JP2580790B2 - レーダ信号処理方法及び装置 - Google Patents

レーダ信号処理方法及び装置

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JP2580790B2 JP1243458A JP24345889A JP2580790B2 JP 2580790 B2 JP2580790 B2 JP 2580790B2 JP 1243458 A JP1243458 A JP 1243458A JP 24345889 A JP24345889 A JP 24345889A JP 2580790 B2 JP2580790 B2 JP 2580790B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パルスドップラ処理を用い目標検出及び目
標測角を行うレーダ信号処理方法及び装置に関し、特に
ペンシルビームを用い、パルスドップラ処理後に目標の
自動検出及びモノパルス測角処理を行うレーダ信号処理
方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のレーダ装置は、ペンシルビームを用い
ているために、全空間を捜索するために所定の単位幅で
ペンシルビームを方位・仰角方向に動かしている。この
方位・仰角で指定される空間の一方方向に対し、パルス
ドップラ処理を実施するため、パルスドップラ処理ヒッ
ト数Nのm整数倍のレーダパルスを送信し受信する。こ
の結果、パルスドップラ処理出力としてm個の出力が得
られる。
従来のレーダ信号処理装置では、このm個の出力毎に
目標検出及び目標測角を行い、m個の測角結果を加算平
均し、目標の方位・仰角を算定していた。この従来のレ
ーダ信号処理装置を第2図に示す。すなわち、N×m個
のレーダ受信信号入力は、パルスドップラ処理器201に
よって処理されm個の信号となる。このm個の信号は、
目標検出器202において、所定の基準レベルと各々比較
され目標の有無が検出される。目標が検出された場合
は、その各々m′個(m′≦m)の信号に対し、その検
出した位置において測角演算器203によって、各々測角
が行われる。このm′個の測角結果から平均値算出器20
4によって平均値を算出し、一つの最終測角値を得てい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来のレーダ信号処理装置は、m個
のパルスドップラ処理出力の各々について目標検出を行
っているため、このパルスドップラ処理出力の信号対雑
音比(S/N比)が小さな場合、目標検出が不十分とな
る。また、測角演算後、単純にm′個の信号を加算平均
しているが、m′個の信号の各々の測角精度は、その時
々の測角演算への入力信号のS/N比によって著しく変動
するため、平均化により、むしろ精度が劣化するという
問題がある。
本発明の目的は、上述の問題を解決したレーダ信号処
理方法及び装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、レーダ受信信号に対してパルスドップラ処
理後に目標検出及び目標測角を行うレーダ信号処理方法
において、 パルスドップラ処理後の信号に、パルスドップラ処理
の処理ヒット数と等しい遅延量を与え、この遅延信号と
前記処理後の信号の各々の振幅を比較して制御信号を形
成し、前記処理後の信号と前記遅延信号との平均値を算
出し、この平均値と前記処理後の信号と前記遅延信号の
うちいずれかを前記制御信号に基づいて選択し、この選
択信号を所定の基準レベルと比較して目標の検出を行
い、目標として検出された場合に前記処理後の信号及び
前記遅延信号に対して目標測角演算を行い、これら測角
値を前記制御信号により制御される重み付け係数により
重み付け平均を行い、この平均値及び前記測角値のいず
れかを前記制御信号に基づいて選択することを特徴とす
る。
また本発明は、パルスドップラ処理後に目標検出及び
目標測角を行うレーダ信号処理装置において、 パルスドップラ処理器と、 前記パルスドップラ処理器の出力にパルスドップラ処
理の処理ヒット数と等しい遅延量を与える遅延器と、 前記パルスドップラ処理器の出力及び前記遅延器の出
力の各々の振幅を比較して制御信号を発生する振幅比較
