JPH0947428A - 内視鏡画像ファイリング装置 - Google Patents
内視鏡画像ファイリング装置Info
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- JPH0947428A JPH0947428A JP20193495A JP20193495A JPH0947428A JP H0947428 A JPH0947428 A JP H0947428A JP 20193495 A JP20193495 A JP 20193495A JP 20193495 A JP20193495 A JP 20193495A JP H0947428 A JPH0947428 A JP H0947428A
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- Endoscopes (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の記録装置や記録媒体に記録した大量の
画像情報の管理を容易に行えるようにする。 【解決手段】 内視鏡画像ファイリング装置は、内視鏡
システム6によって得られた内視鏡画像に関する情報の
記録再生を制御する画像記録再生装置1と、内視鏡画像
の画像情報を光磁気ディスク(MO)2a,2bに記録
する光磁気ディスクドライブ(MOドライブ)3と、内
視鏡画像の管理情報を記録するハードディスク4と、を
有している。内視鏡画像を検索する際には、ハードディ
スク4より管理情報を読み出してモニタ7に表示し、操
作者がキーボード8で対象を特定することで、目的の内
視鏡画像の画像情報を記録したMOを特定し、該画像情
報をMOドライブ3より読み出してモニタ7に表示でき
るようになっている。
画像情報の管理を容易に行えるようにする。 【解決手段】 内視鏡画像ファイリング装置は、内視鏡
システム6によって得られた内視鏡画像に関する情報の
記録再生を制御する画像記録再生装置1と、内視鏡画像
の画像情報を光磁気ディスク(MO)2a,2bに記録
する光磁気ディスクドライブ(MOドライブ)3と、内
視鏡画像の管理情報を記録するハードディスク4と、を
有している。内視鏡画像を検索する際には、ハードディ
スク4より管理情報を読み出してモニタ7に表示し、操
作者がキーボード8で対象を特定することで、目的の内
視鏡画像の画像情報を記録したMOを特定し、該画像情
報をMOドライブ3より読み出してモニタ7に表示でき
るようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡画像の情報を
画像情報と管理情報としてそれぞれ記録装置に記録する
内視鏡画像ファイリング装置に関する。
画像情報と管理情報としてそれぞれ記録装置に記録する
内視鏡画像ファイリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報とその記録形式は様々なニー
ズに対応して多様化してきている。このうち画像情報を
画像ファイルとして保存する場合に着目しても、その記
録媒体は用途によりネットワークサーバ、ハードディス
ク、またフロッピーディスクや光磁気ディスクといった
可搬性の記録媒体など、多岐に渡っている。
ズに対応して多様化してきている。このうち画像情報を
画像ファイルとして保存する場合に着目しても、その記
録媒体は用途によりネットワークサーバ、ハードディス
ク、またフロッピーディスクや光磁気ディスクといった
可搬性の記録媒体など、多岐に渡っている。
【0003】画像情報は、データ量に関して、一つの画
像についても大量のデータを必要とする。このため、画
像情報を多数管理するとなるとそのデータ量は膨大なも
のとなる。よって、データ量の多い画像情報を管理する
ために、データを縮小する様々な方法が考案されてい
る。その根本をなす技術としては、画像圧縮技術が挙げ
られる。
像についても大量のデータを必要とする。このため、画
像情報を多数管理するとなるとそのデータ量は膨大なも
のとなる。よって、データ量の多い画像情報を管理する
ために、データを縮小する様々な方法が考案されてい
る。その根本をなす技術としては、画像圧縮技術が挙げ
られる。
【0004】しかし、画像圧縮等の技術を用いても多数
の画像情報を上記の記録媒体、特にフロッピーディスク
や光磁気ディスク等の比較的記憶容量の小さい記録媒体
に記録する場合は、その記録媒体を複数必要とする状況
は必須である。また、記憶容量に関わらず、その利用者
の利用状態、例えば複数の利用者が同時に利用する場合
など、によっては情報を複数の記録装置に記録する方法
が有効である場合もある。これらいずれの場合において
も、その複数の記録装置に記録された情報の管理方法が
問題となる。
の画像情報を上記の記録媒体、特にフロッピーディスク
や光磁気ディスク等の比較的記憶容量の小さい記録媒体
に記録する場合は、その記録媒体を複数必要とする状況
は必須である。また、記憶容量に関わらず、その利用者
の利用状態、例えば複数の利用者が同時に利用する場合
など、によっては情報を複数の記録装置に記録する方法
が有効である場合もある。これらいずれの場合において
も、その複数の記録装置に記録された情報の管理方法が
問題となる。
【0005】画像情報を管理する有効な手段として、画
像情報とその管理情報を文字情報として分けて記録する
方法が挙げられる。文字情報は画像情報と比較して少な
い情報量で済む上、一連の画像情報の管理情報を共通化
することによりさらに少ない量の情報として保存するこ
とが可能となる。
像情報とその管理情報を文字情報として分けて記録する
方法が挙げられる。文字情報は画像情報と比較して少な
い情報量で済む上、一連の画像情報の管理情報を共通化
することによりさらに少ない量の情報として保存するこ
とが可能となる。
【0006】画像情報、及びその画像情報に付随する管
理情報の文字情報を光磁気ディスク等の記録媒体に記録
する方法として、例えば特開平5−75967号公報に
は、一連の複数の内視鏡画像に対し画像情報と各画像に
共通した文字情報を一群のデータとして記録、再生する
技術が開示されている。
理情報の文字情報を光磁気ディスク等の記録媒体に記録
する方法として、例えば特開平5−75967号公報に
は、一連の複数の内視鏡画像に対し画像情報と各画像に
共通した文字情報を一群のデータとして記録、再生する
技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平5−7
5967号公報の手段においては、一連の複数の画像情
報について共通の管理情報を読み出すことは可能であ
る。しかしながら、管理情報を基に画像の管理、特に検
索等を行う際には、記録装置が複数ある場合はそのそれ
ぞれの記録装置一つ一つについて画像情報の検索をしな
ければならない。この場合、記録装置の数によっては多
大な工数を要することになり、画像情報の管理に手間が
かかるという問題点がある。
5967号公報の手段においては、一連の複数の画像情
報について共通の管理情報を読み出すことは可能であ
る。しかしながら、管理情報を基に画像の管理、特に検
索等を行う際には、記録装置が複数ある場合はそのそれ
ぞれの記録装置一つ一つについて画像情報の検索をしな
ければならない。この場合、記録装置の数によっては多
大な工数を要することになり、画像情報の管理に手間が
かかるという問題点がある。
【0008】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、画像情報が複数の記録装置や記録媒体に記録さ
れた場合においても、大量の画像情報の管理を容易に行
うことが可能な内視鏡画像ファイリング装置を提供する
ことを目的としている。
もので、画像情報が複数の記録装置や記録媒体に記録さ
れた場合においても、大量の画像情報の管理を容易に行
うことが可能な内視鏡画像ファイリング装置を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡画像
ファイリング装置は、内視鏡観察により得られた内視鏡
画像を記録する装置において、前記内視鏡画像の画像情
報を第1の記録媒体に記録する第1の記録手段と、前記
内視鏡画像に関する管理情報を第2の記録媒体に記録す
る第2の記録手段と、を備えたものであり、内視鏡画像
の画像情報と管理情報とを分けてそれぞれ別の記録媒体
に記録することにより、管理情報を基にして内視鏡画像
の管理が容易に実行可能となる。
ファイリング装置は、内視鏡観察により得られた内視鏡
画像を記録する装置において、前記内視鏡画像の画像情
報を第1の記録媒体に記録する第1の記録手段と、前記
内視鏡画像に関する管理情報を第2の記録媒体に記録す
る第2の記録手段と、を備えたものであり、内視鏡画像
の画像情報と管理情報とを分けてそれぞれ別の記録媒体
に記録することにより、管理情報を基にして内視鏡画像
の管理が容易に実行可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の第1の
実施形態に係り、図1は内視鏡画像ファイリングシステ
ムの構成の一例を示す構成説明図、図2は内視鏡システ
ムの構成を示す構成説明図、図3は画像記録再生装置の
内部構成を示すブロック図である。
施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の第1の
実施形態に係り、図1は内視鏡画像ファイリングシステ
ムの構成の一例を示す構成説明図、図2は内視鏡システ
ムの構成を示す構成説明図、図3は画像記録再生装置の
内部構成を示すブロック図である。
【0011】本実施形態では、一つの内視鏡システムを
備えた内視鏡画像ファイリングシステムの構成例を説明
する。
備えた内視鏡画像ファイリングシステムの構成例を説明
