JPH094703A - 車両用自動変速機のシフト装置 - Google Patents

車両用自動変速機のシフト装置

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JPH094703A
JPH094703A JP17687995A JP17687995A JPH094703A JP H094703 A JPH094703 A JP H094703A JP 17687995 A JP17687995 A JP 17687995A JP 17687995 A JP17687995 A JP 17687995A JP H094703 A JPH094703 A JP H094703A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用自動変速機のシフト装置における手動
変速モードでのシフトフィーリングを向上させる。 【構成】 シフト装置は、頂部に操作のためのノブ11
を有するシフトレバー1、自動変速モード及び手動変速
モードのシフトパターンを画定するゲートプレート2、
シフトレバー1をゲートプレート2のシフトパターンに
沿い前後方向回転可能とする回転中心軸X及び左右方向
回転可能とする回転中心軸Yを備える。ゲートプレート
2は、両回転中心軸X,Yを挟んでシフトレバー1のノ
ブ11とは反対側に配設し、それによるシフトレバー長
の短縮で、ショートストロークで大きなシフトレバー回
転角を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用自動変速機のシ
フト装置に関し、特に、自動変速モードと手動変速モー
ドの両モードで操作可能なシフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用自動変速機の操作装置として、自
動変速モードの「I」パターンと、手動変速モードの
「H」パターンとを兼ね備えるシフト装置がある。該シ
フト装置では、シフトレバーは、前後方向(以下、説明
の便宜上、手動変速モード時のこの方向をシフト方向と
いう)及び左右方向(同じく、セレクト方向という)に
回転可能となるように2つの回転中心軸を設定されてお
り、シフトレバーの動きを「I」パターンと「H」パタ
ーンとに規制するゲートプレートは、それら回転中心軸
とシフトレバーの頂部のノブとの間に配設されている。
こうしたシフト装置として特開平4−185955号公
報に開示の技術がある。
【0003】上記構成のシフト装置は、自動変速機を用
いながら、運転者が自身の意志に基づき各変速段を選択
可能とするのみならず、変速操作時に手動変速機のよう
な操作感覚をも得ようとするものである。そのため、手
動変速モード時には、一般の手動変速機と同等な操作感
覚、特に、シフトレバーのストロークを小さく、回転角
を大きくすることで、手首で返すような小気味よい操作
が可能な感覚が望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、上述のように、回転中心軸からシフトレ
バーの頂部、すなわち操作のためのノブに至る途中にゲ
ートプレートを配設しているため、シフトレバー長は必
然的に長くなり、ノブ部分でのストロークを妥当な長さ
にすると、回転角はそれに伴って小さくなる。
【0005】こうした構成を前提としてストロークに比
して回転角を大きくするには、ゲートプレートを回転中
心軸に極めて近い位置に配置し、シフトレバー長を短く
すればよいと考えられるが、回転中心軸とゲートプレー
トとの間のスペースは、他の関連機構を配置しなければ
ならないため、むやみに狭くすることはできない。
【0006】また、上記の配置では、回転中心軸からゲ
ートプレートまでの長さと、回転中心軸からシフトレバ
ー頂部のノブまでの長さの比であるレバー比が大きくな
るため、シフトレバー操作によりゲートプレートにかか
る力がレバー比分だけ拡大されて大きくなり、この力が
セレクト操作とシフト操作を連続して行う例えば2−3
変速操作時にゲートの「H」パターンの突起部分にかか
る。そこで、上記従来技術では、突起部分の幅を大きく
採ってゲートプレートの強度を確保している。こうした
構成もシフトレバーのノブ部分での特にセレクト方向の
ストロークを大きくする要因となっている。
【0007】さらに、シフト装置には、その本来の自動
変速モードでのレンジセレクト操作のために、シフトレ
バーの内部をインヒビット機構の操作部が通っている
が、ゲートプレートをシフトレバーが貫通する配置の場
合、シフトレバー直径は、内部にインヒビット機構の操
作部が通るため細くできず、それを案内する「H」パタ
ーンのゲート溝の幅もそれに合わせて大きくしなければ
ならない。このことは、「H」パターン全体を大きなも
のとする要因となり、シフトレバーのノブ部分でのセレ
