JPH0947014A - 電界効果型トランジスタの保護回路および保護方法 - Google Patents
電界効果型トランジスタの保護回路および保護方法Info
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- JPH0947014A JPH0947014A JP15511496A JP15511496A JPH0947014A JP H0947014 A JPH0947014 A JP H0947014A JP 15511496 A JP15511496 A JP 15511496A JP 15511496 A JP15511496 A JP 15511496A JP H0947014 A JPH0947014 A JP H0947014A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/08—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
- H03K17/082—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
- H03K17/0822—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in field-effect transistor switches
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- H03K17/08—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
- H03K2017/0806—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage against excessive temperature
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- Protection Of Static Devices (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通過電流と動作温度の相互依存性を考慮に入
れた、簡略で統合された、過電流と過熱に対する電界効
果型トランジスタ(FET)の保護回路を提供すること
である。 【解決手段】 本発明は、FETに供給される駆動信号
を変調するためのFET保護回路と、FETを保護する
方法と、そのFET保護回路をもちいた電力変換器を提
供するものである。本発明による保護回路は、(1)F
ETの端子間で発生する動作電圧であって、前記FET
を通過して流れる電流の大きさと、前記FETの動作温
度の両方の関数である、動作電圧を測定するために前記
FETに接続された電圧検出回路と(2)前記電圧検出
回路に接続され、前記動作電圧が所定の限界電圧を超え
た時に、駆動信号を変調することにより、前記保護回路
が過電流と過熱に対して前記FETのために統合された
保護を与えることが出来るようにした、駆動信号変調回
路、とを備える。
れた、簡略で統合された、過電流と過熱に対する電界効
果型トランジスタ(FET)の保護回路を提供すること
である。 【解決手段】 本発明は、FETに供給される駆動信号
を変調するためのFET保護回路と、FETを保護する
方法と、そのFET保護回路をもちいた電力変換器を提
供するものである。本発明による保護回路は、(1)F
ETの端子間で発生する動作電圧であって、前記FET
を通過して流れる電流の大きさと、前記FETの動作温
度の両方の関数である、動作電圧を測定するために前記
FETに接続された電圧検出回路と(2)前記電圧検出
回路に接続され、前記動作電圧が所定の限界電圧を超え
た時に、駆動信号を変調することにより、前記保護回路
が過電流と過熱に対して前記FETのために統合された
保護を与えることが出来るようにした、駆動信号変調回
路、とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概略的には、トラ
ンジスタのための保護回路に関し、さらに詳しくは、電
界効果型トランジスタ(FET)に印加される全電圧を
検出する、電界効果型トランジスタのための保護回路に
関する。ここで、その全電圧は、FETを流れる電流
と、FETの動作温度の関数であり、また、その保護回
路は、全電圧が所定の限度を越えた時にFETの動作を
変調するものである。
ンジスタのための保護回路に関し、さらに詳しくは、電
界効果型トランジスタ(FET)に印加される全電圧を
検出する、電界効果型トランジスタのための保護回路に
関する。ここで、その全電圧は、FETを流れる電流
と、FETの動作温度の関数であり、また、その保護回
路は、全電圧が所定の限度を越えた時にFETの動作を
変調するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、トランジスタ、特にFETが
動作中に、所定の動作温度または電流条件を越えた場合
には、そのFETに損失または損傷が生ずる可能性が高
いことが、よく知られている。そのような事態を避ける
ために、FETメーカは、そのFETの最大許容動作接
合温度またはチップ(die)温度と、最大許容電流を
明示した仕様書を発行している。すなわち、最大許容接
合温度を超えた時、または、許容値以上の電流がそのF
ETチップを流れた時に、損傷が生じ得ることとなる。
動作中に、所定の動作温度または電流条件を越えた場合
には、そのFETに損失または損傷が生ずる可能性が高
いことが、よく知られている。そのような事態を避ける
ために、FETメーカは、そのFETの最大許容動作接
合温度またはチップ(die)温度と、最大許容電流を
明示した仕様書を発行している。すなわち、最大許容接
合温度を超えた時、または、許容値以上の電流がそのF
ETチップを流れた時に、損傷が生じ得ることとなる。
【0003】従来技術によるいくつかのシステムは、F
ETの温度を検出するためにFETFパッケージの近傍
にダイオードまたはサーミスタからなる付加的な温度検
出素子を設けることにより、トランジスタを過熱から保
護する。検出温度がある最大限度を超えた時には、FE
Tは動作を停止される。このような従来技術によるシス
テムでは、温度検出素子とFETチップの熱接触が十分
でないことが多く、その結果として検出された温度が実
際のFETの温度を正確に示さない。このような誤差を
補償するために、真の最大FET温度に到達していない
にも拘わらず、安全度のマージンを確保するために最大
限度が下げられることもあった。このような付加的な安
全度のマージンはFET保護するが、回路条件の正常な
範囲を狭め、結果として、動作性能を低下させる。さら
に、FETの近傍に付加的な温度検出用素子を設けるこ
とは、結果として回路を複雑化し、コストを上げること
になる。
ETの温度を検出するためにFETFパッケージの近傍
にダイオードまたはサーミスタからなる付加的な温度検
出素子を設けることにより、トランジスタを過熱から保
護する。検出温度がある最大限度を超えた時には、FE
Tは動作を停止される。このような従来技術によるシス
テムでは、温度検出素子とFETチップの熱接触が十分
でないことが多く、その結果として検出された温度が実
際のFETの温度を正確に示さない。このような誤差を
補償するために、真の最大FET温度に到達していない
にも拘わらず、安全度のマージンを確保するために最大
限度が下げられることもあった。このような付加的な安
全度のマージンはFET保護するが、回路条件の正常な
範囲を狭め、結果として、動作性能を低下させる。さら
に、FETの近傍に付加的な温度検出用素子を設けるこ
とは、結果として回路を複雑化し、コストを上げること
になる。
【0004】従来技術によるいくつかのシステムは、過
電流保護回路と過熱保護回路の両方を備えることによ
り、より合理的なFETの保護を達成せんとしている。
「FET過熱保護回路」という名称で、Qualich
に付与され、1990年1月23日に発行された米国特
許第4,896,245号は、より改良されたトランジ
スタ過熱保護回路を提供せんとするものであり、その内
容は、付加的な温度検出用素子を用いずにチップの温度
をモニタするものである。より詳細には、FETのドレ
イン、ソース間電圧に関連した第1の信号を、FETの
ソース電流に関連した第2の信号と比較するものであ
る。そして、第1の信号が第2の信号を所定量以上超え
た場合に、FETは停止される。これは、FETのドレ
イン、ソース間のオン抵抗値(on−resistan
ce)が、最大許容FETチップ温度でのオン抵抗値を
超えた時に、そのFETを遮断することに対応してい
る。このようにして、FETは損傷を防ぐために、過剰
なチップ温度に対して動作が停止される。また、Qua
lichは、FETのソース電流の短絡回路の保護のた
めに、第2のFETソース電流信号を利用している。
電流保護回路と過熱保護回路の両方を備えることによ
り、より合理的なFETの保護を達成せんとしている。
「FET過熱保護回路」という名称で、Qualich
に付与され、1990年1月23日に発行された米国特
許第4,896,245号は、より改良されたトランジ
スタ過熱保護回路を提供せんとするものであり、その内
容は、付加的な温度検出用素子を用いずにチップの温度
をモニタするものである。より詳細には、FETのドレ
イン、ソース間電圧に関連した第1の信号を、FETの
ソース電流に関連した第2の信号と比較するものであ
る。そして、第1の信号が第2の信号を所定量以上超え
た場合に、FETは停止される。これは、FETのドレ
イン、ソース間のオン抵抗値(on−resistan
ce)が、最大許容FETチップ温度でのオン抵抗値を
超えた時に、そのFETを遮断することに対応してい
る。このようにして、FETは損傷を防ぐために、過剰
なチップ温度に対して動作が停止される。また、Qua
lichは、FETのソース電流の短絡回路の保護のた
