JPH09161100A - 表示方法及び装置 - Google Patents

表示方法及び装置

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JPH09161100A
JPH09161100A JP8256167A JP25616796A JPH09161100A JP H09161100 A JPH09161100 A JP H09161100A JP 8256167 A JP8256167 A JP 8256167A JP 25616796 A JP25616796 A JP 25616796A JP H09161100 A JPH09161100 A JP H09161100A
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image
memory
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data representing
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JP8256167A
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Jaroslaw R Rossignac
ジャロスロウ・ローマン・ロシニャック
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International Business Machines Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像をレンダリング処理し対話式グラフィッ
ク・フィードバックを改良する経済性に優れた技術を提
供すること。 【解決手段】 画像を示す画素データが発生され表示装
置上に表示される。画像は複数の部分に編成され、複数
の部分の1には他の部分が含まれる。メモリは画像の各
部分に相当するサブセットに仕切られている。画像の各
部分に対し、画像の各部分を示す画像データが発生され
対応するサブセットのメモリに記憶される。1部分を示
す画像データの解像度は他の部分を示す画像データの解
像度と異なる。更に、メモリの少なくとも1のサブセッ
トに記憶される画像データは拡張されて拡張画像データ
が得られる。画像を示す画素データは拡張画像データに
基づき発生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理システム、
特にグラフィックス・データをレンダリング処理するコ
ンピュータ・グラフィックス・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの画面上での3次元画像の
レンダリング処理は、コンピュータ援用設計や検討、バ
ーチャルリアルティ、ビデオゲーム等多くの分野で重要
な役割を演じている。多くの場合、レンダリング処理は
極めて高速で行われ、ユーザに対し直ちにグラフィック
をフィードバックしマンマシン対話を効果的にサポート
する必要がある。画像のレンダリング処理のコストは画
像の複雑さ(即ち、画像を形成する三角形や線のような
図形要素の数)とレンダリング処理の結果が表示される
ウインドウの大きさおよび解像度(即ち、画素数)とに
比例する。ピー・ボレル(P.Borrel)等による米国特許第
5,448,686号に示されるような簡素な技術を用
いると、元の画像は、同様に見えるがより簡単な近似物
体からなる画像と置き換えられる。画面の解像度に比例
するコストは具体的管理レベルにより影響されない。
【0003】ビデオゲームのような多くの一般的なプロ
グラムに使用される別の方法によれば、プログラムは低
い解像度で実行されあるいは等価的なより小さなウイン
ドウが使用される。この低い解像度による方法では、画
面で見える詳細画像と観察角度(視野)との間の妥協が
要求されるため、対話式グラフィック・フィードバック
の効率が低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は画像をレンダリング処理し対話式グラフィック・フィ
ードバックを改良する経済性に優れた技術を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従来の上述した問題およ
び関連問題は本発明の原理に基づき不均一な解像度の画
像データを発生する方法および装置により解決される。
本発明の1実施例によるコンピュータ・グラフィックス
・システムによれば、物体が図形要素により表され、図
形要素からなる画像を示す画像データが作られて表示装
置の画面に表示される。この場合、画像は複数の部分に
編成され、複数の部分の1には別の部分が含まれる。画
像の各部分において、図形要素がレンダリング処理され
て、この部分に相当する画像データが発生され、対応す
るサブセットのメモリに記憶される。この部分を表す画
像データの解像度は別の部分を表す画像データの解像度
と異なる。更に、少なくとも1のサブセットのメモリに
記憶される画像データは拡張されて拡張画像データが得
られる。1サブセットのメモリから得られる拡張画像デ
ータは別のサブセットのメモリから得られる拡張画像デ
ータに重畳されて合成拡張画像データが得られる。この
画像を示す画像データはこの拡張画像データあるいは合
成拡張画像データに基づき作られる。
【0006】画像の各部分は連続する同心状の各画像サ
ブセットに相当し、各部分を表す画像データが画像の連
続するズーム表示に相当することが好ましい。また、画
像の中心部の部分を表す画像データの解像度は画像の周
辺部の部分を表す画像データの解像度より高いことが好
ましい。
【0007】本発明のよる一般的な実施例による画像処
理システムによれば、画像を示す画素データが発生され
表示装置上に表示される。この場合、画像は複数の部分
に編成され、複数の部分の1には別の部分が含まれる。
メモリは画像の各部分に相当するサブセットに仕切られ
ている。画像の各部分に対し、画像の各部分を示す画像
データが発生され対応するサブセットのメモリに記憶さ
れる。1部分を示す画像データの解像度は別の部分を示
す画像データの解像度と異なる。更に、メモリの少なく
とも1のサブセットに記憶される画像データは拡張され
て拡張画像データが得られる。画像を示す画素データは
拡張画像データに基づき発生される。
【0008】画像の各部分は連続する同心状の各画像サ
ブセットに相当し、各部分を表す画像データが画像の連
続するズーム表示に相当することが好ましい。また、画
像の中心部の部分を表す画像データの解像度は画像の周
辺部の部分を表す画像データの解像度より高いことが好
ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】人間の網膜の解像度は不均一であ
る。目に見える対象物のより細かな詳細はその対象物の
周辺部からより、その対象物の方向からの方がより良く
認知できる。実際、解像度は人が対象物の方向から離れ
るよう移動するにつれ急速に減少する。更に、3次元画
像が早い速度で移動しているときには、ユーザはほとん
ど表示ウインドウの中心部を見ている場合が多い。従っ
て、周辺部の解像度を高くして画像をレンダリング処理
することの利点は少ない。
【0010】本発明はこの事実を十分に利用しており、
ユーザが集中する表示ウインドウの中心部をレンダリン
グ処理し、且つ表示ウインドウの中心部から離れた部分
に対しては次第に解像度を減少させてレンダリング処理
する。従って、中心部の高い解像度は画像の詳細を表示
するのに使用され、一方解像度の低い周囲の部分は画像
の内容を示すのに使用される。画像全体が高い解像度で
レンダリング処理されるわけではないので、この方法は
従来のレンダリング処理法に比べ一層効果的である。
【0011】本発明の全体構成が図1に示されている。
図示のようにグラフィックス・システム100にはシス
テム制御プロセッサ102が含まれ、システム・バス1
06を介してシステム・メモリ104と接続される。シ
ステム・メモリ104は1あるいは複数の3次元モデル
や画像に含まれる物体のグラフィックス・データを記憶
しているランダム・アクセス・メモリとして構成され
る。システム・メモリ104はまたシステム・メモリ1
04で実行するアプリケーション・プログラムをも記憶
しており、システム・メモリ104はシステム・メモリ
104内に記憶されたグラフィックス・データからなる
3次元モデルあるいは画像に対し巡航操作及び/又は変
更を行うユーザ・インタフェースとして形成される。各
物体のグラフィックス・データはその図形要素の座標お
よび属性(例えば色)からなる。図形要素は立体、線あ
るいは面のような形状エンティティである。図形要素の
代表的なものは3頂点により形成される三角形である。
この場合、システム・メモリ104には三角形の頂点が
順に記載されたリストが記憶され、この三角形の頂点は
3次元画像を構成する物体の面を区画している。更に、
システム・メモリ104には、各図形要素に相当する図
形要素識別子と図形要素の表示方法および表示場所を指
定する変換マトリックスとの関係を示すリストが記憶可
能である。入出力装置108はシステム・バス106を
介しシステム制御プロセッサ102に対するインタフェ
ースとして形成される。入出力装置108の例として、
テキスト入力用のキーボード、テンプレート、タッチパ
