JPH0942281A - ボールカップリング - Google Patents

ボールカップリング

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Publication number
JPH0942281A
JPH0942281A JP7216564A JP21656495A JPH0942281A JP H0942281 A JPH0942281 A JP H0942281A JP 7216564 A JP7216564 A JP 7216564A JP 21656495 A JP21656495 A JP 21656495A JP H0942281 A JPH0942281 A JP H0942281A
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JP
Japan
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race
fixed
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inner edge
movable scroll
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Pending
Application number
JP7216564A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Kitano
教夫 北野
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
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Publication of JPH0942281A publication Critical patent/JPH0942281A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • F01C17/063Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with only rolling movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/42Pumps with cylinders or pistons

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 機器の組立が完了した状態で、レース部材が
固定部材、公転部材から浮き上がるおそれの無いボール
カップリングを提供する。 【解決手段】 固定部材と固定部材に対して公転運動を
行う部材とに装着されて軸方向に対峙する一対のレース
部材と、周方向に互いに間隔を隔ててレース部材間に介
在する複数のボールとを備え、各レース部材には、周方
向に互いに間隔を隔ててボールの転走面を形成する凹部
が形成され、公転部材に装着されるレース部材は、内縁
側が外縁側よりも凹部の開放端側へ突出した皿ばね状に
形成され、内縁に沿った複数の箇所で、公転部材をレー
ス部材の内縁へ向かってかしめることにより、公転部材
に固定され、固定部材に装着されるレース部材は、外縁
側が内縁側よりも凹部の開放端側へ突出した皿ばね状に
形成され、外縁に沿った複数の箇所で、固定部材をレー
ス部材の外縁へ向かってかしめることにより、固定部材
に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクロール型圧縮
機等に使用されて、圧縮室中のガス圧力に対して公転部
材を軸方向に支持し、且つ公転部材の自転を阻止するボ
ールカップリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平5−33811号公報に、固定部
材と固定部材に対して公転運動を行う公転部材とに各々
装着されて軸方向に対峙する一対のレース部材と、周方
向に互いに間隔を隔ててレース部材間に介在する複数の
ボールとを備え、各レース部材には、周方向に互いに間
隔を隔てて、ボールと同数の、ボールの転走面を形成す
る凹部が形成されたボールカップリングであって、レー
ス部材は、周縁部を複数箇所かしめることにより、固定
部材、公転部材に固定されているボールカップリングが
開示されている。上記ボールカップリングは、該ボール
カップリングを介して固定部材と係合する公転部材が公
転する際に、圧縮室中のガス圧力に対して公転部材を軸
方向に支持し、且つボールの転走範囲を凹部内に限定す
