JPH0942178A - 横置き型スクロール圧縮機 - Google Patents

横置き型スクロール圧縮機

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Publication number
JPH0942178A
JPH0942178A JP21399895A JP21399895A JPH0942178A JP H0942178 A JPH0942178 A JP H0942178A JP 21399895 A JP21399895 A JP 21399895A JP 21399895 A JP21399895 A JP 21399895A JP H0942178 A JPH0942178 A JP H0942178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
housing
scroll compressor
compression chamber
gas
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21399895A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Yuzaki
恒夫 勇崎
Yasuji Maruiwa
保治 丸岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP21399895A priority Critical patent/JPH0942178A/ja
Publication of JPH0942178A publication Critical patent/JPH0942178A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング4内下部に溜まった液冷媒や潤滑
油27の液面がスクロール型圧縮機構Cのガス吸込口26、
60から圧縮室24内に吸い込まれるのを防止する。 【解決手段】 固定スクロール1と旋回スクロール2と
を互いに噛み合わせることによって限界される圧縮室27
への一対のガス吸込口26、60をハウジング4内上部に位
置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機等に組み
込まれる横置き型スクロール圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール圧縮機の1例が図2及
び図3に示されている。図2において、4はハウジング
で、カップ状右ハウジング49と、フレーム5と、カップ
状左ハウジング43とからなり、これらはボルト56によっ
て互いに締結されている。右ハウジング49の内部には電
動モータMが配設され、左ハウジング43の内部にはスク
ロール型圧縮機構Cがそれぞれ配設されている。
【0003】電動モータMとスクロール型圧縮機構Cは
回転シヤフト3を介して互いに連動連結されている。回
転シヤフト3の右端はサブベアリング51を介して右ハウ
ジング49に軸承され、左端はメインベアリング52を介し
てフレーム5に軸承されている。
【0004】電動モータMはロータMa とステータMb
とからなり、ロータMa は回転シヤフト3に固定され、
ステータMb は右ハウジング49に圧入することによって
固定されている。
【0005】スクロール型圧縮機構Cは固定スクロール
1、旋回スクロール2等からなる。
【0006】固定スクロール1は端板11とその内面に立
設されたうず巻状ラップ12とを備え、この端板11の外周
面を左ハウジング43の内周面に密接させることによって
端板11の左側には吐出室46が形成され、右側には吸入室
47が形成されている。
【0007】また、端板11の中央には吐出ポート13が穿
設され、この吐出ポート13は吐出弁17によって開閉され
るようになっている。そして、この端板11の外面から左
方に突出する複数の突起15にボルト57を螺入することに
よって固定スクロール1は左ハウジング43に締結されて
いる。
【0008】旋回スクロール2は端板21とこの内面に立
設されたうず巻状ラップ22とを備え、この端板21の外面
中央に立設されたボス23内にはドライブブッシュ32が旋
回軸受34を介して回転自在に嵌装されている。このドラ
イブブッシュ32に穿設されたスライド溝33内には回転シ
ヤフト3の左端に偏心して突設された偏心駆動ピン31が
スライド可能に嵌合されている。
【0009】端板21の外面はスラストベアリング53を介
してフレーム5の左端面と摺接し、端板21とフレーム5
との間に介装されたオルダムリンク6によって旋回スク
ロール2の自転が阻止される。
【0010】固定スクロール1と旋回スクロール2とを
相互に所定距離だけ偏心させ、かつ、180 度だけ角度を
ずらせて噛合させることによって複数個の圧縮室24が形
成されている。
【0011】電動モータMを駆動すると、回転シヤフト
3、偏心駆動ピン31、ドライブブッシュ32、旋回軸受3
4、ボス23等からなる旋回駆動機構を介して旋回スクロ
ール2が駆動され、旋回スクロール2はオルダムリンク
6によって自転を阻止されながら公転旋回半径の円軌道
上を公転旋回運動する。
【0012】すると、ミスト状の潤滑油を含む低温の冷
媒ガスが吸入口44を経て低圧室48に入り、このガスはス
テータMb の外周に設けられた通路58及びステータMb
とロータMa との間隙59を通る過程で電動モータMを冷
却した後、フレーム5に設けられた通路54及び吸入室47
を経て圧縮室24内に吸い込まれる。
【0013】そして、旋回スクロール2の公転旋回運動
により圧縮室24の容積が減少するのに伴って圧縮されな
がら中央部に至り、中央部から吐出ポート13を通り、吐
出弁17を押し開いて吐出室46内へ吐出され、ここから吐
出口45を経て外部に流出する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクロール
圧縮機においては、その運転時、図3に示すように、固
定スクロール1のうず巻状ラップ12の最外終端と旋回ス
クロール2のうず巻状ラップ22の背側との間に限界され
るガス吸込口25及び旋回スクロール2のうず巻状ラップ
22の最外終端と固定スクロール1のうず巻状ラップ12の
背側との間に限界されるガス吸込口26の双方からガスが
圧縮室24に吸い込まれる。
【0015】しかるに、ガス吸入口44からハウジング4
内に戻って来た冷媒ガス中に液冷媒や潤滑油のミストが
含まれていると、これら液冷媒や潤滑油がハウジング4
内下部に溜り、その液面が上昇すると、これら液冷媒や
潤滑油27がガス吸込口25から圧縮室24内に吸い込まれて
所謂液圧縮現象が生じ、スクロール型圧縮機構Cが破損
するおそれがあった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、横置きされたハウジング内に固定スクロールと