めに、第2のFETソース電流信号を利用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】Qualichは、F
ETのために2水準の保護を提供しているが、そのよう
な保護を達成するために2つの別々の保護回路を用いて
いる。残念なことに、Qualichは、FETの動作
温度(周囲温度の条件も含む)と通過電流の間の相互依
存性を利用することに気がつかなかった。一般的な法則
として、FETの最大許容動作温度と通過電流とは、互
いに逆の相関関係にある。換言するとFETの通過電流
値が相対的に低い場合は、最大許容動作温度を上げるこ
とが出来る。また、その逆に、FETの動作温度が比較
的低い場合は、最大許容通過電流値を増加することが出
来る。
ETのために2水準の保護を提供しているが、そのよう
な保護を達成するために2つの別々の保護回路を用いて
いる。残念なことに、Qualichは、FETの動作
温度(周囲温度の条件も含む)と通過電流の間の相互依
存性を利用することに気がつかなかった。一般的な法則
として、FETの最大許容動作温度と通過電流とは、互
いに逆の相関関係にある。換言するとFETの通過電流
値が相対的に低い場合は、最大許容動作温度を上げるこ
とが出来る。また、その逆に、FETの動作温度が比較
的低い場合は、最大許容通過電流値を増加することが出
来る。
【0006】それ故に、Qualichの、電流と温度
に対する独立した保護回路は、以下に掲げる顕著な2つ
の制限を有することとなる。第1に、Qualich
は、動作温度と通過電流の相互依存関係を、FETの保
護回路に利用していない。すなわち、Qualich
は、例えば冷却用空気の流速と温度のような、素子と回
路パッケージと周囲雰囲気の条件の変化を、設計に際し
て考慮していない。Qualichが開示しているよう
な独立した保護回路では、不要な遮断動作(nuisa
nce trips)の生ずる可能性が高い。何故なら
ば、独立した回路は、独立した通過電流値のリミットと
温度のリミットについて設定されているからである。
に対する独立した保護回路は、以下に掲げる顕著な2つ
の制限を有することとなる。第1に、Qualich
は、動作温度と通過電流の相互依存関係を、FETの保
護回路に利用していない。すなわち、Qualich
は、例えば冷却用空気の流速と温度のような、素子と回
路パッケージと周囲雰囲気の条件の変化を、設計に際し
て考慮していない。Qualichが開示しているよう
な独立した保護回路では、不要な遮断動作(nuisa
nce trips)の生ずる可能性が高い。何故なら
ば、独立した回路は、独立した通過電流値のリミットと
温度のリミットについて設定されているからである。
【0007】第2に、Qualichの開示している複
数の回路は、本来必要とされるよりも、より高価で、複
雑、且つ、物理的に大きなものとなる。例えば、Qua
lichは、FETのドレイン、ソース間電圧をFET
のソース通過電流の電圧変換値と比較するために、コン
パレータを利用することを述べている。そのコンパレー
タは、FETのドレイン、ソース間電圧が、ソース通過
電流の電圧変換値を、所定の限界値以上、超えた時に、
遮断動作(trip)する。以上に説明したような事情
から、通過電流と動作温度の相互依存性を考慮に入れ
た、簡略で統合された、過電流と過熱に対するFETの
保護回路が必要とされている。
数の回路は、本来必要とされるよりも、より高価で、複
雑、且つ、物理的に大きなものとなる。例えば、Qua
lichは、FETのドレイン、ソース間電圧をFET
のソース通過電流の電圧変換値と比較するために、コン
パレータを利用することを述べている。そのコンパレー
タは、FETのドレイン、ソース間電圧が、ソース通過
電流の電圧変換値を、所定の限界値以上、超えた時に、
遮断動作(trip)する。以上に説明したような事情
から、通過電流と動作温度の相互依存性を考慮に入れ
た、簡略で統合された、過電流と過熱に対するFETの
保護回路が必要とされている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述したような従来技術
の問題点を解消するために、本発明は、FETに供給さ
れる駆動信号を変調するためのFET保護回路と、FE
Tを保護する方法を提供するものである。本発明による
保護回路は、(1)FETの端子間で発生する動作電圧
であって、前記FETを通過して流れる電流の大きさ
と、前記FETの動作温度の両方の関数である、動作電
圧を測定するために前記FETに接続された電圧検出回
路と(2)前記電圧検出回路に接続され、前記動作電圧
が所定の限界電圧を超えた時に、駆動信号を変調するこ
とにより、前記保護回路が過電流と過熱に対して前記F
ETのために統合された保護を与えることが出来るよう
にした、駆動信号変調回路、とを備える。このようにし
て、従来技術とは対照的に、本発明は、FETの動作時
の通過電流と動作温度の相互依存性を考慮に入れること
によって、過電流と加熱に対する保護回路を統合するも
のである。
の問題点を解消するために、本発明は、FETに供給さ
れる駆動信号を変調するためのFET保護回路と、FE
Tを保護する方法を提供するものである。本発明による
保護回路は、(1)FETの端子間で発生する動作電圧
であって、前記FETを通過して流れる電流の大きさ
と、前記FETの動作温度の両方の関数である、動作電
圧を測定するために前記FETに接続された電圧検出回
路と(2)前記電圧検出回路に接続され、前記動作電圧
が所定の限界電圧を超えた時に、駆動信号を変調するこ
とにより、前記保護回路が過電流と過熱に対して前記F
ETのために統合された保護を与えることが出来るよう
にした、駆動信号変調回路、とを備える。このようにし
て、従来技術とは対照的に、本発明は、FETの動作時
の通過電流と動作温度の相互依存性を考慮に入れること
によって、過電流と加熱に対する保護回路を統合するも
のである。
【0009】また、本発明の別の態様としては、前記電
圧検出回路は、前記FETに並列に接続された電圧ミラ
ー回路を備え、前記電圧ミラー回路は、前記FETの前
記動作電圧と等しい電圧を発生するものである。当業者
であれば、電圧ミラー回路のほかに電圧検出回路が本発
明の範囲に属するものであることを理解するであろう。
例えば、FETの通過電流や抵抗値を測定することによ
り、FET端子間の電圧を導出することができる。
圧検出回路は、前記FETに並列に接続された電圧ミラ
ー回路を備え、前記電圧ミラー回路は、前記FETの前
記動作電圧と等しい電圧を発生するものである。当業者
であれば、電圧ミラー回路のほかに電圧検出回路が本発
明の範囲に属するものであることを理解するであろう。
例えば、FETの通過電流や抵抗値を測定することによ
り、FET端子間の電圧を導出することができる。
【0010】また、本発明の別の態様としては、前記F
ETは、金属酸化膜半導体FET(MOSFET)であ
るものである。しかしながら、MOSFET以外の素子
も、本発明の範囲に属するものである。また、本発明の
別の態様としては、前記保護回路は、前記駆動信号変調
回路に接続され、前記FETが「オフ」状態にある時
に、前記駆動信号変調回路を不能にする、電圧検出コン
トローラ回路をさらに備えるものである。FETが「オ
ン」状態の時のみに保護回路を動作させることは、しい
て挙げれば望ましいが、必ずしも必要ではない。また、
本発明の別の態様としては、FET駆動回路が、前記駆
動信号を前記FETに供給するものである。保護回路
は、FETへの駆動信号を停止しまたは遮断する変調を
行うことによって、FETが連続動作の結果、損傷する
ことを防ぐ。
ETは、金属酸化膜半導体FET(MOSFET)であ
るものである。しかしながら、MOSFET以外の素子
も、本発明の範囲に属するものである。また、本発明の
別の態様としては、前記保護回路は、前記駆動信号変調
回路に接続され、前記FETが「オフ」状態にある時
に、前記駆動信号変調回路を不能にする、電圧検出コン
トローラ回路をさらに備えるものである。FETが「オ
ン」状態の時のみに保護回路を動作させることは、しい
て挙げれば望ましいが、必ずしも必要ではない。また、
本発明の別の態様としては、FET駆動回路が、前記駆
動信号を前記FETに供給するものである。保護回路
は、FETへの駆動信号を停止しまたは遮断する変調を
行うことによって、FETが連続動作の結果、損傷する
ことを防ぐ。
【0011】また、本発明の別の態様としては、前記電
圧検出回路は、それぞれの制御端子を介して一緒に接続
された第1と第2のトランジスタと、前記FETと前記
第2のトランジスタに接続された第1の抵抗要素を有す
るものである。後述するように、このような回路配置は
ミラー回路を構成し、FETの端子間の電圧が第1の抵
抗要素の端子間にミラー(mirror)される。第1
の抵抗要素は、通常、第2の抵抗要素と直列に接続され
て、はしご型回路(ladder circuit)を
構成し、その中間点の電圧は、FETの電圧の関数とし
て変化する。その中間点は、通常、トランジスタのベー
スに接続され、そのトランジスタは、駆動信号を停止す
るための信号を供給する。前記電圧検出回路は、所定の
抵抗値を有する第2の抵抗要素を備え、前記第2の抵抗
要素は、それを流れる電流の関数として前記駆動信号変
調回路の両端に電圧を発生させる。
圧検出回路は、それぞれの制御端子を介して一緒に接続
された第1と第2のトランジスタと、前記FETと前記
第2のトランジスタに接続された第1の抵抗要素を有す
るものである。後述するように、このような回路配置は
ミラー回路を構成し、FETの端子間の電圧が第1の抵
抗要素の端子間にミラー(mirror)される。第1
の抵抗要素は、通常、第2の抵抗要素と直列に接続され
て、はしご型回路(ladder circuit)を
構成し、その中間点の電圧は、FETの電圧の関数とし
て変化する。その中間点は、通常、トランジスタのベー
スに接続され、そのトランジスタは、駆動信号を停止す
