JPH09413U - 油中水型エマルション爆薬包の製造方法 - Google Patents

油中水型エマルション爆薬包の製造方法

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JPH09413U
JPH09413U JP70997U JP70997U JPH09413U JP H09413 U JPH09413 U JP H09413U JP 70997 U JP70997 U JP 70997U JP 70997 U JP70997 U JP 70997U JP H09413 U JPH09413 U JP H09413U
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JP
Japan
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emulsion explosive
water
paper
packaging material
oil emulsion
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Pending
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JP70997U
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English (en)
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滋 柿野
達志 中村
利徳 玉利
正雄 高橋
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NOF Corp
Original Assignee
NOF Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 爆薬包の折れ、曲がり、包装紙のほどけ等を
防止する。 【解決手段】 油中水型エマルション爆薬と該爆薬を包
む包材とからなる円筒状の油中水型エマルション爆薬包
の製造方法において、包材がその内面に50〜95℃の
温度で溶融する低温度溶融樹脂を5〜30g/m2 の厚
さで塗布した加工紙から形成されており、円筒状に形成
された包材の少なくとも側部の重ね合わせ部が前記加工
紙の樹脂により接着されてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、油中水型エマルション爆薬包の製造方法に関し、特に爆薬包の折れ 、曲がり、包装紙のほどけ等を防止した油中水型エマルション爆薬包の製造方法 に関する。
【0002】
【従来の技術】
油中水型(以下W/O型という)エマルション爆薬は、水を含んでいるために 従来のダイナマイトに較べて安全性が高く、また同じく水を含んでいるスラリー 爆薬よりも性能が高い傾向にあるために広く使用されつつある。 従来のW/O型エマルション爆薬包は、その包材が、例えば紙を基材として片 面に押出ポリエチレンラミネート加工を行ない、他片面にパラフィン加工を行な った蝋引ラミネート紙や両面押出ポリエチレンラミネート加工を行なった両面ラ ミネート紙等の加工紙が用いられていた。これらの加工紙は製筒機で二重巻にし たものが用いられていた。
【0003】 後者の例を図面で説明する。 図3は、従来のW/O型エマルション爆薬包の包装紙部分の一部を示す断面図 である。 この例では、紙5の両面に押出ポリエチレンラミネート4加工した加工紙を二 重巻にして用いている例である。 このような従来の加工紙の使用により、W/O型エマルション爆薬包は、防湿 性に優れるものであった。 従来のW/O型エマルション爆薬包は、防湿性には優れているものの、折れた り、曲がったり、包装紙がほどけ易いという問題があった。特に発破孔装填現場 で水が湧き出る箇所では、包装紙がほどけてしまうといった問題があった。爆薬 包が折れたり、曲がったりすると発破孔への装填に支障をきたすことは言うまで もない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、爆薬包の折れ、曲がり、包装紙のほどけ等を防止した油中水型エマ ルション爆薬包の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは、前記従来の問題を解決するために種々の観点から検討を行なっ た結果、W/O型エマルション爆薬包の包装部分を特定の構成にすることによっ て、従来の問題が一挙に解決できるとの知見を得て本考案を完成した。
