JPH0947044A - 振動波駆動装置 - Google Patents

振動波駆動装置

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JPH0947044A
JPH0947044A JP7194902A JP19490295A JPH0947044A JP H0947044 A JPH0947044 A JP H0947044A JP 7194902 A JP7194902 A JP 7194902A JP 19490295 A JP19490295 A JP 19490295A JP H0947044 A JPH0947044 A JP H0947044A
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piezoelectric
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JP7194902A
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Koji Akata
弘司 赤田
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電振動子が固定部材に強固に固定されてい
ると、圧電振動子と接触部材との加圧接触状態を常時維
持できない。 【解決手段】 圧電振動子1と、この圧電振動子の駆動
面に接触する接触部材4と、圧電振動子を支持する支持
手段6と、圧電振動子を接触部材に対して加圧接触させ
る加圧手段3とを有してなる振動波駆動装置において、
支持手段に、駆動方向への圧電振動子の移動を規制する
とともに加圧手段による加圧方向への圧電振動子の移動
案内を行う案内手段6a,6bを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電振動子を振動
させて、圧電振動子の駆動面に接触する接触部材を駆動
する振動波駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電振動子に縦振動定在波および屈伸振
動定在波を同時に励起すると、これら定在波の合成によ
り圧電振動子の表面(駆動面)の点が楕円運動する。こ
のため、圧電振動子の駆動面に部材(接触部材)を加圧
接触させることにより、接触部材を上記駆動面に平行な
駆動方向に移動させたり、接触部材に対して圧電振動子
を移動させたりすることができる。このような原理によ
り作動する振動波駆動装置(一般に超音波モータ等と称
される装置)は、例えば、特開昭63−294270号
公報や特開平6−261568号公報において提案され
ている。
【0003】ところで、これら公報提案の振動波駆動装
置では、圧電振動子は、その振動節部において台等の固
定部材に強固に固定されている。また、例えば、特開昭
53−53293号公報に提案されているように、圧電
振動子の固定部材に対する固定は、接着剤が用いられる
ことが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧電振
動子および固定部材の接触部材に対する加圧方向への移
動が規制されているような場合において、圧電振動子が
固定部材に強固に固定されていると、接触部材における
圧電振動子の駆動面との接触面の面精度のばらつきによ
り、圧電振動子と接触部材との加圧接触状態を常時維持
できないという問題がある。
【0005】また、圧電振動子の駆動面における振動腹
部に相当する位置に駆動子を取り付けて、この駆動子を
介して圧電振動子の駆動面の楕円運動を効率良く接触部
材に伝達できるようにする場合があるが、この場合に
は、駆動子の高さ方向寸法のばらつきにより同様の問題
が生ずる。
【0006】さらに、圧電振動子が接着剤により固定部
材に固定されていると、装置の使用環境によっては、接
着剤が軟化したり硬化したりして圧電振動子の固有振動
数を変化させてしまい、装置の駆動性能に悪影響を与え
るおそれがある。しかも、駆動装置が受けた衝撃等によ
って接着が外れるおそれもある。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、接触部材
