JPH0943329A - 方位探知装置 - Google Patents

方位探知装置

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JPH0943329A
JPH0943329A JP7190602A JP19060295A JPH0943329A JP H0943329 A JPH0943329 A JP H0943329A JP 7190602 A JP7190602 A JP 7190602A JP 19060295 A JP19060295 A JP 19060295A JP H0943329 A JPH0943329 A JP H0943329A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手の回転型空中線からの電波を受けて自機
の回転アンテナを用いて方位探知を行う際の偽方位検出
を少なくする。 【解決手段】 受信されたビデオは、量子化され所定ス
キャン毎に最大振幅値が蓄積レジスタ12に蓄積され
る。そして区画毎に最大値を抽出し、またスキャン毎に
区画単位で最小値を求める。メインビーム以外の部分は
ビーム形状が安定しない可能性が高いため、ビーム幅相
当部分に対して、回帰分析を負の2次式で最小2乗近似
で行い、その結果を回帰曲線レジスタ19へ記憶する。
その回帰曲線値から振幅値の減算を行い、分散検定(X
2分布)して確率を算出する。その確率値を前もって設
定していた危険率と比較して大きいもの全てを相加平均
回路23で相加平均値を求め、これを探知方位データと
し出力端子7から出力を行う。 【効果】 従って、自動処理のための探知方位データを
安定に得ることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相手側の回転ア
ンテナ(回転型空中線)からの電波を受け、自機側の回
転アンテナやセクターアンテナなどの回転系アンテナを
用いて方位探知を行う時の偽方位検出を少なくできる方
位探知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の方位探知装置について図8を参照
しながら説明する。図8は、従来の方位探知装置の構成
を示すブロック図である。
【0003】図3において、1は受信したビデオ信号を
量子化する単一固定スライサ、2はビデオ信号の包絡線
の立上りを検出する立上り検出回路、3は立上りを検出
した時の方位データを記憶する方位レジスタ、4はビデ
オ信号の包絡線の立下りを検出する立下り検出回路、5
は立下りを検出した時の方位データを記憶する方位レジ
スタ、6は包絡線の中心方位データを求める相加平均回
路、7は出力端子である。
【0004】つぎに、従来の方位探知装置の動作につい
て説明する。図3に示すように、回転アンテナより受信
したビデオ信号は、単一固定スライサ1で量子化され、
立上り検出回路2でそのビデオ信号の包絡線の立上りを
検出し、アンテナ回転角度信号に基づいてこの時の方位
データを方位レジスタ3に記憶する。なお、アンテナ回
転角度信号は、方位の基準となるものである。
【0005】また、立下り検出回路4でそのビデオ信号
の包絡線の立下りを検出し、同様にこの時の方位データ
を方位レジスタ5に記憶する。そして、この両方位デー
タの中心方位データを相加平均回路6で求めて、これを
目標の方位として、出力端子7に出力していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
方位探知装置では、図9に示しているようなメインビー
ムどうしのビデオ信号のみならず、図10に示すような
自機のサイドローブに相手のメインビームが照射される
ビデオ信号が混入している可能性が高いため、偽方位デ
ータを検出するという問題点があった。
【0007】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、相手側の回転アンテナからの電波
を受けて自機側の回転系アンテナを用いて方位探知を行
う際の偽方位検出を少なくできる方位探知装置を得るこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る方位探知
装置は、回転系アンテナからビデオ信号を得て自動的に
到来電波の方位を求める方位探知装置において、アンテ
ナ方位を等区画に分割し、1区画に入力される前記ビデ
オ信号の振幅の最大値を代表値としてとり、さらに複数
スキャン単位毎の各区画の代表値の最小値をその区画の
データとする偽方位除去手段を備えたものである。
【0009】また、この発明に係る方位探知装置は、前
記偽方位除去手段が、1区画中に入力されるパルスの振