ることにより、公転部材の自転を阻止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のボールカップリ
ングには、かしめによってレース部材が変形して固定部
材、公転部材から浮き上がり、ボールカップリングが組
み込まれた機器の組立が完了し、該機器が作動する際
に、ボールカップリングが所期の機能を発揮できないお
それがあるという問題があった。本発明は、上記の問題
に鑑みてなされたものであり、固定部材と固定部材に対
して公転運動を行う公転部材とに各々装着されて軸方向
に対峙する一対のレース部材と、周方向に互いに間隔を
隔ててレース部材間に介在する複数のボールとを備え、
各レース部材には、周方向に互いに間隔を隔てて、ボー
ルと同数の、ボールの転走面を形成する凹部が形成さ
れ、レース部材はかしめにより固定部材、公転部材に固
定された、ボールカップリングであって、ボールカップ
リングが組み込まれた機器の組立が完了した状態で、レ
ース部材が固定部材、公転部材から浮き上がるおそれの
無いボールカップリングを提供すること目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、固定部材と固定部材に対して公
転運動を行う公転部材とに各々装着されて軸方向に対峙
する一対のレース部材と、周方向に互いに間隔を隔てて
レース部材間に介在する複数のボールとを備え、各レー
ス部材には、周方向に互いに間隔を隔てて、ボールと同
数の、ボールの転走面を形成する凹部が形成され、公転
部材に装着されるレース部材は、内縁側が外縁側よりも
凹部の開放端側へ突出した皿ばね状に形成され、内縁に
沿った複数の箇所で、公転部材をレース部材の内縁へ向
かってかしめることにより、公転部材に固定されてお
り、固定部材に装着されるレース部材は、外縁側が内縁
側よりも凹部の開放端側へ突出した皿ばね状に形成さ
れ、外縁に沿った複数の箇所で、固定部材をレース部材
の外縁へ向かってかしめることにより、固定部材に固定
されていることを特徴とするボールカップリングを提供
する。
【0005】本発明に係るボールカップリングにあって
は、該ボールカップリングを介して固定部材と係合する
公転部材が公転する際に、ボールの転走範囲が凹部内に
限定されることにより、公転部材の自転が阻止される。
本発明に係るボールカップリングにあっては、公転部材
に装着されるレース部材は、内縁側が外縁側よりも凹部
の開放端側へ突出した皿ばね状に形成されているので、
内縁に沿った複数の箇所で、公転部材をレース部材の内
縁へ向かってかしめることにより、公転部材に寄り添っ
た状態で公転部材に固定される。固定部材に装着される
レース部材は、外縁側が内縁側よりも凹部の開放端側へ
突出した皿ばね状に形成されているので、外縁に沿った
複数の箇所で、固定部材をレース部材の外縁へ向かって
かしめることにより、固定部材に寄り添った状態で固定
部材に固定される。従って、本発明に係るボールカップ
リングが組み込まれた機器の組立が完了した状態で、レ
ース部材が固定部材、公転部材から浮き上がるおそれは
無い。
【0006】また本発明においては、固定部材と固定部
材に対して公転運動を行う公転部材とに各々装着されて
軸方向に対峙する一対のレース部材と、周方向に互いに
間隔を隔ててレース部材間に介在する複数のボールとを
備え、各レース部材には、周方向に互いに間隔を隔て
て、ボールと同数の、ボールの転走面を形成する凹部が
形成され、公転部材に装着されるレース部材は、内縁に
沿った複数の箇所で、公転部材をレース部材の内縁へ向
かってかしめることにより、公転部材に固定されてお
り、固定部材に装着されるレース部材は、外縁に沿った
複数の箇所で、固定部材をレース部材の外縁へ向かって
かしめることにより、固定部材に固定されており、公転
部材に装着されるレース部材は、ボールカップリングが
組み込まれた機器の組立が完了した状態でボールからレ
ース部材に印加される力により公転部材に寄り添うよう
に径方向の剛性分布が決定されており、固定部材に装着
されるレース部材は、ボールカップリングが組み込まれ
た機器の組立が完了した状態でボールからレース部材に
印加される力により固定部材に寄り添うように径方向の
剛性分布が決定されていることを特徴とするボールカッ
プリングを提供する。
【0007】本発明に係るボールカップリングにあって
は、公転部材に装着されるレース部材は、ボールカップ
リングが組み込まれた機器の組立が完了した状態でボー
ルからレース部材に印加される力により公転部材に寄り
添うように径方向の剛性分布が決定されており、固定部
材に装着されるレース部材は、ボールカップリングが組