の面精度や駆動子の高さ方向寸法のばらつきがあって
も、圧電振動子と接触部材との接触状態を維持できるよ
うにした振動波駆動装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、接着剤を用
いることなく、圧電振動子を支持するようにした振動波
駆動装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本願第1の発明では、圧電振動子と、この圧電振動
子の駆動面に接触する接触部材と、圧電振動子を支持す
る支持手段と、圧電振動子を接触部材に対して加圧接触
させる加圧手段とを有してなる振動波駆動装置におい
て、支持手段に、駆動方向への圧電振動子の移動を規制
するとともに、加圧手段による加圧方向への圧電振動子
の移動案内を行う案内手段を設けている。すなわち、駆
動方向への圧電振動子の移動を規制して圧電振動子が接
触部材と一緒に動かないようにする一方、加圧方向への
圧電振動子の移動案内を行って、接触部材の面精度や圧
電振動子の駆動面に取り付けられた駆動子の高さ方向寸
法のばらつきの有無にかかわらず、圧電振動子と接触部
材との加圧接触状態を維持する。
【0010】さらに、支持手段は、上記駆動面に平行な
軸回りでの圧電振動子の揺動を許容する揺動許容手段を
備えてもよい。すなわち、圧電振動子の駆動面に平行な
軸(例えば、直交2軸)回りでの揺動を許容して駆動面
を傾動自在とし、より確実に圧電振動子と接触部材との
加圧接触状態を維持するのが望ましい。
【0011】また、本願第2の発明では、導電板に圧電
素子を接合してなる圧電振動子の導電板に、駆動面と平
行な方向に張り出す張出し部を形成し、この張出し部を
介して圧電振動子が案内手段により案内されるようにし
ている。すなわち、例えば、張出し部に穴を形成し、こ
の穴に案内軸(案内手段)を通すことにより、簡単な構
成で圧電振動子の加圧方向への移動案内を行う。
【0012】なお、張出し部にリブを設けたり、張出し
部に圧電素子の一部を重ね合わせたりして張出し部の剛
性を高めるのが望ましい。すなわち、張出し部の剛性を
高めて張出し部の変形を防止し、張出し部の案内手段に
対するスムーズな移動を確保するのが望ましい。
【0013】さらに、張出し部の根元部分をこの根元部
分より先端側の部分よりも細くするのが望ましい。すな
わち、張出し部が導電板における圧電振動子の振動節部
に相当する位置に設けられた場合に、張出し部の根元部
分をできるだけ幅狭に形成することにより、振動節部か
ら大きく外れた位置まで張出し部の根元部分が存在して
いる場合に比べて、この張出し部の存在による圧電振動
子の振動の乱れを少なくするのが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1には、本発明の第1実施形態であ
る振動装置を示している。この図において、1は圧電振
動子であり、この圧電振動子1は、りん青銅,黄銅等で
作られた金属薄板1cと、この金属薄板1cの上下面に
圧接された圧電板1a,1bとから構成されている。金
属薄板1cにおける長手方向中央(すなわち、圧電振動
子1の振動の節部近傍)には、幅方向外方に張り出す張
出し部1c−1,1c−2が形成されており、各張出し
部1c−1,1c−2には、ここを貫通する係合穴1c
−3,1c−4が形成されている。また、圧電板1a,
1bの長手方向中央には、端子部1dが設けられてお
り、これら端子部1dには、図示しないリード線が半田
付けされる。
【0015】2a,2bはフェノール樹脂,エポキシ樹
脂等によって作られた駆動子であり、これら駆動子2
a,2bは、圧電板1aの駆動面(上面)における圧電
振動子1の振動腹部に相当する位置に接着等されてい
る。
【0016】3はりん青銅等により長手方向に円弧状に
延びるよう形成された加圧ばねである。この加圧ばね3
の長手方向中央近傍には、幅方向外方に張り出す張出し
部3a,3bが設けられており、各張出し部3a,3b
には、ここを貫通する係合穴3a−1,3b−1が形成
されている。また、加圧ばね3の長手方向両端部には、
水平方向に延びるよう折り曲げられた折曲げ部3c−
1,3c−2が形成されている。さらに、加圧ばね3の
長手方向中央部には、上側に凸となって幅方向に延びる
凸部3dが形成されている。
【0017】4はステンレス鋼等によってレール状に作
られたスライダである。
【0018】5はローラであり、このローラ5には、圧
入等、公知の方法により支持棒5aが取り付けられてい
る。
【0019】6はプラスチックモールド成形されたケー
スであり、このケース6の内側における幅方向両側に
は、平面視U字形状でケース6の底面より一段高くなっ
たストッパ6c,6dが形成されるとともに、これらス
トッパ6c,6dの上面から上方に延びるガイド軸部6
a,6bが形成されている。ケース6の長手方向両端の
壁部上側には、スライダ4の幅よりも若干大きな幅を有
する案内溝6g,6hが形成されており、また、ケース
6の幅方向両側の壁部外面には、上下方向に延びる係合
溝6e,6fが形成されている。さらに、ケース6の幅
方向一方の壁部上側には、上述のリード線をケース6の
外部に出すための通し溝6iが形成されている。
【0020】7はプラスチックモールド成形されたキャ
ップであり、このキャップ7の下面には、図示はしない
が、支持棒5aおよびローラ5を受容保持するための受
容溝と、ケース6のガイド軸部6a,6bを係合させる
ための係合穴とが形成されている。また、キャップ7の
幅方向両端には、下方に延びて下端部に爪を有する挟持
片7a,7b(7bは7aの対向部に設けられている)
が形成されている。
【0021】これらの部品を組み立てるときは、まず、
ケース6のガイド軸部6a,6bを加圧ばね3の係合穴
3a−1,3b−1に挿入係合させる。ここで、係合穴
3a−1,3b−1が形成されている張出し部3a,3
bは上方または下方に若干折り曲げられており、これに
よりガイド軸部6a,6bと係合穴3a−1,3b−1
とのガタつきが防止されている。こうして、ガイド軸部
6a,6bを係合穴3a−1,3b−1に係合させた状
態で、加圧ばね3は、折曲げ部3c−1,3c−2の下
面がケース6の底面に当接するまで下方に押し込まれ
る。完全に押し込まれた加圧ばね3は、張出し部3a,
3bの下面がケース6のストッパ6c,6dの上面に対
して所定の隙間を形成する位置と両者が当接する位置と
の間で上下方向に弾性変形することができる。
【0022】次に、圧電振動子1の係合穴1c−3,1
c−4にケース6のガイド軸部6a,6bを挿入係合さ
せる。ここで、係合穴1c−3,1c−4が形成されて
いる張出し部1c−1,1c−2も、加圧ばね3の張出
し部3a,3bと同様に、上方または下方に若干折り曲
げられており、これによりガイド軸部6a,6bと係合
穴1c−3,1c−4とのガタつきが防止されている。
こうして、ガイド軸部6a,6bを係合穴1c−3,1
c−4に係合させた状態で、圧電振動子1は圧電板1b
の下面が加圧ばね3の凸部3dに当接するまで下方に押
し込まれる。そして、圧電振動子1は、加圧ばね3の弾
性変形とともにガイド軸部6a,6bに沿って上下方向
(加圧方向)に移動することができる一方、係合穴1c
−3,1c−4とガイド軸部6a,6bとの係合によ
り、長手方向(駆動方向)および幅方向への移動が規制
される。
【0023】一方、キャップ7の受容溝内には、支持棒
5aおよびローラ5が回転自在に受容保持される。
【0024】次に、上記のようにケース6側に組み付け
られた圧電振動子1上の駆動子2a,2bと、キャップ
7に保持されたローラ5との間にスライダ4を挟んだ状
態で、キャップ7の挟持片7a,7bをケース6の係合
溝6e,6fに受容させるとともに、挟持片7a,7b
の爪をケース6の下面に係合させる。この際、ケース6
のガイド軸部6a,6bの上端がキャップ7の下面の係
合穴に嵌合し、ケース6に対するキャップ7の水平方向
の位置決めがなされる。こうして、ケース6とキャップ
7とが一体に結合され、振動波駆動装置が完成する。な
お、スライダ4は、振動波駆動装置の長手方向には自由
に移動することができるが、幅方向および上下方向に
は、案内溝6g,6hとキャップ7の下面とによって囲
まれた範囲外への移動が規制される。
【0025】以上のように組み立てられた振動波駆動装
置では、上記リード線を図示しない交流駆動回路に接続
して圧電振動子1に交流電気信号を入力すると、圧電振
動子1には、等しい周波数で縦振動と屈曲振動とが同時
に励起され、これら2つの振動の合成により圧電振動子
1の駆動面上の点は楕円運動する。そして、この楕円運
動が振動腹部に配設された駆動子2を介して、これに接
触するスライダ4に伝達され、これを長手方向に駆動す
る。
【0026】ここで、本実施形態の振動波駆動装置で
は、圧電振動子1がガイド軸部6a,6bに沿って上下
方向(加圧方向)に移動自在である。このため、駆動子
2の高さ方向寸法やスライダ4の面精度のバラつき等が
あっても、加圧ばね3の付勢力により駆動子2をスライ
ダ4に加圧接触させておくことができる。したがって、
圧電振動子1の楕円運動を効率良くスライダ4に伝達す
ることができ、安定した駆動特性を確保することができ
る。
【0027】また、本実施形態の振動波駆動装置では、
圧電振動子1とケース6とを、係合穴1c−3,1c−
4とガイド軸部6a,6bとの係合により固定している
ため、これらの固定を接着剤を用いて行った場合のよう
に、接着剤の硬化又は軟化により駆動特性が変化した
り、固定が外れたりすることがない。
【0028】なお、本実施形態では、ガイド軸部6a,
6bを、張出し部1c−1,1c−2および張出し部3
a,3bにそれぞれ形成した係合穴に係合させて、圧電
振動子1および加圧ばね3を上下方向に移動可能で、か
つ長手方向および幅方向に移動できないようにケース6
に組み付けたが、図2に示すように、ケース16におけ
るストッパ16c,16dの上面に、平面視V字形状で
上下方向に延びるガイド突起16a,16bを設けると
ともに、張出し部1c−1,1c−2および張出し部3
a,3bに、それぞれ平面視V字形状の溝11a−1,
11b−1,13a−1,13b−1を設け、これら溝
とガイド突起16a,16bとを係合させることによ
り、圧電振動子1および加圧ばね3を上下方向に移動が
可能で、かつ長手方向および幅方向に移動できないよう
にケース16に組み付けてもよい。また、上記のような
突起を張出し部1c−1,1c−2に設け、溝をケース
16に設けるようにしてもよい。
【0029】また、上記実施形態では、固定された圧電
振動子1に対してスライダ4を移動させる場合について
説明したが、固定されたスライダ(レール)4に対して
圧電振動子1を移動させる場合には、圧電振動子1およ
び加圧ばね3が取り付けられる移動部材(図示せず)に
ケース6,16と同様の構造を一体に形成して、ケース
6,16を省略してもよい。
【0030】(第2実施形態)図3は、本発明の第2実
施形態である振動装置を示している。この図において、
図1に示した部品と同じものは図1と同符号を付して説
明に代える。
【0031】25はプラスチックモールド成形された連
結部材であり、圧電振動子1の幅方向に長く延びるよう
配設される。この連結部材25の上面25cは、長手方
向に延びる山形に形成されている。この山形上面25c
の長手方向2箇所には、上方に延びる係合突起25b−
1,25b−2が形成されている。また、連結部材25
の長手方向両端面25e−1,25e−2は、長手方向
外方に向かって凸となる曲面状に形成されており、これ
ら両端面25e−1,25e−2には、長手方向外方に
向かって延びる係合軸部25a−1,25a−2が形成
されている。さらに、連結部材25の下面における長手
方向中央近傍の2箇所には、係合突起25d−1,25
d−2が形成されている。
【0032】23はりん青銅等により長手方向(連結部
材25の長手方向と直交する方向)に円弧状に延びるよ
う形成された加圧ばねである。この加圧バネ23の長手
方向中央近傍には、下方に凹で幅方向に延びる凹部23
aが形成されており、この凹部23aの幅方向2箇所に
は、係合穴23b−1,23b−2が形成されている。
また、加圧ばね23の長手方向両端部には、水平方向に
延びるよう折り曲げられた折曲げ部23c−1,23c
−2が形成されている。
【0033】26はプラスチックモールド成形されたケ
ースであり、このケース26の底面26cは、上方に向
かって凸となり長手方向に延びる曲面状に形成されてい
る。また、ケース26の幅方向両側の壁部には、上下方
向に延びて上端が開口するガイド溝26a,26bが形
成されており、長手方向両端の壁部上側には、スライダ
4の幅よりも若干大きな幅を有する案内溝26h,26
iが形成されている。また、長手方向両端の壁部外面に
は、上下方向に延びる係合溝26d,26e,26f,
26gが、片側2本ずつ形成されている。さらに、ケー
ス26の幅方向一方の壁部上側には、圧電振動子1の端
子部1dに半田付けされたリード線(図示せず)をケー
ス26の外部に通すための通し溝26lが形成されてい
る。また、ケース26の壁部上面における対角関係にあ
る一対の角部には、上方に延びる位置決め突起26j,
26kが形成されている。
【0034】27はプラスチックモールド成形されたキ
ャップであり、このキャップ27の下面には、図示はし
ないが、支持棒5aおよびローラ5を受容保持するため
の受容溝と、位置決め突起26j,26kを係合させる
ための係合穴とが形成されている。また、キャップ27
の幅方向両端には、下方に延びて下端部に爪を有する挟
持片27a,27b,27c,27d(27cは27a
の対向部に設けられている)が、片側2本ずつ形成され
ている。
【0035】これらの部品を組み立てるときは、まず、
連結部材25の山形上面25cの上に圧電振動子1を載
せる。この際、連結部材25の係合突起25b−1,2
5b−2を圧電振動子1の係合穴1c−1,1c−2に
挿入係合させる。
【0036】次に、連結部材25の下部を、加圧ばね2
3の凹部23a内に受容させる。この際、連結部材25
の係合突起25d−1,25d−2を加圧ばね23の係
合穴23b−1,23b−2に挿入係合させる。こうし
て圧電振動子1と連結部材25とが取り付けられた加圧
ばね23を、折曲げ部23c−1,23c−2をケース
26の底面26cに当接させることにより、底面26c
上に載置する。この際、連結部材25の係合軸部25a
−1,25a−2をケース26のガイド溝26a,26
b内に受容係合させる。
【0037】係合軸部25a−1,25a−2はガイド
溝26a,26b内で上下方向に移動可能であるため、
圧電振動子1は、加圧ばね23の弾性変形に伴って上下
方向に移動することができるとともに、加圧ばね23の
折曲げ部23c−1,23c−2が平面状に形成されて
いるのに対してケース26の底面26cが曲面状に形成
されているため、圧電振動子1は、駆動面に平行な長手
方向軸回りで加圧ばね23とともに幅方向(左右方向)
に揺動することができる。なお、圧電振動子1とともに
連結部材25も揺動することになるが、連結部材25の
両端面25e−1,25e−2が曲面状に形成されてい
るため、これら両端面25e−1,25e−2がケース
26の壁部内面に干渉して、この揺動を妨げることはな
い。
【0038】さらに、係合軸部25a−1,25a−2
はガイド溝26a,26b内で回転が許容されているた
め、圧電振動子1は、係合軸部25a−1,25a−2
を中心として(駆動面に平行な幅方向軸回りで)加圧ば
ね23の弾性変形に伴って長手方向(前後方向)に揺動
することができる。
【0039】すなわち、圧電振動子1は、上下(加圧方
向)に移動自在であるとともに、前後左右に揺動自在に
支持されることになる。但し、係合軸部25a−1,2
5a−2とガイド溝26a,26bとの係合により、圧
電振動子1の長手方向(駆動方向)への水平移動は規制
される。また、連結部材25の両端面25e−1,25
e−2とケース26の壁部内面との当接により、圧電振
動子1の幅方向への水平移動は規制される。
【0040】一方、キャップ27の受容溝内には、支持
棒5aおよびローラ5が回転自在に受容保持される。
【0041】次に、上記のようにケース26側に組み付
けられた圧電振動子1上の駆動子2a,2bと、キャッ
プ27に保持されたローラ5との間にスライダ4を挟ん
だ状態で、キャップ27の挟持片27a,27b,27
c,27dをケース26の係合溝26d,26e,26
f,26gに受容させるとともに、挟持片27a,27
b,27c,27dの爪をケース26の下面に係合させ
る。この際、ケース26の位置決め突起21j,26k
がキャップ27の下面の係合穴に嵌合し、ケース26に
対するキャップ27の水平方向の位置決めがなされる。
こうして、ケース26とキャップ27とが一体に結合さ
れ、振動波駆動装置が完成する。
【0042】なお、スライダ4は、振動波駆動装置の長
手方向には自由に移動することができるが、幅方向およ
び上下方向には、案内溝26h,26iとキャップ27
の下面とによって囲まれた範囲外への移動が規制され
る。
【0043】以上のように組み立てられた振動波駆動装
置では、第1実施形態にて説明したのと同様の原理でス
ライダ4が長手方向に駆動される。
【0044】ここで、本実施形態の振動波駆動装置で
は、前述のように上下に移動自在であるとともに、前後
左右に揺動自在である。このため、駆動子2の高さ方向
寸法やスライダ4の面精度のバラつき等によりスライダ
4の接触面が前後左右に傾斜しても、駆動子2の上面全
体をスライダ4の下面に接触させることができ、さらに
加圧ばね3の付勢力により駆動子2をスライダ4に加圧
することができる。したがって、圧電振動子1の楕円運
動を効率良くスライダ4に伝達することができ、安定し
た駆動特性を確保することができる。
【0045】また、圧電振動子1とケース26とを接着
剤を用いて接合していないため、接着剤の硬化又は軟化
により駆動特性が変化したり、固定が外れたりすること
がない点は、第1実施形態と同様である。
【0046】なお、本実施形態では、係合軸部25a−
1,25a−2を、ガイド溝26a,26b内に受容さ
せて、連結部材25および圧電振動子1を、上下方向に
移動可能でかつ長手方向および幅方向に水平移動できな
いようにケース26に組み付けたが、図4に示すよう
に、ケース36の幅方向両側の壁部内面に上下方向に延
びるガイド突起36a,36bを設ける一方、連結部材
25の両端に溝35a−1,35a−2を設け、これら
ガイド突起36a,36bと溝35a−1,35a−2
とを係合させることにより、圧電振動子1および加圧ば
ね3を上下方向に移動が可能で、かつ長手方向および幅
方向に水平移動できないようにケース16に組み付けて
もよい。但し、この場合、溝35a−1,35a−2の
前後内面を、溝の内方に向かって凸となる山形形状と
し、この山形面の頂部をガイド突起36a,36bの前
後面に線接触させて、圧電振動子1を前後の揺動自在と
する必要がある。
【0047】なお、上記実施形態では、ケース26の底
面26cを曲面とし、加圧ばね23の折曲げ部23c−
1,23c−2を平面とすることによって、加圧ばね2
3および圧電振動子1の幅方向への揺動を可能とした
が、図5に示すように、ケース46の底面46aを平面
とし、加圧ばね43の折曲げ部43a−1,43a−2
を下方に向かって凸となる曲面状に形成しても、加圧ば
ね23および圧電振動子1の幅方向への揺動を可能とす
ることができる。
【0048】また、上記実施形態では、固定された圧電
振動子1に対してスライダ4を移動させる場合について
説明したが、固定されたスライダ(レール)4に対して
圧電振動子1を移動させる場合には、圧電振動子1およ
び加圧ばね23が取り付けられる移動部材(図示せず)
にケース26,36,46と同様の構造を一体に形成し
て、ケース26,36,46を省略してもよい。
【0049】(第3実施形態)上述した第1実施形態で
は、圧電振動子1の金属薄板1cに張出し部1c−1,
1c−2を設け、この張出し部1c−1,1c−2に形
成された係合穴1c−3,1c−4にケース6のガイド
軸部6a,6bに係合させて圧電振動子1を支持するよ
うに構成したが、金属薄板1cは、実際には、1mm以
下の非常に薄い厚さを有するに過ぎないため、剛性が不
十分となる場合がある。この場合、振動波駆動装置の駆
動時の負荷によって張出し部1c−1,1c−2が折れ
曲がり、圧電振動子1のガイド軸部6a,6bに沿った
上下動がスムーズに行えなくなるおそれがある。
【0050】そこで、図6に示すように、金属薄板51
cの張出し部51c−1における係合穴51c−3の周
囲に、プレス加工等によってリブ51c−2を形成する
のが望ましい。さらには、圧電板51aにおける張出し
部51c−1の根元近傍部分を切り欠いて、リブ51c
−2を張出し部51c−1から金属薄板51cの本体部
分の内側まで延ばすようにするのが望ましい。
【0051】このようにリブ51c−2を設けることに
より、張出し部51c−1の剛性が高くなるため、駆動
時の負荷によって張出し部51c−1が折れ曲がること
がなくなり、圧電振動子1のスムーズな上下動、ひいて
は振動波駆動装置の安定した駆動性能を得ることができ
る。
【0052】(第4実施形態)第3実施形態では、金属
薄板1cの張出し部にリブを設けて剛性を高くしたが、
図7に示すように、圧電板61a,61bにおける振動
節部近傍に、金属薄板1cの張出し部1c−1とほぼ同
形状の張出し部61a−1,61b−1を設け、これら
張出し部1c−1,61a−1,61b−1を厚さ方向
に重ねて接合するようにして張出し部1c−1の剛性を
高めてもよい。
【0053】この場合、圧電板61a,61bの張出し
部61a−1,61b−1には、金属薄板1cの張出し
部1c−1の係合穴1c−2に重なる穴61a−2,6
1b−2を形成する必要があるが、ガイド軸部6aに対
するスムーズな上下動を確保するため、図8に示すよう
に、穴61a−2,61b−2の径を係合穴1c−2の
径よりも大きくしておくのが望ましい。
【0054】(第5実施形態)また、第1〜第4実施形
態においては、金属薄板1cの張出し部1c−1にある
程度の幅(圧電振動子1の長手方向における幅)を設け
たが、本来圧電振動子1の振動節部は、圧電振動子1の
長手方向の一点に過ぎないので、張出し部1c−1の上
記幅が大きいと、圧電振動子1の振動を乱すおそれがで
てくる。
【0055】そこで、図9に示すように、金属薄板71
cの張出し部71c−1の根元部分71c−4の幅を小
さくするのがよい。なお、幅を小さくした根元部分71
c−4の剛性を確保するため、この部分にリブ71c−
2を設け、さらに、圧電素子71aにおける張出し部7
1c−1の根元部分近傍を切り欠いて、リブ71c−2
を金属薄板71cの本体部分の内方まで延ばすのが望ま
しい。
【0056】このように張出し部71c−1の根元部分
71c−4の幅を小さくすることにより、張出し部71
c−1の存在による圧電振動子1の振動の乱れを少なく
することができ、ひいては振動波駆動装置の本来の駆動
性能を得ることができる。
【0057】なお、本発明は、以上の実施形態および変
形例、またはそれら技術要素を必要に応じて組み合わせ
て用いてもよい。
【0058】(実施形態と請求の範囲との関係)上記実
施形態におけるケース6,16,26,36,46およ
び連結部材25,35は、請求の範囲にいう支持手段を
構成し、上記実施形態における加圧ばね3,13,2
3,43は、請求の範囲にいう加圧手段に相当する。ま
た、上記実施形態におけるガイド軸部6a,6b、ガイ
ド突起16a,16b、ガイド溝26a,26bおよび
ガイド突起36a,36bは、請求の範囲にいう案内手
段に相当する。さらに、上記実施形態におけるスライダ
4は、請求の範囲にいう接触部材に相当する。また、上
記実施形態における金属薄板1c,51c,71cは、
請求の範囲にいう導電板に相当する。
【0059】なお、以上が本発明の各構成と実施形態の
各構成の対応関係であるが、本発明はこれら実施形態の
構成に限られるものではなく、請求項に示した機構また
は実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であれば
どのようなものであってもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明で
は、駆動方向への圧電振動子の移動を規制するととも
に、加圧方向への圧電振動子の移動を許容(案内)し、
圧電振動子に加圧力を付与するように支持手段を構成し
ている。このため、接触部材における圧電振動子との接
触面の面精度や圧電振動子の振動腹部に取り付けられた
駆動子の高さ方向寸法にばらつきがあっても、圧電振動
子が加圧方向に適宜移動して圧電振動子と接触部材との
加圧接触状態を維持することができる。したがって、圧
電振動子の楕円運動を効率良く接触部材に伝達すること
ができ、安定した駆動性能を確保することができる。ま
た、このような支持手段を用いれば、圧電振動子を固定
するための接着剤を使う余地がなくなり、接着剤の軟化
・硬化若しくははがれによる駆動性能の悪化を確実に防
止することができる。
【0061】さらに、本発明において、圧電振動子を駆
動面に平行な軸回りで揺動可能とすれば、接触部材の接
触面の傾斜等にも対応して圧電振動子が揺動することが
でき、圧電振動子と接触部材との加圧接触状態をより確
実に維持することができる。また、本願第2の発明で
は、導電板に駆動面と平行な方向に張り出す張出し部を
形成し、この張出し部を介して圧電振動子が案内手段に
より案内されるようにしている。これによれば、簡単な
構成で圧電振動子を加圧方向に移動可能に支持すること
ができる。
【0062】なお、本発明において、張出し部の剛性を
高めるために、張出し部にリブを設けたり、圧電素子の
一部を張出し部に重ね合わせたりすれば、張出し部が変
形等して圧電振動子の移動が妨げられることを防止でき
る。
【0063】さらに、本発明において、張出し部の根元
部分をこの根元部分より先端側の部分よりも細くすれ
ば、例えば、張出し部が圧電振動子の振動節部に設けら
れている場合において、振動節部から大きく外れた位置
にまで張出し部の根元部分が存在している場合に比べ
て、この張出し部の存在が圧電振動子の振動を乱すおそ
れを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である振動波駆動装置の
分解斜視図である。
【図2】上記第1実施形態の細部の変形例を示す分解斜
視図である。
【図3】本発明の第2実施形態である振動波駆動装置の
分解斜視図である。
【図4】上記第2実施形態の細部の変形例を示す分解斜
視図である。
【図5】上記第2実施形態の細部の変形例を示す分解斜
視図である。
【図6】本発明の第3実施形態である振動波駆動装置の
部分斜視図である。
【図7】本発明の第4実施形態である振動波駆動装置の
部分斜視図である。
【図8】上記第4実施形態の部分断面図である。
【図9】本発明の第5実施形態である振動波駆動装置の
部分斜視図である。
【符号の説明】
1,11 圧電振動子 1a,1b,51a,61a,61b,71a,71b
圧電板 1c,51c,71c 金属薄板 2 駆動子 3,13,23,43 加圧ばね 4 スライダ 5 ローラ 6,16,26,36,46 ケース 7,27 キャップ 25,35 連結部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電振動子と、この圧電振動子の駆動面
    に接触する接触部材と、前記圧電振動子を支持する支持
    手段と、前記圧電振動子を前記接触部材に対して加圧接
    触させる加圧手段とを有してなる振動波駆動装置におい
    て、 前記支持手段は、駆動方向への前記圧電振動子の移動を
    規制するとともに、前記加圧手段による加圧方向への前
    記圧電振動子の移動案内を行う案内手段を有しているこ
    とを特徴とする振動波駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、前記駆動面に平行な軸
    回りでの前記圧電振動子の揺動を許容することを特徴と
    する請求項1に記載の振動波駆動装置。
  3. 【請求項3】 導電板に圧電素子を接合してなる前記圧
    電振動子の前記導電板に、前記駆動面と平行な方向に張
    り出す張出し部を形成し、この張出し部を介して前記圧
    電振動子が前記案内手段により案内されるように構成し
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の振動波駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 前記張出し部にリブを設けたことを特徴
    とする請求項3に記載の振動波駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記張出し部に前記圧電素子の一部を重
    ね合わせたことを特徴とする請求項3に記載の振動波駆
    動装置。
  6. 【請求項6】 前記張出し部の根元部分を、この根元部
    分より先端側の部分よりも幅狭に形成したことを特徴と
    する請求項3から5のいずれかに記載の振動波駆動装
    置。
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