クト方向のストロークを大きくしている。
【0008】そこで、本発明は、車両用自動変速機のシ
フト装置であって、自動変速モードと手動変速モードを
備えるものにおいて、手動変速モードでのシフトフィー
リングを向上させることを概括的な第1の目的とする。
【0009】さらに、「H」パターンの手動変速操作に
おいては、シフト方向のストローク量よりセレクト方向
のストローク量が短い方がシフトフィーリングが良いと
されている。そこで本発明は、手動変速モード時のセレ
クト方向のストローク量を優先的に短くできるようにし
て、シフトフィーリングをさらに向上させることを第2
の目的とする。
【0010】また、本発明は、ゲートプレートの強度を
重量増加や部品点数増加を招くことなく向上させること
を第3の目的とする。
【0011】次に、本発明は、シフトレバーとゲートプ
レートとの位置関係が、1つの強度部材を基準として、
シフト装置の組み立て時に、格別の調整を要することな
く、精度良く確立されるようにし、遊びの少ないシフト
操作を実現することを第4の目的とする。
【0012】さらに、本発明は、上記強度部材の剛性を
高めるための重量の増加や部品点数の増加を防ぐことを
第5の目的とする。
【0013】次に、本発明は、自動変速モード時に作動
させるインヒビット機構を単純化し、その配置を合理化
して、シフト装置の軽量化と部品点数の減少を図ること
を第6の目的とする。
【0014】さらに、本発明は、シフトレバーを強度部
材側に寄せて配置し、シフトレバーと強度部材との間で
直接インヒビット動作が達成されるようにすることで、
インヒビット機構の簡素化によるシフト装置の軽量化と
部品点数の減少を図ることを第7の目的とする。
【0015】最後に、従来技術では、ゲートプレートに
はシフトレバーが挿入されているが、シフトレバーの軸
内には一般の自動変速機のインヒビット機構を持たせる
必要があり、シフトレバーの軸径をあまり小さくするこ
とができない。そのため、シフトレバーが挿入されるゲ
ートプレートのゲートの幅も小さくできず、左右方向の
ストローク量が長くなってしまい、手動変速モードでの
シフトフィーリングが良くなかった。そこで本発明は、
ゲートプレートのゲートの幅を小さくして、手動変速モ
ードでのセレクト方向のストロークを小さくして、シフ
トフィーリングを向上させることを第8の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、頂部に操作のためのノブを有するシフト
レバーと、自動変速モード及び手動変速モードのシフト
パターンを画定するゲートプレートと、前記シフトレバ
ーを前記ゲートプレートのシフトパターンに沿い前後方
向回転可能とする第1の回転中心軸及び左右方向回転可
能とする第2の回転中心軸とを備える車両用自動変速機
のシフト装置において、前記ゲートプレートは、前記第
1及び第2の回転中心軸を挟んで前記シフトレバーの前
記ノブとは反対側に配設されたことを特徴とする。
【0017】そして、前記第2の回転中心軸は、前記第
1の回転中心軸よりも前記ノブ寄りに配設された構成と
するとさらに有効である。
【0018】また、前記シフト装置は、車体に取り付け
られる静止部材を有し、前記ゲートプレートは、前記静
止部材に固定されるとともに、少なくとも一部を前記静
止部材を芯として補強された構成とすることもできる。
【0019】さらに、前記シフト装置は、前記第1の回
転中心軸を軸受けする第1及び第2のサイドプレートを
有し、前記第1のサイドプレートは、前記第2のサイド
プレートよりも大強度とされた構成を採ってもよい。
【0020】また、前記第1のサイドプレートは、補強
リブを有する構成とすることもできる。
【0021】さらに、前記シフトレバーは、インヒビッ
ト機構のピンを有し、前記第1のサイドプレートは、イ
ンヒビット機構のカムを有する構成とすることもでき
る。
【0022】また、前記シフト装置は、前記第1及び第
2の回転中心軸回りに回転自在に支持されたクロスジョ
イントと、前記第1の回転中心軸回りに前記クロスジョ
イントと一体回転し、前記第2の回転中心軸回りに前記
クロスジョイントと切り離されて回転可能なリテーナと
を有し、前記シフトレバーは、前記第1のサイドプレー
トに隣接させて前記リテーナに連結された構成を採るこ
ともできる。
【0023】さらに、前記ゲートプレートは、前記イン
ヒビット機構のピンよりも下方に配設された構成を採る
こともできる。
【0024】
【発明の作用及び効果】本発明のシフト装置では、2つ
の回転中心軸を挟んでノブとゲートプレートとを反対側
に配設させたので、シフトレバー長を短くすることがで
き、手動変速モードでのシフト操作をショートストロー
クで、かつ振り角を大きく取ることができる。また、レ
バー比を小さくし、ゲートプレートにかかる力を小さく