器と、 前記パルスドップラ処理器の出力と前記遅延器の出力
との平均値を算出する平均値算出器と、 前記パルスドップラ処理器の出力、前記遅延器の出力
及び前記平均値算出器出力のうちいずれか一つを前記振
幅比較器からの制御信号に基づき選択する第1の選択器
と、 所定の基準レベルと前記第1の選択器の出力とを比較
することにより目標の検出を行う目標検出器と、 前記目標検出器により目標として検出された場合に、
前記パルスドップラ処理器の出力及び前記遅延器の出力
の各々より目標測角演算を行う測角演算器と、 前記振幅比較器からの制御信号によって制御される重
み付け係数により、前記測角演算器の出力の各々の重み
付け平均を行う重み付け平均値算出器と、 前記測角演算器の出力の各々及び前記重み付け平均値
算出器出力のいずれかを前記振幅比較器の制御信号に基
づき選択する第2の選択器とを備えることを特徴とす
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明のレーダ信号処理装置の一実施例のブ
ロック図である。m=2の場合を示している。
このレーダ信号処理装置は、レーダ受信信号に対して
パルスドップラ処理を行うパルスドップラ処理器101
と、パルスドップラ処理器101の出力にパルスドップラ
処理の処理ヒット数と等しい遅延量を与える遅延器102
と、パルスドップラ処理器101の出力及び遅延器102の出
力を入力とし各々の振幅を比較して制御信号を発生する
振幅比較器103と、パルスドップラ処理器101の出力と遅
延器102の出力との平均値を算出する平均値算出器104
と、パルスドップラ処理器101の出力、遅延器102の出力
及び平均値算出器104の出力のうちいずれか一つを振幅
比較器103からの制御信号に基づき選択する選択器105
と、所定の基準レベルと選択器105の出力信号とを比較
することにより目標の検出を行う目標検出器106と、パ
ルスドップラ処理器101の出力端子及び遅延器102の出力
端子にそれぞれ接続され、目標検出器106により目標と
して検出された場合に測角演算を行う測角演算器107,10
8と、測角演算器107,108の各々の出力端子に接続され、
振幅比較器103の制御信号により重み付け係数を制御さ
れる重み付け平均値算出器109と、測角演算器107,108各
々の出力及び重み付け平均値算出器109の出力とを入力
とし、振幅比較器103の制御信号に基づき入力信号の選
択を行う選択器110とから構成されている。
次に本実施例の動作を説明する。
レーダ受信信号は、パルスドップラ処理器101によっ
て2個の出力信号となる。この2個の信号を同時に処理
するため、パルスドップラ処理器101の出力端子に遅延
器102が接続されている。パルスドップラ処理器101の出
力と遅延器102の出力とは、振幅比較器103によってどち
らも所定の値を越えているか否か、どちらがどれだけ大
きいか等について比較される。この比較結果が、どちら
も所定の値TH1を越え、かつ入力の互いの振幅比が所定
の値TH2以上で所定の値TH3以下の場合に、パルスドップ
ラ処理器101の出力と遅延器102の出力との加算平均を行
う平均値算出器104の出力を選択するよう選択器105を制
御する。また、振幅比較器103での振幅比較結果が、2
個の入力信号のうちいずれかが所定値TH1を越えていな
い場合は、選択器105はパルスドップラ処理器101の出力
および遅延器12の出力のうち所定値TH1を越えている方
の出力を選択する。
すなわち、2個の入力信号の振幅をA1,A2及びノイズ
レベルをNとすると、この2個の信号を加算すれば加算
後のS/Nは、 と表せる。ここでA1A2ならば、 となり、S/N比が改善される。しかし、A1≪A2あるいはA
1≫A2となると、逆に加算により、 あるいは、 となりS/N比が劣化する。したがって後者の場合、加算
は実施しないとする必要がある。
一方、測角演算器107,108は、パルスドップラ処理器1
01の出力及び遅延器102の出力各々より、測角を目標検
出された位置において行う。測角演算器107,108は、重
み付け平均値算出器109及び選択器110に入力される。
重み付け平均値算出器109は、測角演算器107及び108
の出力の重み付け平均値を算出する。このとき、重み付
