JPH0944687A - 画像表示方法および画像表示装置 - Google Patents

画像表示方法および画像表示装置

Info

Publication number
JPH0944687A
JPH0944687A JP7196803A JP19680395A JPH0944687A JP H0944687 A JPH0944687 A JP H0944687A JP 7196803 A JP7196803 A JP 7196803A JP 19680395 A JP19680395 A JP 19680395A JP H0944687 A JPH0944687 A JP H0944687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
display
image data
basic
shape data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7196803A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3455335B2 (ja
Inventor
Toshio Iwawaki
敏夫 岩脇
Shigefumi Hino
重文 日野
Hisashi Nogami
恒 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nintendo Co Ltd
Original Assignee
Nintendo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nintendo Co Ltd filed Critical Nintendo Co Ltd
Priority to JP19680395A priority Critical patent/JP3455335B2/ja
Publication of JPH0944687A publication Critical patent/JPH0944687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3455335B2 publication Critical patent/JP3455335B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 V−RAMに基本画像データを設定し、プロ
グラムメモリから倍率データおよび形状データを読み出
してW−RAMにストアする(ステップS1およびS
2)。CPUは、ステップS3で、形状データの垂直方
向位置、すなわち形状データの個数要素Nと縦倍率Vと
で決まるラインの横方向長さXを読み込む。ステップS
4で、CPUは、長さXと横倍率Hとによって必要な長
さGを決定する(G=X・H)。そして、ステップS5
で、その長さGに対応する基本画像データのラインの画
像データを読み出し、表示する。 【効果】 形状データに従って基本画像データの必要な
ラインの画像データを読み出すだけで、多様な形状の画
像を高速で表示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像表示方法に関し、
特にたとえばビデオゲーム装置において背景画像やオブ
ジェクト画像を表示する、画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1にこの発明の背景となるかつこの発
明が利用できる画像表示装置の一例であるビデオゲーム
装置10が示される。このビデオゲーム装置10は、C
PU12およびPPU14を含み、CPU12は図示し
ないコネクタを通して外部メモリ16に接続される。外
部メモリ16には、図示しないが、ゲームの実行に必要
なプログラムを記憶したプログラムメモリや、ゲームの
ための背景画像およびオブジェクト画像のキャラクタを
表示するためのグラフィックデータまたはドットデータ
を記憶したキャラクタメモリなどが設けられる。
【0003】CPU12には、ワーキングメモリ、すな
わちW−RAM18が接続され、PPU14には、ビデ
オメモリ、すなわちV−RAM20が接続される。CP
U12は、外部メモリ16からロードされたゲームプロ
グラムを実行する。そして、PPU14は、外部メモリ
16のキャラクタメモリからCPU12を介して読み出
されたキャラクタデータおよびグラフィックデータをV
−RAM20にストアする。PPU14は、ゲームプロ
グラムに従ったCPU12の制御の下で、V−RAM2
0からグラフィックデータを読み出し、それをRGB信
号に変換する。RGB信号はRGBエンコーダ22に与
えられる。したがって、このRGBエンコーダ22は、
RGB信号に基づいて、コンポジットカラービデオ信号
を作成し、それをモニタ24に与える。したがって、ゲ
ームプログラムの実行に伴って必要な背景画像やオブジ
ェクト画像がモニタ24上に表示される。
【0004】なお、このようなビデオゲーム装置10と
しては、「スーパーファミコン(商品名)」あるいは
「スーパーNES(商品名)」がよく知られている。こ
のようなビデオゲーム装置10において、各種形状の画
像を表示しようとすると、その形状毎にグラフィックデ
ータを予め準備しておかなければならない。特に、たと
えば図2に示すように、或る形状から連続的に変化する
