JPH09442A - 電気ポット - Google Patents

電気ポット

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JPH09442A
JPH09442A JP15002195A JP15002195A JPH09442A JP H09442 A JPH09442 A JP H09442A JP 15002195 A JP15002195 A JP 15002195A JP 15002195 A JP15002195 A JP 15002195A JP H09442 A JPH09442 A JP H09442A
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pot
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electric pot
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導加熱により湯を沸かすようにしたものに
あって、良好な保温性を確保する。 【構成】 加熱コイル5を備え単独で使用可能な誘導加
熱部2に対し、ポット部3を着脱自在に設ける。誘導加
熱部2のトッププレート8に凸部8aを設けると共に加
熱容器の底面に弾性的に接触する温度検出部9を設け
る。ポット部3の本体部38を、内容器40の外周部に
断熱壁部41を設けて構成する。断熱壁部41の密閉空
間S内に断熱材43を充填すると共に、0.1Torr
の圧力とする。断熱壁部41(外壁体42)の下端部
を、内容器40の底部よりも若干高さだけ上方に位置さ
せる。内容器40の底面部に凹部40aを形成し上げ底
状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導加熱により湯を沸
かすようにした電気ポットに関する。
【0002】
【従来の技術】電気ポットは、一般に、断熱性を有する
本体内に、水(湯)が収容される内容器を備えると共
に、その内容器内の水を加熱するための抵抗発熱線から
なるヒータを備えて構成されている。また、本体の上部
には、電動ポンプによりあるいは空気圧を利用して手動
にて出湯する出湯機構が設けられている。この場合、こ
の種の電気ポットは、湯沸し及びその湯の保温のための
専用のものとして供されている。
【0003】ところで、調理器具のひとつとして、家庭
用の卓上形の誘導加熱調理器(電磁調理器)が供されて
きている。このものは、本体内に、高周波電源部や加熱
コイルを有して構成され、本体上面のトッププレート上
に載置された鉄製の鍋等を誘導加熱して煮物や揚げ物な
どの加熱調理を行うものである。
【0004】ここで、近年では、この種の家庭用の誘導
加熱調理器に、湯沸し用のいわばハンディタイプの容器
(湯沸しポット)を付属品として供することも一部行わ
れている。この湯沸し用の容器は、金属からほぼ円筒容
器状に構成され、その周面部に注ぎ口を一体に形成する
と共に、その反対側に位置して把っ手を取付けて構成さ
れ、使用者が把っ手を手で持って、傾けることにより注
ぎ口から湯を注ぎ出すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、誘導加
熱調理器の付属品として供されている従来の湯沸し用の
容器は、一般的な専用の電気ポットとは異なり、いわば
小形の薬罐の如き使い方をされるだけのものであり、一
旦沸かした湯を加熱停止後も保温できる構造とはなって
いなかった。このため、沸かした湯の保温を行いたい場
合には、使用者が別の保温ポットに湯を移し替えなけれ
ばならない等、さほど便利ということはできず、誘導加
熱調理器に付属されていても、有効に利用されていなか
ったのが実情である。また、この湯沸し用の容器では、
いちいち手で持って傾動させて出湯させなければならな
いため使いにくく、また外周面が熱くなるといった事情
もあった。
【0006】そこで、上述のような湯沸し用の容器の外
壁を二重構造として内容器の外周面に密閉された空間部
を形成し、その空間部を真空とする断熱構造を採ること
によって、保温機能を設けることが考えられる。ところ
が、この場合、真空に耐えるためには一般に二重の壁の
双方を鉄などの金属製としなければならないが、これで
は、誘導加熱により湯を沸かす際に内側の容器と共に外
壁側までが誘導加熱により発熱してしまうことになり、
エネルギー効率が低下してしまい、また外壁が熱変形し
てしまうといった虞もある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、誘導加熱により湯を沸かすようにした
ものにあって、良好な保温性を確保することができる電