幅の最大値をその区画の代表値とする第1の比較演算回
路と、前記求めた複数スキャン分の各区画の代表値にお
いて同一方位の区画の代表値のうち最小値をその区画の
データとする第2の比較演算回路とを含むものである。
【0010】また、この発明に係る方位探知装置は、さ
らに、前記区画データとメインビーム幅による2次式に
よる回帰分析を行い、この算出された回帰曲線値と前記
区画データとの差をとって母分散検定を行うことにより
目標の判定を行う目標判定手段を備えたものである。
【0011】また、この発明に係る方位探知装置は、前
記回転系アンテナを、回転アンテナとしたものである。
【0012】さらに、この発明に係る方位探知装置は、
前記回転系アンテナを、セクターアンテナとしたもので
ある。
【0013】
【作用】この発明に係る方位探知装置においては、アン
テナ方位を等区画に分割し、1区画に入力される前記ビ
デオ信号の振幅の最大値を代表値としてとり、さらに複
数スキャン単位毎の各区画の代表値の最小値をその区画
のデータとする偽方位除去手段を備えたので、ノイズを
除去でき、偽方位を除去することが可能である。
【0014】また、この発明に係る方位探知装置は、前
記偽方位除去手段が、1区画中に入力されるパルスの振
幅の最大値をその区画の代表値とする第1の比較演算回
路と、前記求めた複数スキャン分の各区画の代表値にお
いて同一方位の区画の代表値のうち最小値をその区画の
データとする第2の比較演算回路とを含むので、ノイズ
を除去できるとともに、偽方位を除去することができ
る。
【0015】また、この発明に係る方位探知装置は、さ
らに、前記区画データとメインビーム幅による2次式に
よる回帰分析を行い、この算出された回帰曲線値と前記
区画データとの差をとって母分散検定を行うことにより
目標の判定を行う目標判定手段を備えたので、安定した
方位データを得ることができる。
【0016】また、この発明に係る方位探知装置は、前
記回転系アンテナを、回転アンテナとしたので、偽方位
を除去でき、安定した方位データを得ることができる。
【0017】さらに、この発明に係る方位探知装置は、
前記回転系アンテナを、セクターアンテナとしたので、
偽方位を除去でき、安定した方位データを得ることがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の一実施の形態の構成に
ついて図1を参照しながら説明する。図1は、この発明
の実施の形態1に係る方位探知装置の構成を示す図であ
る。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。
【0019】図1において、11は多段固定スライサ、
12は蓄積レジスタ、13はエンコード回路、14は各
区画単位毎の比較(最大値)演算回路、15はスキャン
単位毎の比較(最小値)演算回路、16はシフトメモリ
である。
【0020】また、同図において、17はメインビーム
幅判定回路、18は回帰分析回路、19は回帰曲線レジ
スタ、20は差演算回路、21は分散検定回路、22は
信頼度判定回路、23は相加平均回路、7は出力端子で
ある。
【0021】つぎに、この実施の形態1の動作のうち、
前段の偽方位除去処理について図2、図3及び図4を参
照しながら説明する。図2、図3及び図4は、この実施
の形態1の各処理段階のアンテナ指向方位と受信レベル
の関係を示す図である。
【0022】基本的な考え方は、次のとおりである。回
転アンテナで目標パルスを受信する場合、本当に目標が
存在すれば、その受信レベルの変動パターンは「ESM
(レーダ受信装置)・メインビーム・パターン+対象レ
ーダ・サイドローブ・パターン」として受信される。し
かし、「対象レーダ・サイドローブ・パターン」は、そ
の形状を把握することが困難であることに加えて、レベ
ル変動量が「ESM・メインビーム・パターン」の変動
量よりも小さいことから、「振幅測定誤差要因」の一つ
として扱うことにする。従って、方位検出処理を「受信
方位vs受信レベル」という形式のデータの中から、
「ESM・メインビーム・パターン」を検出する処理と
して考える。但し、「受信方位vs受信レベル」の生デ
ータの中には、偽方位を発生させるデータ(ESMのサ
イドローブに対象レーダのメインビームが照射する場
合)が混入している可能性が高いため、複数スキャン分
データを受信してノイズ除去を行う。
【0023】図1に示すように、受信されたビデオ信号
は、多段固定スライサ11で量子化し、ビデオ信号の振
幅に相当する出力を得て、方位の基準となるアンテナ回
転角度信号に基づいて、蓄積レジスタ12で探知用回転
アンテナの所定スキャン単位(例えば、1回転=360
