JPH0946754A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH0946754A
JPH0946754A JP7214000A JP21400095A JPH0946754A JP H0946754 A JPH0946754 A JP H0946754A JP 7214000 A JP7214000 A JP 7214000A JP 21400095 A JP21400095 A JP 21400095A JP H0946754 A JPH0946754 A JP H0946754A
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JP
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wireless
base station
line
signal
response
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JP7214000A
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English (en)
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Norihiro Ikeda
宣弘 池田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストでありながら、無線電話端末を用い
た確実な通信サービスが可能となる無線通信装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 内線104に収容される無線電話端末1
10への任意の着信を検出した主装置101は、無線基
地局109を介して無線電話端末110へ無線回線の回
線接続要求の信号を送信する。この回線接続要求の信号
を受信することにより、無線電話端末110と無線基地
局109とが無線回線で接続される。このとき、無線電
話端末110は、無線基地局109を介して回線接続確
認の信号を主装置101に通知する。この通知に応じて
主装置101は、所定の音声応答メッセージを発信先に
送出する。または、発呼者のメッセージを録音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内線端末を内線に
収容する主装置を含むボタン電話装置のうち、内線端末
を無線化した無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボタン電話装置における内線端末
は有線で接続されるものが主であった。
【0003】このようなボタン電話装置は、図15に示
すように、主装置101と、この主装置101に収容さ
れる一般加入者回線・構内交換機等の電話回線102及
び有線による内線104と、この内線104に接続され
る電話端末(内線端末)112とを有して構成されてい
る。ここで、前記主装置101は、電話回線102を主
装置101内に収容する局線インタフェース103と、
内線104を収容する内線専用電話機インタフェース1
05と、通話路106と、主装置101の全体を制御す
る制御部107と、記憶領域部108とを備えて構成さ
れているものである。
【0004】上記のような有線によるボタン電話装置
は、無線によるものとは異なり、一本の物理回線上に通
話チャネルと制御チャネルが分離しているため、内線端
末112の状態は、内線端末112の状態が変更される
度に、制御チャネルを用いて毎回主装置101に送信さ
れていた。このことにより、主装置101は常時、内線
端末112の状態が把握できる。
【0005】これは、該当する内線端末112からの各
種通信サービスの登場により、例えば内部的に自動発信
の繰り返しを行う通信サービスを実行する場合、実行時
の内線端末112が通信サービスを履行できるか否かの
判断が瞬時に行えるといった利点がある。これはまた同
時に、不要な回線リソースの捕捉及び回線の使用状況を
示すLED情報等の表示においても不要な点灯表示が回
避されるという利点がある。
【0006】一方、近年、無線電話装置の普及により、
ボタン電話装置においても、内線端末を無線化した無線
ボタン電話装置(以下、「無線通信装置」という。)が
登場している。
【0007】この無線通信装置で主装置から内線端末の
状態(ローカルデータの登録等)を知るためには、一
旦、無線回線上の制御チャネルで通信を確立した後、通
話チャネルに移行し、システム内の各種制御データ等を
通話チャネルで送信するという手段がある。これは内線
端末から主装置の状態(例えば外線着信)を確認する場
合でも同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の無線通信装置では、以下のような問題があ
った。
【0009】無線回線上で通話チャネルにより各種制御
データの転送だけを行うという手段は、技術的には可能
だが通話及び呼設定に無関係な無線回線の確立が必要と
なるので、法の下では「不要電波の輻射」に該当し、そ
の実施は禁止されてしまう。
【0010】また、通話チャネルによる各種制御データ
の転送ができないとなると、回線の確立の成否及び内線
端末の状態を常時把握することができなくなるので、有
線システムと同様の操作性、及びレスポンス等を実現す
るためには、無線回線の状態及び、内線に収容される無