旋回スクロールとを互いに噛み合わせることによって圧
縮室を限界するスクロール型圧縮機構と、これを水平に
伸びる回転シャフトを介して駆動する電動モータとを収
容してなる横置き型スクロール圧縮機において、上記圧
縮室への一対のガス吸込口を上記ハウジング内上方に位
置させたことを特徴する横置き型スクロール圧縮機にあ
る。
【0017】他の特徴とするところは、上記一対のガス
吸込口を上記スクロール型圧縮機構の中心を通る垂直線
上に位置させたことにある。
【0018】しかして、ハウジング内下部に溜まった液
冷媒や潤滑油の液面が上昇した場合であってもこれら液
体がガス吸込口から圧縮室内に吸い込まれることはな
い。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の1実施形態が図1に示さ
れ、(A) は(B) のA−A線に沿う部分的縦断面図、(B)
は(A) のB−B線に沿う横断面図である。
【0020】図1(B) に示されるように、固定スクロー
ル1の端板11の内面に壁61を立設し、この壁61の内端を
うず巻状ラップ12の最外終端12a に連続させ、最外終端
61aをスクロール型圧縮機構Cの中心を通る垂直線上に
位置させることによってこの壁61の最外終端61a と旋回
スクロール2のうず巻状ラップ22の最外終端22a との間
にガス吸込口60が限界されている。
【0021】この壁61の先端面は旋回スクロール2の公
転旋回運動時、その端板21の内面に摺接するが、壁61の
腹側は旋回スクロール2のうず巻状ラップ22の背側に接
触することはなく、これらの間には常時ガスが流過しう
るガス通路62が形成される。
【0022】また、旋回スクロール2のうず巻状ラップ
22の最外終端22a と固定スクロール1のうず巻状ラップ
12の背側との間に限界されるガス吸込口26もスクロール
圧縮機構Cの中心を通る垂直線上に位置している。他の
構成は図2及び図3に示す従来のものと同様であり、対
応する部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0023】しかして、ガス吸込口26及び60はいずれも
スクロール圧縮機構Cの中心を通る垂直線上においてハ
ウジング4内上方に位置するので、ハウジング4内下部
に溜まった液冷媒や潤滑油27の液面が上昇した場合であ
ってもこれら液体がガス吸込口26及び60から圧縮室24内
に吸い込まれることはなく、従って、液圧縮によってス
クロール型圧縮機構Cが破損するのを未然に防止しう
る。
【0024】
【発明の効果】本発明においては、固定スクロールと旋
回スクロールとを互いに噛み合わせることによって限界
される圧縮室への一対のガス吸込口をハウジング内上方
に位置させたため、ハウジング内下部に溜まった液冷媒
や潤滑油の液面が上昇した場合であってもこれら液体が
ガス吸込口から圧縮室内に吸い込まれるのを防止でき
る。この結果、スクロール型圧縮機構が所謂液圧縮によ
って破損するのを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を示し、(A) は(B) のA−
A線に沿う部分的縦断面図、(B) は(A) のB−B線に沿
う横断面図である。
【図2】従来の横置き型スクロール圧縮機の縦断面図で
ある。
【図3】図2のB−B線に沿う横断面図である。
【符号の説明】
4 ハウジング C スクロール型圧縮機構 1 固定スクロール 2 旋回スクロール 24 圧縮室 3 回転シャフト M 電動モータ 26、60 ガス吸込口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横置きされたハウジング内に固定スクロ
    ールと旋回スクロールとを互いに噛み合わせることによ
    って圧縮室を限界するスクロール型圧縮機構と、これを
    水平に伸びる回転シャフトを介して駆動する電動モータ
    とを収容してなる横置き型スクロール圧縮機において、 上記圧縮室への一対のガス吸込口を上記ハウジング内上
    方に位置させたことを特徴する横置き型スクロール圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 上記一対のガス吸込口を上記スクロール
    型圧縮機構の中心を通る垂直線上に位置させたことを特
    徴とする請求項1記載の横置き型スクロール圧縮機。
JP21399895A 1995-08-01 1995-08-01 横置き型スクロール圧縮機 Withdrawn JPH0942178A (ja)

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JP21399895A JPH0942178A (ja) 1995-08-01 1995-08-01 横置き型スクロール圧縮機

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JPH0942178A true JPH0942178A (ja) 1997-02-10

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JP21399895A Withdrawn JPH0942178A (ja) 1995-08-01 1995-08-01 横置き型スクロール圧縮機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998057066A1 (fr) * 1995-12-19 1998-12-17 Daikin Industries, Ltd. Machine hydraulique du type a helices
JPH1182331A (ja) * 1997-09-04 1999-03-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクロール圧縮機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998057066A1 (fr) * 1995-12-19 1998-12-17 Daikin Industries, Ltd. Machine hydraulique du type a helices
US6139287A (en) * 1995-12-19 2000-10-31 Daikin Industries, Ltd. Scroll type fluid machine
JPH1182331A (ja) * 1997-09-04 1999-03-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクロール圧縮機

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Effective date: 20021001