することができるので、ゲートプレートに強度をもたせ
るために必要であった「H」パターンの突起部分の幅を
細くでき、セレクト方向のストローク量を短くできる。
したがって、手動変速モードでのシフトフィーリングを
向上させることができる。
【0025】そして、請求項2に記載の構成では、第2
の回転中心軸を第1の回転中心軸より上部に配置するこ
とで、セレクト方向のストローク量を優先的に短くする
ことができ、シフトフィーリングを向上させることがで
きる。
【0026】また、請求項3に記載の構成では、静止部
材を芯としてゲートプレートを補強しているので、ゲー
トプレートを別途の補強部材を用いることなく補強する
ことができ、シフト装置の軽量化と部品点数の削減が可
能となる。
【0027】また、請求項4に記載の構成では、第1の
回転中心軸を軸受けするサイドプレートの一方の強度を
大きくして、強度部材とすることで、該部材を基準とし
て第1の回転中心軸の位置をより強度の低いもう一方の
サイドプレートを変形させることで、精度よく設定し、
シフトレバーとゲートプレートとの位置関係を精度良く
保持することができる。これにより、シフトレバーの操
作時のガタ付を防ぐことができる。
【0028】さらに、請求項5に記載の構成では、強度
部材としての第1のサイドプレートの剛性をリブによっ
て向上させているので、剛性の向上に伴うシフト装置の
重量増加を防ぎ、補強部材の付加による部品点数の増加
を防ぐことができる。
【0029】さらに、請求項6に記載の構成では、強度
のある第1のサイドプレートにインヒビット機構のカム
を形成しているので、インヒビット機構のカムを別途設
ける必要がなくなる。したがって、シフト装置の軽量化
と部品点数の削減が可能となる。
【0030】さらに、請求項7に記載の構成では、シフ
トレバーをクロスジョイントの第2の回転軸に対してオ
フセット結合させ、インヒビット機構のサイドプレート
側に配設させたので、シフトレバーにインヒビットピン
を備えさせ、インヒビットカムとインヒビットピンの間
の伝達部材をなくすことができる。したがって、軽量化
と部品点数を減らすことができる。
【0031】さらに、請求項8に記載の構成では、ゲー
トプレートをインヒビット機構のピンよりも下方に配設
させているので、ゲートプレートに挿入されるゲートピ
ンの軸径を小さくすることができる。したがって、ゲー
トピンが挿入されるゲート幅を小さくし、シフトパター
ンを小さくすることができるので、シフトレバーのスト
ローク量を短くして、シフトフィーリングを向上させる
ことができる。
【0032】
【実施例】以下、図面に沿い、本発明の実施例について
説明する。図1〜図3は本発明の一実施例の全体構造を
示すもので、図1は一部を断面で示す背面図、図2は同
様に一部を断面で示す左側面、図3は平面図である。な
お、以下の実施例の説明において、前後、左右、上下等
の表現は、シフト装置中での相対的位置関係を表すもの
で、車両への配設状態を限定するものではない。
【0033】先ず、概略構成から説明すると、図1に示
すように、このシフト装置は、頂部に操作のためのノブ
11を有するシフトレバー1と、自動変速モード及び手
動変速モードのシフトパターンを画定するゲートプレー
ト2と、シフトレバー1をゲートプレート2のシフトパ
ターンに沿い前後方向回転可能とする第1の回転中心軸
X及び左右方向回転可能とする第2の回転中心軸Yとを
備える。
【0034】本発明の主題に従い、ゲートプレート2
は、第1及び第2の回転中心軸X,Yを挟んでシフトレ
バー1のノブ11とは反対側に配設されている。そし
て、第2の回転中心軸Yは、第1の回転中心軸Xよりも
ノブ11寄りに配設されている。このシフト装置は、図
示しない車体に取り付けられる静止部材3を有し、ゲー
トプレート2は、静止部材3に固定されるとともに、少
なくとも一部を静止部材3を芯として、後に詳記する方
法で補強されている。さらに、シフト装置は、第1の回
転中心軸Xを軸受けする第1及び第2のサイドプレート
31,32を有し、第1の(図において左側の)サイド
プレート31は、第2の(図において右側の)サイドプ
レート32よりも大強度とされ、具体的には、補強リブ
310を有する。
【0035】シフトレバー1は、自動変速モード時のレ
ンジセレクト操作において、「P」レンジから「R」レ
ンジ、「N」レンジから「R」レンジ等の他のレンジへ
の不用意な切り換えを阻止するインヒビット機構4(図
2参照)のピン41を有し、第1のサイドプレート31
は、インヒビット機構4のカム311を有する。シフト
装置は、第1及び第2の回転中心軸X,Y回りに回転自
在に支持されたクロスジョイント12と、第1の回転中
心軸X回りにクロスジョイント12と一体で回転し、第
2の回転中心軸Y回りにクロスジョイント12と切り離