線電話端末の状態をある程度、仮定した処理として扱う
必要が生じる。
【0011】さらに、DIL(Direct In Line)やDI
D(Direct In Dial)のような内線に収容される無線電
話端末が特定される外線着信サービスにおいては、着信
情報を無線電話端末に送信するために一度無線回線を確
立する必要があるが、この時、通話チャネルによる各種
制御データの転送ができないとなると、何らかの原因で
無線回線が確立不可能な場合、もしくは無線電話端末が
通信サービスを受けられない状態にある場合(例えば、
会議中のため応答したくない等)には、その状態を常時
把握することができなくなるので、重要な外線着信が無
効となってしまい、ユーザ側にとっては通信サービスを
受けられないという好ましくない事態に陥ることにな
る。
【0012】そこで、本発明はこのような問題を解決す
るためになされたものであり、低コストでありながら、
無線電話端末を用いた確実な通信サービスが可能となる
無線通信装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下の手段を有する。
【0014】請求項1記載の無線通信装置は、無線基地
局を内線に収容する主装置と、前記無線基地局との間で
無線回線により通信可能な無線端末とを有する無線通信
装置において、発信先からの着信を受けて前記無線基地
局から回線接続要求の信号を前記無線端末に送信する要
求信号送出手段と、前記要求信号送出手段からの前記回
線接続要求の信号を受けて、前記無線回線の状態により
前記無線基地局と前記無線端末とが接続可能な状態か否
かの接続状態確認の信号を前記無線端末から前記無線基
地局へ送出する確認信号送出手段と、前記無線基地局に
送出された前記接続状態確認の信号に応じた応答メッセ
ージを前記発信先に送出する応答手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0015】請求項2記載の無線通信装置は、無線基地
局を内線に収容する主装置と、前記無線基地局との間で
無線回線により通信可能な無線端末とを有する無線通信
装置において、発信先からの着信を受けて前記無線基地
局から回線接続要求の信号を前記無線端末に送信する要
求信号送出手段と、前記要求信号送出手段からの前記回
線接続要求の信号を受けて、前記無線回線の状態により
前記無線基地局と前記無線端末とが接続可能な状態か否
かの接続状態確認の信号を前記無線端末から前記無線基
地局へ送出する確認信号送出手段と、発信先からの着信
を受けて、前記無線回線が確立された後、この確立され
た無線回線上で着信信号を前記無線端末に送信する着信
信号送出手段と、前記着信信号送出手段からの着信信号
を受けて、前記無線端末の状態により前記無線端末が着
信可能な状態か否かの着信状態確認の信号を前記無線端
末から前記無線基地局へ送出する着信判断手段と、前記
無線基地局に送出された前記接続状態確認の信号及び前
記着信状態確認の信号に応じた応答メッセージを前記発
信先に送出する応答手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0016】請求項3記載の無線通信装置は、応答手段
は、応答メッセージを送出するとともに、発信先からの
メッセージを記録することを特徴とする。
【0017】請求項4記載の無線通信装置は、主装置内
部に、応答手段を備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0019】まず、本発明の第1の実施の形態を説明す
る。
【0020】図1は、本発明による無線通信装置の概略
を示す実施の一形態としての構成図である。
【0021】同図に示すように、無線通信装置は、主装
置101と、この主装置101に収容される一般加入者
回線・構内交換機等の電話回線102及び内線104
と、この内線104に収容される無線基地局109と、
この無線基地局109に無線回線にて接続される無線端
末としての無線電話端末110とを有して構成されてい
る。
【0022】さらに前記主装置101は、電話回線10
2を主装置101内に収容する局線インタフェース10
3と、内線104を収容する内線専用電話機インタフェ
ース105と、通話路106と、主装置101の全体を
制御する制御部107と、記憶領域部108と、音声応
答・録音部111とを備えて構成されているものであ
る。
【0023】尚、無線基地局109と無線電話端末11
0とを接続する無線回線は、通話チャネルと制御チャネ
ルとを備えたマルチチャネルアクセス方式の無線通信が
可能なものであり、制御チャネルは各種制御データの送
受信に用いられ、通話チャネルは実際の通話及び各種通
信サービスに係る情報の送受信に用いられるようになっ
ている。
【0024】ここで、制御部107は、発信先からの着
信を受けて、無線基地局109から回線接続要求の信号
を無線電話端末110に送信する要求信号送出手段とし
ての機能を有するものであり、これにより電話回線10
2からの外線着信を受けて着信内線である無線電話端末
110に無線基地局109を介して回線接続要求の信号
を送出する機能を有するものであり、回線接続ができな
かった場合には、音声応答・録音部111に対して、そ
の起動を要求するメッセージを送信するものである。
【0025】また、制御部107は、発信先からの着信
を受けて、無線回線が確立された後、この確立された無
線回線上で着信信号を前記無線電話端末110に送信す
る着信信号送出手段としての機能も有している。