み込まれた機器の組立が完了した状態でボールからレー
ス部材に印加される力により固定部材に寄り添うように
径方向の剛性分布が決定されているので、本発明に係る
ボールカップリングが機器に組み込まれた機器の組立が
完了した状態で、レース部材が固定部材、公転部材から
浮き上がるおそれは無い。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例に係るボール
カップリングを備えるスクロール型圧縮機を、図1〜図
6に基づいて説明する。図1において、10はスクロー
ル型圧縮機のハウジングである。ハウジング10は、大
径の有底円筒体から成るリアハウジング10aと、リア
ハウジング10aの開放端に固定された、大径円筒部1
0b1 と小径円筒部10b2 とから成るフロントハウジ
ング10bとを備えている。リアハウジング10aとフ
ロントハウジング10bとは、同心状に配設されてい
る。
【0009】ハウジング10の中心軸線X上に配設され
たシャフト11が、フロントハウジング10bの小径円
筒部10b2 を通って、ハウジング10内に延びてい
る。シャフト11は、フロントハウジング10bの小径
円筒部10b2 に包囲された小径部11aと、フロント
ハウジング10bの大径円筒部10b1 に包囲された大
径部11bとを備えている。大径部11bの端面には、
軸線Xに平行に延びる駆動ピン12が、軸線Xから偏心
して固定されている。シャフト11は、大径部11bが
ボールベアリング13を介してフロントハウジング10
bの大径円筒部10b1 により回転自在に支承され、小
径部11aがボールベアリング14を介してフロントハ
ウジング10bの小径円筒部10b2 により回転自在に
支承されている。
【0010】フロントハウジング10bの小径円筒部1
0b2 の径方向外方に電磁クラッチ15が配設されてい
る。電磁クラッチ15は、フロントハウジング10bの
小径円筒部10b2 に回転自在に外嵌すると共に、図示
しないVベルトを介して図示しない外部駆動源に接続さ
れたプーリ15aと、フロントハウジング10bの小径
円筒部10b2 に固定された励磁コイル15bと、シャ
フト11の小径部11aの端部に固定された回転伝達板
15cとを備えている。電磁クラッチ15を介して、図
示しない外部駆動源によりシャフト11が回転駆動され
る。
【0011】リアハウジング10a内には、固定スクロ
ール16が配設されている。固定スクロール16は、軸
線Xと同心に配設されてリアハウジング10aに嵌合す
る円板状の端板16aと、端板16aの一方の面に形成
されたうず巻き体16bと、端板16aの他方の面に形
成された脚16cとを備えている。端板16aの中心部
には吐出穴16a1 が形成されている。固定スクロール
16は、脚16cがリアハウジング10aの底部10a
1 に当接した状態で、ボルト17により、リアハウジン
グ10aに固定されている。固定スクロールの端板16
aにより、リアハウジング10aの内部空間は吸入室1
8と吐出室19とに仕切られている。リアハウジング1
0a内には、固定スクロール16に隣接して可動スクロ
ール20が配設されている。可動スクロール20は、円
板状の端板20aと、端板20aの一方の面に形成され
たうず巻き体20bと、端板20aの他方の面に形成さ
れた環状のボス20cとを備えている。端板20aの中
心軸線Yは、軸線Xから距離rS 偏心している。可動ス
クロール20のうず巻き体20bは、固定スクロール1
6のうず巻き体16bと、180°の角度のずれをもっ
てかみ合っている。
【0012】ボス20cには、端板20aと同心に配設
された厚肉円板状のブッシュ21が、ニードルベアリン
グ22を介して回転自在に内嵌している。ブッシュ21
には、軸線Xに平行に延びる偏心貫通穴21aが形成さ
れ、また、径方向に延びるバランスウエイト23が固定
されている。貫通穴21aは、シヤフト11の大径部1
1bに固定された駆動ピン12を、摺動可能に収容して
いる。ブッシュ21に形成されたピン21bが、シャフ
ト11の大径部11bの端部に形成されたピン21bよ
りも僅かに大径の穴に嵌合している。
【0013】フロントハウジング10bの大径円筒部1
0b1 の端部に固定された固定側レース24と、可動ス
クロール20の端板20aに固定された可動スクロール
側レース25と、周方向に互いに間隔を隔てて固定側レ
ース24と可動スクロール側レース25との間に介在す
る複数のボール26とにより、可動スクロール軸方向支
持用兼可動スクロール自転防止用のボールカップリング
が構成されている。
【0014】図1、図2、図4に示すように、固定側レ