気ポットを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電気ポットは、
本体内に高周波電源部及び加熱コイルを有してなる誘導
加熱部と、この誘導加熱部の本体上面のトッププレート
上に着脱自在に載置されるポット部とを具備し、前記ポ
ット部は、金属導電材から有底容器状に構成され水が収
容される内容器と、この内容器の周壁を囲むように設け
られる断熱壁部と、前記内容器の上部に設けられる出湯
機構とを備えて構成されると共に、前記断熱壁部の下端
部が、前記内容器の底部よりも上方に位置されるところ
に特徴を有するものである(請求項1の発明)。
【0009】この場合、前記断熱壁部を、内容器との間
に密閉空間を形成するように該内容器の外周に金属板材
からなる外壁体を設けると共に、その密閉空間内を減圧
状態として構成することができ(請求項2の発明)、あ
るいは、内容器との間に密閉空間を形成するように該内
容器の外周に金属板材からなる外壁体を設けると共に、
その密閉空間内にグラスウール等の断熱材を配設して構
成することもできる(請求項3の発明)。さらに、これ
らの場合、断熱壁部の密閉空間内を、0.1Torr程
度の圧力とすれば、より効果的となる(請求項4の発
明)。
【0010】また、前記内容器の底部を、外縁部を除く
部位が上方に窪む上げ底状態に構成するようにしても良
く(請求項5の発明)、このとき、誘導加熱部のトップ
プレートに、内容器の底部の窪みに嵌合する凸部を形成
することができる(請求項6の発明)。さらには、その
凸部の高さ寸法を、窪み部の深さ寸法よりも小さく構成
することとが望ましい(請求項7の発明)。
【0011】そして、上記誘導加熱部のトッププレート
に、内容器の底面に弾性的に接触して該内容器の温度を
検出する温度検出部を設けるようにしても良い(請求項
8の発明)。
【0012】
【作用】本発明の請求項1の電気ポットによれば、ポッ
ト部が誘導加熱部のトッププレート上に載置された状態
で、その誘導加熱部が駆動されると、誘導コイルからの
磁束によってポット部の導電材製の内容器が発熱し、も
って収容された水が加熱される。このとき、湯を収容し
た状態で、ポット部のみを誘導加熱部から切離して持ち
運び等することができる。また、ポット部を取外した状
態では、誘導加熱部単独で、トッププレート上に鍋など
を載置して煮物,揚げ物等の調理を行う誘導加熱調理器
として使用することができることは勿論である。
【0013】そして、ポット部においては、内容器の周
壁を囲むように断熱壁部が設けられているので、一旦沸
かした湯を加熱停止後も保温することができる。また、
使用者が湯を使用したいときには、内容器の上部に設け
られた出湯機構によって湯を容易に注ぎ出すことができ
る。さらに、断熱壁部の下端部が内容器の底部よりも上
方に位置するので、断熱壁部に導電材が用いられている
場合でも、内容器の底部を誘導加熱するに適した加熱コ
イルによる磁界の影響を断熱壁部が受けにくくなり、断
熱壁部が高温となることを防止することができる。
【0014】この場合、前記断熱壁部を、内容器の外周
に金属板材からなる外壁体を設け、それらの間の密閉空
間内を減圧状態として構成すれば(請求項2の発明)、
強度が得られ且つ断熱性に優れた断熱壁部を構成するこ
とができる。このとき、断熱壁部の密閉空間を真空とす
れば最も良好な断熱性が得られるが、その反面、断熱壁
部の外殻を強度が高いものとしなければならず、板厚が
大きくなる等の事情が生ずる。これに対し、本発明者の
研究によれば、密閉空間内を0.1Torr程度の圧力
とすることにより(請求項4の発明)、真空の場合に近
い十分な断熱性を得ながらも、断熱壁部を構成する外殻
を比較的薄い厚みの材料で済ませ得ることが判明したの
である。
【0015】あるいは、前記断熱壁部を、内容器の外周
に金属板材からなる外壁体を設け、それらの間の密閉空
間内にグラスウール等の断熱材を配設して構成すること
もでき(請求項3の発明)、この場合も、強度が得られ
且つ断熱性に優れた断熱壁部を構成することができる。
本発明者の研究によれば、断熱材を配設した上で密閉空
間内を0.1Torr程度の圧力とすることにより(請
求項4の発明)、真空の場合とほぼ同等の断熱性を得る
ことができることが判明したのである。
【0016】また、前記内容器の底部を、外縁部を除く
部位が上方に窪む上げ底状態に構成すれば(請求項5の
発明)、ポット部を取外して例えば平坦なテーブル上に
載置したときなどに、内容器の底面とテーブルとの間に
空気層が形成されると共に、テーブルに接するのは内容
器の底部のうち一部のみとなるので、テーブルを伝って
熱が逃げにくくなり、保温性を一層高めることができ
る。
【0017】このとき、誘導加熱部のトッププレート
に、内容器の底部の窪みに嵌合する凸部を形成すれば
(請求項6の発明)、ポット部をトッププレート上にセ
ットする際に、それらの嵌合によりポット部を位置ずれ
なく載置することができる。さらにこのとき、その凸部
の高さ寸法を、窪み部の深さ寸法よりも小さく構成すれ
ば(請求項7の発明)、ポット部をトッププレート上に
載置したまま放置した際に、内容器の底面とトッププレ
ートとの間に空気層が形成され、保温性を良好とするこ
とができる。
【0018】そして、誘導加熱部のトッププレートに、
内容器の底面に弾性的に接触して該内容器の温度を検出
する温度検出部を設けるようにすれば(請求項8の発
明)、温度検出部によって、内容器の温度を確実に検出
することができ、その温度検出部の検出温度を制御等に
用いることによって、信頼性の高い温度制御等を行うこ
とができるようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1ない
し図11を参照して説明する。図1は本実施例に係る電
気ポット1の全体構成を示しており、ここで、この電気
ポット1は、図3にも示すような単独で誘導加熱調理装
置としても使用できる誘導加熱部2と、図2にも示すよ
うに前記誘導加熱部2に対して着脱自在なポット部3と
から構成されている。
【0020】このうち誘導加熱部2は、図1,図3に示
すように、薄形の箱状をなす本体ケース4内に、磁界を
発生させる加熱コイル5、この加熱コイル5に高周波電
流を流すための高周波電源部6、前記加熱コイル5や発
熱部品等を冷却するための冷却ファン装置7などを備え
て構成されている。
【0021】前記本体ケース4の上面には、加熱容器
(ポット部3や他の鍋等)が載置される耐熱性を有する
トッププレート8が設けられており、このトッププレー
ト8の中央部の円形の領域には、後述するようにポット
部3に嵌合してずれ防止機能を果たす凸部8aが僅かな
高さ突出するように形成されている。また、図4にも示
すように、このトッププレート8の中心部には、温度検
出部9が配置される孔部8bが設けられている。
【0022】前記加熱コイル5は、加熱コイル台10に
取付けられて前記トッププレート8の下方に配置され、
その加熱コイル台10は、本体ケース4の底部に対して
若干の上下動が可能とされ且つばね11により上方に付
勢された状態で取付けられている。前記温度検出部9
は、図4に示すように、前記加熱コイル台10に下端部
が固定された感熱板12の上壁部の裏面側にサーミスタ
13を取付けて構成されており、その感熱板12の上端
部が前記孔部8bを貫通してトッププレート8(凸部8
a)の上面に若干高さだけ突出するようになっている。
また、このとき、孔部8bの内縁部と感熱板12との間
には、ゴム製のパッキン14が設けられ、本体ケース4
内への水等の侵入を防ぐようにしている。
【0023】これにて、トッププレート8上に加熱容器
(ポット部3や鍋)が載置されたときには、感熱板12
の上面がその加熱容器の底部に弾性的に接触し、サーミ
スタ13により加熱容器の底面の温度を確実に検出でき
るようになっている。また、その加熱容器によって、温
度検出部9(感熱板12)が下方に若干量押下げられる
ようになるが、これに伴い、前記加熱コイル台10ひい
ては加熱コイル5も一体的に押下げられるようになり、
もって、感熱板12の上面つまり加熱容器の底面と加熱
コイル5との間の距離A(図3,図4参照)が、常に一
定とされるのである。この距離Aは、加熱コイル5の磁
界が最も効率的に加熱容器に作用するように設定され、
この場合例えば6mmとされる。
【0024】また、前記本体ケース4の前面(図1,図
3で左側)には、図5に示すような操作パネル15が設
けられている。この操作パネル15には、電源のオン,
オフを行うための入/切キー16、鍋等を用いた煮物,
揚げ物等の調理を選択するための一般調理選択キー1
7、後述するポット部3による湯沸し(加熱)及びその
保温を選択するためのポット選択キー18、加熱出力を
調節するための出力調節キー19、一般調理,ポットの
いずれが選択されているか、及び、加熱出力がどれくら
いに調節されているかをランプにより表示する表示部2
0が設けられている。
【0025】そして、図6は、前記加熱コイル5及び高
周波電源部6を含む誘導加熱部2の電気的構成を示して
いる。ここで、直流電源回路21は、整流回路22,リ
アクタ23,平滑コンデンサ24等から構成され、電源
プラグ25を介して与えられる商用電源を整流する。高
周波電源部6は、共振コンデンサ26,スイッチング素
子27,フライホイールダイオード28等から構成さ
れ、前記スイッチング素子27が、インバータ制御回路
29のベースドライブ回路30から与えられる信号によ
りオン,オフされることに基づいて、高周波電流を加熱