るための信号を供給する。前記電圧検出回路は、所定の
抵抗値を有する第2の抵抗要素を備え、前記第2の抵抗
要素は、それを流れる電流の関数として前記駆動信号変
調回路の両端に電圧を発生させる。
【0012】また、本発明の別の態様は、電力源に接続
可能な入力と、電気的負荷に接続可能な出力と、前記入
力を前記出力に接続する電力変換回路を有する電力伝達
系列(power train)であって、前記電力変
換回路は、電界効果型トランジスタ(FET)と、FE
T駆動回路と、前記FET駆動回路から前記FETに供
給される駆動信号を変調するためのFET保護回路とを
有することを特徴とする、電力伝達系列(power
train)を有する電力変換器である。上述した広義
に定義された本発明によって、FET保護回路を組み立
てることができる。
可能な入力と、電気的負荷に接続可能な出力と、前記入
力を前記出力に接続する電力変換回路を有する電力伝達
系列(power train)であって、前記電力変
換回路は、電界効果型トランジスタ(FET)と、FE
T駆動回路と、前記FET駆動回路から前記FETに供
給される駆動信号を変調するためのFET保護回路とを
有することを特徴とする、電力伝達系列(power
train)を有する電力変換器である。上述した広義
に定義された本発明によって、FET保護回路を組み立
てることができる。
【0013】以上の説明は、当業者が以下の詳細な説明
をより理解できるように、やや概略的に、本発明の優先
的なまたは択一的な特徴を示すものである。本発明の請
求項の実体を構成するような本発明のさらなる特徴は、
以下に示される。当業者であれば、容易に本発明と同様
の目的を達成するための他の構成を設計しまたは改良す
るための基礎として、本願に開示された着想または、実
施の態様を利用することができることが分かるであろ
う。また、当業者であれば、そのような等価な構成が本
発明の最も広義の範囲から外れるものではないことも、
理解できるはずである。
をより理解できるように、やや概略的に、本発明の優先
的なまたは択一的な特徴を示すものである。本発明の請
求項の実体を構成するような本発明のさらなる特徴は、
以下に示される。当業者であれば、容易に本発明と同様
の目的を達成するための他の構成を設計しまたは改良す
るための基礎として、本願に開示された着想または、実
施の態様を利用することができることが分かるであろ
う。また、当業者であれば、そのような等価な構成が本
発明の最も広義の範囲から外れるものではないことも、
理解できるはずである。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照しながら、以下に、本
発明の実施の形態について説明する。まず、図1には、
従来技術による温度検出回路140を用いた、電力変換
回路100のブロック図が示されている。温度検出回路
140は、それに接続された温度検出用素子(図示せ
ず)も含むものである。電力変換回路100は、コント
ローラ110と、FETドライブ120と、FET13
0からなる。温度検出保護回路140は、電力変換回路
100に接続されている。通常の電力変換用途に用いら
れている時は、コントローラ110は、出力側からの、
何らかの形態のフィードバック(図示せず)を受けなが
ら、特定の周波数で動作する。FETドライブ120
は、FETを比較的短い遷移時間で、2つの状態(すな
わち、「オン」または「オフ」)のうちのひとつに駆動
する。FET130が「オン」状態にある時は、電流I
IN150がFET130に流れ込み、電流I OU
T160がFET130から出る。「オン」状態の間
は、FET130は、その素子の特性抵抗に、素子の接
合またはチップの温度についてのオフセット値を付加し
た、抵抗値を示す。
発明の実施の形態について説明する。まず、図1には、
従来技術による温度検出回路140を用いた、電力変換
回路100のブロック図が示されている。温度検出回路
140は、それに接続された温度検出用素子(図示せ
ず)も含むものである。電力変換回路100は、コント
ローラ110と、FETドライブ120と、FET13
0からなる。温度検出保護回路140は、電力変換回路
100に接続されている。通常の電力変換用途に用いら
れている時は、コントローラ110は、出力側からの、
何らかの形態のフィードバック(図示せず)を受けなが
ら、特定の周波数で動作する。FETドライブ120
は、FETを比較的短い遷移時間で、2つの状態(すな
わち、「オン」または「オフ」)のうちのひとつに駆動
する。FET130が「オン」状態にある時は、電流I
IN150がFET130に流れ込み、電流I OU
T160がFET130から出る。「オン」状態の間
は、FET130は、その素子の特性抵抗に、素子の接
合またはチップの温度についてのオフセット値を付加し
た、抵抗値を示す。
【0015】温度検出保護回路140は、通常は、FE
T130の近傍に配置され、もしくは、FET130の
基板上に集積化されることもある。いずれの場合でも、
温度検出保護回路140はFET130のチップ温度を
測定する。温度検出保護回路140の出力は、調節され
て、コントローラ110にフィードバックされ、所定の
FETチップ温度を超えた時は、FETドライブ120
を介してFET130の動作を停止(disable)
する。
T130の近傍に配置され、もしくは、FET130の
基板上に集積化されることもある。いずれの場合でも、
温度検出保護回路140はFET130のチップ温度を
測定する。温度検出保護回路140の出力は、調節され
て、コントローラ110にフィードバックされ、所定の
FETチップ温度を超えた時は、FETドライブ120
を介してFET130の動作を停止(disable)
する。
【0016】前述したように、温度検出保護回路140
を利用した電力変換回路100は、いくつかの異なる理
由から、本来的な欠陥を有する。第1に、温度検出保護
回路140とFET130のチップとの間の熱接触が、
通常は、不十分である。従って、多くの場合に、検出さ
れたチップ温度は、FET130の真の温度を正確に表
していない。これは、外付けの温度検出保護回路140
の場合に、特に、顕著である。さらに、付加的な温度検
出保護回路140をFET130の近傍に設けること
は、結果として得られる回路を複雑にし、コストを上げ
ることとなる。
を利用した電力変換回路100は、いくつかの異なる理
由から、本来的な欠陥を有する。第1に、温度検出保護
回路140とFET130のチップとの間の熱接触が、
通常は、不十分である。従って、多くの場合に、検出さ
れたチップ温度は、FET130の真の温度を正確に表
していない。これは、外付けの温度検出保護回路140
の場合に、特に、顕著である。さらに、付加的な温度検
出保護回路140をFET130の近傍に設けること
は、結果として得られる回路を複雑にし、コストを上げ
ることとなる。
【0017】次に、図2は、図1に示した電力変換回路
100に、従来技術による電流検出保護回路200を用
いた回路の、ブロック図を示す。電力変換回路100
は、コントローラ110と、FETドライブ120と、
FET130からなる。電流検出保護回路200は、電
力変換回路100に接続されている。再び、前述の説明
を繰り返すと、通常の電力変換用途に用いられている時
は、コントローラ110は、出力側からの、何らかの形
態のフィードバック(図示せず)を受けながら、特定の
周波数で動作する。図示された電力変換回路100で
は、FET130を通って流れるすべての通過電流は、
電流検出保護回路200も通って流れるはずである。F
ETドライブ120は、FETを比較的短い遷移時間
で、2つの状態(すなわち、「オン」または「オフ」)
のうちのひとつに駆動する。FET130が「オン」状
態にある時は、電流I IN210がFET130に流
れ込み、電流検出保護回路200を通過し、電流I O
UT220が電流検出保護回路200から流出する。
100に、従来技術による電流検出保護回路200を用
いた回路の、ブロック図を示す。電力変換回路100
は、コントローラ110と、FETドライブ120と、
FET130からなる。電流検出保護回路200は、電
力変換回路100に接続されている。再び、前述の説明
を繰り返すと、通常の電力変換用途に用いられている時
は、コントローラ110は、出力側からの、何らかの形
態のフィードバック(図示せず)を受けながら、特定の
周波数で動作する。図示された電力変換回路100で
は、FET130を通って流れるすべての通過電流は、
電流検出保護回路200も通って流れるはずである。F
ETドライブ120は、FETを比較的短い遷移時間
で、2つの状態(すなわち、「オン」または「オフ」)
のうちのひとつに駆動する。FET130が「オン」状
態にある時は、電流I IN210がFET130に流
れ込み、電流検出保護回路200を通過し、電流I O
UT220が電流検出保護回路200から流出する。
【0018】電流検出保護回路200は、通常は、FE
T130の近傍に配置され、もしくは、FET130の
基板上に集積化されることもある。いずれの場合でも、
電流検出保護回路200の両端で生じた電圧は、コント
ローラ110に直接フィードバックされるか、または、
調整されてからフィードバックされる。その電圧は、F
ET130の温度とは無関係で、FET素子を流れる電
流値を示すものである。前述したように、電流検出保護
回路200を用いた電力変換回路100は、以下に述べ
る理由によって、本来的に欠陥を有する。すなわち、こ
のシステムは、真のチップ温度に従って正確にFET1
30を停止しない。従って、電流検出保護回路200は
真の温度を実質的にモニタせず、FET130の最大許
容温度に到達する前に、FET130の正常な動作を早
めに遮断することがあり得る。
T130の近傍に配置され、もしくは、FET130の
基板上に集積化されることもある。いずれの場合でも、
電流検出保護回路200の両端で生じた電圧は、コント
ローラ110に直接フィードバックされるか、または、