他の形状を表示するためには、その変化の過程全てにつ
いてグラフィックデータなどのデータセットを準備して
おかなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、上述の
ように変化の過程毎のデータセットを予め設定しておく
必要があるので、外部メモリ16(図1)に膨大なメモ
リ容量が必要になる。他方、外部メモリ16のメモリ容
量には自ずと制限があり、したがってその制限されたメ
モリ容量では、画面の精細度を粗くするか、他の部分を
省略したりしなければならず、もしくは、大規模なゲー
ムが作れなくなる。
【0006】さらに、従来のビデオゲーム装置10で
は、V−RAM20をPPU14によって各データセッ
ト毎に書き換える必要があるので、そのV−RAM20
の書き換えに時間がかかり、ゲーム画像の高速表示が妨
げられることがあった。それゆえに、この発明の主たる
目的は、メモリ容量を増大することなく多様な形状の表
示を実現することができる、画像表示装置を提供するこ
とである。
【0007】この発明の他の目的は、表示速度を速くす
ることができる、画像表示方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明は、(a) 画像デ
ータからなりかつ水平方向の長さの異なる複数の表示ラ
インを所定の規則に基づいて縦方向に並べて構成される
基本画像データ(図3,図7,図8,図12,図14,
図15,図17)を準備し、(b) 表示形状を表す形状デ
ータ(図4,図9,図18,図19)を準備(S2,S
3,S11,S12,S13)し、(c) 形状データに基
づいて表示すべきモニタ上のライン毎に水平方向のライ
ン長さを求め(S4,S14)、そして(d) 基本画像デ
ータを構成する複数の表示ラインのうち水平方向のライ
ン長さに最も近似した長さに対応する表示ラインの画像
データを読み出す(S5,S15)、画像表示方法であ
る。
【0009】第2発明は、画像データからなりかつ水平
方向の長さの異なる複数の表示ラインを所定の規則に基
づいて縦方向に並べて構成される基本画像データ(図
3,図7,図8,図12,図14,図15,図17)を
記憶した基本画像データ記憶手段(外部メモリ16のキ
ャラクタメモリ,V−RAM20)、基本的な表示形状
を表す基本形状データを記憶した基本形状データ記憶手
段(外部メモリ16のプログラムメモリ,W−RAM1
8)、基本形状データに基づいて表示すべきモニタ上の
ライン毎に水平方向のライン長さを算出するための演算
手段(CPU12)、演算手段の演算結果に基づいて複
数の表示ラインのうち選択した1本の表示ラインの画像
データを基本画像データ記憶手段から読み出してモニタ
に与える読出手段(CPU12,PPU14)を備え
る、画像表示装置である。
【0010】
【作用】基本画像データは、グラフィックデータないし
ドットデータであり、たとえばV−RAMに予め設定さ
れる。この基本画像データは、複数のライン(水平ライ
ン)で構成されかつラインの各々が異なる長さに設定さ
れている。また、表示形状の形状データは、たとえばW
−RAMにストアされる。そして、CPUでは、形状デ
ータに基づいてその形状のその部分を表示するに必要な
水平方向のライン長さを計算し、たとえばV−RAMの
アドレスを決定する。応じて、たとえばPPUが、この
ようにして計算した長さに対応する長さを有する基本画
像データの表示ラインの画像データを読み出し、それに
基づいて、たとえばRGB信号を作成する。
【0011】なお、この発明の実施例では、形状データ
は、基本形状データを計算により変形することによって
求めることができる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、表示すべきライン長
さと最も近似する基本画像データの該当の長さのライン
の画像データを読み出すだけで表示ラインを構成するこ
とができるので、変化の過程の全てについてグラフィッ
クデータないしドットデータを予め準備する必要がな
く、したがって少ないメモリ容量で、種々の形状の画像
を表示することができる。また、基本画像データの該当
のラインの画像データを読み出すだけで表示ラインを構
成することができるので、表示画像を変形させる毎にV
−RAMを書き換える必要がなく、したがって、より高
速な表示が可能になる。
【0013】特に、比較的簡単な形状を少しずつ変形さ
せたようなアニメーション画像を表示する場合に適用す
れば、キャラクタメモリのメモリ容量の低減効果が著し
い。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および
利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明
から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】以下においては、図1に示すビデオゲーム装
置10にこの発明が適用されたものとして各実施例を説
明するが、この発明はこのようなビデオゲーム装置に限
らず、任意の画像表示装置に利用できることを予め指摘
しておく。図1に図示されるビデオゲーム装置10を参
照して、外部メモリ16は、前述の如くプログラムメモ
リ(図示せず)とキャラクタメモリ(図示せず)を含
む。ただし、プログラムメモリとキャラクタメモリは、
必ずしも別々のメモリとして構成される必要はなく、同
一のメモリの中にプログラムメモリ領域およびキャラク
タメモリ領域として、ゲームプログラムの管理の下に区
別されて同時に記憶されてもよい。
【0015】ここで、外部メモリ16は、後述の図3,
図4,図8,図12,図14,図15および図17に図
示される基本画像データや基本形状データを記憶し、か
つ図4,図9および図18に図示される表示形状デー
タ,ポリゴンデータおよび線形データのうちいずれか任
意の1つ以上を記憶している。これらのデータのうち、
基本形状データ,表示形状データ,ポリゴンデータおよ
び線形データは、ゲームの実行に必要なゲームプログラ
ムおよび後述の図5または図10に図示されるステップ
からなる画像表示のためのプログラムとともに、プログ
ラムメモリに不揮発的に記憶されている。
【0016】これら基本形状データ,表示形状データ,
ポリゴンデータおよび線形データの4種のデータは、プ
ログラムデータに基づいてCPU12により読み出さ
れ、W−RAM18に書き込まれる。ただし、表示形状
データは、後述の図5および図10に図示されるよう
に、基本形状データとプログラムメモリに記憶された横
倍率Hおよび縦倍率Vとの演算、あるいは基本形状デー
タとしてポリゴンデータを用いた演算、あるいは基本形
状データとして線形データを用いてこれを変形するため
の演算等から算出され得るため、必ずしもプログラムメ
モリに記憶させる必要はない。すなわち、表示形状デー
タは、プログラムメモリからW−RAM18に転送する
だけではなく、基本形状データに基づく演算により算出
してW−RAM18に記憶させてもよい。これらの演算
については、図5および図10の説明において詳述す
る。
【0017】また、基本画像データは、キャラクタデー
タとグラフィックデータの組み合わせとして、いわゆる
キャラクタ方式(またはテキスト方式とも呼ばれる)に
基づいてキャラクタメモリに記憶されている。そして、
CPU12は、外部メモリ16のプログラムメモリに記
憶されたゲームプログラムの実行に基づいて、基本画像
データを外部メモリ16に含まれるキャラクタメモリか
ら読み出し、PPU14を介してV−RAM20にキャ
ラクタ方式で書き込む。ここで、キャラクタメモリおよ
びV−RAM20にキャラクタ方式に基づいてキャラク
タデータとグラフィックデータを記憶することについて
は、既に当業者により広く知られた技術であるので詳細
な説明は省略する。
【0018】なお、実施例では、便宜上、基本画像デー
タがキャラクタ方式で記憶されている場合について説明
するが、いわゆるビットマップ方式で記憶されている場
合でも同様にこの発明を適用できることを予め指摘して
おく。第1実施例では、図3に示す基本画像データを図
1のV−RAM20に予め記憶しておき、W−RAM1
8に図4に示す形状データをストアする。
【0019】図3に示す基本画像データは、グラフィッ
クデータないしドットデータであり、複数の表示ライン
(水平ライン)で形成される。この実施例では、基本画
像データは三角形であり、したがって、その三角形を構
成する複数の表示ラインは、それぞれ異なる長さであ
る。つまり、三角形の底辺を構成する表示ラインが最も
長く、三角形の頂角に相当する部分を構成する表示ライ
ンの長さが最も短く設定されている。そして、底辺から
頂角に至るまでその長さが徐々に短くされる。短くされ
る長さは、理想的にはモニタ24(図1)の1画素分の
長さであるが、2画素分以上の長さに設定されてもよ
い。また、底辺の長さはモニタ24の水平方向全長まで
の任意の長さを設定でき、頂角の部分の表示ラインの長
さはモニタ24の1画素以上の任意の長さに設定するこ
とができる。
【0020】このように、基本画像データを三角形とし
たのは、基本画像データを三角形とすれば頂点から底辺
に到るまで同じ比率で徐々に長くなる表示ラインが得ら
れるため、後述の如く形状データに基づいて表示画像デ
ータのライン長さGを求める際に、Gに等しい長さの表
示ラインまたはGに近似の長さの表示ラインを含む可能
性が高いからである。また、基本画像データを三角形と
すれば、ライン長さGと等しいかもしくは最も近い長さ
の表示ラインが、基本画像データの三角形の頂角と底辺
の間のいずれの位置に存在するかを、三角形の相似の法
則に基づいて容易に算出し得るためである。
【0021】そして、より好ましくは、図3では、表示
画像データには陰影もしくは色付けが施されていて、基
本画像データの1本の表示ラインが黒と白または2色で
構成されているように描かれているが、色は基本的には
グラフィックデータないしドットデータによってドット
毎に任意に指定できるものである。図4に示す表示形状
データは、この実施例では、横長の楕円を示すデータで
ある。この形状データは、この円を構成する基本形状デ
ータの各ライン(要素)の長さを表すデータが、円に含
まれる各ラインの本数分だけ集まったデータテーブルと
して表現されている。なお、図4の表示形状データの最
長径の長さは図3の基本画像データの底辺の表示ライン
と同じかそれ以下である必要がある。
【0022】このようにして、V−RAM20に図3に
示す基本画像データを予め設定しておき、外部メモリ1
6(図1)のプログラムメモリから図4に示す基本形状
データを読み出し、それをW−RAM18にストアす
る。そして、CPU12は、図5の最初のステップS1
において、外部メモリ16に上述の表示形状データとと