【0026】音声応答・録音部111は、後述する確認
信号送出手段からの送出信号に応じた応答メッセージを
発信先に送出する応答手段としての機能を有するもので
あり、発信先に対して所定の応答メッセージを送出する
とともに、発信先からのメッセージを記録する応答手段
としての機能を有するものであり、制御部107の起動
要求のメッセージにより起動し、発信先に対して音声に
よる応答メッセージを送出するとともに、発信先のメッ
セージを(記録)録音することができるものである。
【0027】図2は、無線基地局109のブロック図で
ある。
【0028】同図に示すように、前記無線基地局109
は、内線104を無線基地局109に収容する回線イン
タフェース部201と、音声処理回路202と、無線回
路部203と、制御部204と、モデム205と、各種
プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)20
6と、各種制御情報等を蓄積するRAM(Randam Accse
s Memory)207と、無線信号を送受信するアンテナ2
08とを有して構成され、さらに不図示の応答タイマー
を備えている。
【0029】ここで、制御部204は、前記制御部10
7からの回線接続要求の信号を無線電話端末110に送
信するとともに、前記応答タイマーを起動し、一定時間
無線電話端末110からの回線接続確認の信号を待ち受
け、また、その結果により無線回線の接続状況を制御部
107に通知するものである。
【0030】図3は、無線電話端末110のブロック図
である。
【0031】無線電話端末110は、回線接続要求の信
号を受信することにより、前記無線基地局109と無線
回線により接続されるとともに、着信信号を受けて所定
の着信処理をするものであり、同図に示すように、制御
部305を有し、さらに、この制御部305に制御され
る音声処理回路303、無線回路部304、モデム30
6、各種プログラムを記憶したROM(Read Only Memo
ry)307、液晶表示部310、電話回線102の状態
を表示する外線LED(LED)311、ボタン電話装
置特有の各種機能を使用する際に用いられる機能キー3
12、ダイヤル情報入力部313、各種制御情報等を蓄
積するRAM(Randam Accses Memory)314、スピー
カボタン309及びスピーカLED317を具備し、ま
た、音声処理回路303に、受話部301、送話部30
2、スピーカ315及びマイク316が接続されて構成
されている。
【0032】またここで、無線回路部304は、受信部
及び送信部とからなり、さらにアンテナ308に接続さ
れて無線信号の送受信ができるようになっているもので
ある。
【0033】制御部305は、前記回線接続要求の信号
を受けて、無線回線の状態により無線基地局109と無
線電話端末110とが接続可能な状態か否かの接続状態
確認の信号を無線電話端末110から無線基地局109
へ送出する確認信号送出手段としての機能を有するもの
であり、回線接続が可能かどうかを調べ、その結果を無
線基地局109を介して主装置101に送信するもので
ある。
【0034】次に、本実施形態の動作を、図4〜7に示
すフローチャート及び、図8、図9に示すシーケンスチ
ャートに従って説明する。
【0035】まず、図4、図8及び図9を参照して主に
主装置101内部に収容される制御部107による動作
を中心に説明する。
【0036】尚ここで、図4は主装置101内部に収容
される制御部107における処理を示すフローチャート
であり、さらに、図8は応答タイマー満了による回線接
続失敗時の無線通信装置の処理の流れを示すシーケンス
チャートであり、図9は回線接続拒否による回線接続失
敗時の無線通信装置の処理の流れを示すシーケンスチャ
ートである。
【0037】これらの図において、まず制御部107
は、電話回線102からの外線着信の信号M801を検
出すると(S401)、着信内線を調べる(S40
2)。
【0038】次に、着信内線である無線電話端末110
が接続される無線基地局109に対して回線接続要求の
信号M802を送信する(S403)。この回線接続要
求の信号M802を受信した無線基地局109は、主装
置101にその結果のメッセージを送信する。尚、この
無線基地局109による送信に係る動作については後に
詳述する。
【0039】回線接続要求の信号M802を送信すると
制御部107は、無線基地局109からのメッセージに
より無線回線接続状態を確認し(S404)、接続に成
功した場合は、着信可能な内線104である無線電話端
末110が接続される無線基地局109に対して指定内
線及び外線LED点滅情報を含んだ外線着信の信号を送
信し(S405)、通常の着信処理を行った後(S40
6)、アイドル状態に遷移する。
【0040】また、前記ステップS404にて、接続に
失敗した場合は、制御部107の制御の下に、音声応答
・録音部111に対して「応答タイムアウト」又は「無
線接続拒否」等の理由情報を含んだ起動要求のメッセー
ジ(M805又はM903)を送信する(S408)。
音声応答・録音部111は、このメッセージ(M805
又はM903)を受信すると、音声応答を行う資源のチ
ェックを行い、その結果のメッセージを送信する。尚、
この音声応答・録音部111による送信に係る動作につ
いては後に詳述する。
【0041】次に、制御部107は、音声応答・録音部
111からのメッセージにより音声応答が可能かどうか
判断し(S409)、音声応答が不可能、すなわち音声
