JPH094453A - ラジエータ - Google Patents
ラジエータInfo
- Publication number
- JPH094453A JPH094453A JP15295195A JP15295195A JPH094453A JP H094453 A JPH094453 A JP H094453A JP 15295195 A JP15295195 A JP 15295195A JP 15295195 A JP15295195 A JP 15295195A JP H094453 A JPH094453 A JP H094453A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- support
- side bracket
- radiator
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2265/00—Safety or protection arrangements; Arrangements for preventing malfunction
- F28F2265/26—Safety or protection arrangements; Arrangements for preventing malfunction for allowing differential expansion between elements
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、対向配置される上下タンクの両端
部をサイドサポートにより連結してなるラジエータに関
し、冷却水の温度変化によるチューブの熱伸縮を確実に
吸収することを目的とする。 【構成】 上下方向に間隔を置いて対向配置される上タ
ンク31と下タンク32との間に、チューブ35とフィ
ン33とを交互に配置してなるコア部37を形成すると
ともに、前記上下タンク31,32の両端部をサイドサ
ポート39により連結してなるラジエータにおいて、少
なくとも前記上タンク31の両端部に貫通穴31bが形
成されるタンク側ブラケット31aを形成するととも
に、前記サイドサポート39の端部に前記貫通穴31b
に挿入されるサポート側ブラケット39aを形成し、前
記タンク側ブラケット31aの貫通穴31bの上面とサ
ポート側ブラケット39aの上面との間に弾性体41を
配置して構成する。
部をサイドサポートにより連結してなるラジエータに関
し、冷却水の温度変化によるチューブの熱伸縮を確実に
吸収することを目的とする。 【構成】 上下方向に間隔を置いて対向配置される上タ
ンク31と下タンク32との間に、チューブ35とフィ
ン33とを交互に配置してなるコア部37を形成すると
ともに、前記上下タンク31,32の両端部をサイドサ
ポート39により連結してなるラジエータにおいて、少
なくとも前記上タンク31の両端部に貫通穴31bが形
成されるタンク側ブラケット31aを形成するととも
に、前記サイドサポート39の端部に前記貫通穴31b
に挿入されるサポート側ブラケット39aを形成し、前
記タンク側ブラケット31aの貫通穴31bの上面とサ
ポート側ブラケット39aの上面との間に弾性体41を
配置して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向配置される上下タ
ンクの両端部をサイドサポートにより連結してなるラジ
エータに関する。
ンクの両端部をサイドサポートにより連結してなるラジ
エータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラジエータでは、ラジエータを
サイドサポートに支持させ、このサイドサポートを介し
て、ラジエータを車体側に取り付けることが行われてお
り、従来、サイドサポートが連結されたラジエータとし
て、例えば、実公昭60−36743号公報に開示され
るものが知られている。
サイドサポートに支持させ、このサイドサポートを介し
て、ラジエータを車体側に取り付けることが行われてお
り、従来、サイドサポートが連結されたラジエータとし
て、例えば、実公昭60−36743号公報に開示され
るものが知られている。
【0003】図5は、この公報に開示されるラジエータ
を示すもので、図において符号11,13は、上下方向
に対向配置される一対のタンクを示している。これ等の
タンク11,13の間には、フィン15とチューブ17
を交互に配置してなるコア部19が形成されている。そ
して、一対のタンク11,13の両端部は、それぞれサ
イドサポート21により連結されている。
を示すもので、図において符号11,13は、上下方向
に対向配置される一対のタンクを示している。これ等の
タンク11,13の間には、フィン15とチューブ17
を交互に配置してなるコア部19が形成されている。そ
して、一対のタンク11,13の両端部は、それぞれサ
イドサポート21により連結されている。
【0004】図6は、サイドサポート21のタンク11
への連結部の詳細を示すもので、サイドサポート21の
端部に形成される取付穴21aには、弾性体23が嵌合
されている。弾性体23に形成される貫通穴23a、お
よび、タンク11の取付板11aに形成される取付穴1
1bには、スペーサ25が挿通されている。
への連結部の詳細を示すもので、サイドサポート21の
端部に形成される取付穴21aには、弾性体23が嵌合
されている。弾性体23に形成される貫通穴23a、お
よび、タンク11の取付板11aに形成される取付穴1
1bには、スペーサ25が挿通されている。
【0005】そして、スペーサ25に挿通されるボルト
27と、この先端に螺合されるナット29によりサイド
サポート21がタンク11に連結されている。このよう
なラジエータでは、サイドサポート21を弾性体23を
介してタンク11,13に連結したので、車体側からの
振動がラジエータに伝達することを低減することができ
る。
27と、この先端に螺合されるナット29によりサイド
サポート21がタンク11に連結されている。このよう
なラジエータでは、サイドサポート21を弾性体23を
介してタンク11,13に連結したので、車体側からの
振動がラジエータに伝達することを低減することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のラジエータでは、サイドサポート21を、弾
性体23を介してタンク11,13に連結しているとは
いえ、サイドサポート21とタンク11,13とのチュ
ーブ17方向への相対移動が実質的に規制されているた
め、チューブ17内を流通する冷却水の温度変化による
チューブ17の熱伸縮を吸収することができず、チュー
ブ17に多大な熱応力が作用し、チューブ17の耐久性
が低下する虞があるという問題があった。
うな従来のラジエータでは、サイドサポート21を、弾
性体23を介してタンク11,13に連結しているとは
いえ、サイドサポート21とタンク11,13とのチュ
ーブ17方向への相対移動が実質的に規制されているた
め、チューブ17内を流通する冷却水の温度変化による
チューブ17の熱伸縮を吸収することができず、チュー
ブ17に多大な熱応力が作用し、チューブ17の耐久性
が低下する虞があるという問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、冷却水の温度変化によるチューブ
の熱伸縮を確実に吸収することができるラジエータを提
供することを目的とする。
めになされたもので、冷却水の温度変化によるチューブ
の熱伸縮を確実に吸収することができるラジエータを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のラジエータ
は、上下方向に間隔を置いて対向配置される上タンクと
下タンクとの間に、チューブとフィンとを交互に配置し
てなるコア部を形成するとともに、前記上下タンクの両
端部をサイドサポートにより連結してなるラジエータに
おいて、少なくとも前記上タンクの両端部に貫通穴が形
成されるタンク側ブラケットを形成するとともに、前記
サイドサポートの端部に前記貫通穴に挿入されるサポー
ト側ブラケットを形成し、前記タンク側ブラケットの貫
通穴の上面とサポート側ブラケットの上面との間に弾性
体を配置してなることを特徴とする。
は、上下方向に間隔を置いて対向配置される上タンクと
下タンクとの間に、チューブとフィンとを交互に配置し
てなるコア部を形成するとともに、前記上下タンクの両
端部をサイドサポートにより連結してなるラジエータに
おいて、少なくとも前記上タンクの両端部に貫通穴が形
成されるタンク側ブラケットを形成するとともに、前記
サイドサポートの端部に前記貫通穴に挿入されるサポー
ト側ブラケットを形成し、前記タンク側ブラケットの貫
通穴の上面とサポート側ブラケットの上面との間に弾性
体を配置してなることを特徴とする。
【0009】請求項2のラジエータは、請求項1におい
て、前記サポート側ブラケットは、金属からなる前記サ
イドサポートを切り起こして形成されていることを特徴
とする。請求項3のラジエータは、請求項1または2に
おいて、前記サポート側ブラケットの先端には、上方に
向けて突出する突出部が形成され、この突出部と前記タ
ンク側ブラケットの間およびタンク側ブラケットと前記
サイドサポートとの間に、前記弾性体の突出部が押圧状
態で挟持されていることを特徴とする。
て、前記サポート側ブラケットは、金属からなる前記サ
イドサポートを切り起こして形成されていることを特徴
とする。請求項3のラジエータは、請求項1または2に
おいて、前記サポート側ブラケットの先端には、上方に
向けて突出する突出部が形成され、この突出部と前記タ
ンク側ブラケットの間およびタンク側ブラケットと前記
サイドサポートとの間に、前記弾性体の突出部が押圧状