ース24は、外縁フランジ24aと、内縁フランジ24
bとを有する円環状を成している。固定側レース24に
は、周方向に互いに間隔を隔てて複数の円形凹部24c
が形成されている。円形凹部24cは、平坦な円形底部
24c1 と、円形底部24c1 を取り囲み円形底部24
1 に滑らかに接続する、円形底部24c1 側へ凸に湾
曲した円環状の第1側壁部24c2 と、第1側壁部24
2 を取り囲み第1側壁部24c2 に滑らかに接続す
る、円形凹部24cの開放端側へ凸に湾曲した円環状の
第2側壁部24c3 とにより構成されている。円形底部
24c1 の直径d0 は、可動スクロール20の公転運動
の半径rS と略同一値に設定されている。円形底部24
1 と第1側壁部24c2 とにより、ボール26の転走
面が形成されている。図5に示すように、固定側レース
24は、外縁フランジ24a側が内縁フランジ24b側
よりも円形凹部24cの開放端側へ突出した皿ばね状
に、プレス成形されている。
【0015】固定側レース24は、フロントハウジング
10bの大径円筒部10b1 の端部の内縁部に形成され
た環状段部10b3 に嵌合している。固定側レース24
の外縁フランジ24aは、環状段部10b3 の外縁に形
成された環状溝10b4 に嵌合している。固定側レース
24の内縁フランジ24bは、フロントハウジング10
bの大径円筒部10b1 の端部の内縁αから径方向内方
ヘはみ出している。固定側レース24は、固定側レース
24の外縁フランジ24aに形成された一対の切欠とフ
ロントハウジング10bの大径円筒部10b1 の端部に
形成された一対の穴10b5 とに緊密に嵌合する一対の
スプリングピン27により位置決めされている。固定側
レース24は、固定側レース24の外縁に沿った複数の
位置βで、フロントハウジング10bの大径円筒部10
1 の端部を、固定側レース24の外縁へ向かってかし
めることにより、フロントハウジング10bの大径円筒
部10b1 の端部に固定されている。フロントハウジン
グ10bの大径円筒部10b1 の端部を、固定側レース
24の外縁へ向かってかしめることにより、外縁フラン
ジ24a側が内縁フランジ24b側よりも円形凹部24
cの開放端側へ突出した皿ばね状に成形された固定側レ
ース24に、内縁フランジ24b側が外縁フランジ24
a側よりも円形凹部24cの開放端側へ突出した皿ばね
状に変成させようとする力が加わる。この結果、固定側
レース24は、平板円環状となり、図4に示すように、
フロントハウジングの大径円筒部に形成された環状段部
10b3 に寄り添う。
【0016】図1、図3、図4に示すように、固定側レ
ース24と同一寸法の外縁フランジ25a、内縁フラン
ジ25b、円形凹部25cを有する可動スクロール側レ
ース25が、可動スクロール20の端板20aの外縁部
に形成された環状段部20a1 に嵌合している。固定側
レース24と同様に、円形凹部25cの平坦な円形底部
と該円形底部を取り囲む第1側壁部とにより、ボール2
6の転走面が形成されている。図6に示すように、固定
側レース25は、内縁フランジ25b側が外縁フランジ
25a側よりも円形凹部25cの開放端側へ突出した皿
ばね状に、プレス成形されている。
【0017】可動スクロール側レース25の内縁フラン
ジ25bは、環状段部20a1 の内縁に形成された環状
溝20a2 に嵌合している。可動スクロール側レース2
5の外縁フランジ25aは、可動スクロール20の端板
20aの外縁γから径方向外方ヘはみ出している。可動
スクロール側レース25は、可動スクロール側レース2
5の内縁フランジ25bに形成された一対の切欠と可動
スクロール20の端板20aに形成された一対の穴20
3 とに緊密に嵌合する一対のスプリングピン28によ
り位置決めされている。可動スクロール側レース25
は、可動スクロール側レース25の内縁に沿った複数の
位置δで、可動スクロール20の端板20aを、可動ス
クロール側レース25の内縁へ向かってかしめることに
より、可動スクロール20の端板20aに固定されてい
る。可動スクロール20の端板20aを、可動スクロー
ル側レース25の内縁へ向かってかしめることにより、
内縁フランジ25b側が外縁フランジ25a側よりも円
形凹部25cの開放端側へ突出した皿ばね状に成形され
た固定側レース25に、外縁フランジ25a側が内縁フ
ランジ25b側よりも円形凹部25cの開放端側へ突出
した皿ばね状に変成させようとする力が加わる。この結
果、可動スクロール側レース25は、平板円環状とな
り、図4に示すように、可動スクロールの端板20aの
環状段部20a2 に寄り添う。
【0018】図1、図4に示すように、ボール26は、
固定側レース24の円形凹部24cと、対峙する可動ス
クロール側レース25の円形凹部25cとに挟持された
状態で、固定側レース24と可動スクロール側レース2
5との間に介在している。
【0019】上記構成を有する、本発明の実施例に係る
ボールカップリングを備えるスクロール型圧縮機の作動
と、ボールカップリングの作動とを説明する。図示しな
い外部駆動源により、電磁クラッチ15を介して、シャ
フト11が回転駆動される。シャフト11が回転する
と、ブッシュ21が軸線Xの回りを半径rS で公転し、
可動スクロール20が軸線Xの回りを半径rS で公転す
る。可動スクロール20の公転により、互いにかみ合う
可動スクロールのうず巻き体20bと固定スクロールの
うず巻き体16bとの間に形成された空間、すなわち圧
縮室が、その容積を減少させつつ、うず巻きの中心方向
へ移動する。この結果、外部流体回路からハウジング1
0に形成された図示しない吸入ポートを通って吸入室1
8に流入した流体が、両うず巻きの外周端部から圧縮室
内に取り込まれ、圧縮室内で圧縮され、固定スクロール
に形成された吐出穴16a1 を通って、吐出室19に流
出する。吐出室19に流入した加圧流体は、リアハウジ
ング10aに形成された図示しない吐出ポートを通っ
て、外部流体回路へ流出する。液圧縮時等において圧縮
室内の圧力が所定値以上に上昇すると、ブッシュ21が
駆動ピン12の回りに揺動し、端板20aの中心軸線Y
の軸線Xからの偏心距離rS が減少し、可動スクロール
20の公転半径が縮小し、圧縮室の気密性が低下し、圧
縮室内の圧力が低下する。これにより、圧縮機の作動停
止、部材の破損等が防止される。流体を圧縮する際に可
動スクロール20に加わる軸線X方向の反力と、径方向
の可動スクロール自転阻止力とは、可動スクロール側レ
ース25、ボール部材26、固定側レース24を介して
フロントハウジング10bに伝達される。
【0020】可動スクロール20の公転に伴って、ボー
ル26は、円形凹部24c、25c内を、可動スクロー
ル20の公転半径rS と略同一直径の円軌道を描いて転
走する。円形底部24c1 の直径d0 は、可動スクロー
ル20の公転運動の半径rSと略同一値に設定されてお
り、円形底部24c1 は、円形底部24c1 に滑らかに
接続する、円形底部24c1 側へ凸に湾曲した円環状の
第1側壁部24c2 によって取り囲まれており、円形凹
部25cの円形底部についても同様なので、可動スクロ
ール20の公転に伴って、ボール26は、円形凹部24
cの第1側壁部24c2 ヘ押しつけられ、且つ円形凹部
25cの第1側壁部ヘ押しつけられた状態で、円形凹部
24c、25c内を、可動スクロール20の公転半径r
S と略同一直径の円軌道を描いて滑らかに転走すること
ができる。この結果、可動スクロール20はフロントハ
ウジング10b、ひいては固定スクロール16に対し
て、所定の角度関係を維持しつつ、公転することにな
る。可動スクロール20が公転する際に、可動スクロー
ル20は、ブッシュ21の回りに自転しようとする。し
かし、ボール26の転走範囲が、円形凹部24c、25
c内に限定されるので、可動スクロール20の自転は阻
止される。
【0021】本実施例に係るボールカップリングにあっ
ては、固定側レース24は、外縁フランジ24a側が内
縁フランジ24b側よりも円形凹部24cの開放端側へ
突出した皿ばね状に成形されているので、固定側レース
24の外縁に沿った複数の箇所βで、フロントハウジン
グの大径円筒部10b1 の端部を固定側レース24の外
縁へ向かってかしめることにより、固定側レース24
は、フロントハウジングの大径円筒部10b1 に形成さ
れた環状段部10b3 に寄り添った状態でフロントハウ
ジングの大径円筒部10b1 に固定される。同様に、可
動スクロール側レース25は、内縁フランジ25b側が
外縁フランジ25a側よりも円形凹部25cの開放端側
へ突出した皿ばね状に成形されているので、可動スクロ
ール側レース25の内縁に沿った複数の箇所δで、可動
スクロールの端板20aを可動スクロール側レース25
の内縁へ向かってかしめることにより、可動スクロール
側レース25は、可動スクロールの端板20aに形成さ
れた環状段部20a2 に寄り添った状態で可動スクロー
ルの端板20aに固定される。従って、本実施例に係る
ボールカップリングが組み込まれたスクロール型圧縮機
の組立が完了した状態で、固定側レース24、可動スク
ロール側レース25がフロントハウジングの大径円筒部
10b1 の端部、可動スクロールの端板20aから浮き
上がるおそれは無い。
【0022】本発明の第2実施例を図7〜10に基づい
て説明する。図7、図8に示すように、本実施例に係る
ボールカップリングにあっては、固定側レース34、可
動スクロール側レース35は、第1実施例の固定側レー
ス24の外縁フランジ24a、内縁フランジ24b、可
動スクロール側レース25の外縁フランジ25a、内縁
フランジ25bに相当する外縁フランジ、内縁フランジ
を有さない。フロントハウジングの大径部10b1 の端
部の内縁部に環状の第1段部10b5 が形成され、第1
段部10b5 の外縁に環状の第2段部10b6 が形成さ
れている。固定側レース34の中央部が第1環状段部1
0b5 に嵌合し、固定側レース34の外縁部が第2環状
段部10b6 に嵌合している。固定側レース34は、固
定側レース34の外縁に沿って、複数の箇所で、フロン
トハウジングの大径部10b1 の端部を、固定側レース
34の外縁ヘ向かってかしめることにより、フロントハ
ウジングの大径部10b1 に固定されている。可動スク
ロールの端板20aの外縁部に環状の第1段部20a3
が形成され、第1段部20a3 の内縁に環状の第2段部
20a4 が形成されている。可動スクロール側レース3
5の中央部が第1環状段部20a3 に嵌合し、可動スク
ロール側レース35の内縁部が第2環状段部20a4
嵌合している。可動スクロール側レース35は、可動ス
クロール側レース35の内縁に沿って、複数の箇所で、
可動スクロールの端板20aを、可動スクロール側レー
ス35の内縁ヘ向かってかしめることにより、可動スク
ロールの端板20aに固定されている。
【0023】本実施例に係るボールカップリングにあっ
ては、図9(a)に示すように、フロントハウジングの
大径部10b1 の端部を、固定側レース34の外縁ヘ向
かってかしめることにより、固定側レース34は皿ばね
状に変形し、固定側レース34の内縁部は、フロントハ
ウジングの第1段部10b5 から浮き上がる。可動スク
ロールの端板20aを、可動スクロール側レース35の
内縁ヘ向かってかしめることにより、可動スクロール側
レース35は皿ばね状に変形し、可動スクロール側レー
ス35の外縁部は、可動スクロールの端板の第1段部2
0a3 から浮き上がる。上記の固定側レース34、可動
スクロール側レース35の変形は、解析的に或いは実験
的に求めることができる。本実施例に係るボールカップ
リングが組み込まれたスクロール型圧縮機の組立が完了
すると、組立用ボルトの締め付けにより、図9(b)で
矢印で示すように、ボール36から固定側レース34、
可動スクロール側レース35に力Fが印加される。力F
の大きさは、スクロール型圧縮機の設計時に決定される
ものであり既知である。固定側レース34は、図9
(a)に示す皿ばね状態で、且つ外縁が支持された状態
で、力Fが印加された時に、変形してフロントハウジン
グの第1段部10b5 に寄り添うように、径方向の剛性
分布が決定されている。固定側レース34のかしめによ
る変形と、力Fの値とが既知なので、解析的に或いは実
験的に、上記の剛性分布を決定することができる。同様
に、可動スクロール側レース35は、図9(a)に示す
皿ばね状態で、且つ内縁が支持された状態で、力Fが印
加された時に、変形して可動スクロールの端板の第1段
部20a3 に寄り添うように、径方向の剛性分布が決定
されている。固定側レース34の径方向の剛性分布、可
動スクロール側レース35の径方向の剛性分布が、上記
のように決定されているので、本実施例に係るボールカ
ップリングが組み込まれたスクロール型圧縮機の組立が
完了した状態では、図9(b)に示すように、固定側レ
ース34はフロントハウジングの第1段部10b5 に寄
り添っており、可動スクロール側レース35は可動スク
ロールの端板の第1段部20a3 に寄り添っている。す
なわち、本実施例に係るボールカップリングが組み込ま
れたスクロール型圧縮機の組立が完了した状態で、固定
側レース34がフロントハウジングの第1段部10b5
から浮き上がり、可動スクロール側レース35が可動ス
クロールの端板の第1段部20a3 から浮き上がるおそ
れは無い。
【0024】第1実施例に係る固定側レース24、可動
スクロール側レース25を固定する際に使用されるかし
め治具を図10、11に基づいて説明する。図10に示
すように、固定側レース24用のかしめ治具40は、厚
肉円板部40aと、厚肉円板部40aの周縁に形成され
た円環状のフランジ部40bと、周方向に互いに所定間
隔を隔ててフランジ部40bの端部に形成された三角形
断面の複数の爪40cとにより構成されている。外縁フ
ランジ24aを環状溝10b4 に嵌合させた状態で固定
側レース24を環状段部10b3 に嵌合させた後、円筒
状のガイド50をフロントハウジングの大径円筒部10