応答・録音部111の起動が不可能であることを認識し
た場合は、発信先側に対して話中音を送出し(S41
2)、回線の切断を促す。そして、回線の切断検出状態
となり(S413)、切断を検出した場合はアイドル状
態に遷移する。
【0042】また、前記ステップS409にて、音声応
答が可能、すなわち音声応答・録音部111の起動が可
能であることを認識した場合は、外線に対して応答の信
号M807を返し(S410)、通話路106を介して
電話回線102と音声応答・録音部111を接続する
(S411)。そして、前記ステップS413における
回線の切断検出状態となり、切断を検出した場合はアイ
ドル状態に遷移する。
【0043】次に、図5、図8及び図9を参照して主に
主装置101内部に収容される音声応答・録音部111
による動作を中心に説明する。
【0044】尚ここで、図5は主装置101内部に収容
される音声応答・録音部111における処理を示すフロ
ーチャートである。
【0045】これらの図において、まず、音声応答・録
音部111は、前記ステップS408により制御部10
7から起動要求のメッセージ(M805又はM903)
を受信すると(S501)、音声応答を行う資源のチェ
ックを行い、起動可能であるかどうかの判断をする(S
502)。
【0046】ここで、起動不可能であれば、制御部10
7に対して使用不可のメッセージを送信し(S50
3)、アイドル状態に遷移する。
【0047】一方、起動可能であれば、制御部107に
対して使用許可のメッセージM806を送信する(S5
04)。
【0048】また、使用許可のメッセージM806を制
御部107に送信した音声応答・録音部111では、制
御部107から受信した起動要求のメッセージ内の理由
情報のパラメータを解析し、例えば無線回線の接続上で
の問題による起動要求であれば、「ただいま、ご希望の
電話機が使用できません。」、「ご用件のある方は、
“ピー”という発信音の後にメッセージをお願いしま
す。」等の音声メッセージM808を受信者側に対して
送出する(S505)。そして、この音声メッセージM
808を送出した後、発信先のメッセージM809を録
音するための処理を行い(S506)、録音状態に入
る。
【0049】次に、図6、図8及び図9を参照して主に
無線基地局109による動作を中心に説明する。
【0050】尚ここで、図6は無線基地局109におけ
る処理を示すフローチャートであり、その動作は制御部
204が中心になって行うものである。
【0051】これらの図において、まず、無線基地局1
09は、前記ステップS403による制御部107から
の回線接続要求のメッセージM802を受信すると(S
601)、通話チャネルの空きをチェックし(S60
2)、通話チャネルに空きが無く使用不可能な場合、制
御部107に対して接続失敗の理由を含んだ回線接続失
敗のメッセッージを送信する(S608)。
【0052】また、ステップS602にて使用可能な通
話チャネルが存在する場合には、使用する通話チャネル
をRAM207に記憶し(S603)、制御チャネル上
で、回線接続要求信号M803を無線電話端末110に
送信するとともに(S604)、応答タイマーの起動を
行う(S605)。ここで、前記回線接続要求信号M8
03を受信した無線電話端末110は、無線回線の接続
状況に応じて無線基地局109に対し応答メッセージと
して受信接続確認信号、又は接続拒否信号M901を送
信する。尚、この無線電話端末110による応答メッセ
ージ送信に係る動作については後に詳述する。
【0053】次に、前記ステップS605にて応答タイ
マーが起動すると、無線基地局109は、一定時間無線
電話端末110からの応答メッセージを待ち受け、それ
により無線回線接続の確認を行う(S606)。
【0054】ここで、回線接続の確認ができなかった場
合には、前記応答タイマーが満了(タイムアウト)した
かどうかを判断し(S607)、応答タイマーが満了し
た場合は、制御部107に対して応答タイマーの満了に
よる回線接続失敗のメッセージM804を送信し(S6
08)、アイドル状態に遷移する。
【0055】また、回線接続の確認ができず、且つ応答
タイマーの満了以前に無線電話端末110から接続拒否
信号M901を受信した場合は、制御部107に対して
回線接続拒否による回線接続失敗のメッセージM902
を送信し(S609)、アイドル状態に遷移する。
【0056】さらに、前記ステップS606にて無線回
線の接続が確認された場合には、前記RAM207に記
憶した予約した通話チャネルの使用を再度確認し(S6
10)、使用不可能な場合は、制御部107に対して、
回線接続失敗のメッセージを送信し(S608)、アイ
ドル状態に遷移する。
【0057】一方、予約した通話チャネルの使用が可能
な場合は、制御チャネルから通話チャネルに使用周波数
を切り替え、制御部107に対して回線接続確認の信号
を送信し(S611)、通話中状態に遷移する。
【0058】次に、図7、図8及び図9を参照して主に
無線電話端末110による動作を中心に説明する。
【0059】尚ここで、図7は無線電話端末110にお
ける処理を示すフローチャートであり、その動作は制御
部204が中心になって行うものである。
【0060】これらの図において、まず、無線電話端末
110は、前記ステップS604による無線基地局10
9からの接続要求信号M803を受信すると(S70
1)、無線回線の接続が可能であるかどうかを調べる
(S702)。
【0061】ここで、接続が不可能な場合には、無線電
話端末110は、無線基地局109に対して接続拒否信
号M901を送信し(S703)、アイドル状態に遷移
する。
【0062】また、ステップS702にて回線の確立が
可能な場合には、無線基地局109に対して接続確認信
号を送信し(S704)、制御チャネルから通話チャネ
ルに使用周波数を切り替え、以降、通話チャネル上で信
号の送受信を行い、外線着信信号を受信した後(S70
5)、通常着信処理を行い(S706)、通話中状態に
遷移する。
【0063】以上のように、本発明による第1の実施の
形態によれば、指定された無線電話端末110が、何ら
かの原因で無線回線が確立不可能な場合、発信先に対し
て、音声応答及び発信先のメッセージを録音することに
より、重要な着信が無効になることを防ぐことができ、
低コストでありながら、無線電話端末110を用いた確
実な通信サービスの提供が可能となり、ユーザに対して
詳細な通信サービスが提供される。
【0064】また、内線104に収容される全ての無線
電話端末110に音声応答、及び録音機能を具備する必
要がなく、音声応答・録音部111をシステム内部で共
有でき、システム内の資源が有効に活用される。
【0065】また、更なる効果として、交換機内部のメ
モリを使用しないため、内部メモリを有効に使用でき、
メモリの増設等が不要となりコストダウンが実現でき
る。
【0066】次に、本発明における第2の実施の形態を
説明する。
【0067】この第2の実施例における無線通信装置
は、前記第1の実施の形態における無線通信装置と基本
的な構成はほぼ同一であるが、その他に、無線回線を確
立した後も、無線電話端末110が通信サービスを受け
られない状態、例えば利用者が会議中のため応答を控え
ているような状態等により重要な着信が無効になる事態
が生じ得るので、このような場合においても、確実な通
信サービスの提供を可能とする手段を付加したことを特
徴とする。
【0068】以下に上記の付加した手段を含む本実施の
形態の特徴的構成部分の説明をする。
【0069】前記無線電話端末110内の制御部305
は、着信信号送出手段としての制御部107からの着信
信号を受けて、無線電話端末110の状態により無線電
話端末110が着信可能な状態か否かの着信状態確認の
信号を無線電話端末110から無線基地局109へ送出
する着信判断手段としての機能が付加されるものであ
り、無線回線の確立後、外線着信の信号を受信した後、
着信可能な状態か否かの結果をその理由とともに、前記
無線基地局109を介して主装置101に送信するもの
である。
【0070】主装置101内の制御部107は、無線電
話端末110が着信不可能な状態であった場合には、音
声応答・録音部111に対して、その起動を要求するメ
ッセージを送信するものである。
【0071】音声応答・録音部111は、無線基地局1
09に送出された着信状態確認の信号に応じた応答メッ
セージを発信先に送出する応答手段としての機能が付加
されるものであり、これにより、着信状態確認の信号に
無線電話端末110が着信可能な状態か否かに応じて応
答メッセージを送出することにより、無線電話端末11
0が通信サービスを受けられない状態だった場合にも、
発信先に対してその状態に応じた音声による応答メッセ
ージを送出するとともに、発信先のメッセージを録音す
る機能が付加されるものである。
【0072】次に、上記構成による本発明の第2の実施
の形態の動作を、図10〜13に示すフローチャート及
び図14に示すシーケンスチャートに従って説明する。
【0073】まず、図10及び図14を参照して主に主
装置101内部に収容される制御部107による動作を
中心に説明する。
【0074】尚ここで、図10は主装置101内部に収
容される制御部107における処理を示すフローチャー
トであり、図14は無線電話端末110による着信拒否
が生じた場合の無線通信装置の処理の流れを示すシーケ
ンスチャートである。
【0075】まず制御部107は、電話回線102から
の外線着信の信号M801′を検出すると(S100
1)、着信内線を調べる(S1002)。
【0076】次に、着信内線である無線電話端末110
が接続される無線基地局109に対して回線接続要求の
信号M802′を送信する(S1003)。この回線接
続要求の信号M802′を受信した無線基地局109
は、主装置101にその結果のメッセージを送信する。
尚、この無線基地局109による送信に係る動作につい
ては後に詳述する。
【0077】回線接続要求の信号M802′を送信する
と制御部107は、無線基地局109からのメッセージ
により無線回線接続状態を確認し(S1004)、接続
に成功した場合は、着信可能な内線104である無線電
話端末110が接続される無線基地局109に対して外
線LED点滅情報を含んだ外線着信の信号M1005を
指定内線へ送信し(S1005)、次に、外線着信可能
であるかどうかを判断し(S1006)、外線着信可能
な場合には、通常の着信処理を行った後(S100
7)、アイドル状態に遷移する。
【0078】また、前記ステップS1004にて接続に
失敗した場合及び前記ステップS1006にて着信拒否
のメッセージM1008を受信し、外線着信不可能と判
断した場合には、制御部107は、続いて音声応答・録
音部111に対して例えば着信拒否による起動要求のメ
ッセージM1009等の理由を含んだ起動要求のメッセ
ージを送信する(S1008)。
【0079】音声応答・録音部111は、このステップ
S1008による理由を含んだ起動要求のメッセージを
受信すると、音声応答を行う資源のチェックを行い、そ
の結果のメッセージを送信する。尚、この音声応答・録
音部111による送信に係る動作については後に詳述す
る。
【0080】次に、制御部107は、音声応答・録音部
111からのメッセージにより音声応答が可能かどうか
判断し(S1009)、音声応答が不可能、すなわち音
声応答・録音部111の起動が不可能であることを認識
した場合は、発信先側に対して話中音を送出し(S10
12)、回線の切断を促す。そして、回線の切断検出状
態となり(S1013)、切断を検出した場合はアイド
ル状態に遷移する。
【0081】また、前記ステップS1009にて、音声
応答が可能、すなわち音声応答・録音部111の起動が
可能であることを認識した場合は、外線に対して応答の
信号M807′を返し(S1010)、通話路106を
介して電話回線102と音声応答・録音部111を接続
する(S1011)。そして、前記ステップS1013
における回線の切断検出状態となり、切断を検出した場
合はアイドル状態に遷移する。
【0082】次に、図11及び図14を参照して主に主
装置101内部に収容される音声応答・録音部111に
よる動作を中心に説明する。
【0083】尚ここで、図11は主装置101内部に収
容される音声応答・録音部111における処理を示すフ
ローチャートである。
【0084】これらの図において、まず、音声応答・録
音部111は、前記ステップS1008により制御部1
07から、例えば着信拒否による起動要求のメッセージ
M1009等の理由を含んだ起動要求のメッセージを受
信すると(S1101)、音声応答を行う資源のチェッ
クを行い、起動可能であるかどうかの判断をする(S1
102)。
【0085】ここで、起動不可能であれば、制御部10
7に対して使用不可のメッセージを送信し(S110
3)、アイドル状態に遷移する。
【0086】一方、起動可能であれば、制御部107に
対して使用許可のメッセージM806′を送信する(S
1104)。
【0087】次に、使用許可のメッセージM806′を
制御部107に送信した音声応答・録音部111では、
制御部107から受信した起動要求のメッセージ内の理
由情報のパラメータを解析し(S1105)、例えば無
線回線の接続上での問題による起動要求であれば、前記
第1の実施例と同様に「ただいま、ご希望の電話機が使
用できません。」、「ご用件のある方は、“ピー”とい
う発信音の後にメッセージをお願いします。」等の音声
メッセージM808′を受信者側に対して送出する(S
1107)。そして、この音声メッセージM808′を
送出した後、発信先のメッセージM809′を録音する
ための処理を行い(S1108)、録音状態に入る。
【0088】また、前記ステップS1105にて、起動
要求が会議中で応答できないという理由のものである場
合は、「ただいま、会議中で応答できません。」、「ご
用件のある方は、“ピー”という発信音の後にメッセー
ジをお願いします。」等の音声メッセージM808′を
発信先側に対して送出する(S1106)。
【0089】以降、発信先のメッセージM809′を録
音するための処理を行い(S1108)、録音状態に入
る。
【0090】次に、図12、図14を参照して主に無線
基地局109による動作を中心に説明する。
【0091】尚ここで、図12は無線基地局109にお
ける処理を示すフローチャートであり、その動作は制御
部204が中心になって行うものである。
【0092】これらの図において、まず、無線基地局1
09は、前記ステップS1003による制御部107か
らの回線接続要求のメッセージM802′を受信すると
(S1201)、通話チャネルの空きをチェックし(S
1202)、通話チャネルに空きが無く使用不可能な場
合、制御部107に対して回線接続失敗のメッセッージ
を送信する(S1208)。
【0093】また、ステップS1202にて使用可能な
通話チャネルが存在する場合には、使用する通話チャネ
ルをRAM207に記憶し(S1203)、制御チャネ
ル上で、回線接続要求信号M803′を無線電話端末1
10に送信するとともに(S1204)、応答タイマー
の起動を行う(S1205)。ここで、前記回線接続要
求信号M803′を受信した無線電話端末110は、無
線回線の接続状況に応じて無線基地局109に対し応答
メッセージとして受信接続確認信号M1001、又は接
続拒否信号を送信する。尚、この無線電話端末110に
よる応答メッセージ送信に係る動作については後に詳述
する。
【0094】次に、前記ステップS1205にて応答タ
イマーが起動すると、無線基地局109は、一定時間無
線電話端末110からの応答メッセージを待ち受け、そ
れにより無線回線接続の確認を行う(S1206)。
【0095】ここで、回線接続の確認ができなかった場
合には、前記応答タイマーが満了(タイムアウト)した
かどうかを判断し(S1207)、応答タイマーが満了
した場合は、制御部107に対して応答タイマーの満了
による回線接続失敗のメッセージを送信し(S120
8)、アイドル状態に遷移する。
【0096】また、回線接続の確認ができず、且つ応答
タイマーの満了以前に無線電話端末110から回線接続
拒否信号を受信した場合は、制御部107に対して回線
接続拒否による回線接続失敗のメッセージを送信し(S
1209)、アイドル状態に遷移する。
【0097】さらに、前記ステップS1206にて無線
回線の接続が確認された場合には、前記RAM207に
記憶した予約した通話チャネルの使用を再度確認し(S
1210)、使用不可能な場合は、無線電話端末110
に対して、回線接続失敗信号を送信し(S1208)、
アイドル状態に遷移する。
【0098】一方、予約した通話チャネルの使用が可能
な場合は、制御チャネルから通話チャネルに使用周波数
を切り替え、無線電話端末110に対してチャネル移動
要求信号M1002を送信する(S1211)。以降、
通話チャネル上で信号の送受信を行う。そして、前記チ
ャネル移動要求信号M1002を受信した無線電話端末
110は、チャネル移動確認信号M1003を送信す
る。
【0099】無線基地局109は、チャネル移動確認信
号M1003を受信すると(S1212)、制御部10
7に対して回線接続確認の信号M1004を送信し(S
1213)、以降通話中状態に遷移する。
【0100】尚、通話中状態に遷移した後、外線LED
点滅情報を含んだ外線着信の信号M1005を受信する
と、無線基地局109は、無線電話端末110に外線着
信信号M1006を送信した後、無線電話端末107か
らの外線着信可能かどうかのメッセージを待ち受け、も
し、着信拒否信号M1007だった場合には、制御部1
07に対して理由を含んだ着信拒否信号M1008を送
信する。
【0101】次に、図13及び図14を参照して主に無
線電話端末110による動作を中心に説明する。
【0102】尚ここで、図13は無線電話端末110に
おける処理を示すフローチャートであり、その動作は制
御部204が中心になって行うものである。
【0103】これらの図において、まず無線電話端末1
10は、前記ステップS1204による無線基地局10
9からの接続要求信号M803′を受信すると(S13
01)、無線回線の接続が可能であるかどうかを調べる
(S1302)。
【0104】ここで、接続が不可能な場合には、無線電
話端末110は、無線基地局109に対して回線接続拒
否信号を送信し(S1303)、アイドル状態に遷移す
る。また、ステップS1302にて回線の確立が可能な
場合には、無線基地局109に対して接続確認信号M1
001を送信する(S1304)。
【0105】次に、無線基地局109に対して接続確認
信号M1001を送信した無線電話端末110は、前記
ステップS1211による無線基地局109からのチャ
ネル移動要求信号M1002を受信すると(S130
5)、通話チャネルへの移行を確認し(S1306)、
チャネル移動確認信号M1003を無線基地局109に
送信する(S1307)。
【0106】さらに、無線電話端末110は、無線基地
局109からの外線着信信号M1006を受信した後
(S1308)、外線着信が可能であるかどうか確認す
る(S1309)。
【0107】ここで、着信が可能な場合は、着信鳴動の
指定に従い着信音を出力し、通常の着信処理を行う(S
1310)。
【0108】また一方、例えば会議中で応答できない等
の理由により着信応答が不可能な状態の場合、無線基地
局109に対して着信拒否信号M1007を送信した後
(S1311)、アイドル状態に遷移する。
【0109】以上のように、本発明の第2の実施の形態
によれば、指定された無線電話端末110が、何らかの
原因で無線回線が確立不可能な場合だけでなく、無線電
話端末110が例えば、会議中のため応答したくない等
の理由により通信サービスを受けられない状態にある場
合にも、発信先に対して、音声応答、及び発信先のメッ
セージを録音することにより、重要な着信が無効になる
ことを防ぐことができ、低コストでありながら、無線電
話端末110を用いた確実な通信サービスの提供が可能
となり、ユーザに対して詳細な通信サービスが提供され
る。
【0110】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形実施が可能である。
【0111】例えば、上記実施の形態では、特に外線指
定(内線)着信を例にして説明したが、これらは、ボタ
ン電話装置で指定される内線系及び他の着信系の通信サ
ービスによっても同様に実施可能なことは明らかであ
り、発信側は何等限定されるものではない。
【0112】また、上記実施の形態では、発信先側に対
して、音声応答後、相手メッセージを録音していたが、
これはメッセージ録音なしに、複数の音声応答メッセー
ジにより、詳細な音声応答サービスだけを行うことによ
っても同様に実施可能なことは明らかであり、本発明は
上記説明された主装置101における応答処理に何等限
定されるものではない。
【0113】さらに、上記実施の形態では、音声応答処
理を主装置101で行うよう説明したが、これは主装置
101と無線基地局109との機能を兼ねる単独無線電
話端末によっても同様に実施可能なことは明らかであ
り、上記実施の形態中の主装置101に何等限定される
ものではない。
【0114】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたことにより、以下の効果を奏する。
【0115】請求項1記載の発明によれば、回線接続要
求の信号を受けて、無線回線で接続可能な状態か否かの
接続状態確認の信号を送出し、その信号に応じて発信先
に対して所定の応答メッセージを送出するので、指定さ
れた無線端末が、何らかの原因で無線回線が確立不可能
な場合でも、発信先に対して、適切な応答メッセージを
送出することができ、重要な着信が無効になることを防
ぐとともに、ユーザに対して詳細な通信サービスを提供
することができる。
【0116】請求項2記載の発明によれば、着信信号を
受けた無線端末が着信可能な状態か否かにより、発信先