調整されてからフィードバックされる。その電圧は、F
ET130の温度とは無関係で、FET素子を流れる電
流値を示すものである。前述したように、電流検出保護
回路200を用いた電力変換回路100は、以下に述べ
る理由によって、本来的に欠陥を有する。すなわち、こ
のシステムは、真のチップ温度に従って正確にFET1
30を停止しない。従って、電流検出保護回路200は
真の温度を実質的にモニタせず、FET130の最大許
容温度に到達する前に、FET130の正常な動作を早
めに遮断することがあり得る。
【0019】次に、図3は、図1に示した電力変換回路
100に、本発明による統合されたFET保護回路30
0を用いた回路のブロック図を示す。電力変換回路10
0は、コントローラ110と、FETドライブ120
と、FET130からなる。統合されたFET保護回路
300は、電力変換回路100に接続されている。統合
されたFET保護回路300は、FET電圧検出回路3
10と、駆動信号変調回路320と、電圧検出コントロ
ーラ330を備える。再び、前述の繰り返しになるが、
通常の電力変換用途に用いられている時は、コントロー
ラ110は、出力側からの、何らかの形態のフィードバ
ック(図示せず)を受けながら、特定の周波数で動作す
る。FETドライブ120は、FETを比較的短い遷移
時間で、2つの状態(すなわち、「オン」または「オ
フ」)のうちのひとつに駆動する。FET130が「オ
ン」状態にある時は、電流I IN340がFET13
0に流れ込み、電流I OUT350がFET130か
ら出る。「オン」状態の間は、FET130は、その素
子の特性抵抗に、素子の接合またはチップの温度につい
てのオフセット値を付加した、抵抗値を示す。
100に、本発明による統合されたFET保護回路30
0を用いた回路のブロック図を示す。電力変換回路10
0は、コントローラ110と、FETドライブ120
と、FET130からなる。統合されたFET保護回路
300は、電力変換回路100に接続されている。統合
されたFET保護回路300は、FET電圧検出回路3
10と、駆動信号変調回路320と、電圧検出コントロ
ーラ330を備える。再び、前述の繰り返しになるが、
通常の電力変換用途に用いられている時は、コントロー
ラ110は、出力側からの、何らかの形態のフィードバ
ック(図示せず)を受けながら、特定の周波数で動作す
る。FETドライブ120は、FETを比較的短い遷移
時間で、2つの状態(すなわち、「オン」または「オ
フ」)のうちのひとつに駆動する。FET130が「オ
ン」状態にある時は、電流I IN340がFET13
0に流れ込み、電流I OUT350がFET130か
ら出る。「オン」状態の間は、FET130は、その素
子の特性抵抗に、素子の接合またはチップの温度につい
てのオフセット値を付加した、抵抗値を示す。
【0020】電流がFET130を通って流れると、F
ET130の端子間で電圧が生ずる。すると、FET1
30の近傍に配置されているFET電圧検出回路310
が、その電圧を調整する。次に、電圧検出回路310に
接続されている駆動信号変調回路320が、コントロー
ラ110に信号をフィードバックし、駆動条件が所定値
を超えた時に、FETドライブ120を介してFET1
30の動作を停止するように、コントローラ110に命
令をする。電圧検出コントローラ330は、FET13
0が「オン」状態の時にのみ、電圧検出回路310と駆
動信号変調回路320を作動させる。
ET130の端子間で電圧が生ずる。すると、FET1
30の近傍に配置されているFET電圧検出回路310
が、その電圧を調整する。次に、電圧検出回路310に
接続されている駆動信号変調回路320が、コントロー
ラ110に信号をフィードバックし、駆動条件が所定値
を超えた時に、FETドライブ120を介してFET1
30の動作を停止するように、コントローラ110に命
令をする。電圧検出コントローラ330は、FET13
0が「オン」状態の時にのみ、電圧検出回路310と駆
動信号変調回路320を作動させる。
【0021】本発明による統合されたFET保護回路3
00の基本動作の理論的な基礎は、次式により与えられ
る。 RDS(T)=R0+αT (1) T(I,β)=T0+βI (2) RDS=R0+αT0+αβI (3) VDS=IRDS=IR0+αIT0+αβI2 (4) 式1は、FET130のドレイン、ソース間のオン抵抗
(RDS)と、チップ温度の間の関係を表す。式1におい
て、R0は、通常は0℃で代表されるようなある基準温
度におけるFET130のオン抵抗であり、TはFET
130のチップ温度を℃で表したものであり、αは、荷
電キャリアの移動度(mobility)の逆数に関連
したパラメータである。式2は、FET130のチップ
温度と通過電流の間の関数関係を表すものである。式2
において、T0は周囲温度であり、βはFET130の
パッケージと空気流れ条件を表す、実験的に導出された
パラメータであり、IはFET130の通過電流値であ
る。
00の基本動作の理論的な基礎は、次式により与えられ
る。 RDS(T)=R0+αT (1) T(I,β)=T0+βI (2) RDS=R0+αT0+αβI (3) VDS=IRDS=IR0+αIT0+αβI2 (4) 式1は、FET130のドレイン、ソース間のオン抵抗
(RDS)と、チップ温度の間の関係を表す。式1におい
て、R0は、通常は0℃で代表されるようなある基準温
度におけるFET130のオン抵抗であり、TはFET
130のチップ温度を℃で表したものであり、αは、荷
電キャリアの移動度(mobility)の逆数に関連
したパラメータである。式2は、FET130のチップ
温度と通過電流の間の関数関係を表すものである。式2
において、T0は周囲温度であり、βはFET130の
パッケージと空気流れ条件を表す、実験的に導出された
パラメータであり、IはFET130の通過電流値であ
る。
【0022】ここで、FET130のチップ温度と通過
電流が関連していることと、さらに、通過電流の関数と
してのチップ温度の上昇分は、回路パッケージと空気流
れ条件の組み合わせにも依存することには、注意しなけ
ればならない。従って、FET130は、その回路環境
により決定される雰囲気温度から実質的な昇温を開始し
て、所定の動作温度に到達する。すなわち、「オン」状
態において、FET130の温度上昇がいかに激しいか
は、その回路パッケージと空気流れ条件という外来性の
要因に依存しているのである。
電流が関連していることと、さらに、通過電流の関数と
してのチップ温度の上昇分は、回路パッケージと空気流
れ条件の組み合わせにも依存することには、注意しなけ
ればならない。従って、FET130は、その回路環境
により決定される雰囲気温度から実質的な昇温を開始し
て、所定の動作温度に到達する。すなわち、「オン」状
態において、FET130の温度上昇がいかに激しいか
は、その回路パッケージと空気流れ条件という外来性の
要因に依存しているのである。
【0023】式3は、式2を式1に代入して得られるも
のであり、RDSは、FET130のチップ温度だけでな
く、通過電流の関数でもあることを示している。さら
に、βを介することにより、この関係式は、雰囲気温度
と、回路パッケージと空気流れ条件の関数を考慮に入れ
ている。そして、式4は、統合されたFET保護回路3
00がモニタする電圧パラメータを表す。簡単に説明す
ると、ドレイン、ソース間電圧(VDS)は、実際の通過
電流値にRDSを乗じたものに等しい。すなわち、式3に
実際の通過電流値を乗じることにより、式4のVDSが得
られる。
のであり、RDSは、FET130のチップ温度だけでな
く、通過電流の関数でもあることを示している。さら
に、βを介することにより、この関係式は、雰囲気温度
と、回路パッケージと空気流れ条件の関数を考慮に入れ
ている。そして、式4は、統合されたFET保護回路3
00がモニタする電圧パラメータを表す。簡単に説明す
ると、ドレイン、ソース間電圧(VDS)は、実際の通過
電流値にRDSを乗じたものに等しい。すなわち、式3に
実際の通過電流値を乗じることにより、式4のVDSが得
られる。
【0024】本発明による、統合されたFET保護回路
300の理論と動作は、極めてシンプルである。ここ
で、FET130の最大許容動作温度を150℃である
と仮定する。すると、まず、与えられたパッケージと空
気流れと雰囲気条件のもとで、FET130のドレイ
ン、ソース間の最大許容電圧が、150℃以下の動作温
度の対応するように、電圧検出回路310が設定され
る。電圧検出回路310がそれより高い動作温度に対応
する電圧を検出した場合は、駆動信号変調回路320が
FET130の動作を停止するための信号をコントロー
ラ110に送る。このようにして、従来技術とは対照的
に、本発明は、FET130の動作における電流と温度
の相互依存性を考慮することにより、過電流と過熱に対
する保護回路を統合している。
300の理論と動作は、極めてシンプルである。ここ
で、FET130の最大許容動作温度を150℃である
と仮定する。すると、まず、与えられたパッケージと空
気流れと雰囲気条件のもとで、FET130のドレイ
ン、ソース間の最大許容電圧が、150℃以下の動作温
度の対応するように、電圧検出回路310が設定され
る。電圧検出回路310がそれより高い動作温度に対応
する電圧を検出した場合は、駆動信号変調回路320が
FET130の動作を停止するための信号をコントロー
ラ110に送る。このようにして、従来技術とは対照的
に、本発明は、FET130の動作における電流と温度
の相互依存性を考慮することにより、過電流と過熱に対
する保護回路を統合している。
【0025】次に、図4では、本発明による統合された
FET保護回路300(同図中で2点鎖線400により
囲まれている)の実施の形態を表す概念図が示されてい
る。統合されたFET保護回路300は、過剰な過熱と
過電流から、FET410を保護するために用いられ
る。統合されたFET保護回路300は、FET410
にかかる全電圧を検出する。繰り返すが、その全電圧
は、FET410を通過する電流とFET410の動作
温度の両方の関数である。その全電圧が所定の限界値を
超えた時に、統合されたFET保護回路300は、FE
T410の動作を修正する。
FET保護回路300(同図中で2点鎖線400により
囲まれている)の実施の形態を表す概念図が示されてい
る。統合されたFET保護回路300は、過剰な過熱と
過電流から、FET410を保護するために用いられ
る。統合されたFET保護回路300は、FET410
にかかる全電圧を検出する。繰り返すが、その全電圧
は、FET410を通過する電流とFET410の動作
温度の両方の関数である。その全電圧が所定の限界値を
超えた時に、統合されたFET保護回路300は、FE
T410の動作を修正する。
【0026】図示された実施の態様での電圧検出回路
は、FEET410に並列に接続された電圧ミラー回路
を備える。その電圧ミラー回路は、一対のトランジスタ
420と430、および一対の抵抗440と450より
なる。電圧ミラー回路は、FET410の動作電圧に比
例する電圧をその回路内に生ずる。図示された回路は、
以下に説明するように動作する。まず、FETドライバ
(図示せず)がFET410のゲートに信号を供給し、
「オン」状態にする。ソース電流を反映する電流と電圧
が、A点でトランジスタ420のエミッタに流れ込む。
トランジスタ420の端子間では電圧降下が生じ、例え
ば、A点からB点にかけて0.6Vの電圧降下が発生す
る。その後、それに対応する電圧降下がトランジスタ4
30の端子間で生じ、B点からC点にかけて同量の電圧
降下が発生する。
は、FEET410に並列に接続された電圧ミラー回路
を備える。その電圧ミラー回路は、一対のトランジスタ
420と430、および一対の抵抗440と450より
なる。電圧ミラー回路は、FET410の動作電圧に比
例する電圧をその回路内に生ずる。図示された回路は、
以下に説明するように動作する。まず、FETドライバ
(図示せず)がFET410のゲートに信号を供給し、
「オン」状態にする。ソース電流を反映する電流と電圧
が、A点でトランジスタ420のエミッタに流れ込む。
トランジスタ420の端子間では電圧降下が生じ、例え
ば、A点からB点にかけて0.6Vの電圧降下が発生す
る。その後、それに対応する電圧降下がトランジスタ4
30の端子間で生じ、B点からC点にかけて同量の電圧
降下が発生する。
【0027】トランジスタ420と430の配列は、そ
れぞれのエミッタの間での電圧ミラーとして作用する。
従って、その電圧検出回路の抵抗440(「第1の抵抗
要素」)の端子間のミラー電圧は、FET410の端子
間に生ずる全電圧である。ここでトランジスタ420と
430は、個別の部品として描かれているが、これらの
部品を一つのパッケージに集積化してもよい。さらに、
FET410とトランジスタ420および430を一つ
のパッケージに集積化してもよい。前記した第1の抵抗
要素440は、抵抗450(「第2の抵抗要素」)と直
列に接続されて、梯子(ladder)を形成し、その
中間点での電圧は、FET410の電圧の関数として変
化する。第1の抵抗要素440の端子間で生ずる所定の
電圧降下に対応して、その電圧検出回路の第2の抵抗要
素450を電流が通過する。ここで、抵抗440と45
0は抵抗値は、その回路の動作条件に基づいて設定され
ており、このようにして、FET410を保護するため
の所定の電圧リミットが、抵抗440と450によって
定められる点は、重要である。
れぞれのエミッタの間での電圧ミラーとして作用する。
従って、その電圧検出回路の抵抗440(「第1の抵抗
要素」)の端子間のミラー電圧は、FET410の端子
間に生ずる全電圧である。ここでトランジスタ420と
430は、個別の部品として描かれているが、これらの
部品を一つのパッケージに集積化してもよい。さらに、
FET410とトランジスタ420および430を一つ
のパッケージに集積化してもよい。前記した第1の抵抗
要素440は、抵抗450(「第2の抵抗要素」)と直
列に接続されて、梯子(ladder)を形成し、その
中間点での電圧は、FET410の電圧の関数として変
化する。第1の抵抗要素440の端子間で生ずる所定の
電圧降下に対応して、その電圧検出回路の第2の抵抗要
素450を電流が通過する。ここで、抵抗440と45
0は抵抗値は、その回路の動作条件に基づいて設定され
ており、このようにして、FET410を保護するため
の所定の電圧リミットが、抵抗440と450によって
定められる点は、重要である。
【0028】第2の抵抗要素450の抵抗値と、その通
過電流に基づき、トランジスタ460のベースのD点に
おいて、最大電圧がモニタされる。D点における電圧が
所定の限界値を超えた場合は、その電圧によりトランジ
スタ460が作動し、FET410の動作を停止するた
めに、コントローラ(図示せず)に信号が送られる。従
って、トランジスタ460は、本発明における駆動信号
変調回路に相当するものである。また、FET410を
保護するために、その駆動信号変調回路から、アラーム
回路に信号を送るようにしてもよいし、コンパレータに
基準電圧とともに信号を送るようにすることも出来る。
過電流に基づき、トランジスタ460のベースのD点に
おいて、最大電圧がモニタされる。D点における電圧が
所定の限界値を超えた場合は、その電圧によりトランジ
スタ460が作動し、FET410の動作を停止するた
めに、コントローラ(図示せず)に信号が送られる。従
って、トランジスタ460は、本発明における駆動信号
変調回路に相当するものである。また、FET410を
保護するために、その駆動信号変調回路から、アラーム
回路に信号を送るようにしてもよいし、コンパレータに
基準電圧とともに信号を送るようにすることも出来る。
【0029】統合されたFET保護回路300は、ま
た、電圧検出コントローラも備える。その電圧検出コン
トローラ回路は、FET470と抵抗475を有し、そ
の抵抗475は、トランジスタ420のコレクタとトラ
ンジスタ430のベースに接続されている。FET47
0は、FET410がオフの時に、トランジスタ420
と430の電圧を遮断するために用いられている。これ
は、FET410がオフの時に、FET470をオフに
することにより達成出来る。その結果として、トランジ
スタ420と430の端子間の電圧が上昇すると、トラ
ンジスタ420と430は、動作を停止される。このよ
うにして、その電圧検出コントローラ回路は、主FET
がオフ状態の間は、電圧検出回路を遮断する。
た、電圧検出コントローラも備える。その電圧検出コン
トローラ回路は、FET470と抵抗475を有し、そ
の抵抗475は、トランジスタ420のコレクタとトラ
ンジスタ430のベースに接続されている。FET47
0は、FET410がオフの時に、トランジスタ420
と430の電圧を遮断するために用いられている。これ
は、FET410がオフの時に、FET470をオフに
することにより達成出来る。その結果として、トランジ
スタ420と430の端子間の電圧が上昇すると、トラ
ンジスタ420と430は、動作を停止される。このよ
うにして、その電圧検出コントローラ回路は、主FET
がオフ状態の間は、電圧検出回路を遮断する。
【0030】電圧検出コントローラ回路は、主としてい
くつかの異なる理由によって、必要とされている。すな
わち、第1に、FET410がオフの時には、FET4
10の端子間の電圧が最大となり、抵抗440の端子間
に比較的高い電圧が生ずることとなる。このようにして
生じた高電圧は、電圧検出回路に損傷を与えることがあ
る。さらに、この高電圧が、駆動信号変調回路を形成し
ているトランジスタ460に作用して、FET410へ
の駆動信号が歪むこともあり得る。それ故に、電圧検出
コントローラ回路が、トランジスタ420と430を停
止して、その回路を保護している。FET410は、統
合されたFET保護回路300を介して、その電力回路
の残りの部分に接続されている。FET410は、イン
ダクタ480とコンデンサ485とダイオード490と
組み合わされて、バックタイプ(buck−type)
のレギュレータを形成している。そのバックタイプレギ
ュレータは、スィッチングパワーサプライであり、入力
電圧をチョップして、そのパルスをアベレージングLC
フィルタに供給する。インダクタ480とコンデンサ4
85を有する、そのLCフィルタは、ダイオード490
と組み合わされて、入力電圧を、負荷に適した出力電圧
レベルまで抑制する。
くつかの異なる理由によって、必要とされている。すな
わち、第1に、FET410がオフの時には、FET4
10の端子間の電圧が最大となり、抵抗440の端子間
に比較的高い電圧が生ずることとなる。このようにして
生じた高電圧は、電圧検出回路に損傷を与えることがあ
る。さらに、この高電圧が、駆動信号変調回路を形成し
ているトランジスタ460に作用して、FET410へ
の駆動信号が歪むこともあり得る。それ故に、電圧検出
コントローラ回路が、トランジスタ420と430を停
止して、その回路を保護している。FET410は、統
合されたFET保護回路300を介して、その電力回路
の残りの部分に接続されている。FET410は、イン
ダクタ480とコンデンサ485とダイオード490と
組み合わされて、バックタイプ(buck−type)
のレギュレータを形成している。そのバックタイプレギ
ュレータは、スィッチングパワーサプライであり、入力
電圧をチョップして、そのパルスをアベレージングLC
フィルタに供給する。インダクタ480とコンデンサ4
85を有する、そのLCフィルタは、ダイオード490
と組み合わされて、入力電圧を、負荷に適した出力電圧
レベルまで抑制する。
【0031】次に、図5では、本発明による統合された
FET保護回路300(同図中で、2点鎖線500によ
り囲まれている)の、別の実施の形態を表す概念図が示
されている。統合されたFET保護回路300は、過剰
な過熱と過電流条件からFET510を保護するために
用いられている。統合されたFET保護回路300は、
FET510の端子間に生ずる全電圧を検出する。繰り
返すが、その全電圧は、FET510を通過する電流と
FET510の動作温度の両方の関数である。その全電
圧が所定の限界値を超えた時に、統合されたFET保護
回路300は、FET510の動作を修正する。
FET保護回路300(同図中で、2点鎖線500によ
り囲まれている)の、別の実施の形態を表す概念図が示
されている。統合されたFET保護回路300は、過剰
な過熱と過電流条件からFET510を保護するために
用いられている。統合されたFET保護回路300は、
FET510の端子間に生ずる全電圧を検出する。繰り
返すが、その全電圧は、FET510を通過する電流と
FET510の動作温度の両方の関数である。その全電
圧が所定の限界値を超えた時に、統合されたFET保護
回路300は、FET510の動作を修正する。
【0032】図4の回路と同様に、図5に示された実施
の態様での電圧検出回路は、FEET510に並列に接
続された電圧ミラー回路を備える。その電圧ミラー回路
は、一対のトランジスタ520と530、および一対の
抵抗540と550を備える。電圧ミラー回路は、FE
T510の動作電圧に比例する電圧をその回路内に生ず
る。ここで、前述の場合と同様に、FET510とトラ
ンジスタ520と530は、個別の部品として描かれて
いるが、これらの部品を一つのパッケージに集積化して
もよい。
の態様での電圧検出回路は、FEET510に並列に接
続された電圧ミラー回路を備える。その電圧ミラー回路
は、一対のトランジスタ520と530、および一対の
抵抗540と550を備える。電圧ミラー回路は、FE
T510の動作電圧に比例する電圧をその回路内に生ず
る。ここで、前述の場合と同様に、FET510とトラ
ンジスタ520と530は、個別の部品として描かれて
いるが、これらの部品を一つのパッケージに集積化して
もよい。
【0033】図5に示されている実施の態様は、図4の
回路の説明と同様である。抵抗540(「第1の抵抗要
素」)の端子間で生ずる所定の電圧降下に対応して、抵
抗550(「第2の抵抗要素」)を所定の電流が通過す
る。第2の抵抗要素550の抵抗値と、そこを流れる所
定の電流に基づいて、トランジスタ560のベース部分
で最大電圧がモニタされる。その電圧が所定の電圧限界
値を超えた場合は、その電圧がトランジスタ560を動
作させてコントローラ(図示せず)に信号を送り、FE
T510の動作を停止する。それ故に、トランジスタ5
60は、本発明における駆動信号変調回路を構成するも
のである。
回路の説明と同様である。抵抗540(「第1の抵抗要
素」)の端子間で生ずる所定の電圧降下に対応して、抵
抗550(「第2の抵抗要素」)を所定の電流が通過す
る。第2の抵抗要素550の抵抗値と、そこを流れる所
定の電流に基づいて、トランジスタ560のベース部分
で最大電圧がモニタされる。その電圧が所定の電圧限界
値を超えた場合は、その電圧がトランジスタ560を動
作させてコントローラ(図示せず)に信号を送り、FE
T510の動作を停止する。それ故に、トランジスタ5
60は、本発明における駆動信号変調回路を構成するも
のである。
【0034】統合されたFET保護回路300は、ま
た、電圧検出コントローラも備える。その電圧検出コン
トローラ回路は、FET570と抵抗575を有し、そ
の抵抗575は、トランジスタ520のコレクタとトラ
ンジスタ530のベースに接続されている。FET57
0は、FET510がオフの時に、トランジスタ520
と530の電圧を遮断するために用いられている。電圧
検出コントローラ回路の目的と利点については、図4に
関連して説明されている。そして、FET510は、統
合されたFET保護回路300を介して、インダクタ負
荷580に接続されていることが図示されている。
た、電圧検出コントローラも備える。その電圧検出コン
トローラ回路は、FET570と抵抗575を有し、そ
の抵抗575は、トランジスタ520のコレクタとトラ
ンジスタ530のベースに接続されている。FET57
0は、FET510がオフの時に、トランジスタ520
と530の電圧を遮断するために用いられている。電圧
検出コントローラ回路の目的と利点については、図4に
関連して説明されている。そして、FET510は、統
合されたFET保護回路300を介して、インダクタ負
荷580に接続されていることが図示されている。
【0035】次に、図6では、図4に示されている統合
されたFET保護回路を用いた、バックタイプのDC−
DCコンバータ600(以下に、「変換回路」と略す)
の概略図が示されている。バックタイプのDC−DCコ
ンバータ600では、DC出力電圧(”VOT”)610
は、DC入力電圧(”VIN”)605より常に低い。例
えば、図示した回路では、入力電圧605は、+5V
(図示されていない電源により供給される)であり、対
応する出力電圧610は、電流値が3アンペアの時に+
3.3V(図示されていない電気的負荷に対して供給さ
れる)である。その変換回路600の動作周波数は、お
おむね550kHzである。
されたFET保護回路を用いた、バックタイプのDC−
DCコンバータ600(以下に、「変換回路」と略す)
の概略図が示されている。バックタイプのDC−DCコ
ンバータ600では、DC出力電圧(”VOT”)610
は、DC入力電圧(”VIN”)605より常に低い。例
えば、図示した回路では、入力電圧605は、+5V
(図示されていない電源により供給される)であり、対
応する出力電圧610は、電流値が3アンペアの時に+
3.3V(図示されていない電気的負荷に対して供給さ
れる)である。その変換回路600の動作周波数は、お
おむね550kHzである。
【0036】変換回路600は、以下の部品を備える。
すなわち、まず、パワーMOSFET615(図示した
例では、カリフォルニア州サンタクララにあるSili
conix Corporationにより製造された
商標名Siliconix9942DYが用いられた)
が入力電圧605に対して、直列に接続されている。そ
のパワーMOSFET615は、変換回路600のFE
Tドライブとして作用する。そして、パワーMOSFE
T615の出力は、ダイオード620のカソードとイン
ダクタ625に接続されている。インダクタ625の出
力側は、コンデンサ630に接続され、出力電圧610
を得られるポイントとなっている。
すなわち、まず、パワーMOSFET615(図示した
例では、カリフォルニア州サンタクララにあるSili
conix Corporationにより製造された
商標名Siliconix9942DYが用いられた)
が入力電圧605に対して、直列に接続されている。そ
のパワーMOSFET615は、変換回路600のFE
Tドライブとして作用する。そして、パワーMOSFE
T615の出力は、ダイオード620のカソードとイン
ダクタ625に接続されている。インダクタ625の出
力側は、コンデンサ630に接続され、出力電圧610
を得られるポイントとなっている。
【0037】ダイオード620のアノードは、出力リタ
ーン(output return)とコンデンサ63
0の負極側に接続されている。出力電圧610は、パワ
ーMOSFET615のデューティサイクルを変化させ
ることにより調節される。インダクタ625は、コンデ
ンサ630と組み合わされて、パワーMOSFET61
5のオン/オフサイクルによって発生する矩形波を平均
化するフィルタを構成している。ダイオード620は、
パワーMOSFET615がオフ状態の時に、電流の流
れを継続させる経路を供給している。入力に対する出力
の関係は、以下に説明する通りである: VOT=(ton/TS)*VIN (5) ここで、tonは、一周期TSのうちで、パワーMOSF
ET615がオン状態にある時間を表す。
ーン(output return)とコンデンサ63
0の負極側に接続されている。出力電圧610は、パワ
ーMOSFET615のデューティサイクルを変化させ
ることにより調節される。インダクタ625は、コンデ
ンサ630と組み合わされて、パワーMOSFET61
5のオン/オフサイクルによって発生する矩形波を平均
化するフィルタを構成している。ダイオード620は、
パワーMOSFET615がオフ状態の時に、電流の流
れを継続させる経路を供給している。入力に対する出力
の関係は、以下に説明する通りである: VOT=(ton/TS)*VIN (5) ここで、tonは、一周期TSのうちで、パワーMOSF
ET615がオン状態にある時間を表す。
【0038】電力変換の制御は、概ね、マサチューセッ
ツ州のレキシントンにあるUnitrode Corp
oration製の商標名Unitrode 3803
コントロールチップ635を用いることにより、達成出
来る。抵抗638は、一対のコンデンサ641と644
と組み合わされて、コントロールチップ635の発信器
のためのRC(resistance−capacit
ance)タイミングを供給する。変換回路600のバ
イパスフィルタリングは、それぞれ、一対のコンデンサ
650と656に直列に接続された一対の抵抗647と
653を介して達成される。全体のループ補償(ove
rall loop compensation)は、
一対のコンデンサ660と664に直列に接続された一
対の抵抗659と662によりそれぞれ達成される。さ
らに、電圧の設定は、一対の抵抗666と668の比率
によって、得ることが出来る。コントロールチップ63
5とそれに関連した部品は、変換回路600のコントロ
ーラとして作用する。また、コントロールチップ635
は、パワー段(power stage)での位相の補
正と、ゲインを得る役割も有する。そして、出力段につ
いては、抵抗670がクロスコンダクション(cros
s conduction)を制限する。
ツ州のレキシントンにあるUnitrode Corp
oration製の商標名Unitrode 3803
コントロールチップ635を用いることにより、達成出
来る。抵抗638は、一対のコンデンサ641と644
と組み合わされて、コントロールチップ635の発信器
のためのRC(resistance−capacit
ance)タイミングを供給する。変換回路600のバ
イパスフィルタリングは、それぞれ、一対のコンデンサ
650と656に直列に接続された一対の抵抗647と
653を介して達成される。全体のループ補償(ove
rall loop compensation)は、
一対のコンデンサ660と664に直列に接続された一
対の抵抗659と662によりそれぞれ達成される。さ
らに、電圧の設定は、一対の抵抗666と668の比率
によって、得ることが出来る。コントロールチップ63
5とそれに関連した部品は、変換回路600のコントロ
ーラとして作用する。また、コントロールチップ635
は、パワー段(power stage)での位相の補
正と、ゲインを得る役割も有する。そして、出力段につ
いては、抵抗670がクロスコンダクション(cros
s conduction)を制限する。
【0039】FET673はこの回路の中心となるパワ
ーFETであり、結果として、本発明によるFET保護
回路が保護せんとするのは、FET673である。FE
T673は、カリフォルニア州サンタクララにあるSi
liconix Corporationにより製造さ
れた商標名Siliconix 9433であることが
望ましい。FET675は、同期整流の役割を果たし、
FET673のオフ状態の時に、負荷に電流を流すこと
が出来る。FET675は、これも、カリフォルニア州
サンタクララにあるSiliconix Corpor
ationにより製造された商標名Siliconix
9410であることが望ましい。その同期型整流器
は、回路の効率を向上するために用いられるものであ
る。そして、コンデンサ677は、出力電圧610のフ
ィルタの役割を果たす。
ーFETであり、結果として、本発明によるFET保護
回路が保護せんとするのは、FET673である。FE
T673は、カリフォルニア州サンタクララにあるSi
liconix Corporationにより製造さ
れた商標名Siliconix 9433であることが
望ましい。FET675は、同期整流の役割を果たし、
FET673のオフ状態の時に、負荷に電流を流すこと
が出来る。FET675は、これも、カリフォルニア州
サンタクララにあるSiliconix Corpor
ationにより製造された商標名Siliconix
9410であることが望ましい。その同期型整流器
は、回路の効率を向上するために用いられるものであ
る。そして、コンデンサ677は、出力電圧610のフ
ィルタの役割を果たす。
【0040】図示された実施の態様では、FET保護回
路は、一対のトランジスタ680と682、および抵抗
684(「第1の抵抗要素」)、抵抗686(「第2の
抵抗要素」)、抵抗688、そして、一対のコンデンサ
690と692を有する。ここで、トランジスタ680
と682は、2907型である(例えば、カリフォルニ
ア州サンタクララにあるNational Semic
onductor Corporationなど、市場
に広く供給者がある)。図4および図5に示された回路
と同様に、電流検出回路は、FET673と主パワーF
ETに並列に接続された電圧ミラー回路を備える。その
電圧ミラー回路は、トランジスタ680と682および
抵抗684と686、コンデンサ690を有する。電圧
ミラー回路は、FEET673の動作電圧と同等な電圧
を抵抗684の端子間に発生させる。FET保護回路
は、また、以下に述べるように、駆動信号変調回路と電
圧検出コントローラを備える。
路は、一対のトランジスタ680と682、および抵抗
684(「第1の抵抗要素」)、抵抗686(「第2の
抵抗要素」)、抵抗688、そして、一対のコンデンサ
690と692を有する。ここで、トランジスタ680
と682は、2907型である(例えば、カリフォルニ
ア州サンタクララにあるNational Semic
onductor Corporationなど、市場
に広く供給者がある)。図4および図5に示された回路
と同様に、電流検出回路は、FET673と主パワーF
ETに並列に接続された電圧ミラー回路を備える。その
電圧ミラー回路は、トランジスタ680と682および
抵抗684と686、コンデンサ690を有する。電圧
ミラー回路は、FEET673の動作電圧と同等な電圧
を抵抗684の端子間に発生させる。FET保護回路
は、また、以下に述べるように、駆動信号変調回路と電
圧検出コントローラを備える。
【0041】その回路は、概ね、次のように動作する。
すなわち、まず、抵抗684の端子間に発生するある所
定の電圧降下に対して、抵抗686をある電流が通過す
る。第2の抵抗要素686の抵抗値と、それを流れる電
流値に基づいて、コントロールチップ635への抵抗6
96を介して、X点で最大電圧がモニタされる。その電
圧が所定の限界値を超えた場合は、コントロールチップ
635を有する駆動変調回路は、パワーMOSFET6
15に駆動信号を送り、FET673の動作を停止す
る。抵抗688とコンデンサ692を有する電圧検出コ
ントロール回路は、FET673がオフ状態の時は、F
ET保護回路を遮断する。電圧検出コントローラ回路の
特徴と利点は、図4に関連して説明されている。
すなわち、まず、抵抗684の端子間に発生するある所
定の電圧降下に対して、抵抗686をある電流が通過す
る。第2の抵抗要素686の抵抗値と、それを流れる電
流値に基づいて、コントロールチップ635への抵抗6
96を介して、X点で最大電圧がモニタされる。その電
圧が所定の限界値を超えた場合は、コントロールチップ
635を有する駆動変調回路は、パワーMOSFET6
15に駆動信号を送り、FET673の動作を停止す
る。抵抗688とコンデンサ692を有する電圧検出コ
ントロール回路は、FET673がオフ状態の時は、F
ET保護回路を遮断する。電圧検出コントローラ回路の
特徴と利点は、図4に関連して説明されている。
【0042】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、通
過電流と動作温度の相互依存性を考慮に入れた、簡略で
統合された、過電流と過熱に対するFETの保護回路を
提供することが出来る。本発明によるFETの保護回路
は、従来のものよりも、より安価で、簡素、且つ物理的
にコンパクトである。しかも、FETの通過電流と動作
温度の相互依存性を考慮に入れているために、従来の保
護回路と比較して、不要な遮断動作(nuisance
trips)の生ずる可能性が低い。
過電流と動作温度の相互依存性を考慮に入れた、簡略で
統合された、過電流と過熱に対するFETの保護回路を
提供することが出来る。本発明によるFETの保護回路
は、従来のものよりも、より安価で、簡素、且つ物理的
にコンパクトである。しかも、FETの通過電流と動作
温度の相互依存性を考慮に入れているために、従来の保
護回路と比較して、不要な遮断動作(nuisance
trips)の生ずる可能性が低い。
【図1】従来技術による温度検出保護回路を用いた、電
力変換回路のブロック図である。
力変換回路のブロック図である。
【図2】従来技術による電流検出保護回路を用いた、図
1に示した電力変換回路のブロック図である。
1に示した電力変換回路のブロック図である。
【図3】本発明による統合されたFET保護回路を用い
た、図1に示した電力変換回路のブロック図である。
た、図1に示した電力変換回路のブロック図である。
【図4】本発明による統合されたFET保護回路の実施
の態様を表す、ブロック図である。
の態様を表す、ブロック図である。
【図5】本発明による統合されたFET保護回路の別の
実施の態様を表す、ブロック図である。
実施の態様を表す、ブロック図である。
【図6】図4に示される、統合されたFET保護回路の
実施の態様を用いた、バックタイプのDC−DC変換器
のブロック図である。
実施の態様を用いた、バックタイプのDC−DC変換器
のブロック図である。
【符号の説明】 100 電力変換回路 140 温度検出回路 110 コントローラ 120 FETドライブ 130 FET 140 温度検出保護回路 200 電流検出保護回路 300 統合されたFET保護回路 310 FET電圧検出回路 320 駆動信号変調回路 330 電圧検出コントローラ
Claims (20)
- 【請求項1】 電界効果型トランジスタ(FET)に
供給される駆動信号を変調する、FETの保護回路であ
って、 前記FETの端子間で発生する動作電圧であって、前記
FETを通過して流れる電流の大きさと、前記FETの
動作温度の両方の関数である、動作電圧を測定するため
に前記FETに接続された電圧検出回路と、 前記電圧検出回路に接続され、前記動作電圧が所定の限
界電圧を超えた時に、駆動信号を変調することにより、
前記保護回路が、過電流と過熱に対して前記FETのた
めに統合された保護を与えることが出来るようにした、
駆動信号変調回路と、を備えることを特徴とする、電界
効果型トランジスタの保護回路。 - 【請求項2】 前記電圧検出回路は、前記FETに並
列に接続された電圧ミラー回路を備え、前記電圧ミラー
回路は、前記FETの前記動作電圧と等しい電圧を発生
する、ことを特徴とする、請求項1記載の保護回路。 - 【請求項3】 前記FETは、金属酸化膜半導体FE
T(MOSFET)であることを特徴とする、請求項1
記載の保護回路。 - 【請求項4】 前記駆動信号変調回路に接続され、前
記FETが「オフ」状態にある時に、前記駆動信号変調
回路を不能にする、電圧検出コントローラ回路をさらに
備えることを特徴とする、請求項1記載の保護回路。 - 【請求項5】 FET駆動回路が、前記駆動信号を前
記FETに供給するものである、請求項1記載の保護回
路。 - 【請求項6】 前記電圧検出回路は、それぞれの制御
端子を介して一緒に接続された第1と第2のトランジス
タと、前記FETと前記第2のトランジスタに接続され
た第1の抵抗要素とを有することを特徴とする、請求項
1記載の保護回路。 - 【請求項7】 前記電圧検出回路は、所定の抵抗値を
有する第2の抵抗要素を備え、前記第2の抵抗要素は、
それを流れる電流の関数として前記駆動信号変調回路の
両端に電圧を発生させるものである、請求項6記載の保
護回路。 - 【請求項8】 前記FETの端子間で発生する動作電
圧であって、前記FETを通過して流れる電流の大きさ
と、前記FETの動作温度の両方の関数である、動作電
圧を測定するステップと、 前記動作電圧が所定の限界電圧を超えた時に、駆動信号
を変調することにより、前記保護回路が過電流と過熱に
対して前記FETのために統合された保護を与えること
が出来るようにしたステップとを含むことを特徴とする
電界効果型トランジスタの保護方法。 - 【請求項9】 前記測定するステップは、前記FET
に並列に電圧ミラー回路を接続するステップを備え、前
記電圧ミラー回路は、前記FETの前記動作電圧に等し
い電圧を発生させるものである、請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 前記FETは、金属酸化膜半導体FE
T(MOSFET)であることを特徴とする、請求項8
記載の方法。 - 【請求項11】 前記駆動信号変調回路に接続された電
圧検出コントローラ回路により、前記FETが「オフ」
状態にある時に、前記駆動信号変調回路を不能にするス
テップをさらに備えることを特徴とする、請求項8記載
の方法。 - 【請求項12】 FET駆動回路により、前記駆動信号
を前記FETに供給するステップをさらに備えることを
特徴とする、請求項8記載の方法。 - 【請求項13】 前記測定するステップは、 第1と第2のトランジスタとを、それぞれの制御端子を
介して一緒に接続するステップと、 第1の抵抗要素を、前記FETと前記第2トランジスタ
の間に接続するステップと、を備えることを特徴とす
る、請求項8記載の方法。 - 【請求項14】 前記電圧検出回路は、所定の抵抗値を
有する第2の抵抗要素を備え、前記第2の抵抗要素は、
それを流れる電流の関数として前記駆動信号変調回路の
両端に電圧を発生させるものである、請求項13記載の
方法。 - 【請求項15】 電力源に接続可能な入力と、電気的負
荷に接続可能な出力と、前記入力を前記出力に接続する
電力変換回路とを有する電力伝達系列(power t
rain)であって、前記電力変換回路は、電界効果型
トランジスタ(FET)と、FET駆動回路と、前記F
ET駆動回路から前記FETに供給される駆動信号を変
調するためのFET保護回路とを有することを特徴とす
る、電力伝達系列を有する電力変換器において、前記F
ET保護回路は、 前記FETの端子間の動作電圧を測定するために前記F
ETに接続された電圧検出回路であって、前記動作電圧
は、前記FETを通過する電流の大きさと前記FETの
動作温度の両方の関数であることを特徴とする、電圧検
出回路と、 前記電圧検出回路に接続された駆動信号変調回路であっ
て、前記動作電圧が所定の限界値を超えた時に、前記駆
動信号変調回路が、前記駆動信号を変調することによっ
て、前記保護回路が前記FETのために統合された過電
流保護と加熱保護を与えるようにした、駆動信号変調回
路とを有することを特徴とする、電力変換器。 - 【請求項16】 前記電圧検出回路は、前記FETに並
列に接続された電圧ミラー回路を備え、前記電圧ミラー
回路は、前記FETの前記動作電圧と等しい電圧を発生
することを特徴とする、請求項15記載の電力変換器。 - 【請求項17】 前記FETは、金属酸化膜半導体FE
T(MOSFET)であることを特徴とする、請求項1
5記載の電力変換器。 - 【請求項18】 前記駆動信号変調回路に接続され、前
記FETが「オフ」状態にある時に、前記駆動信号変調
回路を不能にする、電圧検出コントローラ回路をさらに
備えることを特徴とする、請求項15載の電力変換器。 - 【請求項19】 前記電圧検出回路は、それぞれの制御
端子を介して一緒に接続された第1と第2のトランジス
タと、前記FETと前記第2のトランジスタに接続され
た第1の抵抗要素を有することを特徴とする、請求項1
5載の電力変換器。 - 【請求項20】 前記電圧検出回路は、所定の抵抗値を
有する第2の抵抗要素を備え、前記第2の抵抗要素は、
それを流れる電流の関数として前記駆動信号変調回路の
両端に電圧を発生させるものである、請求項15記載の
保護回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US49068895A | 1995-06-15 | 1995-06-15 | |
US490688 | 1995-06-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947014A true JPH0947014A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=23949077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15511496A Pending JPH0947014A (ja) | 1995-06-15 | 1996-06-17 | 電界効果型トランジスタの保護回路および保護方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0749208A2 (ja) |
JP (1) | JPH0947014A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206238A (ja) * | 2007-02-17 | 2008-09-04 | Seiko Instruments Inc | カレント検出回路及び電流モード型スイッチングレギュレータ |
JP2017090303A (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-25 | 株式会社デンソー | 過電流検出装置 |
JP2022002456A (ja) * | 2020-06-22 | 2022-01-06 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 医用画像診断装置用電源装置および電源装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19745040C2 (de) * | 1997-02-10 | 2003-03-27 | Daimler Chrysler Ag | Anordnung und Verfahren zum Messen einer Temperatur |
DE19704861A1 (de) * | 1997-02-10 | 1998-08-27 | Daimler Benz Ag | Steuerbare Schalteinrichtung, Anordnung und Verfahren zum Betreiben einer Schalteinrichtung, insbesondere für Leistungshalbleiter |
DE10209021A1 (de) * | 2002-03-01 | 2003-10-23 | Infineon Technologies Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung des Laststromes durch ein Halbleiterbauelement |
JP4044861B2 (ja) * | 2003-04-03 | 2008-02-06 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置およびその電力変換装置を備える電力変換システム装置 |
JP2006352931A (ja) * | 2003-09-10 | 2006-12-28 | Sanken Electric Co Ltd | スイッチング素子保護回路 |
US8489357B2 (en) * | 2008-07-25 | 2013-07-16 | Delphi Technologies, Inc. | Current and temperature sensing of standard field-effect transistors |
CN105098730A (zh) * | 2014-04-18 | 2015-11-25 | 南京南瑞继保电气有限公司 | 一种igbt过流检测装置及方法 |
-
1996
- 1996-06-04 EP EP19960304040 patent/EP0749208A2/en not_active Withdrawn
- 1996-06-17 JP JP15511496A patent/JPH0947014A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
JP2008206238A (ja) * | 2007-02-17 | 2008-09-04 | Seiko Instruments Inc | カレント検出回路及び電流モード型スイッチングレギュレータ |
JP2017090303A (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-25 | 株式会社デンソー | 過電流検出装置 |
JP2022002456A (ja) * | 2020-06-22 | 2022-01-06 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 医用画像診断装置用電源装置および電源装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0749208A2 (en) | 1996-12-18 |
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