ッド、ユーザ入力用のマウス、トラックボール、スペー
スボールあるいはライトペンのようなポインティングデ
バイス、および音声入力用の音声認識装置が挙げられ
る。
【0012】グラフィックス・システム100にはま
た、システム・バス106を介しシステム・メモリ10
4とインタフェースを形成するグラフィック・サブシス
テム110が含まれている。一般に、グラフィック・サ
ブシステム110はアプリケーション・プログラムから
の命令の下で動作して、システム・メモリ104に記憶
されるグラフィックス・データをレンダリング処理し、
表示装置112の表示領域上に画素からなるアレイとし
て表示する。表示装置112はラスタ走査技術あるいは
液晶表示技術に基づき画素データを表示する。グラフィ
ック・サブシステム110により発生される画素データ
はデジタル・データである。通常表示装置112の画素
データはアナログ画素データであることが要求される。
この場合、D/Aコンバータ114がグラフィック・サ
ブシステム110と表示装置112との間に配設され、
画素データをアナログ・データに変換する。
【0013】以下説明する本発明のグラフィック・サブ
システム110は、ハードウエア的に実施でき、例えば
少なくとも1個のプログラム可能なシーケンサ、メモ
リ、整数処理装置および必要なら浮動小数点装置を含む
ゲートアレイやチップ装置により実施できる。更に、グ
ラフィック・サブシステム110は、本願と同じ譲渡人
でありここに参考のために示す米国特許第4,876,
644号に示されるようなパラレル及び/又はパイプラ
イン構造を有することができる。グラフィック・サブシ
ステム110は又プロセッサを用い、ソフトウエア的に
実現可能である。この場合、プロセッサは従来の汎用プ
ロセッサ、ホスト・プロセッサとしてのシステム制御プ
ロセッサ102の一部、あるいはシステム制御プロセッ
サ102と一体形成されるコプロセッサの一部として構
成可能である。
【0014】更に詳しく説明するに、グラフィック・サ
ブシステム110は制御装置200を有し、制御装置2
00はグラフィック・サブシステム110の動作を監視
する。場面(画像)をレンダリング処理するためグラフ
ィックス命令を入力すると、制御装置200はこのグラ
フィックス命令と関連したグラフィックス・データをレ
ンダリング・エンジンへと送る。レンダリング・エンジ
ンはグラフィックス命令と関連したグラフィックス・デ
ータをモデル座標系のデータから画像座標系のデータへ
と変換し、所定の画像量に対しグラフィックス・データ
をクリッピング処理する。更に、使用するシェーディン
グ・アルゴリズムにより、照明モデルは各位置(即ち、
図形要素の頂点及び/又はある図形要素によりカバーさ
れる画素)で評価される。変換されクリッピング処理さ
れたグラフィックス・データは次にラスタ化段へ送ら
れ、変換された図形要素は画素に変換され、各図形要素
の作用(contribution)が各画素に記憶される。レンダリ
ング・エンジンは各種構成で編成可能である。この構成
の詳細については、ここにも参照のため示されるフォー
リ(Foley)等による雑誌「コンピュータ・グラフィック
ス(Computer Graphics)」(1990年、第2版)の8
55頁から920頁の「Principles and Practice」に
説明されている。
【0015】本発明によれば、レンダリング・エンジン
201はシステム制御プロセッサ102上で実行される
アプリケーション・プログラムからの命令に基づき、3
次元画像を連続する部分に編成し、各部分には前の部分
が含まれ、各部分ではグラフィックス・データがレンダ
リング処理されて各特定部分に相当する画像データが発
生され、画像データは補助バッファ203の対応するサ
ブセットに書込まれる。補助バッファは論理的あるいは
物理的に(好ましくは同じサイズの)サブセットに仕切
られた画素メモリである。レンダリング・エンジン20
1はそれぞれの部分に相当する画素データを発生し及び
/又は画素データを補助バッファ203に対し互いにパ
ラレルに書込むことが好ましい。レンダリング・エンジ
ン201にもまたバッファ拡張論理回路205が含ま
れ、バッファ拡張論理回路205は補助バッファ203
から画像の部分を示す画素データを読込んで全体の画像
を示す画素データを構築し、この画素データをフレーム
・バッファ207に書込む。
【0016】従来の場合のように、フレーム・バッファ
207は表示装置112の各画素に対する色を示す画素
データを記憶している。画素データはフレーム・バッフ
ァ207から周期的に出力され、表示装置112上に表
示される。フレーム・バッファ207がそれぞれnビッ
トの行、列からなるマトリックスとして構成されること
が好ましい。特定の行と列のアドレスは通常、表示装置
112の表示画面の1画素位置を示している。例えば、
(行,列)(0,1)のアドレスは表示装置112の位
置(0,1)の画素に相当する。各行は通常表示装置1
12の特定走査線を示し、一方各列は表示装置112の
垂直線に沿って整合される画素を示す。各画素アドレス
のビットはその画素に関する情報を示している。例え
ば、Zバッファ214の各画素アドレスに記憶されるn
ビットはその画素で見える物体の深さを示す。
【0017】更にグラフィック・サブシステム110に
は、2個のフレーム・バッファが包有されている。従来
の場合のように、フレーム・バッファの一方は活性表示
部分として機能し、他方のフレーム・バッファは次の表
示のため更新される。いずれのフレーム・バッファもグ
ラフィックス・システム100の要求に従って活性表示
部分から不活性表示部分へと変化するが、この切替方法
は本発明と関係しない。
【0018】更に、フレーム・バッファ編成が表示装置
112の表示部分に相当しない場合、スケーリング(拡
大/縮小)動作がフレーム・バッファに記憶される画素
値に基づき実行され、フレーム・バッファに記憶される
画像が拡大あるいは縮小されて表示される。拡大は、画
素色値を複写したり色値間で線形あるいは双線形補間し
てフレーム・バッファに記憶される元の画素値間の隙間
を埋め、表示装置112の表示画面に拡大して表示する
ことにより達成される。一方、隣接する画素の色値を平
均化することにより得られる。このスケーリング・アル
ゴリズムの一例が、フォーリ等による雑誌「コンピュー
タ・グラフィックス(Computer Graphics)」(1990
年、第2版)に説明され、参考のためここに示される。
【0019】また、全体の画像を構成する部分の数およ
び1あるいは複数個のかかる部分のサイズは、ユーザ入
力により変更可能である。あるいは、画像の部分の数お
よびサイズはアプリケーション・プログラムにより変更
して所望の性能/品質の妥協を満足させることができ
る。
【0020】本発明のレンダリング・エンジン201は
画像を同心状の視野に相当する部分に編成することが好
ましい。図3に示されるように、視野フラストラム(fru
strum)とは特定視点からカメラ(目)から見えるモデル
空間領域である。グラフィックス用途では、視野フラス
トラムは視点と交差する4平面により区画される。この
4平面の内の2はカメラ座標系で垂直であり互いに角度
αをなし、他の2平面はカメラ座標系で水平であり互い
に角度βをなしている。画像はカメラの位置(視点)と
向き(視野方向)および2個のパラメータFOVα、F
OVβにより定義されることが好ましい。FOVαは角
度 の大きさを示し、FOVβは表示ウインドウの垂直
成分Hを区画する角度 の大きさを示している。他の視
野と同心状の視野はパラメータFOVα、FOVβの一
方あるいは両方の大きさをスケーリング処理して定義さ
れる。例えば、画像が互いに等しい大きさのパラメータ
FOVα、FOVβにより定義される場合を考えてみよ
う。この場合、ある任意の視野はパラメータB0により
定義される。またこの視野と同心状の視野はパラメータ
0をスケーリング処理することにより定義されるの
で、パラメータB=K*B0(ここにKは倍率(scalingf
actor))により表される。例えば、レンダリング・エン
ジン201は(パラメータB0により表される)画像を
4個の同心状の視野に相当する4個の部分に分割し、第
1の部分は全部の画像であり(K1=1、従ってB1=B
0)、第2の部分は小さな中央の視野の内側にある画像
のサブセットであり(K2=0.75従ってB2=0.7
5B0)、第3の部分はより小さな中央の視野の内側に
ある画像のサブセットであり(K3=0.5従ってB3
0.5B0)、第4の部分はより小さな中央の視野の内
側にある画像のサブセットである(K4=0.25従っ
てB4=B0)。この手順は、より小さな中央の視野に対
して必要な回数だけ反復される。更に、ここに示される
Kの値は一例としてのみ与えられたが、システムの設計
により変更可能である。
【0021】また、レンダリング・エンジン201によ
り発生され補助バッファ203のサブセットに記憶され
る画素データの解像度の大きさは、補助バッファ203
のサブセット間で変化可能であることが好ましい。画像
の各部分が上述した同心状の視野に相当するとき、これ
はバッファ拡張論理回路205により発生される画素デ
ータの高さおよび幅の所定倍1/A、例えば1/4であ
る画素を一定数、各画像部分に対しレンダリング処理す
ることにより達成される。換言するに、画像の各サブセ
ットは同じ所定の補助バッファ・サイズでレンダリング
処理される。この場合、補助バッファとしての選択論理