態で挟持されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1のラジエータでは、上タンクの両端部
に形成されるタンク側ブラケットの貫通穴に、サイドサ
ポートの端部に形成されるサポート側ブラケットが挿入
され、タンク側ブラケットの貫通穴の上面とサポート側
ブラケットの上面との間に配置される弾性体を介して上
タンクがサイドサポートに支持される。
に形成されるタンク側ブラケットの貫通穴に、サイドサ
ポートの端部に形成されるサポート側ブラケットが挿入
され、タンク側ブラケットの貫通穴の上面とサポート側
ブラケットの上面との間に配置される弾性体を介して上
タンクがサイドサポートに支持される。
【0011】そして、冷却水の温度上昇によりチューブ
に熱膨張が生じると、上タンクのタンク側ブラケットが
弾性体により常時上方に向けて付勢されているため、上
タンクが容易に上方に向けて移動し、チューブの熱膨張
が吸収される。一方、冷却水の温度低下によりチューブ
に熱収縮が生じると、上タンクのタンク側ブラケットが
弾性体の付勢力に抗して比較的容易に下方に向けて移動
し、チューブの熱収縮が吸収される。
に熱膨張が生じると、上タンクのタンク側ブラケットが
弾性体により常時上方に向けて付勢されているため、上
タンクが容易に上方に向けて移動し、チューブの熱膨張
が吸収される。一方、冷却水の温度低下によりチューブ
に熱収縮が生じると、上タンクのタンク側ブラケットが
弾性体の付勢力に抗して比較的容易に下方に向けて移動
し、チューブの熱収縮が吸収される。
【0012】請求項2のラジエータでは、サポート側ブ
ラケットが、金属からなるサイドサポートを切り起こし
て形成される。請求項3のラジエータでは、サポート側
ブラケットの先端に上方に向けて突出形成される突出部
とタンク側ブラケットの間、および、タンク側ブラケッ
トとサイドサポートとの間に弾性体の突出部が押圧状態
で挟持されるため、サイドサポートからの水平方向の振
動が弾性体により確実に吸収される。
ラケットが、金属からなるサイドサポートを切り起こし
て形成される。請求項3のラジエータでは、サポート側
ブラケットの先端に上方に向けて突出形成される突出部
とタンク側ブラケットの間、および、タンク側ブラケッ
トとサイドサポートとの間に弾性体の突出部が押圧状態
で挟持されるため、サイドサポートからの水平方向の振
動が弾性体により確実に吸収される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1ないし図3は、図4の要部の詳細を
示しており、図4は、本発明のラジエータの一実施例を
示している。図4において符号31および32は、上下
方向に間隔を置いて対向配置される樹脂製の上タンクお
よび下タンクを示している。
いて説明する。図1ないし図3は、図4の要部の詳細を
示しており、図4は、本発明のラジエータの一実施例を
示している。図4において符号31および32は、上下
方向に間隔を置いて対向配置される樹脂製の上タンクお
よび下タンクを示している。
【0014】これ等のタンク31,32の間には、フィ
ン33とチューブ35を交互に配置してなるコア部37
が形成されている。そして、一対のタンク31,32の
両端部は、例えば、アルミニウム,鉄等の金属からなる
サイドサポート39により連結されている。図1ないし
図3は、サイドサポート39の上タンク31への取付部
Aの詳細を示している。
ン33とチューブ35を交互に配置してなるコア部37
が形成されている。そして、一対のタンク31,32の
両端部は、例えば、アルミニウム,鉄等の金属からなる
サイドサポート39により連結されている。図1ないし
図3は、サイドサポート39の上タンク31への取付部
Aの詳細を示している。
【0015】上タンク31の端部には、上方に向けて突
出するタンク側ブラケット31aが一体形成されてい
る。このタンク側ブラケット31aには、矩形状の貫通
穴31bが形成されている。一方、サイドサポート39
の端部には、サポート側ブラケット39aが形成されて
いる。
出するタンク側ブラケット31aが一体形成されてい
る。このタンク側ブラケット31aには、矩形状の貫通
穴31bが形成されている。一方、サイドサポート39
の端部には、サポート側ブラケット39aが形成されて
いる。
【0016】このサポート側ブラケット39aは、例え
ば、プレス加工により、サイドサポート39を矩形状に
切り起こすことにより形成され、この形成によりサイド
サポート39には、矩形穴39bが形成される。サポー
ト側ブラケット39aは、水平方向に延在する支持部3
9cと、この支持部39cの先端に上方に向けて突出さ
れる突出部39dとを有している。
ば、プレス加工により、サイドサポート39を矩形状に
切り起こすことにより形成され、この形成によりサイド
サポート39には、矩形穴39bが形成される。サポー
ト側ブラケット39aは、水平方向に延在する支持部3
9cと、この支持部39cの先端に上方に向けて突出さ
れる突出部39dとを有している。
【0017】サポート側ブラケット39aの支持部39
cは、タンク側ブラケット31aの貫通穴31bに挿入
されている。そして、タンク側ブラケット31aの貫通
穴31bの上面とサポート側ブラケット39aの支持部
39cの上面との間に、例えば、ゴムからなる弾性体4
1が配置されている。
cは、タンク側ブラケット31aの貫通穴31bに挿入
されている。そして、タンク側ブラケット31aの貫通
穴31bの上面とサポート側ブラケット39aの支持部
39cの上面との間に、例えば、ゴムからなる弾性体4
1が配置されている。
【0018】弾性体41の両側には、上方に突出する突
出部41aが形成され、サポート側ブラケット39aの
突出部39dとタンク側ブラケット31aの間、およ
び、タンク側ブラケット31aとサイドサポート39と
の間に、弾性体41の突出部41aが押圧状態で挟持さ
れている。なお、この実施例では、サイドサポート39
の下タンク32への取付部Bは、図5に示した従来のラ
ジエータと同様に構成されているため詳細な説明を省略
する。
出部41aが形成され、サポート側ブラケット39aの
突出部39dとタンク側ブラケット31aの間、およ
び、タンク側ブラケット31aとサイドサポート39と
の間に、弾性体41の突出部41aが押圧状態で挟持さ
れている。なお、この実施例では、サイドサポート39
の下タンク32への取付部Bは、図5に示した従来のラ
ジエータと同様に構成されているため詳細な説明を省略
する。
【0019】上述したラジエータでは、上タンク31の
両端部に形成されるタンク側ブラケット31aの貫通穴
31bに、サイドサポート39の端部に形成されるサポ
ート側ブラケット39aが挿入され、タンク側ブラケッ
ト31aの貫通穴31bの上面とサポート側ブラケット
39aの上面との間に配置される弾性体41を介して上
タンク31がサイドサポート39に支持される。
両端部に形成されるタンク側ブラケット31aの貫通穴
31bに、サイドサポート39の端部に形成されるサポ
ート側ブラケット39aが挿入され、タンク側ブラケッ
ト31aの貫通穴31bの上面とサポート側ブラケット
39aの上面との間に配置される弾性体41を介して上
タンク31がサイドサポート39に支持される。
【0020】そして、冷却水の温度上昇によりチューブ
35に熱膨張が生じると、上タンク31のタンク側ブラ
ケット31aが弾性体41により常時上方に向けて付勢
されているため、上タンク31が容易に上方に向けて移
動し、チューブ35の熱膨張が吸収される。一方、冷却
水の温度低下によりチューブ35に熱収縮が生じると、
上タンク31のタンク側ブラケット31aが弾性体41
の付勢力に抗して比較的容易に下方に向けて移動し、チ
ューブ35の熱収縮が吸収される。
35に熱膨張が生じると、上タンク31のタンク側ブラ
ケット31aが弾性体41により常時上方に向けて付勢
されているため、上タンク31が容易に上方に向けて移
動し、チューブ35の熱膨張が吸収される。一方、冷却
水の温度低下によりチューブ35に熱収縮が生じると、
上タンク31のタンク側ブラケット31aが弾性体41
の付勢力に抗して比較的容易に下方に向けて移動し、チ
ューブ35の熱収縮が吸収される。
【0021】以上のように構成されたラジエータでは、
チューブ35の熱膨張時には、上タンク31のタンク側
ブラケット31aが弾性体41により常時上方に向けて
付勢されているため、上タンク31が容易に上方に向け
て移動し、チューブ35の熱膨張が吸収され、一方、チ
ューブ35の熱収縮時には、上タンク31のタンク側ブ
ラケット31aが弾性体41の付勢力に抗して比較的容
易に下方に向けて移動し、チューブ35の熱収縮が吸収
されるため、冷却水の温度変化によるチューブ35の熱
伸縮を確実に吸収することができる。
チューブ35の熱膨張時には、上タンク31のタンク側
ブラケット31aが弾性体41により常時上方に向けて
付勢されているため、上タンク31が容易に上方に向け
て移動し、チューブ35の熱膨張が吸収され、一方、チ
ューブ35の熱収縮時には、上タンク31のタンク側ブ
ラケット31aが弾性体41の付勢力に抗して比較的容
易に下方に向けて移動し、チューブ35の熱収縮が吸収
されるため、冷却水の温度変化によるチューブ35の熱
伸縮を確実に吸収することができる。
【0022】また、上述したラジエータでは、サポート
側ブラケット39aが、金属からなるサイドサポート3
9を切り起こして形成されるため、サポート側ブラケッ
ト39aを容易,確実に形成することができる。さら
に、サポート側ブラケット39aの先端に上方に向けて
突出形成される突出部39dとタンク側ブラケット31
aの間、および、タンク側ブラケット31aとサイドサ
ポート39との間に弾性体41の突出部41aを押圧状
態で挟持するようにしたので、サイドサポート39から
の水平方向の振動を弾性体41により確実に吸収するこ
とができる。
側ブラケット39aが、金属からなるサイドサポート3
9を切り起こして形成されるため、サポート側ブラケッ
ト39aを容易,確実に形成することができる。さら
に、サポート側ブラケット39aの先端に上方に向けて
突出形成される突出部39dとタンク側ブラケット31
aの間、および、タンク側ブラケット31aとサイドサ
ポート39との間に弾性体41の突出部41aを押圧状
態で挟持するようにしたので、サイドサポート39から
の水平方向の振動を弾性体41により確実に吸収するこ
とができる。
【0023】また、ボルト,ナット等の部品を使用する
ことなく、サイドサポート39を上タンク31に容易に
取り付けることが可能になるため、組立工数を低減する
ことができる。
ことなく、サイドサポート39を上タンク31に容易に
取り付けることが可能になるため、組立工数を低減する
ことができる。
【0024】なお、上述した実施例では、サイドサポー
ト39の上タンク31への取付部Aにのみ本発明を適用
した例について説明したが、本発明はかかる実施例に限
定されるものではなく、下タンク32への取付部Bにも
同様に適用可能である。
ト39の上タンク31への取付部Aにのみ本発明を適用
した例について説明したが、本発明はかかる実施例に限
定されるものではなく、下タンク32への取付部Bにも
同様に適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のラジエー
タでは、冷却水の温度上昇によりチューブに熱膨張が生
じると、上タンクのタンク側ブラケットが弾性体により
常時上方に向けて付勢されているため、上タンクが容易
に上方に向けて移動し、チューブの熱膨張が吸収され、
一方、冷却水の温度低下によりチューブに熱収縮が生じ
ると、上タンクのタンク側ブラケットが弾性体の付勢力
に抗して比較的容易に下方に向けて移動し、チューブの
熱収縮が吸収されるため、冷却水の温度変化によるチュ
ーブの熱伸縮を確実に吸収することができる。
タでは、冷却水の温度上昇によりチューブに熱膨張が生
じると、上タンクのタンク側ブラケットが弾性体により
常時上方に向けて付勢されているため、上タンクが容易
に上方に向けて移動し、チューブの熱膨張が吸収され、
一方、冷却水の温度低下によりチューブに熱収縮が生じ
ると、上タンクのタンク側ブラケットが弾性体の付勢力
に抗して比較的容易に下方に向けて移動し、チューブの
熱収縮が吸収されるため、冷却水の温度変化によるチュ
ーブの熱伸縮を確実に吸収することができる。
【0026】請求項2のラジエータでは、サポート側ブ
ラケットが、金属からなるサイドサポートを切り起こし
て形成されるため、サポート側ブラケットを容易,確実
に形成することができる。請求項3のラジエータでは、
サポート側ブラケットの先端に上方に向けて突出形成さ
れる突出部とタンク側ブラケットの間、および、タンク
側ブラケットとサイドサポートとの間に弾性体の突出部
が押圧状態で挟持されるため、サイドサポートからの水
平方向の振動を弾性体により確実に吸収することができ
る。
ラケットが、金属からなるサイドサポートを切り起こし
て形成されるため、サポート側ブラケットを容易,確実
に形成することができる。請求項3のラジエータでは、
サポート側ブラケットの先端に上方に向けて突出形成さ
れる突出部とタンク側ブラケットの間、および、タンク
側ブラケットとサイドサポートとの間に弾性体の突出部
が押圧状態で挟持されるため、サイドサポートからの水
平方向の振動を弾性体により確実に吸収することができ
る。
【図1】図4の要部の詳細を正面側から示す断面図であ
る。
る。
【図2】図4の要部の詳細を示す上面図である。
【図3】図4の要部の詳細を示す側面図である。
【図4】本発明のラジエータの一実施例を示す正面図で
ある。
ある。
【図5】従来のラジエータを示す正面図である。
【図6】図5の要部の詳細を正面側から示す断面図であ
る。
る。
31 上タンク 31a タンク側ブラケット 31b 貫通穴 32 下タンク 33 フィン 35 チューブ 37 コア部 39 サイドサポート 39a サポート側ブラケット 41 弾性体 41a 突出部
Claims (3)
- 【請求項1】 上下方向に間隔を置いて対向配置される
上タンク(31)と下タンク(32)との間に、チュー
ブ(35)とフィン(33)とを交互に配置してなるコ
ア部(37)を形成するとともに、前記上下タンク(3
1,32)の両端部をサイドサポート(39)により連
結してなるラジエータにおいて、 少なくとも前記上タンク(31)の両端部に貫通穴(3
1b)が形成されるタンク側ブラケット(31a)を形
成するとともに、前記サイドサポート(39)の端部に
前記貫通穴(31b)に挿入されるサポート側ブラケッ
ト(39a)を形成し、前記タンク側ブラケット(31
a)の貫通穴(31b)の上面とサポート側ブラケット
