JPH0945761A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0945761A
JPH0945761A JP19469695A JP19469695A JPH0945761A JP H0945761 A JPH0945761 A JP H0945761A JP 19469695 A JP19469695 A JP 19469695A JP 19469695 A JP19469695 A JP 19469695A JP H0945761 A JPH0945761 A JP H0945761A
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groove
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thermal oxide
semiconductor substrate
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Yoshihiro Minami
良宏 南
Ichiro Katakabe
一郎 片伯部
Naoto Miyashita
直人 宮下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、浅い溝と深い溝とを形成して素子分
離を行う構造を有する半導体デバイスにおいて、深い第
1の溝と浅い第2の溝との間のマスクの合わせずれによ
る位置ずれを生じることなく、かつ、深い第1の溝の形
状が異常となるのを防止することができるようにするこ
とを最も主要な特徴とする。 【解決手段】たとえば、p型Si基板11上の任意の領
域に深い第1の溝19を形成する工程と、この深い第1
の溝19内にレジスト膜を埋め込む工程と、このレジス
ト膜が埋め込まれた深い第1の溝19の上部の少なくと
も一部を含んで、素子領域18上にレジスト膜を形成す
る工程と、このレジスト膜をマスクに、深い第1の溝1
9よりも浅い第2の溝23を形成する工程と、上記溝1
9内および素子領域18上のレジスト膜を除去した後、
深い第1の溝19および浅い第2の溝23内に絶縁膜2
5を埋め込んで表面を平坦化する工程とからなってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば素子分
離構造を有する半導体装置の製造方法に関するもので、
特に浅い溝と深い溝とを形成して素子分離を行う場合に
用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえばバイポーラ・トランジス
タとMOSトランジスタとを含む半導体デバイスの素子
分離の方法として、シャロートレンチおよびディープト
レンチと称される、深さの異なる溝を形成して素子分離
を行うようにしてなる素子分離構造が提案されている。
【0003】図9は、浅い溝と深い溝とを形成して素子
分離を行うようにしてなる素子分離構造の、従来の製造
方法の一例を示すものである。まず、たとえば同図
(a)に示すように、p型Si基板101上にN+ 型埋
込層102が形成され、その上に、N型エピタキシャル
層103が形成されたウェーハの表面に、第1の熱酸化
膜104、後の平坦化のためのCMP(ケミカル・メカ
ニカル・ポリッシング)工程を行う際のストッパとなる
窒化膜105、および浅い溝を形成する際のマスクとな
る第1のCVD膜106を形成する。
【0004】そして、この第1のCVD膜106上にレ
ジスト(図示していない)を形成してパターニングし、
素子領域107以外の領域の、上記第1のCVD膜10
6、上記窒化膜105、および上記第1の熱酸化膜10
4をRIE法によりそれぞれ除去する。
【0005】上記レジストを剥離した後、上記第1のC
VD膜106をマスクに、露出した上記N型エピタキシ
ャル層103の一部をRIE法により除去し、所定の深
さの浅い溝108を形成する。
【0006】次いで、たとえば同図(b)に示すよう
に、上記第1のCVD膜106を除去した後、再度、深
い溝109を形成する際のマスクとなる第2のCVD膜
110を形成する。そして、その第2のCVD膜110
上にレジスト(図示していない)を形成してパターニン
グし、上記素子領域107に近接する領域の、上記第2
のCVD膜110を除去してマスクを作成する。
【0007】この形成されたマスクにしたがって、RI
E法により、上記N型エピタキシャル層103および上
記N+ 型埋込層102を貫通し、上記p型Si基板10
1に達する深い溝109を形成する。
【0008】次いで、たとえば同図(c)に示すよう
に、上記第2のCVD膜110を除去した後、上記浅い