コイル5に流すようになっている。
【0026】前記インバータ制御回路29は、マイコン
を含んでなる主制御回路31、タイミング回路32、発
振回路33、PWM回路34、前記ベースドライブ回路
30、回生電流検知回路35を有して構成されている。
タイミング回路32は、前記スイッチング素子27のコ
レクタに電圧がかかっていないときにこれをオンするよ
うなタイミングでタイミングパルスを出力するようにな
っている。発振回路33は、そのタイミングパルスに基
づいてノコギリ波を発生し、PWM回路34は、そのノ
コギリ波と主制御回路31の出力端子O1 から出力され
る出力基準レベル信号とにより方形波パルスを発生する
ようになっている。ベースドライブ回路30は、その方
形波パルスをスイッチングに適したレベルに成形してそ
のスイッチングパルスをスイッチング素子27のベース
に与えてオン,オフするようになっている。
【0027】また、前記回生電流検知回路35は、加熱
容器がステンレス製であるときにはスイッチング素子2
7に過電流が流れることから、スイッチング素子27を
流れる電流をカレントトランス36を介して検出し、こ
の検出電流値が所定値より大であれば出力を適度に下げ
てスイッチング素子27を保護するようになっている。
なお、前記直流電源回路21にも、電流検出用のカレン
トトランス37が設けられ、その検出電流が、主制御回
路31のA/D変換器(図示せず)の入力端子I2 に与
えられるようになっている。
【0028】さらに、前記主制御回路31には、前記サ
ーミスタ13の検知信号が入力端子I1 に与えられるよ
うになっていると共に、前記操作パネル15の各キー1
6〜19からの信号が入力されるようになっている。主
制御回路31は、操作パネル15の各キー16〜19の
操作に応じて、前記カレントトランス37の検出電流や
前記サーミスタ13の検出温度に基づいて、出力端子O
1 から出力基準レベル信号を出力し、もって加熱コイル
5が制御されるようになっている。尚、ポット部3によ
る湯沸し,保温が選択されたときには、サーミスタ13
の検出温度に基づいて、後述するような制御がなされる
ようになっている。
【0029】さて、前記ポット部3について説明する。
図1及び図2に示すように、このポット部3は、大きく
分けて、ほぼ円筒容器状をなす本体部38と、この本体
部38の上部に設けられる蓋部39とから構成される。
このうち前記本体部38は、例えばステンレス板(SU
S304)から有底円筒容器状に構成され水(湯)を収
容する内容器40の外周部に、断熱壁部41を設けて構
成されている。
【0030】この断熱壁部41は、前記内容器40の外
周に隙間をもって外壁体42を設けて密閉空間Sを形成
し、その密閉空間S内に例えばグラスウールからなる断
熱材43を充填して構成されている。前記外壁体42
は、例えば厚み0.3mmのステンレス板(SUS30
4)から構成され、上下両端部において前記内容器40
に例えば溶接されて該内容器40と接合されるようにな
っている。また、これら内容器40と外壁体42との間
に形成される密閉空間S内は、断熱材43が収容された
上で、この場合0.1Torrの圧力とされている。
【0031】このとき、前記断熱壁部41(外壁体4
2)の下端部は、内容器40の底部よりも若干高さだけ
上方に位置するようになっている。これにて、ポット部
3(本体部30)を平坦面上に載置したときには、断熱
壁部41(外壁体42)の下端部がその平坦面から若干
浮上がって位置されるのである。また、この際に形成さ
れる平坦面と断熱壁部41の下端部との隙間部分を隠す
ように、飾り部材44が設けられるようになっている。
【0032】そして、前記内容器40の底面部は、全体
が平坦ではなく、外周囲のリング状部分を除いてその内
側部位が上方に窪む形態とされた凹部40aが形成され
ている。これにて、内容器40の底部は、いわば陶器の
糸底の如き上げ底状態とされているのである。このと
き、上記したトッププレート8に形成された凸部8a
は、前記凹部40aに嵌合するように形成されている。
また、図1に示すように、凸部8aの高さ寸法は、凹部
40aの深さ寸法よりの小さくされており、もってその
嵌合状態では、内容器40の底部のうち凹部40aによ
って上げ底とされた部分とトッププレート8の凸部8a
の上面との間に僅かな隙間(空気層)が形成されるよう
になっているのである。尚、内容器40の底部のうち凹
部40aによって上げ底とされた部分は、前記断熱壁部
41(外壁体42)の下端部に比べれば、例えば4mm程
度下方に位置するようになっている。
【0033】また、この本体部38の上部にはやや前方
へ張出した位置に出湯口45が下向きに設けられてお
り、本体部38の上端部の後部にはヒンジ受部46が設
けられている。詳しく図示はしないが、この本体部38
には、内容器40の底部に設けられた図示しない湯出口
から、前記出湯口45に湯を導く出湯管が設けられてお
り、さらに、ポット部3全体を吊下げて持運び可能とす
る把っ手部も設けられている。
【0034】一方、前記蓋部39は、前記本体部28の
上面形状に倣った形状をなす例えばプラスチック製の外
殻内に、周知のようないわゆる空気圧式の出湯機構を備
えて構成されている。また、前記ヒンジ受部46に回動
可能に取付けられるヒンジ部47や、図示しない蒸気抜
き孔等を有して構成されている。これにて、この蓋部3
9は、前記本体部38に対して開閉及び着脱可能に取付
けられ、図示のような閉塞状態では、本体部38(内容
器40)の上面をほぼ密に塞ぐようになっている。
【0035】図示はしないが、前記出湯機構は、使用者
が蓋部39の上部に設けられた押ボタンを押圧操作する
ことにより、内圧を高めて内容器40内の湯を湯出口か
ら押出し、出湯管を通して出湯口45から出湯させるよ
うになっている。また、蓋部39の上部には前記押釦の
押圧操作を許容及び禁止するためのロックボタン48も
設けられている。
【0036】次に、上記構成の作用について、図7ない
し図11も参照して述べる。使用者が、ポット部3を用
いて湯を沸したい場合、ポット部3の内容器40内に水
を収容した上で、図1に示すように、そのポット部3を
誘導加熱部2のトッププレート8上に載置する。このと
き、トッププレート8に形成された凸部8aが内容器4
0の凹部40aに嵌合することにより、ポット部3は、
ずれ動くことなくトッププレート8上にセットされる。
また、温度検出部9の感熱板12が内容器40(凹部4
0a)の底面に弾性的に接触するようになる。
【0037】そして、使用者は、操作パネル15のう
ち、ポット選択キー18をオン操作すると共に、出力調
節キー19を操作して所望する温度(例えば90℃)に
温度設定を行う。すると、主制御回路31は、サーミス
タ13の検出温度に基づいて、図7のフローチャートに
示す手順で加熱コイル5の制御を実行する。また、図8
には、このときの時間経過に伴う加熱コイル5の動作と
湯の温度との関係を示している。
【0038】即ち、図7は、90℃に温度設定がなされ
た場合の制御手順を示しており、ここで、ポットが選択
されているときには(ステップS1にてYes)、まず
検出温度が86℃を下回っているかが判断され(ステッ
プS2)、下回っているときには(Yes)、86℃以
上に温度が上昇するまでは加熱コイル5に連続通電され
る(ステップS3)。これにて、加熱コイル5が形成す
る磁界によってポット部3(内容器40)に渦電流が流
れて誘導加熱され、内部の水が加熱されるのである。こ
のとき、上述のように、加熱コイル5と内容器40の底
面との間には最適寸法Aのギャップが形成されているの
で、効率的な加熱が行われる。
【0039】この加熱に伴い、検出温度が86℃以上と
なると(ステップS2にてNo)、次のステップS4に
て、検出温度が94℃を上回っているかどうかが判断さ
れる。そして、検出温度が94℃以下の場合には(ステ
ップS4にてNo)、依然として加熱コイル5の通電が
続けられ、遂に、検出温度が94℃を上回ると(ステッ
プS4にてYes)、加熱コイル5が断電され加熱が停
止される(ステップS5)。また、この加熱の停止によ
り、検出温度(湯の温度)が次第に低下してくるが、検
出温度が86℃を下回ると(ステップS2にてYe
s)、再度加熱がなされるようになる。
【0040】このような制御により、図8に示すよう
に、常温の水が94℃になるまでは、加熱コイル5に連
続通電がなされ、その後は、湯の温度が86〜94℃の
範囲に維持されるるように加熱コイル5の通断電制御が
なされるのである。これにて、水が設定温度まで加熱さ
れると共に、その湯が設定温度±4℃に保温されるので
ある。
【0041】また、このとき、ポット部3の内容器40
の外周には、断熱壁部41が設けられているので、保温
性が良くなり、加熱コイル5の断電時における温度低下
が小さく抑えられる。さらに、本実施例では、内容器4
0(凹部40a)とトッププレート8(凸部8a)との
間に僅かな空間が形成されているので、空気層が形成さ
れることになり、内容器40の底部からの放熱も抑制さ
れ、加熱コイル5の断電時における保温性を良好とする
ことができるのである。
【0042】しかして、ポット部3の内容器40の外周
に断熱壁部41を構成する外壁体42の材質は、内容器
40と同等のステンレスであるため、外壁体42までも
が加熱コイル5の磁界の影響を受けて誘導加熱されてし
まうと、エネルギー効率が低下すると共に、外壁体42
が発熱して高温となるといった虞がある。ところが、本
実施例では、外壁体42の下端部を内容器40(凹部4
0a)の底部よりも上方に位置させているので、外壁体
42が加熱コイル5による磁界の影響を受けにくくする
ことができ、外壁体42が高温となることを防止するこ
とができるのである。
【0043】図9は、加熱コイル5と加熱容器との間の
ギャップ寸法と、無効電力との関係を示しており、加熱
容器に作用する電界の強さは、ギャップ寸法の二乗に反
比例することが知られている。ここで、上述のように加
熱コイル5と内容器40(凹部40a)の底部との間の
ギャップ寸法Aを6mmとしていることにより、内容器4
0を効率的に加熱することができ、一方、加熱コイル5
と外壁体42の下端部との間のギャップ寸法が10mm程
度とされているので、外壁体42はほとんど加熱されな
くなるのである。
【0044】さて、沸した湯を使用する場合には、使用
者は、出湯口45の下方に容器(例えば急須等)を配置
した状態で、蓋部39の押ボタンを押圧操作すれば、出
湯機構により出湯口45からの出湯が行われる。このと
き、ポット部3を誘導加熱部2にセットしたままで使用
することもできるが、ポット部3を誘導加熱部2から取
外し、ポット部3のみを湯を使用する場所へ持運んで使
用することができる。尚、ポット部3を取外した状態で
は、誘導加熱部2単独で、トッププレート8上に鍋など
を載置して煮物,揚げ物等の調理を行う誘導加熱調理器
として使用することができることは勿論である。
【0045】図2は、ポット部3を誘導加熱部2から取
外して平坦なテーブルT上に載置した様子を示してい
る。ポット部3は、内容器3の外周に断熱壁部41を有
しているので、周面部からの放熱が抑えられ、良好な保
温性を確保することができる。そして、ポット部3をテ
ーブルT上に載置した状態では、テーブルTに接するの
は内容器40の底部のうちの周囲部分のみとなると共
に、内容器40の凹部40aによってテーブルTとの間
に空気層が形成されるので、ポット部3の熱がテーブル
Tを伝って逃げにくくなり、保温性を一層高めることが
できるのである。
【0046】ところで、本実施例では、断熱壁部41
を、内容器40の外周に外壁体42を設けて密閉空間S
を形成し、その密閉空間S内に例えばグラスウールから
なる断熱材43を充填すると共に、密閉空間S内を0.
1Torrの圧力として構成している。本発明者の研究
によれば、断熱壁部41をこのような構成とすることに
より、高い断熱性を得ることができると共に、外壁体4
2にさほど強度を必要としないことが判明したのであ
る。
【0047】即ち、図10は、断熱壁部41の密閉空間
S内を各種構成とすることにより、95℃の湯が時間経
過に伴ってどれほど温度低下するかを調べた結果を示し
ている。図中、aは密閉空間S内を真空としたものであ
り、bは密閉空間S内に断熱材43を収容すると共に
0.1Torrに減圧した本実施例の構成であり、cは
密閉空間S内に断熱材43を収容しただけのものであ
り、dは密閉空間S内に断熱材を入れずまた減圧もせず
空気層そのままとしたものである。
【0048】この結果、本実施例のような断熱材43を
収容し且つ0.1Torrに減圧したもの(b)は、最
も保温性の良い真空としたもの(a)に近い保温性が得
られ、断熱材43だけのもの(c)や空気層だけのもの
(d)に比較して優れた保温性が得られることが明らか
となった。ここで、密閉空間S内を真空とする場合、断
熱壁部41の外殻(内容器40及び外壁体42)を強度
が高いものとしなければならず、外壁体42の板厚が大
きくなる等の事情が生ずる。
【0049】ところが、本実施例のように0.1Tor
r程度の低い真空度の場合、外壁体42等にさほど大き
な強度が要求されず、比較的薄い厚みの材料で済ませ得
ることができるのである。ちなみに、図11は、ステン
レス板(SUS304)における、真空度と耐用可能な
板厚との関係を示しており、この図から明らかなよう
に、0.1Torrの低い真空度の場合、0.3mmの板
厚で十分耐用することができるのである。従って、本実
施例の断熱壁部41では、密閉空間S内を真空にしたも
のとほぼ同等の良好な断熱性を得ることができ、しか
も、断熱壁部41を構成する外殻にさほどの強度を必要
とせずに済ませることができる。
【0050】このように本実施例によれば、単独で誘導
加熱調理器として使用できる誘導加熱部2に、ポット部
3を着脱自在にセットして湯を沸すようにしたものにあ
って、ポット部3に断熱壁部41を設けるようにしたの
で、従来供されていたいわば薬罐の如き使い方をされる
だけの湯沸し用の容器と異なり、一旦沸かした湯を加熱
停止後も良好に保温することができる。特に本実施例で
は、断熱壁部41を、密閉空間S内に断熱材43を充填
すると共に、0.1Torrに減圧して構成したので、
真空としたときとほぼ同等の良好な断熱性を得つつも、
簡単な構成で製造が容易となり、安価に済ませることが
できるものである。
【0051】そして、断熱壁部41(外壁体42)の下
端部を内容器40の底面よりも上方に位置させるように
したので、加熱コイル5からの磁界により外壁体42が
発熱することが抑えられ、エネルギー効率の低下を未然
に防止することができ、外壁が高温となることも未然に
防止することができる。
【0052】また、特に本実施例では、内容器40の底
部に凹部40aを形成して上げ底状態としたの、ポット
部3を取外してテーブルT上に載置したときの保温性を
一層高めることができ、さらに、誘導加熱部2のトップ
プレート8に、凹部40aに嵌合する凸部8aを形成し
たので、それらの嵌合によりポット部3を位置ずれなく
載置することができる。このとき、その凸部8aの高さ
寸法を、凹部40aの深さ寸法よりも小さく構成したの
で、ポット部3をトッププレート8上に載置したまま放
置した際の保温性を良好とすることができる。
【0053】さらに、本実施例では、誘導加熱部2のト
ッププレート8に、内容器40の底面に弾性的に接触す
る温度検出部9を設けたので、温度検出部9によって、
内容器40の温度を確実に検出することができ、信頼性
の高い温度制御を行うことができる、また、加熱コイル
5と加熱容器との間のギャップを一定に保つことができ
るといった利点も得ることができるものである。
【0054】図12及び図13は、夫々異なる他の実施
例を示すものであり、共に断熱壁部の構成が上記実施例
と異なっている。まず、図12においては、ポット部3
の断熱壁部51を次のように構成するようにしている。
即ち、この断熱壁部51は、やはり内容器40の周囲に
外壁体42を設け、その間に密閉空間Sを形成している
のであるが、ここでは、その密閉空間S内を真空とする
ようにしている。これによれば、上述したように(図1
0参照)、最も良好な保温性を得ることができるもので
ある。
【0055】一方、図13に示す断熱壁部52は、やは
り内容器40の周囲に外壁体42を設けているのである
が、それらのなす密閉空間Sに、内容器40の外面及び
外壁体42の内面との間に夫々空隙S1及びS2を確保
した状態で断熱材53を収容するようにしている。この
場合、断熱材53は、例えばガラスファイバーをコア材
としたブランケット状の真空断熱材「AURA」(米国
Owens−Corning社製)を用いるようにして
いる。また、これと共に、密閉空間S内を0.1Tor
r程度の真空度に減圧するようにしている。さらに、こ
の実施例では、外壁体42から間隙をあけたさらに外側
に、例えばプラスチック製の外ケース54を設けるよう
にしている。
【0056】かかる構成によれば、断熱材53が内容器
40の外面及び外壁体42の内面に接触していないの
で、内容器40から外壁体42への熱伝達の量がより一
層少なくなり、優れた保温性を得ることができるのであ
る。同図には、断熱壁部52中の周方向の位置と温度と
の関係を太線で示しており、これからも明らかなよう
に、内容器40の熱を、外壁体42及び外ケース54に
ほとんど伝わらなくすることができるのである。
【0057】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次のような優れた効果を奏する。即ち、請求
項1の電気ポットによれば、誘導加熱部に着脱可能にポ
ット部をセットして誘導加熱により湯を沸かすようにし
たものにあって、ポット部において内容器の周壁を囲む
ように断熱壁部を設けたので、加熱停止後の良好な保温
性を確保することができ、さらに、断熱壁部の下端部を
内容器の底部よりも上方に位置させるようにしたので、
断熱壁部が高温となることを防止することができるもの
である。
【0058】この場合、断熱壁部を、内容器の外周に金
属板材からなる外壁体を設け、それらの間の密閉空間内
を減圧状態として構成すれば(請求項2の電気ポッ
ト)、強度が得られ且つ断熱性に優れた断熱壁部を構成
することができる。あるいは、断熱壁部を、内容器の外
周に金属板材からなる外壁体を設け、それらの間の密閉
空間内にグラスウール等の断熱材を配設して構成するこ
ともでき(請求項3の電気ポット)、この場合も、強度
が得られ且つ断熱性に優れた断熱壁部を構成することが
できる。このとき、密閉空間内を0.1Torr程度の
圧力とすることにより(請求項4の電気ポット)、真空
の場合に近い十分な断熱性を得ながらも、断熱壁部を構
成する外殻を比較的薄い厚みの材料で済ませ得、簡単な
構成で安価に済ませ得るものである。
【0059】また、内容器の底部を、外縁部を除く部位
が上方に窪む上げ底状態に構成すれば(請求項5の発
明)、ポット部を取外して例えば平坦なテーブル上に載
置したときなどの保温性を一層高めることができる。こ
のとき、誘導加熱部のトッププレートに、内容器の底部
の窪みに嵌合する凸部が形成すれば(請求項6の電気ポ
ット)、それらの嵌合によりポット部を位置ずれなくト
ッププレート上に載置することができる。さらにこのと
き、その凸部の高さ寸法を、窪み部の深さ寸法よりも小
さく構成すれば(請求項7の電気ポット)、ポット部を
トッププレート上に載置したまま放置した際に、内容器
の底面とトッププレートとの間に空気層が形成され、保
温性を良好とすることができる。
【0060】そして、誘導加熱部のトッププレートに、
内容器の底面に弾性的に接触して該内容器の温度を検出
する温度検出部を設けるようにすれば(請求項8の電気
ポット)、温度検出部によって、内容器の温度を確実に
検出することができ、温度検出部の検出温度を制御等に
用いることによって、信頼性の高い温度制御等を行うこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、全体の縦断側
面図
【図2】ポット部の縦断側面図
【図3】誘導加熱部の縦断側面図
【図4】温度検出部部分の拡大縦断側面図
【図5】操作パネルの平面図
【図6】誘導加熱部の電気的構成を示す図
【図7】温度制御の手順を示すフローチャート
【図8】時間経過に伴う内容器の温度変化の様子を示す
【図9】加熱コイルと加熱容器との間のギャップ寸法と
無効電力との関係を示す図
【図10】断熱壁部の構成と保温性との関係を示す図
【図11】密閉空間の真空度と耐用板厚との関係を示す
【図12】本発明の他の実施例を示す図1相当図
【図13】異なる他の実施例を示す断熱壁部の破断斜視
【符号の説明】
図面中、1は電気ポット、2は誘導加熱部、3はポット
部、5は加熱コイル、6は高周波電源部、8はトッププ
レート、8aは凸部、9は温度検出部、38は本体部、
39は蓋部、40は内容器、40aは凹部、41,5
1,52は断熱壁部、42は外壁体、43,53は断熱
材を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に高周波電源部及び加熱コイルを
    有してなる誘導加熱部と、この誘導加熱部の本体上面の
    トッププレート上に着脱自在に載置されるポット部とを
    具備し、 前記ポット部は、金属導電材から有底容器状に構成され
    水が収容される内容器と、この内容器の周壁を囲むよう
    に設けられる断熱壁部と、前記内容器の上部に設けられ
    る出湯機構とを備えて構成されると共に、 前記断熱壁部の下端部が、前記内容器の底部よりも上方
    に位置されることを特徴とする電気ポット。
  2. 【請求項2】 断熱壁部は、内容器との間に密閉空間を
    形成するように該内容器の外周に金属板材からなる外壁
    体を設けると共に、その密閉空間内を減圧状態として構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の電気ポッ
    ト。
  3. 【請求項3】 断熱壁部は、内容器との間に密閉空間を
    形成するように該内容器の外周に金属板材からなる外壁
    体を設けると共に、その密閉空間内にグラスウール等の
    断熱材を配設して構成されていること特徴とする請求項
    1記載の電気ポット。
  4. 【請求項4】 断熱壁部の密閉空間内は、0.1Tor
    r程度の圧力とされていることを特徴とする請求項2ま
    たは3記載の電気ポット。
  5. 【請求項5】 内容器の底部は、外縁部を除く部位が上
    方に窪む上げ底状態に構成されていることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の電気ポット。
  6. 【請求項6】 誘導加熱部のトッププレートには、内容
    器の底部の窪みに嵌合する凸部が形成されていることを
    特徴とする請求項5記載の電気ポット。
  7. 【請求項7】 凸部の高さ寸法は、窪み部の深さ寸法よ
    りも小さく構成されていることを特徴とする請求項6記
    載の電気ポット。
  8. 【請求項8】 誘導加熱部のトッププレートには、内容
    器の底面に弾性的に接触して該内容器の温度を検出する
    温度検出部が設けられていることを特徴とする請求項1
    ないし7のいずれかに記載の電気ポット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100753719B1 (ko) * 2006-04-10 2007-08-30 윤호형 라면조리포트
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