(39a)の上面との間に弾性体(41)を配置してな
ることを特徴とするラジエータ。 - 【請求項2】 請求項1記載のラジエータにおいて、 前記サポート側ブラケット(39a)は、金属からなる
前記サイドサポート(39)を切り起こして形成されて
いることを特徴とするラジエータ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のラジエータにお
いて、 前記サポート側ブラケット(39a)の先端には、上方
に向けて突出する突出部(39d)が形成され、この突
出部(39d)と前記タンク側ブラケット(31a)の
間およびタンク側ブラケット(31a)と前記サイドサ
ポート(39)との間に、前記弾性体(41)の突出部
(41a)が押圧状態で挟持されていることを特徴とす
るラジエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15295195A JPH094453A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ラジエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15295195A JPH094453A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ラジエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094453A true JPH094453A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15551733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15295195A Pending JPH094453A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ラジエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH094453A (ja) |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP15295195A patent/JPH094453A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4772001B2 (ja) | 遮熱ゴムカバー付き防振装置 | |
EP1707476A1 (en) | Heat exchanger support structure and heat exchanger supporting method | |
JP4759539B2 (ja) | 遮熱ゴムカバー付き防振装置 | |
JPH0872563A (ja) | ラジエータにおけるタンクの取付構造 | |
JP3601068B2 (ja) | ラジエータの取付構造 | |
JPH094453A (ja) | ラジエータ | |
JP3812369B2 (ja) | 車両用エンジン排気装置 | |
JP2706882B2 (ja) | マフラサポート | |
JPH08320195A (ja) | ラジエータ | |
JP4086854B2 (ja) | ダイナミックダンパ | |
JP2002115992A (ja) | 組立て式クーリングモジュール | |
JP2920264B2 (ja) | 排気管支持装置 | |
JP3324137B2 (ja) | 車両用ラジエータ装置 | |
JPH09323554A (ja) | 車両用熱交換器の防振装置 | |
KR100466119B1 (ko) | 자동차용 라디에이터 마운팅 장치 | |
KR101220969B1 (ko) | 라디에이터의 마운팅 구조 | |
JP6088057B2 (ja) | ラジエータの支持構造体および支持方法 | |
CN217538834U (zh) | 一种形变量可控的散热器水室防应力结构 | |
JP2910541B2 (ja) | 車両用排気チューブ支持構造 | |
JPH077210Y2 (ja) | 自動車のラジエータ支持構造 | |
CN216443462U (zh) | 一种新型散热器悬置固定支架 | |
JP2022043619A (ja) | フレーム車の前部構造 | |
JPS6314016Y2 (ja) | ||
JPH09125952A (ja) | 熱交換器における流体タンクの固定装置 | |
JPH10148123A (ja) | 一体型熱交換器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040928 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |