JP2003066943A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

画像処理装置及びプログラム

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JP2003066943A
JP2003066943A JP2001261645A JP2001261645A JP2003066943A JP 2003066943 A JP2003066943 A JP 2003066943A JP 2001261645 A JP2001261645 A JP 2001261645A JP 2001261645 A JP2001261645 A JP 2001261645A JP 2003066943 A JP2003066943 A JP 2003066943A
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    • G09G5/39Control of the bit-mapped memory
    • G09G5/395Arrangements specially adapted for transferring the contents of the bit-mapped memory to the screen
    • GPHYSICS
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    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/10Mixing of images, i.e. displayed pixel being the result of an operation, e.g. adding, on the corresponding input pixels

Abstract

(57)【要約】 【課題】表示画像の遷移状態においても画像生成を高速
に行えるようにする。 【解決手段】格納手段13からラスタ方向に読み出した
画像データを表示処理手段15にて加工・合成処理す
る。例えば表示に必要となるラスタ方向の画素値を処理
対象とし、その周辺の画素値のみを格納手段13から読
み出し、変換部151にてRGBデータに変換した後、
バッファに格納する。空間フィルタ部153は処理対象
の画素値に対して周辺の画素値を用いた画像加工を行
う。そして、αブレンディング部154において、加工
しないデータ(例えば背景画像)と合成することにより
出力画像を生成する。このようにすれば、描画手段11
においていちいち描画することがなく、また格納手段1
3に再格納しないため、高速な画像生成が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】画像を描画して表示器に表示
するための処理を実行する画像処理装置に関し、特に高
速表示のための技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
操作メニューなどが背景となる画像にインポーズされて
表示される場合が多い。これらメニューなどのオブジェ
クト画像に高級感を持たせるためには、単純な表示・非
表示の切り替えのみではなく表示から非表示又は非表示
から表示に至る遷移状態が滑らかであることが必要であ
る。この様な遷移状態を描画により作成する場合、1
枚、1枚のフレームに対して画像を再描画する必要があ
るため、時間がかかっていた。
【0003】従来の表示における処理の流れを図1
(b)を用いて説明する。描画処理手段により画像を描
画する。描画された画像データは、格納手段の所定の場
所に格納される。そして表示時には、メモリ制御ブロッ
クによりメモリ上の所定の場所から画像データが読み込
まれ、表示処理ブロックにおいて、RGB変換、簡単な
画面合成などの処理を実施した後に、表示器に必要なタ
イミングで画像データを出力する。格納手段は例えばV
RAM等で構成されるものであるが、この格納手段に対
して表示処理手段は画像データをラスタ方向に逐次読み
出して処理を行う。表示する画像が変わった場合、描画
手段によって再描画し直して格納手段に格納する。そし
て、画像加工・合成手段が必要に応じてその格納された
画像データを読み出して、アフィン変換などの加工を行
い、格納手段に再度格納する。アフィン変換に代表され
る画像加工技術を行う場合、読み出された画素のアドレ
スと演算後のアドレスは異なることが多いため、画像を
保存するメモリを別途用意しておき、読み出した画素値
を演算した結果を、用意されたメモリの演算したアドレ
スに格納するという操作を行っている。
【0004】そこで本発明では、このような表示画像の
遷移状態においても画像生成を高速に行うことのできる
技術を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1(b)を参照して説
明したように、従来は高画質な画像を生成するために、
時間をかけて再描画し、描画した結果を表示していた。
つまり、遷移時で考えると、遷移が始まってから終了す
るまでに表示されるフレーム枚数は少ないが、各フレー
ムの画像は高画質であった。
【0006】しかし、遷移時には各フレームを高画質で
表示するよりも、画質は多少劣化しても生成するフレー
ム枚数を増加させ、つまり表示するフレーム枚数を増加
させて各オブジェクトを滑らかな動きに感じさせる方が
重要であることに着目した。従来行っていた描画や加工
・合成機能での一部機能はラスタ方向へ逐次読み出して
処理することが可能であり、このような方式とすれば処
理負荷の低減が図れるのではないか考えた。
【0007】このような観点に基づきなされた請求項1
記載の画像処理装置のように格納手段からラスタ方向に
読み出した画像データを加工・合成処理することによっ
て、従来のように格納手段への再書込が不要となり、高
速な画像生成が可能となる。また、請求項2記載の画像
処理装置の場合は、画像遷移状態である場合、遷移モー
ド処理を実行する。この処理は、格納手段からラスタ方
向に読み出した画像データに対して表示処理手段が加工
処理及び画面合成処理を行うものである。一方、画像遷
移状態でない場合は、通常モード処理を実行する。この
処理では、遷移モード処理において表示処理手段が行う
加工処理に相当する処理を描画処理手段にて行う。そし
て、格納手段からラスタ方向に読み出した画像データに
対して表示処理手段は画面合成処理を行う。このように
すれば、画面遷移中は高速に画像が生成されて滑らかな
表示を得ることができ、画面遷移が終了して通常の表示
状態になった際には、描画手段にて再描画されるので高
画質な画像を表示することができる。
【0008】また、請求項3記載のようにすれば、遷移
モードでの表示状態から通常モードでの表示状態に切り
替わる場合、あるいはその逆の場合、画像の移行を滑ら
かにすることができる。上述のように、遷移モードで表
示制御手段にて画像加工等して得た画像は、描画手段に
て当該加工に相当する処理内容を含めて描画する従来手
法と比べるとその生成手法が異なるため、両者は完全に
は一致せず、ユーザが表示画像に対して違和感を持つ可
能性がある。そのため、モード切り替わり時において
は、切り替わり前後の両画像を表示処理手段にて画面合
成することで、この違和感を生じないようにできる。
【0009】また、請求項4のようにすれば、加工・合
成したデータを格納手段へ格納するため、一度加工した
データをもう一度表示する場合に、再演算を行う必要が
無く、高速な画像表示が可能となる。また、画像をカラ
ーパレット方式で表現する場合、描画時に画像データ同
士の演算ができないため、アンチエリアシングなどの加
工処理を行うことができないが、請求項5のようにすれ
ば、カラーパレットデータからRGB変換後に加工処理
等を施すため、画像データの加工・合成が可能となる。
【0010】また、画像は周辺データとの相関が強いた
めに、請求項6に示すようにすれば、バッファ手段に読
み出した周辺データの画素値を用いて加工を行うことが
できる。また、請求項7のように構成すれば、ブロック
処理を行う場合に格納手段からのデータ読み出しを無駄
なく行うことができるため、高速に処理が可能となる。
【0011】また、請求項8のように構成すれば、格納
手段から読み出した複数の画像データに対して、合成し
た後に加工することもでき、また加工した後に合成する
こともできる。そのため、例えば背景画像と加工したオ
ブジェクト画像を合成することや、背景と合成したオブ
ジェクトを加工することができる。
【0012】なお、このような加工→合成、あるいは合
成→加工の順序は任意に入れ替えられるようにしておく
とよい。また、請求項9のように構成すれば、オブジェ
クト画像を徐々に表示・消去することで高級感を演出す
ることができる。
【0013】また、請求項10のように構成すれば、パ
イプライン処理することで1画像データに対して所定の
サイクルで処理できるため、リアルタイムでの表示が可
能となる。表示処理手段は、加工処理及び画面合成処理
を実行するのであるが、請求項11に示すように、空間
フィルタ機能、座標演算機能及びブレンディング機能の
3つの機能をそれぞれ実行可能であり、これら3つの機
能を組み合わせて適宜処理を実行するようにすることが
考えられる。このようにすれば、空間フィルタ機能、座
標演算機能及びブレンディング機能といういわばプリミ
ティブな機能を実行可能なセルのみを実装するだけでよ
いため、小さな回路規模で所定の画像加工合成処理が実
現できる。
【0014】なお、もちろん、さらに、加工合成を一度
に行う手段など、複数の処理を組み合わせた機能セルを
予め備えるようにしてもよい。また、請求項12のよう
にすれば、背景画像に対して、オブジェクト画像が移動
する場合、そのつど再描画する必要が無くなるため、高
速な画像生成が可能となる。例えば座標変換機能を用い
てメモリの必要な位置から画像データを表示タイミング
に合わせて出力することで、遷移中の画像への対応の点
で有効である。つまり、従来手法であれば、動いた後の
画像を描画手段によって再度描画するが、本発明であれ
ば、表示処理手段による座標演算機能によって対処でき
るため、ラスタ方向に読み出したデータへの処理で対応
できる。
【0015】また、請求項13のようにすれば、格納手
段からの読み出し位置を変えることで、高速に縮小画像
を生成することができる。また、請求項14のようにす
れば、格納手段からの連続読み出しが可能となるため、
高速にデータ処理ができる可能性がある。
【0016】また、請求項15のようにすれば、人工的
に作成した滑らかに変化しない画像でも、高画質で高速
に縮小画像を生成することができる。また、請求項16
のようにすれば、高速に拡大画像を生成することができ
る。また、請求項17のようにすれば、人工的に作成し
た滑らかに変化しない画像でも、高画質で高速に拡大画
像を生成することができる。
【0017】また、請求項18のようにすれば、スーパ
ーサンプリング方式などの処理時間がかかる描画を行わ
なくても、高速にアンチエリアシング効果を得ることが
できる。また、請求項19のようにすれば、アフィン変
換などの処理時間のかかる描画を行わなくても、高速
に、射影した画像を得ることができる。
【0018】また、請求項20のようにまびきの割合を
適応的に変えることで、射影した画像の遠近感を向上す
ることができる。また、請求項21のようにすれば、2
次元地図画像から簡単に鳥瞰図を生成することができ
る。そして、請求項22のようにすれば、2次元地図画
像を高速にスクロールする方法を応用することで、簡単
に鳥瞰図スクロールを表示することができる。つまり、
従来手法で鳥瞰図スクロールを行う場合には、描画手段
にて鳥瞰図を描画していたが、本発明では、鳥瞰図スク
ロールの際にも描画処理手段で2次元地図画像を描画す
る。つまり、2次元地図画像のスクロール時と同様に、
表示領域よりも大きな領域を描画して格納手段に格納
し、スクロール表示時には、格納手段に格納された2次
元地図画像の一部を順次読み出し、表示処理手段によっ
て2次元地図画像を鳥瞰図に加工する。この画像加工手
段によって得られた鳥瞰図に対して表示処理手段が表示
処理を実行することによって、鳥瞰図のスクロールが実
現される。この手法によれば、鳥瞰図のスクロール時で
も、2次元地図スクロールと同様の方式(2次元地図画
像の格納された格納手段からの読み出し位置を変えて表
示画像を生成)を用いて表示画像を高速に生成すること
ができ、スクロールが滑らかになる。
【0019】なお、請求項1〜22のいずれかに記載の
画像処理装置としての機能は、請求項23に示すよう
に、例えば、コンピュータで実行するプログラムとして
備えることができる。このようなプログラムの場合、例
えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコ
ンピュータにロードして起動することにより用いること
ができる。また、ネットワークを介してロードして起動
することにより用いることもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得るこ
とは言うまでもない。
【0021】図1(a)は実施例の画像処理装置の概略
構成を図1に示す。本実施例の画像処理装置は、描画手
段11、格納手段13、表示処理手段15を備えてお
り、これらはそれぞれ特許請求の範囲の「描画手段」、
「格納手段」、「表示処理手段」に相当する。
【0022】描画手段11は、図示しない制御装置から
入力されたコマンドに従って画像データを描画し、この
描画された画像データは格納手段13に書き込まれる。
格納手段13はVRAM等で構成されており、表示処理
手段15は、その格納手段13から画像データをラスタ
方向に読み出し、RGB変換や必要に応じて加工・合成
処理を行う。そして図示しない表示器に対して適切なタ
イミングで出力する。なお、表示器としては、例えば液
晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRT,有機
EL等を用いることが考えられる。
【0023】ここで、表示処理手段15は、カラーパレ
ット方式で表現された画像データをRGBデータへ変換
する変換部151と、デマルチプレクサ152と、空間
フィルタ部153と、αブレンディング部154と、座
標演算部155と、マルチプレクサ153とを有してい
る。デマルチプレクサ152は、空間フィルタ部15
3、αブレンディング部154及び座標演算部155の
3種類の処理部への入力を振り分けるものであり、マル
チプレクサ153は、それら各処理部153,154,
155からの出力を選択するものである。なお、デマル
チプレクサ152は、これら各処理部153,154,
155を経由せずにマルチプレクサ153へ出力するこ
ともできるようにされている。また、マルチプレクサ1
53で選択された出力は、表示器へ出力されると共に、
再度デマルチプレクサ152へ入力するよう構成されて
いる。さらに、デマルチプレクサ152がどの処理部1
53,154,155に対して入力を振り分けるかは任
意に制御可能にされている。
【0024】そのため、例えば空間フィルタ部153あ
るいは座標演算部155によって画像データに対する加
工を行った画像データをマルチプレクサ153からデマ
ルチプレクサ152へ入力し、αブレンディング部15
4によって画面合成をしたりする、あるいはその逆の順
番で処理することも可能である。もちろん、これら3つ
の処理部153,154,155を任意の順番で全て経
由させたり、さらには、同じ処理部を複数回経由させる
こともできる。
【0025】なお、本実施例における3種類の処理部の
内、空間フィルタ部153及び座標演算部155は「画
像加工部」に相当し、αブレンディング部154が「画
面合成部」に相当する。このような構成を有する本実施
例の画像処理装置の発揮する作用効果について、従来構
成と比較して説明する。
【0026】図1(b)に示す従来構成の場合は、アフ
ィン変換などの一般的な画像加工・合成技術を行う。特
に画像加工では読み出すメモリアドレスと出力するメモ
リアドレスは異なる場合が多いため、画像を保存するメ
モリを別途用意しておき、読み出した画素値を演算した
結果を、用意されたメモリの演算したアドレスに格納す
るという操作を行っている。それらの機能の中にはラス
タ方向に処理可能な機能も含まれているし、また、簡易
的にラスタ方向の処理で代用できる事もある。(例え
ば、矩形画像を台形に変換する場合には、アフィン変換
による画像の変形を行えば、いちいちメモリアドレスを
計算する必要があるが、簡易的には縦、横のまびきを行
うことで代用が可能である。) これに対して本実施例の画像処理装置の場合は、格納手
段13からラスタ方向に読み出した画像データを表示処
理手段15にて加工・合成処理するようにしたため、従
来のように格納手段13への再書込が不要となり、高速
な画像生成が可能となる。例えば表示に必要となるラス
タ方向の画素値を処理対象とし、その周辺の画素値のみ
を格納手段13から読み出し、変換部151にてRGB
データに変換した後、バッファに格納する。空間フィル
タ部153は処理対象の画素値に対して周辺の画素値を
用いた画像加工を行う。そして、αブレンディング部1
54において、加工しないデータ(例えば背景画像)と
合成することにより出力画像を生成する。このようにす
れば、描画手段11においていちいち描画することがな
く、また格納手段13に再格納しないため、高速な画像
生成が可能である。
【0027】ここでαブレンディングについて簡単に説
明する。αブレンディングとは、2枚の画像を合成する
場合、透過度を表すα値を用いて計算することである。
αブレンディングの式は、以下のようになる。 Pdisp=(1−α)×Pa + α×Pb Pdisp:表示される画素値 Pa :a面の画素値 Pb :b面の画素値 α :2枚の画像を合成するときの透過度の割合 したがって、α=1の場合は、b面のみが表示され、α
=0の場合は、a面のみが表示される。
【0028】また、カラーパレット方式を用いる場合に
は、格納手段13にはカラーパレット方式で表現された
画像データのアドレスが格納される。そのため、周辺の
画素値(アドレスデータ)との相関はなく、一般には画
像を加工することができないが、本実施例の構成であれ
ば、表示処理手段15が格納手段13から画像データを
読み出し、RGB変換処理を行った後に加工処理を適用
できる。つまり、カラーパレット方式の描画系にも対応
が可能となる。
【0029】そして本実施例の場合には、3つの処理部
153,154,155として示したように、機能ブロ
ックとして空間フィルタ、座標演算、αブレンディング
の3機能しか持たず、それらを組み合わせて使用するた
め、表示処理手段15のハード構成を考えた場合、回路
面積の増加は問題とならない程度である。
【0030】なお、これらの機能は当然、単独で用いる
ことも可能であり、例えば座標演算のみでオブジェクト
画像の移動や画像の変形も可能である。以下、各機能に
よって行う画像加工・合成の具体例をいくつか示す。 [座標演算機能による画像加工]例えば、座標演算機能
を用いて、メモリから読み出すデータ位置(x,y)を (x',y')=x + sin(y × 2π × t_buf / ROW)
× y_buf 但し、ROW:画像の縦サイズ y_buf:横方向に変形する割合 t_buf:縦方向に変形する割合 とすると、波の様な画像の変形が可能である。
【0031】図2(a)に、t_buf=2,y_buf=8及び
t_buf=6,y_buf=8の場合の画像を示す。この様に元
画像から徐々に変形しながら、例えばブレンディング機
能を組み合わせることにより非表示とすれば、単純に表
示から非表示となるよりも、高級感を持たせることがで
きる。
【0032】[画像の縮小]画像を縮小する場合は、単
純に座標演算機能のみを用い、読み出し位置を決定して
まびいた画像とすることも可能であるし、図2(b)に
示すように空間フィルタとして例えば平均値フィルタを
用いて、平均値での縮小画像を生成することも可能であ
る。この例では1/3倍に縮小する場合を示している。
【0033】[画像の拡大]画像を拡大する場合は、空
間フィルタの係数を適用的に変えることで高画質な拡大
をすることが可能である。例えば、図2(c)では2倍
に拡大するときを示しており、黒丸が元の画像値であ
り、白丸がフィルタ処理で決定する値である。フィルタ
として2×2行列を用い、それぞれの白丸を決定するた
めに、点線で囲った四角形領域内に存在する元画像の値
に図に示すようなフィルタ係数を用いれば、線形に補完
することができ、高画質を達成することが可能である。
【0034】[アンチエリアシング]アニメ画像など人
工的な画像では斜めの線に対して、ジャギーと呼ばれる
ギザギザが生じる場合がある。これを補正する方法とし
てアンチエリアシングがある。通常は描画時に必要な大
きさの2〜3倍の領域を描画し、平均値を出力すること
でアンチエリアシングを行う。これをスーパーサンプリ
ング方式と呼ぶ。しかしこの方式では、実際よりも大き
な領域を描画するために、処理時間が膨大となる。
【0035】そこで本実施例では、図3に示すようにし
て行う。まず、空間フィルタ1として微分型フィルタを
用いてエッジを検出する。また、空間フィルタ2として
平均値フィルタを用いて「ぼけた画像」を生成する。エ
ッジの周辺部分はジャギーが発生している可能性が高い
ため、ぼけた画像を用い、それ以外の部分では元画像そ
のままとする。この方法でエッジ部分のみがぼけること
になり、アンチエリアシングの効果がある。
【0036】[射影した画像生成]図4には座標演算に
より、必要な座標のデータのみを取得し、画像を生成し
た場合である。つまり、画像データをまびくだけで射影
の効果を得ている。さらに、まびきかたを奥行き方向か
ら手前方向で適応的に変え、奥行きほどまびきを大きく
することで、さらに遠近感が増す。
【0037】[疑似鳥瞰図]図5には、射影画像を生成
する方法を用いて、2次元地図画像から疑似鳥瞰図を作
成した場合を示す。2次元画像のスクロールは読み出し
位置を変えるだけで可能であるが、鳥瞰図のスクロール
は2次元スクロールと同様な方法を用いることができな
いため、1フレーム毎に再描画する必要がある。それに
対して本実施例の構成であれば、2次元地図スクロール
と同様の手法を用いて鳥瞰図スクロールを生成すること
ができ、高速にスクロールを表示することが可能であ
る。
【0038】具体的には、描画手段11によって2次元
地図スクロールのときと同様に表示領域よりも大きな領
域を描画し、格納手段13に格納する(図5(a))。
そして、鳥瞰図を作成する場合には、格納手段13から
表示に必要な画像データを読み出し、表示処理手段15
において、その読み出した画像データに対して変形処理
を行い鳥瞰図を作成する。変形は間引き処理を用いるた
め変形後の画像は小さくなる。したがって大きめの領域
を読み出す(図5(b))。そして、次のような変形処
理1〜3を行う(図5(c))。
【0039】変形処理1:読み出してきた画像を間引き
処理により縦方向に縮小させる。この場合の間引き方法
に関しては、例えば一様に間引いたり、あるいは画像上
部の間引き割合を大きくし、画像下部の間引き割合を小
さくすることが考えられる。変形処理2:縦方向に縮小
した画像に対して、さらに、画像の下部から上部へ間引
きの割合を増加して、台形状の画像を作成する。
【0040】変形処理3:台形状の画像から表示画面の
図形に応じた形状(ここでは長方形状)の領域を切り取
る(切り出す)。本実施例では、このような変形処理に
際して、座標演算部155において、ラスタ方向に読み
出した画像データに対して、変換表示に必要な箇所のみ
を間引いてそのままラスタ方向に出力する。つまり、
「縦に間引きながら」且つ「横に間引きながら」且つ
「必要な領域を計算しながら」最終的に必要なデータの
みを採用することとなる。
【0041】そして、その切り出した画像と空のオブジ
ェクト画像と合成することで、擬似的な鳥瞰図が作成さ
れる(図5(d))。したがって、格納手段13に格納
された2次元地図画像を、その読出位置を変えて順次読
み出し、上述の鳥瞰図画像への加工を行って表示するこ
とにより、表示すべき鳥瞰図画像を高速に生成すること
ができ、スクロール表示が滑らかになる。
【0042】なお、鳥瞰図画像においては、遠近感を表
現するために、遠方に行くほど霞がかかったように見せ
る方法が有効であるため、αブレンディング機能を用い
て、画面の下部は地図画像がはっきりと見え、鳥瞰図中
の地平線付近の地図画像がぼんやりと見えるようなグラ
デーション画像にすることもできる。
【0043】[その他] (1)画像処理に際しては、処理対象のデータ量が相対
的に大きいため、いわゆるパイプライン処理にて対応す
るとよい。したがって、表示処理手段15が、1画像デ
ータを処理するためのラスタバッファ(バッファ手段に
相当)を加工処理に必要なサイクル数分だけ備える。そ
して、パイプライン処理することで1画像データを所定
のサイクルで出力できるような構成とし、加工しない画
像データと加工したデータとの合成タイミングを一致さ
せることが好ましい。
【0044】(2)以上説明したように、格納手段13
からラスタ方向に読み出した画像データに対して表示処
理手段15にて加工・合成処理するようにしたため、従
来のように格納手段13への再書込が不要となり、高速
な画像生成が可能となった。しかし、描画手段11にて
再描画した方が高画質な画像は得易い。したがって、画
像遷移状態の場合に限り表示処理手段15にて加工・合
成処理するようにし、通常状態、つまり画像遷移状態で
ない場合には、描画手段11にて再描画するようにする
ことも好ましい。但し、遷移モードでの表示状態から通
常モードでの表示状態に切り替わる場合、あるいはその
逆の場合に、モード間での画像が異なるため表示画像に
違和感が生じる。この違和感を生じないようにするた
め、通常モード(描画した画像を表示)から遷移モード
(表示処理手段15で加工した画像を表示)へ、あるい
はその逆にモードが変化する場合、表示処理手段のαブ
レンディング部154にて、モード変化前後の両画像を
αブレンディングする。具体的には、格納手段13には
1画面分の画像データを残しておき、モード変化があっ
た場合には、モード変化後に(描画手段11にて)描画
あるいは(表示処理手段15にて)加工した画像ととα
ブレンディングすることによって、表示画面の遷移を滑
らかにする。これにより、モード遷移時の違和感が生じ
ないようにできる。
【0045】なお、この場合のモード切替に関しては、
外部からの信号に基づくことが考えられる。例えば上記
実施例の画像処理装置はナビゲーションシステムに適用
することが考えられるが、その場合であれば、システム
全体の制御を司るナビ制御部からの指示信号に基づい
て、遷移モードであるのか、通常モードであるのかを判
断すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例の画像処理装置の概略構成図、
(b)は従来構成の説明図である。
【図2】実施例の画像処理装置による座標演算機能を用
いた表示例、縮小画像の生成例、拡大画像の生成例を示
す説明図である。
【図3】実施例の画像処理装置によるアンチエリアシン
グ画像の生成例を示す説明図である。
【図4】実施例の画像処理装置による射影画像の生成例
を示す説明図である。
【図5】実施例の画像処理装置による鳥瞰図スクロール
の説明図である。
【符号の説明】
11…描画手段、 13…格納手段、 15…表示処理
手段、 151…変換部、 152…デマルチプレク
サ、 153…空間フィルタ部、 154…αブレンデ
ィング部、 155…座標演算部、 156…マルチプ
レクサ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/60 250 G06T 11/00 100A 5C076 11/00 100 11/60 120A 5C082 11/60 120 300 5L096 300 H04N 1/21 H04N 1/21 1/387 1/387 1/393 1/393 5/262 5/262 G09G 5/36 520D 520J Fターム(参考) 5B050 AA08 BA06 BA15 BA17 CA03 DA02 DA04 EA09 EA12 EA15 EA16 EA19 FA02 FA05 5B057 AA20 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CD06 CD07 CE03 CE05 CE06 CE08 CE16 CH05 DA16 DB02 DB06 DB09 DC16 5B080 BA07 CA04 FA02 FA03 FA08 FA14 FA15 5C023 AA02 AA07 AA11 CA01 DA04 5C073 AB03 AB07 AB13 BB07 5C076 AA02 AA12 AA14 AA17 AA21 AA22 AA23 AA32 AA34 BA05 BA06 BB06 BB40 5C082 BA12 BA20 BB51 CA21 CA22 CA31 CA51 CA54 CA56 CA81 CB01 DA51 DA87 MM02 5L096 AA02 AA06 BA20 DA01 EA03 EA33 GA02 GA09 GA26 GA40 LA01 LA13

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を描画する描画手段と、 該描画手段によって描画した画像を格納しておく格納手
    段と、 該格納手段から画像データをラスタ方向に読み出し、表