1 に外嵌合させる。次いで、かしめ治具40をガイド
50に内嵌合させ、環状溝10b4 外方のフロントハウ
ジングの大径円筒部10b1 の端部にかしめ治具40の
爪40cを当接させ、プレス機等を用いてかしめ治具4
0を、フロントハウジングの大径円筒部10b1 の端部
に押し付ける。これにより、フロントハウジングの大径
円筒部10b1 の端部の、爪40cに隣接する部分が、
固定側レース24の外縁フランジ24aヘ向かってかし
められ、固定側レース24は、フロントハウジングの大
径円筒部10b1 の端部に固定される。固定作業完了
後、かしめ治具40、円筒状のガイド50を撤去する。
図11に示すように、可動スクロール側レース25用の
かしめ治具41は、厚肉円板部41aと、厚肉円板部4
1aの周縁に形成された円環状のフランジ部41bと、
周方向に互いに所定間隔を隔ててフランジ部41bの端
部に形成された三角形断面の複数の爪41cとにより構
成されている。内縁フランジ25bを環状溝20a2
嵌合させた状態で可動スクロール側レース25を環状段
部20a1 に嵌合させた後、かしめ治具41をボス20
cに外嵌合させ、環状溝20a2 内方の可動スクロール
端板20aにかしめ治具41の爪41cを当接させ、プ
レス機等を用いてかしめ治具41を、可動スクロール端
板20aに押し付ける。これにより、可動スクロール端
板20aの、爪41cに隣接する部分が、可動スクロー
ル側レース25の内縁フランジ25bヘ向かってかしめ
られ、可動スクロール側レース24は、可動スクロール
端板20aに固定される。固定作業完了後、かしめ治具
41を撤去する。図10、11で一点鎖線で示すよう
に、かしめ用治具40、41に、周方向に互いに間隔を
隔てて複数の押さえ部40d、41dを形成し、押さえ
部40d、41dで、固定側レース24、可動スクロー
ル側レース25を押さえつつ、前記かしめ作業を行って
も良い。押さえ部40d、41dで、固定側レース2
4、可動スクロール側レース25を押さえることによ
り、かしめ作業時に、固定側レース24の内縁側部分が
環状段部10b3 から浮き上がり、可動スクロール側レ
ース25の外縁部分が環状段部20a1 から浮き上がる
のが防止される。第2実施例に係る固定側レース34、
可動スクロール側レース35も、かしめ用治具40、4
1を用いて固定することができる。
【0025】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されない。第2実施例において、決
定された固定側レース34、可動スクロール側レース3
5の剛性が、スクロール型圧縮機の円滑な作動を保証す
るのに必要な剛性に比べて小さい場合には、図12に示
すように、フロントハウジングの第1段部10b5 、可
動スクロールの端板の第1段部20a3 に、固定側レー
ス34、可動スクロール側レース35の形状に倣った肉
盛りを施し、固定側レース34、可動スクロール側レー
ス35の全体を、フロントハウジングの第1段部10b
5 、可動スクロールの端板の第1段部20a3 で支持す
るようにしても良い。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から判るごとく、本発明に係
るボールカップリングにあっては、公転部材に装着され
るレース部材は、内縁側が外縁側よりも凹部の開放端側
へ突出した皿ばね状に形成されているので、内縁に沿っ
た複数の箇所で、公転部材をレース部材の内縁へ向かっ
てかしめることにより、公転部材に寄り添った状態で公
転部材に固定される。固定部材に装着されるレース部材
は、外縁側が内縁側よりも凹部の開放端側へ突出した皿
ばね状に形成されているので、外縁に沿った複数の箇所
で、固定部材をレース部材の外縁へ向かってかしめるこ
とにより、固定部材に寄り添った状態で固定部材に固定
される。従って、本発明に係るボールカップリングが組
み込まれた機器の組立が完了した状態で、レース部材が
固定部材、公転部材から浮き上がるおそれは無い。
【0027】本発明に係るボールカップリングにあって
は、公転部材に装着されるレース部材は、ボールカップ
リングが組み込まれた機器の組立が完了した状態でボー
ルからレース部材に印加される力により公転部材に寄り
添うように径方向の剛性分布が決定されており、固定部
材に装着されるレース部材は、ボールカップリングが組
み込まれた機器の組立が完了した状態でボールからレー
ス部材に印加される力により固定部材に寄り添うように
径方向の剛性分布が決定されているので、本発明に係る
ボールカップリングが機器に組み込まれた機器の組立が
完了した状態で、レース部材が固定部材、公転部材から
浮き上がるおそれは無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るボールカップリング
を備えるスクロール型圧縮機の側断面図である。
【図2】図1に示すスクロール型圧縮機の、ボールカッ
プリングを構成する固定側レースの正面図である。
【図3】図1に示すスクロール型圧縮機の、ボールカッ
プリングを構成する可動スクロール側レースの正面図で
ある。
【図4】図2、図3の線IV-IV に沿った、一部を省略し
た断面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るボールカップリング
の固定側レースの一部を切り出した側面図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るボールカップリング
の可動スクロール側レースの一部を切り出した側面図で
ある。
【図7】本発明の第2実施例に係るボールカップリング
を備えるスクロール型圧縮機の側断面図である。
【図8】図7の円VIIIで囲んだ部分の拡大図であ
る。
【図9】本発明の第2実施例に係るボールカップリング
の、スクロール型圧縮機への組付け時の形状(a)と、
スクロール型圧縮機の組立完了時の形状(b)とを示
す、断面図である。
【図10】第1実施例に係る固定側レースを固定する際
に使用されるかしめ治具の断面図である。
【図11】第1実施例に係る可動スクロール側レースを
固定する際に使用されるかしめ治具の断面図である。
【図12】本発明の第2実施例に係るボールカップリン
グを備えるスクロール型圧縮機の変形例を示す、ボール
カップリングの断面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 16 固定スクロール 20 可動スクロール 24、34 固定側レース 25、35 可動スクロール側レース 26、36 ボール 40、41 かしめ治具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と固定部材に対して公転運動を
    行う公転部材とに各々装着されて軸方向に対峙する一対
    のレース部材と、周方向に互いに間隔を隔ててレース部
    材間に介在する複数のボールとを備え、各レース部材に
    は、周方向に互いに間隔を隔てて、ボールと同数の、ボ
    ールの転走面を形成する凹部が形成され、公転部材に装
    着されるレース部材は、内縁側が外縁側よりも凹部の開
    放端側へ突出した皿ばね状に形成され、内縁に沿った複
    数の箇所で、公転部材をレース部材の内縁へ向かってか
    しめることにより、公転部材に固定されており、固定部
    材に装着されるレース部材は、外縁側が内縁側よりも凹
    部の開放端側へ突出した皿ばね状に形成され、外縁に沿
    った複数の箇所で、固定部材をレース部材の外縁へ向か
    ってかしめることにより、固定部材に固定されているこ
    とを特徴とするボールカップリング。
  2. 【請求項2】 固定部材と固定部材に対して公転運動を
    行う公転部材とに各々装着されて軸方向に対峙する一対
    のレース部材と、周方向に互いに間隔を隔ててレース部
    材間に介在する複数のボールとを備え、各レース部材に
    は、周方向に互いに間隔を隔てて、ボールと同数の、ボ
    ールの転走面を形成する凹部が形成され、公転部材に装
    着されるレース部材は、内縁に沿った複数の箇所で、公
    転部材をレース部材の内縁へ向かってかしめることによ
    り、公転部材に固定されており、固定部材に装着される
    レース部材は、外縁に沿った複数の箇所で、固定部材を
    レース部材の外縁へ向かってかしめることにより、固定
    部材に固定されており、公転部材に装着されるレース部
    材は、ボールカップリングが組み込まれた機器の組立が
    完了した状態でボールからレース部材に印加される力に
    より公転部材に寄り添うように径方向の剛性分布が決定
    されており、固定部材に装着されるレース部材は、ボー
    ルカップリングが組み込まれた機器の組立が完了した状
    態でボールからレース部材に印加される力により固定部
    材に寄り添うように径方向の剛性分布が決定されている
    ことを特徴とするボールカップリング。
JP7216564A 1995-08-03 1995-08-03 ボールカップリング Pending JPH0942281A (ja)

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