回路503は、各部分が画像の部分/サブセットに相当
し、また所定のサイズおよびアスペクト比を有するセク
ションに論理的あるいは物理的に分割されているので、
これら各セクションにはレンダリング・エンジン201
により発生される一定数の画素が記憶されている。例え
ば、レンダリング・エンジン201により画像が4個の
同心状の視野に相当する4個の部分に分割される場合、
補助バッファは論理的あるいは物理的に4個のセクショ
ンに分割されることが好ましく、第1のセクションには
所望の視野条件下で見える低い解像度の視野の第1の部
分に相当する画像データが記憶され、第2のセクション
には第1の部分に相当する画像データより高い解像度で
第2の部分の拡大された(ズーミングと同様な)画像を
示す第2の部分の画像データが記憶され、第3のセクシ
ョンには第1および第2の部分の画像データより高い解
像度で第3の部分の拡大された画像を示す第3の部分の
画像データが記憶され、第4のセクションには第1、第
2、および第3の部分の画像データより高い解像度で第
4の部分の拡大された画像を示す第4の部分の画像デー
タが記憶される。
【0022】本発明の機能は各種構成のレンダリング・
エンジンに一体化できる。説明の都合上、通常のレンダ
リング・エンジンの一例のみを以下に説明する。更に詳
しく説明するに、図4に示されるように、通常のレンダ
リング・エンジンには、レンダリング・エンジン201
の動作を監視するためのグラフィック制御プロセッサ4
00が含まれている。グラフィック制御プロセッサ40
0は制御バス402を介しレンダリング・エンジン20
1の他の要素により実行される動作を制御する。レンダ
リング・エンジン201はバスインタフェース404を
介しシステムバス106と連結され、バス・インタフェ
ース404はシステム・バス106の通信プロトコルを
実行することによりシステム・バス106に対しデータ
を読出したり書込んだりする。
【0023】レンダリング・エンジン201には、バス
・インタフェース404と連結される形状サブシステム
406およびラスター化装置408が包有されている。
ラスター化装置408はZバッファ410および補助バ
ッファ203に接続される。上述したように、画像の各
部分/サブセットに関して、補助バッファ203には、
バッファ拡張論理回路205により発生される画素デー
タの高さおよび幅の所定倍率1/Aに相当する一定数の
画素が記憶される。Zバッファ410には、画像の少な
くとも1の部分/サブセットに相当する補助バッファ2
03の各画素に対し深さ値、例えば24−ビット整数を
記憶する十分なメモリが内蔵されている。Zバッファ4
10には、補助バッファ203の各画素に対し(例えば
画像の各部分/サブセットに相当する補助バッファの各
画素に対し)深さ値を記憶する十分なメモリが内蔵され
ることが好ましい。Zバッファ410および補助バッフ
ァ203の動作を以下に詳しく説明する。
【0024】形状サブシステム406はグラフィックス
・データに対し変換動作およびクリッピング動作を行
う。更に詳しく説明するに、形状サブシステム406
は、必要ならシステム・メモリ104に記憶されるモデ
ルの組込座標系からのグラフィックス・データを世界の
座標系に変換する。これは、複数のモデル化変換行列の
連結である単一の変換行列で各図形要素の頂点を変換す
ることにより達成できる。更に、各図形要素あるいは頂
点と関連する1あるいは複数の面法線ベクトルを(使用
するシェーディング法により)変換する必要がある。
【0025】形状サブシステム406はまた各図形要素
に対し視野変換を行い、世界の座標系から画像座標系に
図形要素の座標を変換する。図4に関して既に説明した
ように、視野座標系の原点は表示ウインドウの中心部に
あることが好ましい。グラフィックス・データが三角形
の頂点からなる場合、視野変換動作の結果として視野座
標系内の三角形の頂点のリストが得られる。更に、形状
サブシステム406はまた各図形要素の画像座標に対
し、透視投影を行い透視遠近法を与えることが好まし
い。形状サブシステム406の変換動作の詳細はフォー
リ(Foley)、バン・ダム(Van Dam)、ファインナ(Feiner)
およびハグス(Hughes)による雑誌「コンピュータ・グラ
フィックス(Computer Graphics)」(1990年、第2
版)の201頁から281頁、866頁から869頁の
「Principles and Practice」に説明され、参考のため
ここに示されている。
【0026】更に、形状サブシステム406はクリッピ
ング動作を行う、即ち、図形要素はクリッピング・ボリ
ュームに対しクリッピング処理され可視可能の変換され
た図形要素の部分が定義される。クリッピング・ボリュ
ームは一組の対(XMIN,XM AX)、(YMIN,YMAX)、
(ZMIN,ZMAX)により定義される。対(XMIN
M AX)および(YMIN,YMAX)はパラメータはFOV
αおよびFOVβの大きさにより定義されることが好ま
しい。また形状サブシステム406は、ラスター化装置
408により要求されるような正規化装置座標系に対
し、クリッピング動作から出力される図形要素の頂点の
座標をマッピング処理する。レンダリング・パイプライ
ンでのこの拡張の結果、図形要素の可視可能の部分を記
述する正規化装置座標系の頂点のリストが得られる。こ
のクリッピング動作の詳細については、フォーリ(Fole
y)、バン・ダム(VanDam)、ファインナ(Feiner)およびハ
グス(Hughes)による雑誌「コンピュータ・グラフィック
ス(Computer Graphics)」(1990年、第2版)の1
10頁から132頁、924頁から945頁および86
9頁から870頁の「Principles and Practice」に説
明されている。
【0027】またレンダリング・エンジン210は3次
元画像/モデルの物体の面に対する光源の影響をシュミ
レートするための照明計算を行う。通常、照明計算は
(1)観察者の特性、(2)レンダリング処理されてい
る物体の特性、および(3)1あるいは複数の光源の特
性により左右される。観察者の特性には、レンダリング
処理されている物体に対する観察者の位置が含まれる。
物体の特性には物体を定義する三角形の各頂点の位置お
よび法線ベクトルが含まれる。光源の特性はその種類
(外部、指向、スポットライト、等)により左右され、
強度、色、方向、減衰率および円錐角を含む。この照明
計算を実行する拡張の詳細については、フォーリ(Fole
y)、バン・ダム(Van Dam)、ファインナ(Feiner)および
ハグス(Hughes)による雑誌「コンピュータ・グラフィッ
クス(Computer Graphics)」(1990年、第2版)の
721頁から814頁の「Principles and Practice」
に説明されている。
【0028】通常、照明計算は画像の物体の三角形の各
頂点に対するレンダリング処理中一回実施される。従っ
て図4に示されるように、照明計算は形状サブシステム
406により実行される。一方、照明計算は各画素毎に
行なってもよい。通常これはラスター化装置408によ
り行われるシェーディング計算と関連して行われる。こ
の場合照明計算は、ラスター化装置408により行われ
るシェーディング計算内に埋め込まれる。
【0029】ラスター化装置408の動作は3タスク;
即ち走査変換、シェーディングおよび可視性決定に分割
される。走査変換では図形要素の可視可能な部分が個々
の画素に分解される。そして可視性決定では、各画素で
の図形要素のZ座標(深さ値)を用いて図形要素に対し
可視である組をなす画素が計算される。このため、図形
要素の可視可能な部分によりカバーされる各画素に対
し、ラスター化装置408は画素情報を、例えば図形要
素の色および深さを発生し、必要に応じその画素での図
形要素の色情報および深さを補助バッファ203および
Zバッファ410内のそれぞれ相当する位置に書込む。
ラスター化装置408の動作の詳細はフォーリ(Fole
y)、バン・ダム(Van Dam)、ファインナ(Feiner)および
ハグス(Hughes)による雑誌「コンピュータ・グラフィッ
クス(Computer Graphics)」(1990年、第2版)の
649頁から720頁、870頁から871頁の「Prin
ciples and Practice」に、更に本願と同一譲渡人のビ
ー・シー・ライアング(B.C. Liang)等による米国特許第
4,805,116号に説明されている。
【0030】画像の連続する部分のレンダリング処理
は、以下のように図4のレンダリング・エンジン201
により実行される。更に詳しく説明するに、画像の各要
素(例えば三角形)に対し、レンダリング・エンジンの
処理は、それぞれ上述した画像の一部に相当する複数の
時間期間に分割される。簡単のため、一例として画像が
上述したように4個の部分に分割される場合を考えてみ
よう。この場合、この処理は4個の時間期間、t0から
t3に分割される。
【0031】時間期間t0では以下のことが生じる。 1) グラフィック制御プロセッサ400は形状サブシ
ステム406により実行されるクリッピング動作を制御
し、クリッピング・ボリュームを定義する対(XMIN
MAX)および(YMIN,YMAX)は、全視野に相当し好
ましくはスケーリング処理されていない2個のパラメー
タFOVαおよびFOVβを形状サブシステム406と
通信することにより得られる。 2) 視野の最初の第1の部分(即ち全視野)に相当す
る補助バッファ203のサブセットが活性化される。 3) 特定の要素に相当するグラフィックス・データは
形状サブシステム406およびラスター化装置408に
よりレンダリング処理され、その結果の画像データは補
助バッファ203の活性化されたサブセットに記憶され
る。
【0032】時間期間t1では以下のことが生じる。 4) グラフィック制御プロセッサ400は形状サブシ
ステム406により実行されるクリッピング動作を制御
し、クリッピング・ボリュームを定義する対(XMIN
MAX)および(YMIN,YMAX)は、視野の第2の部分
に相当し好ましくは視野の第2の部分に相当する倍率、
例えばK2=0.75でスケーリング処理されたパラメ
ータFOVαおよびFOVβを形状サブシステム406
と通信することにより得られる。 5) 視野の第2の部分に相当する補助バッファ203
のサブセットが活性化される。 6) 特定の要素に関するグラフィックス・データは形
状サブシステム406およびラスター化装置408によ
りレンダリング処理され、結果としての画像データは補
助バッファ203の活性化されたサブセットに記憶され
る。
【0033】時間期間t2では以下のことが生じる。 7) グラフィック制御プロセッサ400は形状サブシ
ステム406により行われるクリッピング動作を制御
し、クリッピング・ボリュームに相当する対(XMIN
MAX)および(YMIN,YMAX)は、視野の第3の部分
に相当し好ましくは視野の第3の部分に相当する倍率、
例えばK3=0.5でスケーリング処理されたパラメー
タFOVαおよびFOVβを形状サブシステム406と
通信することにより得られる。 8) 視野の第3の部分に相当する補助バッファ203
のサブセットが活性化される。 9) 特定の要素に関するグラフィックス・データは形
状サブシステム406およびラスター化装置408によ
りレンダリング処理され、結果としての画像データは補
助バッファ203の活性化されたサブセットに記憶され
る。
【0034】時間期間t3では以下のことが生じる。 10) グラフィック制御プロセッサ400は形状サブ
システム406により実行されるクリッピング動作を制
御し、視野の第4の部分に相当するクリッピングボリュ
ームを定義する対(XMIN,XMAX)および(YMIN,Y
MAX)は、好ましくは視野の第4の部分に相当する倍
率、例えばK4=0.25でスケーリング処理されたパ
ラメータFOVαおよびFOVβを形状サブシステム4
06と通信することにより得られる。 11) 視野の第4の部分に相当する補助バッファ20
3のサブセットが活性化される。 12) 特定の要素に関するグラフィックス・データは
形状サブシステム406およびラスター化装置408に
よりレンダリング処理され、結果としての画像データは
補助バッファ203の活性化されたサブセットに記憶さ
れる。
【0035】上述の処理が画像の各要素に対し完了され
た後、補助バッファの各サブセットには以下のものが記
憶される。即ち、第1のサブセットには所望の観察条件
下で見える画像の低い解像度の画像を表す画像の第1の
部分の画像データが記憶され、第2のサブセットには第
1の部分に相当する画像データより高い解像度で画像の
第2の部分の拡大画像を示す画像の第2の部分の画像デ
ータが記憶され、第3のサブセットには第1および第2
の部分の画像データより高い解像度で画像の第3の部分
の拡大画像を示す画像の第3の部分の画像データが記憶
され、第4のサブセットには第1、第2および第3の部
分に相当する画像データより高い解像度で画像の第4の
部分の拡大画像を示す画像の第4の部分の画像が記憶さ
れる。
【0036】図2を参照するに、バッファ拡張論理回路
205は補助バッファ203に記憶される画像データに
従い画像全体を示す画素データを発生する。バッファ拡
張論理回路205は最も低い解像度の画像データから最
も高い解像度の画像データを順次処理することにより画
素データを発生可能である。上述の例では、最も低い解
像度の画像データは第1の部分(即ち、全体の画像)に
相当する画像データであり、最も高い解像度の画像デー
タは画像の第4の部分に相当する画像データである。
【0037】更に詳しく説明するに、最も低い解像度の
画像データを処理する際、バッファ拡張論理回路205
は補助バッファ203から最も低い解像度の画像データ
(即ち、第1の部分に相当する画像データ)を読込む。
バッファ拡張論理回路205は次にA*K1の比で画像
データをスケーリング処理し、この場合上述の1/Aが
所定の分数であり、K1は第1の部分に関連する倍率で
ある。次にバッファ拡張論理回路205は画像の第1の
部分に相当するフレーム・バッファ207の一部に対し
スケーリング処理された画像データを書込む。上述の例
では、第1の部分に対する倍率K1は1であり、従って
この場合、全体のフレーム・バッファ207が画像の第
1の部分に相当することが好ましい。スケーリング動作
は画素複製法(pixel replication technique)(これは
極めて高速であるが粗雑な画像および目立つアーティフ
ァクト(artifact)を発生する)あるいは画素補間法(こ
れは低速であるが見た目の良い平滑な結果を発生する)
により行われる。画素複製法および画素補間法の両方の
詳細については、フォーレイ等による雑誌「コンピュー
タ・グラフィックス(Computer Graphics)」(1990
年、第2版)の815頁から826頁の「Principles a
nd Practice」に説明されている。この時点で、フレー
ム・バッファ207に記憶される画素データは所望の画
像であるが解像度は極めて低い。
【0038】次にバッファ拡張論理回路205は次に高
い解像度を有する画像データ(即ち、第2の部分に相当
する画像データ)を処理する。更に詳しく説明するに、
バッファ拡張論理回路205は補助バッファ203から
次に高い解像度の画像データを読込む。バッファ拡張論
理回路205は次に比A*K1で画像データをスケーリ
ング処理し、この場合1/Aは所定の分数でありK2
画像の第2の部分と関連する倍率である。バッファ拡張
論理回路205は画像の第2の部分、好ましくはフレー
ム・バッファ207の中央部分である画像の第2の部分
のフレーム・バッファ207の一部に対しスケーリング
処理された画像データを書込む。
【0039】バッファ拡張論理回路205は次に高い解
像度を有する画像データ(即ち、第3の部分に相当する
画像データ)を処理する。更に詳しく説明するに、バッ
ファ拡張論理回路205は補助バッファ203から次に
高い解像度の画像データを読込む。バッファ拡張論理回
路205は次に比A*K3で画像データをスケーリング
処理し、この場合1/Aは所定の分数でありK3は画像
の第2の部分と関連する倍率である。バッファ拡張論理
回路205は画像の第3の部分、好ましくはフレーム・
バッファ207の中央部分である画像の第3の部分のフ
レーム・バッファ207の一部に対しスケーリング処理
された画像データを書込む。
【0040】動作は、最も高い解像度の画像データ(例
えば第4の部分に相当する画像データ)になるまで、次
に高い解像度を有する画像データに対し上述と同様に連
続される。この場合、最も高い解像度を有する画像デー
タを補助バッファ203から読込むバッファ拡張論理回
路205は、比A*K4が1であるので、画像データを
スケーリング処理する必要がないことが好ましい。上述
のように、1/Aは所定の分数でありK4は画像の第4
の部分と関連する倍率である。一方、必要ならバッファ
拡張論理回路205は比A*K4で画像データをスケー
リング処理できる。次にバッファ拡張論理回路205は
画像の第4の部分、好ましくはフレーム・バッファ20
7の中央部分のフレーム・バッファ207の一部に対し
スケーリング処理された画像データを書込む。
【0041】バッファ拡張論理回路205の動作が完了
した後、フレーム・バッファ207に記憶される結果と
しての画素データは、中央部が最高解像度で周辺部に向
かい次第に解像度が減少するような完全な画像である。
画素データは次に従来のようにD/Aコンバータ114
へ出力され表示される。
【0042】別の実施例によれば、上述したバッファ拡
張論理回路205およびD/Aコンバータ114は、補
助バッファ203に記憶されるすべての画像データをア
クセスすることにより1パス内で全画像の不均一な解像
度の画像を構成するよう機能する、論理回路により向上
されたD/Aコンバータにより置換可能である。一般
に、論理回路により向上されたD/Aコンバータは表示
ウインドウの画素を横切り一度に1走査線走査し、各画
素毎に対し補助バッファ203の1サブセットから対応
する色データを読込み、デジタル信号からアナログ信号
へと変換し、表示装置に出力する。
【0043】更に詳しく説明するに、図5に示されるよ
うに、論理回路により向上されたD/Aコンバータに
は、表示ウインドウの走査線の画素をxおよびy方向に
走査する走査論理回路501が含まれている。従来の場
合のように、走査論理回路501は現在の走査線を示す
信号yと現在の走査線の現在の画素を示す信号xとを発
生する。更に論理回路により向上されたD/Aコンバー
タには、対応する画素に相当する色データ(R,G,
B)を読出す補助バッファ203の好適なサブセットを
アクセスする選択論理回路503およびメモリ制御装置
505が含まれている。色データ(R,G,B)は処理