溝108および上記深い溝109の表面に第2の熱酸化
膜111を形成する。
【0009】そして、この第2の熱酸化膜111を介し
て、上記浅い溝108および上記深い溝109の内部に
絶縁膜などの埋め込み材112を埋め込む。次いで、た
とえば同図(d)に示すように、CMP法によって上記
埋め込み材112の表面を平坦化し、不要な埋め込み材
112とともに、上記素子領域107上に残る上記第1
の熱酸化膜104および上記窒化膜105を除去するこ
とで、浅い溝108と深い溝109とによって素子分離
を行うようにしてなる素子分離構造が形成される。
【0010】この後、素子領域107上に所望の素子が
形成されることで、浅い溝108と深い溝109とから
なる素子分離構造を有する半導体デバイスが実現され
る。しかしながら、上記した素子分離構造の製造方法に
おいては、深い溝109を形成する際のマスクの合わせ
ずれによって、浅い溝108と深い溝109との間に位
置ずれ113を生じやすいという欠点があった(同図
(b)参照)。
【0011】このような位置ずれ113の発生は、素子
領域107の近傍にあらかじめずれ113に相当するだ
けの余分な領域を用意しなければならないなど、素子の
微細化や特性の安定化を妨げるものであり、集積化や高
速化にとっても好ましくないものとなっていた。
【0012】また、深い溝109を形成するためのマス
クとなる第2のCVD膜110は、深い溝109を形成
する領域における膜厚が、素子領域107と浅い溝10
8との間の段差によって不均一となっている。このた
め、マスクを作成する際に第2のCVD膜110のみを
安定して除去するのが難しく、マスクの加工に失敗する
と、深い溝109の形状に異常をきたすという問題があ
った。
【0013】図10は、第2のCVD膜110の除去時
において、部分的にオーバエッチングとなった場合を例
に示すものである。すなわち、上記N型エピタキシャル
層103の一部までもが誤って除去されると(同図
(a))、深い溝109を形成する際のエッチングのバ
ランスが崩れ、深い溝109の先端の形状が凹凸をもっ
た異常なものとなる(同図(b))。
【0014】図11は、第2のCVD膜110の除去時
において、部分的にアンダエッチングとなった場合を例
に示すものである。すなわち、上記第2のCVD膜11
0の一部が除去されずに残ると(同図(a))、深い溝
109を形成する際のエッチングのバランスが崩れ、深
い溝109の形状が湾曲した異常なものとなる(同図
(b))。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、深い溝と浅い溝とを用いて素子分離を行っ
た場合、深い溝と浅い溝との間に位置ずれが生じやす
く、また、浅い溝を形成した後に形成される深い溝の形
状が異常となる可能性が高いなどの問題があった。
【0016】そこで、この発明は、第1の溝と第2の溝
との間のマスクの合わせずれによる位置ずれを生じるこ
となく、かつ、第1の溝の形状が異常となるのを防止す
ることが可能な半導体装置の製造方法を提供することを
目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の半導体装置の製造方法にあっては、半
導体基板上の任意の領域に第1の溝を形成する工程と、
この第1の溝内に第1の膜を埋め込む工程と、この第1
の膜が埋め込まれた前記第1の溝の上部の少なくとも一
部を含んで、第2の膜を形成する工程と、この第2の膜
をマスクに、前記半導体基板の表面および前記第1の膜
の一部をエッチングすることで、前記第1の溝に連続す
る前記第1の溝よりも浅い第2の溝を形成する工程と、
前記第1および第2の膜を除去した後、前記第1および
第2の溝内に第3の膜を埋め込んで表面を平坦化する工
程とからなっている。
【0018】また、この発明の半導体装置の製造方法に
あっては、半導体基板の表面に第1の熱酸化膜を形成す
る工程と、この第1の熱酸化膜上に窒化膜を形成する工
程と、この窒化膜上にCVD膜を形成する工程と、この
CVD膜上に第1のレジスト膜を形成してパターニング
する工程と、このパターニングされた前記レジスト膜を
マスクに、前記CVD膜、前記窒化膜および前記第1の
熱酸化膜を除去する工程と、前記レジスト膜を除去した
後、前記CVD膜をマスクに前記半導体基板上の素子領
域に近接する領域に所定の深さで第1の溝を形成する工
程と、この第1の溝の内表面に第2の熱酸化膜を形成す
る工程と、この後、前記第1の溝の表面および前記CV
D膜の表面に第2のレジスト膜を形成し、前記第1の溝
内以外のレジスト膜を除去することにより、前記第2の
熱酸化膜を介して、前記第1の溝内のみ第2のレジスト
膜で埋め込む工程と、この第2のレジスト膜が埋め込ま
れた前記第1の溝の上部の少なくとも一部を含んで、前
記半導体基板上の素子領域を覆う第3のレジスト膜を形
成する工程と、この第3のレジスト膜をマスクに、露出
した前記CVD膜、前記窒化膜および前記第1の熱酸化
膜を除去した後、さらに、前記半導体基板上の素子領域
以外の領域に、前記第1の溝に連続する前記第1の溝よ
りも浅い第2の溝を形成する工程と、前記第1の溝内に
埋め込まれた第2のレジスト膜、および前記半導体基板
の素子領域上に形成された第3のレジスト膜を除去した
後、前記CVD膜および前記第2の熱酸化膜を除去する
工程と、前記第1および第2の溝の内表面に第3の熱酸
化膜を形成する工程と、この第3の熱酸化膜を介して、
前記第1および第2の溝内に絶縁膜を埋め込む工程と、
この絶縁膜の表面を平坦化するとともに、前記半導体基
板の素子領域上に残る前記窒化膜および前記第1の熱酸
化膜を除去する工程とからなっている。
【0019】この発明によれば、第1の溝の位置に合わ
せて第2の溝の形成位置を制御できるようになるため、
第1の溝と第2の溝とをマスクの合わせずれなしに形成
することが可能となり、しかも、第1の溝を形成するた
めのマスクの加工精度を向上することが可能となるもの
である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて図面を参照して説明する。図1〜図8は、本発明
にかかる、深い溝と浅い溝とを用いてなる素子分離構造
を有する半導体デバイスの製造方法を概略的に示すもの
である。なお、ここでは、深い第1の溝と浅い第2の溝
とを形成して素子分離を行うようにしてなる素子分離構
造の、製造プロセスについてのみ述べる。
【0021】まず、たとえば図1に示すように、p型S
i基板11上にN+ 型埋込層12が形成され、その上
に、N型エピタキシャル層13が形成されたウェーハ
(半導体基板)の表面に、第1の熱酸化膜14、後の平
坦化のためのCMP(ケミカル・メカニカル・ポリッシ
ング)工程を行う際のストッパとなる窒化膜(または、
ポリシリコン)15、および第1の溝を形成する際のマ
スクとなるCVD膜16を形成する。
【0022】次に、たとえば図2に示すように、上記C
VD膜16上に第1のレジスト膜17を形成してパター
ニングし、任意の領域、つまり素子領域18に近接する
第1の溝を形成する領域の、上記CVD膜16、上記窒
化膜15、および上記第1の熱酸化膜14をRIE法に
よりそれぞれ除去する。
【0023】次に、たとえば図3に示すように、上記レ
ジスト膜17を剥離した後、上記CVD膜16をマスク
に、RIE法により、上記N型エピタキシャル層13お
よび上記N+ 型埋込層12を貫通し、上記p型Si基板
11に達する深さで第1の溝(ディープトレンチ)19
を形成する。この第1の溝19は、上記素子領域18の
周囲を囲むようにして形成される。
【0024】そして、上記第1の溝19内の、上記RI
Eによって生じたポリマ(反応性生成物)を、硫酸と過
水およびHF溶液を用いて除去した後、さらに、上記R
IEによるダメージを取り除くために、第1の溝19の
内表面を10nm程度溶液またはプラズマダウンフロー
エッチングにより除去する。
【0025】次に、たとえば図4に示すように、上記第
1の溝19の内表面に第2の熱酸化膜20を形成し、こ
の後、第2のレジスト膜21を形成して上記第1の溝1
9以外のレジスト膜21を除去することにより、上記第
1の溝19内にのみ第2のレジスト膜(第1の膜)21
を埋め込む。
【0026】次に、たとえば図5に示すように、上記第
2のレジスト膜21が埋め込まれた上記第1の溝19の
上部の少なくとも一部を含んで、上記素子領域18を覆
う第3のレジスト膜(第2の膜)22を形成する。
【0027】次に、たとえば図6に示すように、上記第
3のレジスト膜22をマスクに、上記CVD膜16、上
記窒化膜15および上記第1の熱酸化膜14を除去した
後、連続して、上記素子領域18以外の領域に、上記第
1の溝19につながる、上記第1の溝19よりも浅い第
2の溝(シャロートレンチ)23を形成する。この第2
の溝23は、RIE法により、上記N型エピタキシャル
層13の膜厚以下、つまり上記N+ 型埋込層12に達し
ない深さで形成される。
【0028】そして、上記第1の溝19内に埋め込まれ
た第2のレジスト膜21、および上記素子領域18上に
形成された第3のレジスト膜22を除去した後、上記C
VD膜16および上記第2の熱酸化膜20を溶液を用い
て除去する。
【0029】さらに、上記第1および第2の溝19,2
3の内表面に、第3の熱酸化膜24を形成する。次に、
たとえば図7に示すように、上記第3の熱酸化膜24を
介して、上記第1および第2の溝19,23内に、酸化
膜などの絶縁膜(第3の膜)25を埋め込む。
【0030】最後に、たとえば図8に示すように、上記
絶縁膜25の表面をCMP法により平坦化するととも
に、上記素子領域18上に残る上記窒化膜15および上
記第1の熱酸化膜14を除去することにより、深い第1
の溝19と浅い第2の溝23とを形成して素子分離を行
うようにしてなる素子分離構造が形成される。
【0031】この後、素子領域18上に所望の素子が形
成されることで、バイポーラ・トランジスタやMOSト
ランジスタなどの素子を含み、かつ、素子の相互を深い
第1の溝19と浅い第2の溝23とで素子分離を行って
なる半導体デバイスが完成される。
【0032】上記したように、深い第1の溝の位置に合
わせて浅い第2の溝の形成位置を制御できるようにして
いる。すなわち、深い第1の溝を形成して内部を第2の
レジスト膜により埋め込んだ後、この深い第1の溝の上
部の少なくとも一部を含んで素子領域を第3のレジスト
膜によって覆い、その第3のレジスト膜をマスクに浅い
第2の溝を形成するようにしている。これにより、素子
領域に近接して深い第1の溝を形成できるようになると
ともに、素子領域以外の領域において、浅い第2の溝を
深い第1の溝に連続して形成することが可能となる。し
たがって、深い第1の溝と浅い第2の溝とをマスクの合
わせずれなしに形成することが可能となり、深い溝と浅
い溝との間のマスクの合わせずれによって、素子領域と
深い溝との間に位置ずれが生じるといった従来の不具合
を簡単に解決できるようになるものである。
【0033】また、先に深い第1の溝を形成するように
することで、深い第1の溝を形成するためのマスクの作
成に、膜厚の均一なCVD膜を用いることができるよう
になる。したがって、深い第1の溝を形成するためのマ
スクの加工精度を向上することが可能となる、つまり、
オーバまたはアンダエッチングなしにマスクを安定して
形成できるようになるため、深い第1の溝の形状が異常
となるのを防止できるものである。
【0034】しかも、上記した実施の一形態において
は、浅い第2の溝を形成する際のマスクとなるレジスト
膜と一緒に除去することが可能なレジスト膜を深い第1
の溝内に埋め込むとともに、その深い第1の溝内に埋め
込んだレジスト膜をいったん除去した後、改めて深い第
1の溝と浅い第2の溝内を絶縁膜により同時に埋め込む
ようにしている。
【0035】なお、上記実施の一形態においては、p型
のSi基板を用いた場合を例に説明したが、これに限ら
ず、たとえばn型Si基板を用いても同様に実施でき
る。また、深い第1の溝内に埋め込む埋め込み材および
浅い第2の溝を形成する際のマスク材としてはレジスト
膜に限らず、安価で、加工性が良く、同一工程において
同時に除去することが可能な材料ならば適用できる。そ
の他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々変
形実施可能なことは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、第1の溝と第2の溝との間のマスクの合わせずれに
よる位置ずれを生じることなく、かつ、第1の溝の形状
が異常となるのを防止することが可能な半導体装置の製
造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態にかかる、深い溝と浅
い溝とで素子分離を行ってなる素子分離構造を有する半
導体デバイスの、製造方法の要部(素子分離構造の製造
プロセス)を説明するために示す概略断面図。
【図2】同じく、製造方法の要部を説明するために示す
概略断面図。
【図3】同じく、製造方法の要部を説明するために示す
概略断面図。
【図4】同じく、製造方法の要部を説明するために示す
概略断面図。
【図5】同じく、製造方法の要部を説明するために示す
概略断面図。
【図6】同じく、製造方法の要部を説明するために示す
概略断面図。
【図7】同じく、製造方法の要部を説明するために示す
概略断面図。
【図8】同じく、製造方法の要部を説明するために示す
概略断面図。
【図9】従来技術とその問題点を説明するために示す、
深い溝と浅い溝とで素子分離を行ってなる素子分離構造
の製造方法の概略断面図。
【図10】同じく、従来の製造方法において、深い溝を
形成するためのマスクが部分的にオーバエッチングとな
った場合を例に示す概略断面図。
【図11】同じく、従来の製造方法において、深い溝を
形成するためのマスクが部分的にアンダエッチングとな
った場合を例に示す概略断面図。
【符号の説明】
11…p型Si基板、12…N+ 型埋込層、13…N型
エピタキシャル層、14…第1の熱酸化膜、15…窒化
膜、16…CVD膜、17…第1のレジスト膜、18…
素子領域、19…第1の溝(ディープトレンチ)、20
…第2の熱酸化膜、21…第2のレジスト膜、22…第
3のレジスト膜(第2の膜)、23…第2の溝(シャロ
ートレンチ)、24…第3の熱酸化膜、25…絶縁膜
(第3の膜)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の任意の領域に第1の溝を
    形成する工程と、 この第1の溝内に第1の膜を埋め込む工程と、 この第1の膜が埋め込まれた前記第1の溝の上部の少な
    くとも一部を含んで、第2の膜を形成する工程と、 この第2の膜をマスクに、前記半導体基板の表面および
    前記第1の膜の一部をエッチングすることで、前記第1
    の溝に連続する前記第1の溝よりも浅い第2の溝を形成
    する工程と、 前記第1および第2の膜を除去した後、前記第1および
    第2の溝内に第3の膜を埋め込んで表面を平坦化する工
    程とからなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の膜は、同一工程に
    おいて同時に除去することが可能な膜であることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板の表面に第1の熱酸化膜を形
    成する工程と、 この第1の熱酸化膜上に窒化膜を形成する工程と、 この窒化膜上にCVD膜を形成する工程と、 このCVD膜上に第1のレジスト膜を形成してパターニ
    ングする工程と、 このパターニングされた前記レジスト膜をマスクに、前
    記CVD膜、前記窒化膜および前記第1の熱酸化膜を除
    去する工程と、 前記レジスト膜を除去した後、前記CVD膜をマスクに
    前記半導体基板上の素子領域に近接する領域に所定の深
    さで第1の溝を形成する工程と、 この第1の溝の内表面に第2の熱酸化膜を形成する工程
    と、 この後、前記第1の溝の表面および前記CVD膜の表面
    に第2のレジスト膜を形成し、前記第1の溝内以外のレ
    ジスト膜を除去することにより、前記第2の熱酸化膜を
    介して、前記第1の溝内のみ第2のレジスト膜で埋め込
    む工程と、 この第2のレジスト膜が埋め込まれた前記第1の溝の上
    部の少なくとも一部を含んで、前記半導体基板上の素子
    領域を覆う第3のレジスト膜を形成する工程と、 この第3のレジスト膜をマスクに、露出した前記CVD
    膜、前記窒化膜および前記第1の熱酸化膜を除去した
    後、さらに、前記半導体基板上の素子領域以外の領域
    に、前記第1の溝に連続する前記第1の溝よりも浅い第
    2の溝を形成する工程と、 前記第1の溝内に埋め込まれた第2のレジスト膜、およ
    び前記半導体基板の素子領域上に形成された第3のレジ
    スト膜を除去した後、前記CVD膜および前記第2の熱
    酸化膜を除去する工程と、 前記第1および第2の溝の内表面に第3の熱酸化膜を形
    成する工程と、 この第3の熱酸化膜を介して、前記第1および第2の溝
    内に絶縁膜を埋め込む工程と、 この絶縁膜の表面を平坦化するとともに、前記半導体基
    板の素子領域上に残る前記窒化膜および前記第1の熱酸
    化膜を除去する工程とからなることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板の表面には導電型の異な
    る埋込層およびエピタキシャル層が積層して設けられて
    おり、前記第1の溝は、前記エピタキシャル層および埋
    込層をそれぞれ貫通し、前記半導体基板に達する深さで
    形成されることを特徴とする請求項3に記載の半導体装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板の表面には導電型の異な
    る埋込層およびエピタキシャル層が積層して設けられて
    おり、前記第2の溝は、前記エピタキシャル層の一部を
    除去し、前記埋込層に達しない深さで形成されることを
    特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1317758C (zh) * 2003-05-23 2007-05-23 南亚科技股份有限公司 具有部分垂直信道的存储单元的主动区自对准制程
JP2009124179A (ja) * 1997-06-13 2009-06-04 United Microelectronics Corp 半導体装置の製造方法

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