されて回転可能なリテーナ13とを有し、シフトレバー
1は、第1のサイドプレート31に隣接させてリテーナ
13に連結されている。
【0036】シフトレバー1は、インヒビット機構4の
ピン41よりも下方にゲートプレート2のゲートに挿入
されたゲートピン14を有し、ゲートピン14の軸径
は、シフトレバー1の軸径よりも小径とされている。
【0037】さらに各部の詳細な構成について逐次説明
すると、先ず、シフトレバー1は、図4に分解して詳細
を示すように、下部が若干拡径された中空のステム10
と、その頂部に取付けられたノブ11組立体と、その下
方側部に溶接固定され、ゲートピン14を植設されたチ
ャンネル状のリテーナ13とから構成されている。ステ
ム10の中空部には、インヒビット機構4のロッド42
が挿通されており、ロッド42の下端にインヒビット機
構4のピン41を支持するブロックが固定され、ピン4
1は、ステム10の大径部に形成された一対の縦長孔1
01を通して左右に突出し、ピン41の外周に嵌められ
た一対のローラ411を長孔101に案内されて上下動
可能とされている。ロッド42の上端には外周ネジが形
成され、該ネジに内周ネジを形成されたノブスリーブ4
3がねじ込まれている。ノブ11組立体は、ステム10
の上部外周に嵌められ、ステム10に一対のスクリュ4
8(図2参照)で止められている。ノブ11組立体の下
方に延びる筒部には、縦方向に延び、下端が解放された
すりわり溝111が形成されており、ノブスリーブ43
の上部にはめ込まれた連結ピン44がすりわり溝111
を通して外方に延び、その延長部がフランジ付のロック
リング45に嵌め込まれている。ノブスリーブ43の頂
部とノブ11の内側との間には、圧縮コイルスプリング
46が配設されており、このスプリング46の力で、ロ
ックリング45とロッド42は下方に押し下げられ、自
動変速モード時にインヒビットピン41をインヒビット
カム311面に押し付けている。なお、図において、符
号47は、ノブ11の延長部外周に嵌められてスクリュ
48を覆うように配設され、ロックリング45のストロ
ークを規制するノブストッパを示す。
【0038】次に、リテーナ13は、上方及び左右が開
いたチャンネル状の部材として構成されており、後側の
縦板の上方は若干左方に張出し、そこに後側からシフト
レバー1のステム10が溶接一体化されている。底板
は、左右に張出しており、左側に張り出す幅狭の板状突
起133が後記するシフトケーブルレバー5との係脱手
段を構成しており、右側に張り出す幅広の板状突起13
4が同じく後記する手動変速モード時のシフトレバー1
のシフト操作に対するディテント機構6を構成するディ
テントレバー61との係脱手段を構成している。リテー
ナ13の前後の縦板の上方には、互いに整列する第2の
回転中心軸Yの軸孔131,132が形成されている。
【0039】リテーナ13の内側には、ブロック状のク
ロスジョイント12が配設されており、このジョイント
12には、その上部を前後に貫く第2の回転中心軸Yの
軸孔121と、下部を左右に貫く第1の回転中心軸Xの
軸孔122が穿設されている。クロスジョイント12の
両軸孔121,122両端にはブッシュ123a,12
3b,124a,124bがはめ込まれ、ブッシュ12
3a,123bの内周にカラー125が、ブッシュ12
4a,124bの内周にカラー126がそれぞれ嵌挿さ
れている。クロスジョイント12の前側から下方に延設
して、手動変速モード時のセレクト操作に対するディテ
ント機構のピストン収容部が形成されており、ディテン
トピストン127が圧縮コイルスプリング128による
押出負荷のもとに上下動自在に収容されている。ディテ
ントピストン127と協働するディテントカム71は、
後記するセレクト検出スイッチ7と一体化されてリテー
ナ13の内側前部に固定して配置されている。これら
は、シフトレバー1の操作時のセレクト方向の節度感を
生じさせるべく設けられているが、その詳細について
は、後に詳記する。
【0040】こうしたシフトレバー1とその関連機構を
支持する静止部材3は、図5にその詳細を斜視図で示す
ように、皿状のベースプレート30と、その上方に溶接
組された左右のサイドプレート31,32と、前後のカ
バープレート取付けアーム33,34とから構成されて
いる。両サイドプレート31,32は、基本的には、シ
フトレバー1の回転支持機能を果たすもので、それらの
上部に整列して形成された孔312,322に第1の回
転中心軸Xを構成するボルト35を通し、前記クロスジ
ョイント12のカラー126にボルト35を挿通させる
ことで、シフトレバー1は、クロスジョイント12と共
に静止部材3に対して前後方向回転自在に支持される。
サイドプレート31は、他方のサイドプレート32より
厚肉とされ、サイドプレート31のリブ310は、前側
のものがサイドプレート31の前縁付近を上下に延びる
