JPH0942496A - 給湯装置の三方向切り替え弁 - Google Patents

給湯装置の三方向切り替え弁

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JPH0942496A
JPH0942496A JP19731595A JP19731595A JPH0942496A JP H0942496 A JPH0942496 A JP H0942496A JP 19731595 A JP19731595 A JP 19731595A JP 19731595 A JP19731595 A JP 19731595A JP H0942496 A JPH0942496 A JP H0942496A
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JP
Japan
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valve
valve body
pipe
line
hot water
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Application number
JP19731595A
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English (en)
Inventor
Hisatoshi Hirota
久寿 広田
Toshiyuki Shioda
敏幸 塩田
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TGK Co Ltd
Original Assignee
TGK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小さなモータ駆動力で管路の切り替えを行うこ
とができる給湯装置の三方向切り替え弁を提供するこ
と。 【解決手段】間隔をあけて配置された一対の閉塞弁部2
01,202とそれを一体的に連結する連結部203と
を有する弁本体200と、第1と第2の管路11,12
の軸線に対して略直角の方向を長手方向とするように弁
本体200の連結部203の途中に穿設された長孔20
5と、モータによって回転駆動されて長孔205と係合
する係合ピン212が回転軸に対して偏心して形成され
た駆動軸211とを有し、駆動軸211を回転させるこ
とにより、弁本体200が第1と第2の管路11,12
の軸線方向に進退して、第2の管路12が閉塞されて第
1と第3の管路11,13が連通する状態と、第1の管
路11が閉塞されて第2と第3の管路12,13が連通
する状態とが切り替わるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、風呂に対する給
湯のための配管管路等を切り替えるための給湯装置の三
方向切り替え弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の給湯装置の三方向切り替え
弁を示しており、第1と第2の管路91,92が真っ直
ぐに接続され、それに略直角に第3の管路93が接続さ
れていて、そのT字状配管の交点に、一方の開口が第3
の管路93に向くようにして直角に曲がった連通路94
を有する球状弁95が配置されている。
【0003】そして、モータによって回転駆動される駆
動軸96で、球状弁95を第3の管路93の軸線回りに
回転させることによって、第2の管路92が閉塞されて
第1と第3の管路91,93が連通する状態と、第1の
管路91が閉塞されて第2と第3の管路92,93が連
通する状態とが切り替わり、その中間状態では第1及び
第2の管路91,92が共に閉塞されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、管路の
連通状態が切り替えられた状態で第1又は第2の管路9
1,92を閉塞するために、球状弁95に密接する弁座
97が設けられている。
【0005】したがって、管路切り替えのために球状弁
95を回転させると、その動作中は常に球状弁95に対
して弁座97との間の摩擦抵抗が作用する。しかも、そ
の抵抗の作用点は駆動軸96の中心軸線から離れていて
大きな抵抗力として作用するので、駆動軸96を回転さ
せるために大きなモータ駆動力を必要とする。
【0006】そこで本発明は、小さなモータ駆動力で管
路の切り替えを行うことができる給湯装置の三方向切り
替え弁を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の給湯装置の三方向切り替え弁は、第1と第
2の管路が真っ直ぐに接続されてそれに略直角に第3の
管路が接続されたT字状配管管路の連通状態を切り替え
るための給湯装置の三方向切り替え弁において、上記第
1と第2の管路を各々閉塞できるように間隔をあけて両
管路に配置された一対の閉塞弁部とその一対の閉塞弁部
を一体的に連結する連結部とを有する弁本体と、上記第
1と第2の管路の軸線に対して略直角の方向を長手方向
とするように上記弁本体の連結部の途中に穿設された長
孔と、モータによって回転駆動されて、上記長孔と係合
する係合ピンが回転軸に対して偏心して形成された駆動
軸とを有し、上記駆動軸を回転させることにより、上記
弁本体が上記第1と第2の管路の軸線方向に進退して、
上記第2の管路が閉塞されて上記第1と第3の管路が連
通する状態と、上記第1の管路が閉塞されて上記第2と
第3の管路が連通する状態とが切り替わるようにしたこ
とを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照して実施の形態を説明
する。図8は、風呂に対する給湯のための配管管路を示
しており、浴槽1に対して、第1のバーナー2で加熱さ
れた追い湯と、第2のバーナー3で加熱された循環湯の
いずれでも選択して給湯できるようになっている。
【0009】第1のバーナー2で加熱された追い湯は第
1の管路11を通って三方向弁20に送られ、循環ポン
プ4で浴槽1から吸い出されて第2のバーナー3で加熱
された循環湯は、第2の管路12を通って三方向弁20
に送られる。三方向弁20と浴槽1との間には、第3の
管路13が配管されている。
【0010】三方向弁20はモータアクチュエータ21
によって駆動されて、第3の管路13に対する第1と第
2の管路11,12の連通状態を切り替えることができ
る。5は開閉弁、6は、風呂場内の蛇口である。
【0011】図2は三方向弁20の正面断面図、図3は
平面断面図であり、第1の管路11と第2の管路12と
が一直線に接続され、それに対して第3の管路13が直
角に接続されて、T字状の配管管路が形成されている。
【0012】そのT字状配管管路の交点には、図1にも
示される弁本体200が、第1と第2の管路11,12
の軸線方向に往復動自在に配置されている。
弁本体200の両端部には、第1の管路11と第2の管
路12を各々閉塞することができる第1の閉塞弁部20
1と第2の閉塞弁部202とが形成されていて、その両
閉塞弁部201,202が、両者より細く形成された連
結部203によって一体に連結されている。
【0013】第1及び第2の閉塞部材201,202
は、共に長円形に形成されていて、弁本体200が第1
と第2の管路11,12の軸線回りに回転するのを規制
している。ただし、閉塞部材201,202を長円形に
形成する以外の手段で弁本体200の回転を規制しても
よい。204は、補強とガタツキ防止のためのリブであ
る。
【0014】第1及び第2の閉塞弁部201,202
は、内方に移動したときには、第1の管路11に形成さ
れた第1の弁座16又は第2の管路12に形成された第
2の弁座17に密接し、第1の管路11又は第2の管路
12を閉塞する。
【0015】弁本体200の連結部203の中間部分は
幅広に(ただし閉塞部材201,202より薄く)形成
されていて、そこに、第1と第2の管路11,12の軸
線に対して直角の方向を長手方向とする長円形の長孔2
05が穿設されている。
【0016】モータアクチュエータ21内には、電動モ
ータと、そのモータの回転を減速するための減速歯車群
及び回転停止位置を制御するための回路などが配置され
ていて、その出力軸211が三方向弁20に回転自在に
嵌め込まれている。19は、シール用のOリングであ
る。
【0017】出力軸211の先端部分には、弁本体20
0の長孔205に係合する断面形状円形の係合ピン21
2が、回転中心軸に対して偏心して形成されている。し
たがって、モータアクチュエータ21によって、図1に
示される矢印Aのごとく出力軸211を回転駆動する
と、係合ピン212の偏心回転によって、弁本体200
が矢印Bのごとく第1と第2の管路11,12の軸線方
向に往復動する。
【0018】その結果、図2及び図3に示されるよう
に、弁本体200が第1の管路11側に突出した状態で
モータアクチュエータ21を停止させたときは、第1の
閉塞部材201と第1の弁座16との間が開いて、第2
の閉塞部材202と第2の弁座17との間が閉じ、第1
の管路11と第3の管路13とが連通して第2の管路1
2が閉塞された状態になる。
【0019】そして、図4及び図5に示されるように、
弁本体200が中間位置にある状態でモータアクチュエ
ータ21を停止させたときは、第1の閉塞部材201と
第1の弁座16との間及び第2の閉塞部材202と第2
の弁座17との間が共に閉じて、第1の管路11と第2
の管路12が共に閉塞された状態になる。
【0020】さらに、図6及び図7に示されるように、
弁本体200が第2の管路12側に突出した状態でモー
タアクチュエータ21を停止させたときは、第2の閉塞
部材202と第2の弁座17との間が開いて、第1の閉
塞部材201と第1の弁座16との間が閉じ、第2の管
路12と第3の管路13とが連通して第1の管路11が
閉塞された状態になる。
【0021】このような切り替え動作において、弁本体
200は、その移動範囲の両端位置において第1又は第
2の閉塞部材201,202が第1又は第2の弁座1
6,17と密接する場合を除いて、中間部ではほとんど
摩擦抵抗を受けない。また、係合ピン212が両端停止
位置付近では弁本体200の進退方向に対して大きな角
度方向に動くので、弁本体200の進退に対して大きな
力を作用させることができる。したがって、モータアク
チュエータ21として強力な駆動力を有するものを用い
なくてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、駆動軸を回転させるこ
とにより、それに偏心して設けられた係合ピンの偏心回
転によって第1と第2の管路の軸線方向に弁本体が進退
駆動されて、第2の管路が閉塞されて第1と第3の管路
が連通する状態と、第1の管路が閉塞されて第2と第3
の管路が連通する状態とが切り替わるようにしたことに
より、弁本体に対して移動範囲の中間部では大きな摩擦
抵抗がかからず、また摩擦抵抗がかかる移動範囲の両端
位置では、偏心回転する係合ピンから弁本体に大きな力
が加わるので、小さなモータ駆動力も管路の切り替えを
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の弁本体の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の三方向弁の正面断面図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態の三方向弁の平面断面図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態の三方向弁の異なる状態の
正面断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の三方向弁の図4に示され
る状態の平面断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の三方向弁のさらに異なる
状態の正面断面図である。
【図7】本発明の実施の形態の三方向弁の図6に示され
る状態の平面断面図である。
【図8】本発明の実施の形態の風呂の給湯配管図であ
る。
【図9】従来の給湯装置の三方向切り替え弁の正面断面
図である。
【符号の説明】
11 第1の管路 12 第2の管路 13 第3の管路 20 三方向弁 21 モータアクチュエータ 200 弁本体 201,202 閉塞部材 203 連結部 205 長孔 211 駆動軸 212 係合ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1と第2の管路が真っ直ぐに接続されて
    それに略直角に第3の管路が接続されたT字状配管管路
    の連通状態を切り替えるための給湯装置の三方向切り替
    え弁において、 上記第1と第2の管路を各々閉塞できるように間隔をあ
    けて両管路に配置された一対の閉塞弁部とその一対の閉
    塞弁部を一体的に連結する連結部とを有する弁本体と、 上記第1と第2の管路の軸線に対して略直角の方向を長
    手方向とするように上記弁本体の連結部の途中に穿設さ
    れた長孔と、 モータによって回転駆動されて、上記長孔と係合する係
    合ピンが回転軸に対して偏心して形成された駆動軸とを
    有し、 上記駆動軸を回転させることにより、上記弁本体が上記
    第1と第2の管路の軸線方向に進退して、上記第2の管
    路が閉塞されて上記第1と第3の管路が連通する状態
    と、上記第1の管路が閉塞されて上記第2と第3の管路
    が連通する状態とが切り替わるようにしたことを特徴と
    する給湯装置の三方向切り替え弁。
JP19731595A 1995-08-02 1995-08-02 給湯装置の三方向切り替え弁 Pending JPH0942496A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266403A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Saginomiya Seisakusho Inc 混合弁
JP2009299736A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Yjs:Kk 弁構造とこれを用いた二方弁及び三方弁

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JP2006266403A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Saginomiya Seisakusho Inc 混合弁
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629