【0006】 本考案は、油中水型エマルション爆薬と該爆薬を包む包材とからなる円筒状の 油中水型エマルション爆薬包の製造方法において、包材がその内面に50〜95 ℃の温度で溶融する低温度溶融樹脂を5〜30g/m2 の厚さで塗布した加工紙 から形成されており、円筒状に形成された包材の少なくとも側部の重ね合わせ部 が前記加工紙の樹脂により接着されてなることを特徴とする油中水型エマルショ ン爆薬包の製造方法である。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案で対象とするW/O型エマルション爆薬は、従来から知られているW/ O型エマルション爆薬のすべてを含む。
【0008】 W/O型エマルション爆薬は、通常連続相として炭素質燃料を含み、不連続相 として酸化酸塩水溶液を含み、かつ乳化剤を含んでなるものが基本的な成分であ り、各種目的に応じて微小空隙や鋭感剤等が添加されたものである。 このW/O型エマルション爆薬は、通常70〜95℃の比較的高い温度条件で製造 される。
【0009】 本考案に用いる包材は、基材が紙であり、例えば、両更クラフト紙、片艶クラ フト紙、半晒クラフト紙、晒クラフト紙等が用いられる。この紙の厚さは、一般 的に40〜100 g/cm2 のものが用いられる。この紙は、その片面または両面に 押出ポリエチレン等のラミネート加工をすることによって、従来のように防湿効 果を付与することが出来る。
【0010】 本考案においては、例えば、前記の紙に直接またはラミネート加工した面に低 温度溶融樹脂が塗布された加工紙が用いられる。ここで低温度溶融樹脂とは、50 〜95℃程度の温度で溶融する樹脂であって、包材間で熱シールすることが可能な 樹脂である。そのような低温度溶融樹脂としては、例えば日本精蝋 (株) 製の「 ボンテックス」、大日本インキ化学工業 (株) 製の「ディックメルト」、ヒロダ イン工業 (株) 製の「ヒロダイン」等をあげることができる。
【0011】 これらの低温度溶融樹脂は、例えばグラビヤコーター、ロールコーター等の塗 布機を用いてコーティングされる。コーティングされた樹脂の厚さは、通常5〜 30g/m2 程度である。その厚みが薄すぎると、爆薬包の折れや曲がりを防止す る効果が減少し、またシール面の接着強度が低下する結果、ほどけを防止する効 果が減少する傾向にあり、またその厚みが厚すぎても、それに見合う効果が得ら れない傾向にあり、逆に爆薬の包装作業性が低下する傾向がある。
【0012】 図1は、本考案にかかるW/O型エマルション爆薬包の一例を示す説明図であ り、図1aは、その一部破砕断面を含む正面図であり、図1bは、その包装材近 傍を示す拡大図である。 図中1はクラフト紙、2はポリエチレンラミネート、3は低温度溶融樹脂、6 はW/O型エマルション爆薬をそれぞれ示す。 図1bにおいて包装材の中央部分のポリエチレンラミネート2が低温度溶融樹 脂3を挟んで下側のクラフト紙1と完全に接着されている。 こうして加工された包装紙の具体例を図2で説明する。 図2は、本考案に用いられる包装紙の一例を示す説明図であり、図2aはその 斜視図、第2b 図はその断面拡大図である。 図において1は基材のクラフト紙、2はその片面にラミネート加工されたポリ エチレンラミネート、3は他片面にコーティングされた本考案にかかる低温度溶 融樹脂をそれぞれ示す。
【0013】 このような加工紙は、次のようにして用いられる。即ち、このような広巾の加 工紙はまず所定の巾に切り出される。切り出されたロール状加工紙を製筒機に掛 け、カット、巻上げ、底折りされた後、W/O型エマルション爆薬が充填される 。その後上部がシールされて爆薬包が出来上がる。通常は、W/O型エマルショ ン爆薬が70〜95℃程度に加温されているために、充填時及びシール工程時に、こ の熱伝導によって低温度溶融樹脂が溶融して、他片面に接着し、完全にシールさ れる。 その際、温度が不足する場合には、外部から熱源を与えることも出来る。
【0014】
【実施例】
以下に、本考案を実施例で説明する。 実施例1 重量70g/m2 、巾1000mmの両更クラフト紙の片面に低密度ポリエチレン樹 脂を厚さ15μm で押出ラミネートし、他片面に低温度溶融樹脂である大日本イン キ化学工業 (株) 製の「ディックメルト DX-11C 」をグラビヤコーターで15g/ m2 になるように塗工して加工紙を製造した。この広巾加工紙より 297mm巾に 切り出しロールを作った。このロールを自動製筒充填機に掛けた。先ず菱形に裁 断され次いで低温度溶融樹脂が内側になるように巻かれ、直径30mmφの円筒が 形成され、同時に底部が形成された。この紙筒に85℃のW/O型エマルション爆 薬が 200g充填され、その後上部がシールされ、W/O型エマルション爆薬の温 度を低温度溶融樹脂が固化するまで下げる冷却工程を経て、マルチ包装工程へ流 した。