論理回路507に与えられ、この色データに対しスケー
リング処理、ブレンド処理あるいは他の機能処理を行
う。この機能処理の1例が雑誌「コンピュータ・グラフ
ィックス(Computer Graphics)」(1990年、第2
版)の815頁から826頁の「Principles and Pract
ice」に説明される。結果としての色データは次にデジ
タル−アナログ(D/A)コンバータ(DAC)509
に出力され、デジタル色データ(R,G,B)がアナロ
グ色データ(r,g,b)に変換される。アナログ色デ
ータ(r,g,b)は次に信号フォーマッタへ送られ、
この色データは表示装置に好適な形式に、例えばNTS
C信号にフォーマット変換される。結果としての信号は
表示装置112へと出力される。
【0044】選択論理回路503はシステムの設計に従
い多くの各種方法で実施可能である。簡単のため、補助
バッファは4個のサブセットA1、A2、A3、A4に
分割され、各サブセットには倍率K1、K2、K3、K
4、がそれぞれ1、0.5、0.25、0.125の2
p×2pの画素に関する色データがそれぞれ記憶される
図6の場合を考える。従って、表示ウインドウは図示の
ように8倍のサブセットA1、4倍のサブセットA2、
2倍のサブセットA3および1倍のサブセットA1から
得られる。現在の画素は走査論理回路501から出力さ
れる信号x、yにより識別される。選択論理回路503
は好ましくは補助バッファ203の好適なサブセット
(A1、A2、A3あるいはA4)および現在の画素の
色をコピーするそのサブセット内の位置をアクセスす
る。次の疑似コードが与えられると、選択論理回路50
3により実行される選択工程が簡単に実現される。
【0045】(7p<=x<=9p)で(7p<=y<
=9p)ならx0=x−7pおよびy0=y−7pでA4
を使用する。あるいは、(6p<=x<=10p)で
(6p<=y<=10p)ならx0=(x−7p)/
(2+1)およびy0=(y−7p)/(2+1)でA
3を使用する。あるいは、(4p<=x<=12p)で
(4p<=y<=12p)ならx0=(x−4p)/
(4+1)およびy0=(y−4p)/(4+1)でA
2を使用する。あるいは、x0=x/(8+1)および
0=y/(8+1)でA1を使用する。ただし、記号
「<=」は「以下」を、「/」は「除算」で、結果は低
いあるいは等しい整数で繰り下げられることに注意のこ
と。
【0046】図4に沿って説明したレンダリング・エン
ジン201は、画像全体の部分を一つずつ順次レンダリ
ング処理するとき、形状サブシステム406により実行
される冗長幾何計算と連係される。本発明の別の実施例
によれば、この冗長計算を避ける別のレンダリング・エ
ンジンが設けられる。図7に示されるように、この別の
レンダリング・エンジンは図4に沿って説明したものと
同様であり、レンダリング・エンジンの動作を監視する
グラフィック制御プロセッサ400と、Zバッファ41
0および補助バッファ203に接続される形状サブシス
テム406およびラスター化装置408とを含んでい
る。一方、この別のレンダリング・エンジンには前置き
ラスタ化段412が設けられ、形状サブシステム406
とラスター化装置408との間に接続されている。図8
に示すように、前置きラスタ化段412には入出力イン
タフェース701、形状拡大/縮小論理回路703、お
よびクリッピング論理回路705が含まれる。制御論理
回路707は入出力インタフェース701、形状拡大/
縮小論理回路703およびクリッピング論理回路705
の動作を監視する。入出力インタフェース701、形状
拡大/縮小論理回路703およびクリッピング論理回路
705は以下のように形状サブシステム406から出力
される結果としてのデータを処理する。
【0047】更に詳しく説明するに、画面の各要素(例
えば三角形)に対し、前置きラスタ化段412の処理は
それぞれ上述したような画面の一部分に相当する複数の
時間期間に分割される。簡単のため、一例として上述し
たように画面が4個の部分に分割される場合を考えてみ
よう。この場合、この処理は4個の時間期間t0からt
3に分割される。
【0048】時間期間t0では以下のことが生じる。 1) 入出力インタフェース701は形状サブシステム
406からデータを読出し、それをラスター化装置40
8および形状拡大/縮小論理回路703へと送る。ラス
ター化装置408へ送られたデータには特定要素の頂点
が含まれる。 2) ラスター化装置408はZバッファ410および
補助バッファ203の好適なサブセットを用いて、この
特定の要素を好ましくは低い解像度で画像の第1の部分
に対する作用(contribution)をレンダリング処理し、
その結果としての画像データを補助バッファ203の好
適なサブセットに書込む。 3) 形状拡大/縮小論理回路703は入出力インタフ
ェース701を介し供給される特定の要素の頂点のxお
よびy座標データを1/K2だけ拡大する。結果として
の拡大された頂点データはクリッピング論理回路705
へ送られて、拡大頂点データは補助バッファ203の好
適なサブセットの境界部に対しクリッピング処理され
る。結果としてクリッピング処理されたデータは入出力
インタフェース701に出力される。
【0049】時間期間t1では以下のことが生じる。 4) 入出力インタフェース701は期間t0内でクリ
ッピング論理回路により発生されたクリッピング処理デ
ータをラスター化装置408および形状拡大/縮小論理
回路703へと送る。 5) ラスター化装置408はZバッファ410および
補助バッファ203の好適なサブセットを用いて、この
特定の要素を好ましくは第1の部分の解像度より高い解
像度で画像の第2の部分に対する作用をレンダリング処
理し、その結果としての画像データを補助バッファ20
3の好適なサブセットに書込む。 6) 形状拡大/縮小論理回路703は入出力インタフ
ェース701を介し供給される特定の要素のxおよびy
座標データをK2/K1だけ拡大する。結果としての拡大
されたデータはクリッピング論理回路705へ送られ
て、拡大データが補助バッファ203の好適なサブセッ
トの境界部に対しクリッピング処理される。結果として
クリッピング処理されたデータは入出力インタフェース
701に出力される。
【0050】時間期間t2では以下のことが生じる。 7) 入出力インタフェース701は期間t1内でクリ
ッピング論理回路により発生されたクリッピング処理デ
ータをラスター化装置408および形状拡大/縮小論理
回路703へと送る。 8) ラスター化装置408はZバッファ410および
補助バッファ203の好適なサブセットを用いて、この
特定の要素を好ましくは第1の部分の解像度より高い解
像度で画像の第3の部分に対する作用をレンダリング処
理し、その結果としての画像データを補助バッファ20
3の好適なサブセットに書込む。 9) 形状拡大/縮小論理回路703は入出力インタフ
ェース701を介し供給される頂点データのxおよびy
座標をK3/K4だけ拡大する。結果としての拡大された
データはクリッピング論理回路705へ送られて、拡大
データは補助バッファ203の好適なサブセットの境界
部に対しクリッピング処理される。結果としてのクリッ
ピング処理されたデータは入出力インタフェース701
に出力されるか、あるいはラスター化装置408に直接
送られる。
【0051】時間期間t3では以下のことが生じる。 10) ラスター化装置408は期間t2内で発生され
たクリッピング処理データをロードする。 11) ラスター化装置408はZバッファ410およ
び補助バッファ203の好適なサブセットを用いて、こ
の特定の要素を好ましくは第1、第2および第3の部分
の解像度より高い解像度で画像の第4の部分に対し作用
し、その結果としての画像データを補助バッファ203
の好適なサブセットに書込む。
【0052】時間期間t0からt3に沿って上述した動
作が完了した後、バッファ拡張論理回路205は上述し
たように補助バッファ203に記憶される画像データに
従って全体の画像を示す画素データを発生する。
【0053】別の実施例では、図7および図8に沿って
上に説明したようなレンダリング・エンジンをパラレル
構成にすることが可能である。この場合、複数の時間期
間t0からt3の動作がパラレルに実行されるように、
複数のラスター化装置および関連する前置きラスタ化段
が設けられる。
【0054】更にレンダリング・エンジンは2モード、
即ち標準モードおよび不均一解像度モードの一方で選択
的に動作するよう制御される。標準モードでは、レンダ
リング・エンジンは従来のように動作する従って均一な
解像度の画像を発生し表示するように制御される。不均
一解像度モードでは、レンダリング・エンジンは本発明
に従い上述したように制御される。2モード間の切替は
例えばユーザ入力あるいはシステムの性能により行われ
る。
【0055】更に、本発明による不均一解像度画像発生
技術はまたMPEGビデオ画像のような画像の伝送にも
応用できる。この場合、画像発生器は例えば図5に示さ
れるように画像を連続する部分に編成し、各部分に対し
可変の解像度を有する画像データを発生する。画像デー
タの解像度は中心部分から周辺部分へ進むに従い、増加
することが好ましい。画像を画像発生器から通信リンク
を経て受信部へと伝送するため、画像発生器はまず好ま
しくは画像全体に相当する低い解像度の画像データを、
通信リンクを経て受信部へと伝送する。システムの性能