する。
【0012】図1に示すように、本実施形態の内視鏡画
像ファイリングシステムは、入力された内視鏡画像を記
録・再生する画像記録再生装置1と、内視鏡画像の画像
情報を光磁気ディスク(以下MOと略す)2a,2bに
記録する光磁気ディスクドライブ(以下MOドライブと
略す)3と、内視鏡画像の管理情報を記録するハードデ
ィスク4と、を有して主要部が構成されている。
像ファイリングシステムは、入力された内視鏡画像を記
録・再生する画像記録再生装置1と、内視鏡画像の画像
情報を光磁気ディスク(以下MOと略す)2a,2bに
記録する光磁気ディスクドライブ(以下MOドライブと
略す)3と、内視鏡画像の管理情報を記録するハードデ
ィスク4と、を有して主要部が構成されている。
【0013】画像記録再生装置1とMOドライブ3,ハ
ードディスク4とはSCSI(Small Computer System
Interface )ケーブル5を介して接続されている。ま
た、画像記録再生装置1には、内視鏡による観察を行っ
て内視鏡画像を得る内視鏡システム6、内視鏡画像の画
像情報及び管理情報を表示するモニタ7、データ入力等
を行うキーボード8が接続されている。
ードディスク4とはSCSI(Small Computer System
Interface )ケーブル5を介して接続されている。ま
た、画像記録再生装置1には、内視鏡による観察を行っ
て内視鏡画像を得る内視鏡システム6、内視鏡画像の画
像情報及び管理情報を表示するモニタ7、データ入力等
を行うキーボード8が接続されている。
【0014】前記MOは、記録する画像情報の情報量に
従い、適宜MO2c,2d…と拡張することができる。
また各MO2a,2b,…には、個々の媒体を識別する
ために、それぞれ別個のボリュームラベルを付けるよう
にする。
従い、適宜MO2c,2d…と拡張することができる。
また各MO2a,2b,…には、個々の媒体を識別する
ために、それぞれ別個のボリュームラベルを付けるよう
にする。
【0015】図2に示すように、内視鏡システム6は、
先端に図示しないCCD等の固体撮像素子を設けた電子
スコープ11と、電子スコープ11に照明光を供給する
光源装置12と、電子スコープ11によって得られた画
像信号を信号処理し、例えばRGB3原色の信号等の映
像信号を生成するビデオプロセッサ13と、内視鏡画像
を表示するモニタ14と、を有して主要部が構成されて
いる。
先端に図示しないCCD等の固体撮像素子を設けた電子
スコープ11と、電子スコープ11に照明光を供給する
光源装置12と、電子スコープ11によって得られた画
像信号を信号処理し、例えばRGB3原色の信号等の映
像信号を生成するビデオプロセッサ13と、内視鏡画像
を表示するモニタ14と、を有して主要部が構成されて
いる。
【0016】電子スコープ11は、可撓性で細長に形成
された観察部位15に挿入される挿入部16と、挿入部
16の後端部に連接された操作部17と、操作部17の
側部より延出したユニバーサルケーブル18と、を有し
て構成されている。ユニバーサルケーブル18の端部に
は、光源装置12と接続するコネクタ19が設けられ、
このコネクタ19側部からは信号ケーブル20が延出
し、この信号ケーブル20の端部にビデオプロセッサ1
3と接続するコネクタ21が設けられており、電子スコ
ープ11が光源装置12とビデオプロセッサ13とに接
続されるようになっている。また、操作部17には、静
止画像を記録するためのレリーズ動作を行う図示しない
レリーズスイッチ22が設けられている。
された観察部位15に挿入される挿入部16と、挿入部
16の後端部に連接された操作部17と、操作部17の
側部より延出したユニバーサルケーブル18と、を有し
て構成されている。ユニバーサルケーブル18の端部に
は、光源装置12と接続するコネクタ19が設けられ、
このコネクタ19側部からは信号ケーブル20が延出
し、この信号ケーブル20の端部にビデオプロセッサ1
3と接続するコネクタ21が設けられており、電子スコ
ープ11が光源装置12とビデオプロセッサ13とに接
続されるようになっている。また、操作部17には、静
止画像を記録するためのレリーズ動作を行う図示しない
レリーズスイッチ22が設けられている。
【0017】ビデオプロセッサ13には、ケーブル23
を介してモニタ14が接続され、ビデオプロセッサ13
で生成された映像信号がモニタ14に入力されて内視鏡
画像が表示されるようになっている。また、ビデオプロ
セッサ13はケーブル24を介して画像記録再生装置1
と接続され、内視鏡画像の画像情報が送られるようにな
っている。
を介してモニタ14が接続され、ビデオプロセッサ13
で生成された映像信号がモニタ14に入力されて内視鏡
画像が表示されるようになっている。また、ビデオプロ
セッサ13はケーブル24を介して画像記録再生装置1
と接続され、内視鏡画像の画像情報が送られるようにな
っている。
【0018】図3に示すように、画像記録再生装置1
は、ビデオプロセッサ13から入力されたアナログの映
像信号をデジタル信号にA/D変換するA/D変換器3
0を入力部に有しており、A/D変換器30の出力段に
はA/D変換された映像信号を格納するフレームメモリ
31が設けられ、バスライン32に接続されている。ま
た画像記録再生装置1は、フレームメモリ31に対して
データの書き込み・読み出しの指示を行うメモリコント
ローラ40、ビデオプロセッサ13との間で患者情報・
コマンド等の送受信を行う通信インターフェース(I/
F)33、各部の制御を行うCPU34、データの記
憶、読み出しを行うRAM35、CPU34を駆動する
ためのプログラムが格納されているROM36、MOド
ライブ3及びハードディスク4をSCSIバス上にディ
ージーチェインにより接続しコマンドやデータの転送を
制御するためのSCSIコントローラ37、モニタ7の
制御を行うディスプレイコントローラ38、キーボード
8から送出される信号を入力するキーボードインターフ
ェース(I/F)39、を有しており、これらがバスラ
イン32上に接続されている。
は、ビデオプロセッサ13から入力されたアナログの映
像信号をデジタル信号にA/D変換するA/D変換器3
0を入力部に有しており、A/D変換器30の出力段に
はA/D変換された映像信号を格納するフレームメモリ
31が設けられ、バスライン32に接続されている。ま
た画像記録再生装置1は、フレームメモリ31に対して
データの書き込み・読み出しの指示を行うメモリコント
ローラ40、ビデオプロセッサ13との間で患者情報・
コマンド等の送受信を行う通信インターフェース(I/
F)33、各部の制御を行うCPU34、データの記
憶、読み出しを行うRAM35、CPU34を駆動する
ためのプログラムが格納されているROM36、MOド
ライブ3及びハードディスク4をSCSIバス上にディ
ージーチェインにより接続しコマンドやデータの転送を
制御するためのSCSIコントローラ37、モニタ7の
制御を行うディスプレイコントローラ38、キーボード
8から送出される信号を入力するキーボードインターフ
ェース(I/F)39、を有しており、これらがバスラ
イン32上に接続されている。
【0019】次に、本実施形態のシステムによる内視鏡
検査、及び内視鏡検査によって撮像された内視鏡画像を
記録する際の作用について説明する。
検査、及び内視鏡検査によって撮像された内視鏡画像を
記録する際の作用について説明する。
【0020】まず内視鏡システム6による内視鏡検査の
際の作用について説明する。操作者は、検査開始時にビ
デオプロセッサ13に接続した図示しないキーボード等
の入力手段から検査の管理情報となる患者情報をビデオ
プロセッサ13に入力する。患者情報としては、例えば
患者名、患者IDナンバー、検査日時、検査内容等の情
報を必要に応じて設定しておく。この患者情報は、ケー
ブル24を介して画像記録再生装置1へ送出される。
際の作用について説明する。操作者は、検査開始時にビ
デオプロセッサ13に接続した図示しないキーボード等
の入力手段から検査の管理情報となる患者情報をビデオ
プロセッサ13に入力する。患者情報としては、例えば
患者名、患者IDナンバー、検査日時、検査内容等の情
報を必要に応じて設定しておく。この患者情報は、ケー
ブル24を介して画像記録再生装置1へ送出される。
【0021】次いで電子スコープ11によって、光源装
置12より供給された照明光をコネクタ19、ユニバー
サルケーブル18、操作部17、挿入部16を通し挿入
部16の先端から観察部位15に照射する。そして、挿
入部16先端に設けた図示しないCCD等の固体撮像素
子により、照明された観察部位15の映像を電気信号に
変換する。固体撮像素子で撮像された観察部位15の電
気信号は、信号ケーブル20、コネクタ21を介しビデ
オプロセッサ13に送出される。
置12より供給された照明光をコネクタ19、ユニバー
サルケーブル18、操作部17、挿入部16を通し挿入
部16の先端から観察部位15に照射する。そして、挿
入部16先端に設けた図示しないCCD等の固体撮像素
子により、照明された観察部位15の映像を電気信号に
変換する。固体撮像素子で撮像された観察部位15の電
気信号は、信号ケーブル20、コネクタ21を介しビデ
オプロセッサ13に送出される。
【0022】ビデオプロセッサ13は、入力された固体
撮像素子からの電気信号を信号処理し、映像信号に変換
してケーブル23を介しモニタ14へ送出する。そして
モニタ14の画面上には、この映像信号に基づく内視鏡
画像がリアルタイムに表示される。これと同時に、ビデ
オプロセッサ13は、前記映像信号をケーブル24を介
し画像記録再生装置1へ送出する。
撮像素子からの電気信号を信号処理し、映像信号に変換
してケーブル23を介しモニタ14へ送出する。そして