もに予め設定されている縦および横方向の倍率Vおよび
Hを読み出し、それをW−RAM18にストアする。そ
して、ステップS2において、CPU12は、W−RA
M18の基本形状データの個数要素Nを読み出す。基本
形状データは各ラインの長さデータの集合であるので、
ラインの本数は図4の円の縦ないし垂直方向の位置、つ
まり高さを示すことになる。そして、ステップS3にお
いて、CPU12は、形状データの(N×V)番目要素
すなわち基本形状データのN番目要素の横方向の長さ要
素Xを読み込む。次いで、ステップS4において、CP
U12は、必要なライン長さを求めるために、ステップ
S3で求めた長さ要素Xに横方向倍率Hを乗算する。し
たがって、ステップS4の乗算結果が必要なライン長さ
Gとなる。
【0023】このライン長さGに基づいて、CPU12
がステップS5において、PPU14に読み出しを指示
する。具体的に、ビデオゲーム装置10(図1)が「ス
ーパーファミコン」である場合、CPU12は、V−R
AM20に背景画像として記憶された基本画像データ
(図3)の長さGを有するラインがモニタ24上に表示
されるように長さGの基本画像データの記憶されたV−
RAM20上のアドレスと関連する値を垂直スクロール
のオフセット値としてPPU14に与える。したがっ
て、PPU14は、V−RAM20の基本画像データを
構成する表示ラインのうち、ステップS4で計算した長
さGに対応する長さを有する表示ラインの画像データを
読み出し、それに応じてRGB信号を作成する。
【0024】そして、ステップS6では、CPU12
は、図4の表示形状データの全ての要素についてステッ
プS3〜S5を実行したかどうか、つまり表示形状デー
タの表示が完了したかどうかを判断し、完了していなけ
ればステップS3に戻る。ここで、ステップS6におい
て(N×V)に基づいて表示完了したかどうかを判断す
るのは、基本形状データを縦方向に倍率Vを乗ずるため
である。
【0025】図4に示す表示形状に従って上述の方法で
図3の基本画像データを読み出して表示すると、図5に
示す画像がモニタ24上に表示され得る。この第1実施
例において、基本画像データとして図7に示すものを準
備し、表示形状を連続的に変化させれば、たとえば図2
に示す連続的に変化する表示画像表示することができ
る。
【0026】第2実施例では、図8に示す基本画像デー
タを用いる。図8に示す基本画像データも、グラフィッ
クデータないしドットデータであり、複数の表示ライン
(水平ライン)で形成された三角形である。この図8に
示す基本画像データが背景画像としてV−RAM20に
予め設定される。図9に示す形状データは、この実施例
では、基本形状データである。この基本形状データは、
ポリゴンデータとして作成されていて、外部メモリ16
に予め設定されている。
【0027】そして、CPU12は、図10の最初のス
テップS11において、外部メモリ16から基本形状デ
ータ、すなわちポリゴンデータを読み出し、それをW−
RAM18にストアする。そして、ステップS12にお
いて、CPU12は、W−RAM18にストアされた基
本形状データ(ポリゴンデータ)を計算して、表示形状
データを求める。つまり、このステップS12では、C
PU12は、基本形状データを計算によって変形するこ
とによって所望の形状の形状データを作成する。ただ
し、このポリゴンの変形のための計算方法は既によく知
られたところであり、ここでは詳細な説明は省略する。
そして、ステップS13において、CPU12は、変形
ポリゴンデータ、すなわち表示形状データの垂直(縦)
方向長さYを求める。次いで、ステップS14におい
て、CPU12は、変形ポリゴンデータ、すなわち表示
形状データの水平(横)方向長さXを求める。このよう
にして、ステップS14によって必要なライン長さXが
得られる。
【0028】このライン長さXに基づいて、CPU12
がステップS15において、PPU14に読み出しを指
示する。具体的に、ビデオゲーム装置10(図1)が
「スーパーファミコン」である場合、CPU12は、基
本画像データ(図3)の長さXを有するラインのV−R
AM20のアドレスと関連する値を垂直スクロールのオ
フセット値としてPPU14に与える。したがって、P
PU14は、V−RAM20の基本画像データを構成す
る表示ラインのうち、ステップS14で求めた長さXに
対応する長さを有する表示ラインの画像データを読み出
し、それに応じてRGB信号を作成する。
【0029】そして、ステップS16では、CPU12
は、変形ポリゴンデータ、すなわち表示形状データの全
ての要素についてステップS14およびS15を実行し
たかどうか、つまり表示形状データの表示が完了したか
どうかを判断する。もし、完了していなければ、ステッ
プS14に戻る。このようにして、第2実施例では、基
本形状データであるポリゴンデータを変形して表示形状
データを作成し、それに基づいて基本画像データの必要
なラインの画像データを読み出すようにしている。した
がって、たとえば図11に示す画像が表示できる。
【0030】第2実施例を利用すれば、図12に示す基
本画像データを用い、図9に示す基本形状データである
ポリゴンデータを変形することによって、図13に示す
ように変化する画像を表示することができる。さらに、
第2実施例において、図14および図15に示す2つの
基本画像データを用い、棒のポリゴンデータ(基本形状
データ)を変形することによって、図16に示すよう
に、あたかも棒が水平面内で回転しているように連続的
に変化する画像を表示することができる。つまり、図1
6(A)および(B)は図14の基本画像データの必要
なラインの画像データを読み出すことによって表示で
き、図16(C),(D)および(E)は図15の基本
画像データの必要なラインの画像データを読み出すこと
によって表示できる。
【0031】そして、第2実施例において、図17のよ
うな基本画像データを用い、基本形状データとして図1
8のような線形データを用いる。このような線形データ
は、2次元平面上のX,Y座標として表され、各座標点
を結ぶ線分は、2点を通る直線の法則に基づいて算出さ
れる。これらX,Y座標およびX,Y座標を変形するた
めの変形データは、プログラムメモリに記憶される。変
形データの一例として、たとえば、X,Y座標の変化分
をΔX,ΔYで表し、この変化分ΔX,ΔYをX,Yに
加算してX+ΔX,Y+ΔYなる座標を算出することが
できる。また、変形データのその他の一例として、X,
Y座標の変化率を横倍率Hと縦倍率Vで表し、この変化
率H,VをX,Y座標に乗じて、HX,VYなる座標を
算出することができる。このような加算あるいは乗算を
図10のステップS12として用いれば、基本形状デー
タとしての線形データから表示形状データを算出でき
る。そして、その他の処理を先に説明した図10に示す
フロー図に従って処理することによって、図19のよう
な形状の画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の背景となるかつこの発明が適用され
得る画像表示装置の一例であるビデオゲーム装置を示す
ブロック図である。
【図2】連続して変化する画像の一例を示す図解図であ
る。
【図3】第1実施例に用いられる基本画像データの一例
を示す図解図である。
【図4】第1実施例に用いられる基本形状と表示形状を
表すそれぞれの形状データの一例を示す図解図である。
【図5】第1実施例の動作を示すフロー図である。
【図6】図3および図4を用いて図5のフロー図を実行
して得られる表示画像の一例を示す図解図である。
【図7】第1実施例において図2の画像を表示すること
ができる基本画像データの一例を示す図解図である。
【図8】第2実施例に用いられる基本画像データの一例
を示す図解図である。
【図9】第2実施例に用いられる基本形状データの一例
を示す図解図である。
【図10】第2実施例の動作を示すフロー図である。
【図11】図8および図9を用いて図10のフロー図を
実行して得られる表示画像の一例を示す図解図である。
【図12】第2実施例で用いる基本画像データの他の例
を示す図解図である。
【図13】図12を用いて第2実施例で表示され得る画
像の例を示す図解図である。
【図14】第2実施例で用いる基本画像データのさらに
他の例を示す図解図である。
【図15】第2実施例で用いる基本画像データの別の例
を示す図解図である。
【図16】第2実施例において図14および図15を用
いて棒が回転した状態を表示する画像の例を示す図解図
である。
【図17】第2実施例で用いる基本画像データのさらに
別の例を示す図解図である。
【図18】第2実施例に用いられる基本形状データの他
の例を示す図解図である。
【図19】第2実施例において図17および図18を用
いて表示できる画像の例を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …ビデオゲーム装置 12 …CPU 14 …PPU 16 …外部メモリ 18 …W−RAM 20 …V−RAM 24 …モニタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 画像データからなりかつ水平方向の長
    さの異なる複数の表示ラインを所定の規則に基づいて縦
    方向に並べて構成される基本画像データを準備し、 (b) 表示形状を表す形状データを準備し、 (c) 前記形状データに基づいて表示すべきモニタ上のラ
    イン毎に水平方向のライン長さを求め、そして (d) 前記基本画像データを構成する前記複数の表示ライ
    ンのうち、前記水平方向のライン長さに最も近似した長
    さに対応する表示ラインの画像データを読み出す、画像
    表示方法。
  2. 【請求項2】前記ステップ(b) は、(b-1) 前記表示形状
    の基本形状データを準備し、そして(b-2) 前記基本形状
    データを変形して前記形状データを得る、請求項1記載
    の画像表示方法。
  3. 【請求項3】前記ステップ(b) は倍率データに従って前
    記形状データを変形するステップを含む、請求項1また
    は2記載の画像表示方法。
  4. 【請求項4】画像データからなりかつ水平方向の長さの
    異なる複数の表示ラインを所定の規則に基づいて縦方向
    に並べて構成される基本画像データを記憶した基本画像
    データ記憶手段、 基本的な表示形状を表す基本形状データを記憶した基本
    形状データ記憶手段、 前記基本形状データに基づいて表示すべきモニタ上のラ
    イン毎に水平方向のライン長さを算出するための演算手
    段、 前記演算手段の演算結果に基づいて前記複数の表示ライ
    ンのうち選択した1本の表示ラインの画像データを前記
    基本画像データ記憶手段から読み出してモニタに与える
    読出手段を備える、画像表示装置。
  5. 【請求項5】前記読出手段は該読出手段により読み出さ
    れた画像データに基づいてモニタ上に表示すべき映像信
    号を生成する映像信号生成手段を含む、請求項4記載の
    画像表示装置。
  6. 【請求項6】前記演算手段は、基本形状データから表示
    形状データを算出するための第1の演算手段と、前記表
    示形状データから表示すべき水平方向のラインの長さを
    算出するための第2の演算手段とを含み、さらに前記第
    1の演算手段により算出された表示形状データを記憶す
    る表示形状データ記憶手段を備える、請求項4または5
    記載の画像表示装置。
JP19680395A 1995-08-01 1995-08-01 画像表示方法および画像表示装置 Expired - Fee Related JP3455335B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19680395A JP3455335B2 (ja) 1995-08-01 1995-08-01 画像表示方法および画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19680395A JP3455335B2 (ja) 1995-08-01 1995-08-01 画像表示方法および画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0944687A true JPH0944687A (ja) 1997-02-14
JP3455335B2 JP3455335B2 (ja) 2003-10-14

Family

ID=16363915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19680395A Expired - Fee Related JP3455335B2 (ja) 1995-08-01 1995-08-01 画像表示方法および画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3455335B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3455335B2 (ja) 2003-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900006042B1 (ko) 복합문서 처리 장치용 표시 제어장치
US6654020B2 (en) Method of rendering motion blur image and apparatus therefor
US5745739A (en) Virtual coordinate to linear physical memory address converter for computer graphics system
GB2313028A (en) Method of transforming a basic shape element of a character
JPH09161100A (ja) 表示方法及び装置
KR940024617A (ko) 화상작성방법, 화상작성장치 및 가정용 게임기
EP0647931A2 (en) Method and apparatus for constructing a frame buffer with a fast copy means
JP2909510B2 (ja) アドレス発生器および走査方法
CN112346890A (zh) 一种复杂图形离屏渲染方法及系统
JP2003066943A (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP3455335B2 (ja) 画像表示方法および画像表示装置
JP4760550B2 (ja) 画像変換装置及び画像変換プログラム
JP2817423B2 (ja) 画像表示装置
JP3741053B2 (ja) 画像処理装置
US6356267B1 (en) Method of creating two dimensional shapes drawing system
US20030184567A1 (en) Information processing method and apparatus
JP2675169B2 (ja) 図形処理システム
JP3324580B2 (ja) 画像処理装置
JP3128374B2 (ja) 3次元画像表示装置
JP3154343B2 (ja) 多角図形の塗り潰し表示方法
JPH05342368A (ja) 3次元画像生成方法及び装置
JPS63247868A (ja) 三次元図形表示装置
JPH08235380A (ja) 多面体表示方法および多面体表示装置
CN114913060A (zh) 图像变形方法、装置、设备及可读存储介质
JPH02222079A (ja) 破線描画方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030715

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees