円周方向寸法L3は
3.2mmである。なお、凹部22dの各々の、カッテ
ィングエッジ22cからの半径方向長さ(奥行き)L4
は1.3mm、加工用孔22bの直径は76.4mm、
である。また凹部22dの各々の底面は、カッティング
エッジ22cから半径方向外方に向かうに従って低くな
るよう上面22aに対して傾斜しているが、この傾斜角
度θ1は3°である。この角度θ1は、0°〜3°の範
囲に設定されることが好ましい。以上のように構成され
たダイカッタ22は超硬合金から形成されている。前記
上面22a及び加工用孔22bの内周面には鏡面仕上げ
が施されている。
【0034】以上の説明から明らかなように、図1に示
すダイカッタ22には、カッティングエッジ22cにお
いて、多数の凹部22dが形成されている。したがっ
て、カッティングエッジ22cには、凹部22dの各々
の両端部により多数のシャー角が形成される。その結
果、前記第1の工程において、ダイカッタ22がパンチ
カッタ32と協動して金属製薄板220(図15参照)
に剪断加工が遂行されると、図13に示すように、PE
Tにより形成される被覆層222は、少なくとも各凹部
22dのシャー角を形成する両端部によって、金属基体
221の円形の切断部224に沿って鋭く切断されるの
で、先に説明したような、金属基体221の切断部22
4の下縁を覆う、はみ出し部が著しく少なくなる。そし
てはみ出し部が存在しても、それは円周方向に短く不連
続な形態をなすと共に、はみ出し量も少なくなる。すな
わち被覆層222の切断状況は著しく良好となる。その
結果、図14に示すように、コップ形状成形品2の円筒
状スカート6の開口周縁に生成される毛状の切屑Hの量
は著しく低減される。更に、前記開口周縁に付着する切
屑Hは従来に比較して短くなり、コップ形状成形品2の
シーリング面に届くような長さを有するものは存在しな
くなる。したがってコップ形状成形品2の成形の過程で
離脱し、周囲に飛散する毛状の切屑Hの量も著しく低減
される。なお図13において、図17と同一部分は同一
番号で示してある。
【0035】次にプレス加工されたコップ形状成形品2
は、第2の工程であるヘミング加工工程に送られる。ヘ
ミング加工工程では、コップ形状成形品2のスカート6
の先端にヘミング加工が施され、図4(B)に示すよう
に半径方向内方に屈曲する屈曲部8が形成される。この
ヘミング加工は、例えば図2に示すヘミング加工機によ
って行うことができる。すなわちコップ形状成形品2を
倒立状態で支持する支持台42と、該支持台42の上方
に配設されコップ形状成形品2の外周縁に沿って転動す
る成形ローラ44とを有する従来公知のヘミング加工機
40によって、前記成形ローラ44をコップ形状成形品
2のスカート6の先端に押し当てつつ外周縁に沿って転
動することにより、半径方向内方に屈曲する屈曲部8を
形成する。このヘミング加工工程においても、円筒状ス
カート6の開口周縁に付着した毛状の切屑Hの量が著し
く少ないため、切屑Hの離脱、飛散は著しく低減され
る。
【0036】次に、スカート6の先端はヘミング加工さ
れたコップ形状成形品2は第3の工程であるカーリング
およびラグ成形加工工程に送られ、スカート6の先端に
更にカーリング加工が施され、図4(C)に示すように
内巻きカール部10が形成されるとともに、周方向に間
隔を置いて複数個所にラグ加工が施されて局部的に半径
方向内方に突出する複数個のラグ12が形成されて、ラ
グ式容器蓋が製造される。カーリングおよびラグ成形
は、例えば図3に示すカーリングおよびラグ加工機によ
って行うことができる。すなわち、ヘミング加工が施さ
れたコップ形状成形品2を倒立状態で支持する支持台5
1と、該支持台51の上方に配設されたカーリング成形
型52およびラグ成形型部材53、54、55a、55
b、55c、55dとからなるラグ成形型56とを有す
る公知のカーリングおよびラグ加工機50によって、コ
ップ形状成形品2のスカート6の先端に内巻きカール部
10を形成するとともに、周方向に間隔を置いて複数個
所に局部的に半径方向内方に突出する複数個のラグ12
を形成する。このカーリングおよびラグ成形加工工程に
おいても、前記した理由により、切屑Hの離脱、飛散は
著しく低減される。
【0037】次に、第4の工程において、図4(D)に
示すように、コップ形状成形品2を回転させつつノズル
14より塩化ビニルコンパウンド・ゾルを流し込む、所
謂スピンライニングにより天面壁4の内面外周部にライ
ナー素材16を供給する。最後に、図4(E)に示すよ
うに、第5の工程において、天面壁4の内面に供給され
たライナー素材を焼付・乾燥機によって発泡または乾燥
することにより、天面壁4の内面にライナー18を備え
たラグ式容器蓋が製造される。
【0038】次に、本発明に従って構成されたダイカッ
タの他の実施の形態を、図9〜図12を参照して説明す
る。全体を番号23で示すダイカッタは平坦で水平な上
面23aと、上面23aに直交する軸線を有する加工用
孔23bとを備え、全体としてリング状をなしている。
ダイカッタの上端部には円筒部23fが形成されてい
る。上面23aは円筒部23fの上端面を規定してい
る。上面23aと加工用孔23bの内周面との境界部が
カッティングエッジ23cをなしている。加工用孔23
bは上面23aから軸線方向に所定の長さ形成され、そ
の他の部分は加工用孔23bより内径の大きな孔23e
により構成されている。カッティングエッジ23cを含
む上面23aには、実質上同一の形状を有する凹部23
dが、円周方向に36個、実質上等ピッチ(10°のピ
ッチ)で形成されている。凹部23dは15個〜70個
の範囲で形成されることが、前記した本発明の効果の達
成上好ましい。凹部23dの各々は、円筒部23fの上
端面23aにおいて半径方向の内端から外端にわたって
形成されている。
【0039】カッティングエッジ23cにおいて、凹部
23dの各々の円周方向両端部は、円周方向中央部に向
かって深くなるよう形成されている。この実施の形態に
おいては、図12に示すように、カッティングエッジに
おいて、凹部23dの各々は、加工用孔23bの軸線か
ら半径方向外方に見て両端部が直線状に傾斜している。
この両端部における傾斜面と上面23aとのなす角度
(シャー角)は、それぞれ15°である。凹部23dの
各々の円周方向中間部は平坦な面をなしている。
【0040】カッティングエッジ23cにおいて、凹部
23dの各々の、円周方向寸法L1は5.6mm、深さ
L2は0.5mm、平面23aの円周方向寸法L3は
1.0mmである。なお、凹部23dの各々の、加工用
孔23bの直径は76.4mm、である。以上のように
構成されたダイカッタ23は超硬合金から形成されてい
る。前記上面23a及び加工用孔23bの内周面は鏡面
仕上げが施されている。
【0041】以上、本発明による金属製容器蓋のプレス
加工用ダイカッタの実施の形態について説明したが、本
発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発
明の範囲を逸脱することなく種々の変形あるいは修正が
可能である。例えば、本発明を、ラグ式容器蓋の製造に
適用した実施の形態で説明したが、本発明はこれに限定
されることなく、他の形態の金属製容器蓋の製造にも適
用されるものである。例えば、コップ形状成形品から円
筒状スカートの先端部を半径方向外方にカール加工して
外巻きカールを形成し、更にスカートの内周面にねじ状
の突起を形成してなる、ねじ式容器蓋の製造に、本発明
は適用される。ねじ式容器蓋の他の例としては、コップ
形状成形品から円筒状スカートの先端部を半径方向内方
にヘミング加工、次いでカール加工して内巻きカールを
形成し、更に天面壁及びスカートの内側に樹脂をライニ
ングしてなる形態のものがある。この容器蓋は、雄ねじ
が形成された容器頸部に軸方向に押し込まれることによ
り装着される。この種の容器蓋が装着される容器内には
例えば飲料液が常温より高温の状態で収容され、容器蓋
が装着された後に該飲料液の温度が常温に低下すること
により容器内に生成される真空の作用で、容器蓋の内面
の樹脂層は容器頸部の雄ねじに従って吸着され、密封が
遂行される。本発明はこの形態のねじ式容器蓋の製造に
も適用される。そしてこれらの容器蓋の製造の過程にお
いても、前記したと同様な作用により毛状の切屑の発生
を著しく低減できるものである。
【0042】
【発明の効果】本発明に従って構成されたに金属製容器
蓋のプレス加工用ダイカッタよれば、金属製容器蓋の成
形の過程で発生する毛状の切屑の量を著しく減少させる
ことができる。更に、スカートの開口周縁に付着する切
屑は従来に比較して短くなり、コップ形状成形品のシー
リング面に届くような長さを有するものは存在しなくな
る。その結果、従来のような大掛かりな集塵装置は不要
となり、また清掃作業のための労力及び時間も大幅に節
減されるので全体として製造コストが著しく低減され
る。また労働環境も改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るダイカッタを備えたプレ
ス加工機の要部の実施の形態を示す断面図。
【図2】ヘミング加工機の要部断面図。
【図3】カーリング及びラグ加工機の要部断面図。
【図4】ラグ式容器蓋の製造工程を示す図。
【図5】図1に示すダイカッタの一実施の形態を示す上
面図。
【図6】図5のA−A矢視断面図。
【図7】図5のB−B矢視断面拡大図。
【図8】図5に示すダイカッタのカッティングエッジの
展開拡大図。
【図9】ダイカッタの他の実施の形態を示す上面図。
【図10】図9のC−C矢視断面図。
【図11】図9のD−D矢視断面拡大図。
【図12】図9に示すダイカッタのカッティングエッジ
の展開拡大図。
【図13】図1に示すプレス加工機を使用して剪断され
た金属製薄板の切断部の一部を拡大して示す斜視図。
【図14】図1に示すプレス加工機により成形されたコ
ップ形状成形品に、毛状の切屑が付着した状態を示す斜
視図。
【図15】従来のダイカッタを使用して剪断された金属
製薄板からコップ形状成形品を成形するプレス加工工程
を概略的に示す図。
【図16】図15に示すプレス加工工程において、パン
チカッタがダイカッタと協動して、金属製薄板を剪断し
た瞬間を拡大して示す要部断面図。
【図17】図16に示す金属製薄板の切断部の一部を拡
大して示す斜視図。
【図18】図15に示すプレス加工工程において、金属
製薄板が深く絞られてコップ形状成形品に成形される直
前の状態を示す要部断面図。
【図19】図15に示すプレス加工工程により成形され
たコップ形状成形品に、毛状の切屑が付着した状態を示
す斜視図。
【符号の説明】
2 コップ形状成形品 4 円形天面壁 6 円筒状スカート 8 屈曲部 10 内巻きカール部 12 ラグ 20 下型 22 ダイカッタ 22a 上面 22b 加工用孔 22c カッティングエッジ 22d 凹部 23 ダイカッタ 23a 上面 23b 加工用孔 23c カッティングエッジ 23d 凹部 24 ダイリング 26 ダイセンタ 30 上型 32 パンチカッタ 202 ダイカッタ 204 ダイリング 206 ダイセンタ 208 パンチカッタ 220 金属製薄板 221 金属基体 222 被覆層 223 被覆層 224 切断部 226 はみ出し部 C コップ形状成形品 H 毛状の切屑
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 章雄 神奈川県平塚市長瀞2番12号 日本クラウ ンコルク株式会社平塚工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な上面と、該上面に直交する軸線を
    有する加工用孔とを備え、該上面と該加工用孔の内周面
    との境界部がカッティングエッジをなすと共に、該加工
    用孔内にパンチカッタが出入りできるようその静止位置
    が規定された金属製容器蓋のプレス加工用ダイカッタに
    おいて、 該カッティングエッジを含む該上面には、実質上同一の
    形状を有する凹部が、円周方向に15個〜70個形成さ
    れ、 該カッティングエッジにおいて、該凹部の各々の円周方
    向両端部は、円周方向中央部に向かって深くなるよう形
    成される、ことを特徴とする金属製容器蓋のプレス加工
    用ダイカッタ。
  2. 【請求項2】 該カッティングエッジにおいて、該凹部
    の各々は実質上等ピッチで形成され、該凹部の各々の、
    円周方向寸法は3.0mm〜6.0mm、深さは0.2
    mm〜0.5mm、該平面の円周方向寸法は0.5mm
    〜5.0mmである、請求項1記載の金属製容器蓋のプ
    レス加工用ダイカッタ。
  3. 【請求項3】 該カッティングエッジにおいて、該凹部
    の各々は、該軸線から半径方向外方に見て円弧形状をな
    している、請求項1記載の金属製容器蓋のプレス加工用
    ダイカッタ。
  4. 【請求項4】 該カッティングエッジにおいて、該凹部
    の各々は、該軸線から半径方向外方に見て該両端部が直
    線状に傾斜している、請求項1記載の金属製容器蓋のプ
    レス加工用ダイカッタ。
  5. 【請求項5】 上端部には円筒部が形成され、該上面は
    該円筒部の上端面を規定し、該凹部の各々は、該円筒部
    の該上端面において半径方向の内端から外端にわたって
    形成されている、請求項1記載の金属製容器蓋のプレス
    加工用ダイカッタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110303081A (zh) * 2019-07-09 2019-10-08 叶杏 一种便于落料的数控冲床
CN111086781A (zh) * 2019-12-31 2020-05-01 山东万事达专用汽车制造有限公司 一种粉罐车封头及其生产系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110303081A (zh) * 2019-07-09 2019-10-08 叶杏 一种便于落料的数控冲床
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