【0015】 得られたW/O型エマルション爆薬包を取り出し、低温度溶融樹脂が溶融して 他面のポリエチレンラミネート面に接着されているか調べたところ、合わせ面が 完全に接着し一体化していた。 この爆薬包を水中に投入し、振動を10分間与えてから回収したが、包装材に全 く変化は認められなかった。 この爆薬包を通常の起爆方法で起爆させたが、爆発性能の低下等は、全く認め られなかった。
【0016】 実施例2 実施例1の包装材に変えて、重量50g/m2 、巾 970mmの片艶クラフト紙の 両面に高密度ポリエチレン樹脂15μm を押出ラミネートし、片面に低温度溶融樹 脂である日本精蝋 (株) 製の「ボンデックス−1033」をロールコーターにて20g /m2 塗工した加工紙を用いた以外は実施例1に準拠してW/O型エマルション 爆薬包を製造した。 得られた爆薬包について接着の具合を調べたが、合わせ面は完全に接着し一体 化していた。 この爆薬包について実施例1と同様、水中試験及び起爆試験を行なったが、異 状は認められなかった。
【0017】
【考案の効果】
本考案にかかる爆薬包は、包材として、その内面に50〜95℃の温度で溶融 する低温度溶融樹脂を塗布した加工紙から形成されており、円筒状に形成された 包材の少なくとも側部の重ね合わせ部が前記加工紙の樹脂により接着されている ため、従来の爆薬包に比べ、油中水型エマルション爆薬包の折れ、曲がり、包材 のほどけを格段に減少させることができる。
【0018】 また、低温度溶融樹脂の塗布面が加工紙の内側であるため、充填された爆薬の 熱伝導が良く、効率的に接着でき、しかも、外面にポリエチレンをラミネートし た場合には、製品が耐水性に優れ、また、爆薬の製造時の熱では溶融しないので 、製造機械への付着を回避して製造時の取扱に有利である。
【0019】 また、W/O型エマルション爆薬自体の製造時の熱を使用することもできるの で、その場合には特別な熱源を必要としないで、重ね合わせ部を接着できるとい う効果も有する。 更に、前記低温度溶融樹脂の爆薬性能に影響を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる爆薬包の一例を示す説明図であ
り、図1aはその一部破砕断面を含む正面図であり、図
1bはその包装材近傍を示す拡大図である。
【図2】本考案に用いられる包装紙の一例を示す説明図
であり、図2aはその斜視図であり、図2bはその断面
拡大図である。
【図3】図3は従来のW/O型エマルション爆薬包の包
装紙部分の一部を示す断面拡大図である。
【符号の説明】
1 クラフト紙 2 ポリエチレンラミネート 3 低温度溶融樹脂 6 油中水型エマルション爆薬

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油中水型エマルション爆薬と該爆薬を包
    む包材とからなる円筒状の油中水型エマルション爆薬包
    の製造方法において、包材がその内面に50〜95℃の
    温度で溶融する低温度溶融樹脂を5〜30g/m2 の厚
    さで塗布した加工紙から形成されており、円筒状に形成
    された包材の少なくとも側部の重ね合わせ部が前記加工
    紙の樹脂により接着されてなることを特徴とする油中水
    型エマルション爆薬包の製造方法。
JP70997U 1997-02-17 1997-02-17 油中水型エマルション爆薬包の製造方法 Pending JPH09413U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61161399A (ja) * 1985-01-11 1986-07-22 旭エンジニアリング株式会社 含水爆薬包及びその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61161399A (ja) * 1985-01-11 1986-07-22 旭エンジニアリング株式会社 含水爆薬包及びその製造方法

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