°)毎に振幅レベルを最大値蓄積する。
【0024】次の所定スキャン単位の始めにエンコード
回路13で振幅をコード化し、比較(最大値)演算回路
14で区画毎(等間隔、例えば5°)に最大振幅値を求
める。
【0025】さらに、比較(最小値)演算回路15で各
スキャン毎に区画データの上記最大振幅値中の最小振幅
値を求め、アンテナ回転角度信号に基づいて、シフトメ
モリ16へ記憶を行う。この後、制御装置(図示せず)
により蓄積レジスタ12の内容をリセットして、次の所
定スキャン単位に関する蓄積を開始する。
【0026】具体的な偽方位除去処理は、以下のとおり
である。受信データを{θi、PAi}、(i=1、2、3、
・・・、N)と表す。ここで、θiはパルス受信時のアンテ
ナ方位、PAiは受信振幅である。なお、回転アンテナ
が複数回回転したとき、θiは例えば720°、108
0°というように単純に加算した状態で表現するものと
する。
【0027】回転アンテナの方位(360°)を等間隔
である区画、例えば5°毎に分割する。すなわち、アン
テナ方位θiを0〜5°、5〜10°というように、5
°毎に分割する。例えば、回転アンテナが3回転した場
合は、0〜1080°までを5°毎に分割する。
【0028】受信データ{θi、PAi}を、上記分割
を用いて分類する。1個のパルスのみが1区画に分類さ
れた場合は、その振幅値を代表値とする。複数個のパル
スが同一区画に分類された場合は、その中の最大振幅値
を代表値とする。パルスが入らない区画の場合は、代表
値無しとする。
【0029】このようにして、5°毎の「代表値」を決
定する。例えば、回転アンテナのビーム幅が60°であ
るとし、回転アンテナを3回転して図2のような振幅デ
ータを収集したとする。これを5°毎に区切って代表値
を求めると図3に示すようなデータとなる。代表値とし
て、各区画に入るパルス振幅の最大値を取ることによっ
て、微小なレベルのノイズの影響を受けないようにな
る。
【0030】この後、「0〜5°」と「360〜365
°」のように、360°周期、つまりスキャン単位で対
応する区画の代表値の中で最小値を求める。これを36
0°毎に同一視して、各区画の代表値として最小値を取
ると、図4のようになる。このように、最小値を代表値
にすることによって、自機のサイドローブへの相手のメ
インビームの漏れ込みを除去することができる。
【0031】つづいて、この実施の形態1の動作のう
ち、後段の目標判定処理について図5及び図6を参照し
ながら説明する。図5は、前段の偽方位除去処理で求め
シフトメモリ16に記憶されたデータ例を示す図であ
る。また、図6は、図5のデータ例に基づいて計算した
目標判定処理の結果を示す図である。
【0032】メインビーム幅判定回路17でシフトメモ
リ16に記憶された最小振幅値から−3dBの値をメイ
ンビーム幅と判定し、この回転アンテナのメインビーム
幅に相当する部分にのみついて回帰分析回路18で負の
2次式での最小2乗近似で分析を行い、その結果を回帰
曲線レジスタ19に記憶する。
【0033】その回帰曲線値から上記最小振幅値を差演
算回路20で減算し、分散検定回路21でX2分布によ
る母分散検定を行い確率を算出する。この値を信頼度判
定回路22で前もって設定された危険率よりも大きいも
の全てを相加平均回路23で相加平均値を求め、これを
探知方位データとし、出力端子7から出力する。
【0034】具体的な目標判定処理は、以下のとおりで
ある。前段の偽方位除去処理で求めシフトメモリ16に
記憶された各区画の代表値を{θ'i、PA'i}、(i
=1、2、3、・・・、M)と表す。ここで、θ'1=0〜5°、
θ'2=5〜10°、・・・、θ'M=355〜360°
である。
【0035】目標の方位がθ'i(i=1、2、3、・・・、M)で
あると仮定して、仮説検定(分散検定)を行う。すなわ
ち、アンテナビーム幅をBWとする時、上記データ
{θ'i、PA'i}を用いて、次の式1での最小2乗近
似で回帰分析を行う。つまり、式1のyにPA'iを代
入してxを求める。なお、Aは定数である。
【0036】 y=−12(x−θ'i)2+A ・・・ 式1
【0037】但し、上記回帰曲線への当てはめは、回転
アンテナのビーム幅BWに相当する部分のみに限定す
る。ビーム幅以上の部分は、サイドローブの影響でビー
ム形状が安定しない可能性が高いためである。
【0038】上記回帰曲線への当てはめは、受信データ
に回転アンテナパターンを当てはめることに相当する。
この当てはめ曲線値と、実測データの差を{ERROR'i、
PA'i}、(i=1、2、3、・・・、M)と表し、この差データ
を用いて目標が実際にθ'iに存在する確率を式2及び
式3により計算する。なお、この場合のMはアンテナビ
ーム幅BWから求める。
【0039】 D=(ΣERROR'i2)/M−(ΣERROR'i/M)2 ・・・ 式2
【0040】P=2∫1/√2π・eB、 なお、B=
−x2/2であり、積分範囲は[c〜∞]である。但
し、c=D・√M/(√2σ2) ・・・ 式3
【0041】上記手順で求めたPの値が、危険率Rより
も大きければ目標が存在すると判定する。上記手順を全
てのθ'iについて実施する。なお、本手順で方位探知
をした場合は、複数目標を検出する可能性もある。
【0042】例えば、前段の偽方位除去処理で求めシフ
トメモリ16に記憶された各区画の代表値である受信レ
ベルが図5に示すようなデータの場合は、これらのデー
タを用いて、目標方位を0〜120°まで変化させて、
式1〜式3により目標の存在の確率Pを計算する。各仮
定上での確率Pは、図6のようになる。
【0043】図6の確率Pの中で、危険率R、例えばR
=0.05を越えているのは、目標方位が55〜60°
のときだけである。従って、目標は55〜60°の方位
に存在すると検出する。そして、以上の処理を繰り返
し、相加平均値を求め、これを探知方位データとして出
力する。
【0044】この実施の形態1は、回転アンテナからの
受動的ビデオ信号を得て自動的に到来電波の方位を求め
る方位探知装置において、ビデオ信号の回転角度に対応
する振幅を複数回転することにより偽方位除去を行った
後、つまり偽方位の除去を複数スキャン分データを用い
て実施し、自機のメインビーム幅より導出される2次式
とその回転角度と振幅データによる回帰分析を行い、そ
の結果である回帰曲線と振幅データによる検定判定を行
い合格したものについて目標の存在を確認させるもので
ある。
【0045】すなわち、この実施の形態1における偽方
位除去は、アンテナ方位を等区画に分割を行い、複数の
パルスが同一区画に分類された場合、その最大値をとる
ことでノイズ除去され、複数スキャンにより各区画の最
小値をとることで偽方位除去することが可能である。ま
た、自機メインビーム幅による2次式と区画データと振
幅最小値データによる回帰分析を行い、算出された回帰
曲線と振幅最小値データとの差をとって母分散検定(X
2分布)を行うことにより、目標の判定を行うことが可
能である。
【0046】以上のように、この実施の形態1によれば
回転アンテナを用いて方位探知を行う際の偽方位検出を
少なくするように構成したので、安定した方位データを
得られる効果がある。
【0047】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は回転アンテナの信号(ビデオ、角度)のみを対象とし
ていたが、この実施の形態2は図7に示す通り、セクタ
ー切換検出回路24を追加することにより、蓄積レジス
タ12の順番を、もしくは処理の順番を切り換えること
が可能となり、セクターアンテナの処理が回転アンテナ
と同等となる。
【0048】次に、動作を説明する。図7に示すよう
に、受信されたビデオ信号は多段固定スライサ11によ
り振幅を得て、蓄積レジスタ12で所定スキャン毎に振
幅レベルを最大値蓄積する。その際、セクター切換検出
回路24でセクターアンテナの切換毎に蓄積レジスタ1
2の蓄積箇所を回転アンテナ処理と同等になるように変
更を行う。以下の処理は上記実施の形態1と同様であ
る。
【0049】
【発明の効果】この発明に係る方位探知装置において
は、アンテナ方位を等区画に分割し、1区画に入力され
る前記ビデオ信号の振幅の最大値を代表値としてとり、
さらに複数スキャン単位毎の各区画の代表値の最小値を
その区画のデータとする偽方位除去手段を備えたので、
ノイズを除去でき、偽方位を除去することが可能であ
る。
【0050】また、この発明に係る方位探知装置は、前
記偽方位除去手段が、1区画中に入力されるパルスの振
幅の最大値をその区画の代表値とする第1の比較演算回
路と、前記求めた複数スキャン分の各区画の代表値にお
いて同一方位の区画の代表値のうち最小値をその区画の
データとする第2の比較演算回路とを含むので、ノイズ
を除去できるとともに、偽方位を除去することができ
る。
【0051】また、この発明に係る方位探知装置は、さ
らに、前記区画データとメインビーム幅による2次式に
よる回帰分析を行い、この算出された回帰曲線値と前記
区画データとの差をとって母分散検定を行うことにより
目標の判定を行う目標判定手段を備えたので、安定した
方位データを得ることができる。
【0052】また、この発明に係る方位探知装置は、前
記回転系アンテナを、回転アンテナとしたので、偽方位
を除去でき、安定した方位データを得ることができる。
【0053】さらに、この発明に係る方位探知装置は、
前記回転系アンテナを、セクターアンテナとしたので、
偽方位を除去でき、安定した方位データを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る方位探知装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る方位探知装置
のアンテナ指向方位と受信レベルの関係を示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る方位探知装置
のアンテナ指向方位と受信レベルの関係を示す図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る方位探知装置
のアンテナ指向方位と受信レベルの関係を示す図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る方位探知装置
の目標方位と受信レベルの具体例を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る方位探知装置
の具体例に基づく最終結果を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に係る方位探知装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】 従来の方位探知装置の構成を示すブロック図
である。
【図9】 受信するビデオデータの偽方位混入を説明す
るための概念図である。
【図10】 受信するビデオデータの偽方位混入を説明
するための概念図である。
【符号の説明】
7 出力端子、11 多段固定スライサ、12 蓄積レ
ジスタ、13 エンコード回路、14 比較(最大値)
演算回路、15 比較(最小値)演算回路、16 シフ
トメモリ、17 メインビーム幅判定回路、18 回帰
分析回路、19回帰曲線レジスタ、20 差演算回路、
21 分散検定回路、22 信頼度判定回路、23 相
加平均回路、24 セクター切換検出回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転系アンテナからビデオ信号を得て自
    動的に到来電波の方位を求める方位探知装置において、
    アンテナ方位を等区画に分割し、1区画に入力される前
    記ビデオ信号の振幅の最大値を代表値としてとり、さら
    に複数スキャン単位毎の各区画の代表値の最小値をその
    区画のデータとする偽方位除去手段を備えたことを特徴
    とする方位探知装置。
  2. 【請求項2】 前記偽方位除去手段は、1区画中に入力
    されるパルスの振幅の最大値をその区画の代表値とする
    第1の比較演算回路と、前記求めた複数スキャン分の各
    区画の代表値において同一方位の区画の代表値のうち最
    小値をその区画のデータとする第2の比較演算回路とを
    含むことを特徴とする請求項1記載の方位探知装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記区画データとメインビーム
    幅による2次式による回帰分析を行い、この算出された
    回帰曲線値と前記区画データとの差をとって母分散検定
    を行うことにより目標の判定を行う目標判定手段を備え
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の方位探知装
    置。
  4. 【請求項4】 前記回転系アンテナは、回転アンテナで
    あることを特徴とする請求項1、2又は3記載の方位探
    知装置。
  5. 【請求項5】 前記回転系アンテナは、セクターアンテ
    ナであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の方
    位探知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000187067A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Mitsubishi Electric Corp 方位探知装置
CN1083537C (zh) * 1996-05-14 2002-04-24 北越工业株式会社 油冷式螺旋压缩机
JP2013137277A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Mitsubishi Electric Corp 方位測定装置

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