    示に必要な処理を施して表示器に出力する表示処理手段
    とを備え、 前記表示処理手段は、前記ラスタ方向に読み出した画像
    データに対して、フィルタ処理などの加工処理及び画面
    合成処理を施すことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像処理装置において、 さらに、画像遷移状態であるか否かに基づいて前記描画
    手段及び前記表示処理手段における処理モードを切り替
    えるモード切替制御手段を備え、 該モード切替制御手段は、 前記画像遷移状態である場合、前記表示処理手段が前記
    ラスタ方向に読み出した画像データへの前記加工処理及
    び画面合成処理を行う遷移モード処理を実行させ、 一方、前記画像遷移状態でない場合、前記遷移モード処
    理において前記表示処理手段が行う前記加工処理に相当
    する処理を前記描画処理手段にて行い、前記表示処理手
    段は前記ラスタ方向に読み出した画像データへの前記画
    面合成処理を行う通常モード処理を実行させることを特
    徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の画像処理装置において、 前記表示処理手段は、 前記遷移モードでの処理と前記通常モードでの処理が切
    り替わる場合、切り替わり前の処理による画像から切り
    替わり後の処理による画像へ滑らかに移行するように、
    両方の画像に対して画面合成処理を実行することを特徴
    とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理
    装置において、 前記表示処理手段は、前記加工・合成した画像データ
    を、前記表示器に出力すると共に前記格納手段へも出力
    し、当該格納手段は、当該加工・合成後の画像データを
    格納することを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理
    装置において、 前記描画手段はカラーパレット方式で表現された画像を
    描画し、前記格納手段にはカラーパレット方式で表現さ
    れた画像が格納されており、 前記表示処理手段は、前記格納手段からラスタ方向に読
    み出した画像データをカラーパレットデータからRGB
    データに変換した後、前記加工処理及び画面合成処理を
    施すことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理
    装置において、 前記表示処理手段は、 前記描画手段によって描画した画像サイズよりも小さな
    サイズの記憶容量のバッファ手段を備え、表示に必要な
    ラスタ順序で前記格納手段から画像データを読み出すと
    共に、前記バッファ手段には表示に必要な画像データの
    周辺のデータを読み出して格納し、それら両データを用
    いて前記加工処理を実行することを特徴とする画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の画像処理装置において、 前記バッファ手段は数ライン分の表示に必要な画像デー
    タを格納可能であることを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理
    装置において、 前記表示処理手段は、 画像加工部及び画像合成部を有すると共に、それら両部
    への入力を振り分け可能なデマルチプレクサと、それら
    両部からの出力を選択可能なマルチプレクサとを有し、
    さらに、前記マルチプレクサからの出力を再度前記デマ
    ルチプレクサへ入力可能に構成されていることを特徴と
    する画像処理装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の画像処理装置において、 前記表示処理手段の画像合成部は、 下記の式に基づく複数画像のブレンディング機能を備え
    ていることを特徴とする画像処理装置。出力画像値=第
    一の画像データ値×ブレンド係数+第二の画像データ値
    ×(1−ブレンド係数)
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の画像処
    理装置において、 前記表示処理手段は、 1画像データを処理するための前記バッファ手段を加工
    処理に必要なサイクル数分だけ備え、パイプライン処理
    することで1画像データを所定のサイクルで出力できる
    ような構成とし、加工しない画像データと加工したデー
    タとの合成タイミングを一致させることを特徴とする画
    像処理装置。
  11. 【請求項11】請求項1〜10のいずれかに記載の画像
    処理装置において、 前記表示処理手段は、 空間フィルタ機能、座標演算機能及びブレンディング機
    能の3つの機能をそれぞれ実行可能であり、前記3つの
    機能を組み合わせて処理することを特徴とする画像処理
    装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の画像処理装置におい
    て、 前記表示処理手段は、 前記座標演算機能及びブレンディング機能を用い、オブ
    ジェクト画像の移動及び出現・消去を行うことを特徴と
    する画像処理装置。
  13. 【請求項13】請求項11に記載の画像処理装置におい
    て、 前記表示処理手段は、 前記座標演算機能を用い、前記格納手段から読み出す画
    像データを選択することで画像の縮小を行うことを特徴
    とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】請求項11に記載の画像処理装置におい
    て、 前記表示処理手段は、 さらに、ダウンサンプリング機能を備え、前記格納手段
    から順次読み出した画像データを所定の割合でまびくこ
    とで画像の縮小を行うことを特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】請求項11に記載の画像処理装置におい
    て、 前記表示処理手段は、 前記空間フィルタ機能を用い、前記格納手段から読み出
    した画像データに積分型フィルタを適用して画像の縮小
    を行うことを特徴とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】請求項11に記載の画像処理装置におい
    て、 前記表示処理手段は、 さらに、アップサンプリング機能を備え、前記格納手段
    から順次読み出した画像データに対して同じデータを所
    定の割合で挿入する0次ホールド処理を施して画像の拡
    大を行うことを特徴とする画像処理装置。
  17. 【請求項17】請求項11に記載の画像処理装置におい
    て、 前記表示処理手段は、 前記空間フィルタ機能を用い、前記格納手段から読み出
    した画像データに対して施す空間フィルタ係数を変化さ
    せて画像の拡大を行うことを特徴とする画像処理装置。
  18. 【請求項18】請求項11に記載の画像処理装置におい
    て、 前記表示処理手段は、 前記空間フィルタ機能を用い、前記格納手段から読み出
    した画像データに対して微分型フィルタを適用してエッ
    ジを抽出し、さらに積分型フィルタを適用してぼかした
    画像と、当該加工をしていない画像とを、前記抽出した
    エッジの情報を用いて合成することでアンチエリアシン
    グの効果を出す処理を行うことを特徴とする画像処理装
    置。
  19. 【請求項19】請求項11に記載の画像処理装置におい
    て、 前記表示処理手段は、 前記座標演算機能を用い、前記格納手段から読み出した
    画像データをまびくことで射影画像を得ることを特徴と
    する画像処理装置。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の画像処理装置におい
    て、 前記表示処理手段は、 前記画像の射影角度によりまびき割合を決定し、さらに
    視点に近くなる側と遠くなる側とではまびきの割合を適
    応的に変化させることで、遠近感の効果を増大させるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  21. 【請求項21】請求項1〜20のいずれかに記載の画像
    処理装置において、 前記格納手段には2次元の地図画像が格納されており、 前記表示処理手段は、 前記格納手段から読み出した前記2次元地図画像を射影
    して遠近感を持たせた画像を作成し、その一部を切り出
    し、空を表すオブジェクト画像と合成することによっ
    て、擬似的な鳥瞰図を生成することを特徴とする画像処
    理装置。
  22. 【請求項22】請求項21に記載の画像処理装置におい
    て、 前記描画処理手段によって前記表示器への表示領域より
    も広い領域の2次元地図画像を描画し、前記格納手段に
    格納しておき、 前記表示処理手段は、前記格納手段に格納された前記2
    次元地図画像の一部をその読み出し位置を変えて順次読
    み出し、当該読み出した各画像に対して前記射影を施し
    て遠近感を持たせた画像を作成し、さらにその射影画像
    の一部を切り出して前記空のオブジェクト画像と合成す
    ることによって、擬似的な鳥瞰図のスクロール表示処理
    を行うことを特徴とする画像処理装置。
  23. 【請求項23】請求項1〜22のいずれかに記載の画像
    処理装置としての機能をコンピュータに実現させるため
    のプログラム。
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