外向きに張り出した湾曲とされ、後側のものがサイドプ
レート31の後縁を外側に直角に屈折させた曲縁とされ
て、サイドプレート32より十分大きな剛性強度が得ら
れるようにされている。なお、このサイドプレート31
には、前記インヒビットカム311を構成するカム孔が
形成されている。
【0041】ゲートプレート2は、プラスティック材料
製とされ、両サイドプレート31,32に挟まれるベー
スプレート30上の右側サイドプレート32寄りに4箇
所をリベット止めしてベースプレート30に取付けられ
ている。図6に詳細を平面で示すように、ゲートプレー
ト2は、自動変速モード用の「I」パターンと、その右
側の手動変速モード用の「H」パターンからなる溝孔状
のゲートを形成されており、「I」パターンのゲートを
囲う部分は、シフトレバー1の回転中心軸X回りの回転
にもゲートピン14が外れないように後方に向かって肉
厚を増加させられている。ゲートプレート2の「H」パ
ターンのゲートを画定する前後方向の一対の長溝孔と、
それらをつなぐように横断する左右方向溝孔との間に残
された前後一対の突起部21の下面には、図7に断面で
示すように、凹溝が形成されており、この凹溝内にベー
スプレート30の切り起こしで形成された爪301を食
い込ませて、本発明の主題に従い細幅とされた突起部2
1,21の補強芯としている。
【0042】図5に示すように、回転中心軸Xには、シ
フトケーブルレバー5も配設されている。このレバー5
は、自動変速モード時のシフトレバー1のレンジセレク
ト操作、すなわち、前後方向回転を機構的に自動変速機
のマニュアルバルブ(図示せず)に伝達すべく設けられ
ており、扇状の板材で構成され、先端内側にケーブルブ
ロック51を固定され、それよりやや上方に角孔50を
形成された構成とされている。この角孔50は、リテー
ナ13の下部から左方に張り出す突起133が係脱する
ものとされている。シフトケーブルレバー5の上方に溶
接一体化された中空軸内には、左右一対のブッシュ52
が嵌められ、さらにブッシュ52内にカラー53が嵌め
られている。図には示されていないが、ケーブルブロッ
ク51には、ケーブルの端部が挿通固定され、該ケーブ
ルは、ベースプレート30の前方に突出形成された支持
部302の孔を通してマニュアルバルブの操作機構に導
かれて、それに連結されている。
【0043】回転中心軸Xに整列させて、さらに、シフ
ト操作のディテント機構6が設けられている。この機構
6は、右側のサイドプレート32より外側に配設されて
おり、ボルト35に回転自在に支持されたディテントレ
バー61と、サイドプレート32にブラケット323を
介して固定されたリーフスプリングからなるディテント
スプリング62とから構成されている。ディテントレバ
ー61は、ボルト35を挿通されるスリーブ部から放射
方向に延び、先端をフォーク状にされたスイッチ操作ア
ーム611と、鎌状にされたディテントカムアーム61
2とを備えており、鎌状の屈曲部の角孔にリテーナガイ
ド613がネジ止め固定されている。スリーブ部の内周
には、ブッシュ614とカラー615とが二重に嵌め込
まれ、スリーブ部の両端にはウェーブワッシャ616と
平ワッシャ617がそれぞれ配設されている。鎌状のデ
ィテントカムアーム612の外周面には、中央のものが
両側のものより深い3つの谷を有するカム618が形成
されている。ディテントスプリング62は、そのフォー
ク状の先端部にローラ63を備えており、ローラ63を
カム618に係合させ、基端部をスペーサ64を介して
サイドプレート32から外側に張り出すブラケット32
3にネジ止めされている。
【0044】かくして、回転中心軸X上には、図1に示
すように、サイドプレート31側にシフトケーブルレバ
ー5、サイドプレート32側にクロスジョイント12が
配設され、サイドプレート32を挟んで外側にディテン
トレバー61が配設され、これらが1本のボルト35の
締め付けにより両サイドプレート31,32に支持され
るわけであるが、ボルト35をディテントレバー61側
から通してサイドプレート31側でナット締めする際
に、サイドプレート31の剛性がサイドプレート32の
剛性より十分に大きくされているため、軸方向の締め付
け力により、サイドプレート32は撓み、シフトケーブ
ルレバー5、クロスジョイント12、サイドプレート3
2及びディテントレバー61は、全てサイドプレート3
1側に引き寄せられて、位置決めされる。この構成によ
り、組立時に各部材は、各部材ごとに嵌められたブッシ
ュ、カラー等の当接による遊びの除去で、精度よく位置
決めされ、さらに、組立後の作動時におけるガタつきも
実質上完全に防止されるようになる。
【0045】一方、回転中心軸Y上についても、上記の
ように遊びなく位置決めされたクロスジョイント12に
対してリテーナ13がブッシュ、カラー等を介してボル
ト36とナットにより締め付けられるため、同様の精度
よい位置決めがなされる。
【0046】セレクト操作のディテント機構は、リテー
ナ13に固定されたスイッチ7のケースと一体化された
ディテントカム71と、クロスジョイント12に収容さ
れたディテントピストン127とで構成されている。デ
ィテントカム71は、その詳細を図8に示すように、左
右方向に延びるカム面(ディテントピストン127の先
端の半球状部中心の移動軌跡を1点鎖線で示す)を有
し、カム面には、中央の谷711と、その左方(正面か
らみた図8において右方)に連なるスロープ712と右
方(同じく図8において左方)の谷713が形成されて
おり、中央の谷711が、手動変速モード時の第3速及
び第4速列のセレクト位置を保持し、スロープ712が
同モードでの第1速及び第2速列からの中立復帰作用を
与え、左側の谷713は、自動変速モード列での保持機
能を果たす。
【0047】最後に、上記のようなシフトレバー1の操
作を自動変速制御装置(ECT)に電気信号として伝達
するスイッチについて説明する。シフトレバー1のセレ
クト操作を検出するスイッチ7は、リテーナ13に固定
されており、図8に詳細を示すように、ディテントカム
71と一体化されている。このスイッチは、その操作ピ
ン72が前記クロスジョイント12のディテントピスト
ン収容部の後側に形成された溝に嵌められ、クロスジョ
イント12のリテーナ13に対する回転により左右位置
に切り換えられ、シフトレバー1の左右方向ストローク
の信号を出力する。
【0048】他方、シフトレバー1のシフト操作を検出
するスイッチ8は、サイドプレート32の外側に固定さ
れており、その操作ピン82が前記ディテントレバー6
1のスイッチ操作アーム611のフォーク部に嵌められ
て、ディテントレバー61の回転により上下位置に切り
換えられ、シフトレバー1の前後方向ストロークの信号
を出力する。
【0049】次に、このシフト装置の動作について順を
追って説明する。 (1)自動変速モードのレンジセレクト操作 図2にその角度位置のみ示す「P」レンジにおいて、リ
テーナ13は回転中心軸X回りに最も後方に回転した状
態にあり、シフトレバー1は回転中心軸Y回りに右傾状
態(図1に「D」レンジとして示す)にあるため、リテ
ーナ13の左突起133がシフトケーブルレバー5の孔
50に係合した状態にある。このとき、インヒビットピ
ン41もサイドプレート31のカム孔311(図2参
照)の最も後方の谷部に嵌まってインヒビット状態にあ
り、ディテントピストン127は、ディテントカム71
の右方の谷713部にあり、ゲートピン14は「I」パ
ターンのゲートの最後部にある。
【0050】この「P」レンジからノブ11下方のロッ
クリング45を引上げると、インヒビットピン41は引
上げられ、カム山を越えられる位置まで上昇する。ここ
でシフトレバー1を後方へ引くことで、他の全てのレン
ジのセレクトが可能となる。シフトレバー1の傾動は、
ゲートによるピン14の横移動の阻止で不可能な状態に
ある。シフトレバー1を「R」レンジ位置、「N」レン
ジ位置を経て、最も後方へ引くと、「D」レンジ位置に
達し、ここで、ゲートピン14は「I」パターンのゲー
トの最前部に達するため、シフトレバー1のそれ以上の
後方回転はできなくなる。この動作で、リテーナ14と
連動するシフトケーブルレバー5も回転し、その変位を
図示しないケーブルを介してマニュアルバルブの操作機
構に伝達し、自動変速機の油圧制御装置のレンジ切り換
えが行われる。この操作における節度感は、自動変速機
側のマニュアルバルブの操作機構に設けられた従来のデ
ィテント機構により与えられる。
【0051】(2)自動変速モードから手動変速モード
への移行 シフトレバー1が「D」レンジ位置に達すると、ゲート
ピン14がゲートの「I」パターンと「H」パターンの
連絡部に達するため、右側への傾動が可能となる。この
位置で、手動変速モードにするには、シフトレバー1を
左に倒す操作を行う。この左に倒す動作で、シフトレバ
ー1はリテーナ13を反時計回り回転させる。すると、
インヒビットピン41は、カム孔311から離脱し、リ
テーナ13の左側の突起133はシフトケーブルレバー
5から外れ、今度は、リテーナ13の右側の突起134
がディテントレバー61のリテーナガイド613に係合
する。したがって、シフトレバー1とマニュアルバルブ
は切り離され、マニュアルバルブは「D」レンジ位置に
固定された手動変速モードとなる。また、これ以後のシ
フトレバー1の前方又は後方への回転は、ディテントレ
バー61の回転を伴うものとなり、その動きはスイッチ
8により検出される。なお、このとき、ディテントピス
トン127がカムの左側の谷713から中央の谷711
に移行する際にシフトレバー1に節度感が与えられ、そ
の後に中央の谷711に嵌まることで、シフトレバー1
は、第3、4速列に位置決めされる(以下、この位置を
ニュートラル位置という)。
【0052】(3)手動変速モードのセレクト操作 ニュートラル位置から、シフトレバー1をさらに左に倒
すと、クロスジョイント12に対してリテーナ13がさ
らに反時計回り回転するため、第1、2速セレクト列に
達するが、ディテントピストン127はカム71のスロ
ープ712を登る方向に移動し、シフトレバー1に中立
復帰力がかかるため、従来の手動変速機の操作と同様の
抵抗感が運転者に伝えられる。したがって、セレクト方
向の力を解除すると、シフトレバー1は、常にニュート
ラル位置に戻り、かつ、その位置に保持される。
【0053】(4)手動変速モードのシフト操作 ニュートラル位置からシフトレバー1を左に倒すと、リ
テーナ13の右側の突起134のディテントレバー61
のリテーナガイド613への係合は維持される。そのた
め、それに続くシフトレバー1の前方への回転は、スイ
ッチ8の操作ピン82の下方への移動により、スイッチ
7の操作ピン72位置との組み合わせで、自動変速制御
装置(ECT)において、第1速として検出され、後方
への回転は、同じくスイッチ8の操作ピン82の上方へ
の移動により、同様の方法で、第2速として検出され
る。これらの操作の際の前後ディテントの動作について
は、ディテントレバー61の回転によるディテントカム
アーム612のディテントスプリング62のローラに対
する係合位置の変位で、谷部間の山の乗り越えに伴う抵
抗感が生じる。
【0054】第3速又は第4速へのシフトは、ニュート
ラル位置からシフトレバー1をそのまま前方又は後方へ
の回転させることで行われる。この動作も同様に、ディ
テントレバー61の回転を伴うものとなり、上記第1速
又は第2速へのシフトと同様のスイッチ8の切替え動作
が生じる。このシフトの際の前後ディテント機構の動作
も上記第1速又は第2速へのシフトと同様である。
【0055】(5)自動変速モードへの復帰 手動変速モードから自動変速モードへの復帰は、ニュー
トラル位置からシフトレバー1を右に倒す操作で行われ
る。このときの各部材の動きは、前記自動変速モードか
ら手動変速モードへの移行の際の動作を逆に辿ることに
なるので、自ずと明らかと思われるので、詳しい説明は
省略する。
【0056】上記の手動変速モードでのスイッチ7,8
の検出信号は、自動変速制御装置(ECT)に入力さ
れ、両スイッチ7,8の信号の組み合わせで第1速〜第
4速の識別が行われ、通常の自動変速機において「D」
レンジで車速とスロットル開度に応じて出力される変速
信号と同様に処理され、変速用ソレノイドバルブの制御
に用いられる。
【0057】以上、詳説したように、このシフト装置で
は、シフトレバー1の長手方向の中間部に回転中心軸
X,Yを設定し、シフトレバー1の長さを短くし、ゲー
トプレート2については、シフトレバー1の最下方のベ
ースプレート30に固定している。したがって、手首で
返すような小気味よいシフトフィーリングが得られ、し
かも、回転中心軸Yを回転中心軸Xより上方に設定する
ことで、セレクトストロークをさらに短縮して、シフト
フィーリングの向上を実現している。
【0058】また、軸受けとして機能するサイドプレー
ト31,32は、軸ボルト35の締結により多少変形し
て、締め付けられる部材相互間の遊びが除かれるように
するのがよいが、本構造のように、シフトレバー1とゲ
ートプレート2とを静止部材3のベースプレート30と
サイドプレート31,32とにわけて配置した場合、サ
イドプレート31,32の剛性が低いと、シフトレバー
1とゲートの位置を精度よく保持することができなくな
る。他方、むやみにサイドプレート31,32の剛性を
高めて変形しないようにしたのでは、軸ボルト35を締
結しても、各部材間に間隙が残りやすく、操作時のガタ
付きの発生が心配される。そこで、このシフト装置で
は、一方のサイドプレート31にリブ310を形成して
その剛性を高め、他方のサイドプレート32は撓むよう
な構造をとり、位置精度の向上と、ガタ付きの防止とを
両立させている。さらには、ベースプレート30から爪
301を起立させて、それをゲートプレート2の突起部
21の裏側に食い込ませて、突起部21を補強すること
でゲートプレート2のプラスッチック材料化による軽量
化も達成している。
【0059】また、回転中心軸X,Yを上方に配置する
と、原理的には、シフトレバー1と回転中心軸X,Yが
交叉する関係となるが、インヒビット機構の操作部材が
内部の貫通するシフトレバー1に回転中心軸X,Yをさ
らに貫通させることは不可能であるため、シフトレバー
1を回転中心軸X,Yにオフセットする必要がある。そ
うした場合、インヒビット機構が複雑化する可能性があ
るが、このシフト装置では、オフセット方向を強度部材
たるサイドプレート31側とし、該プレート31にイン
ヒビットカム311を形成することで、インヒビット機
構の複雑化を回避しながら機構の精度を保つようにして
いる。
【0060】以上、本発明を一つの実施例に基づき詳説
したが、本発明は上記実施例の開示内容のみに限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種
々に細部の具体的構成を変更して実施可能なものである
ことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動変速機のシフト装置の一実施例の
全体構造を一部断面で示す背面図である。
【図2】上記実施例の全体構造を一部断面で示す左側面
である。
【図3】上記実施例の全体構造を示す平面図である。
【図4】上記実施例のシフトレバーとその関連部分の取
り出して示す分解斜視図である。
【図5】上記実施例の静止部材とそれへの各部材の配置
を示す分解斜視図である。
【図6】上記実施例のゲートプレートの詳細を示す平面
図である。
【図7】図6のA−A断面図である。
【図8】上記実施例の一方のスイッチ及びそれと一体の
ディテントカムを示す正面図である。
【符号の説明】
1 シフトレバー 2 ゲートプレート 3 静止部材 4 インヒビット機構 X 第1の回転中心軸 Y 第2の回転中心軸 11 ノブ 12 クロスジョイント 13 リテーナ 14 ゲートピン 31 第1のサイドプレート 32 第2のサイドプレート 41 ピン 310 補強リブ 311 カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 明宏 福井県武生市池ノ上町38番地 アイシン・ エィ・ダブリュ工業株式会社内 (72)発明者 黒崎 純一 福井県武生市池ノ上町38番地 アイシン・ エィ・ダブリュ工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部に操作のためのノブを有するシフト
    レバーと、 自動変速モード及び手動変速モードのシフトパターンを
    画定するゲートプレートと、 前記シフトレバーを前記ゲートプレートのシフトパター
    ンに沿い前後方向回転可能とする第1の回転中心軸及び
    左右方向回転可能とする第2の回転中心軸とを備える車
    両用自動変速機のシフト装置において、 前記ゲートプレートは、前記第1及び第2の回転中心軸
    を挟んで前記シフトレバーの前記ノブとは反対側に配設
    されたことを特徴とする車両用自動変速機のシフト装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2の回転中心軸は、前記第1の回
    転中心軸よりも前記ノブ寄りに配設された請求項1記載
    の車両用自動変速機のシフト装置。
  3. 【請求項3】 前記シフト装置は、車体に取り付けられ
    る静止部材を有し、 前記ゲートプレートは、前記静止部材に固定されるとと
    もに、少なくとも一部を前記静止部材を芯として補強さ
    れた請求項1記載の車両用自動変速機のシフト装置。
  4. 【請求項4】 前記シフト装置は、前記第1の回転中心
    軸を軸受けする第1及び第2のサイドプレートを有し、 前記第1のサイドプレートは、前記第2のサイドプレー
    トよりも大強度とされた請求項1記載の車両用自動変速
    機のシフト装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のサイドプレートは、補強リブ
    を有する請求項4記載の車両用自動変速機のシフト装
    置。
  6. 【請求項6】 前記シフトレバーは、インヒビット機構
    のピンを有し、 前記第1のサイドプレートは、インヒビット機構のカム
    を有する請求項4又は5記載の車両用自動変速機のシフ
    ト装置。
  7. 【請求項7】 前記シフト装置は、前記第1及び第2の
    回転中心軸回りに回転自在に支持されたクロスジョイン
    トと、 前記第1の回転中心軸回りに前記クロスジョイントと一
    体回転し、前記第2の回転中心軸回りに前記クロスジョ
    イントと切り離されて回転可能なリテーナとを有し、 前記シフトレバーは、前記第1のサイドプレートに隣接
    させて前記リテーナに連結された請求項6記載の車両用
    自動変速機のシフト装置。
  8. 【請求項8】 前記ゲートプレートは、前記インヒビッ
    ト機構のピンよりも下方に配設された請求項6記載の車
    両用自動変速機のシフト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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