に対して所定の応答メッセージを送出するので、無線回
線が確立不可能な場合だけでなく、無線端末が着信信号
を受けても着信できず、例えば、会議中のため応答した
くない等の通信サービスを受けられない状態にある場合
でも、発信先に対して、適切な応答メッセージを送出す
ることができ、重要な着信が無効になることを防ぐとと
もに、ユーザに対して詳細な通信サービスを提供するこ
とができる。
【0117】請求項3記載の発明によれば、応答メッセ
ージを送出するとともに、発信先からのメッセージを記
録するので、さらに確実に重要な着信が無効になること
を防ぐことができ、ユーザに対して詳細な通信サービス
が提供される。
【0118】請求項4記載の発明によれば、主装置内部
に、応答手段を備えたので、内線に収容される全ての無
線端末に応答手段を具備する必要がなく、通信システム
内で共有でき、通信システム内の資源が有効に活用され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線通信装置の構成図である。
【図2】無線基地局のブロック図である。
【図3】無線電話端末のブロック図である。
【図4】主装置内部に収容される制御部における処理を
示すフローチャートである。
【図5】音声応答・録音部における処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】無線基地局における処理を示すフローチャート
である。
【図7】無線電話端末における処理を示すフローチャー
トである。
【図8】応答タイマー満了による回線接続失敗時のシー
ケンスチャートである。
【図9】回線接続拒否による回線接続失敗時のシーケン
スチャートである。
【図10】第2の実施の形態での主装置内部に収容され
る制御部における処理を示すフローチャートである。
【図11】第2の実施の形態での音声応答・録音部にお
ける処理を示すフローチャートである。
【図12】第2の実施の形態での無線基地局における処
理を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施の形態での無線電話端末における
処理を示すフローチャートである。
【図14】第2の実施の形態での無線電話端末による着
信拒否が生じた場合のシーケンスチャートである。
【図15】従来のボタン電話装置のシステム構成図であ
る。
【符号の説明】
101 主装置 102 電話回線 103 局線インタフェース 104 内線 105 内線専用電話機インタフェース 106 通話路 107 制御部 108 記憶領域部 109 無線基地局 110 無線電話端末 111 音声応答・録音部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局を内線に収容する主装置と、
    前記無線基地局との間で無線回線により通信可能な無線
    端末とを有する無線通信装置において、 発信先からの着信を受けて前記無線基地局から回線接続
    要求の信号を前記無線端末に送信する要求信号送出手段
    と、 前記要求信号送出手段からの前記回線接続要求の信号を
    受けて、前記無線回線の状態により前記無線基地局と前
    記無線端末とが接続可能な状態か否かの接続状態確認の
    信号を前記無線端末から前記無線基地局へ送出する確認
    信号送出手段と、 前記無線基地局に送出された前記接続状態確認の信号に
    応じた応答メッセージを前記発信先に送出する応答手段
    と、を具備したことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 無線基地局を内線に収容する主装置と、
    前記無線基地局との間で無線回線により通信可能な無線
    端末とを有する無線通信装置において、 発信先からの着信を受けて前記無線基地局から回線接続
    要求の信号を前記無線端末に送信する要求信号送出手段
    と、 前記要求信号送出手段からの前記回線接続要求の信号を
    受けて、前記無線回線の状態により前記無線基地局と前
    記無線端末とが接続可能な状態か否かの接続状態確認の
    信号を前記無線端末から前記無線基地局へ送出する確認
    信号送出手段と、 発信先からの着信を受けて、前記無線回線が確立された
    後、この確立された無線回線上で着信信号を前記無線端
    末に送信する着信信号送出手段と、 前記着信信号送出手段からの着信信号を受けて、前記無
    線端末の状態により前記無線端末が着信可能な状態か否
    かの着信状態確認の信号を前記無線端末から前記無線基
    地局へ送出する着信判断手段と、 前記無線基地局に送出された前記接続状態確認の信号及
    び前記着信状態確認の信号に応じた応答メッセージを前
    記発信先に送出する応答手段と、を具備したことを特徴
    とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記応答手段は、前記応答メッセージを
    送出するとともに、前記発信先からのメッセージを記録
    することを特徴とする請求項1又は2記載の無線通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記主装置内部に、前記応答手段を備え
    たことを特徴とする請求項1、2又は3記載の無線通信
    装置。
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