け係数は振幅比較器103の制御信号により制御される。
上述のように、A1≪A2あるいはA1≫A2の場合、選択器
110は振幅比較器103の制御信号に基づいて、目標検出用
に選択された方(A1またはA2)の測角演算出力を選択
し、測角値として出力する。
A1及びA2のどちらも所定の値TH1を越え、かつ互いの
振幅比が所定の値TH2以上で所定の値TH3以下の場合は、
選択器110は、重み付け平均値算出器109でA1,A2の比に
応じ重み付け係数を可変し重み付け平均を行った出力を
選択し、測角値として出力する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、レーダ受信信号をパル
スドップラ処理した後の複数個の出力の各々の振幅比較
を行い、その比較結果に基づき目標検出のための入力選
択及び測角演算出力の選択を行うことにより、目標検出
の入力としてS/N比を改善した信号を入力することで目
標検出能力を向上すること、及び測角演算出力として、
パルスドップラ処理出力の各々の強度差によって発生す
る測角値の偏差を低くすることを可能とする効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレーダ信号処理装置の系統図、 第2図は従来のレーダ信号処理装置の系統図である。 101,201……パルスドップラ処理器 102……遅延器 103……振幅比較器 104,204……平均値算出器 105,110……選択器 106,202……目標検出器 107,108,203……測角演算器 109……重み付け平均値算出器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーダ受信信号に対してパルスドップラ処
    理後に目標検出及び目標測角を行うレーダ信号処理方法
    において、 パルスドップラ処理後の信号に、パルスドップラ処理の
    処理ヒット数と等しい遅延量を与え、この遅延信号と前
    記処理後の信号の各々の振幅を比較して制御信号を形成
    し、前記処理後の信号と前記遅延信号との平均値を算出
    し、この平均値と前記処理後の信号と前記遅延信号のう
    ちいずれかを前記制御信号に基づいて選択し、この選択
    信号を所定の基準レベルと比較して目標の検出を行い、
    目標として検出された場合に前記処理後の信号及び前記
    遅延信号に対して目標測角演算を行い、これら測角値を
    前記制御信号により制御される重み付け係数により重み
    付け平均を行い、この平均値及び前記測角値のいずれか
    を前記制御信号に基づいて選択することを特徴とするレ
    ーダ信号処理方法。
  2. 【請求項2】パルスドップラ処理後に目標検出及び目標
    測角を行うレーダ信号処理装置において、 パルスドップラ処理器と、 前記パルスドップラ処理器の出力にパルスドップラ処理
    の処理ヒット数と等しい遅延量を与える遅延器と、 前記パルスドップラ処理器の出力及び前記遅延器の出力
    の各々の振幅を比較して制御信号を発生する振幅比較器
    と、 前記パルスドップラ処理器の出力と前記遅延器の出力と
    の平均値を算出する平均値算出器と、 前記パルスドップラ処理器の出力、前記遅延器の出力及
    び前記平均値算出器出力のうちいずれか一つを前記振幅
    比較器からの制御信号に基づき選択する第1の選択器
    と、 所定の基準レベルと前記第1の選択器の出力とを比較す
    ることにより目標の検出を行う目標検出器と、 前記目標検出器により目標として検出された場合に、前
    記パルスドップラ処理器の出力及び前記遅延器の出力の
    各々より目標測角演算を行う測角演算器と、 前記振幅比較器からの制御信号によって制御される重み
    付け係数により、前記測角演算器の出力の各々の重み付
    け平均を行う重み付け平均算出器と、 前記測角演算器の出力の各々及び前記重み付け平均値算
    出器出力のいずれかを前記振幅比較器の制御信号に基づ
    き選択する第2の選択器とを備えることを特徴とするレ
    ーダ信号処理装置。
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