モニタ14の画面上には、この映像信号に基づく内視鏡
画像がリアルタイムに表示される。これと同時に、ビデ
オプロセッサ13は、前記映像信号をケーブル24を介
し画像記録再生装置1へ送出する。
【0023】観察部位15の静止画像を得たいときに
は、操作者は操作部17のレリーズスイッチ22を押す
と、レリーズスイッチ22からのレリーズコマンドはケ
ーブル24を介し画像記録再生装置1へ送出され、画像
記録再生装置1により静止画の画像情報の記録が行われ
る。
は、操作者は操作部17のレリーズスイッチ22を押す
と、レリーズスイッチ22からのレリーズコマンドはケ
ーブル24を介し画像記録再生装置1へ送出され、画像
記録再生装置1により静止画の画像情報の記録が行われ
る。
【0024】検査を終了する際には、操作者は図示しな
いキーボード等の入力手段によりビデオプロセッサ13
に検査の終了を指示する。ビデオプロセッサ13は検査
終了の指示を受けると、検査終了コマンドをケーブル2
4を介し画像記録再生装置1へ送出する。
いキーボード等の入力手段によりビデオプロセッサ13
に検査の終了を指示する。ビデオプロセッサ13は検査
終了の指示を受けると、検査終了コマンドをケーブル2
4を介し画像記録再生装置1へ送出する。
【0025】次に、画像記録再生装置1においてビデオ
プロセッサ13で撮像した内視鏡画像を記録する際の作
用について説明する。
プロセッサ13で撮像した内視鏡画像を記録する際の作
用について説明する。
【0026】画像記録再生装置1に電源を投入すると、
ROM36に格納されたプログラムに従いCPU34が
起動し、装置が動作開始する。
ROM36に格納されたプログラムに従いCPU34が
起動し、装置が動作開始する。
【0027】MOドライブ3にMO2aを挿入すると、
MOドライブ3は、挿入されたMO2aのボリュームラ
ベルを読み取り、読み取ったボリュームラベルの情報を
SCSIケーブル5を介してSCSIコントローラ37
へ送出する。SCSIコントローラ37は受信したボリ
ュームラベルをバスライン32を介してCPU34へ転
送する。
MOドライブ3は、挿入されたMO2aのボリュームラ
ベルを読み取り、読み取ったボリュームラベルの情報を
SCSIケーブル5を介してSCSIコントローラ37
へ送出する。SCSIコントローラ37は受信したボリ
ュームラベルをバスライン32を介してCPU34へ転
送する。
【0028】内視鏡システム6において検査を開始し、
前述したようにビデオプロセッサ13より患者情報がケ
ーブル24を介して画像記録再生装置1へ送出される
と、この患者情報は通信I/F33から入力され、CP
U34へ送られる。CPU34は、受信した患者情報と
MO2aのボリュームラベルをSCSIコントローラ3
7に送出する。SCSIコントローラ37は、受信した
患者情報とMO2aのボリュームラベルを検査の管理情
報として、SCSIケーブル5を介してハードディスク
4へ送出する。そして、ハードディスク4において管理
情報が記録される。
前述したようにビデオプロセッサ13より患者情報がケ
ーブル24を介して画像記録再生装置1へ送出される
と、この患者情報は通信I/F33から入力され、CP
U34へ送られる。CPU34は、受信した患者情報と
MO2aのボリュームラベルをSCSIコントローラ3
7に送出する。SCSIコントローラ37は、受信した
患者情報とMO2aのボリュームラベルを検査の管理情
報として、SCSIケーブル5を介してハードディスク
4へ送出する。そして、ハードディスク4において管理
情報が記録される。
【0029】また、ビデオプロセッサ13からケーブル
24を介して画像記録再生装置1へ入力された映像信号
は、A/D変換器30によりデジタル信号にA/D変換
され、フレームメモリ31に格納される。検査中に操作
者がレリーズ指示を行ってビデオプロセッサ13からケ
ーブル24を介して画像記録再生装置1へレリーズコマ
ンドが送出されると、このレリーズコマンドは通信I/
F33から入力され、CPU34へ送られる。
24を介して画像記録再生装置1へ入力された映像信号
は、A/D変換器30によりデジタル信号にA/D変換
され、フレームメモリ31に格納される。検査中に操作
者がレリーズ指示を行ってビデオプロセッサ13からケ
ーブル24を介して画像記録再生装置1へレリーズコマ
ンドが送出されると、このレリーズコマンドは通信I/
F33から入力され、CPU34へ送られる。
【0030】CPU34は、レリーズコマンドを受信す
るとメモリコントローラ40に対してフレームメモリ3
1に格納された映像信号の読み出しを指示し、読み出し
た映像信号をSCSIコントローラ37から画像情報と
してSCSIケーブル5を介しMOドライブ3へ送出す
る。MOドライブ3は、受信した画像情報を順次MO2
aに記録する。この画像情報は、蓄積された情報量が個
々のMOの記憶容量に達するに従い、MO2b,2c,
…へと順次記録される。すなわち、MOドライブ3にお
いて、個々のMOの容量がいっぱいになる毎に媒体を交
換し、順次画像情報を記録していく。
るとメモリコントローラ40に対してフレームメモリ3
1に格納された映像信号の読み出しを指示し、読み出し
た映像信号をSCSIコントローラ37から画像情報と
してSCSIケーブル5を介しMOドライブ3へ送出す
る。MOドライブ3は、受信した画像情報を順次MO2
aに記録する。この画像情報は、蓄積された情報量が個
々のMOの記憶容量に達するに従い、MO2b,2c,
…へと順次記録される。すなわち、MOドライブ3にお
いて、個々のMOの容量がいっぱいになる毎に媒体を交
換し、順次画像情報を記録していく。
【0031】内視鏡システム6において検査を終了し、
前述したようにビデオプロセッサ13より終了コマンド
がケーブル24を介して画像記録再生装置1へ送出され
ると、この終了コマンドは通信I/F33から入力さ
れ、CPU34へ送られる。CPU34は、終了コマン
ドを受信するとその検査に対する処理を終了する。
前述したようにビデオプロセッサ13より終了コマンド
がケーブル24を介して画像記録再生装置1へ送出され
ると、この終了コマンドは通信I/F33から入力さ
れ、CPU34へ送られる。CPU34は、終了コマン
ドを受信するとその検査に対する処理を終了する。
【0032】次に、記録された内視鏡画像を画像記録再
生装置1で検索し再生する際の作用について説明する。
本実施形態においては、内視鏡画像の検索は、ハードデ
ィスク4に記録した検査の管理情報を基に行う。
生装置1で検索し再生する際の作用について説明する。
本実施形態においては、内視鏡画像の検索は、ハードデ
ィスク4に記録した検査の管理情報を基に行う。
【0033】検索方法としては、本実施形態では以下に
示す2通りの方法を有している。操作者は、キーボード
8により検索方法を選択する。キーボード8より画像記
録再生装置1に送出されたコマンドは、キーボードI/
F39を介してCPU34に入力される。CPU34
は、受信した信号から選択された検索方法を判断し、こ
の判断結果から検索方法に応じてそれぞれ次の動作を実
行する。
示す2通りの方法を有している。操作者は、キーボード
8により検索方法を選択する。キーボード8より画像記
録再生装置1に送出されたコマンドは、キーボードI/
F39を介してCPU34に入力される。CPU34
は、受信した信号から選択された検索方法を判断し、こ
の判断結果から検索方法に応じてそれぞれ次の動作を実
行する。
【0034】(1)検索方法A1の場合 検索方法A1は、ハードディスク4に記録された全ての
検査に関する管理情報(患者情報)の一覧をモニタ7に
表示し、その中から目的とする検査を選択して特定する
ものである。
検査に関する管理情報(患者情報)の一覧をモニタ7に
表示し、その中から目的とする検査を選択して特定する
ものである。
【0035】この検索方法A1が選択されると、CPU
34は、SCSIコントローラ37からハードディスク
4に記録した全ての検査に関する患者情報を読み出し、
ディスプレイコントローラ38に順次送出する。ディス
プレイコントローラ38は受信した患者情報を順次モニ
タ7へ表示させる。
34は、SCSIコントローラ37からハードディスク
4に記録した全ての検査に関する患者情報を読み出し、
ディスプレイコントローラ38に順次送出する。ディス
プレイコントローラ38は受信した患者情報を順次モニ
タ7へ表示させる。
【0036】操作者は、モニタ7に表示された患者情報
の中から目的とする検査を特定し、キーボード7により
選択する。CPU34は、キーボード7からの選択信号
を受けると、選択された検査の画像情報を記録したMO
のボリュームラベルをディスプレイコントローラ38に
送出する。ディスプレイコントローラ38は受信したボ
リュームラベルをモニタ7へ表示させる。操作者は、モ
ニタ7に表示されたボリュームラベルに対応するMOを
MOドライブ3に挿入する。
の中から目的とする検査を特定し、キーボード7により
選択する。CPU34は、キーボード7からの選択信号
を受けると、選択された検査の画像情報を記録したMO
のボリュームラベルをディスプレイコントローラ38に
送出する。ディスプレイコントローラ38は受信したボ
リュームラベルをモニタ7へ表示させる。操作者は、モ
ニタ7に表示されたボリュームラベルに対応するMOを
MOドライブ3に挿入する。
【0037】そしてCPU34は、目的とする検査の画
像情報をMOドライブ3に挿入したMOからSCSIコ
ントローラ37を介して読み出し、読み出した画像情報
をディスプレイコントローラ38に送出する。ディスプ
レイコントローラ38は、受信した画像情報から目的と
する検査の内視鏡画像をモニタ7に表示させる。
像情報をMOドライブ3に挿入したMOからSCSIコ
ントローラ37を介して読み出し、読み出した画像情報
をディスプレイコントローラ38に送出する。ディスプ
レイコントローラ38は、受信した画像情報から目的と
する検査の内視鏡画像をモニタ7に表示させる。
【0038】このようにして、画像情報の管理情報を基
にして、多数の画像情報の中から目的の検査の画像情報
を容易に検索し、表示することができる。
にして、多数の画像情報の中から目的の検査の画像情報
を容易に検索し、表示することができる。
【0039】この検索方法A1は、過去に行った全ての
検査を対象とし、患者情報に設定された項目一つ一つを
全て検索条件として検索する場合に有効である。
検査を対象とし、患者情報に設定された項目一つ一つを
全て検索条件として検索する場合に有効である。
【0040】(2)検索方法A2の場合 検索方法A2は、管理情報(患者情報)の各項目の中か
ら検索条件となる項目を選択し、その項目の中で条件に
合う検査の一覧をモニタ7に表示し、目的とする検査を
特定するものである。
ら検索条件となる項目を選択し、その項目の中で条件に
合う検査の一覧をモニタ7に表示し、目的とする検査を
特定するものである。
【0041】この検索方法A2が選択されると、CPU
34は、設定された患者情報の項目をディスプレイコン
トローラ38よりモニタ7に表示させる。操作者は、モ
ニタ7に表示された項目から検索条件となる項目を特定
し、キーボード7により選択する。
34は、設定された患者情報の項目をディスプレイコン
トローラ38よりモニタ7に表示させる。操作者は、モ
ニタ7に表示された項目から検索条件となる項目を特定
し、キーボード7により選択する。
【0042】検索条件となる項目が選択されると、CP
U34は、ハードディスク4に記録された全ての検査に
関する患者情報から選択された項目の情報をSCSIコ
ントローラ37より読み出し、読み出した情報を一覧形
式にしてディスプレイコントローラ38に送出する。デ
ィスプレイコントローラ38は受信した情報を順次モニ
タ7へ表示させる。
U34は、ハードディスク4に記録された全ての検査に
関する患者情報から選択された項目の情報をSCSIコ
ントローラ37より読み出し、読み出した情報を一覧形
式にしてディスプレイコントローラ38に送出する。デ
ィスプレイコントローラ38は受信した情報を順次モニ
タ7へ表示させる。
【0043】操作者は、モニタ7に表示された情報の中
から目的とする検査を特定する条件となる情報を特定
し、キーボード7により選択する。条件となる情報が選
択されると、CPU34は、前記選択された項目につい
て、条件となる情報に合致する全ての検査の患者情報を
ハードディスク4からSCSIコントローラ37により
読み出し、ディスプレイコントローラ38に送出する。
ディスプレイコントローラ38は受信した患者情報の一
覧をモニタ7に表示させる。
から目的とする検査を特定する条件となる情報を特定
し、キーボード7により選択する。条件となる情報が選
択されると、CPU34は、前記選択された項目につい
て、条件となる情報に合致する全ての検査の患者情報を
ハードディスク4からSCSIコントローラ37により
読み出し、ディスプレイコントローラ38に送出する。
ディスプレイコントローラ38は受信した患者情報の一
覧をモニタ7に表示させる。
【0044】次に操作者は、モニタ7に一覧表示された
患者情報の中から目的とする検査を特定し、キーボード
7により選択する。この状態で目的とする検査を特定で
きない場合は、操作者は患者情報の項目の中で前記の操
作で選択されなかった項目からさらに検索条件となる項
目を特定し、前記検索条件となる項目の特定以降の操作
を、目的とする検査の特定ができるまで繰り返す。
患者情報の中から目的とする検査を特定し、キーボード
7により選択する。この状態で目的とする検査を特定で
きない場合は、操作者は患者情報の項目の中で前記の操
作で選択されなかった項目からさらに検索条件となる項
目を特定し、前記検索条件となる項目の特定以降の操作
を、目的とする検査の特定ができるまで繰り返す。
【0045】目的とする検査が特定されると、上述の検
索方法A1の場合と同様の操作を行って対応するボリュ
ームラベルのMOを挿入することにより、目的とする検
査の内視鏡画像がモニタ7に表示される。
索方法A1の場合と同様の操作を行って対応するボリュ
ームラベルのMOを挿入することにより、目的とする検
査の内視鏡画像がモニタ7に表示される。
【0046】このようにして、検索方法A1と同様に、
画像情報の管理情報を基にして、多数の画像情報の中か
ら目的の検査の画像情報を容易に検索し、表示すること
ができる。
画像情報の管理情報を基にして、多数の画像情報の中か
ら目的の検査の画像情報を容易に検索し、表示すること
ができる。
【0047】この検索方法A2は、過去に行った全ての
検査を対象とし、患者情報に設定された項目について条
件により一つずつ絞り込み検索する場合に有効である。
これは例えば、ある患者が複数の種類の検査を複数回行
った場合等において、まず全ての検査について患者名あ
るいは患者IDナンバーの項目から目的とする患者を特
定し、その患者の検査について検査内容の項目から目的
とする検査内容を特定し、その検査内容の検査について
目的とする検査を特定する、といった徐々に対象を絞り
込んでいく検索に用いられる。
検査を対象とし、患者情報に設定された項目について条
件により一つずつ絞り込み検索する場合に有効である。
これは例えば、ある患者が複数の種類の検査を複数回行
った場合等において、まず全ての検査について患者名あ
るいは患者IDナンバーの項目から目的とする患者を特
定し、その患者の検査について検査内容の項目から目的
とする検査内容を特定し、その検査内容の検査について
目的とする検査を特定する、といった徐々に対象を絞り
込んでいく検索に用いられる。
【0048】また、検索方法A1,A2のいずれの検索
方法においても、ハードディスク4は管理情報、即ち患
者情報のデータベースとして作用するため、MOが複数
存在し目的とする画像情報がどのMOに記録されたか特
定できない場合でも、過去に記録した検査全てを検索対
象として容易に検索することができる。このため、複数
あるMOを一つ一つMOドライブ3に挿入して、各MO
毎に検索するような手間を必要としない。
方法においても、ハードディスク4は管理情報、即ち患
者情報のデータベースとして作用するため、MOが複数
存在し目的とする画像情報がどのMOに記録されたか特
定できない場合でも、過去に記録した検査全てを検索対
象として容易に検索することができる。このため、複数
あるMOを一つ一つMOドライブ3に挿入して、各MO
毎に検索するような手間を必要としない。
【0049】本実施形態によれば、内視鏡画像の情報を
画像情報と管理情報とに分け、それぞれを別の記録媒体
に記録し、管理情報のデータベースを作成しておき、こ
の管理情報に基づいて内視鏡画像の管理を行うことによ
り、画像情報を記録した記録装置や記録媒体が複数ある
場合でも、それぞれの記録媒体の管理を一括して行うこ
とができ、大量の画像情報の管理、検索を容易に行うこ
とが可能となる。
画像情報と管理情報とに分け、それぞれを別の記録媒体
に記録し、管理情報のデータベースを作成しておき、こ
の管理情報に基づいて内視鏡画像の管理を行うことによ
り、画像情報を記録した記録装置や記録媒体が複数ある
場合でも、それぞれの記録媒体の管理を一括して行うこ
とができ、大量の画像情報の管理、検索を容易に行うこ
とが可能となる。
【0050】図4ないし図6は本発明の第2の実施形態
に係り、図4は病院間ネットワークシステムの構成の一
例を示す構成説明図、図5は病院間ネットワークシステ
ムにおける一つの病院内部の病院内ネットワークシステ
ムの構成を示す構成説明図、図6は画像記録再生装置の
内部構成を示すブロック図である。
に係り、図4は病院間ネットワークシステムの構成の一
例を示す構成説明図、図5は病院間ネットワークシステ
ムにおける一つの病院内部の病院内ネットワークシステ
ムの構成を示す構成説明図、図6は画像記録再生装置の
内部構成を示すブロック図である。
【0051】本実施形態では、複数の病院間を接続した
病院間ネットワークシステムにおける内視鏡画像ファイ
リングシステムの構成例を説明する。
病院間ネットワークシステムにおける内視鏡画像ファイ
リングシステムの構成例を説明する。
【0052】図4に示すように、病院間ネットワークシ
ステムは、病院(1)51a,病院(2)51b,病院
(3)51c,病院(4)51dとサーバ52とをそれ
ぞれ公衆回線53a,53b,53c,53dによって
結ぶことにより、WAN(Wide Area Network )を形成
している。なお、これらの病院51a〜51dと同様の
構成を持つ病院を公衆回線によってサーバ52に接続す
ることにより、病院間ネットワークシステムを拡張する
ことも可能である。
ステムは、病院(1)51a,病院(2)51b,病院
(3)51c,病院(4)51dとサーバ52とをそれ
ぞれ公衆回線53a,53b,53c,53dによって
結ぶことにより、WAN(Wide Area Network )を形成
している。なお、これらの病院51a〜51dと同様の
構成を持つ病院を公衆回線によってサーバ52に接続す
ることにより、病院間ネットワークシステムを拡張する
ことも可能である。
【0053】各病院51(51a〜51dを代表する)
の内部の病院内ネットワークシステムは図5に示すよう
な構成となっている。病院内ネットワークシステムは、
画像記録再生装置55a,55b,55cとサーバ57
とを通信線58で結ぶことにより、LAN(Local Area
Network)を形成している。画像記録再生装置55a,
55bには、内視鏡システム56a,56bがそれぞれ
接続されている。また画像記録再生装置55cには、内
視鏡画像の画像情報及び管理情報を表示するモニタ5
9、及びキーボード60が接続されている。
の内部の病院内ネットワークシステムは図5に示すよう
な構成となっている。病院内ネットワークシステムは、
画像記録再生装置55a,55b,55cとサーバ57
とを通信線58で結ぶことにより、LAN(Local Area
Network)を形成している。画像記録再生装置55a,
55bには、内視鏡システム56a,56bがそれぞれ
接続されている。また画像記録再生装置55cには、内
視鏡画像の画像情報及び管理情報を表示するモニタ5
9、及びキーボード60が接続されている。
【0054】また通信線58には、ゲートウェイ61が
接続され、ゲートウェイ61は公衆回線53(53a〜
53dを代表する)に接続されており、公衆回線53を
介してサーバ52に接続されるようになっている。
接続され、ゲートウェイ61は公衆回線53(53a〜
53dを代表する)に接続されており、公衆回線53を
介してサーバ52に接続されるようになっている。
【0055】内視鏡システム56a,56bは、第1の
実施形態の内視鏡システム6と同様の構成で構成され、
ケーブル24を介して画像記録再生装置55a,55b
と接続されている。
実施形態の内視鏡システム6と同様の構成で構成され、
ケーブル24を介して画像記録再生装置55a,55b
と接続されている。
【0056】また、通信線58に画像記録再生装置55
d,55e,…、及び内視鏡システム56c,56d,
…を接続することにより、病院内ネットワークシステム
を拡張することが可能である。
d,55e,…、及び内視鏡システム56c,56d,
…を接続することにより、病院内ネットワークシステム
を拡張することが可能である。
【0057】なお、病院(1)51a,病院(2)51
b,病院(3)51c,病院(4)51dの病院内ネッ
トワークシステムは同様の構成となっている。
b,病院(3)51c,病院(4)51dの病院内ネッ
トワークシステムは同様の構成となっている。
【0058】図6に示すように、画像記録再生装置55
(55a〜55cを代表する)は、内視鏡システム56
(56a,56bを代表する)から入力されたアナログ
の映像信号をデジタル信号にA/D変換するA/D変換
器70を入力部に有しており、A/D変換器70の出力
段にはA/D変換された映像信号を格納するフレームメ
モリ71が設けられ、バスライン72に接続されてい
る。また画像記録再生装置55は、フレームメモリ71
に対してデータの書き込み・読み出しの指示を行うメモ
リコントローラ80、内視鏡システム56との間で患者
情報・コマンド等の送受信を行う通信インターフェース
(I/F)73、各部の制御を行うCPU74、データ
の記憶、読み出しを行うRAM75、CPU74を駆動
するためのプログラムが格納されているROM76、通
信線58を介しサーバ57及びゲートウェイ61と接続
しコマンドやデータの転送を制御するためのネットワー
クインターフェース(I/F)77、モニタ59の制御
を行うディスプレイコントローラ78、キーボード60
から送出される信号を入力するキーボードインターフェ
ース(I/F)79、を有しており、これらがバスライ
ン72上に接続されている。
(55a〜55cを代表する)は、内視鏡システム56
(56a,56bを代表する)から入力されたアナログ
の映像信号をデジタル信号にA/D変換するA/D変換
器70を入力部に有しており、A/D変換器70の出力
段にはA/D変換された映像信号を格納するフレームメ
モリ71が設けられ、バスライン72に接続されてい
る。また画像記録再生装置55は、フレームメモリ71
に対してデータの書き込み・読み出しの指示を行うメモ
リコントローラ80、内視鏡システム56との間で患者
情報・コマンド等の送受信を行う通信インターフェース
(I/F)73、各部の制御を行うCPU74、データ
の記憶、読み出しを行うRAM75、CPU74を駆動
するためのプログラムが格納されているROM76、通
信線58を介しサーバ57及びゲートウェイ61と接続
しコマンドやデータの転送を制御するためのネットワー
クインターフェース(I/F)77、モニタ59の制御
を行うディスプレイコントローラ78、キーボード60
から送出される信号を入力するキーボードインターフェ
ース(I/F)79、を有しており、これらがバスライ
ン72上に接続されている。
【0059】次に、本実施形態のシステムにおいて、内
視鏡システム56による内視鏡検査で撮像した内視鏡画
像を記録する際の作用について説明する。なお、内視鏡
システム56による内視鏡検査の際の作用は第1の実施
形態と同様であるため説明を省略する。
視鏡システム56による内視鏡検査で撮像した内視鏡画
像を記録する際の作用について説明する。なお、内視鏡
システム56による内視鏡検査の際の作用は第1の実施
形態と同様であるため説明を省略する。
【0060】内視鏡システム56において検査を開始
し、第1の実施形態と同様にビデオプロセッサ13より
患者情報がケーブル24を介して画像記録再生装置55
へ送出されると、この患者情報は通信I/F73から入
力され、CPU74へ送られる。CPU74は、受信し
た患者情報をネットワークI/F77に送出する。ネッ
トワークI/F77は、受信した患者情報を病院内の検
査の管理情報として、通信線58を介してサーバ57へ
送出する。そしてサーバ57において、病院内の検査の
管理情報が記録される。
し、第1の実施形態と同様にビデオプロセッサ13より
患者情報がケーブル24を介して画像記録再生装置55
へ送出されると、この患者情報は通信I/F73から入
力され、CPU74へ送られる。CPU74は、受信し
た患者情報をネットワークI/F77に送出する。ネッ
トワークI/F77は、受信した患者情報を病院内の検
査の管理情報として、通信線58を介してサーバ57へ
送出する。そしてサーバ57において、病院内の検査の
管理情報が記録される。
【0061】また、ネットワークI/F77は、受信し
た患者情報と病院名を検査の管理情報として、通信線5
8を介してゲートウェイ61へ送出する。ゲートウェイ
61は、受信した管理情報を公衆回線53を介してサー
バ52へ送出する。そしてサーバ52において、各病院
における検査の管理情報が記録される。
た患者情報と病院名を検査の管理情報として、通信線5
8を介してゲートウェイ61へ送出する。ゲートウェイ
61は、受信した管理情報を公衆回線53を介してサー
バ52へ送出する。そしてサーバ52において、各病院
における検査の管理情報が記録される。
【0062】また、ビデオプロセッサ13からケーブル
24を介して画像記録再生装置55へ入力された映像信
号は、第1の実施形態においてMOドライブ3へ送出さ
れる場合と同様の作用により、ネットワークI/F77
へ送出される。ネットワークI/F77は、受信した映
像信号を通信線58を介して画像情報としてサーバ57
へ送出する。そしてサーバ57において、画像情報が記
録手段に順次記録される。
24を介して画像記録再生装置55へ入力された映像信
号は、第1の実施形態においてMOドライブ3へ送出さ
れる場合と同様の作用により、ネットワークI/F77
へ送出される。ネットワークI/F77は、受信した映
像信号を通信線58を介して画像情報としてサーバ57
へ送出する。そしてサーバ57において、画像情報が記
録手段に順次記録される。
【0063】内視鏡システム56において検査を終了
し、第1の実施形態の検査終了時と同様に、終了コマン
ドが画像記録再生装置55へ入力されると、CPU74
は、終了コマンドを受けてその検査に対する処理を終了
する。
し、第1の実施形態の検査終了時と同様に、終了コマン
ドが画像記録再生装置55へ入力されると、CPU74
は、終了コマンドを受けてその検査に対する処理を終了
する。
【0064】なお、以上の内視鏡画像記録時の作用は、
内視鏡システム56a,画像記録再生装置55a、及び
内視鏡システム56b,画像記録再生装置55bのそれ
ぞれにおいて同様である。
内視鏡システム56a,画像記録再生装置55a、及び
内視鏡システム56b,画像記録再生装置55bのそれ
ぞれにおいて同様である。
【0065】次に、病院内のサーバ57に記録した内視
鏡画像を画像記録再生装置55cで検索し再生する際の
作用について説明する。この場合、内視鏡画像の検索
は、サーバ57に記録した病院内の検査の管理情報を基
に行う。
鏡画像を画像記録再生装置55cで検索し再生する際の
作用について説明する。この場合、内視鏡画像の検索
は、サーバ57に記録した病院内の検査の管理情報を基
に行う。
【0066】操作者は、キーボード60により病院内の
サーバ57から画像情報を呼び出す方法を選択する。こ
の検索方法としては、第1の実施形態に示した検索方法
A1あるいは検索方法A2が挙げられる。次いで操作者
は、第1の実施形態におけるハードディスク4に記録し
た管理情報から目的とする検査を特定する場合の作用と
同様にして、サーバ57に記録した病院内の管理情報か
ら目的とする検査を選択して特定する。
サーバ57から画像情報を呼び出す方法を選択する。こ
の検索方法としては、第1の実施形態に示した検索方法
A1あるいは検索方法A2が挙げられる。次いで操作者
は、第1の実施形態におけるハードディスク4に記録し
た管理情報から目的とする検査を特定する場合の作用と
同様にして、サーバ57に記録した病院内の管理情報か
ら目的とする検査を選択して特定する。
【0067】目的とする検査が特定されると、画像記録
再生装置55cは第1の実施形態におけるMOドライブ
に挿入したMOから画像情報を読み出す場合の作用と同
様にして、通信線58を介してサーバ57から画像情報
を読み出し、モニタ59に目的とする検査の内視鏡画像
を表示する。
再生装置55cは第1の実施形態におけるMOドライブ
に挿入したMOから画像情報を読み出す場合の作用と同
様にして、通信線58を介してサーバ57から画像情報
を読み出し、モニタ59に目的とする検査の内視鏡画像
を表示する。
【0068】次に、病院間ネットワークシステムのWA
Nに接続された他の病院で検査を行い画像情報を記録し
た内視鏡画像を、病院(1)51aから検索し再生する
際の作用について説明する。この場合、内視鏡画像の検
索は、WANのサーバ52に記録した検査の管理情報を
基に行う。
Nに接続された他の病院で検査を行い画像情報を記録し
た内視鏡画像を、病院(1)51aから検索し再生する
際の作用について説明する。この場合、内視鏡画像の検
索は、WANのサーバ52に記録した検査の管理情報を
基に行う。
【0069】操作者は、キーボード60により病院外の
サーバ52から画像情報を呼び出す方法を選択する。検
索方法としては、本実施形態では以下に示す4通りの方
法を有している。操作者がキーボード60により検索方
法を選択すると、画像記録再生装置55cは選択された
検索方法に応じてそれぞれ次の動作を実行する。
サーバ52から画像情報を呼び出す方法を選択する。検
索方法としては、本実施形態では以下に示す4通りの方
法を有している。操作者がキーボード60により検索方
法を選択すると、画像記録再生装置55cは選択された
検索方法に応じてそれぞれ次の動作を実行する。
【0070】(1)検索方法B1の場合 検索方法B1は、サーバ52に記録した全ての検査の管
理情報から患者情報の一覧をモニタ59に表示し、その
中から目的とする検査を選択して特定するものである。
理情報から患者情報の一覧をモニタ59に表示し、その
中から目的とする検査を選択して特定するものである。
【0071】この検索方法B1が選択されると、画像記
録再生装置55cは、第1の実施形態の検索方法A1に
おいてハードディスク4に記録した全ての検査の患者情
報を読み出す場合の作用と同様にして、サーバ52に記
録された全ての患者情報をゲートウェイ61を介しサー
バ52から読み出し、モニタ59に表示する。
録再生装置55cは、第1の実施形態の検索方法A1に
おいてハードディスク4に記録した全ての検査の患者情
報を読み出す場合の作用と同様にして、サーバ52に記
録された全ての患者情報をゲートウェイ61を介しサー
バ52から読み出し、モニタ59に表示する。
【0072】操作者は、モニタ59に表示された患者情
報の中から目的とする検査を特定し、キーボード60に
より選択する。画像記録再生装置55cは、選択された
検査に関する管理情報から、この検査を行い画像情報を
記録した病院の病院名を抽出してモニタ59へ表示す
る。
報の中から目的とする検査を特定し、キーボード60に
より選択する。画像記録再生装置55cは、選択された
検査に関する管理情報から、この検査を行い画像情報を
記録した病院の病院名を抽出してモニタ59へ表示す
る。
【0073】そして操作者はモニタ59の表示を確認
し、画像情報が格納されている病院に対して目的とする
検査の画像情報の送付を要求する内容のメッセージを電
子メールとして、画像記録再生装置55cから公衆回線
53を介して目的の病院に送る。この電子メールを受信
した病院は、要求された画像情報を、病院内のサーバか
ら病院内の画像記録再生装置により呼び出し、公衆回線
53を介して前記電子メール発信元の病院の画像記録再
生装置55cに送出する。この画像情報はゲートウェイ
61,通信線58を介して画像記録再生装置55cのネ
ットワークI/F77より受信され、CPU74に送出
される。CPU74は、受信した画像情報をディスプレ
イコントローラ78に送出し、目的とする検査の内視鏡
画像をモニタ59に表示させる。
し、画像情報が格納されている病院に対して目的とする
検査の画像情報の送付を要求する内容のメッセージを電
子メールとして、画像記録再生装置55cから公衆回線
53を介して目的の病院に送る。この電子メールを受信
した病院は、要求された画像情報を、病院内のサーバか
ら病院内の画像記録再生装置により呼び出し、公衆回線
53を介して前記電子メール発信元の病院の画像記録再
生装置55cに送出する。この画像情報はゲートウェイ
61,通信線58を介して画像記録再生装置55cのネ
ットワークI/F77より受信され、CPU74に送出
される。CPU74は、受信した画像情報をディスプレ
イコントローラ78に送出し、目的とする検査の内視鏡
画像をモニタ59に表示させる。
【0074】このようにして、病院間ネットワークシス
テムのサーバ52に統括的に記録された画像情報の管理
情報を基にして、複数の病院に記録された多数の画像情
報の中から目的の検査の画像情報を容易に検索し、表示
することができる。
テムのサーバ52に統括的に記録された画像情報の管理
情報を基にして、複数の病院に記録された多数の画像情
報の中から目的の検査の画像情報を容易に検索し、表示
することができる。
【0075】この検索方法B1は、WANに接続した各
病院で過去に行った全ての検査を対象とし、患者情報に
設定された項目一つ一つを全て検索条件として検索する
場合に有効である。
病院で過去に行った全ての検査を対象とし、患者情報に
設定された項目一つ一つを全て検索条件として検索する
場合に有効である。
【0076】(2)検索方法B2の場合 検索方法B2は、サーバ52に記録した全ての検査の管
理情報から、患者情報の各項目の中で検索条件となる項
目を選択し、その項目の中で条件に合う検査の一覧をモ
ニタ59に表示し、目的とする検査を特定するものであ
る。
理情報から、患者情報の各項目の中で検索条件となる項
目を選択し、その項目の中で条件に合う検査の一覧をモ
ニタ59に表示し、目的とする検査を特定するものであ
る。
【0077】この検索方法B2が選択されると、画像記
録再生装置55cは、公衆回線53を介してサーバ52
からサーバ52に記録された患者情報の項目についての
情報を読み出し、患者情報の項目の一覧をモニタ59に
表示する。操作者は、モニタ59に表示された項目から
検索条件となる項目を特定し、キーボード60により選
択する。
録再生装置55cは、公衆回線53を介してサーバ52
からサーバ52に記録された患者情報の項目についての
情報を読み出し、患者情報の項目の一覧をモニタ59に
表示する。操作者は、モニタ59に表示された項目から
検索条件となる項目を特定し、キーボード60により選
択する。
【0078】検索条件となる項目が選択されると、第1
の実施形態の検索方法A2においてMOドライブ3から
SCSIコントローラ37を介して目的とする検査の情
報を読み出す場合の作用と同様にして、操作者により絞
り込み検索が行われ、画像記録再生装置55cは、検索
により特定された目的とする検査の内視鏡画像をサーバ
52から公衆回線53を介して読み出し、モニタ59に
表示する。
の実施形態の検索方法A2においてMOドライブ3から
SCSIコントローラ37を介して目的とする検査の情
報を読み出す場合の作用と同様にして、操作者により絞
り込み検索が行われ、画像記録再生装置55cは、検索
により特定された目的とする検査の内視鏡画像をサーバ
52から公衆回線53を介して読み出し、モニタ59に
表示する。
【0079】このようにして、検索方法B1と同様に、
病院間ネットワークシステムのサーバ52に統括的に記
録された画像情報の管理情報を基にして、複数の病院に
記録された多数の画像情報の中から目的の検査の画像情
報を容易に検索し、表示することができる。
病院間ネットワークシステムのサーバ52に統括的に記
録された画像情報の管理情報を基にして、複数の病院に
記録された多数の画像情報の中から目的の検査の画像情
報を容易に検索し、表示することができる。
【0080】この検索方法B2は、WANに接続した各
病院で過去に行った全ての検査を対象とし、第1の実施
形態の検索方法A2と同様に、患者情報に設定された項
目について条件により一つずつ絞り込み検索する場合に
有効である。
病院で過去に行った全ての検査を対象とし、第1の実施
形態の検索方法A2と同様に、患者情報に設定された項
目について条件により一つずつ絞り込み検索する場合に
有効である。
【0081】(3)検索方法B3の場合 検索方法B3は、特定の病院を指定し、指定した病院内
のサーバに記録した全ての検査の患者情報の一覧をモニ
タ59に表示し、その中から目的とする検査を特定する
ものである。
のサーバに記録した全ての検査の患者情報の一覧をモニ
タ59に表示し、その中から目的とする検査を特定する
ものである。
【0082】この検索方法B3が選択されると、画像記
録再生装置55cは、公衆回線53を介してサーバ52
からサーバ52に接続されている病院についての情報を
読み出し、病院名の一覧をモニタ59に表示する。
録再生装置55cは、公衆回線53を介してサーバ52
からサーバ52に接続されている病院についての情報を
読み出し、病院名の一覧をモニタ59に表示する。
【0083】操作者は、モニタ59の表示から目的とす
る病院を特定し、選択した病院の病院名をキーボード6
0から画像記録再生装置55cに入力する。画像記録再
生装置55cは、特定された病院名から、この病院で行
い画像情報を記録した全ての検査の患者情報を公衆回線
53を介して読み出し、前記検索方法B1における患者
情報をモニタ59に表示する場合の作用と同様にして、
患者情報の一覧をモニタ59に表示する。そして操作者
は、モニタ59に表示された患者情報の中から目的とす
る検査を特定し、キーボード60により選択する。
る病院を特定し、選択した病院の病院名をキーボード6
0から画像記録再生装置55cに入力する。画像記録再
生装置55cは、特定された病院名から、この病院で行
い画像情報を記録した全ての検査の患者情報を公衆回線
53を介して読み出し、前記検索方法B1における患者
情報をモニタ59に表示する場合の作用と同様にして、
患者情報の一覧をモニタ59に表示する。そして操作者
は、モニタ59に表示された患者情報の中から目的とす
る検査を特定し、キーボード60により選択する。
【0084】操作者により目的とする検査が特定される
と、前記検索方法B1における目的とする検査の特定以
降の作用と同様の作用により、画像記録再生装置55c
は目的とする検査の内視鏡画像をサーバ52から公衆回
線53を介して読み出し、モニタ59に表示する。
と、前記検索方法B1における目的とする検査の特定以
降の作用と同様の作用により、画像記録再生装置55c
は目的とする検査の内視鏡画像をサーバ52から公衆回
線53を介して読み出し、モニタ59に表示する。
【0085】このようにして、病院間ネットワークシス
テムのサーバ52に統括的に記録された画像情報の管理
情報を基にして、目的とする検査の画像情報が記録され
た病院を特定し、この病院に記録された多数の画像情報
の中から目的の検査の画像情報を容易に検索し、表示す
ることができる。
テムのサーバ52に統括的に記録された画像情報の管理
情報を基にして、目的とする検査の画像情報が記録され
た病院を特定し、この病院に記録された多数の画像情報
の中から目的の検査の画像情報を容易に検索し、表示す
ることができる。
【0086】この検索方法B3は、目的とする検査を行
い画像を記録した病院が予め特定できている場合に、こ
の特定した病院について第1の実施形態の検索方法A1
と同様に過去に行った全ての検査を対象とし、患者情報
に設定された項目一つ一つを全て検索条件として検索す
る場合に有効である。
い画像を記録した病院が予め特定できている場合に、こ
の特定した病院について第1の実施形態の検索方法A1
と同様に過去に行った全ての検査を対象とし、患者情報
に設定された項目一つ一つを全て検索条件として検索す
る場合に有効である。
【0087】(4)検索方法B4の場合 検索方法B4は、特定の病院を指定し、指定した病院内
のサーバに記録した全ての検査を対象として前記検索方
法B2と同様の方法で目的とする検査を特定するもので
ある。
のサーバに記録した全ての検査を対象として前記検索方
法B2と同様の方法で目的とする検査を特定するもので
ある。
【0088】この検索方法B4が選択されると、画像記
録再生装置55cは、前記検索方法B2において患者情
報の項目をモニタ59に表示するまでの作用と同様の作
用により、前記検索方法B3の場合と同様の作用で特定
された病院名の病院において行う画像情報を記録した全
ての検査に関する患者情報の項目の一覧をモニタ59に
表示する。
録再生装置55cは、前記検索方法B2において患者情
報の項目をモニタ59に表示するまでの作用と同様の作
用により、前記検索方法B3の場合と同様の作用で特定
された病院名の病院において行う画像情報を記録した全
ての検査に関する患者情報の項目の一覧をモニタ59に
表示する。
【0089】操作者は、モニタ59に表示された患者情
報の項目から、前記検索方法B2における検索条件とな
る項目の特定以降の作用と同様の作用により、目的とす
る検査を特定する。目的とする検査が特定されると、前
記検索方法B1における目的とする検査の特定以降の作
用と同様の作用により、画像記録再生装置55cは目的
とする検査の内視鏡画像をサーバ52から公衆回線53
を介して読み出し、モニタ59に表示する。
報の項目から、前記検索方法B2における検索条件とな
る項目の特定以降の作用と同様の作用により、目的とす
る検査を特定する。目的とする検査が特定されると、前
記検索方法B1における目的とする検査の特定以降の作
用と同様の作用により、画像記録再生装置55cは目的
とする検査の内視鏡画像をサーバ52から公衆回線53
を介して読み出し、モニタ59に表示する。
【0090】このようにして、病院間ネットワークシス
テムのサーバ52に統括的に記録された画像情報の管理
情報を基にして、目的とする検査の画像情報が記録され
た病院を特定し、この病院に記録された多数の画像情報
の中から目的の検査の画像情報を容易に検索し、表示す
ることができる。
テムのサーバ52に統括的に記録された画像情報の管理
情報を基にして、目的とする検査の画像情報が記録され
た病院を特定し、この病院に記録された多数の画像情報
の中から目的の検査の画像情報を容易に検索し、表示す
ることができる。
【0091】この検索方法B4は、目的とする検査を行
い画像を記録した病院が予め特定できている場合に、こ
の特定した病院について第1の実施形態の検索方法A2
と同様に過去に行った全ての検査を対象とし、患者情報
に設定された項目について条件により一つずつ絞り込み
検索する場合に有効である。
い画像を記録した病院が予め特定できている場合に、こ
の特定した病院について第1の実施形態の検索方法A2
と同様に過去に行った全ての検査を対象とし、患者情報
に設定された項目について条件により一つずつ絞り込み
検索する場合に有効である。
【0092】なお、以上の作用はWANに接続した各病
院について同様である。
院について同様である。
【0093】前記検索方法B1,B2,B3,B4のい
ずれの検索方法においても、WANに接続された各病院
の内視鏡画像の管理情報を統括的にサーバ52に記録す
ることにより、各病院で行い画像を記録した検査の患者
情報を共有化できる。即ち、この患者情報を基にサーバ
52から公衆回線53を通り各病院のサーバにアクセス
することが可能となるため、各病院の各検査の画像情報
を共有化できる。またこの場合、サーバ52に記録する
情報は管理情報のみなので、比較的少ない情報量で済
む。
ずれの検索方法においても、WANに接続された各病院
の内視鏡画像の管理情報を統括的にサーバ52に記録す
ることにより、各病院で行い画像を記録した検査の患者
情報を共有化できる。即ち、この患者情報を基にサーバ
52から公衆回線53を通り各病院のサーバにアクセス
することが可能となるため、各病院の各検査の画像情報
を共有化できる。またこの場合、サーバ52に記録する
情報は管理情報のみなので、比較的少ない情報量で済
む。
【0094】この効果は、例えば病院(1)51aで検
査を受けた患者を病院(2)51bに紹介した場合、病
院(2)51bでその患者を担当する医師が病院(1)
51aで行われた検査の内容と自分で行った検査の内容
とを比較する場合などに有効である。また、診断上参考
となる症例についての情報を病院間で交換する場合など
にも有効である。
査を受けた患者を病院(2)51bに紹介した場合、病
院(2)51bでその患者を担当する医師が病院(1)
51aで行われた検査の内容と自分で行った検査の内容
とを比較する場合などに有効である。また、診断上参考
となる症例についての情報を病院間で交換する場合など
にも有効である。
【0095】なお、内視鏡画像の管理情報についても、
サーバ52を設けずに各病院のネットワーク上に分散さ
せて格納しておくことも可能であり、この場合、各病院
間の通信によって管理情報をやりとりすることでWAN
上の全ての内視鏡画像を容易に管理することが可能とな
る。
サーバ52を設けずに各病院のネットワーク上に分散さ
せて格納しておくことも可能であり、この場合、各病院
間の通信によって管理情報をやりとりすることでWAN
上の全ての内視鏡画像を容易に管理することが可能とな
る。
【0096】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様に、内視鏡画像の情報を画像情報と管理情報とに分
け、それぞれを別の記録媒体に記録し、管理情報のデー
タベースを作成しておき、この管理情報に基づいて内視
鏡画像の管理を行うことにより、ネットワーク上の複数
の記録装置や記録媒体に画像情報が記録された場合にお
いても、それぞれの記録媒体の管理を一括して行うこと
ができ、大量の画像情報の管理、検索を容易に行うこと
が可能となる。
同様に、内視鏡画像の情報を画像情報と管理情報とに分
け、それぞれを別の記録媒体に記録し、管理情報のデー
タベースを作成しておき、この管理情報に基づいて内視
鏡画像の管理を行うことにより、ネットワーク上の複数
の記録装置や記録媒体に画像情報が記録された場合にお
いても、それぞれの記録媒体の管理を一括して行うこと
ができ、大量の画像情報の管理、検索を容易に行うこと
が可能となる。
【0097】[付記] (1) 内視鏡観察により得られた内視鏡画像を記録す
る内視鏡画像ファイリング装置において、前記内視鏡画
像の画像情報を第1の記録媒体に記録する第1の記録手
段と、前記内視鏡画像に関する管理情報を第2の記録媒
体に記録する第2の記録手段と、を備えたことを特徴と
する内視鏡画像ファイリング装置。
る内視鏡画像ファイリング装置において、前記内視鏡画
像の画像情報を第1の記録媒体に記録する第1の記録手
段と、前記内視鏡画像に関する管理情報を第2の記録媒
体に記録する第2の記録手段と、を備えたことを特徴と
する内視鏡画像ファイリング装置。
【0098】(2) 内視鏡観察により得られた内視鏡
画像を記録する内視鏡画像ファイリング装置において、
前記内視鏡画像の画像情報を第1の記録媒体に記録する
第1の記録手段と、前記内視鏡画像に関する管理情報を
統括的に利用可能にして第2の記録媒体に記録する第2
の記録手段と、を備えたことを特徴とする内視鏡画像フ
ァイリング装置。
画像を記録する内視鏡画像ファイリング装置において、
前記内視鏡画像の画像情報を第1の記録媒体に記録する
第1の記録手段と、前記内視鏡画像に関する管理情報を
統括的に利用可能にして第2の記録媒体に記録する第2
の記録手段と、を備えたことを特徴とする内視鏡画像フ
ァイリング装置。
【0099】(3) 前記第1の記録媒体は可搬性を有
する記録媒体であり、前記第2の記録媒体は固定式の記
録媒体であることを特徴とする付記1に記載の内視鏡画
像ファイリング装置。
する記録媒体であり、前記第2の記録媒体は固定式の記
録媒体であることを特徴とする付記1に記載の内視鏡画
像ファイリング装置。
【0100】(4) 前記第1の記録媒体は複数の記録
媒体からなり、前記第2の記録媒体は一つの記録媒体か
らなることを特徴とする付記1に記載の内視鏡画像ファ
イリング装置。
媒体からなり、前記第2の記録媒体は一つの記録媒体か
らなることを特徴とする付記1に記載の内視鏡画像ファ
イリング装置。
【0101】(5) 前記第1の記録媒体は光磁気ディ
スクであり、前記第2の記録媒体はハードディスクであ
ることを特徴とする付記1に記載の内視鏡画像ファイリ
ング装置。
スクであり、前記第2の記録媒体はハードディスクであ
ることを特徴とする付記1に記載の内視鏡画像ファイリ
ング装置。
【0102】(6) 病院内の内視鏡システムをLAN
(Local Area Network)で接続した病院内ネットワーク
と、前記病院内ネットワークを備えた複数の病院間をW
AN(Wide Area Network )で接続した病院間ネットワ
ークとを有し、前記LAN上に前記第1の記録媒体を設
け、前記WAN上に前記第2の記録媒体を設けたことを
特徴とする付記1に記載の内視鏡画像ファイリング装
置。
(Local Area Network)で接続した病院内ネットワーク
と、前記病院内ネットワークを備えた複数の病院間をW
AN(Wide Area Network )で接続した病院間ネットワ
ークとを有し、前記LAN上に前記第1の記録媒体を設
け、前記WAN上に前記第2の記録媒体を設けたことを
特徴とする付記1に記載の内視鏡画像ファイリング装
置。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像情報が複数の記録装置や記録媒体に記録された場合に
おいても、大量の画像情報の管理を容易に行うことが可
能な内視鏡画像ファイリング装置を提供できる効果があ
る。
像情報が複数の記録装置や記録媒体に記録された場合に
おいても、大量の画像情報の管理を容易に行うことが可
能な内視鏡画像ファイリング装置を提供できる効果があ
る。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る内視鏡画像ファ
イリングシステムの構成の一例を示す構成説明図
イリングシステムの構成の一例を示す構成説明図
【図2】内視鏡システムの構成を示す構成説明図
【図3】第1の実施形態に係る画像記録再生装置の内部
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施形態に係る内視鏡画像ファ
イリングシステムを構成する病院間ネットワークシステ
ムの構成の一例を示す構成説明図
イリングシステムを構成する病院間ネットワークシステ
ムの構成の一例を示す構成説明図
【図5】病院間ネットワークシステムにおける一つの病
院内部の病院内ネットワークシステムの構成を示す構成
説明図
院内部の病院内ネットワークシステムの構成を示す構成
説明図
【図6】第2の実施形態に係る画像記録再生装置の内部
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
1…画像記録再生装置 2a,2b,2c,2d…光磁気ディスク(MO) 3…光磁気ディスクドライブ(MOドライブ) 4…ハードディスク 6…内視鏡システム 7…モニタ 8…キーボード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】電子スコープ11は、可撓性で細長に形成
された観察部位15に挿入される挿入部16と、挿入部
16の後端部に連接された操作部17と、操作部17の
側部より延出したユニバーサルケーブル18と、を有し
て構成されている。ユニバーサルケーブル18の端部に
は、光源装置12と接続するコネクタ19が設けられ、
このコネクタ19側部からは信号ケーブル20が延出
し、この信号ケーブル20の端部にビデオプロセッサ1
3と接続するコネクタ21が設けられており、電子スコ
ープ11が光源装置12とビデオプロセッサ13とに接
続されるようになっている。また、操作部17には、静
止画像を記録するためのレリーズ動作を行うレリーズス
イッチ22が設けられている。
された観察部位15に挿入される挿入部16と、挿入部
16の後端部に連接された操作部17と、操作部17の
側部より延出したユニバーサルケーブル18と、を有し
て構成されている。ユニバーサルケーブル18の端部に
は、光源装置12と接続するコネクタ19が設けられ、
このコネクタ19側部からは信号ケーブル20が延出
し、この信号ケーブル20の端部にビデオプロセッサ1
3と接続するコネクタ21が設けられており、電子スコ
ープ11が光源装置12とビデオプロセッサ13とに接
続されるようになっている。また、操作部17には、静
止画像を記録するためのレリーズ動作を行うレリーズス
イッチ22が設けられている。
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡観察により得られた内視鏡画像を
記録する内視鏡画像ファイリング装置において、 前記内視鏡画像の画像情報を第1の記録媒体に記録する
第1の記録手段と、 前記内視鏡画像に関する管理情報を第2の記録媒体に記
録する第2の記録手段と、 を備えたことを特徴とする内視鏡画像ファイリング装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20193495A JPH0947428A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 内視鏡画像ファイリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20193495A JPH0947428A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 内視鏡画像ファイリング装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004162519A Division JP2004334900A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | 内視鏡画像ファイリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947428A true JPH0947428A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16449216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20193495A Pending JPH0947428A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 内視鏡画像ファイリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0947428A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002263063A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-17 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡システム |
JP2002329190A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-15 | Doctor Net:Kk | 遠隔読影システム、遠隔読影方法、医用画像保存管理方法、及び医用画像サーバ |
JP2005204886A (ja) * | 2004-01-22 | 2005-08-04 | Olympus Corp | 内視鏡 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP20193495A patent/JPH0947428A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002263063A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-17 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡システム |
JP2002329190A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-15 | Doctor Net:Kk | 遠隔読影システム、遠隔読影方法、医用画像保存管理方法、及び医用画像サーバ |
JP2005204886A (ja) * | 2004-01-22 | 2005-08-04 | Olympus Corp | 内視鏡 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040330 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040531 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040721 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20041008 |