制限により、画像発生器は好ましくは中心部分に相当す
る高い解像度の画素データを通信リンクを経て受信部へ
伝送してもしなくても良い。
【0056】受信部はシステムの性能制限により1ある
いは複数の部分に相当する受信画像データを拡張する。
例えば、表示リフレッシュサイクルが生じ受信部が最も
低い解像度の画像データを受信した場合、受信部は低い
解像度の画像データを拡張して表示する。一方、表示リ
フレッシュ・サイクルが発生し、最も低い解像度の画像
データと次に最も低い解像度の画像データとを受信した
場合には、受信部は低い解像度の画像データと次に最も
低い解像度の画像を拡張して表示する。受信部はバッフ
ァ拡張論理回路及び/又は論理回路により向上されたバ
ッファ拡張論理回路に関して上に説明した拡張技術を用
いて画像データを拡張することが好ましい。
【0057】上述した通信リンクは例えば画像発生器か
ら受信部へ画像データを送る、コンピュータ・ネットワ
ーク、テレビ供給システム、ケーブルテレビ供給システ
ム、ビデオ電話リンクあるいは他の手段で構成可能であ
る。
【0058】
【発明の効果】表示ウインドウの中央部に高い解像度の
画像データを発生し表示ウインドウの中央部から周囲部
分へと離れるにつれ解像度が低くなる画像データを発生
することにより、本発明の画像発生法は従来の方法より
一層効果的になり、且つ表示の詳細レベルがより効果的
になる。この方法は従来のグラフィックス・システム、
ヘッド装着表示装置、デスクトップ式モニタ、大型投影
スクリーン装置、手動装置、制限されたバンド幅を有す
る撮影システム、および他の画像処理システムに好適に
使用できる。また、グラフィックス環境では、本発明は
ボレル(Borrel)等による米国特許第5,448,686
号に開示されるような簡素化技術と共に使用して、表示
された画像の詳細を満足できるレベルにし且つレンダリ
ング処理のシステムにかかる計算負担を減少させること
もできる。
【0059】本発明は上述した特定実施例に沿って説明
したが、上述の各種変更、省略、追加等の設計変更は本
発明の技術的思想から離れることなく可能であることは
当業者には理解されよう。
【0060】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0061】(1)表示装置上に画像を表示するべく、
該画像を複数の部分に編成し該複数の部分の1つの部分
に別の部分が含まれるようにしかつメモリを該画像の複
数の部分に対応するサブセットに仕切ることにより、該
画像を表現する画素データを発生する方法であって、前
記画像の複数の部分の各々について、所与の前記1つの
部分を表現する画像データの解像度が前記別の部分を表
現する画像データの解像度と異なるように、該1つの部
分を表現する画像データを発生しかつ該画像データを前
記メモリの前記対応するサブセットに記憶するステップ
と、拡張された画像データに従って前記画像を表現する
前記画素データを発生するべく、前記メモリの少なくと
も1つの前記サブセットに記憶された前記画像データを
拡張するステップとを含む画素データ発生方法。 (2)前記画像データを拡張するステップが、前記メモ
リの複数の前記サブセットに記憶された前記画像データ
を拡張する上記(1)に記載の方法。 (3)前記画像データを拡張するステップが、1つのパ
スで前記メモリの複数の前記サブセットに記憶された前
記画像データを拡張する上記(2)に記載の方法。 (4)拡張されかつ重畳された画像データに従って前記
画像を表現する前記画素データを発生するために、該拡
張されかつ重畳された画像データを発生するべく、前記
メモリの1つの前記サブセットから導出され拡張された
画像データを別の前記サブセットから導出され拡張され
た画像データに対して重畳するステップを含む上記
(2)に記載の方法。 (5)前記画像の前記複数の部分が前記メモリの連続す
る同心状サブセットに対応し、かつ該画像の該複数の部
分を表現する前記画像データが該画像の連続するズーム
表示に対応する上記(1)に記載の方法。 (6)前記画像の中心部にある部分を示す前記画像デー
タの解像度が前記画像の周辺部にある部分を示す前記画
像データの解像度より高い上記(5)に記載の方法。 (7)前記画像が可変数個からなる部分に編成される上
記(5)に記載の方法。 (8)前記可変数個からなる部分がユーザの入力により
制御される上記(5)に記載の方法。 (9)前記部分の少なくとも1つが可変サイズを有する
上記(5)に記載の方法。 (10)前記可変数サイズがユーザの入力により制御さ
れる上記(5)に記載の方法。 (11)前記画像が3次元モデルの画像である上記
(1)に記載の方法。 (12)前記画像がMPEGビデオ画像である上記
(1)に記載の方法。 (13)物体が図形要素により表現されるグラフィック
ス・システムにおいて、該図形要素の表示を複数の部分
に編成し該複数の部分の1つの部分に別の部分が含まれ
るようにしかつメモリを該図形要素の表示の複数の部分
に対応するサブセットに仕切ることにより、該図形要素
の表示を表現する画素データを発生する方法であって、
前記表示の複数の部分の各々について、所与の前記1つ
の部分を表現する画像データの解像度が前記別の部分を
表現する画像データの解像度と異なるように、特定の部
分を表現する画像データを発生しかつ該画像データを前
記メモリの前記対応するサブセットに記憶するべく前記
図形要素をレンダリング処理するステップと、拡張され
た画像データに従って前記画像を表現する前記画素デー
タを発生するべく、前記メモリの少なくとも1つの前記
サブセットに記憶された前記画像データを拡張するステ
ップとを含む画素データ発生方法。 (14)前記画像データを拡張するステップが、前記メ
モリの複数の前記サブセットに記憶された前記画像デー
タを拡張する上記(13)に記載の方法。 (15)前記画像データを拡張するステップが、1つの
パスで前記メモリの複数の前記サブセットに記憶された
前記画像データを拡張する上記(14)に記載の方法。 (16)拡張されかつ重畳された画像データに従って前
記画像を表現する前記画素データを発生するために、該
拡張されかつ重畳された画像データを発生するべく、前
記メモリの1つの前記サブセットから導出され拡張され
た画像データを別の前記サブセットから導出され拡張さ
れた画像データに対して重畳するステップを含む上記
(13)に記載の方法。 (17)前記画像の前記複数の部分が前記メモリの連続
する同心状サブセットに対応し、かつ該画像の該複数の
部分を表現する前記画像データが該画像の連続するズー
ム表示に対応する上記(13)に記載の方法。 (18)前記画像の中心部にある部分を示す前記画像デ
ータの解像度が前記画像の周辺部にある部分を示す前記
画像データの解像度より高い上記(17)に記載の方
法。 (19)前記画像が可変数個からなる部分に編成される
上記(13)に記載の方法。 (20)前記可変数個からなる部分がユーザの入力によ
り制御される上記(19)に記載の方法。 (21)前記部分の少なくとも1つが可変サイズを有す
る上記(13)に記載の方法。 (22)前記可変数サイズがユーザの入力により制御さ
れる上記(21)に記載の方法。 (23)物体が図形要素により表現されるグラフィック
ス・システムにおいて、該図形要素の表示を複数の部分
に編成し該複数の部分の1つの部分に別の部分が含まれ
るようにしかつメモリを該図形要素の表示の複数の部分
に対応するサブセットに仕切ることにより、該図形要素
の表示を表現する画素データを発生する方法であって、
前記図形要素の各々及びその表示の複数の部分の各々に
ついて、所与の前記1つの部分を表現する画像データの
解像度が前記別の部分を表現する画像データの解像度と
異なるように、特定の部分に対する特定の図形要素の寄
与に対応する画像データを発生しかつ該画像データを該
特定の部分に対応する前記メモリのサブセットに記憶す
るべく前記特定の図形要素をレンダリング処理するステ
ップと、拡張された画像データに従って前記画像を表現
する前記画素データを発生するべく、前記メモリの少な
くとも1つの前記サブセットに記憶された前記画像デー
タを拡張するステップとを含む画素データ発生方法。 (24)前記拡張するステップが前記メモリの複数のサ
ブセットに記憶される前記画像データを拡張する上記
(23)に記載の方法。 (25)前記拡張するステップが1パスで前記メモリの
複数のサブセットに記憶される前記画像データを拡張す
る上記(24)に記載の方法。 (26)特定図形要素をレンダリング処理して特定の図
形要素の特定部分に対する寄与に相当する画像データを
発生する前記レンダリング・ステップが、特定図形要素
を定義するデータをスケーリング処理するスケーリング
・ステップと、特定部分に相当するクリッピング・ボリ
ュームに対し特定図形要素を定義する前記データをクリ
ッピング処理するステップとを含む上記(23)に記載
の方法。 (27)特定図形要素を定義する前記データが前記レン
ダリング・ステップから出力される上記(26)に記載
の方法。 (28)前記図形要素が頂点の座標点により定義され、
前記スケーリング・ステップが特定図形要素を定義する
頂点の座標点をxおよびyで拡大/縮小する上記 (26)に記載の方法。 (29)表示装置上に画像を表示するべく、該画像を複
数の部分に編成し該複数の部分の1つの部分に別の部分
が含まれるようにしかつメモリを該画像の複数の部分に
対応するサブセットに仕切ることにより、該画像を表現
する画素データを発生する装置であって、前記メモリに
接続され、前記画像の複数の部分の各々について、所与
の前記1つの部分を表現する画像データの解像度が前記
別の部分を表現する画像データの解像度と異なるよう
に、該1つの部分を表現する画像データを発生しかつ該
画像データを前記メモリの前記対応するサブセットに記
憶する画像発生手段と、前記メモリに接続され、拡張さ
れた画像データに従って前記画像を表現する前記画素デ
ータを発生するべく前記メモリの少なくとも1つの前記
サブセットに記憶された前記画像データを拡張する拡張
手段とを含む画素データ発生装置。 (30)前記拡張手段が、前記メモリの複数の前記サブ
セットに記憶された前記画像データを拡張する上記(2
9)に記載の装置。 (31)前記拡張手段が、1つのパスで前記メモリの複
数の前記サブセットに記憶された前記画像データを拡張
する上記(30)に記載の装置。 (32)前記拡張手段が、拡張されかつ重畳された画像
データに従って前記画像を表現する前記画素データを発
生するために、該拡張されかつ重畳された画像データを
発生するべく、前記メモリの1つの前記サブセットから
導出され拡張された画像データを別の前記サブセットか
ら導出され拡張された画像データに対して重畳する上記
(30)に記載の装置。 (33)前記画像の前記複数の部分が前記メモリの連続
する同心状サブセットに対応し、かつ該画像の該複数の
部分を表現する前記画像データが該画像の連続するズー
ム表示に対応する上記(29)に記載の装置。 (34)前記画像の中心部にある部分を示す前記画像デ
ータの解像度が前記画像の周辺部にある部分を示す前記
画像データの解像度より高い上記(33)に記載の装
置。 (35)前記画像が3次元モデルの画像である上記(2
9)に記載の装置。 (36)前記画像がMPEGビデオ画像である上記(2
9)に記載の装置。 (37)物体が図形要素により表現されるグラフィック
ス・システムにおいて、該図形要素の表示を複数の部分
に編成し該複数の部分の1つの部分に別の部分が含まれ
るようにしかつメモリを該図形要素の表示の複数の部分
に対応するサブセットに仕切ることにより、該図形要素
の表示を表現する画素データを発生する装置であって、
前記メモリに接続され、前記表示の複数の部分の各々に
ついて、所与の前記1つの部分を表現する画像データの
解像度が前記別の部分を表現する画像データの解像度と
異なるように、特定の部分に対応する画像データを発生
しかつ該画像データを前記メモリの前記対応するサブセ
ットに記憶するべく前記図形要素をレンダリング処理す
るレンダリング・エンジンと、前記メモリに接続され、
拡張された画像データに従って前記表示を表現する前記
画素データを発生するべく前記メモリの少なくとも1つ
の前記サブセットに記憶された前記画像データを拡張す
る拡張論理手段とを含む画素データ発生装置。 (38)前記拡張論理手段が、前記メモリの複数の前記
サブセットに記憶された前記画像データを拡張する上記
(37)に記載の装置。 (39)前記拡張論理手段が、1つのパスで前記メモリ
の複数の前記サブセットに記憶された前記画像データを
拡張する上記(38)に記載の装置。 (40)前記拡張論理手段が、拡張されかつ重畳された
画像データに従って前記画像を表現する前記画素データ
を発生するために、該拡張されかつ重畳された画像デー
タを発生するべく、前記メモリの1つの前記サブセット
から導出され拡張された画像データを別の前記サブセッ
トから導出され拡張された画像データに対して重畳する
上記(38)に記載の装置。 (41)前記画像の前記複数の部分が前記メモリの連続
する同心状サブセットに対応し、かつ該画像の該複数の
部分を表現する前記画像データが該画像の連続するズー
ム表示に対応する上記(37)に記載の装置。 (42)前記画像の中心部にある部分を示す前記画像デ
ータの解像度が前記画像の周辺部にある部分を示す前記
画像データの解像度より高くされてなる上記(41)に
記載の装置。 (43)物体が図形要素により表現されるグラフィック
ス・システムにおいて、該図形要素の表示を複数の部分
に編成し該複数の部分の1つの部分に別の部分が含まれ
るようにしかつメモリを該図形要素の表示の複数の部分
に対応するサブセットに仕切ることにより、該図形要素
の表示を表現する画素データを発生する装置であって、
前記メモリに接続され、前記図形要素の各々及びその表
示の複数の部分の各々について、所与の前記1つの部分
を表現する画像データの解像度が前記別の部分を表現す
る画像データの解像度と異なるように、特定の部分に対
する特定の図形要素の寄与に対応する画像データを発生
しかつ該画像データを該特定の部分に対応する前記メモ
リのサブセットに記憶するべく前記特定の図形要素をレ
ンダリング処理するレンダリング・エンジンと、前記メ
モリに接続され、拡張された画像データに従って前記画
像を表現する前記画素データを発生するべく、前記メモ
リの少なくとも1つの前記サブセットに記憶された前記
画像データを拡張する拡張論理手段とを含む画素データ
発生装置。 (44)前記拡張論理手段が前記メモリの複数のサブセ
ットに記憶される前記画像データを拡張する上記(4
3)に記載の装置。 (45)前記拡張論理手段が1パスで前記メモリの複数
のサブセットに記憶される前記画像データを拡張する上
記(44)に記載の装置。 (46)前記レンダリング・エンジンが、特定図形要素
を定義するデータをスケーリング処理するスケーリング
論理手段と、特定部分に相当するクリッピング・ボリュ
ームに対し特定図形要素を定義する前記データに対しク
リッピング処理を行うクリッピング論理手段とを有する
上記(43)に記載の装置。 (47)前記スケーリング論理手段によりスケーリング
処理された特定図形要素を定義する前記データが前記ク
リッピング論理手段から出力される上記(46)に記載
の装置。 (48)前記図形要素が頂点の座標点により定義され、
前記スケーリング論理手段は特定図形要素を定義する頂
点の座標点をxおよびyで拡大/縮小する上記(46)
に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータ・グラフィックス・システムの機
能を示すブロック図である。
【図2】本発明のグラフィックス・サブシステムの機能
を示すブロック図である。
【図3】コンピュータ・グラフィックス・システムのフ
ラストラム(frustrum)を示す図である。
【図4】本発明による図2のレンダリング・エンジンの
1実施例の機能ブロック図である。
【図5】本発明による複数の部分に編成される画像の処
理動作を説明する図である。
【図6】本発明による論理回路により向上されたデジタ
ルーアナログ変換器の1実施例の機能ブロック図であ
る。
【図7】本発明による図2のレンダリング・エンジンの
1実施例の機能ブロック図である。
【図8】本発明による図6のプリラスタ化段の機能ブロ
ック図である。
【符号の説明】
100 グラフィックス・システム 102 システム制御プロセッサ 104 システム・メモリ 106 システム・バス 108 入出力装置 110 グラフィック・サブシステム 112 表示装置 114 D/Aコンバータ 201 レンダリング・エンジン 203 補助バッファ 205 バッファ拡張論理回路 207 フレーム・バッファ 400 グラフィック制御プロセッサ 402 制御バス 404 バス・インタフェース 406 形状サブシステム 408 ラスター化装置 410 Zバッファ 412 前置きラスタ化段 501 走査論理回路 503 選択論理回路 505 メモリ制御装置 507 処理論理回路 509 D/Aコンバータ 511 信号フォーマッタ 701 入出力インタフェース 703 形状拡大/縮小論理回路 705 クリッピング論理回路

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置上に画像を表示するべく、該画像
    を複数の部分に編成し該複数の部分の1つの部分に別の
    部分が含まれるようにしかつメモリを該画像の複数の部
    分に対応するサブセットに仕切ることにより、該画像を
    表現する画素データを発生する方法であって、 前記画像の複数の部分の各々について、所与の前記1つ
    の部分を表現する画像データの解像度が前記別の部分を
    表現する画像データの解像度と異なるように、該1つの
    部分を表現する画像データを発生しかつ該画像データを
    前記メモリの前記対応するサブセットに記憶するステッ
    プと、 拡張された画像データに従って前記画像を表現する前記
    画素データを発生するべく、前記メモリの少なくとも1
    つの前記サブセットに記憶された前記画像データを拡張
    するステップとを含む画素データ発生方法。
  2. 【請求項2】前記画像データを拡張するステップが、前
    記メモリの複数の前記サブセットに記憶された前記画像
    データを拡張する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記画像データを拡張するステップが、1
    つのパスで前記メモリの複数の前記サブセットに記憶さ
    れた前記画像データを拡張する請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】拡張されかつ重畳された画像データに従っ
    て前記画像を表現する前記画素データを発生するため
    に、該拡張されかつ重畳された画像データを発生するべ
    く、前記メモリの1つの前記サブセットから導出され拡
    張された画像データを別の前記サブセットから導出され
    拡張された画像データに対して重畳するステップを含む
    請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記画像の前記複数の部分が前記メモリの
    連続する同心状サブセットに対応し、かつ該画像の該複
    数の部分を表現する前記画像データが該画像の連続する
    ズーム表示に対応する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】物体が図形要素により表現されるグラフィ
    ックス・システムにおいて、該図形要素の表示を複数の
    部分に編成し該複数の部分の1つの部分に別の部分が含
    まれるようにしかつメモリを該図形要素の表示の複数の
    部分に対応するサブセットに仕切ることにより、該図形
    要素の表示を表現する画素データを発生する方法であっ
    て、 前記表示の複数の部分の各々について、所与の前記1つ
    の部分を表現する画像データの解像度が前記別の部分を
    表現する画像データの解像度と異なるように、特定の部
    分を表現する画像データを発生しかつ該画像データを前
    記メモリの前記対応するサブセットに記憶するべく前記
    図形要素をレンダリング処理するステップと、 拡張された画像データに従って前記画像を表現する前記
    画素データを発生するべく、前記メモリの少なくとも1
    つの前記サブセットに記憶された前記画像データを拡張
    するステップとを含む画素データ発生方法。
  7. 【請求項7】前記画像データを拡張するステップが、前
    記メモリの複数の前記サブセットに記憶された前記画像
    データを拡張する請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】拡張されかつ重畳された画像データに従っ
    て前記画像を表現する前記画素データを発生するため
    に、該拡張されかつ重畳された画像データを発生するべ
    く、前記メモリの1つの前記サブセットから導出され拡
    張された画像データを別の前記サブセットから導出され
    拡張された画像データに対して重畳するステップを含む
    請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記画像の前記複数の部分が前記メモリの
    連続する同心状サブセットに対応し、かつ該画像の該複
    数の部分を表現する前記画像データが該画像の連続する
    ズーム表示に対応する請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】物体が図形要素により表現されるグラフ
    ィックス・システムにおいて、該図形要素の表示を複数
    の部分に編成し該複数の部分の1つの部分に別の部分が
    含まれるようにしかつメモリを該図形要素の表示の複数
    の部分に対応するサブセットに仕切ることにより、該図
    形要素の表示を表現する画素データを発生する方法であ
    って、 前記図形要素の各々及びその表示の複数の部分の各々に
    ついて、所与の前記1つの部分を表現する画像データの
    解像度が前記別の部分を表現する画像データの解像度と
    異なるように、特定の部分に対する特定の図形要素の寄
    与に対応する画像データを発生しかつ該画像データを該
    特定の部分に対応する前記メモリのサブセットに記憶す
    るべく前記特定の図形要素をレンダリング処理するステ
    ップと、 拡張された画像データに従って前記画像を表現する前記
    画素データを発生するべく、前記メモリの少なくとも1
    つの前記サブセットに記憶された前記画像データを拡張
    するステップとを含む画素データ発生方法。
  11. 【請求項11】特定図形要素をレンダリング処理して特
    定の図形要素の特定部分に対する寄与に相当する画像デ
    ータを発生する前記レンダリング・ステップが、特定図
    形要素を定義するデータをスケーリング処理するスケー
    リング・ステップと、 特定部分に相当するクリッピング・ボリュームに対し特
    定図形要素を定義する前記データをクリッピング処理す
    るステップとを含む請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】表示装置上に画像を表示するべく、該画
    像を複数の部分に編成し該複数の部分の1つの部分に別
    の部分が含まれるようにしかつメモリを該画像の複数の
    部分に対応するサブセットに仕切ることにより、該画像
    を表現する画素データを発生する装置であって、 前記メモリに接続され、前記画像の複数の部分の各々に
    ついて、所与の前記1つの部分を表現する画像データの
    解像度が前記別の部分を表現する画像データの解像度と
    異なるように、該1つの部分を表現する画像データを発
    生しかつ該画像データを前記メモリの前記対応するサブ
    セットに記憶する画像発生手段と、 前記メモリに接続され、拡張された画像データに従って
    前記画像を表現する前記画素データを発生するべく前記
    メモリの少なくとも1つの前記サブセットに記憶された
    前記画像データを拡張する拡張手段とを含む画素データ
    発生装置。
  13. 【請求項13】前記画像の前記複数の部分が前記メモリ
    の連続する同心状サブセットに対応し、かつ該画像の該
    複数の部分を表現する前記画像データが該画像の連続す
    るズーム表示に対応する請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】物体が図形要素により表現されるグラフ
    ィックス・システムにおいて、該図形要素の表示を複数
    の部分に編成し該複数の部分の1つの部分に別の部分が
    含まれるようにしかつメモリを該図形要素の表示の複数
    の部分に対応するサブセットに仕切ることにより、該図
    形要素の表示を表現する画素データを発生する装置であ
    って、 前記メモリに接続され、前記表示の複数の部分の各々に
    ついて、所与の前記1つの部分を表現する画像データの
    解像度が前記別の部分を表現する画像データの解像度と
    異なるように、特定の部分に対応する画像データを発生
    しかつ該画像データを前記メモリの前記対応するサブセ
    ットに記憶するべく前記図形要素をレンダリング処理す
    るレンダリング・エンジンと、 前記メモリに接続され、拡張された画像データに従って
    前記表示を表現する前記画素データを発生するべく前記
    メモリの少なくとも1つの前記サブセットに記憶された
    前記画像データを拡張する拡張論理手段とを含む画素デ
    ータ発生装置。
  15. 【請求項15】前記画像の前記複数の部分が前記メモリ
    の連続する同心状サブセットに対応し、かつ該画像の該
    複数の部分を表現する前記画像データが該画像の連続す
    るズーム表示に対応する請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】物体が図形要素により表現されるグラフ
    ィックス・システムにおいて、該図形要素の表示を複数
    の部分に編成し該複数の部分の1つの部分に別の部分が
    含まれるようにしかつメモリを該図形要素の表示の複数
    の部分に対応するサブセットに仕切ることにより、該図
    形要素の表示を表現する画素データを発生する装置であ
    って、 前記メモリに接続され、前記図形要素の各々及びその表
    示の複数の部分の各々について、所与の前記1つの部分
    を表現する画像データの解像度が前記別の部分を表現す
    る画像データの解像度と異なるように、特定の部分に対
    する特定の図形要素の寄与に対応する画像データを発生
    しかつ該画像データを該特定の部分に対応する前記メモ
    リのサブセットに記憶するべく前記特定の図形要素をレ
    ンダリング処理するレンダリング・エンジンと、 前記メモリに接続され、拡張された画像データに従って
    前記画像を表現する前記画素データを発生するべく、前
    記メモリの少なくとも1つの前記サブセットに記憶され
    た前記画像データを拡張する拡張論理手段とを含む画素
    データ発生装置。
  17. 【請求項17】前記拡張論理手段が前記メモリの複数の
    サブセットに記憶される前記画像データを拡張する請求
    項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記レンダリング・エンジンが、 特定図形要素を定義するデータをスケーリング処理する
    スケーリング論理手段と、 特定部分に相当するクリッピング・ボリュームに対し特
    定図形要素を定義する前記データに対しクリッピング処
    理を行うクリッピング論理手段とを有する請求項16に
    記載の装置。
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